JP2017108078A - 冷却器及びパワー半導体モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】高い放熱性能を有する冷却器を提供する。【解決手段】冷却器は金属ベース板と、冷却ケースと、フィンと、第1の整流部材と第2の整流部材とを備える。冷却ケースに冷媒の入口部及び出口部が、当該冷却ケースの底壁及び側壁のいずれかに接続するとともに前記金属ベース板の第2面の長手側の周縁に沿って配置されている。フィンは板状であり、冷却ケース内に収容されて当該冷却ケースの短手方向に延在している。第1の整流部材はフィンと入口部との間で、冷媒の流路に交差する方向に延在し、金属ベース板と、前記冷却ケースの底壁とにそれぞれ接する一対が配置されている。第2の整流部材はフィンにより形成された冷媒の流路内で、当該冷媒の流路に交差する方向に延在し、冷却ケースの底壁に接して配置されている。フィンにより形成された冷媒の流路の上流側に、フィンの前記底壁に対向する先端と前記冷却ケースの底壁との間に隙間を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、半導体素子を冷却するために冷媒を循環流通させる冷却器、及びこの冷却器を備えるパワー半導体モジュールに関する。
ハイブリッド自動車や電気自動車等に代表される、モータを使用する機器には、省エネルギーのために電力変換装置が利用されている。この電力変換装置には、広くパワー半導体モジュールが利用されている。このパワー半導体モジュールは、大電流を制御するためにパワー半導体素子を備えている。
パワー半導体素子は、大電流を制御する際の発熱量が大きい。また、パワー半導体モジュールの小型化や軽量化が要請され、出力密度は上昇する傾向にあるため、パワー半導体素子を複数備えたパワー半導体モジュールでは、その冷却方法が電力変換効率を左右する。
パワー半導体モジュールの冷却効率を向上させるために、液冷式の冷却器を備え、この冷却器によりパワー半導体素子の発熱を冷却するパワー半導体モジュールがある。このパワー半導体モジュールの冷却器は、金属ベース板と、ヒートシンクと、ヒートシンクを収容する冷却ケースとを備え、冷却ケースに形成された導入口及び排出口を通して冷却ケース内の空間に冷媒を流通できるような構造を有している(特許文献1)。また、半導体素子の冷却器に関して、ヒートシンクにより形成された冷媒流路に、上記冷媒流路の壁面から当該冷媒流路の内方に向かって突出する突出部を備えた、冷却効率の高い冷却構造がある(特許文献2)。
特開2014−179563号公報 特開2008−172014号公報
特許文献1に記載された従来の冷却器は、複数のフィンが平行して配置されたヒートシンクに対し、冷媒を導入するヘッダ部及び排出するヘッダ部がそれぞれ配置され、当該ヘッダ部に、外部から冷媒を導入する導入口及び外部に冷媒を排出する排出口を備えている。冷媒はヒートシンクのフィン間に形成された流路を流れ、半導体素子からヒートシンクに伝えられた熱と熱交換して温度上昇する。半導体素子が、当該流路の流れ方向に沿って複数個が配置されている場合、下流側に配置された半導体素子は、上流側に配置された半導体素子による冷媒の温度上昇の影響を受ける。そのため、冷媒は、下流側に配置された半導体素子の冷却能力が低下し、半導体素子の最高温度が上昇するおそれがあった。特許文献1に記載の冷却器は、ヒートシンクのフィン間に形成された流路が、冷却器の長手方向に沿った方向であるため、冷媒が当該流路を流れる時間が長く、冷媒は温度上昇し易かった。
特許文献2に記載された冷却器は、突出部が設けられることにより、半導体素子の近傍において、冷媒の流れを変更させ、乱れを発生させるとともに、冷媒の流速を増大させて境界層の発達を抑制することにより、冷却効率が向上するとされている。しかしながら、近年は、パワー半導体モジュールの小型化、軽量化に伴い、高発熱密度化を可能にしたパワー半導体モジュールの実現が求められている。パワー半導体モジュールの発熱密度の向上には、より高い放熱性能を有する冷却器が必要である。
本発明は上記の問題を有利に解決するものであり、より高い放熱性能を有する冷却器を、その冷却器を用いたパワー半導体モジュールと共に提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、以下の冷却器が提供される。
本発明の第1の態様の冷却器は、金属ベース板と、冷却ケースと、フィンと、第1の整流部材と、第2の整流部材と、を備えている。上記金属ベース板は、第1面及び第2面を備え、冷却ケースは、底壁及び前記底壁の周りに形成された側壁を有し、上記側壁の一端が上記金属ベース板の第2面側に接合され、上記金属ベース板、上記底壁及び上記側壁により囲まれた空間内に冷媒を流通可能になっている。上記冷却ケースの上記底壁及び上記側壁のいずれかに、入口部及び出口部が接続するとともに上記金属ベース板の第2面の長手側の周縁に沿って配置されている。上記フィンは、板状であり、上記冷却ケース内に収容されて上記冷却ケースの短手方向に延在し、冷媒の流路を形成する。上記第1の整流部材は、上記フィンと上記入口部との間で、上記冷媒の流路に交差する方向に延在し、上記金属ベース板の第2面と、上記冷却ケースの底壁とにそれぞれ接して配置された一対で構成されている。上記第2の整流部材は、上記フィンにより形成された冷媒の流路内で、上記冷媒の流路に交差する方向に延在し、上記冷却ケースの底壁に接して配置されている。上記フィンにより形成された冷媒の流路の上流側に、上記フィンの上記底壁に対向する先端と上記冷却ケースの底壁との間に隙間を備える。
上記目的を達成するため、以下のパワー半導体モジュールが提供される。
本発明の第2の態様のパワー半導体モジュールは、上記の冷却器を備え、おもて面及び裏面を備え、上記金属ベース板の第1面に上記裏面が接合された積層基板と、上記積層基板のおもて面に接合された半導体素子と、を備えている。
本発明の第1の態様の冷却器によれば、より高い放熱性能を有し、冷媒の流路に沿って複数の半導体素子が配置されていても、各半導体素子を均等に冷却することができ、ひいては冷却器の総合的な冷却効率を高めることができる。
本発明のパワー半導体モジュールの一実施形態の外観を示す斜視図である。 図1のパワー半導体モジュールの内部構造を示す斜視図である。 図2のIII−III線の断面図である。 図1のパワー半導体モジュールの回路図である。 冷却器の分解斜視図を示すである。 図2に示した冷却器20のVI−VI線で切断した断面図である。 比較例の冷却器の断面図である。
本発明の冷却器及びパワー半導体モジュールの実施形態を、図面を用いて具体的に説明する。以下の説明に表れる「上」、「下」、「底」、「前」、「後」等の方向を示す用語は、添付図面の方向を参照して用いられている。
図1は、本発明のパワー半導体モジュールの一実施形態の外観を示す斜視図である。パワー半導体モジュール1は、金属ベース板12と、枠形状を有し、積層基板15及び半導体チップ16(図2参照)を囲み、底面が金属ベース板12の第1面、すなわちおもて面に接着された樹脂ケース11と、金属ベース板12の第2面、すなわち裏面に接合された冷却ケース13とを備えている。
樹脂ケース11は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂やウレタン樹脂、シリコン樹脂等の絶縁性樹脂よりなり、上面から底面にかけて貫通する開口を中央に有する枠形状を有している。樹脂ケース11の底面は、金属ベース板12の第1面に、接着剤で接合されている。樹脂ケース11には、その厚さ方向に貫通する貫通孔11aが形成されている。貫通孔11aは、一方の長手方向縁部において、樹脂ケース11の上面の長手方向縁部の両端近傍と、その両端の間で間隔を空けた二か所の合計4個が形成されていて、他方の長手方向縁部において、樹脂ケース11の上面の長手方向縁部の両端の間で間隔を空けた二か所の合計2個が形成されている。
樹脂ケース11の上面の周縁に沿って外部端子14A〜14Eの一端が突出している。このうち樹脂ケース11の長手方向縁部の一方に配置された外部端子14AはU端子、外部端子14BはV端子、外部端子14CはW端子である。また、樹脂ケース11の長手方向縁部の他方に配置された外部端子14DはP端子、外部端子14EはN端子である。外部端子14Dと外部端子14Eとの組み合わせが合計3組で配置されている。これらの外部端子14A〜14Eは、6in1のパワー半導体モジュールの外部端子の配置の一例である。外部端子14A〜14Eはインサート成形等により樹脂ケース11に一体的に取り付けられている。外部端子14A〜14Eの他端は、樹脂ケース11の枠内に露出し、半導体チップ16のおもて面に形成されている電極等とボンディングワイヤやリードフレーム(図示せず)等の導電部材により電気的に接続されている。
図2に、図1のパワー半導体モジュール1から樹脂ケース11を取り外した形状、換言すればパワー半導体モジュール1の内部構造を斜視図で示す。なお、この斜視図では理解を容易にするために、樹脂ケース11の上面で枠内を覆う蓋、枠内に注入される封止材及びボンディングワイヤの図示を省略して樹脂ケース11内の積層基板15及び半導体チップ16が見えている状態を示している。
金属ベース板12の第1面に、積層基板15が配置されている。図示した本実施形態では、3個の積層基板15が、金属ベース板12の短手方向の中央で、長手方向に沿って一列に配置されている。各積層基板15は、半導体チップ16を搭載している。図示した本実施形態の半導体チップ16は、いずれもIGBTとFWDとを1チップ化した逆導通IGBT(RC−IGBT)の例であり、一個の積層基板15上に図示した例では4個が配置されている。半導体チップ16は、逆導通IGBTに限られず、一個の積層基板15上にIGBTとFWDとをそれぞれ搭載することもできる。また、スイッチング素子は、IGBTに限られず、MOSFET等であってもよい。半導体チップ16の基板にはシリコンの他、炭化けい素、窒化ガリウムやダイヤモンド等のワイドバンドギャップ材料も用いられる。
図3に図2のIII−III線の断面図を示す。図3(a)に示された断面図中のbで示す領域近傍の拡大断面図を図3(b)に示す。積層基板15は、セラミック等よりなる絶縁板15aと、この絶縁板15aのおもて面に選択的に形成された銅箔等よりなる回路板15bと、この絶縁板15aの裏面に形成された銅箔等よりなる金属板15cとを貼り合わせてなる。回路板15bと半導体チップ16の裏面とは、例えば接合材としてのはんだ17により接合される。金属板15cと金属ベース板12の第1面とは、例えば接合材としてのはんだ17により接合される。接合材にはろう材や焼結材を用いてもよい。接合材の代わりに、熱伝導性のグリースを金属ベース板12と積層基板15との間に介在させることもできる。樹脂ケース11内における積層基板15及び半導体チップ16は、絶縁性を高めるため、エポキシ樹脂等の絶縁性樹脂又はシリコーン等の絶縁性ゲルよりなる封止材によって封止されている。なお、図3では、封止材や、半導体チップ16の表面に形成されている電極と電気的に接続しているボンディングワイヤ等については図示を省略している。また、図3では、樹脂ケース11の上面に取り付けられている蓋についても図示を省略している。
図4に、図1のパワー半導体モジュールの回路図を示す。パワー半導体モジュール1は、インバータ回路を構成する6in1タイプのパワー半導体モジュールの例である。金属ベース板12上の3個の積層基板15は、インバータ回路のU相、V相及びW相を構成している。また、1つの積層基板15上で4個の半導体チップ16は、電気的に並列に接続された2個1組の合計2組が、インバータ回路を構成する一相における上アーム及び下アームを構成している。
図2において、1個の積層基板15に接合された4個の半導体チップ16のうち、金属ベース板12の短手方向に沿って並列に配置された2個の半導体チップ16Aが電気的に並列に接続されて上アームを構成し、金属ベース板12の短手方向に沿って並列に配置された2個の半導体チップ16Bが電気的に並列に接続されて下アームを構成している。後で説明するように金属ベース板12の直下で冷媒は、金属ベース板12の短手方向と平行な方向に流れる。本実施形態で冷媒は冷却液である。この冷媒の移動方向に沿って上アームを構成する2個の半導体チップ16Aが配置されている。また、この冷媒の移動方向に沿って、下アームを構成する2個の半導体チップ16Bが配置されている。
金属ベース板12は、樹脂ケース11と実質的に同じ又はそれ以上の大きさになる略長方形の板形状であり、第1面及び第2面を有している。金属ベース板12は、熱伝導性の良好な金属、例えば銅、アルミニウム若しくはアルミニウム合金、又はこれらの金属と、ろう材との複合材料(クラッド材)よりなる。ろう材は、金属ベース板12と冷却ケース13又は金属ベース板12とフィン18とをろう付けするのに用いられる。
金属ベース板12には、その厚さ方向に貫通するボルト孔12aが形成されている。このボルト孔12aは、樹脂ケース11に形成された貫通孔11aと同じ間隔で形成され、貫通孔11aと同じ位置に配置されている。
金属ベース板12の第2面に冷却ケース13が接合されている。冷却ケース13は、冷却ジャケットとも呼称される。図5に、冷却器20の分解斜視図を示す。冷却ケース13は、底壁13a及び当該底壁13aの周りに形成された側壁13bを有し、上端が開口となっている。この上端を金属ベース板12に例えばろう付けにより接合することにより、金属ベース板12と冷却ケース13とで冷媒が漏れないように囲まれた略直方体の内部空間が形成されている。この内部空間に、複数のフィン18が間隔を空けて配置されて一体化したフィンユニットからなるヒートシンク19を構成している。半導体チップ16を冷却する冷却器20は、金属ベース板12と冷却ケース13とフィン18を含む。冷却ケース13の内部空間は外部から供給される冷媒を流通できる。
図示した本実施形態において、フィン18は冷却ケース13の短手方向に延びるように複数個がそれぞれ間隔を空けて並列に配置された複数の薄板を含む。図示したフィン18は、上方から見て金属ベース板12及び冷却ケース13の短手方向に波形を有している。フィン18の形状は、図示した波形の例に限られず、直線形でもよい。フィン18は、金属ベース板12と同様に熱伝導性の良好な金属からなる。各フィン18の上端は金属ベース板12の裏面に、ろう付けにより接合されている。これにより、半導体チップ16から生じた熱は、積層基板15及び金属ベース板12を経てフィン18に伝導される。
冷却ケース13は、長手方向縁部の中央に、冷媒の入口部13c及び出口部13dを有する。入口部13c及び出口部13dは冷却ケース13の側壁13bに接続するとともに金属ベース板12の裏面の周縁に沿って配置されている。入口部13cはその底面に導入口13eを有し、出口部13dはその底面に排出口13fを有している。これらの底面は金属ベース板12に対し反対側に配置されている。導入口13eを入口部13cの底面に、また、排出口13fを出口部13dの底面にそれぞれ形成することにより、側面に形成する場合に比べて冷却器20を構成する冷却ケース13の高さを抑制できるので、小型化、薄型化、軽量化が求められている車載用のパワー半導体モジュールに好ましい。入口部13c及び出口部13dは冷却ケース13の底壁に接続するよう配置されてもよい。
冷却ケース13は、金属ベース板12及びフィン18と同様に熱伝導性の良好な金属からなる。冷却ケース13が、金属ベース板12及びフィン18と同種の材料からなることにより、熱膨張係数差による応力や歪みを抑制することができるので好ましい。冷却ケース13は、例えば絞り加工により成形されている。
冷却ケース13は、入口部13cの導入口13e側に、第1フランジとしてのフランジ13g1を備えている。また、出口部13dの排出口13f側に、第2フランジとしてのフランジ13g2(図2参照)を備えている。フランジ13g1、13g2は、概略ひし形の板であり、その長径方向が金属ベース板の長手方向に沿って延びるように配置されている。フランジ13g1、13g2は、概略楕円形の板であってもよい。フランジ13g1、13g2は、例えば導入口13e及び排出口13fの周囲に、ろう材とアルミ材とのクラッド材からなるワッシャを介在させて、ろう付けすることより接合することができる。ワッシャのほか、接着によってフランジ13g1、13g2を固定してもよい。フランジ13g1、13g2は、ボルト締結に対して十分な強度を持つ材料、構造とする。フランジ13g1、13g2は、パワー半導体モジュール1を自動車のエンジン等に固定するのを容易にする部材である。
冷却ケース13内の空間において、入口部13cとフィンとの間には、外部から導入口13eを通して導入された冷媒の流路13iが形成されている(図6参照)。冷媒の流路13iは入口側のヘッダ部に相当する。また、出口部13dとフィン18との間には、フィン18間を流れた冷媒を、排出口13fに向けて排出させるための流路13jが形成されている(図6参照)。流路13jは、出口側のヘッダ部に相当する。
薄板形状のフィン18が冷却ケース13の短手方向に沿って配置されることにより、入口部13cから供給される冷媒は、冷媒の流路13iを通ってフィン18の間の冷媒流路を流れ、流路13jを通って出口部13dの排出口13fから排出される。
先に述べたように、図2に示された6in1タイプのパワー半導体モジュールにおいて、金属ベース板12の短手方向に沿って配置された2個の半導体チップ16Aが上アームを、半導体チップ16Bが下アームをそれぞれ構成している。上アームに対応する2個の半導体チップ16Aが、金属ベース板12の直下でフィン18間を流れる冷媒の移動方向に沿って配置されている。下アームに対応する2個の半導体チップ16Bも同様に冷媒の移動方向に沿って配置されている。
ここで、第1半導体素子としての上アームを構成する2個の半導体チップ16Aを均等に冷却すると共に、第2半導体素子としての下アームを構成する2個の半導体チップ16Bを均等に冷却して、ひいてはパワー半導体モジュール1全体の冷却効率を向上させるために、本実施形態の冷却器20は、以下の構造を有している。
本実施形態の冷却器20は、図5に示すように、冷却ケース13の入口部13cとフィン18との間に第1の整流部材としての整流バー21を備え、冷却ケースの底壁13aに、第2の整流部材として整流バー22を備え、フィン18は、冷媒の移動方向の上流側が底壁13aとの間に隙間を備えている。
第1の整流部材としての整流バー21は、図5に示したように上下一対の棒材21a及び棒材21bからなる。棒材21aは、ヒートシンク19の側面の上端にろう付けで固定されるか、又は金属ベース板12の第2面にろう付けで固定される。棒材21bは、ヒートシンク19の側面の下端にろう付けで固定されるか、又は冷却ケース13の底壁13aにろう付けで固定される。ヒートシンク19は、フィン18が一体化され、概略直方体形状を有する。棒材21a及び棒材21bは、フィン18に固定されてヒートシンクの一部として一体化されていることが、冷却器20の組み立て時にヒートシンク19の取り付け作業性が向上するので好ましい。棒材21a及び棒材21bの高さは、例えばフィン18の下流側の高さ、換言すれば冷媒流路の高さが8mmである場合に、それぞれ2.5mm程度であり、棒材21aと棒材21bとの間の隙間は3mm程度である。棒材21a及び棒材21bは、棒材21a及び棒材21bの長さは、ヒートシンク19の長手方向の長さとほぼ同じにしている。棒材21a及び棒材21bは、フィン18と同様の材料からなることが好ましい。
ヒートシンク19は、図5に示すように冷媒の移動方向の上流側のフィンの高さh1が、下流側のフィンの高さh2よりも小さい。したがって、上流側のフィン18の底壁13aに対向する先端は、冷却ケース13の底壁13aとは非接触であり、換言すればフィン18の底壁13aに対向する先端と、冷却ケース13の底壁13aとの間に隙間が形成されている。隙間cの高さは、例えばフィンの高さ、換言すれば冷媒流路の高さが8mmである場合に、1〜2mm程度である。
一方、ヒートシンク19は、冷媒の移動方向の下流側は、フィン18の底壁13aに対向する先端は、冷却ケース13の底壁13aとは接触していて、より具体的には、ろう付けにより固定されている。ここに、ヒートシンク19の上流側は、図2に示した半導体チップ16の上アームを構成する2個の半導体チップ16Aのうちの一方と、下アームを構成する2個の半導体チップ16Bのうちの一方が配置される領域である。また、ヒートシンク19の下流側は、上アームを構成する2個の半導体チップ16Aのうちの残りの一つと、下アームを構成する2個の半導体チップ16Bのうちの残りの一つが配置される領域である。また、ヒートシンク19の上流側と下流側とは、通常は、当該ヒートシンク19を短手方向で二等分する位置で区分される。
第2の整流部材としての整流バー22は、図5に示すように、冷却ケース13の底壁13aから突出して、フィン18の延伸方向に交差する方向に延在している。整流バー22は、底壁13aと同様の材料等からなる棒材が、底壁13aにろう付け等により固定されている。整流バー22は、上記ヒートシンク19の上流側と下流側とを区分する境界の位置に配置されることが好ましい。整流バー22の高さは、例えば、フィン18の下流側の高さ、換言すれば冷媒流路の高さが8mmである場合に、4mm程度である。また、整流バー22の高さを1とするとき、上述した上流側のフィン18と底壁13aとの隙間cの
高さは0.25〜0.5倍程度である。
整流バー22の断面形状は四角形に限られない。底辺が底壁13aに接する三角形でもよいし、楕円系、半円形でもよい。
図5に示すヒートシンク19は、冷却ケース13の出口部13dとフィン18との間に第3の整流部材としての整流バー23を備えている。整流バーは、上下一対の棒材23a及び棒材23bからなる。棒材23aは、フィン18が一体化されて概略直方体形状を有するヒートシンク19の側面の上端にろう付けで固定されるか、又は金属ベース板12の第2面にろう付けで固定される。棒材23bは、フィン18が一体化されて概略直方体形状を有するヒートシンク19の側面の下端にろう付けで固定されるか、又は金属ベース板12の第2面にろう付けで固定される。棒材23a及び棒材23bは、フィン18に固定されてヒートシンク19の一部として一体化されていることが、冷却器20の組み立て時のヒートシンク19の取り付け作業性が向上するので好ましい。棒材23a及び棒材23aの高さは、例えばフィン18の下流側の高さ、換言すれば冷媒流路の高さが8mmである場合に、それぞれ2.5mm程度であり、棒材23aと棒材23bとの間の隙間は3mm程度である。棒材23a及び棒材23bの長さは、ヒートシンク19の長手方向の長さとほぼ同じにしている。棒材23a及び棒材23bは、フィン18と同様の材料からなることが好ましい。
図6を用いて本実施形態の冷却器20の効果を説明する。図6は、図2に示した冷却器20のVI−VI線で切断した断面図である。なお、図6において、理解を容易にするために積層基板15及び半導体チップ16の図示を省略している。本実施形態の冷却器20は、第1の整流部材としての上下一対の整流バー21を備えることにより、入口部13cから冷媒の流路13iに導かれた冷媒は、棒材21a、21bの間のスリットを通ってフィン18の間の流路13kを流れる。整流バー21は、上記流路13kに向かう冷媒の圧力がヒートシンク19の長手方向にわたって均一になるように調整するとともに、フィン18の間の流路13kを流れる冷媒の流れを整える。整流バー21によって、ヒートシンク19に流入する冷媒の圧力を、当該ヒートシンク19の長手方向にわたって均一にできることは、入口側のヘッダ部に相当する冷媒の流路13iが、冷却器20の長手方向に沿って配置されている本実施形態の冷却器20の場合に特に効果があり、また、導入口13eが冷却器20の長手方向の周縁に沿って設けられている本実施形態の冷却器20の場合に特に効果がある。
また、フィン18の上流側は、底壁13aに対向する先端と、冷却ケース13の底壁13aとの間に隙間cが形成されていることにより、フィン18の上流側における冷媒の流速を、下流側に比べて高めることができる。したがって、フィン18の上流側では、フィン18の直上に配置された半導体チップ16の発熱による冷媒の温度上昇を抑制することができ、下流側のフィン18に、温度上昇が抑制された冷媒を供給することができる。したがって、下流側のフィン18直上に配置された半導体チップの温度上昇を抑制することができ、ひいては、フィン18の上流側に配置された半導体チップ16Aと下流側に配置された半導体チップ16Bとを均等に冷却することができる。
更に、第2の整流部材としての整流バー22を備えることにより、ヒートシンク19内でフィン18の間の冷媒流路を流れる冷媒の圧力を調製することができ、上述した隙間cとの関係で、フィン18の下流側における冷媒の流速を調整することができる。ひいてはフィン18の上流側に配置された半導体チップ16Aと下流側に配置された半導体チップ16Bとを均等に冷却することができる。
これらの効果の相乗により高い放熱性能を有し、冷却効率の高い冷却器が得られる。本発明により、1相当たり500W以上の出力を有する半導体モジュール用の冷却器が得られる。
本発明のパワー半導体モジュールは、図2に示した6in1のパワー半導体モジュールに限られない。4in1のパワー半導体モジュールにおいて、半導体チップがフィン18の上流側及び下流側に配置されるものについても本発明の冷却器を用いることができ、高い放熱性能が得られる。
図1〜6に示した本実施形態の冷却器20を用いたパワー半導体モジュール1の冷却性能について、シミュレーション実験を行い、比較例の冷却器を用いたパワー半導体モジュールと比較した。冷却条件は、冷媒がエチレングリコール系の希釈ロングライフクーラントを用い、流量は6L/min、半導体チップ16の最高温度は60℃とした。
フィン18の下流側の高さを8mmとし、整流バー21の棒材21a、22aの高さをそれぞれ2.5mmとした。フィン18の上流側と底壁13aとの間の隙間cは1mmと2mmの2種類とした。整流バー22の高さは4mmとした。
比較例は、図7に断面図で示す冷却器を用いた例である。図7は、図6と同様の断面図であり、図7に示した冷却器は、隙間cがなく、整流バー22がない例であった。
上記冷却条件で冷却性能を調べた結果を表1に示す。
Figure 2017108078
隙間cが1mmだった実施例1は熱抵抗最大値が0.147K/Wであり、隙間cが2mmだった実施例2は、熱抵抗最大値が0.149K/Wであった。また、熱抵抗ばらつきは、実施例1は7%、実施例2は6.5%であった。
これに対して、隙間cがなく、整流バー21がなく、整流バー22がなかった比較例は、熱抵抗最大値が0.151K/Wであった。また、熱抵抗ばらつきは、10%であった。
以上、本発明の冷却器及びパワー半導体モジュール等の実施形態を、図面を用いて説明したが、本発明の冷却器及びパワー半導体モジュール等は、各実施形態及び図面の記載に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で幾多の変形が可能であることはいうまでもない。
1 パワー半導体モジュール
11 樹脂ケース
11a 貫通孔
12 金属ベース板
13 冷却ケース
13a 底壁
13b 側壁
13c 入口部
13d 出口部
13e 導入口
13f 排出口
13g1、13g2 フランジ
15 積層基板
16 半導体チップ(半導体素子)
18 フィン
19 ヒートシンク
20 冷却器
21 整流バー(第1の整流部材)
21a、21b 棒材
22 整流バー(第2の整流部材)

Claims (12)

  1. 第1面及び第2面を備える金属ベース板と、
    底壁及び前記底壁の周りに形成された側壁を有し、前記側壁の一端が前記金属ベース板の第2面側に接合され、前記金属ベース板、前記底壁及び前記側壁により囲まれた空間内に冷媒を流通可能な冷却ケースと、
    前記冷却ケースの前記底壁及び前記側壁のいずれかに接続するとともに前記金属ベース板の第2面の長手側の周縁に沿って配置された冷媒の入口部及び出口部と、
    前記冷却ケース内に収容されて前記冷却ケースの短手方向に延在し、冷媒の流路を形成する板状のフィンと、
    前記フィンと前記入口部との間で、前記冷媒の流路に交差する方向に延在し、前記金属ベース板の第2面と、前記冷却ケースの底壁とにそれぞれ接して配置された一対の第1の
    整流部材と、
    前記フィンにより形成された冷媒の流路内で、前記冷媒の流路に交差する方向に延在し、前記冷却ケースの底壁に接して配置された第2の整流部材と、
    を備え、
    前記フィンにより形成された冷媒の流路の上流側に、前記フィンの前記底壁に対向する先端と前記冷却ケースの底壁との間に隙間を備える冷却器。
  2. 前記冷媒の入口部と出口部が、前記金属ベース板の第2面の長手方向中央部に配置された請求項1記載の冷却器。
  3. 前記フィンが、波形を有する請求項1記載の冷却器。
  4. 前記フィンにより形成された冷媒の流路の下流側で、前記フィンの前記底壁に対向する先端が、前記冷却ケースの底壁と固定されている請求項1記載の冷却器。
  5. 前記第1の整流部材が、前記フィンと固定されている請求項1記載の冷却器。
  6. 前記第2の整流部材が、前記冷却ケースの底壁に固定されている請求項1記載の冷却器。
  7. 前記第2の整流部材が、前記フィンの上流側と下流側との境界に配置されている請求項1記載の冷却器。
  8. 前記第2の整流部材の高さを1とするとき、前記隙間の高さが0.25〜0.5倍である請求項1記載の冷却器。
  9. 前記入口部の導入口側に配置された第1フランジ及び前記出口部の排出口側に配置された第2フランジを備える請求項1記載の冷却器。
  10. 請求項1記載の冷却器を備え、
    おもて面及び裏面を備え、前記金属ベース板の第1面に前記裏面が接合された積層基板と、
    前記積層基板のおもて面に接合された半導体素子と、
    を備えたパワー半導体モジュール。
  11. 前記半導体素子の複数個が、前記冷却ケースを流通し得る冷媒の移動方向に沿って配置されている請求項10記載のパワー半導体モジュール。
  12. 前記半導体素子が、インバータ回路の上アームを構成する複数の第1半導体素子及び前記インバータ回路の下アームを構成する複数の第2半導体素子を含み、かつ、前記第1半導体素子及び第2半導体素子がそれぞれ、前記冷却ケースを流通し得る冷媒の移動方向に沿って配置されている請求項10記載のパワー半導体モジュール。
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