JP2017110112A - フィルム及び非結晶性ポリエチレンテレフタレート製容器用蓋材 - Google Patents

フィルム及び非結晶性ポリエチレンテレフタレート製容器用蓋材 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、成形加工性や低温ヒートシール性に優れ、高い接着強度と良好な剥離感が得られ、耐熱性に優れた非晶性ポリエチレンテレフタレート(A−PET)製容器の蓋材に用いられるフィルムを提供するものである。【解決手段】 エチレン残基単位72〜85重量%、酢酸ビニル残基単位12〜32重量%からなり、JIS K6924−1で測定したメルトフローレイトが12〜30g/10分であるエチレン−酢酸ビニル共重合体(A)70〜89重量%、200℃、5.0kg荷重におけるメルトフローレイトが10〜70g/10分であるビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)3〜10重量%、及び粘着付与剤(C)8〜20重量%((A)、(B)及び(C)の合計は100重量%)を含み、JIS K6924−1で測定したメルトフローレイトが25〜70g/10分であるシーラント用接着剤からなる層、並びに支持基材層を有することを特徴とするフィルム。【選択図】 なし

Description

本発明は非晶性ポリエチレンテレフタレート(以下A−PET)製容器の蓋材に用いられるフィルムに関し、より詳細には、成形加工性に優れ、低温ヒートシール性、高い接着強度と良好な剥離感が得られ、耐熱性に優れたA−PET製容器の蓋材に用いられるフィルムに関するものである。
従来から、飲食品、医薬品、工業用部品などの包装にはポリエチレンやポリプロピレン、ポリスチレンなどのプラスチック容器や紙を主体とした紙製容器が使用されており、その蓋材には内容物の保護性のための安定した接着強度、且つ剥離時には適度な強度にて開封可能な易剥離性能を持つ易剥離性フィルムが使用されている。これまで、ポリプロピレンやポリスチレンなどの容器に対しては既に多くの材料が知られているが、近年、安価で透明性と耐寒性に優れるA−PET製容器に対しては、実用上優れた易剥離性フィルムは見出されていない。従来の易剥離性フィルムは、A−PET製容器の蓋材に用いた場合、接着強度が弱い為輸送や保管時の振動や落下により蓋が開いてしまう問題や、高い接着強度を得ようとしてヒートシール温度を高く設定せざるを得ないため、容器が変形しで密封性が低下する問題があった。また、接着後に低温環境にて保管すると、シール強度が低下するという欠点もあり、実用上使用するには問題があった。一般に、蓋材シーラント用接着剤としては、ポリエリレンやエチレン−酢酸ビニル共重合体と粘着付与剤とからなる混合物が知られているが、このような材料ではA−PET製容器に対して十分な接着強度が得られない。また、エチレン・α−オレフィン共重合体とオレフィン系エラストマー及び/又はスチレン系エラストマーと粘着付与剤からなる樹脂組成物(例えば特許文献1参照。)、エチレン・α−オレフィン共重合体とエチレン・極性モノマー共重合体、A−B−A型ブロック共重合体、粘着付与剤からなるシール材料(例えば特許文献2参照。)が使用されているが、成形加工性と高速化が進んだ充填機での低温シール性、高い接着強度、剥離感、耐熱性の全てを満足できるものではなかった。
特開1999−269319号公報 特許第4438108号公報
しかし、上記のいずれの方法も、成形加工性、A−PET製容器に対する低温ヒートシール性、接着強度、剥離感、かつ耐熱性を十分に満足できるものではなかった。
本発明は、成形加工性に優れ、A−PET製容器に対する低温ヒートシール性や接着強度、剥離感に優れ、耐熱性を満足するA−PET容器の蓋材に用いられるフィルムを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題に対し鋭意検討した結果、特定のエチレン−酢酸ビニル共重合体、特定のビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体、粘着付与剤を含むシーラント用接着剤が成形加工性に優れ、A−PET製容器に対する低温ヒートシール性や接着強度を向上させるとともに、剥離感に優れ、耐熱性にも優れることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、エチレン残基単位72〜85重量%、酢酸ビニル残基単位12〜32重量%からなり、JIS K6924−1で測定したメルトフローレイトが12〜30g/10分であるエチレン−酢酸ビニル共重合体(A)70〜89重量%、200℃、5.0kg荷重におけるメルトフローレイトが10〜70g/10分であるビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)3〜10重量%、及び粘着付与剤(C)8〜20重量%((A)、(B)及び(C)の合計は100重量%)を含み、JIS K6924−1で測定したメルトフローレイトが25〜70g/10分であるシーラント用接着剤からなる層、並びに支持基材層を有することを特徴とするフィルム及びこのフィルムからなる非結晶性ポリエチレンテレフタレート製容器用蓋材に関するものである。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明のフィルムを構成するシーラント用接着剤は、エチレン残基単位68〜88重量%、酢酸ビニル残基単位12〜32重量%からなり、JIS K6924−1で測定したメルトフローレイトが12〜30g/10分であるエチレン−酢酸ビニル共重合体(A)70〜89重量%、200℃、5.0kg荷重におけるメルトフローレイトが10〜70g/10分であるビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)3〜10重量%、及び粘着付与剤(C)8〜20重量%を含むものである。
該エチレン−酢酸ビニル共重合体(A)は、公知の製造方法により得ることができ、エチレン残基単位68〜88重量%、好ましくは80〜85重量%、酢酸ビニル残基単位12〜32重量%、好ましくは、15〜20重量%からなるものである。酢酸ビニル残基単位が12重量%未満の場合、得られるシーラント用接着剤は低温ヒートシール性に劣るため好ましくない。一方、酢酸ビニル残基単位が32重量%を超える場合、得られるシーラント用接着剤はブロッキング性に劣るため好ましくない。なお、エチレン−酢酸ビニル共重合体中の酢酸ビニル残基単位の量は、JIS K 6924−1に準拠し測定した方法により測定することができる。
また、該エチレン−酢酸ビニル共重合体(A)は、JIS K 6924−1に準拠して温度190℃、荷重21.18Nで測定したメルトフローレイトが12〜30g/10分の範囲にあるものであり、特に14〜28g/10分であることが好ましい。メルトフローレイトが12g/10分未満の場合、得られるシーラント用接着剤は低温ヒートシール性、接着強度が劣るため好ましくない。一方、メルトフローレイトが30g/10分を超える場合、得られるシーラント用接着剤は、成形加工安定性に劣るため好ましくない。
該エチレン−酢酸ビニル共重合体(A)の具体的例示としては、例えば(商品名)ウルトラセン625、ウルトラセン638、ウルトラセン633、ウルトラセン710(東ソー株式会社製)等を挙げることができる。
本発明を構成するエチレン−酢酸ビニル共重合体(A)の配合割合は、70〜89重量%、特に低温ヒートシール性と接着強度、低温環境下での接着強度保持性、成形加工性のバランスに優れたシーラント用接着剤となることから55〜75重量%であることが好ましい。70重量%未満の場合、得られるシーラント用接着剤の成形加工安定性が劣るため好ましくない。一方、89重量%を超える場合、得られるシーラント用接着剤は、接着強度が不十分となるため好ましくない。
本発明を構成するビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)は、一般式(A−B)n、(A−B)n−A´または(A−B)m−X(但し、式中AおよびA′はビニル芳香族炭化水素重合体ブロック、Bはオレフィン又はジオレフィン重合体ブロック、nは1〜5の整数、mは2〜7の整数、Xはm価の多官能性化合物を表す。)で表される直鎖構造、放射構造または分岐構造からなる少なくとも片末端がビニル芳香族炭化水素重合体ブロックであるブロック構造を有する重合体であり、その水添物であっても良い。ここで用いられるビニル芳香族炭化水素の例として、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−tert−ブチルスチレン、ビニルキシレン、エチルビニルキシレン、ビニルナフタレンおよびこれらの混合物等が挙げられる。これらのうちではスチレンが特に好ましい。一方、オレフィンの例としてはエチレン、プロピレン、1−ブテン等のα−オレフィン等、ジオレフィンの例としては、ブタジエン、イソプレン等の共役ジオレフィンが挙げられる。また、該ビニル芳香族炭化水素とジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)として、共役ジオレフィンを重合した重合体ブロックに水素添加したものを用いてもよく、更に、ブロックBはオレフィン単位が優勢である限り、共役ジオレフィンとビニル芳香族炭化水素との共重合体を用いてもよい。これらのうち本発明においては両末端にビニル芳香族炭化水素重合体ブロックを有するビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体が好ましく、ポリスチレン−ポリブタジエン−ポリスチレンブロック共重合体の水素添加物(スチレン−エチレン/ブチレン−スチレントリブロック共重合体、以下SEBS)が熱安定性の向上の点から特に好ましく用いられる。
また、該ビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)は、200℃、5.0kg荷重におけるメルトフローレイトが10〜70g/10分の範囲にあるものであり、特に12〜65g/10分であることが好ましい。メルトフローレイトが10g/10分未満の場合、得られるシーラント用接着剤は厚み精度が劣るなどの成形加工性が劣るため好ましくない。一方、メルトフローレイトが70g/10分を超える場合、得られるシーラント用接着剤の接着強度や耐熱性に劣るため好ましくない。
また、該ビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)は、成形加工性と接着強度に優れたシーラント用接着剤となることから、水素添加スチレン−ブタジエン−ジブロック共重合体と水素添加スチレン−ブタジエン−スチレン−トリブロック共重合体の混合物であり、その混合比が5/5〜9/1であり、スチレン含量が20〜50重量%であることが好ましい。
該ビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)の具体的例示としては、例えば(商品名)クレイトン(Kraton)G1726MS(クレイトンポリマー株式会社製)等を挙げることができる。
本発明を構成するビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)の配合量は、3〜10重量%、特に成形加工性と接着強度、剥離感、耐熱性のバランスに優れたシーラント用接着剤となることから5〜8重量%であることが好ましい。ここで、3重量%未満の場合、得られるシーラント用接着剤の接着強度と剥離感、耐熱性に劣るため好ましくない。一方、10重量%を超える場合、該接着剤の相溶性が悪く、成形加工性が悪くなるため好ましくない。
本発明を構成する粘着付与剤(C)は、粘着付与剤の範疇に属するものであれば如何なるものを用いることも可能であり、例えば合成石油樹脂系粘着付与剤である石油樹脂系、クマロン樹脂系、スチレン系などや、天然樹脂系粘着付与剤であるロジン系樹脂、メチルエステル系樹脂、グリセリンエステル系樹脂、ペンタエリストールエステル系樹脂、テルペン系樹脂及びそれらの変性物、などが挙げられる。これらの粘着付与剤のうち、合成石油樹脂系粘着付与剤には脂肪族系石油樹脂、脂肪族系水添石油樹脂、芳香族系石油樹脂、芳香族系水添石油樹脂、脂環族系石油樹脂、脂環族系水添石油樹脂、共重合系水添石油樹脂などがある。これらの中では、芳香族系水添石油樹脂や脂環族系水添石油樹脂の使用が好ましい。これらは、単独、又は2種以上を併用して使用できる。
該粘着付与剤(C)の配合量は、8〜20重量%、特に10〜15重量%であることが好ましい。8重量%未満の場合、得られるシーラント用接着剤は低温ヒートシール性と接着強度が劣るため好ましくない。一方、20重量%を超える場合、巻ブロッキングが発生するものとなるため好ましくない。
本発明を構成するエチレン−酢酸ビニル共重合体(A)、ビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B),粘着付与剤(C)からなるシーラント用接着剤は、JIS K6924−1で測定したメルトフローレイトが25〜70g/10分の範囲にあるものであり、特に30〜50g/10分であることが好ましい。メルトフローレイトが25g/10分未満の場合、得られるシーラント用接着剤は低温シール性と接着強度が劣るため好ましくない。一方、メルトフローレイトが70g/10分を超える場合、成形加工性に劣るものとなるため好ましくない。
本発明を構成するシーラント用接着剤は、本発明の効果を損なわない範囲で、他の熱可塑性樹脂やゴム、及び光安定剤、紫外線吸収剤、造核剤、滑剤、酸化防止剤、ブロッキング防止剤、流動性改良剤、離型剤、難燃剤、着色剤、無機系中和剤、塩酸吸収剤、充填剤導電剤等が用いられても良い。
本発明を構成するシーラント用接着剤の調製方法としては、シーラント用接着剤の調製が可能であれば如何なる方法であってもよく、例えば該エチレン−酢酸ビニル共重合体(A)、該ビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)、該粘着付与剤樹脂(C)を同時にヘンシェルミキサー又はタンブラー等の混合機により予備ブレンドしておき、単軸又は二軸の押出機で溶融混練する方法が挙げられる。
本発明のフィルムは、支持基材層とシーラント用接着剤層を含む構成からなる。支持基材層を構成する支持基材としては、自己支持性を有するものであれば良く、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酸共重合樹脂などのオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂等の熱可塑性樹脂で構成されたプラスチックフィルム、和紙、複合紙などの紙、アルミニウムなどの金属で構成された金属箔、これらの単独又は積層体などが挙げられる。支持基材層の厚みは、機械的強度、作業性などが損なわれない範囲で用途に応じて選択できるが、一般的には5〜100μm程度、好ましくは10〜50μmである。
シーラント用接着剤層の厚みは、接着性、作業性などが損なわれない範囲で用途に応じて選択できるが、一般的には5〜50μm程度、好ましくは15〜30μmである。
本発明では、前記支持基材層とシーラント用接着剤層との間に、両層の密着性を高めるため、中間層を設けることもできる。この中間層は、ポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマーなどの成分で構成でき、これらの成分は単独又は2種以上混合して使用できる。例えば、ポリオレフィンとしては、ポリエチレンやエチレン共重合体(エチレン・α―オレフィン共重合体、プロピレン−エチレン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体など)やその変性物などが挙げられる。中間層には、本発明の効果を損なわない範囲で、各種添加剤、例えば、酸化防止剤、滑剤、帯電防止剤、導電剤、アンチブロッキング剤、粘着付与剤等が用いられても良い。
中間層の厚みは、作業性などが損なわれない範囲で用途に応じて選択できるが、一般的には5〜30μm程度である。
本発明では、前記支持基材層とシーラント用接着剤層との間、又は前記支持基材層と中間層との間に、両層の密着性を高めるためポリウレタン等のアンカーコート層を設けることもできる。
本発明のフィルムは、A−PET用容器の蓋材として好適であり、易剥離性を有する。
該フィルムの製造方法としては、特に限定はしないが、シーラント用接着剤と支持基材層をラミネートする方法、シーラント用接着剤と支持基材層を共押出する方法などが挙げられる。ラミネートする方法としては、例えば、(1)支持基材層にアンカーコート剤を塗布し、接着剤層を溶融押出する押出ラミネート方法、(2)支持基材層にアンカーコート剤を塗布し、中間層を溶融押出した後、その上にシーラント用接着剤層を溶融押出する押出ラミネート方法、(3)支持基材層に、支持基材との接着性に優れた中間層を溶融押出した後、その上にシーラント用接着剤層を溶融押出する押出ラミネート方法、(4)支持基材層にアンカーコート剤を塗布し、中間層と接着剤層を同時に溶融押出する共押出ラミネート方法、(5)予めインフレーション成形法やキャスト成形法によりシーラント接着剤を少なくとも1層含むフィルムを成形し、アンカーコート剤を塗布した支持基材層と貼り合わせるドライラミネート法、(6)アンカーコート剤を塗布した支持基材層とシーラント接着剤を少なくとも1層含むフィルムを押出ラミネートを用いて中間層を溶融押出すことにより積層する押出ラミネート方法などが挙げられる。一方、共押出する方法としては、共押出インフレーション法や共押出Tダイ法などを例示することができる。
以上述べたとおり、本発明はA−PET容器の蓋材に適したフィルムに関し、更に詳しくは、成形加工性や低温ヒートシール性に優れ、高い接着強度と良好な剥離感が得られ、耐熱性に優れたA−PET製容器の蓋材に用いる易剥離性フィルムとして有用である。
以下、実施例に基づいて本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
〜メルトフローレイト(MFR)〜
エチレン−酢酸ビニル共重合体(A)、得られたシーラント用接着剤のMFRは、JIS K6924−1に準拠して測定した。
実施例により得られたフィルムついて以下に示す方法にて、低温ヒートシール性、接着強度、剥離感、耐熱性を測定した。
〜低温ヒートシール性の測定〜
フィルムの接着剤面とA−PETシート(ポリテック社製)とを重ね合わせヒートシールテスター(テスター産業社製、TP−701型)を用いて120℃、0.2MPa、1秒の条件で加圧加熱接着した。放冷後に、剥離角度90度、剥離速度300mm/分の条件にてシール強度を測定した。判定は10N/15mm幅以上を良好とした。
○:10N以上 、×:10N未満
〜接着強度の測定〜
フィルムの接着剤面とA−PETシート(ポリテック社製)とを重ね合わせヒートシールテスター(テスター産業社製、TP−701型)を用いて160℃、0.2MPa、1秒の条件で加圧加熱接着した。放冷後に、剥離角度90度、剥離速度300mm/分の条件にてシール強度を測定した。判定は、15N/15mm幅以上を良好とした。
○:15N以上 、×:15N未満
〜剥離感の測定〜
フィルムの接着剤面とA−PETシート(ポリテック社製)とを重ね合わせヒートシールテスター(テスター産業社製、TP−701型)を用いて160℃、0.2MPa、1秒の条件で加圧加熱接着した。放冷後に、手で剥離角度90度で剥離し剥離感を判定した。判定は、スムーズに剥離(○)、又は一部ノッキングするが半分以上はスムーズに剥離(△)したものを良好とした。
○:スムーズに剥離、△一部ノッキングするが半分以上はスムーズに剥離、×:全面ノッキング剥離
〜耐熱性の測定〜
フィルムの接着剤面とA−PETシート(ポリテック社製)とを重ね合わせヒートシールテスター(テスター産業社製、TP−701型)を用いてヒートシール条件160℃、0.2MPa、1秒の条件で加圧加熱接着した。放冷後に、15mm短冊に切断した試験片を、40℃の恒温槽(試験機名:THERMAL STREAM APS 200LLP−B、ORION社製)内の吊り具に固定し、荷重300gの条件にてシール部長さが10mm剥離する時間を測定し、耐熱性とした。耐熱性の判定は、剥離時間が20分以上を良好とした。
○:20分以上 、×:20分未満
実施例1
エチレン−酢酸ビニル共重合体(A)として、エチレン残基単位85重量%、酢酸ビニル残基単位15%、メルトマスフローレイトが14g/10分である樹脂(A1)(東ソー(株)製 商品名ウルトラセン625)80重量%、ビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)として、200℃、5.0kg荷重におけるメルトフローレイトが65g/10分、水素添加スチレン−ブタジエン−ジブロック共重合体と水素添加スチレン−ブタジエン−スチレン−トリブロック共重合体の混合比が7/3であり、スチレン含量が30重量%であるビニル芳香族炭化水素とジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B1)(クレイトンポリマー社製、商品名;クレイトンG1726MS)5重量%、粘着付与剤樹脂(C)として、水添石油樹脂(C1)(荒川化学(株)社製 商品名アルコンP125; 軟化温度125℃)15重量%をタンブラー混合機で予備ブレンドした後、二軸押出機を用い180℃で溶融混練しシーラント用接着剤のペレットを得た。尚、シーラント用接着剤には、熱安定性を考慮し、フェノール系酸化防止剤(BASF(株)社製、商品名イルガノックス1010)をシーラント用接着剤100重量部に対し0.05重量部、スリップ剤(ライオンアクゾ(株)社製、製品名アーモワックスE)を0.2重量部添加した。
得られたシーラント用接着剤のMFRは、38g/10分であった。
その後、予め支持基材層である二軸延伸ポリエステルフィルム(12μm厚み)に中間層である低密度ポリエチレン(25μm厚み、東ソー(株)社製 商品名ペトロセン203)を押出ラミネートした多層フィルムの低密度ポリエチレン表面に、押出ラミネーター(プラコー(株)社製 スクリュー径25mmΦ)を用い、本接着剤ペレットを加工温度220℃で押出ラミネーションしシーラント用接着剤層厚み25μmのフィルムを得た。
得られたフィルムの評価結果を表2に示す。
実施例2
エチレン−酢酸ビニル共重合体(A1)80重量%の代わりに、エチレン−酢酸ビニル共重合体(A1)75重量%、ビニル芳香族炭化水素とジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B1)5重量%の代わりに、ビニル芳香族炭化水素とジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B1)10重量%とした以外は、実施例1と同様にしてシーラント用接着剤、及びフィルムを得た。
接着剤配合を表1に示す。得られたシーラント用接着剤のMFRは、40g/10分であった。
得られたフィルムの評価結果を表2に示す。
実施例3
エチレン−酢酸ビニル共重合体(A1)80重量%の代わりに、エチレン−酢酸ビニル共重合体(A1)85重量%、粘着付与剤樹脂(C)として、水添石油樹脂(C1)15重量%の代わりに、水添石油樹脂(C1)10重量%とした以外は、実施例1と同様にしてシーラント用接着剤、及びフィルムを得た。
接着剤配合を表1に示す。得られたシーラント用接着剤のMFRは、30g/10分であった。
得られたフィルムの評価結果を表2に示す。
実施例4
エチレン残基単位85重量%、酢酸ビニル残基単位15%、メルトマスフローレイトが14g/10分である樹脂(A1)85重量%の代わりに、エチレン残基単位80重量%、酢酸ビニル残基単位20%、メルトマスフローレイトが20g/10分である樹脂(A2)(東ソー(株)製 商品名ウルトラセン633)85重量%とした以外は、実施例3と同様にしてシーラント用接着剤、及びフィルムを得た。
接着剤配合を表1に示す。得られたシーラント用接着剤のMFRは、35g/10分であった。
得られたフィルムの評価結果を表2に示す。
比較例1
エチレン−酢酸ビニル共重合体(A1)80重量%の代わりに、エチレン−酢酸ビニル共重合体(A1)85重量%、ビニル芳香族炭化水素とジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B1)5重量%の代わりに、ビニル芳香族炭化水素とジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B1)0重量%とした以外は、実施例1と同様にしてシーラント用接着剤、及びフィルムを得た。
接着剤配合を表1に示す。得られたシーラント用接着剤のMFRは、38g/10分であった。
得られたフィルムの評価結果を表2に示すが、低温シール性、接着強度、剥離感、耐熱性に劣るものであった。
比較例2
ビニル芳香族炭化水素とジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)として、200℃、5.0kg荷重におけるメルトフローレイトが65g/10分、水素添加スチレン−ブタジエン−ジブロック共重合体と水素添加スチレン−ブタジエン−スチレン−トリブロック共重合体の混合比が7/3であり、スチレン含量が30重量%であるビニル芳香族炭化水素とジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B1)10重量%の代わりに、200℃、5.0kg荷重におけるメルトフローレイトが8g/10分、水素添加スチレン−ブタジエン−ジブロック共重合体と水素添加スチレン−ブタジエン−スチレン−トリブロック共重合体の混合比が3/7であり、スチレン含量が13重量%であるビニル芳香族炭化水素とジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B2)(クレイトンポリマー社製、商品名;クレイトンG1657MS)10重量%とした以外は、実施例2と同様にしてシーラント用接着剤を得た。
接着剤配合を表1に示す。得られたシーラント用接着剤のMFRは、34g/10分であった。
このシーラント用接着剤を用い押出ラミネート加工を試みたが、熱可塑性ブロック共重合体(B2)のMFRが低いため溶融膜が安定せず、フィルムを得ることができなかった。
比較例3
ビニル芳香族炭化水素とジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)として、200℃、5.0kg荷重におけるメルトフローレイトが65g/10分、水素添加スチレン−ブタジエン−ジブロック共重合体と水素添加スチレン−ブタジエン−スチレン−トリブロック共重合体の混合比が7/3であり、スチレン含量が30重量%であるビニル芳香族炭化水素とジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B1)10重量%の代わりに、200℃、5.0kg荷重におけるメルトフローレイトが5g/10分、水素添加スチレン−ブタジエン−ジブロック共重合体と水素添加スチレン−ブタジエン−スチレン−トリブロック共重合体の混合比が10/0であり、スチレン含量が30重量%であるビニル芳香族炭化水素とジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B3)(JSR株式会社製、商品名;ダイナロン1910P)10重量%とした以外は、実施例2と同様にしてシーラント用接着剤、及びフィルムを得た。
接着剤配合を表1に示す。得られたシーラント用接着剤のMFRは、32g/10分であった。
得られたフィルムを用いて前記評価方法で測定し、その結果を表2に示す。
得られたフィルムは、接着強度と耐熱性にも劣るものであった。
比較例4
エチレン残基単位85重量%、酢酸ビニル残基単位15%、メルトマスフローレイトが14g/10分である樹脂(A1)75重量%の代わりに、エチレン残基単位90重量%、酢酸ビニル残基単位10%、メルトマスフローレイトが9g/10分である樹脂(A3)(東ソー(株)製 商品名ウルトラセン541)75重量%とした以外は、実施例3と同様にして接着剤、及びフィルムを得た。
接着剤配合を表1に示す。得られた接着剤のMFRは、27g/10分であった。
得られたフィルムの評価結果を表2に示すが、接着強度と耐熱性にも劣るものであった。
Figure 2017110112
Figure 2017110112

Claims (3)

  1. エチレン残基単位68〜88重量%、酢酸ビニル残基単位12〜32重量%からなり、JIS K6924−1で測定したメルトフローレイトが12〜30g/10分であるエチレン−酢酸ビニル共重合体(A)70〜89重量%、200℃、5.0kg荷重におけるメルトフローレイトが10〜70g/10分である、ビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)3〜10重量%、及び粘着付与剤樹脂(C)8〜20重量%((A)、(B)及び(C)の合計は100重量%)を含み、JIS K6924−1で測定したメルトフローレイトが25〜70g/10分であるシーラント用接着剤からなる層、並びに支持基材層を有することを特徴とするフィルム。
  2. ビニル芳香族炭化水素とオレフィン又はジオレフィンとの熱可塑性ブロック共重合体(B)が、水素添加スチレン−ブタジエン−ジブロック共重合体と水素添加スチレン−ブタジエン−スチレン−トリブロック共重合体の混合物であり、その混合比が5/5〜9/1であり、かつスチレン含量が20〜50重量%であることを特徴とする請求項1に記載のフィルム。
  3. 請求項1又は2に記載のフィルムからなる非結晶性ポリエチレンテレフタレート製容器用蓋材。
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