JP2012028053A - 電線用巻付バインド及びバインド方法 - Google Patents

電線用巻付バインド及びバインド方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電線を確実に碍子にバインドする電線用巻付バインドを提供する。
【解決手段】巻付バインド1は、頭部9aの頂部に穿設された樋状の溝部91、及び頭部9aに連続して円環状に窪んだ首部92を有する碍子9の溝部91に電線9wを固定する。巻付バインド1は、ループ部11と一対の延設部12・13を有する。ループ部11は、中央部に設けられ、碍子9の首部92を一周以上に巻回できる。一対の延設部12・13は、ループ部11の始端11a及び終端11bからループ部11の接線方向に延設している。又、一対の延設部12・13は、ループ部11の外部の仮想の近点Qで交わるように延設すると共に、電線9wを巻回可能に両端部10・10に至るまでスパイラル状に形成されている。一対の延設部12・13を開角して、これらの延設部12・13が碍子9の両側に延びる電線9wを巻回するように配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、電線用巻付バインド及びバインド方法に関する。特に、電柱などに架設される被覆電線を碍子に固定するための電線用巻付バインドの構造、及びこの巻付バインドを用いて、被覆電線を碍子にバインドする(縛る)方法に関する。
一般に、碍子は、磁器を素材に構成され、電柱に支持された腕金などに取り付けられている。そして、碍子は、高圧の電線(被覆電線)を絶縁支持している。この碍子の内、ピン碍子は、ピン状の金属棒の上部に傘状の絶縁体(磁器)を装着している。
一般に、碍子(ピン碍子)は、巻付バインドと呼ばれる金属線を用いて、電線を固定(緊縛)している。図8は、従来技術による市販の巻付バインドの構成を示す図であり、図8(A)は、巻付バインドの斜視図、図8(B)は、巻付バインドの要部を拡大した斜視図である。
図8を参照すると、巻付バインド7は、鋼線などからなり、絶縁被覆されている。巻付バインド7の一端部は、U字状に反転し、電線(被覆電線)9w(図9参照)を係止可能な電線係止部71を有している。又、巻付バインド7は、電線係止部71に連続して、半円弧状に屈曲して、碍子9(図9参照)に係止可能な碍子係止部72を有している。更に、巻付バインド7は、電線係止部71に連続すると共に他端部に至るまで、スパイラル状に形成され、電線9w(図9参照)を巻回可能な電線巻回部73を有している。
次に、巻付バインド7を用いて、電線を碍子にバインドする方法を説明する。図9は、巻付バインド7を用いて、電線を碍子にバインドする方法を説明するための工程図であり、図9(A)は、電線係止部71を電線に係止した状態図、図9(B)は、碍子係止部72を碍子に係止した状態図、図9(C)は、電線巻回部73を電線に巻回した状態図、図9(D)は、一連の巻付作業が終了した状態図である。
図9を参照すると、最初に、電線係止部71を電線9wに係止する。なお、この時、電線9wを碍子9の首部92に当接しておく(図9(A)、参照)。次に、碍子係止部72を碍子9の首部92に半周程度、巻回すると共に、電線巻回部73の始端(巻き始め)を電線9wに係止する(図9(B)、参照)。
次に、電線9wを中心に電線巻回部73の終端(巻き終わり)を旋回して、電線巻回部73を電線9wに巻回する(図9(C)、参照)。電線巻回部73の終端まで電線9wに巻回すると、一連の作業が終了し、電線9wを碍子9にバインドできる(図9(D)、参照)。
次に、巻付バインド7を用いて、電線を近接した一対の碍子にバインドする方法を説明する。図10は、巻付バインド7を用いて、近接した一対の碍子に電線をバインドした状態図であり、図10(A)は、近接した一対の碍子の正面図、図10(B)は、近接した一対の碍子の平面図である。
図10を参照すると、一対の角パイプ状の腕金8b・8bは、電柱(図示せず)を間に、電柱を挟持する(抱き合わせる)ように、略平行に電柱に支持されている。一対の腕金8b・8bは、いわゆる「抱腕金」である。そして、これらの腕金8b・8bの端部に一対の碍子9・9を取り付けている。
図10を参照すると、巻付バインド7の取り付け手順は、図9で説明した手順と同じであるが、一対の巻付バインド7・7は、電線巻回部73・73が相反する向きに配置されている。
又、碍子は、ビニル被覆されたアルミニウム線(ビニル被覆アルミバインド)を用いて、電線を固定(緊縛)することもある。図11は、アルミバインド8を用いて、電線を碍子にバインドした状態図であり、図11(A)は、碍子を正面側から観た斜視図、図11(B)は、碍子を平面側から観た斜視図である。
次に、アルミバインドを用いたバインド方法の一例を説明する。図11を参照すると、電線9wは、碍子9の頭部(頂部)9aに形成された溝部91に嵌め込まれている。アルミバインド8の一端部は、碍子9の一端部から離れた位置で、電線9wを密に巻回している。そして、アルミバインド8は、碍子9の一端部に近づく過程で電線9wを粗に巻回している。次に、アルミバインド8は、碍子9の一端部に近づいた位置で、電線9wを再び密に巻回している。
図11を参照すると、アルミバインド8は、碍子9の首部92を略一周半、巻回し、碍子9の他端部に至り、アルミバインド8は、碍子9の他端部に近づいた位置で、電線9wを密に巻回している。そして、アルミバインド8は、碍子9の他端部から離れる過程で電線9wを粗に巻回している。次に、アルミバインド8は、碍子9の他端部から離れた位置で、電線9wを再び密に巻回している。
図11を参照すると、アルミバインド8は、要所を密に巻回することにより、電線9wを碍子9の頭部(頂部)9aに確実にバインドできる。
ところで、被覆電線(架空線)を無停電で配電工事を行う活線作業には、直接活線工法と間接活線工法の二通りがある。直接活線工法は、高圧ゴム手袋などの保護具を着用した作業者が、通電中の被覆に直接触れて配電工事を行う。一方、間接活線工法は、ホットスティック(絶縁操作棒)などを用いて、作業者が通電中の被覆電線に直接触れることなく配電工事を行うことができる。近年では、作業環境の改善の観点から、直接活線工法から間接活線工法へと転換が進行している。
ホットスティックは、先端部に配電工事を行う工具を備えており、この工具を手許の操作部で遠隔操作できる。配電工事を行う作業者は、例えば、把持工具を備えるホットスティックを用いて、安全に配電工事を行うことができる。
しかしながら、図8に示した従来の巻付バインド7は、図9に示したバインド方法を実施するためには、二人の作業者がそれぞれホットスティックを用いて、二人の作業者が協働しながら、電線を碍子に固定する必要があるので作業性がよくない、という問題がある。
一方、図11に示された従来のアルミバインド8は、ホットスティックを用いて、電線を碍子に固定することが極めて困難であり、高圧ゴム手袋などの保護具を着用した直接活線工法でしか作業できないのが実情である。又、アルミバインド8を用いたバインド方法は、作業者の技量に依存する割合が大きく、作業者の技量に係わらず、電線を確実に碍子に固定する巻付バインドが望まれていた。
このようなことから、ホットスティックを用いて、一人で作業できると共に、作業者の技量に係わらず、電線を確実に碍子に固定できる巻付バインドが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1による巻付バインドは、弾性及び高張力を有する金属線が絶縁被覆されている。この巻付バインドは、長手方向の中央部が碍子の首部に巻回するように半円弧状に屈曲されている。又、この巻付バインドは、その中央部から相反する向きに延設し、両端部に至るまでは、電線に巻付くようにスパイラル状に形成されている。更に、この巻付バインドは、両端部が環状に形成されている。
特許文献1による巻付バインドは、碍子の首部に電線を配設し、半円弧状の中央部を碍子の首部に掛け、スパイラル状の延設部を電線に巻付けることにより、電線が碍子に保持される。特許文献1による巻付バインドは、金属線の弾性力により、スパイラル状の延設部が電線を把持している。
特許文献1による巻付バインドは、両端部が環状に形成されているので、この環状部分にホットスティックの工具部に設けた巻付けグリップトングの起こし部を掛けることにより短時間で、かつ容易に巻付バインドの両端部を電線から離隔できる、としている。
特開2007−157411号公報
しかしながら、特許文献1による巻付バインドは、碍子を係止する中央部から相反する向きに電線巻回部が延設している。したがって、図10に示されたように、近接した一対の碍子9・9にそれぞれ特許文献1による巻付バインドを取り付けようとしても、巻付バインドの片端同士が碍子9にあたり、実質的に巻付バインドの取り付けが困難であるという問題がある。
単独の腕金に支持された碍子、及び抱腕金に支持された近接した一対の碍子に共用可能な巻付バインドであって、電線を確実に碍子にバインドする巻付バインド及びバインド方法が実現できれば、便利である。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、単独の腕金に支持された碍子、及び抱腕金に支持された近接した一対の碍子に共用可能な巻付バインドであって、電線を確実に碍子に固定する電線用巻付バインド及びこの巻付バインドを用いて、被覆電線を碍子にバインドする(縛る)方法を提供することを目的とする。
本発明者は、電線を碍子の頂部に形成された溝に配設すると共に、碍子の首部に巻回可能に巻付バインドの中央部をループ状に形成し、このループの始端及び終端から延設する一対の延設部が仮想の近点で交わるように、かつ、電線を巻回可能にこれらの延設部をスパイラル状に形成することにより、これらの課題が解決可能なことを見出し、これに基づいて、以下のような新たな電線用巻付バインド及びバインド方法を発明するに至った。
(1)本発明による電線用巻付バインドは、頭部の頂部に穿設された樋状の溝部、及び前記頭部に連続して円環状に窪んだ首部を有する円柱状の碍子の前記溝部に電線を固定するための電線用巻付バインドであって、中央部に設けられ、前記碍子の首部を一周以上に巻回可能なループ部と、このループ部の始端と終端から当該ループ部の接線方向に延設すると共に、当該ループ部の外部の仮想の近点で交わるように延設する一対の延設部であって、前記電線を巻回可能に両端部に至るまでスパイラル状に形成された一対の延設部と、を有する。
(2)本発明による電線用巻付バインドは、一組で構成される電線用巻付バインドであって、一対の前記延設部が互いに交差しないように、一対の前記延設部の巻回方向を同じにして、前記碍子の両側に延びる前記電線を巻回するように配置してもよい。
(3)本発明による電線用巻付バインドは、一対の前記延設部を二重螺旋状に、これらの前記延設部の巻回方向を同じにして、前記碍子の片側に延びる前記電線を巻回するように配置してもよい。
(4)本発明による電線を碍子にバインドする方法は、頭部の頂部に穿設された樋状の溝部、及び前記頭部に連続して円環状に窪んだ首部を有する円柱状の碍子に電線を固定するための巻付バインドであって、中央部に設けられ、前記碍子の首部を一周以上に巻回可能なループ部と、このループ部の始端及び終端から当該ループ部の接線方向に延設すると共に、当該ループ部の外部の仮想の近点で交わるように延設する一対の延設部であって、前記電線を巻回可能に両端部に至るまでスパイラル状に形成された一対の延設部と、を有する巻付バインドを用いて、前記碍子の溝部に前記電線を碍子にバインドする方法であって、一対の前記延設部を開角して、前記ループ部を前記碍子の首部に挿入した後に、一対の前記延設部を解放して、前記ループ部を前記碍子の首部に保持する碍子保持ステップと、前記電線を前記碍子の溝部の底面に当接する電線保持ステップと、一対の前記延設部を開角して、これらの前記延設部が前記碍子の両側に延びる前記電線を巻回する巻回ステップと、を含む。
(5)本発明による電線を碍子にバインドする方法は、頭部の頂部に穿設された樋状の溝部、及び前記頭部に連続して円環状に窪んだ首部を有する円柱状の碍子に電線を固定するための巻付バインドであって、中央部に設けられ、前記碍子の首部を一周以上に巻回可能なループ部と、このループ部の始端及び終端から当該ループ部の接線方向に延設すると共に、当該ループ部の外部の仮想の近点で交わるように延設する一対の延設部であって、前記電線を巻回可能に両端部に至るまでスパイラル状に形成された一対の延設部と、を有する巻付バインドを用いて、前記碍子の溝部に前記電線を碍子にバインドする方法であって、一対の前記延設部を開角して、前記ループ部を前記碍子の首部に挿入した後に、一対の前記延設部を解放して、前記ループ部を前記碍子の首部に保持する碍子保持ステップと、前記電線を前記碍子の溝部の底面に当接する電線保持ステップと、一対の前記延設部を交差して、一対の前記延設部を二重螺旋状に、これらの前記延設部の巻回方向を同じにして、前記碍子の片側に延びる前記電線を巻回する巻回ステップと、を含む。
本発明による電線用巻付バインドは、碍子の首部を一周以上に巻回可能なループ部と、電線を巻回可能に両端部に至るまでスパイラル状に形成された一対の延設部と、を有し、ループ部が碍子の首部を保持すると共に、一対の延設部が碍子の両側に延びる電線を巻回するように配置できるので、単独の腕金に支持された碍子に電線を確実に固定できる。
又、本発明による電線用巻付バインドは、一対の延設部を二重螺旋状に、一対の延設部の巻回方向を同じにして、碍子の片側に延びる電線を巻回するように配置できるので、抱腕金に支持された近接した一対の碍子に電線を確実に固定できる。本発明による電線用巻付バインドは、単独の腕金に支持された碍子、及び抱腕金に支持された近接した一対の碍子にも適用できる。
本発明の一実施形態による電線用巻付バインドの構成を示す斜視図である。 前記実施形態による電線用巻付バインドの使用状態を示す斜視図であり、一組の電線用巻付バインドを用いて、単独の腕金に支持された碍子に電線を固定した状態図である。 前記実施形態による電線用巻付バインドの使用状態を示す正面図であり、一組の電線用巻付バインドを用いて、単独の腕金に支持された碍子に電線を固定した状態図である。 前記実施形態による電線用巻付バインドの使用状態を示す平面図であり、一組の電線用巻付バインドを用いて、単独の腕金に支持された碍子に電線を固定した状態図である。 前記実施形態による電線用巻付バインドの使用状態を示す斜視図であり、一組の電線用巻付バインドを用いて、抱腕金に支持された近接した一対の碍子に電線を固定した状態を正面側から観ている。 前記実施形態による電線用巻付バインドの使用状態を示す斜視図であり、一組の電線用巻付バインドを用いて、抱腕金に支持された近接した一対の碍子に電線を固定した状態を正面側から観ている。 前記実施形態による電線用巻付バインドの使用状態を示す平面図であり、一組の電線用巻付バインドを用いて、抱腕金に支持された近接した一対の碍子に電線を固定した状態図である。 従来技術による巻付バインドの構成を示す図であり、図8(A)は、巻付バインドの斜視図、図8(B)は、巻付バインドの要部を拡大した斜視図である。 従来技術による巻付バインドを用いて、電線を碍子にバインドする方法を説明するための工程図であり、図9(A)は、電線係止部を電線に係止した状態図、図9(B)は、碍子係止部を碍子に係止した状態図、図9(C)は、電線巻回部を電線に巻回した状態図、図9(D)は、一連の巻付作業が終了した状態図である。 従来技術による巻付バインドを用いて、近接した一対の碍子に電線をバインドした状態図であり、図10(A)は、近接した一対の碍子の正面図、図10(B)は、近接した一対の碍子の平面図である。 従来技術によるアルミバインドを用いて、電線を碍子にバインドした状態図であり、図11(A)は、碍子を正面側から観た斜視図、図11(B)は、碍子を平面側から観た斜視図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[電線用巻付バインドの構成]
最初に、本発明の一実施形態による電線用巻付バインドの構成を説明する。図1は、本発明の一実施形態による電線用巻付バインドの構成を示す斜視図である。図2は、前記実施形態による電線用巻付バインドの使用状態を示す斜視図であり、一組の電線用巻付バインドを用いて、単独の腕金に支持された碍子に電線を固定した状態図である。
又、図3は、前記実施形態による電線用巻付バインドの使用状態を示す正面図であり、一組の電線用巻付バインドを用いて、単独の腕金に支持された碍子に電線を固定した状態図である。図4は、前記実施形態による電線用巻付バインドの使用状態を示す平面図であり、一組の電線用巻付バインドを用いて、単独の腕金に支持された碍子に電線を固定した状態図である。
図1を参照すると、本発明の実施形態による電線用巻付バインド(以下、巻付バインドと略称する)1は、弾性を有する鋼線などの金属線からなり、絶縁被覆されている。巻付バインド1は、所定の内径を有するように、一周半程度に巻回されたループ部11を中央部に設けている。
図1を参照すると、巻付バインド1は、一対の延設部12・13を有している。延設部12は、ループ部11の始端11aからループ部11の接線方向に延設している。延設部13は、ループ部11の終端11bからループ部11の接線方向に延設している。
又、図1を参照すると、一対の延設部12・13は、ループ部11の外部に位置する仮想の近点Qで交わるように延設している。更に、一対の延設部12・13は、始端11a又は終端11bから両端部10・10に至るまで、スパイラル状に形成されている。
図2から図4を参照すると、碍子9は、円筒状の磁器部9jと金属棒からなるピン部9pで構成されている。磁器部9jは、頭部9a、傘部9b、胴体部9cを形成している。頭部9aの頂部には、樋状の溝部91を穿設している。又、磁器部9jは、頭部9aに連続して、円環状に窪んだ首部92を有している。首部92は、頭部9aと傘部9bの間に形成されている。
図1から図4を参照すると、ループ部11は、碍子9の首部92を一周以上に巻回できる。一対の延設部12・13は、電線9wをスパイラル状に巻回できる。実施形態による巻付バインド1は、一組に構成されることが好ましく、一対の延設部12・13が互いに交差しないように、一対の延設部12・13の巻回方向を同じにして、碍子9の両側に延びる電線9w・9wを巻回するように、一組の巻付バインド1・1を配置できる。
図3又は図4を参照すると、碍子9は、電柱8aに支持された角パイプ状の腕金8bの端部に取り付けられている。碍子9のピン部9pは、フランジ部9fを中間部に形成している。
図3又は図4を参照すると、碍子9のピン部9pは、フランジ部9fの首下に雄ねじ部を形成している。そして、腕金8bの端部に設けた貫通穴(図示せず)にピン部9pを挿入し、雄ねじ部にナット9nを螺合して、碍子9を腕金8bに固定している。図2から図4に示された碍子9は、単独の腕金8bに支持された、いわゆる、「単腕金用碍子」となっている。
(単腕金の場合のバインド方法)
次に、実施形態による巻付バインド1を用いた、単腕金の場合のバインド方法を説明しながら、巻付バインド1の作用及び効果を説明する。
図1から図4を参照すると、碍子9には、一組の巻付バインド1・1を取り付けている(使用している)。最初に、一方の巻付バインド1の一対の延設部12・13を開角するように左右に拡げる。次に、この状態を維持しながら、ループ部11を碍子9の首部92に挿入する。つまり、ループ部11の内径dは、碍子9の頭部9aの外径Dより僅かに小さくなっており、一対の延設部12・13を開角すると、ループ部11が拡径して、ループ部11を首部92に挿入できる。
図1から図4を参照して、次に、一対の延設部12・13を解放すると、ループ部11が縮径して、ループ部11を首部92に保持できる(碍子保持ステップ)。前記と同様な碍子保持ステップを他方の巻付バインド1にも実施する。
図1から図4を参照して、次に、碍子9の溝部91に沿って、電線9wを碍子9の溝部91の底面に当接する(電線保持ステップ)。次に、一方の巻付バインド1の一対の延設部12・13を開角して、一対の延設部12・13を碍子9の両側に延びる電線9wに巻回する(巻回ステップ)。
図1から図4を参照して、前記と同様な碍子保持ステップを他方の巻付バインド1にも実施する。碍子保持ステップでは、一方の巻付バインド1の延設部12と他方の巻付バインド1の延設部13とが互いに交差しないように、一対の延設部12・13の巻回方向を同じに配置することが好ましい。
図1から図4を参照すると、実施形態による巻付バインド1は、碍子9の首部92を一周以上に巻回可能なループ部11と、電線9wを巻回可能に両端部10・10に至るまでスパイラル状に形成された一対の延設部12・13と、を有している。
図1から図4を参照すると、実施形態による巻付バインド1は、ループ部11が碍子9の首部92を保持すると共に、一対の延設部12・13が碍子9の両側に延びる電線9wを巻回するように配置されるので、単独の腕金8bに支持された碍子9に電線9wを確実に固定できる。
実施形態による巻付バインド1は、抱腕金に支持された近接した一対の碍子9・9にも電線9wを固定することができる。そして、次に、実施形態による巻付バインド1を抱腕金の場合の碍子9に適用する実施形態を説明する。
図5は、前記実施形態による電線用巻付バインドの使用状態を示す斜視図であり、一組の電線用巻付バインドを用いて、抱腕金に支持された近接した一対の碍子に電線を固定した状態を正面側から観ている。
図6は、前記実施形態による電線用巻付バインドの使用状態を示す斜視図であり、一組の電線用巻付バインドを用いて、抱腕金に支持された近接した一対の碍子に電線を固定した状態を正面側から観ている。
図7は、前記実施形態による電線用巻付バインドの使用状態を示す平面図であり、一組の電線用巻付バインドを用いて、抱腕金に支持された近接した一対の碍子に電線を固定した状態図である。
図5を参照すると、一対の腕金8b・8bは、電柱8a(図3参照)を間に、電柱8aを抱き合わせるように、略平行に電柱8aに支持されている。一対の腕金8b・8bは、いわゆる「抱腕金」である。そして、これらの腕金8b・8bの端部に一対の碍子9・9を取り付けている。
図5から図7を参照すると、一方の碍子9には、巻付バインド1を取り付けている。他方の碍子9にも、巻付バインド1を取り付けている。これらの一組の巻付バインド1・1は、一方の一対の延設部12・13と他方の一対の延設部12・13とを互いに相反する向きに配置している。
なお、一方の巻付バインド1及び碍子9と一方の巻付バインド1及び碍子9とは、線対称に配置されるので、一方の巻付バインド1及び碍子9を代表して説明する場合がある。又、図1から図4、及び図8から図11で使用した符号と同じ符号を有する構成品は、その作用を同一とするので、以下では説明を割愛する場合がある。
図5から図7を参照すると、ループ部11は、碍子9の首部92を一周以上に巻回できる。一対の延設部12・13は、電線9wをスパイラル状に巻回できる。巻付バインド1は、一対の延設部12・13を二重螺旋状に、これらの延設部12・13の巻回方向を同じにして、碍子9の片側に延びる電線9wを巻回するように配置されている。
(抱腕金の場合のバインド方法)
次に、実施形態による巻付バインド1を用いた、抱腕金の場合のバインド方法を説明しながら、巻付バインド1の作用及び効果を説明する。
図5から図7を参照すると、碍子9には、巻付バインド1を取り付けている(使用している)。最初に、巻付バインド1の一対の延設部12・13を開角するように左右に拡げる(図1参照)。次に、この状態を維持しながら、ループ部11を碍子9の首部92に挿入する。次に、一対の延設部12・13を解放すると、ループ部11が縮径して、ループ部11を首部92に保持できる(碍子保持ステップ)。
図5から図7を参照して、次に、碍子9の溝部91に沿って、電線9wを碍子9の溝部91の底面に当接する(電線保持ステップ)。次に、一対の延設部12・13を交差して、一対の延設部12・13を二重螺旋状に、これらの延設部12・13の巻回方向を同じにして、碍子9の片側に延びる電線9wを巻回する(巻回ステップ)。
図5から図7を参照して、碍子保持ステップから巻回ステップに至るバインド手順で、他の碍子9の片側に延びる電線9wを巻回する。
図5から図7を参照すると、実施形態による巻付バインド1は、一対の延設部12・13を二重螺旋状に、一対の延設部12・13の巻回方向を同じにして、碍子9の片側に延びる電線9wを巻回するように配置できるので、抱腕金に支持された近接した一対の碍子9・9に電線9wを確実に固定できる。実施形態による巻付バインド1は、単独の腕金に支持された碍子、及び抱腕金に支持された近接した一対の碍子にも適用できる。
実施形態による巻付バインド1は、アルミバインドを用いたバインド方法と比べて、作業者の熟練度によるバラツキを抑制できる。実施形態による巻付バインド1は、確実にしかも短時間で電線を碍子にバインドできるというメリットがある。
実施形態による巻付バインド1は、高圧ゴム手袋などの保護具を用いる直接活線工法で電線を碍子にバインドできることは勿論であるが、ホットスティックを用いた間接活線工法でも作業できる。
例えば、実施形態による巻付バインド1は、ホットスティックの工具部に把持工具(やっとこ)を取り付けて、ループ部11を碍子9の首部92に保持できる。ホットスティックの工具部に環状のゴム紐を取り付けて、延設部12・13を電線9wに巻回できる。
実施形態による巻付バインド1は、延設部12・13の両端部を環状に形成することが好ましく、この環状部分にホットスティックの工具部に設けた巻付けグリップトングの起こし部を掛けることにより、延設部12・13を電線9wから離隔できる。
実施形態による巻付バインド1は、単独の腕金に支持された碍子、又は抱腕金に支持された近接した一対の碍子に共用できる。実施形態による巻付バインド1は、一対の延設部12・13の姿勢を変えるだけですむので、便利である。
1 巻付バインド(電線用巻付バインド)
9 碍子
9a 頭部
9w 電線
10・10 両端部
11 ループ部
11a 始端
11b 終端
12・13 一対の延設部
91 溝部
92 首部
Q 仮想の近点

Claims (5)

  1. 頭部の頂部に穿設された樋状の溝部、及び前記頭部に連続して円環状に窪んだ首部を有する円柱状の碍子の前記溝部に電線を固定するための電線用巻付バインドであって、
    中央部に設けられ、前記碍子の首部を一周以上に巻回可能なループ部と、
    このループ部の始端と終端から当該ループ部の接線方向に延設すると共に、当該ループ部の外部の仮想の近点で交わるように延設する一対の延設部であって、前記電線を巻回可能に両端部に至るまでスパイラル状に形成された一対の延設部と、を有する電線用巻付バインド。
  2. 一組で構成される電線用巻付バインドであって、一対の前記延設部が互いに交差しないように、一対の前記延設部の巻回方向を同じにして、前記碍子の両側に延びる前記電線を巻回するように配置される請求項1記載の電線用巻付バインド。
  3. 一対の前記延設部を二重螺旋状に、これらの前記延設部の巻回方向を同じにして、前記碍子の片側に延びる前記電線を巻回するように配置される請求項1記載の電線用巻付バインド。
  4. 頭部の頂部に穿設された樋状の溝部、及び前記頭部に連続して円環状に窪んだ首部を有する円柱状の碍子に電線を固定するための巻付バインドであって、中央部に設けられ、前記碍子の首部を一周以上に巻回可能なループ部と、このループ部の始端及び終端から当該ループ部の接線方向に延設すると共に、当該ループ部の外部の仮想の近点で交わるように延設する一対の延設部であって、前記電線を巻回可能に両端部に至るまでスパイラル状に形成された一対の延設部と、を有する巻付バインドを用いて、前記碍子の溝部に前記電線を碍子にバインドする方法であって、
    一対の前記延設部を開角して、前記ループ部を前記碍子の首部に挿入した後に、一対の前記延設部を解放して、前記ループ部を前記碍子の首部に保持する碍子保持ステップと、
    前記電線を前記碍子の溝部の底面に当接する電線保持ステップと、
    一対の前記延設部を開角して、これらの前記延設部が前記碍子の両側に延びる前記電線を巻回する巻回ステップと、を含む電線を碍子にバインドする方法。
  5. 頭部の頂部に穿設された樋状の溝部、及び前記頭部に連続して円環状に窪んだ首部を有する円柱状の碍子に電線を固定するための巻付バインドであって、中央部に設けられ、前記碍子の首部を一周以上に巻回可能なループ部と、このループ部の始端及び終端から当該ループ部の接線方向に延設すると共に、当該ループ部の外部の仮想の近点で交わるように延設する一対の延設部であって、前記電線を巻回可能に両端部に至るまでスパイラル状に形成された一対の延設部と、を有する巻付バインドを用いて、前記碍子の溝部に前記電線を碍子にバインドする方法であって、
    一対の前記延設部を開角して、前記ループ部を前記碍子の首部に挿入した後に、一対の前記延設部を解放して、前記ループ部を前記碍子の首部に保持する碍子保持ステップと、
    前記電線を前記碍子の溝部の底面に当接する電線保持ステップと、
    一対の前記延設部を交差して、一対の前記延設部を二重螺旋状に、これらの前記延設部の巻回方向を同じにして、前記碍子の片側に延びる前記電線を巻回する巻回ステップと、を含む電線を碍子にバインドする方法。
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