JP2016119947A - ヘアブラシ - Google Patents

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益山 巌
Iwao Masuyama
巌 益山
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Abstract

【課題】揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能である。
【解決手段】ヘアブラシ1は、ブラシ部10と把持部20とを備え、ブラシ部10は、把持部20を中心として放射状に伸びる複数個のブラシ足部10aを有し、ブラシ足部10aは、可とう性を有し、人体頭部に押圧接触させてブラシングすることで放射状に広がるように変形可能である。
【選択図】図2

Description

この発明は、人体頭部に押圧接触させてブラシングするヘアブラシに関する。
一般的にヘアブラシは、ブラシ部と把持部とを備え、ブラシ部には、毛髪をブラッシングするブリッスルとしての多数のブラシピンやブラシ毛が起立状態で植毛されたものが周知である。
このようなヘアブラシでは、長手方向両端側(先端側及び根元側)のブリッスルが毛髪に接触しづらいので、毛髪とブリッスルとの接触領域が狭く、その結果、一度にできるブラッシングの範囲が狭いものとなっていた。
そこで、ブリッスル全体が毛髪と均等に接触して一度にできるブラッシングの範囲が 広くできるものが提案されている。(例えば、特許文献1)。
特開2013−240434号公報
しかしながら、このようなヘアブラシでは、ブラシ毛が密接した状態で固定されているため、ブラシ毛間に毛髪が挟まりやすく、挟まって傷付いた毛髪が枝毛になりすやい。しかも、ブラシ毛が密接していると、毛髪との摩擦が大きく、強い力でないとブラッシングができない。しかも、毛髪が通りにくいため、ブラシ毛が頭皮に到達しにくく、毛根、毛穴まできれいに清掃することができない。
また、髪と頭皮にためにマッサージすると、地肌のコリをほぐし、血行を促進することで、地肌からの老廃物の排出を促して毛穴のつまりを取り除くことができるが、従来のヘアブラシではマッサージすることができなかった。
この発明はこれら従来の問題点を解消し、揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能なヘアブラシを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、ブラシ部と把持部とを備え、
前記ブラシ部は、前記把持部を中心として放射状に伸びる複数個のブラシ足部を有し、
前記ブラシ足部は、可とう性を有し、
人体頭部に押圧接触させてブラシングすることで放射状に広がるように変形可能であることを特徴とするヘアブラシである。
請求項2に記載の発明は、前記ブラシ足部は、前記把持部を中心として複数の円を形成するように長さを変化させたことを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシである。
請求項3に記載の発明は、前記ブラシ足部の人体頭部に押圧接触させる部分に、
曲面部または凹凸部を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘアブラシである。
請求項4に記載の発明は、前記把持部は、貯留する薬液を吐出させて塗布する塗布部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のヘアブラシである。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、ブラシ部は、把持部を中心として放射状に伸びる複数個のブラシ足部を有しており、このブラシ足部は、人体頭部に押圧接触させてブラシングすることで放射状に広がるように変形することで、揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能であり、毛根、毛穴まできれいに清掃し、しかも地肌のコリをほぐし、血行を促進することで、地肌からの老廃物の排出を促して毛穴のつまりを取り除くことができる。
請求項2に記載の発明では、ブラシ足部は、把持部を中心として複数の円を形成するように長さを変化させたことで、人体頭部の広範囲に押圧接触させてブラシングし、かつ揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能である。
請求項3に記載の発明では、ブラシ足部の人体頭部に押圧接触させる部分に、
曲面部または凹凸部を形成したことで、効果的に揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能である。
請求項4に記載の発明では、貯留する薬液を吐出させて塗布することで、マッサージするとともに、薬液を毛穴まで塗布するこができる。
第1の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 ヘアブラシのブラシ足部の個数を示す図である。 ヘアブラシのブラシ足部の個数を示す図である。 ヘアブラシのブラシ足部の個数を示す図である。 ヘアブラシのブラシ足部の個数を示す図である。 ヘアブラシの成形方法を説明する図である。 ヘアブラシの成形方法を説明する図である。 ヘアブラシの成形方法を説明する図である。 ヘアブラシの成形方法を説明する図である。 ブラシ足部の人体頭部に押圧接触させる部分の構成を示す図である。 ブラシ足部の人体頭部に押圧接触させる部分の構成を示す図である。 ブラシ足部の人体頭部に押圧接触させる部分の構成を示す図である。 ブラシ足部の実施の形態を示す図である。 第2の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 他の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 他の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 第3の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 組み付けのヘアブラシを示す図である。 組み付けのヘアブラシを示す図である。 短いブラシ足部を有するヘアブラシを示す図である。 第4の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 他の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 他の実施の形態のヘアブラシを示す図である。
以下、この発明のヘアブラシの実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
(第1の実施の形態)
この実施の形態のヘアブラシは図1に示すように構成され、図1(a)はヘアブラシの平面図、図1(b)は図1(a)のb−b線に沿う断面図、図1(c)はヘアブラシの底面図である。
このヘアブラシ1は、ブラシ部10と把持部20とを備え、ブラシ部10と把持部20はゴムまたは樹脂で一体に成形される。ブラシ部10は、把持部20を中心として放射状に伸びる複数個のブラシ足部10aを有し、この実施の形態では、ブラシ足部10aが8個形成されている。このブラシ足部10aは、可とう性を有し、基部10a1から外側へ延びるように湾曲し先端部10a2が内側に向かう形状であり、先端部10a2から人体頭部に押圧接触させてブラシングすることで放射状に広がるように変形可能である。このブラシ足部10aは、人体頭部に押圧接触させる部分である先端部10a2が、曲面部に形成されている。
図2はヘアブラシの使用状態を示す。使用者が把持部20を片手で持ち、ブラシ部10の先端部10a2を、人体頭部100に押圧接触させる。ブラシ部10は、把持部20を中心として放射状に伸びる複数個のブラシ足部10aを有しており、このブラシ足部10aは、人体頭部100に押圧接触させてブラシングすることで放射状に広がるように変形し、押圧を弱めると放射状に広がった複数個のブラシ足部10aが元の形状になるように変形する。このようにして、先端部10a2からブラシ足部10aの中間部に向けて人体頭部100に押圧接触させることができ、複数個のブラシ足部10aによって人体頭部100を、揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能であり、毛根、毛穴まできれいに清掃し、しかも地肌のコリをほぐし、血行を促進することで、地肌からの老廃物の排出を促して毛穴のつまりを取り除くことができる。
ここで、掻く、擦るは、ブラシ足部10aの先端部10a2を、A:頭皮に当て、B:先端部10a2が開き、C:先端部10a2が頭の丸味に添って移動し、D:先端部10a2が頭の丸い太い部分を通過して、E:押圧作動が止まるところまでの一連の動きである。揉むは、先端部10a2を上の一連の動きのどこでも約1cmから約5cmの間の往復又は回転あるいは縦回転又は斜めに又は振動のような部分の先端部10a2の押圧による動きである。梳くは、ブラシ足部10a全体を櫛で梳くように頭の前から後ろに或いは左横から右横方向に或いは斜めに頭全体にブラシ足部10aで髪の毛を梳く動きである。
可とう性の構成材料は、マッサージすることができるだけの強度と柔軟性を併せ持つ材料であればよく、例えばポリアミド系繊維樹脂、ポリエチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、EVA樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、セルロース樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などからなる樹脂やシリコンゴム、NBRゴム、CRゴム、ブタジコンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、ブタジエンゴム、ウレタンゴムなどのゴムが挙げられる。また、エラストマー、その他、半硬質、軟質プラスチックが挙げられる。
可とう性の構成材料の物性としては、弾力性があること、復元力があること、耐摩耗性があること、使用目的で異なるが全てに以上の3点が重要であり、髪は頭皮への強用にあっては、耐薬性、耐アルコール、耐溶剤の材料を使用する。
[ブラシ足部の個数]
次に、ブラシ足部の個数について説明する。図1及び図2の実施の形態は、8個形成されているが、図3乃至図5のように形成することができる。図3の実施の形態では、ブラシ足部10aが4個形成され、図4の実施の形態では、ブラシ足部10aが6個形成され、図5の実施の形態では、ブラシ足部10aが12個形成されているが、これに限定されない。
[ヘアブラシの成形方法]
次に、ヘアブラシの成形方法を、図6乃至図8に基づいて説明する。図6の実施の形態では、下型100、上型101、中子型102を組み付けた状態で、中子型102の注入孔102aから樹脂を注入し、樹脂が固まりヘアブラシ1が成形されると、下型100と上型101を開き、ヘアブラシ1を強制的に引き上げて中子型102から取り外す。
図7の実施の形態では、1個の下型110、4個の上型111を組み付けた状態で、4個の上型111により形成される注入孔111aから樹脂を注入し、樹脂が固まりヘアブラシ1が成形されると、4個の上型111をそれぞれ四方に開き、ヘアブラシ1を強制的に引き上げて下型110から取り外す。
図8の実施の形態では、下型120、上型121を組み付けた状態で、上型121の注入孔121aから樹脂を注入し、樹脂が固まりヘアブラシの素材1aが成形されると、下型110と上型111を開き、ヘアブラシの素材1aを取り出す。このヘアブラシの素材1aを加熱下治具120と加熱上治具121に嵌めて加熱することで、ヘアブラシ1が成形され、加熱下治具120と加熱上治具121を開放し、ヘアブラシ1を取り外す。加熱下治具120と加熱上治具121に嵌めて行う加熱は、加熱治具ごとに行ってもよいし、加温室122に入れて行うこともできる。
図9の実施の形態では、下型130、上型131を組み付けた状態で、上型131の注入孔131aから樹脂を注入し、樹脂が固まりヘアブラシの素材1aが成形されると、下型130と上型131を開き、ヘアブラシの素材1aを取り出す。このヘアブラシの素材1aを加熱下治具132〜134と加熱上治具135に嵌めて加熱することで、ヘアブラシ1が成形される。加熱上治具135から加熱下治具133、134で開放して、ヘアブラシ1を取り外す。加熱下治具132〜134と加熱上治具135に嵌めて行う加熱は、加熱治具ごとに行ってもよいし、加温室122に入れて行うこともできる。
[ブラシ足部の人体頭部に押圧接触させる部分の構成]
次に、ブラシ足部10aの人体頭部に押圧接触させる部分の構成を、図10乃至図13に基づいて説明する。図10及び図11の実施の形態では、ブラシ足部10aの先端部10a2を内側へ突出させて曲面部10a21を形成している。曲面部10a21は、突出させることなく内側を曲面としてもよい。
このように、ブラシ足部10aの人体頭部に押圧接触させる部分に、曲面部10a21を形成することで、図11に示すように揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることができる。すなわち、図11(a)に示すように、ブラシ足部10aの先端部10a2を、人体頭部に接触させて押すと、ブラシ足部10aの曲面部10a21が人体頭部に押圧接触し、ブラシ足部10aは、放射状に広がるように変形し、押圧を弱めると放射状に広がったブラシ足部10aが元の形状になるように変形する。先端部10a2の曲面部10a21が、人体頭部に押圧接触してマッサージすることが可能であり、毛根、毛穴まできれいに清掃し、しかも地肌のコリをほぐし、血行を促進することで、地肌からの老廃物の排出を促して毛穴のつまりを取り除くことができる。
このブラシ足部10aは、成形の使用材料の硬度が高いほど広がりが小さく、広がりが小さいと、掻く、擦るが僅かでほとんど押圧の力でマッサージが主体となる。成形の使用材料の硬度が低いと柔らかく、ブラシ足部10aの広がりが大きく外方向に先端部10a2が伸びて曲面部10a21で掻かれ擦られる。このように、マッサージが主体か掻かれ擦られることが主体かは使用材料硬度の選定による。
図12の実施の形態は、ブラシ足部10aに所定間隔の位置に溝を形成して指関節10a22を設け、先端部10a2に指紋のように凹凸部10a23を設ける。指紋のように凹凸部10a23は、円形または楕円形の凸条を2重または三重にして形成されるが、図12(c)のように凸状を複数個形成したものでもよく、指先の指紋と同様な摩擦が得られる。
人体頭部を揉むにも、人体頭部を洗うのも人の指で実行することが自然で最も望ましい。この実施の形態では、ブラシ足部10aに指関節10a22を設け、先端部10a2に指紋のように凹凸部10a23を設けることで、人体頭部に沿って指関節10a22が伸びたり縮むことを繰り返すことができ、指と同様な間隔で人体頭部を揉む、掻く、擦ることができる。
図13はブラシ足部の実施の形態を示している。図13(a)の実施の形態は、ブラシ足部10aが内側に屈曲し、先端部10a2が内側を向いた構成であり、図13(b)の実施の形態は、ブラシ足部10aが内側に屈曲し、先端部10a2を外側へ向けて曲げた構成であり、図13(c)の実施の形態は、ブラシ足部10aが内側に屈曲し、先端部10a2に向けて大きな歯形を形成した構成であり、図13(d)の実施の形態は、ブラシ足部10aが内側に屈曲し、先端部10a2に向けて小さな歯形を形成した構成であり、図13(e)の実施の形態は、ブラシ足部10aが内側に屈曲し、先端部10a2に向けて先端が尖った突起を形成した構成であり、図13(f)の実施の形態は、ブラシ足部10aが内側に屈曲し、先端部10a2に向けて鍵形に屈曲させた構成である。
図13(a)及び図13(b)の実施の形態では、先端部10a2で揉む、掻く、擦ることができ、図13(c)乃至図13(f)の実施の形態では、ブラシ足部10aの先端部10a2までの内側でも揉む、掻く、擦ることができる。
この実施の形態のヘアブラシ1は、人体頭部全体に全体表面どの角度からも使用して、揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能であり、毛根、毛穴まできれいに清掃し、しかも地肌のコリをほぐし、血行を促進することで、地肌からの老廃物の排出を促して毛穴のつまりを取り除くことができる。ブラシ部10は、把持部20を中心として放射状に伸びる複数個のブラシ足部10aを有しており、円形又は楕円形に放射状に延びる。放射状に延びるブラシ足部10aは、把持部20を中心として1個の円を形成してもよく、また複数の円を形成するように長さを変化させてもよい。複数の円を形成するように長さを変化させる場合には、同形で太さが大中または大中小の組合せ、異形で太さが大中または大中小の組合せ、同形または異形で長さが長、中長、中長短の組合せとすることができる。また、人体頭部に対して同時に揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能である。
(第2の実施の形態)
この実施の形態のヘアブラシは、図14乃至図16に示すように構成される。この実施の形態は、ブラシ足部10aは、把持部20を中心として複数の円を形成するように長さを変化させた構成であり、第1の実施の形態と同様な構成は、同じ符号を付して説明を省略する。
図14の実施の形態について説明すると、図14(a)はヘアブラシの平面図、図14(b)は図14(a)のb−b線に沿う断面図、図14(c)はヘアブラシの底面図である。この実施の形態では、把持部20を中心として短いブラシ足部10aと、中間のブラシ足部10aと、長いブラシ足部10aの3個の円を形成するように長さを変化させて一体に成形した構成である。このように、ブラシ足部10aは、把持部20を中心として3個の円を形成するように長さを変化させたことで、それぞれの長さが異なるブラシ足部10aによって人体頭部の広範囲に押圧接触させてブラシングし、かつ揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能である。
図15の実施の形態について説明すると、図15(a)はヘアブラシの平面図、図15(b)は図15(a)のb−b線に沿う断面図、図15(c)はヘアブラシの底面図、図15(d)は中心部の短いブラシ足部を示す断面図である。この実施の形態では、把持部20を中心として中間のブラシ足部10aと、長いブラシ足部10aの2個の円を形成するように長さを変化させ、把持部20の中心部に円状に短いブラシ足部10aを8個配置した構成である。中心部の8個の短いブラシ足部10aは、外側に向けて所定角度傾斜し、この8個の短いブラシ足部10aによっても人体頭部に押圧接触させてブラシングし、かつ揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能である。
図16の実施の形態について説明すると、図16(a)はヘアブラシの平面図、図16(b)は図16(a)のb−b線に沿う断面図、図16(c)はヘアブラシの底面図である。この実施の形態では、把持部20を中心として中間のブラシ足部10aと、長いブラシ足部10aの2個の円を形成するように長さを変化させて一体に成形し、中間のブラシ足部10aは途中から屈曲させて直線状に延ばし、把持部20の中心部に円状に短いブラシ足部10aを8個配置した構成である。中間のブラシ足部10aが、長いブラシ足部10aとは異なって人体頭部に押圧接触し、揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能である。
このように、図15及び図16の実施の形態では、中心部に短いブラシ足部10aを複数個本直立か外方向に角度をつけて併設することで、中間のブラシ足部10aや長いブラシ足部10aが中心に作用しないことで生じる中心空間を短いブラシ足部10aでおぎなって揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能である。
(第3の実施の形態)
この実施の形態のヘアブラシは、図17乃至図20に示すように構成される。この実施の形態は、ブラシ足部10aは、把持部20を中心として複数の円を形成するように長さを変化させた構成であり、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様な構成は、同じ符号を付して説明を省略する。
図17及び図18の実施の形態について説明すると、図17は3個のヘアブラシを組み付けた状態を示す図、図18は組み付けた3個のヘアブラシを示す図である。この実施の形態では、把持部20を中心として短いブラシ足部10aを有するヘアブラシ1と、中間のブラシ足部10aを有するヘアブラシ1と、長いブラシ足部10aを有するヘアブラシ1の3個を別体に成形し、この3個のヘアブラシ1を組み付けてブラシ足部10aは、把持部20を中心として複数の円を形成するように長さを変化させた構成である。
図19及び図20の実施の形態について説明すると、図19は3個のヘアブラシを組み付けた状態を示す図、図20は組み付けるヘアブラシの他の実施の形態を示す図である。この実施の形態は、図17及び図18の実施の形態と同様にヘアブラシ1の3個を別体に成形し、この3個のヘアブラシ1を組み付けてブラシ足部10aは、把持部20を中心として複数の円を形成するように長さを変化させた構成であるが、この実施の形態では、把持部20がヘアブラシとは別体に成形され、短いブラシ足部10aを有するヘアブラシ1の取付部1bを、把持部20に螺着することで中間のブラシ足部10aを有するヘアブラシ1と、長いブラシ足部10aを有するヘアブラシ1の3個を一体化している。
短いブラシ足部10aを有するヘアブラシ1は、図20に示すように構成することができる。図20(a)の実施の形態では、短いブラシ足部10aが樹脂で一体成形されたものであり、このブラシ足部10aは内側に向けて屈曲されて角度10度〜30度の範囲である。図20(b)の実施の形態では、短いブラシ足部10aが樹脂で一体成形されたものであり、このブラシ足部10aは直線状で角度10度〜30度の範囲である。図20(c)の実施の形態では、短いブラシ足部10aが植毛されたものであり、このブラシ足部10aは直線状で先端部が球状で角度10度〜30度の範囲である。図20(d)の実施の形態では、短いブラシ足部10aが植毛されたものであり、このブラシ足部10aは直線状で先端部が針状で角度10度〜30度の範囲である。短いブラシ足部10aは、使用押圧で外方向に寝て、押圧を止めて上に移動させると元に戻ることで揉む、掻く、梳く、擦ることができる。
このように、第3の実施の形態では、ヘアブラシ1を組み合わせた構成であり、
大中のヘアブラシ1は頭部丸味包むような大きさにするが、小のヘアブラシ1は殆んど場合頭部丸味の頂点に対して使用するので丸味は少なくて済む。従って、ヘアブラシ1はブラシ足部10aを外方向に角度10度〜40度内に寝かせるか寝かした先端部10a2に揉む、掻く、梳く、擦るように熱で毛先玉を作るかエポキシ樹脂率の材料を接着して重ねブラシとして使用する。大中小のヘアブラシ1の硬度は同じでもよいし、大のヘアブラシ1は太くて大きく長いので軟らか、中のヘアブラシ1は大のヘアブラシ1より細く短くするため大のヘアブラシ1より硬め、小のヘアブラシ1は中のヘアブラシ1より細く短くなるので中のヘアブラシ1より硬めというように大きさ形状によって角度を違えてもよい。
(第4の実施の形態)
この実施の形態のヘアブラシは、図21乃至図23に示すように構成される。この実施の形態は、把持部20は、貯留する薬液を吐出させて塗布する塗布部を備える構成であり、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様な構成は、同じ符号を付して説明を省略する。
図21の実施の形態では、図21(a)はヘアブラシの斜視図、図21(b)はヘアブラシの断面図、図21(c)はヘアブラシの使用状態を示す図である。ヘアブラシ1は、ブラシ足部10aを台91から長く延びるように一体に形成している。このヘアブラシ1の使用はブラシ足部10aを頭部に押し付けるとブラシ足部10aが曲がり、塗布部を構成する吐出ノズル32の先端部が頭部100に押されてポンプ31が駆動し、複数個開口した吐出通路32aから液が拡散して吐出し、ブラシ足部10aにより頭の毛髪や頭の皮膚の必要とする場所へ十分かつ適量塗布すると共に、マッサージすることができる。
図22の実施の形態では、図21の実施の形態と同様に構成されるが、図19の実施の形態と同様に、ヘアブラシ1の3個を別体に成形し、この3個のヘアブラシ1を組み付けてブラシ足部10aは、把持部20を中心として複数の円を形成するように長さを変化させた構成である。この実施の形態では、短いブラシ足部10aを有するヘアブラシ1の中心部に吐出ノズル32を設け、この吐出ノズル32の先端部が頭部に押されてポンプ31が駆動し、液が拡散して吐出する。
図23の実施の形態では、図23(a)はヘアブラシの側面図、図23(b)はヘアブラシを塗布側から見た図、図23(c)は液塗布用具の使用状態を示す図である。
この実施の形態のヘアブラシ1は、把持部20に貯留する液を吐出させて塗布するように構成され、塗布部は、液を吐出する吐出ノズル103と、把持部20に貯留する液を吐出ノズル103から吐出させるポンプ104と、液を吐出する吐出ノズル103とを備えている。ヘアブラシ1は吐出ノズル104を中心として周囲に延びる複数本の可とう性材料で成形されたブラシ足部10aを有し、ブラシ足部10aには吸盤10dが形成されている。
この実施の形態のヘアブラシ1は例えば液を頭部に塗布する場合に把持部20を持ってブラシ足部10aを頭部に被せ、吐出ノズル103を頭部に押し付けるとポンプ104が駆動して把持部20の液が吐出ノズル103から吐出し頭部に拡散塗布される。押し付けを止めると液の吐出が停止され、再度の押し付けにより吐出ノズル103から吐出し頭部に拡散塗布され、この繰り返してブラシ足部10aの吸盤10dにより塗布箇所をマッサージすることができる。
この発明は、人体頭部に押圧接触させてブラシングするヘアブラシに適用でき、揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能である。
1 ヘアブラシ1
10 ブラシ部
10a ブラシ足部
10a1 基部
10a2 先端部
10a21 曲面部
10a22 指関節
10a23 凹凸部
20 把持部
31 ポンプ
32 吐出ノズル
32a 吐出通路
103 吐出ノズル
104 ポンプ



Claims (4)

  1. ブラシ部と把持部とを備え、
    前記ブラシ部は、前記把持部を中心として放射状に伸びる複数個のブラシ足部を有し、
    前記ブラシ足部は、可とう性を有し、
    人体頭部に押圧接触させてブラシングすることで放射状に広がるように変形可能であることを特徴とするヘアブラシ。
  2. 前記ブラシ足部は、前記把持部を中心として複数の円を形成するように長さを変化させたことを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシ。
  3. 前記ブラシ足部の人体頭部に押圧接触させる部分に、
    曲面部または凹凸部を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘアブラシ。
  4. 前記把持部は、貯留する薬液を吐出させて塗布する塗布部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のヘアブラシ。
JP2014260250A 2014-12-24 2014-12-24 ヘアブラシ Pending JP2016119947A (ja)

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