JP2016123723A - ヘアブラシ - Google Patents

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Iwao Masuyama
巌 益山
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Abstract

【課題】容易に揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能であるヘアブラシを提供する。【解決手段】ヘアブラシは、ブラシ部10と把持部20とを備え、ブラシ部10は、複数のブラシ11をブラシ台座12に設けた構成であり、把持部20とブラシ台座12は、可とう性を有する材料で一体に成形され、把持部20を使用者の把持力で変形させ、把持部20にブラシ台座12が連動して変形し、ブラシ11が移動可能であり、人体頭部にブラシ11を押圧接触させてブラシングする。【選択図】図1

Description

この発明は、人体頭部に押圧接触させてブラシングするヘアブラシに関する。
一般的にヘアブラシは、ブラシ部と把持部とを備え、ブラシ部には、毛髪をブラッシングするブリッスルとしての多数のブラシピンやブラシ毛が起立状態で植毛されたものが周知である。
このようなヘアブラシでは、長手方向両端側(先端側及び根元側)のブリッスルが毛髪に接触しづらいので、毛髪とブリッスルとの接触領域が狭く、その結果、一度にできるブラッシングの範囲が狭いものとなっていた。
そこで、ブリッスル全体が毛髪と均等に接触して一度にできるブラッシングの範囲が 広くできるものが提案されている。(例えば、特許文献1)。
特開2013−240434号公報
しかしながら、このようなヘアブラシでは、ブラシ毛が密接した状態で固定されているため、ブラシ毛間に毛髪が挟まりやすく、挟まって傷付いた毛髪が枝毛になりすやい。しかも、ブラシ毛が密接していると、毛髪との摩擦が大きく、強い力でないとブラッシングができない。しかも、毛髪が通りにくいため、ブラシ毛が頭皮に到達しにくく、毛根、毛穴まできれいに清掃することができない。
また、髪と頭皮にためにマッサージすると、地肌のコリをほぐし、血行を促進することで、地肌からの老廃物の排出を促して毛穴のつまりを取り除くことができるが、従来のヘアブラシではマッサージすることができなかった。
この発明はこれら従来の問題点を解消し、容易に、揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能なヘアブラシを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、ブラシ部と把持部とを備え、
前記ブラシ部は、複数のブラシをブラシ台座に設けた構成であり、
前記把持部と前記ブラシ台座は、可とう性を有する材料で一体に成形され、
前記把持部を使用者の把持力で変形させ、
前記把持部に前記ブラシ台座が連動して変形し、前記ブラシが移動可能であり、
人体頭部に前記ブラシを押圧接触させてブラシングすることを特徴とするヘアブラシである。
請求項2に記載の発明は、前記ブラシ部は、前記ブラシ台座は方形の平面を有し、方形平面の中心線の左右に前記ブラシを外方へ向くように設けたことを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシである。
請求項3に記載の発明は、前記把持部に、前記ブラシ台座の変形を促進させる制御部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘアブラシである。
請求項4に記載の発明は、前記ブラシ台座に、前記ブラシ台座の変形を促進させる制御部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘアブラシである。
請求項5に記載の発明は、前記把持部に、前記ブラシ台座の変形量を調整する変形量調整部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘアブラシである。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、把持部とブラシ台座は、可とう性を有する材料で一体に成形され、把持部を使用者の把持力で変形させ、把持部にブラシ台座が連動して変形し、ブラシが移動可能であり、人体頭部に前記ブラシを押圧接触させてブラシングすることで、容易に揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能であり、毛根、毛穴まできれいに清掃し、しかも地肌のコリをほぐし、血行を促進することで、地肌からの老廃物の排出を促して毛穴のつまりを取り除くことができる。
請求項2に記載の発明では、ブラシ部は、ブラシ台座は方形の平面を有し、方形平面の中心線の左右にブラシを外方へ向くように設けたことで、ブラシ台座が把持部に連動して変形しブラシを大きく移動させ、人体頭部の広範囲に押圧接触させてブラシングし、かつ揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能である。
請求項3に記載の発明では、把持部に、ブラシ台座の変形を促進させる制御部を設けたことで、把持部に連動して変形が促進されてブラシが大きく移動し、人体頭部の広範囲に押圧接触させてブラシングし、かつ揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能である。
請求項4に記載の発明では、ブラシ台座に、ブラシ台座の変形を促進させる制御部を設けたことで、把持部に連動して変形が促進されてブラシが大きく移動し、人体頭部の広範囲に押圧接触させてブラシングし、かつ揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能である。
請求項5に記載の発明では、把持部に、ブラシ台座の変形量を調整する変形量調整部を設けたことで、把持部に連動して変形量が調整されてブラシが移動し、人体頭部に押圧接触させてブラシングし、かつ揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能である。
第1の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 ブラシ台座を示す図である。 第2の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 他の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 他の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 他の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 他の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 第3の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 他の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 第4の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 他の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 他の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 他の実施の形態のヘアブラシを示す図である。 ヘアブラシの外形構成を示す図である。 ブラシの傾斜構成を示す図である。 ブラシの傾斜構成を示す図である。 ブラシの傾斜構成を示す図である。 ブラシの構成を示す図である。 ブラシの種類を示す図である。
以下、この発明のヘアブラシの実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
(第1の実施の形態)
この実施の形態のヘアブラシは図1に示すように構成され、図1(a)はヘアブラシの正面図、図1(b)はヘアブラシの平面図、図1(c)はヘアブラシの側面図である。
このヘアブラシ1は、ブラシ部10と把持部20とを備え、ブラシ部10と把持部20はゴムまたは樹脂で一体に成形される。ブラシ部10は、複数のブラシ11とブラシ台座12を有し、把持部20とブラシ台座12及びブラシ11は、可とう性を有する材料で一体に成形される。ブラシ台座12は、方形の平面を有し、方形平面の中心線の左右にブラシ11を外方へ向くように設けている。ブラシ台座12の両側部に把持部20の脚部20aが一体化され、この脚部20aの下方は接続しないで解放されており、使用者の把持力で脚部20aを近づけるように変形させると、ブラシ台座12が把持部20の脚部20aに連動して中央部が盛り上がるように変形しブラシ11が両側に開くように移動可能であり、人体頭部にブラシ11を押圧接触させてブラシングすることができる。
このヘアブラシ1の使用は、使用者が把持部20の脚部20aを片手で持ち、ブラシ11の先端部を、人体頭部に押圧接触させ、使用者の把持力で脚部20aを近づけるように変形させると、ブラシ台座12が脚部20aに連動して中央部が盛り上がるように変形しブラシ11が両側に開くように移動し、人体頭部にブラシ11を押圧接触させてブラシングすることができる。ブラシングでは、人体頭部に沿って掻きながら擦りながらブラシ11の先端が移動し、掻く、擦るの効果を得ながら任意の位置に固定して小さく動き振るわすことで揉む効果を生み出すことができる。また、脚部20aの横の押し加減でブラシ11の開き具合が異なる。ブラシ11の開き具合が異なるとブラシ11の先端の掻き擦りが強く当ったり弱く当たることになり、使用感でブラシ11の先端の当たりの強弱を選定でき、また体調とか使う時の気分によって強く使いたいか弱く使いたいか使用者の強弱を選定できる。このようにして、ブラシ11の先端部からブラシ11の中間部に向けて人体頭部に押圧接触させることができ、複数個のブラシ11によって人体頭部を、揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能であり、毛根、毛穴まできれいに清掃し、しかも地肌のコリをほぐし、血行を促進することで、地肌からの老廃物の排出を促して毛穴のつまりを取り除くことができる。
ここで、掻く、擦るは、ブラシ11の先端部を、A:頭皮に当て、B:先端部が開き、C:先端部が頭の丸味に添って移動し、D:先端部が頭の丸い太い部分を通過して、E:押圧作動が止まるところまでの一連の動きである。揉むは、先端部を上の一連の動きのどこでも約1cmから約5cmの間の往復又は回転あるいは縦回転又は斜めに又は振動のような部分の先端部の押圧による動きである。梳くは、ブラシ11全体を櫛で梳くように頭の前から後ろに或いは左横から右横方向に或いは斜めに頭全体にブラシ11で髪の毛を梳く動きである。
可とう性の構成材料は、マッサージすることができるだけの強度と柔軟性を併せ持つ材料であればよく、例えばポリアミド系繊維樹脂、ポリエチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、EVA樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、セルロース樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などからなる樹脂やシリコンゴム、NBRゴム、CRゴム、ブタジコンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、ブタジエンゴム、ウレタンゴムなどのゴムが挙げられる。また、エラストマー、その他、半硬質、軟質プラスチックが挙げられる。
可とう性の構成材料の物性としては、弾力性があること、復元力があること、耐摩耗性があること、使用目的で異なるが全てに以上の3点が重要であり、髪は頭皮への強用にあっては、耐薬性、耐アルコール、耐溶剤の材料を使用する。
ブラシ台座の平面図は、図2に示すように構成することができ、図2(a)はブラシ台座の平面図、図2(b)はブラシ台座の断面図である。この実施の形態では、ブラシ台座12の平面部12aの両側に横梁部12bを設け、両側の横梁部12bの間に長手方向に梁12cを所定間隔で設け、この梁12cの間にブラシ11を設けるように構成される。このように構成することで、ブラシ台座12を容易に中央部が盛り上がるように変形し、ブラシ11が両側に開くように移動する。
(第2の実施の形態)
この実施の形態のヘアブラシは、図3及び図4に示すように構成される。図3の実施の形態では、図3(a)は使用前の状態を示し、図3(b)は使用時の状態を示す。この実施の形態では、第1の実施の形態と同様な構成は、同じ符号を付して説明を省略するが、ブラシ台座12の両側部に把持部20の胴部20bが一体化されている。胴部20bを両側から握り締めると上側が凹み、ブラシ台座12が把持部20の胴部20bに連動して中央部が盛り上がるように変形し、ブラシ11が両側に開くように移動し、人体頭部にブラシ11を押圧接触させてブラシングすることができる。
図4の実施の形態では、図4(a)は使用前の状態を示し、図4(b)は開く時の状態を示し、図4(c)は閉じ時の状態を示す。この実施の形態では、第1の実施の形態と同様な構成は、同じ符号を付して説明を省略するが、胴部20bの首部20b1が広幅で薄肉に形成されている。使用時に、胴部20bの首部20b1の下部を握るように押すと、ブラシ台座12の中央部が盛り上がるように変形し、ブラシ11が両側に開くように移動する(図4(b))。一方、胴部20bの首部20b1の上部を斜め上方へ向けて押すと、ブラシ台座12の中央部が凹むように変形し、ブラシ11が閉じて中央に集まるように移動する(図4(c))。このように、胴部20bの首部20b1の押し仕方によってブラシ11が異なる方向へ移動するから、揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージする加減を調整することができる。
(第2の実施の形態)
この実施の形態のヘアブラシは図5乃至図7に示すように構成される。図5の実施の形態では、図5(a)はヘアブラシの正面図、図5(b)はヘアブラシの平面図、図5(c)はヘアブラシの側面図である。この実施の形態は、第1の実施の形態と同様な構成は、同じ符号を付して説明を省略するが、ブラシ台座12は、方形の平面を有し、この方形平面に基部11aを立ち上げ、この基部11aに方形平面の中心線の左右にブラシ11を外方へ向くように設けている。
ブラシ台座12の両側部に把持部20の胴部20bが一体化され、この胴部20bの下方は薄肉にして薄肉部20cを設けている。この薄肉部20cがブラシ台座12の変形を促進させる制御部を構成している。使用時に、把持部20の胴部20bを握り締めると、薄肉部20cが外方向に曲がり、この胴部20bによってブラシ台座12の変形を促進させる。このように、ブラシ台座12が把持部20の胴部20bに連動して中央部が盛り上がるように変形しブラシ11が両側に開くように移動可能であり、人体頭部にブラシ11を押圧接触させてブラシングすることができる。
図6の実施の形態では、図6(a)は使用前の状態を示し、図6(b)は開く時の状態を示し、図6(c)は閉じ時の状態を示す。この実施の形態では、ブラシ台座12の両側部に把持部20の胴部20bが一体化され、この胴部20bの下方には曲げ部20dを設け、胴部20bの中央部に横梁部20eを設け、この曲げ部20dと横梁部20eがブラシ台座12の変形を促進させる制御部を構成している。使用時に、胴部20bの首部20b1を握り締めると、横梁部20eが支点となって曲げ部20dが伸びてブラシ台座12の中央部が盛り上がるように変形し、ブラシ11が両側に開くように移動する(図6(b))。一方、胴部20bの下部を握り締めると、横梁部20eが支点となって曲げ部20dが縮みブラシ台座12の中央部が凹むように変形し、ブラシ11が内側に閉じるように移動する(図6(c))。
図7の実施の形態では、図7(a)は使用前の状態を示し、図7(b)はブラシを平らに開く時の状態を示し、図7(c)はブラシを開く時の状態を示し、図7(d)はブラシを大きく開く時の状態を示す。この実施の形態では、ブラシ台座12の両側部に把持部20の胴部20bが一体化され、ブラシ台座12の中央部が内側に屈曲され、胴部20bの下方には曲げ部20dを設け、胴部20bの中央部に縦梁部20fを設け、この曲げ部20dと縦梁部20fがブラシ台座12の変形を促進させる制御部を構成している。通常は、ブラシ11が内側に向いた状態であるが(図7(a))、胴部20bの下部を握り締めると、曲げ部20dが内側に曲がり縦梁部20fを押し上げ、この縦梁部20fによってブラシ台座12の中央部が押されて平らになり、ブラシ11が開き平らになる(図7(b))。さらに、胴部20bの下部を強く握り締めると、曲げ部20dがより内側に曲がり縦梁部20fを押し上げ、この縦梁部20fによってブラシ台座12の中央部が押されて盛り上がるように変形し、ブラシ11が両側に開くように移動する(図7(c))。さらに、胴部20bの下部を強く握り締めると、同様にブラシ台座12の中央部が押されてさらに盛り上がるように変形し、ブラシ11が両側に大きく開くように移動する(図7(d))。胴部20bの握り締めることを止めると、元の状態に復帰する(図7(a))。
(第3の実施の形態)
この実施の形態のヘアブラシは図8及び図9に示すように構成される。図8の実施の形態は、第2の実施の形態と同様な構成は、同じ符号を付して説明を省略するが、ブラシ台座12に、ブラシ台座12の変形を促進させる制御部を設けた構成である。
図8(a)の実施の形態では、ブラシ台座12の中央部に内側に突出する屈曲部12dを設け、この屈曲部12dがブラシ台座12の変形を促進させる制御部を構成する。使用時に、把持部20の胴部20bを握り締めると、薄肉部20cが内方向に曲がり、屈曲部12dが伸びてブラシ台座12の変形を促進させ、ブラシ11が両側に開くように移動可能であり、人体頭部にブラシ11を押圧接触させてブラシングすることができる。
図8(b)の実施の形態では、図8(a)の実施の形態と同様に構成されるが、ブラシ台座12に内側に突出する屈曲部12dを複数個設け、把持部20の胴部20bに薄肉部20cを複数個設けたものである。
図8(c)の実施の形態では、ブラシ台座12の中央部外側にV字状溝部12eを設け、このV字状溝部12eがブラシ台座12の変形を促進させる制御部を構成する。使用時に、把持部20の胴部20bを握り締めると、V字状溝部12eが開き、ブラシ台座12の変形を促進させ、ブラシ11が両側に開くように移動可能であり、人体頭部にブラシ11を押圧接触させてブラシングすることができる。
図8(d)の実施の形態では、図8(c)の実施の形態と同様に構成されるが、ブラシ台座12にV字状溝部12eを複数個設けたものである。
図8(e)の実施の形態では、ブラシ台座12の中央部の内側にV字状溝部12fを設け、このV字状溝部12fがブラシ台座12の変形を促進させる制御部を構成する。使用時に、把持部20の胴部20bを握り締めると、V字状溝部12fが閉じてブラシ台座12の変形を促進させ、ブラシ11が両側に開くように移動可能であり、人体頭部にブラシ11を押圧接触させてブラシングすることができる。
図8(f)の実施の形態では、図8(e)の実施の形態と同様に構成されるが、ブラシ台座12の内側にV字状溝部12fを複数個設けたものである。
図8(g)の実施の形態では、ブラシ台座12の内側をくり抜き薄肉部12gを設け、この薄肉部12gがブラシ台座12の変形を促進させる制御部を構成する。使用時に、把持部20の胴部20bを握り締めると、薄肉部12gが曲がってブラシ台座12の変形を促進させ、ブラシ11が両側に開くように移動可能であり、人体頭部にブラシ11を押圧接触させてブラシングすることができる。
(第4の実施の形態)
この実施の形態のヘアブラシは図9乃至図13に示すように構成される。図9の実施の形態は、第2の実施の形態と同様な構成は、同じ符号を付して説明を省略するが、把持部20に、ブラシ台座12の変形量を調整する変形量調整部を設けた構成である。変形量調整部は、把持部20の胴部20bに変形量調整プレート21を配置した構成であり、変形量調整プレート21は、金属プレートまたは樹脂プレートを用いて補強している。図9(a)の実施の形態は、胴部20bの底部に沿って曲げた変形量調整プレート21を配置して補強し、図9(b)の実施の形態は、胴部20bの底部がなく変形量調整プレート21を取り付けて補強し、図9(c)の実施の形態は、胴部20bにくの字状に曲げた変形量調整プレート21を配置して補強している。胴部20bを握り締めると、胴部20bの側壁が内側に倒れてブラシ台座12の中央部が盛り上がるように変形し、ブラシ11が両側に開くように移動し、胴部20bの握り締めることを止めると、元の状態に復帰し、変形量調整プレート21がブラシ台座12の変形量を調整する。
図10の実施の形態は、第2の実施の形態と同様な構成は、同じ符号を付して説明を省略するが、変形量調整部は、把持部20の胴部20bに変形量調整ねじ軸22とナット23を配置した構成である。図10(a)の実施の形態は、胴部20bの側壁中央部に変形量調整ねじ軸22を配置し、側壁から突出するねじ部にナット23を螺着し、このナット23の螺着量によって胴部20bの側壁が内側に倒れてブラシ台座12の中央部が盛り上がるように変形し、ブラシ11が両側に開く移動量を調整する。図10(b)の実施の形態は、図10(a)の実施の形態と同様に構成されるが、カラー一体ナット24を螺着し、このカラー一体ナット24の螺着量によって胴部20bの側壁が内側に倒れ、あるいは外側に引かれてブラシ台座12の中央部が盛り上がるように変形し、ブラシ11が両側に開く移動量を調整する。
図11の実施の形態は、第2の実施の形態と同様な構成は、同じ符号を付して説明を省略するが、変形量調整部は、把持部20の胴部20bに変形量調整ねじ軸25とカラー一体ナット26を配置した構成である。変形量調整ねじ軸25をブラシ台座12の中央部に固定し、変形量調整ねじ軸25のねじ部25aが胴部20bの底部を内側に凹ませた部分20iから外方向へ突出し、このねじ部25aにカラー一体ナット26を螺着している。通常では、ブラシ台座12の中央部が平らであり、ブラシ11も平らになっている(図11(a))。使用時に、カラー一体ナット26を回転すると、変形量調整ねじ軸25が上方へ移動してブラシ台座12の中央部を盛り上がるように変形させ、ブラシ11が両側に開くように移動する(図11(b))。一方、カラー一体ナット26を逆方向に回転すると、変形量調整ねじ軸25が下方へ移動してブラシ台座12の中央部を凹むように変形させ、ブラシ11が両側に閉じるように移動する(図11(c))。変形量調整部は、図11(d)に示すように、変形量調整ねじ軸25をブラシ台座12の中央部に回動可能に連結し、変形量調整ねじ軸25を回転することで、ブラシ台座12の中央部を押し上げたり、引くようにして凹むように変形させることができる。
図12及び図13の実施の形態では、図13(a)はヘアブラシの平面図、図13(b)はヘアブラシの側面図、図13(c)はヘアブラシの断面図、図14(a)はヘアブラシのブラシが平らな状態を示す図、図14(b)はヘアブラシのブラシが開いた状態を示す図である。
この実施の形態では、ブラシ部10は、円盤状のブラシ台座12を有し、このブラシ台座12を中心にして4方向に組付部13が延びる構成である。組付部13には組み付けのためのV字状溝部12hが形成され、ブラシ台座12の中心部には変形を促進するための半円形の凹み12iが形成されている。
ブラシ部10は、図13(a), (b)に示すように、組付部13を折り曲げて把持部20のねじ部20kに、組付部13のねじ部13aを螺着して組み付ける。図13(a)の状態では、把持部20がブラシ台座12を押さないためにブラシ台座12が平面状態である。図13(b)の状態では、把持部20がブラシ台座12を押す状態であり、ブラシ11はブラシ台座12の中央部が盛り上がるように変形し、ブラシ11が両側に開くように移動し、ブラシ台座12の変形を促進させる制御部を構成する。
[ヘアブラシの外形構成]
第1乃至第4の実施の形態のヘアブラシは、図14に示すようなブラシの外形構成にすることができる。図14(a)の実施の形態は、四角箱体の把持部20に予めブラシ11を4方に角度をつけて設け、中央空間Kが形成されている。ブラシ11の角度は5度〜35度の間が好ましく、把持部20を押圧することでブラシ11が倒れたり、戻りの繰り返しで揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージする。図14(b)の実施の形態は、把持部20が楕円箱体である。図14(c)の実施の形態は、四角箱体の把持部20が前後中央に分割され、前後部ではブラシ11を直立させ、中央部ではブラシ11を外方に傾斜させて中央空間Kが形成され、中央部を押圧することでブラシ11が倒れたり、戻りの繰り返しで揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージする。図14(d)の実施の形態は、楕円箱体の把持部20が前後中央に分割され、図14(c)の実施の形態と同様に構成される。図14(e)の実施の形態は、円盤箱体の把持部20であり、図14(f)の実施の形態刃、薄板箱体の把持部20であり、ブラシ11は図14(a)の実施の形態と同様に設けられる。
[ブラシの傾斜構成]
ヘアブラシのブラシは、図15乃至図17に示すようなブラシの傾斜構成にすることができ、ブラシの傾斜角度は、15度〜35度が好ましい。図15(a)の実施の形態は、ブラシ11の傾斜角度が小さく、中央空間Kが形成され、図15(b)の実施の形態は、中央空間Kがなくてブラシ11が交差されている。図15(c)の実施の形態は、ブラシ11の傾斜角度が大きく、中央空間Kが形成され、図15(d)の実施の形態は、中央空間Kがなくてブラシ11が交差されている。このヘアブラシは、図17に示すように、始めはブラシ11を人体頭部に押圧接触させ(図17(a))、押圧することでブラシ11が人体頭部の丸みに沿って移動し、掻く、揉む、掻く、梳く、擦ることができる(図17(b),(c))。このブラシ11の広がり、戻りは、図18に示すようになる。ブラシ11が傾斜していない場合には、先端が人体頭部に突き当たり、左右に移動しない(図18(a))。ブラシ11の傾斜角度が、10度以下の場合でも、先端が人体頭部に突き当たることがあり、左右に移動しにくい(図18(b))。ブラシ11の傾斜角度が、15度〜35度の場合には、押圧することでブラシ11が人体頭部の丸みに沿って移動し、押圧を止めると元に戻り、この繰り返しで掻く、揉む、掻く、梳く、擦ることができる(図18(c),(d) ,(e))。人体頭部に対してブラシが上下動、また左右動、また前後動によって開いたり縮んだりして揉む、掻く、梳く、擦るを連動する。また、同一場所で震動バイブレーション動作を併用することもできる。ブラシの材質、太さ、長さ、形状等々の選択によって多彩な効果を得ることができる。また、ブラシの中心又はブラシ内の複数個所からスプレーポンプ等によって養毛剤やヘアートニック等の整髪料を同時塗布するに薬液入りボトル、ポンプ等をブラシ裏側に設けて同時に実行するようにしてもよい。
[ブラシの構成]
ヘアブラシのブラシは、図18に示すようなブラシ構成にすることができる。図18(a)の実施の形態は、直線状であり、図18(b)の実施の形態は、起こした弓状であり、図18(c)の実施の形態は、寝かせた弓状であり、図18(d)の実施の形態は、くの字状であり、図18(e)の実施の形態は、先端がくの状であり、図18(f)の実施の形態は、先端に玉が形成され、図18(g)の実施の形態は、先端に種々の形状が一体形成された構成である。
[ブラシの種類]
ヘアブラシのブラシは、図19に示すようなブラシを用いることができる。図19 (a)の実施の形態は、ブラシ11が細く、ブラシ台座と樹脂一体成形であり、図19(b)の実施の形態は、ブラシ11が太く、ブラシ台座と樹脂一体成形であり、図19(c)の実施の形態は、ブラシ11が太く孔あきで、ブラシ台座と樹脂一体成形であり、図19(d)の実施の形態は、樹脂成形のブラシ11をブラシ台座に埋め込み、図19(e)の実施の形態は、図19(d)の実施の形態と同様に構成されるが、ブラシの先端に玉が形成された構成である。
このブラシは、成形の使用材料の硬度が高いほど広がりが小さく、広がりが小さいと、掻く、擦るが僅かでほとんど押圧の力でマッサージが主体となる。成形の使用材料の硬度が低いと柔らかく、ブラシの広がりが大きく外方向に先端部が伸びて曲面部で掻かれ擦られる。このように、マッサージが主体か掻かれ擦られることが主体かは使用材料硬度の選定による。ブラシの間隔を2.5mm以上9.0mmの間を設定して並列かジグザグ整列にブラシ台座に設けることができる。
この実施の形態のヘアブラシ1は、人体頭部全体に全体表面どの角度からも使用して、揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能であり、毛根、毛穴まできれいに清掃し、しかも地肌のコリをほぐし、血行を促進することで、地肌からの老廃物の排出を促して毛穴のつまりを取り除くことができる。
この発明は、人体頭部に押圧接触させてブラシングするヘアブラシに適用でき、容易に揉む、掻く、梳く、擦るようにマッサージすることが可能である。
1 ヘアブラシ
10 ブラシ部11 ブラシ
12 ブラシ台座
12a平面部
12b 横梁部
12c 梁
12f, 12g V字状溝部
13 ねじ部
20 把持部
20a 脚部
20b 胴部
20b1 首部
20c 薄肉部
20d 曲げ部
20e横梁部
20f 縦梁部
21 変形量調整プレート
22,25 変形量調整ねじ軸
23 ナット
24 カラー一体ナット

Claims (5)

  1. ブラシ部と把持部とを備え、
    前記ブラシ部は、複数のブラシをブラシ台座に設けた構成であり、
    前記把持部と前記ブラシ台座は、可とう性を有する材料で一体に成形され、
    前記把持部を使用者の把持力で変形させ、
    前記把持部に前記ブラシ台座が連動して変形し、前記ブラシが移動可能であり、
    人体頭部に前記ブラシを押圧接触させてブラシングすることを特徴とするヘアブラシ。
  2. 前記ブラシ部は、前記ブラシ台座は方形の平面を有し、方形平面の中心線の左右に前記ブラシを外方へ向くように設けたことを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシ。
  3. 前記把持部に、前記ブラシ台座の変形を促進させる制御部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘアブラシ。
  4. 前記ブラシ台座に、前記ブラシ台座の変形を促進させる制御部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘアブラシ。
  5. 前記把持部に、前記ブラシ台座の変形量を調整する変形量調整部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘアブラシ。
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