JP2013239502A - ダイシング用基体フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体ウエハのダイシング工程における半導体ウエハのダイシング工程の後にエキスパンドする際に、十分なエキスパンド性を有するダイシング用基体フィルムを提供する。
【解決手段】(A)分枝鎖状低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンを含む樹脂組成物から形成される層、(B)ホモポリプロピレン樹脂及びビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体の水素添加物10〜30重量%を含む樹脂組成物から形成される層、並びに(C)分枝鎖状低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンを含む樹脂組成物から形成される層、を有し、A層/B層/C層の順で積層されてなるダイシング用基体フィルムである。
【選択図】なし

Description

本発明は、半導体ウエハ等をチップ状にダイシングする際に、半導体ウエハ等を固定するための基体フィルムに関する。
大容量高密度化された半導体素子を得る方法として、従来より、半導体ウエハを、予め大面積で作られた後、チップ状にダイシング(切断分離)しエキスパンドする工程、エキスパンド後、ダイシングされたチップをピックアップし、さらに、ピックアップされたチップを所望の基板上にマウントする工程によって製造されることが知られている。
前記ダイシング工程の際、半導体ウエハを固定するために、一般的に基体フィルムが設けられており、基体フィルムと半導体ウエハを固定するために、基体フィルムと半導体ウエハの間に粘着剤層が設けられている。このような基体フィルムは、半導体ウエハのダイシング工程の後に、エキスパンドする際に、十分なエキスパンド性が要求される。
従来より、半導体ウエハをダイシングするための基体フィルムとして、いくつか報告されている(例えば特許文献1〜3)。
特許文献1では、結晶性ポリプロピレンに非晶質ポリオレフィンをブレンドしたもの、又は結晶性ポリプロピレンにオレフィン系ラバーをブレンドしたものを芯層として有し、該芯層に接する層として直鎖状低密度ポリエチレンからなる層を有するダイシング用基材フィルムが開示されている。このような構造をとる基体フィルムは、層間剥離を起こすことなく、また適度な引張り弾性率を有する。
特許文献2では、ポリプロピレン樹脂層、エチレン系共重合体樹脂層及びポリプロピレン樹脂層を順次積層して構成されるダイシング用オレフィン系樹脂フィルムについて記載されている。この樹脂フィルムにおける表層として用いられているポリプロピレン樹脂層は、ランダムポリプロピレン樹脂を必須成分とするものであり、また、芯層を構成するエチレン系共重合体樹脂については、エチレン−酢酸ビニル共重合体又はエチレン−メタクリル酸メチル共重合体が使用されている。
特許文献3では、ヒゲ状切削屑の発生が少ない半導体加工用テープにおける基体フィルムとして、粘着剤層に接する層の樹脂として融点が130〜240℃の樹脂を用い、粘着剤層に接する層以外の層を構成する樹脂成分として、ポリプロピレン系樹脂及びスチレン−ブタジエン共重合体の水素添加物が用いられている。
特開2000−173951号公報 特開2002−226803号公報 特開2005−174963号公報
本発明は、半導体ウエハのダイシング工程における半導体ウエハのダイシング工程の後にエキスパンドする際に、十分なエキスパンド性を有するダイシング用基体フィルムを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、第1層として(A)分枝鎖状低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンを含む樹脂組成物から形成される層、第2層として(B)特定の含有割合のホモポリプロピレン樹脂及びビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体の水素添加物を含む樹脂組成物から形成される層、第3層として(C)分枝鎖状低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンを含む樹脂組成物から形成される層を有し、上記第1層〜第3層をこの順で積層してなる多層ダイシング用基体フィルムが、半導体ウエハのダイシング工程におけるエキスパンド工程において十分なエキスパンド性を有することを見出した。かかる知見に基づき、さらに研究を重ねて本発明を完成するに至った。
本発明は、斯かる知見に基づき完成されたものである。
項1.(A)分枝鎖状低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンを含む樹脂組成物から形成される層、
(B)ホモポリプロピレン樹脂70〜90重量%及びビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体の水素添加物10〜30重量%を含む樹脂組成物から形成される層、並びに
(C)分枝鎖状低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンを含む樹脂組成物から形成される層
を有し、
A層/B層/C層の順で積層されてなるダイシング用基体フィルム。
項2.A層/B層/C層の全体の厚さが50〜200μmである項1に記載のダイシング用基体フィルム。
以下、A層〜C層の各層における各成分について、詳細に説明する。
・A層
A層は、分枝鎖状低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンを含む樹脂組成物から形成される。A層は基体フィルム上の半導体ウエハの間に設けられる粘着剤層と接する層となる。
A層として、分枝鎖状低密度ポリエチレンを用いる場合の分枝鎖状低密度ポリエチレンの数平均分子量は、10,000〜1,000,000程度が好ましく、50,000〜500,000程度がより好ましい。分枝鎖状低密度ポリエチレンの数平均分子量が10,000未満であると、フィルムへの成形が困難となる。一方、分枝鎖状低密度ポリエチレンの数平均分子量が1,000,000を超えると、樹脂の押出し成形が困難となる。
分枝鎖状低密度ポリエチレンの密度としては、0.915〜0.935g/cm程度が好ましく、0.920〜0.935g/cm程度がより好ましい。
分岐鎖状低密度ポリエチレンの融点としては、100〜130℃が好ましい。
分枝鎖状低密度ポリエチレンのJIS K7210に準拠した温度190℃、荷重21.18Nで測定したMFR(メルトフローレート)としては、0.3〜20g/10分程度が好ましく、0.5〜10g/10分程度がより好ましい。
直鎖状低密度ポリエチレンを用いる場合の直鎖状低密度ポリエチレンの数平均分子量は、10,000〜1,000,000程度が好ましく、50,000〜500,000程度がより好ましい。直鎖状低密度ポリエチレンの数平均分子量が10,000未満であると、フィルムへの成形が困難となる。一方、直鎖状低密度ポリエチレンの数平均分子量が1,000,000を超えると、樹脂の押出し成形が困難となる。
直鎖状低密度ポリエチレンの密度としては、0.920〜0.940g/cm程度が好ましく、0.920〜0.935g/cm程度がより好ましい。
直鎖状低密度ポリエチレンの融点としては、100〜130℃が好ましい。
直鎖状低密度ポリエチレンのJIS K7210に準拠した温度190℃、荷重21.18Nで測定したMFR(メルトフローレート)としては、0.3〜20g/10分程度が好ましく、0.5〜10g/10分程度がより好ましい。
・B層
B層は、ホモポリプロピレン樹脂及びビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体の水素添加物を含む樹脂組成物から形成される。
ポリプロピレン系樹脂(PP)は結晶性のものが好ましい。ポリプロピレンの結晶性の指標としては、例えば、融点、結晶融解熱量等が用いられ、融点は120℃〜176℃程度、結晶融解熱量は60J/g〜120J/g程度の範囲にあることが好ましい。
ホモポリプロピレン樹脂は、気相重合法、バルク重合法、溶媒重合法及び任意にそれらを組み合わせて多段重合を採用することができ、また、重合体の数平均分子量についても特に制限はないが、好ましくは10,000〜1,000,000程度に調整される。
この結晶性ホモポリプロピレン樹脂としては、JIS K7210に準拠して温度230℃、荷重21.18Nで測定したMFR(メルトフローレート)が、0.5〜20g/10分程度、好ましくは0.5〜10g/10分程度の範囲のものがよい。
ビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体の水素添加物におけるビニル芳香族炭化水素とは、少なくとも1つのビニル基を有する芳香族炭化水素のことであり、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ジビニルベンゼン、1,1−ジフェニルエチレン、N,N−ジメチル−p−アミノエチルスチレン、N,N−ジエチル−p−アミノエチルスチレン等を挙げることができる。これらは1種単独又は2種以上を混合して使用することができる。これらの中でも、スチレンが好ましい。
共役ジエン炭化水素とは、一対の共役二重結合を有するジオレフィンであり、例えば、1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン(イソプレン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、2−メチル−1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン等が挙げられる。これらは1種単独又は2種以上を混合して使用することができる。これらの中でも、ブタジエンが好ましい。
ビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体は、B層に含まれるポリプロピレン樹脂との相溶性の点から水素添加物とすることが好ましい。また、共役ジエン炭化水素中の二重結合の存在により引き起こされる酸化、劣化等に起因してフィルムが脆くなる傾向があるが、水素添加物では、その酸化、劣化等を防止できるため好ましい。
ビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体の水素添加物は、共役ジエン炭化水素に由来の二重結合を、公知の方法により水素添加(例えば、ニッケル触媒等)して飽和にしておくことが好ましい。これにより、前記効果に加えて、さらに、耐熱性、耐薬品性、耐久性等に優れたより安定な樹脂にすることができるため好ましい。
ビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体の水素添加物の水添率は、共重合体中の共役ジエン炭化水素に由来する二重結合の85%以上であることが好ましく、より好ましくは90%以上、さらに好ましくは95%以上である。この水添率は、核磁気共鳴装置(NMR)を用いて測定することができる。
ビニル芳香族炭化水素と共役ジエン炭化水素の水素添加物におけるビニル芳香族炭化水素単位の含有量は、通常5〜40重量%程度であり、好ましくは5〜15重量%程度である。また、共役ジエン炭化水素単位の含有量は、通常60〜95重量%程度であり、好ましくは85〜95重量%程度である。スチレン系単量体単位の含有量は、紫外分光光度計又は核磁気共鳴装置(NMR)を用いて、ジエン系単量体単位の含有量は、核磁気共鳴装置(NMR)を用いて測定することができる。
ビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体の水素添加物の硬度(JIS K6253 デュロメータータイプA)は、通常40〜90程度であり、好ましくは、55〜85程度である。
また、ビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体又はその水素添加物の密度(ASTM D297)は、通常0.85〜1.0g/cm程度であり、MFR(ASTM D1238:230℃、21.2N)は、通常2〜6g/10分程度である。
ビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体又はその水素添加物の重量平均分子量(Mw)は、例えば、通常10万〜50万程度であり、好ましくは15万〜30万程度であればよい。重量平均分子量は、市販の標準ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用いて測定できる。 B層におけるビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体の水素添加物の含有割合は、B層を形成する樹脂成分中、10〜30重量%程度であり、10〜25重量%程度が好ましく、15〜25重量%程度がより好ましい。ビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体の水素添加物の含有割合が10重量%未満であると、エキスパンド性が低下する傾向がある。一方、ビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体の水素添加物の含有割合が30重量%を超えると、基体フィルムの耐熱性が低下する傾向がある。
・C層
C層は、分枝鎖状低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンを含む樹脂組成物から形成される。分枝鎖状低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンの具体例としては、前記のA層で挙げられたものが用いられる。
なお、基体フィルムがカールしないようにするため、A層に用いられる樹脂成分と同じ樹脂成分を用いてC層とすることが好ましい。
・多層フィルム
本発明の多層フィルムは、前記A層、B層、及びC層が、A層/B層/C層の順で積層された構造を有する。即ち、B層の両面を、A層とC層で挟んだ積層構造を有している。
本発明の基体フィルム(A層/B層/C層)全体の厚さは、50〜200μm程度が好ましく、80〜120μm程度がより好ましい。基体フィルム全体の厚さが50μm未満であると、基体フィルム自体の強度が低下するため、加工性が低下する傾向がある。一方、基体フィルム全体の厚さが200μmを超えると、エキスパンド性が劣る傾向がある。A層とC層の合計の厚さは、全体厚みの10〜40%程度が好ましく、20〜30%程度がより好ましい。そのうちA層の厚さは、全体厚みの5〜20%程度が好ましく、10〜20%程度がより好ましい。なお、A層とC層の厚さは、基体フィルムのカールが抑制できるという点から、同じ厚さにすることが好ましい。
B層の厚さは、全体厚みの60〜90%が好ましく、70〜80%がより好ましい。B層の厚さが全体厚みの60%未満であると、耐熱性が低下する傾向がある。一方、A層及び/又はC層の厚さが、全体厚みの5%未満では、安定した製膜ができない傾向がある。
上記により得られるダイシング用基体フィルムは、そのフィルム上に公知の粘着剤をコートして粘着剤層が形成され、さらに該粘着剤層上に離型フィルムが設けられて、ダイシングフィルムが製造される。ダイシング用基体フィルムの第1層(A層)上に、粘着剤層及び離型フィルムが形成される。
・多層フィルムの製造方法
本発明の基体フィルムは、例えばA層〜C層の各層の樹脂組成物をそれぞれドライブレンドし、各組成物を上記したA層/B層/C層の順序になるように、押出機に供給し、バレル温度200〜260℃程度でTダイスより押出し、冷却水が循環するチルロール上に共押出せしめフラット状の多層フィルムとして得ることができる。
本発明のダイシング用基体フィルムは、半導体ウエハのダイシング工程におけるエキスパンド工程の際に、十分なエキスパンド性を有する。そのため、半導体ウエハからダイシングされたチップとチップの間の間隔を十分に確保することができ、精度よくダイシング後のチップのピックアップを行うことができる。
[実施例]
以下に実施例及び比較例を示して、本発明をさらに具体的に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
実施例及び比較例で使用した原料樹脂を下記に示す。なお、原料樹脂のMFRは、JIS K7210に準拠した温度190℃(ポリエチレン系樹脂)、230℃(ポリプロピレン系樹脂)、あるいは温度230℃(スチレン−ブタジエンブロック共重合体水素添加物)で、荷重21.18Nにて測定したものである。
LDPE:分枝鎖状低密度ポリエチレン(住友化学株式会社製のスミカセンL405(密度:0.924g/cm、融点:112℃、MFR:3.7g/10分)
LLDPE:直鎖状低密度ポリエチレン(住友化学株式会社製のスミカセンGA401(密度:0.935g/cm、融点:127℃、MFR:3.0g/10分)
HDPE:高密度ポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製のノバテックHJ360(密度:0.951g/cm、融点:132℃、MFR:5.5g/10分)
h−PP:ホモポリプロピレン樹脂(サンアロマー株式会社製のPL500A(密度:0.90g/cm、融点:158℃、MFR:3.3g/10分)
SEBS:スチレン−ブタジエンブロック共重合体水素添加物(クレイトンポリマー社製のG1645MO (密度:0.90g/cm、MFR:4.4g/10分)
実施例1〜8及び比較例1〜2
表1に記載の各層(A)〜(C)となるように、表1に示す成分及び組成で配合して、各層を構成する樹脂組成物を、220℃に調整されたそれぞれの押出機に投入しA層/B層/C層の順序になるように、220℃のTダイスにより押し出し、積層され、30℃の冷却水が循環するチルロール上に共押出しせしめて、フラット状の3層フィルムを得た。
物性評価
実施例1〜8及び比較例1〜2に記載の3層フィルムについて、下記の特性を評価した。その結果を表1に示す。
[(MD、TD)25%モジュラス]
上記で製膜したフィルムを、長さ110mm(標線間隔40mm+つかみシロ(上下に35mmずつ))、巾10mmの大きさに切り出し、引張スピード200mm/minでMD方向(押出し方向)、TD方向(フィルム成形により成形されたフィルムの幅方向)にそれぞれ25%伸ばした時の応力(N)をサンプル巾(10mm)で割った値を、25%モジュラスとして評価した。なお、測定装置としては、(株)島津製作所製の「オートグラフAG−500NX TRAPEZIUM X」を用いた。
[エキスパンド性]
前記25%モジュラスの結果から、16N/cm以下となった場合を○とし、16N/cmを超えた場合には、×と評価した。
Figure 2013239502

Claims (2)

  1. (A)分枝鎖状低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンを含む樹脂組成物から形成される層、
    (B)ホモポリプロピレン樹脂70〜90重量%及びビニル芳香族炭化水素−共役ジエン炭化水素共重合体の水素添加物10〜30重量%を含む樹脂組成物から形成される層、並びに
    (C)分枝鎖状低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンを含む樹脂組成物から形成される層
    を有し、
    A層/B層/C層の順で積層されてなるダイシング用基体フィルム。
  2. A層/B層/C層の全体の厚さが50〜200μmである請求項1に記載のダイシング用基体フィルム。
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