JP2017118394A - 受信器及びその制御方法 - Google Patents

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    • H04L25/062Setting decision thresholds using feedforward techniques only

Abstract

【課題】DFEに用いられる比較回路の数の増加を抑制可能な受信器を提供する。
【解決手段】受信器1において、周波数特性変更部60は、4値以上のデータ値がパルス振幅変調された入力信号の周波数特性を変更する。制御部62は、周波数特性変更信号に対応する対象データ値の第1のタイミングにおける第1振幅成分に対する、第1のタイミング後の第2のタイミングにおける対象データ値の第2振幅成分の比率が所望の比率になるように周波数特性変更部を制御する。判定帰還型等化回路500は、対象データ値と閾値とを比較した比較結果をそれぞれが出力する複数の比較回路52と複数の選択回路54とを有する。複数の選択回路54は、第2のタイミングにおいて、対象データ値の比較結果に基づき、複数の比較回路のそれぞれから出力される比較結果の何れかを選択する。複数の比較回路52の少なくとも1つは、複数の選択回路の何れか2つに比較結果を出力する。
【選択図】図10

Description

本発明は、受信器及びその制御方法に関する。
近年、サーバーやコンピュータ等の情報処理システムを構成するCPU等の部品の性能、特にバンド幅は大きく向上している。そのため、情報処理システム全体の総バンド幅の向上のためには、CPU等のチップ間及びチップ内の複数の素子や回路ブロック間のデータ送受信を行う送受信回路の高速化が必要となる。また、ボード間や筐体間のデータ送受信を行う送受信回路についても高速化が必要となる。高速なデータの通信を行う送受信回路においては、通信路において発生するデータ信号の劣化を補償すべく、信号等化回路(イコライザ)が用いられる。
イコライザの一つにspeculative型判定帰還型等化回路(Decision Feedback Equalizer : DFE)がある。判定帰還型等化器は、コンパレータで判定される前のデータ信号に、過去のデータにより発生する符号間干渉(Inter-Symbol Interference: ISI)による信号の劣化分だけオフセット電圧を与えることにより、ISIによる信号の劣化を補償する。DFEにおいては、データ信号を毎ビット補償する必要があるため、コンパレータの比較結果を選択する選択回路(MUX)は、データの1ビット幅の時間(1 unit interval: 1UI)毎に信号を選択する必要がある。従って、選択回路を制御するための信号経路の遅延時間は、データの1UIの時間よりも小さくする必要がある。
speculative型の判定帰還型等化回路は、あらかじめ信号に、データがとり得る値の種類だけオフセット電圧を与え、データが決定された時点で、決定したデータに対応するオフセット電圧を与えた信号を選択する。これにより、データが決定されてからオフセット電圧を与えるのに比べてオフセット電圧を与える処理に要する時間が短縮できる。
特開2009−231954号公報
Peter Park,"A 4PAM/2PAM coaxial cable receiver analog front-end targeting 40Gb/s in 90-nm CMOS", A thesis submitted in conformity with the requirements for the degree of Master of Applied Science Graduate Department of Electrical and Computer Engineering University of Toronto, July 30, 2008 Optical Internetworking Forum (OIF), "Evolution of System Electrical Interfaces Towards 400G Transport", [平成27年11月28日検索]、インターネット<URL : http://www.oiforum.com/public/documents/30921b_Combined_Mkt_Focus_ECOC_Panel_OIF.pdf>
より高いデータレートでのデータ通信を実現すべく、NRZ(Non Return to Zero)等の2値変調の伝送方式に替わり、PAM4とも称される4値のパルス振幅変調(Pulse Amplitude Modulation、PAM)によるデータ通信の標準規格が策定されつつある。
4値以上のパルス振幅変調を使用するとき、発生しうるISIの数がNRZの場合と比較して増加するので、speculative型DFEに用いられる比較回路の数はNRZの場合と比較して大きく増加する。speculative型DFEに用いられる比較回路の数が増加することによって、比較回路での消費電力及び比較回路を駆動する回路の消費電力が増加するおそれがある。
一実施形態では、speculative型DFEに用いられる比較回路の数の増加を抑制可能な受信器を提供することを目的とする。
1つの態様では、受信器は、周波数特性変更部と、制御部と、判定帰還型等化回路とを有する。周波数特性変更部は、N(N:4以上の整数)値のデータ値がパルス振幅変調された入力信号の周波数特性を変更して周波数特性変更信号を生成する。制御部は、周波数特性変更信号に対応する対象データ値の第1のタイミングにおける第1振幅成分に対する、対象データ値の第1のタイミングよりも後の第2のタイミングにおける第2振幅成分の比率が所望の比率になるように周波数特性変更部を制御する。判定帰還型等化回路は、比較部と、(N−1)個の選択回路とを有し、周波数特性変更信号が入力される。比較部は、対象データ値と閾値とを比較した比較結果をそれぞれが出力する複数の比較回路を有する。(N−1)個の選択回路は、第2のタイミングにおいて、対象データ値の比較結果に基づき、複数の比較回路のそれぞれから出力される比較結果の何れかを選択する。複数の比較回路の少なくとも1つは、(N−1)個の選択回路の何れか2つに比較結果を出力する。
一実施形態では、speculative型DFEに用いられる比較回路の数の増加を抑制可能な受信器を提供することが可能になる。
チップ間及びチップ内等に設けられる通信システムの構成例を示す図である。 DFEにおける、CDRにより再生された受信クロックと、AMPからの受信データ信号の位相関係を示すタイムチャートである。 2値変調型のspeculative型判定帰還型等化回路の構成例を示す図である。 4値変調型のspeculative型判定帰還型等化回路の構成例を示す図である。 入力される4値変調信号と、出力信号との間の関係を示す図である。 ISIの一例を示す図である。 1UI期間における入力信号INのアイパターンと、12個のコンパレータの閾値との関係の一例を示す図である。 第1実施形態に係る受信器を示す図である。 図8に示すDFEの内部回路ブロック図である。 図8に示す制御部によるメインカーソルと第1ポストカーソルとの調整を示す図である。 図8に示す制御部による演算処理のフローチャートである。 第2実施形態に係る受信器を示す図である。 図12に示す制御部による演算処理のフローチャートである。 第3実施形態に係る受信器を示す図である。 図14に示すDFEの内部回路ブロック図である。 図14に示す制御部によるメインカーソルと第1ポストカーソルとの調整を示す図である。 図14に示す制御部による演算処理のフローチャートである。 第4実施形態に係る受信器を示す図である。 図18に示すDFEの内部回路ブロック図である。 図18に示す制御部によるメインカーソルと第1ポストカーソルとの調整を示す図である。 図18に示す制御部による演算処理のフローチャートである。 (a)第5実施形態に係る受信器を示す図であり、(b)は(a)のISI調整部の内部回路図である。 第6実施形態に係る受信器を示す図である。 第7実施形態に係る受信器を示す図である。 第8実施形態に係る受信器を示す図である。 図25に示すパターンフィルタ及び制御部による演算処理のフローチャートである。 8値変調信号が入力されたときの、メインカーソルと第1ポストカーソルとの調整を示す第1の図である。 8値変調信号が入力されたときの、メインカーソルと第1ポストカーソルとの調整を示す第2の図である。 8値変調において、speculative型DFEに含まれる加算回路、比較回路及びラッチ回路の数を削減しない場合のDFEの概略回路図である。 8値変調において、図27及び28に示すようにメインカーソル及び第1ポストカーソルを調整することで、speculative型DFEに含まれる加算回路、比較回路及びラッチ回路の数を削減した場合のDFEの概略回路図である。
以下図面を参照して、本発明に係る判定帰還型等化回路及びその制御方法について説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されない。
(実施形態に係る受信器の概要)
実施形態に係る受信器は、4値以上のデータ値がパルス振幅変調された入力信号のメインカーソルと第1ポストカーソルとの比率を調整して、DFEの少なくとも1つの比較回路の比較結果を2つの選択回路で使用可能とする。実施形態に係る受信器では、DFEの少なくとも1つの比較回路の比較結果を2つの選択回路で使用可能とすることで、比較回路の数を削減し、受信器の消費電力を低減できる。
(実施形態に係る受信器に関連する通信システム及び受信器の構成及び機能)
図1は、通信システムの構成例を示す図である。
通信システム100は、送信回路10と、伝送経路15と、受信回路20と、を有する。通信システム100は、チップ間及びチップ内等に設けられる。送信回路10は、例えば、送信データをパラレル−シリアル変換した後、送信クロックに同期して伝送経路15に出力する。受信回路20は、伝送経路15から伝送されたデータ信号を取り込む。
受信回路20は、伝送経路15から入力するデータ信号を増幅するプリアンプ(AMP)21と、判定帰還型等化回路(DFE)22と、クロックデータ再生 (Clock Data Recovery: CDR)回路23と、受信データ処理部24とを有する。DFE22は、内部にコンパレータ(比較回路)を有し、コンパレータで判定される前のデータ信号に、過去のデータにより発生するISIによる信号の劣化分だけオフセット電圧を与えることで、ISIによる信号の劣化を補償する回路である。CDR回路23は、DFE22の出力する受信データの変化エッジから、送信クロックを再生する回路である。受信データ処理部24は、DFE22の出力する受信データを処理する内部回路である。受信データをシリアル−パラレル変換するデマルチプレクサは、DFE22に設けられるが、受信データ処理部24に設けられる場合もある。ここでは、DFE22の出力段に設けられるものとして説明する。
図2は、DFE22における、CDR23により再生された受信クロックCLKと、AMP21からの受信データ信号の位相関係を示すタイムチャートである。図2は、受信データ信号が、受信クロックCLKの1周期で変化するフルレートと呼ばれる例であり、受信データ信号の変化周期、すなわちCLKの1周期が1UIに相当する。
図3は、2値変調型のspeculative型判定帰還型等化回路の構成例を示す図である。
DFEは、2個の加算回路31A及び31Bと、2個のコンパレータ(比較回路)32A及び32Bと、2個のラッチ回路(FF)33A及び33Bと、選択回路34と、ラッチ回路35とを有する。加算回路31Aは、受信データ信号にオフセット電圧V1を加え、加算回路31Bは、受信データ信号にオフセット電圧-V1を加える。コンパレータ32Aは、加算回路31Aの出力するオフセット電圧V1を加えた受信データ信号を基準電圧と比較して、比較結果“0”又は“1”を出力する。コンパレータ32Bは、加算回路31Bの出力するオフセット電圧-V1を加えた受信データ信号を基準電圧と比較して、比較結果“0”又は“1”を出力する。ラッチ回路33Aは、コンパレータ32Aの出力を受信クロックCLKの立ち上りに同期してラッチする(取り込む)。ラッチ回路33Bは、コンパレータ32Bの出力を受信クロックCLKの立ち上りに同期してラッチする。選択回路34は、ラッチ回路35の出力に応じて、ラッチ回路33Aとラッチ回路33Bの出力の一方を選択する。ラッチ回路35は、選択回路34の出力を受信クロックCLKの立ち上りに同期してラッチする。
図3に示すように、ラッチ回路33A及び33Bと、ラッチ回路35は、受信クロックCLKの立ち上りに同期して入力をラッチするので、ラッチ回路35の出力は、ラッチ回路33A及び33Bの出力の一方を1UI遅延させたデータである。すなわち、ラッチ回路35の出力は、ラッチ回路33A及び33Bの出力の一方の1ビット(bit)前のデータである。
図4は、4値変調型のspeculative型判定帰還型等化回路(DFE)の構成例を示す図である。
図4のDFEは、パルス振幅変調により4値変調(PAM4)されたデータを示す4値変調信号を受信する。4値変調信号は、“0”から“3”の4レベルのデータ値をとり、“0”か“1”の判定は、Vc-Vrのシフト電圧を印加して行い、“1”か“2”の判定は、Vcのシフト電圧を印加して行い、“2”か“3”の判定は、Vc+Vrのシフト電圧を印加して行う。
このDFEは、レベル変換回路40と、3組の判定帰還型等化補正回路51A−51Cと、3×4個のコンパレータ52AA−52CDと、3×4個の第1ラッチ回路53AA−53CDと、3個の選択回路54A−54Cとを有する。このDFEは、3個の第2ラッチ回路55A−55Cを更に有する。レベル変換回路40、判定帰還型等化補正回路51A−51C、コンパレータ52AA−52CD及び第1ラッチ回路53AA−53CDは、対象データ値と閾値とを比較した比較結果をそれぞれが出力する複数の比較回路を有する比較部を形成する。またMUX54A−54Cは、比較結果に基づき、複数の比較回路のそれぞれから出力される比較結果の何れかを選択する。
レベル変換回路40は、第1から第3レベル変換回路41A−41Cを有し、第1から第3レベル変換回路41A−41Cはそれぞれ加算回路を有する。第1レベル変換回路41Aは、受信データ信号(入力)に-Vrのシフト電圧を加えて第1シフト信号を生成する。第2レベル変換回路41Bは、受信データ信号に0Vのシフト電圧を加えて、すなわち電圧を加えず、第2シフト信号を生成する。第3レベル変換回路41Cは、受信データ信号に-Vrのシフト電圧を加えて第3シフト信号を生成する。
第1判定帰還型等化補正回路51Aは、4個の加算回路51AA−51ADを有する。加算回路51AA−51ADは、第1レベル変換回路41Aの出力に、+V1, +V2,-V2,-V1のオフセット電圧をそれぞれ加える判定帰還等化処理を行い、4つの等化補正信号を生成する。第2判定帰還型等化補正回路51B及び第3判定帰還型等化補正回路51Cは、第1判定帰還型等化補正回路51Aと同様の構成を有する。第2判定帰還型等化補正回路51Bは第2レベル変換回路41Bの出力に対して判定帰還等化処理を行い、第3判定帰還型等化補正回路51Cは第3レベル変換回路41Cの出力に対して判定帰還等化処理を行う。
4個のコンパレータ52AA−52ADは、4個の加算回路51AA−51ADの出力を基準電圧と比較して、大きければ“1”を、小さければ“0”を出力する。4個のコンパレータ52BA−52BD及び4個のコンパレータ52CA−52CDは、4個の加算回路51BA−51BD及び4個の加算回路51CA−51CDの出力を基準電圧と比較する。
4個の第1ラッチ回路53AA−53ADは、CLKの立ち上りで、4個のコンパレータ52AA−52ADの出力をラッチして保持する。4個の第2ラッチ回路53BA−53BDは、CLKの立ち上りで、4個のコンパレータ52BA−52BDの出力をラッチして保持する。4個の第3ラッチ回路53CA−53CDは、CLKの立ち上りで、4個のコンパレータ52CA−52CDの出力をラッチして保持する。
MUX54Aは、3個の第2ラッチ回路55A−55Cの出力に応じて、4個の第1ラッチ回路53AA−53ADの出力を選択する。具体的には、MUX54Aは、3個の第2ラッチ回路55A−55Cの出力する1UI前の受信データの値が“3”の時には、第1ラッチ回路53AAの出力をラッチする。以下同様に、MUX54Aは、1Ui前の受信データの値が“2”、“1”、“0”の時には、第1ラッチ回路53AB、第1ラッチ回路53AC、第1ラッチ回路53ADの出力をラッチする。同様に、MUX54B及び54Cは、3個の第2ラッチ回路55A−55Cに応じて、第2ラッチ回路53BA−53BD及び第3ラッチ回路53CA−53CDの出力を選択する。
3個の第2ラッチ回路55A−55Cは、CLKの立ち上りで、MUX54A−54Cの出力をラッチして保持する。
図5は、入力される4値信号と、3個の第2ラッチ回路55A−55Cのそれぞれの出力信号<s3:s1>との間の関係を示す図である。
入力信号INのデータ値が“3”を示すとき、信号s1〜s3は全て“1”である。入力信号INのデータ値が“2”を示すとき、信号s1が“−1”であり、信号s2,s3が“1”である。入力信号INのデータ値が“1”を示すとき、信号s1,s2が“−1”であり、信号s3が“1”である。入力信号INのデータ値が“0”を示すとき、信号s1〜s3は全て“−1”である。
図6は、ISIの一例を示す図である。図6において、横軸は時間[UI]を示し、縦軸は電圧[V]を示す。図4は、入力信号INのデータ値が、−1[UI]まで“0”であり、0[UI]において“3”に遷移し、1[UI]において“0”に遷移して以降“0”となるユニットパルス信号が入力されたときに生じるISIの例を示す。
図6において、h0は0[UI]において“3”に遷移した信号のメインカーソル(main-cursor)であり、h1は0[UI]において“3”に遷移した信号の1stポストカーソル(1st post-cursor)である。メインカーソルは所定のタイミングにおける4値変調信号に対応する対象データ値の振幅成分を示し、1stポストカーソルは所定のタイミングの1〔UI〕後における対象データ値の振幅成分を示す。
図7は、1UI期間における入力信号INのアイパターンと、12個のコンパレータ52AA−52CDの閾値との関係の一例を示す図である。図7において、入力信号INの振幅はh0であり、Vcは0Vである。入力信号INのデータ値が“0”のとき入力信号INは−h0[V]であり、入力信号INのデータ値が“1”のとき入力信号INは−h0/3[V]である。入力信号INのデータ値が“2”のとき入力信号INはh0/3[V]であり、入力信号INのデータ値が“3”のとき入力信号INはh0[V]である。
第1ラッチ回路53AA−53ADのそれぞれの閾値は、Vr+h1、Vr+h1/3、Vr-h1/3、Vr-h1である。Vrは2/3h0であるので、第1ラッチ回路53AA−53ADのそれぞれの閾値は、2/3h0+h1、2/3h0+h1/3、2/3h0-h1/3、2/3h0-h1となる。
第2ラッチ回路53BA−53BDのそれぞれの閾値は、0+h1、0+h1/3、0-h1/3、0-h1であるので、h1/3、-h1/3、-h1となる。
第3ラッチ回路53CA−53CDのそれぞれの閾値は、-Vr+h1、-Vr+h1/3、-Vr-h1/3、-Vr-h1である。-Vrは-2/3h0であるので、第1ラッチ回路53AA−53ADのそれぞれの閾値は、-2/3h0+h1、-2/3h0+h1/3、-2/3h0-h1/3、-2/3h0-h1となる。
(第1実施形態に係る受信器の構成及び機能)
図8は、第1実施形態に係る受信器を示す図である。
受信器1は、DFE500と、ISI調整部60と、ISIモニタ61と、制御部62、判定閾値調整回路63とを有する。
ISI調整部60は、受信器1に入力される4値のデータ値がパルス振幅変調された4値変調信号である入力信号の周波数特性を変更して周波数特性変更信号を生成する周波数特性変更部である。ISIモニタ61は、ISI調整部60が周波数特性を変更した周波数特性変更信号の波形を測定する。制御部62は、周波数特性変更信号取得部621と、振幅比率判定部622と、判定閾値決定部623と、ISIモニタ停止部624と、周波数応答固定部625とを有する。制御部62は、周波数特性変更信号の第1のタイミングにおける対象データ値を示す第1振幅成分に対する第1のタイミングよりも後の第2のタイミングにおける対象データ値を示す第2振幅成分の比率が所望の比率になるようにISI調整部60を制御する。第1のタイミングは対象データ値のメインカーソルh0を取得するタイミングであり、第2のタイミングは対象データ値の1stポストカーソルh1を取得するタイミングである。メインカーソルh0は現在のビットを示す入力信号の主振幅成分であり、1stポストカーソルh1はISIにより1UI遅延した1ビット前のビットを示す入力信号の振幅成分である。判定閾値調整回路63は、ISIモニタ61が測定した第1のタイミング及び第2のタイミングにおける周波数特性変更信号の振幅に応じた閾値をDFE500に出力する。
図9は、DFE500の内部回路ブロック図である。
DFE500は、第1判定帰還型等化補正回路51Aの加算器51AC及び51AD、コンパレータ52AC及び52AD並びに第1ラッチ回路53AC及びADを有さないことが図4に示すDFEと相違する。また、DFE500は、第3判定帰還型等化補正回路51Cの加算器51CA及び51CB、コンパレータ52CA及び52CB並びに第1ラッチ回路53CA及びCBを有さないことが図4に示すDFEと相違する。また、DFE500は、第2ラッチ回路53BA及び53BBがMUX52Aに接続され、第2ラッチ回路53BC及び53BDがMUX52Cに接続されることが図4に示すDFEと相違する。DFE500の構成素子の構成及び機能は、同一符号が付された図4に示すDFEの構成素子の構成及び機能と同一であるので、ここでは詳細な説明は省略する。レベル変換回路40、判定帰還型等化補正回路51A−51C、コンパレータ52AA−52CD及び第1ラッチ回路53AA−53CDは、対象データ値と閾値とを比較した比較結果をそれぞれが出力する複数の比較回路を有する比較部を形成する。またMUX54A−54Cは、比較結果に基づき、複数の比較回路のそれぞれから出力される比較結果の何れかを選択する。
図10は、制御部62によるメインカーソルh0と第1ポストカーソルh1との調整を示す図である。図10において、第1閾値群701は、図4に示す第1レベル変換回路41A及び第1判定帰還型等化補正回路51Aによる閾値に対応する閾値を示す。第2閾値群702は、図4に示す第2レベル変換回路41B及び第2判定帰還型等化補正回路51Bによる閾値に対応する閾値を示す。第3閾値群703は、図4に示す第3レベル変換回路41C及び第3判定帰還型等化補正回路51Cによる閾値に対応する閾値を示す。
制御部62は、メインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整して、第2閾値群702の2つを第1閾値群701の2つに一致させると共に、第2閾値群702の他の2つを第3閾値群703の2つに一致させる。制御部62が第2閾値群702の2つを第1閾値群701の2つに一致させると共に、第2閾値群702の他の2つを第3閾値群703の2つに一致させることで、DFEに含まれる加算回路、比較回路及びラッチ回路の数が削減される。また、DFEに含まれる加算回路、比較回路及びラッチ回路の数が削減されることで、DFEの消費電力が低減される。
より具体的には、制御部62は、コンパレータ52ACの閾値とコンパレータ52BAの閾値が一致し、且つコンパレータ52ADの閾値とコンパレータ52BBの閾値が一致するようにメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整する。また、制御部62は、コンパレータ52BCの閾値とコンパレータ52CAの閾値が一致し、且つコンパレータ52BDの閾値とコンパレータ52CBの閾値が一致するようにメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整する。
コンパレータ52ACの閾値は、
Figure 2017118394
で示され、コンパレータ52ACの閾値はh1で示されるので、制御部62は、
Figure 2017118394
となるように、メインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整する。同様に、制御部62は、
Figure 2017118394
となるようにメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整する。すなわち、制御部62は、
Figure 2017118394
となるようにメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整する。
図11は、制御部62による演算処理のフローチャートである。
まず、不図示の外部装置からISI調整部60にユニットパルス信号(…00100…)が入力される(S101)。次いで、周波数特性変更信号取得部621は、ユニットパルス信号が入力されたときのメインカーソルh0と第1ポストカーソルh1とをISIモニタ61を介して取得する(S102)。次いで、振幅比率判定部622は、第1ポストカーソルh1がメインカーソルh0の1/2より大きいかを判定する(S103)。第1ポストカーソルh1がメインカーソルh0の1/2以下であるとき、振幅比率判定部622は、メインカーソルh0に対する第1ポストカーソルh1の比率を増加させるようにISI調整部60を調整する(S104)。一例では、振幅比率判定部622は、ISI調整部60の調整コードが示す値を1つ増加させる。
S101〜S104の処理が繰り返されて、振幅比率判定部622が第1ポストカーソルh1がメインカーソルh0の1/2より大きいと判定する(S103)と、処理はS105に進む。S105では、振幅比率判定部622は、メインカーソルh0に対する第1ポストカーソルh1の比率を減少させるようにISI調整部60を調整する(S104)。一例では、振幅比率判定部622は、ISI調整部60の調整コードが示す値を1つ減少させる。次いで、振幅比率判定部622は、第1ポストカーソルh1とメインカーソルh0の1/2とが一致するか否かを判定する(S106)。一例では、S104の処理とS105の処理が交互に3回実行されたときに、振幅比率判定部622は、第1ポストカーソルh1とメインカーソルh0の1/2とが一致すると判定する。振幅比率判定部622が第1ポストカーソルh1とメインカーソルh0の1/2とが一致しないと判定すると、処理はS101に戻り、S101〜S106の処理が繰り返される。
S106において、振幅比率判定部622が第1ポストカーソルh1とメインカーソルh0の1/2とが一致すると判定すると、処理はS107に進む。判定閾値決定部623は、振幅比率判定部622がメインカーソルh0と第1ポストカーソルh1とが一致したと判定したとき、メインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1に応じた閾値を判定閾値に決定する(S107)。判定閾値決定部623は、決定された判定閾値に対応するメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を示す信号を判定閾値調整回路63に出力する。判定閾値調整回路63は、入力された信号に対応するメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1に応じた閾値となるように、DFE500の8個のコンパレータ52AA−52CDの閾値を調整する。
次いで、ISIモニタ停止部624は、周波数特性変更信号の波形測定を停止することを示すISIモニタ停止信号をISIモニタ61に出力する(S108)。ISIモニタ61は、ISIモニタ停止信号が入力されると、周波数特性変更信号の波形測定を停止する。そして、周波数応答固定部625は、周波数応答を固定することを示す周波数応答固定信号をISI調整部60に出力する(S109)。ISI調整部60は、周波数応答固定信号が入力されると、入力信号から周波数特性変更信号を生成するときの周波数応答を固定する。
(第1実施形態に係る受信器の作用効果)
受信器1では、制御部62は、メインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整して、第2閾値群702の2つを第1閾値群701の2つに一致させると共に、第2閾値群702の他の2つを第3閾値群703の2つに一致させる。制御部62がメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整して第2閾値群702の4つの閾値を第1閾値群701及び第3閾値群703の2つの閾値と一致させることで、DFEに含まれる加算回路、比較回路及びラッチ回路の数が削減される。受信器1は、DFEに含まれる加算回路、比較回路及びラッチ回路の数を削減して、DFEの消費電力を低減する。
(第2実施形態に係る受信器の構成及び機能)
図12は、第2実施形態に係る受信器を示す図である。
受信器2は、振幅比率判定部642を振幅比率判定部622の代わりに有する制御部64が制御部62の代わりに配置されることが受信器1と相違する。振幅比率判定部642以外の受信器2の構成要素は、同一符号が付された受信器1の構成要素と同一の構成及び機能を有するので、ここでは詳細な説明は省略する。
図13は、制御部64による演算処理のフローチャートである。
図13に示すS201〜S203及びS206〜S209の処理は、図11に示すS101〜S103及びS106〜S109の処理と同一の処理であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
振幅比率判定部642は、第1ポストカーソルh1がメインカーソルh0の1/2より大きいと判定した(S203)とき、メインカーソルh0に対する第1ポストカーソルh1の比率を減少させるようにISI調整部60を調整する(S204)。次いで、処理はS201に戻る。また、振幅比率判定部642は、第1ポストカーソルh1がメインカーソルh0の1/2以下であると判定した(S203)とき、メインカーソルh0に対する第1ポストカーソルh1の比率を増加させるようにISI調整部60を調整する(S205)。次いで、処理はS206に進む。
(第3実施形態に係る受信器の構成及び機能)
図14は、第3実施形態に係る受信器を示す図である。
受信器3は、DFE500の代わりにDFE501が配置されることが受信器1と相違する。また、受信器3は、振幅比率判定部652を振幅比率判定部622の代わりに有する制御部65が配置されることが受信器1と相違する。DFE501及び振幅比率判定部652以外の受信器3の構成要素は、同一符号が付された受信器1の構成要素と同一の構成及び機能を有するので、ここでは詳細な説明は省略する。
図15は、DFE501の内部回路ブロック図である。
DFE501は、加算器51AD、コンパレータ52AD及び第1ラッチ回路AD、並びに加算器51CA、コンパレータ52CA並及び第1ラッチ回路53CAを有さないことが図4に示すDFEと相違する。また、DFE500は、第2ラッチ回路53BAがMUX52Aに接続され、第2ラッチ回路53BCがMUX52Cに接続されることが図4に示すDFEと相違する。DFE501の構成素子の構成及び機能は、同一符号が付された図4に示すDFEの構成素子の構成及び機能と同一であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
図16は、制御部65によるメインカーソルh0と第1ポストカーソルh1との調整を示す図である。図16において、第1閾値群711は、図4に示す第1レベル変換回路41A及び第1判定帰還型等化補正回路51Aによる閾値に対応する閾値を示す。第2閾値群712は、図4に示す第2レベル変換回路41B及び第2判定帰還型等化補正回路51Bによる閾値に対応する閾値を示す。第3閾値群713は、図4に示す第3レベル変換回路41C及び第3判定帰還型等化補正回路51Cによる閾値に対応する閾値を示す。
制御部65は、図4に示すDFEにおいてコンパレータ52ADの閾値とコンパレータ52BAの閾値が一致し、且つコンパレータ52BDの閾値とコンパレータ52CAの閾値が一致するようにメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整する。制御部65は、
Figure 2017118394
となるようにメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整する。すなわち、制御部65は、
Figure 2017118394
となるようにメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整する。
図17は、制御部65による演算処理のフローチャートである。
図17に示すS301〜S302、S304〜S305及びS307〜S309の処理は、図11に示すS101〜S102、S104〜S105及びS107〜S109の処理と同一の処理であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
S303において、振幅比率判定部652は、第1ポストカーソルh1がメインカーソルh0の1/3より大きいかを判定する。振幅比率判定部652が第1ポストカーソルh1がメインカーソルh0の1/3以下であると判定したとき、処理はS304に進む。また、振幅比率判定部652が第1ポストカーソルh1がメインカーソルh0の1/3より大きいと判定したとき、処理はS305に進む。
S306において、振幅比率判定部652は、第1ポストカーソルh1とメインカーソルh0の1/3とが一致するかを判定する。振幅比率判定部652が第1ポストカーソルh1とメインカーソルh0の1/3とが一致しないと判定したとき、処理はS301に戻る。また、振幅比率判定部652が第1ポストカーソルh1とメインカーソルh0の1/3とが一致すると判定したとき、処理はS307に進む。
(第4実施形態に係る受信器の構成及び機能)
図18は、第4実施形態に係る受信器を示す図である。
受信器4は、DFE500の代わりにDFE502が配置されることが受信器1と相違する。また、受信器4は、振幅比率判定部662を振幅比率判定部622の代わりに有する制御部66が配置されることが受信器1と相違する。DFE501及び振幅比率判定部662以外の受信器4の構成要素は、同一符号が付された受信器1の構成要素と同一の構成及び機能を有するので、ここでは詳細な説明は省略する。
図19は、DFE502の内部回路ブロック図である。
DFE502は、第1判定帰還型等化補正回路51Aの加算器51AB〜51AD、コンパレータ52AB〜52AD及び第1ラッチ回路53AB〜ADを有さないことが図4に示すDFEと相違する。また、DFE502は、第3判定帰還型等化補正回路51Cの加算器51CA〜51CC、コンパレータ52CA〜52CC及び第1ラッチ回路53CA〜CCを有さないことが図4に示すDFEと相違する。また、DFE502は、第2ラッチ回路53BA〜53BCがMUX52Aに接続され、第2ラッチ回路53BB〜53BDがMUX52Cに接続されることが図4に示すDFEと相違する。DFE502の構成素子の構成及び機能は、同一符号が付された図4に示すDFEの構成素子の構成及び機能と同一であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
図20は、制御部66によるメインカーソルh0と第1ポストカーソルh1との調整を示す図である。図20において、第1閾値群721は、図4に示す第1レベル変換回路41A及び第1判定帰還型等化補正回路51Aによる閾値に対応する閾値を示す。第2閾値群722は、図4に示す第2レベル変換回路41B及び第2判定帰還型等化補正回路51Bによる閾値に対応する閾値を示す。第3閾値群723は、図4に示す第3レベル変換回路41C及び第3判定帰還型等化補正回路51Cによる閾値に対応する閾値を示す。
制御部66は、コンパレータ52ABの閾値とコンパレータ52BAの閾値、コンパレータ52ACの閾値とコンパレータ52BBの閾値、及びコンパレータ52ADの閾値とコンパレータ52BCの閾値が一致するようにメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整する。また、制御部62は、コンパレータ52BBの閾値とコンパレータ52CAの閾値、コンパレータ52BCの閾値とコンパレータ52CBの閾値、及びコンパレータ52BDの閾値とコンパレータ52CCの閾値が一致するようにメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整する。制御部62は、
Figure 2017118394
となるようにメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整する。すなわち、制御部65は、
Figure 2017118394
となるようにメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整する。
図21は、制御部66による演算処理のフローチャートである。
図21に示すS401〜S402、S404〜S405及びS407〜S409の処理は、図11に示すS101〜S102、S104〜S105及びS107〜S109の処理と同一の処理であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
S403において、振幅比率判定部662は、第1ポストカーソルh1がメインカーソルh0より大きいかを判定する。振幅比率判定部662が第1ポストカーソルh1がメインカーソルh0以下であると判定したとき、処理はS404に進む。また、振幅比率判定部662が第1ポストカーソルh1がメインカーソルh0より大きいと判定したとき、処理はS405に進む。
S406において、振幅比率判定部662は、メインカーソルh0と第1ポストカーソルh1とが一致するかを判定する。振幅比率判定部662がメインカーソルh0と第1ポストカーソルh1とが一致しないと判定したとき、処理はS401に戻る。また、振幅比率判定部662がメインカーソルh0がメインカーソルh0と第1ポストカーソルh1とが一致すると判定したとき、処理はS407に進む。
(第5実施形態に係る受信器の構成及び機能)
図22(a)は第5実施形態に係る受信器を示す図であり、図22(b)は図22(a)のISI調整部の内部回路図である。
受信器5は、ISI調整部60の代わりにISI調整部67が配置されることが受信器1と相違する。ISI調整部67以外の受信器5の構成要素は、同一符号が付された受信器1の構成要素と同一の構成及び機能を有するので、ここでは詳細な説明は省略する。
ISI調整部67は、リニアイコライザ671を有する。受信器5では、制御部62によりリニアイコライザ671の周波数特性を変化させることで、DFE500に入力される信号のメインカーソルh0と第1ポストカーソルh1とを調整することが可能となる。
(第6実施形態に係る受信器の構成及び機能)
図23は、第6実施形態に係る受信器を示す図である。
受信器6は、DFE500a及び500b並びに判定閾値調整回路63a及び63bがDFE500及び判定閾値調整回路63の代わりに配置されることが受信器1と相違する。DFE500a及び500bはDFE500と同一の機能及び構成を有し、判定閾値調整回路63a及び63bは判定閾値調整回路63と同一の機能及び構成を有する。DFE500a及び500b並びに判定閾値調整回路63a及び63b以外の受信器6の構成要素は、同一符号が付された受信器1の構成要素と同一の構成及び機能を有するので、ここでは詳細な説明は省略する。
DFE500a及び判定閾値調整回路63aは同一のクロックで動作し、DFE500b及び判定閾値調整回路63bはDFE500a及び判定閾値調整回路63aを動作させるクロックと同一周期且つ位相が半周期異なるクロックで動作する。
受信器6は、DFE500a及び判定閾値調整回路63aとDFE500b及び判定閾値調整回路63bとをハーフレートで動作させることで時間インターリーブ動作が可能であり、DFEを動作させるためのタイミング条件が緩和される。
(第7実施形態に係る受信器の構成及び機能)
図24は、第7実施形態に係る受信器を示す図である。
受信器7は、判定閾値調整回路63a及び63bの代わりに、受信器1と同様に判定閾値調整回路63が配置されることが受信器6と相違する。判定閾値調整回路63以外の受信器7の構成要素は、同一符号が付された受信器6の構成要素と同一の構成及び機能を有するので、ここでは詳細な説明は省略する。
受信器7は、判定閾値調整回路63a及び63bの代わりに判定閾値調整回路63を配置して、判定閾値調整回路を共通化されるので、受信器6よりも全体の回路規模を小さくすることが可能となる。
(第8実施形態に係る受信器の構成及び機能)
図25は、第8実施形態に係る受信器を示す図である。
受信器8は、ISIモニタ61と制御部62との間にパターンフィルタ68が配置されることが受信器1と相違する。パターンフィルタ68以外の受信器8の構成要素は、同一符号が付された受信器1の構成要素と同一の構成及び機能を有するので、ここでは詳細な説明は省略する。
パターンフィルタ68は、ISIモニタ61が測定した周波数特性変更信号の波形を示す波形信号と、DFE500の出力信号が入力される。パターンフィルタ68は、DFE500の出力信号がユニットパルス信号であると判断したとき、ISIモニタ61から入力される波形信号を制御部69に出力する。
図26は、パターンフィルタ68及び制御部69による演算処理のフローチャートである。
まず、擬似ランダム・バイナリ・シーケンス(Pseudo-random bit sequence : PRBS)信号、及び実際のデータ通信時の信号等の特定のトレーニング信号以外の任意の信号が、不図示の外部装置からISI調整部60に入力される(S501)。パターンフィルタ68は、DFE500の出力信号がユニットパルス信号であるか否かを判定する(S502)。パターンフィルタ68がDFE500の出力信号がユニットパルス信号であると判定する(S502)まで、処理は502の処理を繰り返す。パターンフィルタ68がDFE500の出力信号がユニットパルス信号であると判定する(S502)と、処理はS503に進む。S503において、周波数特性変更信号取得部621は、ユニットパルス信号が入力されたときのメインカーソルh0と第1ポストカーソルh1とをISIモニタ61及びパターンフィルタ68を介して取得する。図26に示すS504〜S510の処理は、図11に示すS103〜S109の処理と同様な処理であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
受信器8は、DFE500の出力信号がユニットパルス信号であるか否かを判定するパターンフィルタ68を有するので、ユニットパルス信号等のトレーニング信号以外の任意の信号からメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整可能である。
(実施形態に係る受信器の変形例)
受信器1〜8のそれぞれは、PAM4とも称される4値のデータ値がパルス振幅変調された4値変調信号が入力されるが、実施形態に係る受信器は、4値以上のデータ値がパルス振幅変調されたN(N:4以上の整数)値変調信号が入力されてもよい。例えば、実施形態に係る受信器は、PAM8とも称されてもよい8値のデータ値がパルス振幅変調された入力信号が入力されてもよい。
図27は、8値のデータ値がパルス振幅変調された8値変調信号が入力されたときの、メインカーソルh0と第1ポストカーソルh1との調整を示す第1の図である。図28は、88値変調信号が入力されたときの、メインカーソルh0と第1ポストカーソルh1との調整を示す第2の図である。図27は+h0〔V〕から−3/7×h0〔V〕を示し、図28は0〔V〕から−h0〔V〕を示す。図27及び28に示す例では、
Figure 2017118394
となるように、メインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整することで、speculative型DFEに含まれる加算回路、比較回路及びラッチ回路の数の削減が可能になる。
図29は、speculative型DFEに含まれる加算回路、比較回路及びラッチ回路の数を削減しない場合のDFEの概略回路図である。図30は、図27及び28に示すようにメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整することで、speculative型DFEに含まれる加算回路、比較回路及びラッチ回路の数を削減した場合のDFEの概略回路図である。
PAM8では、7個の閾値及び8値のデータ値を有するので、メインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整しない場合、DFE511は、56(=7×8)個の加算回路、比較回路及びラッチ回路を有する。一方、メインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整した場合、DFE512は、32(=4×8)個の加算回路、比較回路及びラッチ回路を有する。DFE512は、図27及び28に示すようにメインカーソルh0及び第1ポストカーソルh1を調整することで、DFE511よりも24個の加算回路、比較回路及びラッチ回路を削減することができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1〜8 受信器
60 ISI調整部(周波数特性変更部)
51AA〜51CD 加算器
52AA〜52CD コンパレータ
53AA〜53CD ラッチ回路
61 ISIモニタ
62、64〜66 制御部
63 判定閾値調整回路
500〜502 DFE(判定帰還型等化回路)
621 周波数特性変更信号取得部
622、642、652、662 振幅比率判定部
623 判定閾値決定部
624 ISIモニタ停止部
625 周波数応答固定部

Claims (10)

  1. N(N:4以上の整数)値のデータ値がパルス振幅変調された入力信号の周波数特性を変更して周波数特性変更信号を生成する周波数特性変更部と、
    前記周波数特性変更信号に対応する対象データ値の第1のタイミングにおける第1振幅成分に対する、前記対象データ値の前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングにおける第2振幅成分の比率が所望の比率になるように前記周波数特性変更部を制御する制御部と、
    前記周波数特性変更信号が入力される判定帰還型等化回路と、を有し、
    前記判定帰還型等化回路は、
    前記対象データ値と閾値とを比較した比較結果をそれぞれが出力する複数の比較回路を有する比較部と、
    前記第2のタイミングにおいて、前記比較結果に基づき、前記複数の比較回路のそれぞれから出力される前記比較結果の何れかを選択する(N−1)個の選択回路と、を有し、
    前記複数の比較回路の少なくとも1つは、前記(N−1)個の選択回路の何れか2つに前記比較結果を出力する受信器。
  2. 前記制御部は、
    ユニットパルス信号が前記入力信号として入力されたときの前記第1振幅成分と、前記第2振幅成分とを取得する周波数特性変更信号取得部と、
    前記第1振幅成分に対する前記第2振幅成分の比率が前記所望の比率であるか否かを判定する振幅比率判定部と、
    前記振幅比率判定部が前記第1振幅成分と前記第2振幅成分との比率が前記所望の比率であると判定したときに、前記周波数特性変更部の周波数応答を固定する周波数応答固定部とを有する、請求項1に記載の受信器。
  3. 前記入力信号は、4値データ値がパルス振幅変調された4値変調信号であり、
    前記振幅比率判定部は、前記第2振幅成分が第1振幅成分の半分であるときに、前記第1振幅成分に対する前記第2振幅成分の比率が前記所望の比率であると判定する、請求項2に記載の受信器。
  4. 前記入力信号は、4値データ値がパルス振幅変調された4値変調信号であり、
    前記振幅比率判定部は、前記第2振幅成分が第1振幅成分の1/3であるときに、前記第1振幅成分に対する前記第2振幅成分の比率が前記所望の比率であると判定する、請求項2に記載の受信器。
  5. 前記入力信号は、4値データ値がパルス振幅変調された4値変調信号であり、
    前記振幅比率判定部は、前記第2振幅成分が第1振幅成分と同一であるときに、前記第1振幅成分に対する前記第2振幅成分の比率が前記所望の比率であると判定する、請求項2に記載の受信器。
  6. 前記入力信号は、8値データ値がパルス振幅変調された8値変調信号であり、
    前記振幅比率判定部は、前記第2振幅成分が第1振幅成分の1/4であるときに、前記第1振幅成分に対する前記第2振幅成分の比率が前記所望の比率であると判定する、請求項2に記載の受信器。
  7. 前記周波数特性変更部はリニアイコライザを含む、請求項1〜6の何れか一項に記載の受信器。
  8. 前記判定帰還型等化回路に並列接続され且つ前記周波数特性変更信号が入力される第2判定帰還型等化回路を更に有し、
    前記第2判定帰還型等化回路は、
    前記対象データ値と閾値とを比較した比較結果をそれぞれが出力する複数の比較回路を有する第2比較部と、
    前記第2のタイミングにおいて、前記比較結果に基づき、前記複数の比較回路のそれぞれから出力される前記比較結果の何れかを選択する(N−1)個の第2選択回路と、を有し、
    前記複数の第2比較回路の少なくとも1つは、前記(N−1)個の第2選択回路の何れか2つに前記比較結果を出力する、請求項1〜7の何れか一項に記載の受信器。
  9. 前記入力信号が所定のパターンであると判定したときに、前記周波数特性変更部から前記制御部に前記周波数特性変更信号を供給するパターンフィルタを更に有する、請求項1〜8の何れか一項に記載の受信器。
  10. ユニットパルス信号が入力信号として入力され、
    入力信号の周波数特性を変更して周波数特性変更信号を生成し、
    前記周波数特性変更信号に対応する対象データ値の第1のタイミングにおける第1振幅成分と、前記対象データ値の前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングにおける第2振幅成分とを取得し、
    前記第1振幅成分に対する前記第2振幅成分の比率が所望の比率であるか否かを判定し、
    前記第1振幅成分と前記第2振幅成分との比率が前記所望の比率であると判定されたときに、入力信号から周波数特性変更信号を生成するときの周波数応答を固定する、
    ことを含む受信器の制御方法。
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