JP2017108895A - マッサージブラシ - Google Patents

マッサージブラシ Download PDF

Info

Publication number
JP2017108895A
JP2017108895A JP2015245193A JP2015245193A JP2017108895A JP 2017108895 A JP2017108895 A JP 2017108895A JP 2015245193 A JP2015245193 A JP 2015245193A JP 2015245193 A JP2015245193 A JP 2015245193A JP 2017108895 A JP2017108895 A JP 2017108895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressing
massage
protrusion
spread
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015245193A
Other languages
English (en)
Inventor
由美 藤井
Yumi Fujii
由美 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2015245193A priority Critical patent/JP2017108895A/ja
Publication of JP2017108895A publication Critical patent/JP2017108895A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Brushes (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

【課題】多様なマッサージを行うことができると共に、一層ソフトな感触でマッサージを行うことのできるマッサージブラシを提供する。
【解決手段】マッサージブラシ10は、基部12と、基部12の上面に連設される把持部30と、基部12の周方向に間隔をおいて、基部12から外側に片持ち梁状に張り出して設けられた張出し梁部13と、張出し梁部13の各々の先端部分から下方に突出して設けられた押圧突起14とを含んで構成されている。把持部30からの押圧力により押圧突起14の下端部分14aが頭皮等の被押圧部に押し付けられた際に、押圧突起14の外側への広がりを制限する、広がり制限手段15を備えている。広がり制限手段15は、押圧突起14の外側への広がりを制限する状態と、制限しない状態とを切り換えて、各々の状態を維持できるようになっている。
【選択図】図6

Description

本発明は、マッサージブラシに関し、特に頭皮のマッサージに用いることが可能なマッサージブラシに関する。
身体の四肢やその他の部位に対するマッサージ方法として、一般に圧迫法(身体を押すマッサージ方法)、強擦法(身体を擦るマッサージ方法)、揉捏法(身体を揉むマッサージ方法)、軽擦法(身体を撫でるマッサージ方法)、打突法(身体を叩くマッサージ方法)等が知られており、これらは、例えば身体の皮膚に指や掌を押し当てて、圧迫したり、擦り付けたり、回転力を加えて揉み解したりすることで、例えば血液の流れを促進して、疲労の回復や予防を図るものである。
このようなマッサージを行う器具として、各種の電動式のマッサージ器や、足踏み式のマッサージ具等が開発されているが、圧迫法、強擦法、揉捏法、軽擦法、打突法等によるマッサージを手軽に行うことを可能にする、コンパクトな器具の開発が望まれている。
一方、整髪や洗髪を行う際に、これらの整髪や洗髪と同時に頭部(頭皮)へのマッサージ効果を得ることが可能なヘアブラシが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のヘアブラシは、把持片を備える曲面状に湾曲する扁平な椀状の基板の下面に、多数のブラシ突起を突設させたものである。特許文献1のヘアブラシは、これを例えばエラストマーや合成ゴム等の柔軟な素材で作成した場合には、例えば頭皮への押圧と押圧の解除を繰り返すことにより、特に基板の弾性変形によって、ブラシ突起によるマッサージ効果を高めることが可能になる。
また、特許文献1のヘアブラシでは、ブラシ突起が基板に一体として直接固着されており、基板に対するブラシ突起の相対的な変形が制限されるため、ブラシ突起による頭皮へのマッサージ効果は、基板の弾性変形量に依存することになって、圧迫法、強擦法、揉捏法、軽擦法、打突法等によるマッサージ効果を十分に得ることは困難である。
このようなことから、押圧突起の動きを改善して、圧迫法、強擦法、揉捏法、軽擦法、打突法等によるマッサージ効果を十分に得ることを可能にするマッサージブラシが開発されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2のマッサージブラシでは、頭皮へのマッサージ効果を十分に得ることが可能になる。
実開昭55−27422号公報 特開2011−83593号公報
しかしながら、マッサージブラシの使い方や、好ましいと思われるマッサージの感触には、個人差が大きく、したがって1つのマッサージブラシで多様なマッサージを行えるようにすることが要望されており、また一層ソフトな感触でマッサージを行えるようにすることが要望されていることから、このような要望に応えることができるように、特許文献2のマッサージブラシを、さらに改良してゆくことが望まれている。
本発明は、多様なマッサージを行うことができると共に、一層ソフトな感触でマッサージを行うことのできるマッサージブラシを提供することを目的とする。
本発明は、基部と、該基部の上面に連設される把持部と、前記基部の周方向に間隔をおいて、前記基部から外側に片持ち梁状に張り出して設けられた、弾性部材で形成された複数の張出し梁部と、該複数の張出し梁部の各々の先端部分から下方に突出して設けられた、弾性部材で形成された押圧突起とを含んで構成されており、且つ前記把持部からの押圧力により前記押圧突起の下端部分が被押圧部として頭皮等に押し付けられた際に、前記押圧突起の外側への広がりを制限する、広がり制限手段を備えており、該広がり制限手段は、前記押圧突起の外側への広がりを制限する状態と、制限しない状態とを切り換えて、各々の状態を維持できるようになっているマッサージブラシを提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明のマッサージブラシによれば、多様なマッサージを行うことができると共に、一層ソフトな感触でマッサージを行うことができる。
本発明の好ましい第1実施形態に係るマッサージブラシの側面図である。 本発明の好ましい第1実施形態に係るマッサージブラシの分解側面図である。 本発明の好ましい第1実施形態に係るマッサージブラシの(a)は要部上面図、(b)ブラシ本体部の下面図である。 ブラシ本体部を斜め下方から視た斜視図である。 (a)、(b)は、押圧突起の外側への広がりを制限する状態を説明する、図3(b)のA−Aに沿ったブラシ本体部の略示断面図である。 (a)、(b)は、押圧突起の外側への広がりを制限しない状態を説明する、図3(b)のA−Aに沿ったブラシ本体部の略示断面図である。 (a)、(b)は、押圧突起の外側への広がりを制限しない状態に切り替えて維持する折り曲げ誘導部による機能を説明する、図3(b)のB−Bに沿ったブラシ本体部の略示断面図である。 本発明の好ましい第2実施形態に係るマッサージブラシの側面図である。 本発明の好ましい第2実施形態に係るマッサージブラシの(a)は要部上面図、(b)ブラシ本体部の下面図である。 押圧突起の外側への広がりが制限された状態を説明する、図9(b)のC−Cに沿ったブラシ本体部の略示断面図である。 押圧突起の外側への広がりが制限されていない状態を説明するブラシ本体部の略示側面図である。 制限手段係止部によって広がり制限手段を係止した状態を説明する、(a)は側面図、(b)は正面図である。 本発明の好ましい第3実施形態に係るマッサージブラシの側面図である。 本発明の好ましい第3実施形態に係るマッサージブラシの(a)は要部上面図、(b)ブラシ本体部の下面図である。 (a)〜(f)は、押圧突起の下端部分の他の形態を例示する略示側面図及び略示斜視図である。 (a)〜(e)は、押圧突起の下端部分のさらに他の形態を例示する略示側面図及び略示斜視図である。 (a)〜(c)は、押圧突起の他の形態を例示する略示側面図及び略示断面図である。
図1〜図4に示す本発明の好ましい第1実施形態に係るマッサージブラシ10は、例えば頭皮に指を押し当てて行う圧迫法や強擦法や揉捏法及び、軽擦法、打突法等による頭部へのマッサージに代えて、本第1実施形態のマッサージブラシ10を用いてマッサージを行うことにより、好ましくは髪の毛に直接手で触れることなく、指でマッサージを行った場合と同等のマッサージ効果が得られるようにするものである。また、第1実施形態のマッサージブラシ10は、多様なマッサージを行うことを可能にすると共に、一層ソフトな感触でマッサージを行うことができるようにする機能を備えている。また、第1実施形態のマッサージブラシ10は、頭皮だけでなく、頭部以外の身体等を被押圧部としてマッサージを行うことができる。
そして、本第1実施形態のマッサージブラシ10は、図1及び図2に示すように、基部12と、基部12の上面に連設される把持部30と、基部12の周方向に間隔をおいて、基部12から外側に片持ち梁状に張り出して設けられた、弾性部材で形成された複数の張出し梁部13と、複数の張出し梁部13の各々の先端部分から下方に突出して設けられた、弾性部材で形成された押圧突起14とを含んで構成されており、且つ把持部30からの押圧力により押圧突起14の下端部分14aが、被押圧部として例えば頭皮等に押し付けられた際に、押圧突起14の外側への広がりを制限する、広がり制限手段15を備えている。広がり制限手段15は、押圧突起14の外側への広がりを制限する状態と、制限しない状態とを切り換えて、各々の状態を維持できるようになっている(図5(a)、(b)及び図6(a)、(b)参照)。
また、本第1実施形態では、広がり制限手段15は、非制限状態維持手段21を備えており、この非制限状態維持手段21によって、押圧突起14の外側への広がりを制限しない状態を維持するようになっている(図7(a)、(b)参照)。
さらに、本第1実施形態では、広がり制限手段15は、当該広がり制限手段15が上方に折り曲げられるように誘導する折り曲げ誘導部(切り欠き状溝部)16aを備えており(図1、図7(a) 参照)、この折り曲げ誘導部16aを介して折り曲げられることにより、押圧突起14の外側への広がりを制限しない状態に切り換え可能となっていると共に(図7(b)参照)、折り曲げ誘導部16aは、折り曲げられた状態を維持して、非制限状態維持手段21として機能するようになっている(図7(b)参照)。
さらにまた、本第1実施形態のマッサージブラシ10では、広がり制限手段15は、基部12の周方向に隣接する一対の張出し梁部13の間の部分から外側に張り出して設けられた、複数の支持梁部16と、これらの支持梁部16に支持させて、複数の押圧突起14周囲に環状に連続して配置される、環状規制部17とを含んで構成されている。すなわち、広がり制限手段15は、把持部30からの押圧力により押圧突起14の下端部分14aが頭皮に押し付けられた際に、複数の押圧突起14の外側を囲んで環状に連続して配置される、環状規制部17を含んで構成されている(図5(b)参照)。また、広がり制限手段15の上方への折り曲げを誘導すると共に、非制限状態維持手段21として機能する折り曲げ誘導部16aは、支持梁部16の延設方向の中間部分において、支持梁部16の上面を横断する好ましくはV字断面形状の凹溝を、切り欠き状溝部16aとして形成することによって設けられている(図7(a)参照)。
広がり制限手段15は、把持部30からの押圧力により押圧突起14の先端部分14aが頭皮等に押し付けられた際に、好ましくは押圧突起14の根本部分14bの外周部分が、内側から環状規制部17に当接することで、押圧突起14の外側への広がりを規制できるようになっている(図5(b)参照)。広がり制限手段15は、複数の支持梁部16を各々斜め下方に延設させていることで、複数の押圧突起14の周囲に環状規制部17を環状に連続して配置したまま維持して、押圧突起14の外側への広がりを制限する状態(図5(a)、(b)参照)で主として頭皮等をマッサージ又はマッサージとともに洗浄する用途と、支持梁部16を上方に反転させることで、環状規制部17を上方に持ち上げたまま維持して、押圧突起14の外側への広がりを制限しない状態(図6(a)、(b))で主として頭皮等を一層ソフトにマッサージする用途とを、用途に応じて、適宜切り替えることができるようになっている。
本第1実施形態では、マッサージブラシ10は、ブラシ本体部11と、把持部30及び接合ドラム部31を有するマッサージブラシ用ハンドル32とを、連設することによって形成されている。ブラシ本体部11は、基部12、張出し梁部13、押圧突起14、広がり制限手段15、及び後述する中央部押圧突起18を含んで一体成形されており、マッサージブラシ用ハンドル32は、ブラシ本体部11とは別に成形されている。マッサージブラシ10は、例えばブラシ本体部11の基部12の上面の中央部分から立設させた嵌合突起19(図2参照)に、把持部30の端部に設けられた接合ドラム部31の下端面に形成された嵌合穴(図示せず)を嵌め込むようにして固着することにより、ブラシ本体部11にマッサージブラシ用ハンドル32(把持部30)を一体として連設することができ、これによって本第1実施形態のマッサージブラシ10が形成される。
本第1実施形態のマッサージブラシ10を構成するブラシ本体部11は、好ましくは相当の弾性力を備える合成樹脂材料として、例えば、エラストマー(スチレン系、ポリエステル系、オレフィン系、ウレタン系など)等を用いて、基部12、張出し梁部13、押圧突起14、広がり制限手段15、及び中央部押圧突起18が一体成形されて形成されている。これによって、張出し梁部13と、押圧突起14と、中央部押圧突起18とは、いずれも、把持部30からの押圧力により押圧突起14や中央部押圧突起18の下端部分14a、18aが頭皮等に押し付けられた際に、弾性変形することが可能な弾性部材によって形成されていることになる。
ここで、基部11、張出し梁部13、及び押圧突起14を形成するエラストマーは、ゴム状弾性を示す高分子成形体であり、エラストマーを構成するエラストマー樹脂としては、天然ゴム(NR)、ジエン系ゴム、非ジエン系ゴム、熱可塑性エラストマー等を用いることができる。これらの中でも、熱可塑性エラストマーを用いることが、射出成形による成型加工が可能である等の観点から好ましい。
ジエン系ゴムとしては、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、ニトリルゴム(NBR)等が挙げられ、非ジエン系ゴムとしては、ブチルゴム(イソブチエン・イソプレンゴム(IIR))、エチレン・プロピレンゴム(EPM)、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)、ウレタンゴム(U)、シリコーンゴム(Q)等が挙げられる。
熱可塑性エラストマーとしては、SBS、SIS、SEBS、SEPS等のスチレン系エラストマー(TPS)、オレフィン系エラストマー(TPO)、エステル系エラストマー(TPC)、ウレタン系エラストマー(TPU)、アミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、熱可塑性ゴム架橋(TPV)等が挙げられる。
これらのエラストマーは一種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることもできる。
また、基部11、張出し梁部13、及び押圧突起14を構成するエラストマーを形成するためのエラストマー樹脂は、ASTM D2240 0−100に準拠して測定された硬度(ショアA硬度)が、好ましくは30以上であり、より好ましくは40以上であり、また、好ましくは80以下であり、より好ましくは70以下であり、より具体的には、好ましくは30以上80以下であり、より好ましくは40以上70以下の素材を用いることが好ましい。
〔ショアA硬度の測定方法〕
平らな面に置いた試料の平面に、両手で保持したゴム硬度計の加圧面を真上から一定速度で垂直に押し付け、密着後、1秒以内の値を「硬さ」とする。試料の測定位置は試料の端から12mm以上内側、測定箇所の間隔は6mm以上とする。測定に使用する試料は、長さ及び幅をそれぞれ25mm以上、厚みを6mm以上とし、試験環境は温度23±2度、湿度50±5%とする。5ヶ所の中央値あるいは平均値を測定値に採用し、ゴム硬度計(株式会社テクロック製,GS709N 形式A)で50を示した場合、ショアA硬度は50(「A50」)である。
基部12は、例えば2〜10mm程度の厚さを有すると共に、例えば5〜50mm程度の直径を有する、好ましくは円盤形状の部分となっている。基部12の上面には、マッサージブラシ用ハンドル32(把持部30)を連設させるための、嵌合突起19と一体となった接合部プレート19aが固着されている。これによって嵌合突起19は、基部12の上面の中央部分から上方に立設して設けられている。嵌合突起19及び接合部プレート19aは、マッサージブラシ用ハンドル32と同様に、ブラシ本体部12を形成する合成樹脂材料よりも硬い材質の合成樹脂材料を用いて形成されている。
ここで、基部12の上面は、把持部30から基部12に押圧力を加える際の押圧方向の後方側の面であり、下面は、押圧方向の前方側の面である。また、ブラシ本体部11において、下方は、把持部から基部に押圧力を加える際の押圧方向の前方側であり、上方は、押圧方向の後方側である。
また、本第1実施形態では、基部12の外周部分から基部12の径方向外側に延設して、先端部分に押圧突起14を備える張出し梁部13と、環状規制部17を支持する支持梁部16とが、周方向に交互に配置されると共に、周方向に等角度ピッチで、各々複数(本第1実施形態では、各々8本ずつ)互いに間隔をおいた状態で設けられている。張出し梁部13及び支持梁部16の上面は、環状規制部17の上面と共に、全体として例えば40〜100mm程度の曲率半径で湾曲するドーム形状を形成するように、緩やかに湾曲する凸曲面となっている。
張出し梁部13は、本第1実施形態では、基部12の周方向に間隔をおいて45°の等角度ピッチで8箇所に設けられている。張出し梁部13は、基部12の外周部分から基部12の径方向外側に延設して、例えば10〜50mm程度の長さを有するように、片持ち梁状に張り出した状態で設けられている。張出し梁部13は、例えば2〜10mm程度の厚さを有すると共に、例えば3〜15mm程度の幅を有する断面形状を備えている。張出し梁部13は、その先端部が、丸く面取りされた平面形状を備えていると共に、丸く面取りされた先端部分から下方に突出して、押圧突起14が、当該先端部分に連続して設けられている。ここで、本第1実施形態では、張出し梁部13は、延設方向に湾曲する形状を備えており、張出し梁部13の長さは、湾曲に沿った長さである。
押圧突起14は、下端部分14aが頭皮等を押圧する押圧部となっている、直径が例えば5〜10mm程度の円柱状の突起である。押圧突起14は、環状規制部17の下端縁部によって囲まれた広がり制限手段15の下端開口面から、例えば10〜30mm程度の長さで下方に突出した状態で、環状規制部17の内側に隣接配置されて8箇所に設けられている。
支持梁部16は、環状規制部17と共に広がり制限手段15を構成する部分であり、基部12の周方向に間隔をおいて45°の等角度ピッチで8箇所に設けられている。支持梁部16は、例えば2〜7mm程度の厚さを有しており、両側に隣接する張出し梁部13の側縁部との間に、例えば0.3〜3mm程度の幅の貫通溝20を介在させて、基部12から末広がりに幅を拡大させながら外側に張り出した状態で設けられている。支持梁部16の先端部(外側方向)には、環状規制部17が連続して設けられていることで、環状規制部17は、支持梁部16によって基部12から片持ち梁状に支持される。支持梁部16は、上面を円弧状にし、且つ下方に次第に下がるように湾曲している。これにより、張出し梁部13及び押圧突起14の広がりを一層制限し易くなる。
環状規制部17は、8箇所の支持梁部16に支持されて周方向に環状に延設することで、8箇所の張出し梁部13の先端部分を連続して囲んだ状態でリング状に設けられている。環状規制部17は、各一対の支持梁部16の間の部分において、張出し梁部13の丸く面取りされた先端部分との間に、例えば0.3〜3mm程度の幅の貫通溝20を介在させて、張出し梁部13の丸く面取りされた先端部分の周縁部に沿った形状の内縁縁部を備えるように形成されている。また、環状規制部17は、例えば40〜100mm程度の直径の円形の外周形状を備えるように形成されていると共に、複数の押圧突起14周囲に環状に連続して配置される。環状規制部17は、把持部30からの押圧力により押圧突起14の下端部分14aが頭皮等に押し付けられた際に、複数の押圧突起14の、好ましくは根本部分14bを囲んで環状に連続して配置される部分を備えている(図5(a)、(b)参照)。
また、本第1実施形態では、頭皮等を押圧する押圧部となる押圧突起14の下端部分14aは、張出し梁部13の張出し方向の外側から内側に向けて、上方に傾斜して形成された湾曲凸面14cを内側部分に備えている。押圧突起14の下端部分14aの外側部分による先端部14dの先端曲率半径は、内側部分の湾曲凸面14cの曲率半径よりも、小さくなっている。すなわち、内側部分の湾曲凸面14cは、例えば4〜20mm程度の曲率半径(ブラシ本体部11の径方向における曲率半径)を有しており、外側部分による先端部14dは、例えば1〜4mm程度の先端曲率半径(ブラシ本体部11の径方向における曲率半径)を有している。これによって、先端部14dの先端曲率半径は、湾曲凸面14cの曲率半径よりも、小さくなっている。
さらに、本第1実施形態では、押圧突起14の下端部分14aの外側部分による先端部14dに、当該先端部14dの先端端曲率半径よりも小さな先端曲率半径を有する下端部補助突起14eが、複数本(本第1実施形態では5本)、下方に突出して設けられている。下端部補助突起14eは、各々の押圧突起14の下端部分14aの先端部14dから、例えば1〜5mm程度の長さで下方に突出している。下端部補助突起14eは、例えば1〜3mm程度の直径を有する細長い円柱状の突起となっており、先端部の先端曲率半径は、例えば0.3〜1.5mm程度となっている。
さらにまた、本第1実施形態では、基部12の下面から下方に突出して、中央部押圧突起18が、複数本(本第1実施形態では、4本)設けられている。中央部押圧突起18は、押圧部となる先端部分18aが、半球形状に形成されている。中央部押圧突起18は、基部12との一体化部分である基端部における直径が例えば4〜10mm程度の大きさの、円錐形状の突起となっている。中央部押圧突起18は、押圧突起14の長さよりも、例えば6〜12mm程度短い長さを有している。中央部押圧突起18は、好ましくは非使用時に、広がり制限手段15の環状規制部17の下端縁部によって囲まれた下端開口面から、はみ出ないように下方に突出した状態で設けられている。
ブラシ本体部11の基部12に連設されるマッサージブラシ用ハンドル32は、上述のように、把持部30と接合ドラム部31とを含んで形成される。マッサージブラシ用ハンドル32は、合成樹脂材料として、ブラシ本体部11の材料よりも硬い例えばABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)樹脂、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂、PP(ポリプロピレン)樹脂、PE(ポリエチレン)樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂、PCTA(ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレート)樹脂、POM(ポリアセタール)樹脂、アクリル樹脂、AS(アクリル二トリルスチレン共重合体)樹脂、PS(ポリスチレン)樹脂等を用いて成形されている。マッサージブラシ用ハンドル32は、ブラシ本体部11に連設されて、押圧突起14や中央部押圧突起18を頭皮等に押し当てるための押圧力や、頭部を揉み解すための回転力等を、把持部30からブラシ本体部11に効率良く伝達できるようになっている。
上述の構成を備える本第1実施形態のマッサージブラシ10は、図5(a)に示す、広がり制限手段15の環状規制部17を、複数の押圧突起14の周囲に配置して、押圧突起15の外側への広がりを制限する状態を維持したまま、把持部30からの押圧力によって押圧突起14の先端部分14aを頭皮等に押し付けて、ブラシ本体部11を頭皮等に沿って動かすことにより(図5(b)参照)、頭皮等のマッサージ又は頭皮や毛穴等の洗浄を効果的に行うことが可能になる。
すなわち、本第1実施形態によれば、複数の押圧突起14の周囲に広がり制限手段15の環状規制部17が配置された状態で、ブラシ本体部11を頭皮等に沿って動かせば、押圧突起14は、図5(b)に示すように、好ましくは根本部分14bが環状規制部17の内側に当接して、外側への広がりが規制されると共に、当接による摩擦力等によって張出し梁部13の上方への弾性変形も規制されることになるので、頭皮等を押圧する押圧部となる押圧突起14の下端部分14aの動きが、例えば頭皮並びに頭皮の毛穴にアプローチし易い適度な動きに制限されることになる。これによって、頭皮等の洗浄を効果的に行うことが可能になると共に、圧迫法、強擦法、揉捏法、軽擦法、打突法等による頭皮のマッサージ効果を、効果的に発揮させることが可能になる。
また、本第1実施形態では、押圧突起14の下端部分14aは、内側に向けて上方に傾斜して形成された湾曲凸面14cを内側部分に備えることで、外側部分が、内側部分よりも下方に突出する、先端曲率半径(ブラシ本体部11の径方向における曲率半径)の小さな先端部14dを有しているので、この先端曲率半径の小さな先端部14dを頭皮等に押し付けることで、例えば頭皮の毛穴に一層アプローチし易くなる。
さらにまた、本第1実施形態では、押圧突起14の下端部分14aの外側部分による先端部14dに、当該先端部14dの先端端曲率半径よりも小さな先端曲率半径を有する下端部補助突起14eが、下方に突出して設けられているので、この下端部補助突起14eの先端曲率半径の小さな先端部を頭皮等に押し付けることで、例えば頭皮の毛穴により一層アプローチし易くなる。
そして、本第1実施形態のマッサージブラシ10では、上述のように、広がり制限手段15の環状規制部17を、複数の押圧突起14の周囲に配置して、押圧突起15の外側への広がりを制限する状態から(図5(a)参照)、張出し梁部13と共にドーム形状を形成しているブラシ本体部11の支持梁部16を、当該支持梁部16の弾性、及び切り欠き状溝部16aによる折り曲げ誘導部(図7(a)、(b)参照)を利用して、図6(a)に示すように、基部12との接続部分を中心に上方に向けて凹状に湾曲するように反転させる。これによって、広がり制限手段15の環状規制部17が、押圧突起14の外側への広がりを制限しない状態に切り替えて、折り曲げ誘導部16aの非制限状態維持手段21としての機能によって、この状態を維持することができるようになっている。この状態を維持したまま、把持部30からの押圧力によって、図6(b)に示すように、押圧突起14の先端部分14aを頭皮等に押し付けて、張出し梁部13及び押圧突起14を弾性変形させながら、当該先端部分14aを頭皮等に沿って動かすことにより、主として頭皮等のマッサージを、一層ソフトな感触で行うことが可能になる。
すなわち、本第1実施形態によれば、押圧突起14の外側への広がりを制限しない状態で、押圧部となる押圧突起14の下端部分14aを頭皮等に押し付ければ、押圧突起14の下端部分14aは、押圧突起14を外側に広がるように弾性変形させながら、球面状の頭部の頭皮等に沿って大きな可動範囲で動き易くなる。また、押圧突起14を介した頭皮等からの反力を受けて、押圧突起14が接続する張出し梁部13の先端部分もまた、弾性変形しつつ上方に持ち上がるようして移動するので、押圧突起14の下端部分14aを、さらに大きな可動範囲で頭皮等に沿って動かすことが可能になる。これらによって、押圧突起14の動きを改善して、圧迫法、強擦法、揉捏法、軽擦法、打突法等によるマッサージ効果を、一層ソフトな感触で発揮させることが可能になる。
また、本第1実施形態では、押圧突起14の外側への広がりを制限しない状態で、押圧突起14の下端部分14aを頭皮等に押し付けた際に、張出し梁部13が接続する基部12は、沈み込むようにして頭皮等に向けて下方に移動し易くなる。これによって、基部12から下方に突出する中央部押圧突起18の先端部分18aを、頭皮等に当接させることが可能になるので、中央部押圧突起18による、例えば指圧やつぼ押しによるマッサージ効果をソフトな感触で得ることも可能になる。
さらに、本第1実施形態では、押圧突起14の下端部分14aにおける、押圧突起14が外側に広がるように弾性変形した際に球面状の頭部の頭皮等に当接する部分となる内側部分に、内側に向けて上方に傾斜して形成された湾曲凸面14cを備えており、この湾曲凸面14cの曲率半径は、外側部分による押圧突起14の先端部14dの先端曲率半径よりも、大きくなっている。これによって、押圧突起14の下端部分14aを頭皮等に押し付けた際に、湾曲凸面14cを介してより広い面積で下端部分14aを頭皮等に接触させる可能になるので、圧迫法、強擦法、揉捏法、軽擦法、打突法等によるマッサージ効果を、より効果的に発揮させることが可能になる。
これらによって、本第1実施形態のマッサージブラシ10によれば、多様なマッサージを行うことが可能になると共に、一層ソフトな感触でマッサージを行うことが可能になる。
また、本第1実施形態のマッサージブラシ10では、広がり制限手段15は、非制限状態維持手段21として機能する、切り欠き状溝部による折り曲げ誘導部16aを備えているので(図7(a)参照)、図7(b)に示すように、この折り曲げ誘導部16aを介して、支持梁部16の弾性を利用しつつ、ブラシ本体部11の支持梁部16を上方に向けて凹状に湾曲するように反転させることで、押圧突起14の外側への広がりを制限ない状態にして、この状態を維持することが可能になる。また支持梁部16の弾性を利用して、図7(a)に示すように、環状規制部17の上面と共にドーム形状を形成する位置に支持梁部16を戻すことで、複数の支持梁部16が各々斜め下方に延設するように復帰させると共に、広がり規制手段15の環状規制部17により押圧突起14の外側への広がりを制限する状態にして、この状態を維持することが可能になる。このように、支持梁部16の弾性、及び切り欠き状溝部16aによる折り曲げ誘導部を利用して、押圧突起14の外側への広がりを制限しない状態と広がりを制限する状態とを切り替え、また各々の状態を維持することが可能になる。
なお、非制限状態維持手段21として機能する折り曲げ誘導部16aは、支持梁部16の延設方向の中間部分において、支持梁部16の上面を横断して形成された切り欠き状溝部16aによるものである必要は必ずしも無く、例えば同様の部位における支持梁部16の下面に設けられた、スリット等によるものであっても良い。
図8及び図9(a)、(b)は、本発明の好ましい第2実施形態に係るマッサージブラシ22を示すものである。本第2実施形態のマッサージブラシ22では、広がり制限手段15は、複数の張出し梁部13の上面を覆って配置された、好ましくは傘状部材23を含んで構成されている。傘状部材23による広がり制限手段15は、張出し梁部13の上方への移動を傘状部材23によって制限することで、押圧突起14が弾性変形する際の自由長を、張出し梁部13を含まない押圧突起14のみの短い自由長として、押圧突起14の外側への広がりを制限するものとなっている。また、本第2実施形態のマッサージブラシ22では、傘状部材23は、外周縁部23aが、図10に示すように、複数の押圧突起14の根本部分14bの外側を、環状に連続して囲む位置まで下方に延設していることにより、環状規制部17としても機能することができるようになっている。本第2実施形態のマッサージブラシ22のその他の部分は、上記第1実施形態のマッサージブラシ22と略同様の構成を備えている。
なお、本第2実施形態のマッサージブラシ22では、上記第1実施形態のマッサージブラシ10と同様の構成部分については、同様の符号を付すことで、その詳細な説明については適宜省略する。上記第1実施形態のマッサージブラシ10と同様の符号を付した構成部分については、上記第1実施形態のマッサージブラシ10における説明が適宜適用される。
本第2実施形態のマッサージブラシ22では、複数の張出し梁部13の上面を一体として覆って傘状部材23を配置して、押圧突起14の外側への広がりを制限することで、頭皮等の洗浄及びマッサージを効果的に行うことが可能な状態から、上記第1実施形態のマッサージブラシ10と同様に、好ましくはドーム形状を備える傘状部材23を、当該傘状部材23の弾性を利用して、図11に示すように、基部12との接続部分を中心に上方に向けて凹状に湾曲するように反転させることができるようになっている。これによって、ドーム形状の傘状部材23自体を非制限状態維持手段21として、傘状部材23による広がり規制手段15が、押圧突起14の外側への広がりを制限しない状態に切り替えて、この状態を維持することが可能になる。またこれによって、把持部30からの押圧力により頭皮等のマッサージを一層ソフトな感触で行うことが可能な状態に、切り換えることが可能になるので、本第2実施形態のマッサージブラシ22によっても、上記第1実施形態のマッサージブラシ22と同様の作用効果が奏される。
また、本第2実施形態では、図12(a)、(b)に示すように、例えばマッサージブラシ用ハンドル32の先端部分から外側に張り出すように延設させて、制限手段係止部24を設けておくこともできる。制限手段係止部24は、基部12との接続部分を中心に上方に向けて凹状に湾曲するように反転させた傘状部材23を、反転させた状態のまま係止する、非制限状態維持手段21としての機能を備える。傘状部材23を反転させた状態のまま係止する制限手段係止部24が設けられていることにより、押圧突起14の外側への広がりを制限しない、一層ソフトな感触で頭皮等のマッサージを行うのに適した状態を、より安定して維持することが可能になる。このような制限手段係止部は、上記第1実施形態のマッサージブラシ10において、広がり規制手段を反転させたまま保持する非制限状態維持手段21として用いることもできる。
図13及び図14(a)、(b)は、本発明の好ましい第3実施形態に係るマッサージブラシ25を示すものである。本第3実施形態のマッサージブラシ25では、広がり制限手段15は、複数の押圧突起14の根本部分14bの外側の周囲に環状に連続して取り付けられた、リング状部材26を、環状規制部として含んで構成されている。また、本第3実施形態では、リング状部材26は、複数の押圧突起14の根本部分14bの外側部分に各々形成された、リング係止溝27に係止されて、根本部分14bの周囲に環状に連続して取り付けられている。本第3実施形態のマッサージブラシ25のその他の部分は、上記第1実施形態のマッサージブラシ22と略同様の構成を備えている。
なお、本第3実施形態のマッサージブラシ25では、上記第1実施形態のマッサージブラシ10と同様の構成部分については、同様の符号を付すことで、その詳細な説明については適宜省略する。上記第1実施形態のマッサージブラシ10と同様の符号を付した構成部分については、上記第1実施形態のマッサージブラシ10における説明が適宜適用される。
本第3実施形態のマッサージブラシ25では、リング状部材26による広がり制限手段15は、好ましくはリング係止溝27に係止されて、押圧突起14の根本部分14bの周囲に環状に連続して取り付けられることで、押圧突起14の外側への広がりを制限して、頭皮等の洗浄やマッサージを効果的に行うことが可能な状態から、例えば張出し梁部13や押圧突起14を弾性変形させながら、上方に移動させて制限状態を解除し、押圧突起14の外側への広がりを制限しない状態に切り換えて、この状態を維持でいるようになっている。また、押圧突起14の外側への広がりを制限しない状態から、例えば張出し梁部13や押圧突起14を弾性変形させながら、リング状部材26を下方に移動させることで、好ましくはリング係止溝27に係止して、押圧突起14の根本部分14bの周囲に環状に連続して取り付けることにより、押圧突起14の外側への広がりを制限しない状態に切り換えることができるようになっている。これらによって、本第3実施形態のマッサージブラシ25によっても、上記第1実施形態のマッサージブラシ22と同様の作用効果が奏される。
また、本第3実施形態のマッサージブラシ25において、広がり制限手段15として用いるリング状部材26は、合成樹脂製、金属製等の、種々の材質のものを用いることができる。また、リング状部材26は、伸縮可能な弾性を備えるものであっても、弾性を備えていないものであっても良い。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、押圧突起の下端部分は、上記各実施形態の形状の他、種々の形状に形成することができる。押圧突起の下端部分は、例えば図15(a)〜(f)に示すように、張出し梁部の張出し方向の外側部分が内側部分よりも長くなっている、種々の形状を備えることができる。例えば図15(c)〜(f)に示すように、押圧突起の下端部分の内側部分に形成された湾曲凸面に、凸面補助突起を設けることもできる。図15(e)、(f)に示すように、押圧突起の下端部分の外側部分による先端部に、下端部補助突起を有する場合には、凸面補助突起は、該下端部補助突起よりも大きな先端曲率半径を有することが好ましい。図15(a)に示すように、湾曲凸面に凸面補助突起を設けなくても良い。また、例えば図15(b)〜(d)に示すように、押圧突起の下端部分の外側部分による先端部に、下端部補助突起を設けなくても良い。下端部補助突起は、1本又は複数本設けても良く、同じ形状のものを設けても、異なる形状のものを混在させて設けても良い。
押圧突起の下端部分は、張出し梁部の張出し方向の外側部分が内側部分よりも長くなっている必要は必ずしも無く、図16(a)〜(e)に示すように、半球状の形状を有していても良い。押圧突起の下端部分は、平坦な下端部を有していても良い。
押圧突起は、円柱状の突起である必要は必ずしも無く、例えば図17(a)〜(c)に示すように、三角形状やハート形状や楕円形状等の、種々の断面形状を備える柱状の突起であっても良い。
また、広がり制限手段を、上下にスライド移動可能に取り付けておき、例えば下方にスライド移動させて押圧突起の外側への広がりを制限する状態と、上方にスライド移動させて押圧突起の外側への広がりを制限しない状態とを、切り換え可能とすることもできる。例えば、広がり制限手段を上方にスライド移動した際に、係止部に係止させることで、この係止部を非制限状態維持手段として機能させて、押圧突起の外側への広がりを制限しない状態を維持させることもできる。
また、本発明のマッサージブラシは、人間だけで無く、犬や馬等の動物用としても用いることができる。
10,22,25 マッサージブラシ
11 ブラシ本体部
12 基部
13 張出し梁部
14 押圧突起
14a 下端部分
14b 根本部分
14c 湾曲凸面
14d 下端部
14e 下端部補助突起
15 広がり制限手段
16 支持梁部
16a 切り欠き状溝部(折り曲げ誘導部)
17 環状規制部
18 中央部押圧突起
18a 下端部分
19 嵌合突起
20 貫通溝
21 非制限状態維持手段
23 傘状部材(広がり制限手段)
23a 外周縁部
24 制限手段係止部
26 リング状部材(広がり制限手段)
27 リング係止溝
30 把持部
31 接合ドラム部
32 マッサージブラシ用ハンドル

Claims (12)

  1. 基部と、該基部の上面に連設される把持部と、前記基部の周方向に間隔をおいて、前記基部から外側に片持ち梁状に張り出して設けられた、弾性部材で形成された複数の張出し梁部と、該複数の張出し梁部の各々の先端部分から下方に突出して設けられた、弾性部材で形成された押圧突起とを含んで構成されており、
    且つ前記把持部からの押圧力により前記押圧突起の下端部分が被押圧部に押し付けられた際に、前記押圧突起の外側への広がりを制限する、広がり制限手段を備えており、
    該広がり制限手段は、前記押圧突起の外側への広がりを制限する状態と、制限しない状態とを切り換えて、各々の状態を維持できるようになっているマッサージブラシ。
  2. 前記広がり制限手段は、非制限状態維持手段を備えており、該非制限状態維持手段によって、前記押圧突起の外側への広がりを制限しない状態を維持するようになっている請求項1記載のマッサージブラシ。
  3. 前記広がり制限手段は、当該広がり制限手段が上方に折り曲げられるように誘導する折り曲げ誘導部を備えており、該折り曲げ誘導部を介して折り曲げられることにより、前記押圧突起の外側への広がりを制限しない状態に切り換え可能となっていると共に、前記折り曲げ誘導部は、折り曲げられた状態を維持して、前記非制限状態維持手段として機能するようになっている請求項2記載のマッサージブラシ。
  4. 前記広がり制限手段は、複数の前記押圧突起の外側を囲んで環状に連続して配置される、環状規制部を含んで構成されている請求項1〜3のいずれか1項記載のマッサージブラシ。
  5. 前記広がり制限手段は、前記基部の周方向に隣接する一対の前記張出し梁部の間の部分から外側に張り出して設けられた、複数の支持梁部と、該支持梁部に支持させて、複数の前記押圧突起の周囲に環状に連続して配置される、前記環状規制部とを含んで構成されている請求項4項記載のマッサージブラシ。
  6. 前記広がり制限手段は、複数の前記押圧突起の根本部分の周囲に環状に連続して取り付けられた、リング状部材を、前記環状規制部として含んで構成されている請求項4記載のマッサージブラシ。
  7. 前記リング状部材は、複数の前記押圧突起の根本部分の外側部分に各々形成された、リング係止溝に係止されて、根本部分の周囲に環状に連続して取り付けられている請求項6記載のマッサージブラシ。
  8. 前記広がり制限手段は、前記張出し梁部の上方への移動を制限することで、前記押圧突起の外側への広がりを制限するものとなっている請求項1〜4の何れか1項記載のマッサージブラシ。
  9. 前記広がり制限手段は、前記複数の張出し梁部の上面を覆って配置された、傘状部材を含んで構成されている請求項8記載のマッサージブラシ。
  10. 前記押圧突起の下端部分は、前記張出し梁部の張出し方向の外側から内側に向けて、上方に傾斜して形成された湾曲凸面を内側部分に備えており、前記押圧突起の下端部分の外側部分による先端部の先端曲率半径は、前記内側部分の前記湾曲凸面の曲率半径よりも、小さくなっている請求項1〜9のいずれか1項記載のマッサージブラシ。
  11. 前記押圧突起の下端部分の前記外側部分による先端部に、当該先端部の先端端曲率半径よりも小さな先端曲率半径を有する下端部補助突起が、下方に突出して設けられている請求項10記載のマッサージブラシ。
  12. 前記押圧突起の下端部分の前記内側部分に形成された湾曲凸面に、凸面補助突起が設けられている請求項10又は11記載のマッサージブラシ。
JP2015245193A 2015-12-16 2015-12-16 マッサージブラシ Pending JP2017108895A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015245193A JP2017108895A (ja) 2015-12-16 2015-12-16 マッサージブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015245193A JP2017108895A (ja) 2015-12-16 2015-12-16 マッサージブラシ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017108895A true JP2017108895A (ja) 2017-06-22

Family

ID=59080248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015245193A Pending JP2017108895A (ja) 2015-12-16 2015-12-16 マッサージブラシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017108895A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5689613B2 (ja) マッサージブラシ及びマッサージブラシ用ハンドル
JP6943948B2 (ja) マッサージデバイス
JP2007229159A (ja) マッサージ装置
JP5860319B2 (ja) 頭皮マッサージ具
JP6654429B2 (ja) 毛穴洗浄用ブラシ
JP6564687B2 (ja) 頭皮用ブラシ
JP2016123723A (ja) ヘアブラシ
JP5743754B2 (ja) 頭皮用ブラシ
JP2017108895A (ja) マッサージブラシ
JP4138754B2 (ja) ブラシ装置及びマッサージ装置
JP5839559B2 (ja) マッサージ具
JP5665917B2 (ja) マッサージ具
JP2014001465A (ja) 洗髪用具
KR20160003393U (ko) 듀얼 브러쉬
JP2015002817A (ja) マッサージ具
JP6401538B2 (ja) マッサージブラシ
JP2009165664A (ja) マッサージ装置
JP3244691U (ja) ブラシ
JP5269967B2 (ja) マッサージ具
JP2023034506A (ja) 頭皮洗浄用ブラシ
JP2018078988A (ja) 洗髪用ブラシ
JP7089712B2 (ja) クッションブラシ
EP3586613B1 (en) Massaging tool for pets
KR20180094214A (ko) 화장용 핑거퍼프
JP2016119947A (ja) ヘアブラシ

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180216