JP2017108672A - 追加取付用防巣具 - Google Patents

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幸博 古山
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Abstract

【課題】既存の防巣具に容易に取り付けられる追加取付用防巣具を提供すること。【解決手段】追加取付用防巣具1は、鳥類の障害となる防巣部10と、既存の防巣具100に取り付けられる固定部20と、間接活線工具によって把持される把持部40と、を備え、固定部20は、軸方向の断面がC字形の円筒形状に形成される弾性変形可能な支持部材22を備え、前記支持部材を弾性変形させて前記C字形の内周面を前記既存の防巣具の所定部位に適合させることによって、既存の防巣具100に取り付けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、追加取付用防巣具に関する。
従来、電柱設備にカラスのような鳥類が営巣すると、この巣が原因となって停電が発生する危険性がある。例えば、電柱の上に、鳥類が巣作りのために針金類を運んできた場合には、この針金が電線に接触して、短絡が発生するおそれがある。
そこで、従来、電柱に障害物等を取り付けることにより、鳥類が営巣できないようにすることが提案されている。例えば、特許文献1には、電柱の腕金に取り付けられる腕金取付具に複数の防巣具を固定可能にする、という技術が提案されている。
ところで、鳥類は、一度営巣した場所の近くに再度営巣することがあり得ることから、腕金に防巣具を取り付けたにもかかわらず、防巣具を避けて腕金に営巣される場合がある。
特開2007−174968号公報
この場合、腕金には既に防巣具が取り付けられているのに、営巣箇所に防巣具を新たに取り付けるか、あるいは既存の防巣具を営巣箇所に移動させる、といった措置をとることが考えられる。しかし、防巣具を新たに取り付けることは、例えば、作業員が直接高圧線に触れないようにするため腕金に架設された高圧線に防具を取り付けたり、新品の防巣具を購入したりする等、作業に時間及び費用がかかる。また、既存の防巣具を営巣箇所に移動させる場合も、腕金に架設された高圧線に防具を取り付けたり、腕金から防巣具を取り外して再度取り付けたりする必要がある。
本発明は、既存の防巣具に容易に取り付けられる追加取付用防巣具を提供することを目的とする。
本発明は、鳥類の障害となる防巣部と、既存の防巣具に取り付けられる固定部と、間接活線工具によって把持される把持部と、を備え、前記固定部は、軸方向の断面がC字形の円筒形状に形成される弾性変形可能な支持部材を備え、前記支持部材を弾性変形させて前記C字形の内周面を前記既存の防巣具の所定部位に適合させることによって、前記既存の防巣具に取り付けられることを特徴とする追加取付用防巣具に関する。
また、一端部に前記防巣部が固定され、他端部に前記固定部が固定されるアーム部を更に備えてもよい。
本発明の追加取付用防巣具によれば、既存の防巣具に容易に取り付けられる。
本発明の一実施形態における追加取付用防巣具の概略構成を示す説明図である。 上記実施形態における追加取付用防巣具を取り付ける場合に用いられる間接活線工具の一例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態における追加取付用防巣具1の概略構成を示す説明図である。図1(a)は、追加取付用防巣具1の全体構成を示しており、図1(b)は、防巣部10を外して追加取付用防巣具1を、アーム部30の軸方向から視認した構成を示しており、図1(c)は図1(b)を反対側から視認した構成を示している。追加取付用防巣具1は、防巣部10と、固定部20と、アーム部30と、把持部40と、を備えている。
防巣部10は、棒状部材12と、枝部材14と、を備えていることにより、鳥類の障害となる。棒状部材12は、円柱状の長尺部材であり、枝部材14は、棒状部材12の側面から、棒状部材12の中心軸方向に対して斜め方向に棒状に延出している。本実施形態によれば、枝部材14は、図1(a)に示すように、棒状部材12における長手方向に並ぶ所定の3箇所からそれぞれ8本ずつ延出しており、棒状部材12を鉛直方向に立てた場合に、棒状部材12から斜め下方に延びている。
固定部20は、腕金200に固定される既存の防巣具100に適合する支持部材22と、支持部材22に固定される矩形板24と、を備えている。
ここで、既存の防巣具100は、腕金200に固定される固定金具102と、この固定金具102に固定される防巣部104と、を有する。防巣部104は、防巣部10と同様に、棒状部材106と、枝部材108とを備えており、棒状部材106が固定金具102に立設され、棒状部材106から枝部材108が延びている。
支持部材22は、軸方向の断面がC字形の円筒形状に形成される弾性変形可能な部材である。具体的には、円筒形状の一部に円筒形状の軸方向に沿って延びる隙間22aが形成されることで、軸方向の断面がC字形となる。また、支持部材22は、板ばね性を有し、隙間22aが開閉するように弾性変形可能である。
支持部材22の隙間22aは、通常時において防巣具100の棒状部材106の直径よりも小さく設定されており、弾性変形によって防巣具100の棒状部材106の直径よりも大きく広がるように設定されている。そのため、支持部材22を弾性変形させてC字形の内周面を既存の防巣具100に適合することが可能である。これにより、固定部20は既存の防巣具100に取り付けられる。
矩形板24は、支持部材22の外面における隙間22aの反対側の中央部に固定される。矩形板24の横幅は、支持部材22における長手方向に対して直角方向の幅よりも長く設定されている。本実施形態によれば、図1(b)に示すように、矩形板24の表面に溝が、長手方向に沿って形成されており、この溝は、間接活線工具により矩形板24を把持した際の滑り止めとなる。
アーム部30は、一端部に防巣部10が取り付けられ、他端部に固定部20が固定される長尺の棒状部材である。アーム部30の一端部及び防巣部10の棒状部材12の下端部には、例えば、菊座32が固定されており、この菊座32を介して棒状部材12は、アーム部30に回動自在に支持される。アーム部30の他端部は、矩形板24の中央に固定されている。
把持部40は、アーム部30の長手方向における所定部位から下向きに板状に延在するものであり、この把持部40は、間接活線工具70によって把持される。本実施形態によれば、把持部40の表面に溝が、下向きに形成されており、この溝は、間接活線工具により把持部40を把持した際の滑り止めとなる。
なお、防巣部10、固定部20、アーム部30及び把持部40は、樹脂によって構成されている。
図2は、間接活線工具70の一例を示す説明図である。間接活線工具70は、長尺の操作棒71と、把持工具72とを備えている。把持工具72は、操作棒71の先端部に着脱自在に取り付けられている。また、間接活線工具70は、把持工具72を作動させるための作動棒73を備えている。操作棒71及び作動棒73の中間部は、絶縁性を有するプラスチックパイプ等で連結されており、間接活線工法に好適なように、絶縁性が確保されている。
把持工具72は、図2(a)に示すように、開閉する一対の湾曲した把持腕7a、7bと、を備えている。一方の把持腕7aは、基端部が固定された固定腕であり、他方の把持腕7bは、一方の把持腕7aの基端部に設けた回動軸7cを中心に回動する可動腕となっている。
作動棒73は、操作棒71に沿って保持されている。作動棒73の先端部は、他方の把持腕7bに回動可能に連結している。そして、図2(b)に示すように、作動棒73の手元に設けた操作レバー74を操作することにより、一方の把持腕7aに対して、他方の把持腕7bを開閉することができる。なお、図2に示す間接活線工具70は、絶縁ヤットコと称されている。
次に、追加取付用防巣具1を既設の防巣具100に取り付ける作業について説明する。
まず、作業員は、既設の防巣具100の近くに営巣された鳥の巣を腕金200から撤去し、菊座32を用いて棒状部材12と、アーム部30との角度を調整する。
続いて、作業員は、間接活線工具70を操作して、追加取付用防巣具1の把持部40を把持しながら、固定部20を既設の防巣具100に近づけ、防巣具100の棒状部材106に支持部材22の隙間22aを当てる。
続いて、作業員は、間接活線工具70を操作して、棒状部材106に支持部材22の隙間22aを当てて、矩形板24を棒状部材106側に押し込む。すると、支持部材22のC字形の内周面が防巣具100の棒状部材106に適合し、防巣具100に固定部20が取り付けられる。
ここで、防巣具100の棒状部材106に支持部材22が適合しない場合には、別の作業員が、もう1本の間接活線工具70を操作して、矩形板24を防巣具100の棒状部材106側に押し込むことにより、防巣具100の棒状部材106に支持部材22を適合させる。これにより、追加取付用防巣具1が既設の防巣具100に取り付けられる。
以上説明したように構成された一実施形態の追加取付用防巣具1によれば、以下のような作用効果が奏される。
(1)支持部材22は、軸方向の断面がC字形の円筒形状に形成される弾性変形可能な部材である。この支持部材22を弾性変形させてC字形の内周面を既存の防巣具100の棒状部材106に適合させることによって、固定部20は既存の防巣具100に取り付けられる。これにより、既存の防巣具100に容易に取り付けられる。
また、追加取付用防巣具1は、間接活線工具70によって把持される把持部40を備える。そのため、作業員は、既設の防巣具100に対して追加取付用防巣具1を、間接活線工具70を用いて容易に取り付けられる。また、作業員が直接高圧線に触れないようにするために腕金200に架設された高圧線に防具を取り付ける必要がなくなる。これにより、鳥類が営巣した場所に防巣部10を配置する際の作業性をより向上させられる。
(2)追加取付用防巣具1は、一端部に防巣部10が固定され、他端部に固定部20が固定されるアーム部30を備えて構成される。そのため、作業員は、既存の防巣具100から離れた位置に対しても追加取付用防巣具1を取り付けられる。これにより、鳥類が営巣した場所に防巣部10を配置する際の作業性をより向上させられる。
なお、本発明の実施形態については、上述した実施形態に限るものではない。例えば、上述した実施形態においては、把持部40をアーム部30に形成したが、固定部20、特に矩形板24の一部を延出させて形成してもよい。
また、アーム部30は、入子式に伸縮自在に構成してもよい。これにより、営巣された鳥の巣の位置に合わせてアーム部30の長さを調整し、追加取付用防巣具1を取り付けられる。
また、既存の防巣具100に対して追加取付用防巣具1は取り付けられるが、これに限定されるものでもない。例えば、既存の防巣具100に取り付けられた追加取付用防巣具1に更に追加取付用防巣具1を取り付けてもよい。
また、アーム部30の一端部に菊座32が固定されるが、これに限定されるものでもない。菊座32は、アーム部30の一端部と、他端部とにそれぞれ固定されてもよい。この場合、防巣部10と、固定部20との角度調整がより容易に行われる。
1 追加取付用防巣具
10 防巣部
20 固定部
22 支持部材
40 把持部
100 既存の防巣具

Claims (2)

  1. 鳥類の障害となる防巣部と、
    既存の防巣具に取り付けられる固定部と、
    間接活線工具によって把持される把持部と、を備え、
    前記固定部は、軸方向の断面がC字形の円筒形状に形成される弾性変形可能な支持部材を備え、前記支持部材を弾性変形させて前記C字形の内周面を前記既存の防巣具の所定部位に適合させることによって、前記既存の防巣具に取り付けられることを特徴とする追加取付用防巣具。
  2. 一端部に前記防巣部が固定され、他端部に前記固定部が固定されるアーム部を更に備える請求項1に記載の追加取付用防巣具。
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