JP2017107108A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハロゲンランプヒーターの寿命を延ばすことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着ローラー183を加熱する配光の異なる複数のハロゲンランプヒーターと、交流電源1811と、定着ローラーの温度を検出する温度検出部185と、温度検出部の出力に基づきハロゲンランプヒーターの印加パターンを算出し、印加パターンに基づいて交流電源の交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧をハロゲンランプヒーターに印加する制御部10とを備え、制御部10は、デューティー比が所定の値以下である印加パターンに基づく駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えた場合、当該ハロゲンランプヒーターを消灯して、配光の異なる他のハロゲンランプヒーターに切り換える、或いは、当該ハロゲンランプヒーターのデューティー比を所定の値よりも高くして、他のハロゲンランプヒーターのデューティー比を下げる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置の定着制御において、ハロゲンランプヒーターを定着ヒーターとして用い、ON/OFF制御により当該定着ヒーターの温度を制御している。一方、より細分化した温度制御を行うために、交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧をハロゲンランプヒーターに供給する制御方法がある。
このような制御方法では、必要とする熱量に応じて、所定の周期において交流波形の半波の数(デューティー比)を適宜選択するので、選択される交流波形の半波の数に応じてハロゲンランプヒーターに供給される駆動電圧の実効値が変化する。
一方、ハロゲンランプヒーターには、所謂、ハロゲンサイクルが最も効率よく行われる基準電圧があり、選択される交流波形の半波の数が少なく、供給される駆動電圧の実効値が基準電圧より低い場合、ハロゲンランプヒーターのフィラメント(タングステン)の温度が低くなり、当該フィラメントが浸食されてしまう現象(所謂、ケミカルアタック)が発生する。
このため、待機モードで動作する場合であっても、ハロゲンサイクルが発生するように、所定の周期毎に、ハロゲンランプヒーターを全点灯(ON)し、フィラメントが所定の温度に達した場合、ハロゲンランプヒーターを消灯(OFF)することなく、交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧をハロゲンランプヒーターに供給することにより、フィラメントの断線を防止すると共に、フリッカを低減させるヒーター制御装置がある(特許文献1参照)。
特開2011−257604号公報
しかしながら、画像形成に際して必要とされる熱量は、記録媒体である用紙の紙種やサイズにより異なるため、例えば、小さいサイズの用紙に画像形成する場合には、必要とされる熱量が少ないので、所定の周期において選択される交流波形の半波の数が少ない(低デューティー比)印加パターンとなる。このため、このような低デューティー比の印加パターンに基づく駆動電圧の供給が長時間継続する場合、ケミカルアタックが生じて、ハロゲンランプヒーターの寿命が短くなってしまうといった問題点があった。
本発明の課題は、ハロゲンランプヒーターの寿命を延ばすことができる画像形成装置を提供することにある。
上記課題を達成するため、請求項1に記載の発明の画像形成装置は、
画像定着部の定着部材を加熱する配光の異なる複数のハロゲンランプヒーターと、
交流電源と、
前記定着部材の温度を検出する温度検出手段と、
前記温度検出手段の出力に基づき前記ハロゲンランプヒーターの印加パターンを算出し、前記印加パターンに基づいて前記交流電源の交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧を前記ハロゲンランプヒーターに印加する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、デューティー比が所定の値以下である前記印加パターンに基づく駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えた場合、当該ハロゲンランプヒーターを消灯して、配光の異なる他のハロゲンランプヒーターに切り換える、或いは、当該ハロゲンランプヒーターのデューティー比を所定の値よりも高くして、他のハロゲンランプヒーターのデューティー比を下げることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、前記駆動電圧が印加される二つの前記ハロゲンランプヒーターのうち一つのハロゲンランプヒーターに対して、デューティー比が所定の値以下である前記印加パターンに基づく駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えた場合、二つの前記ハロゲンランプヒーターに、デューティー比が所定の値よりも高い前記印加パターンに基づく駆動電圧を印加することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記複数のハロゲンランプヒーターは、前記定着部材の全体を加熱する全域配光のハロゲンランプヒーター及び前記定着部材の中央部分を加熱する中央配光のハロゲンランプヒーターを含み、記録媒体の幅が前記中央配光のハロゲンランプヒーターの幅よりも狭い場合、
前記制御手段は、デューティー比が所定の値以下である第1印加パターンに基づく駆動電圧を前記中央配光のハロゲンランプヒーターに印加し、
前記印加時間が所定の時間を超えた場合、デューティー比が所定の値よりも高い第2印加パターンに基づく駆動電圧を全域配光のハロゲンランプヒーターに印加し、
非通紙領域の温度が所定の閾値以上になった場合、前記第1印加パターンに基づく駆動電圧を前記中央配光のハロゲンランプヒーターに印加することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、前記非通紙領域の温度が前記閾値以上であり、前記中央配光のハロゲンランプヒーターに対して、前記第1印加パターンに基づく駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えた場合、画像形成を中止させ、前記定着部材を回転させることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記複数のハロゲンランプヒーターは、前記定着部材の全体を加熱する全域配光のハロゲンランプヒーター、前記定着部材の中央部分を加熱する中央配光のハロゲンランプヒーター及び前記定着部材の端部を加熱する端部配光のハロゲンランプヒーターを含み、記録媒体の幅が前記中央配光のハロゲンランプヒーターの幅より広く、前記全域配光のハロゲンランプヒーターの幅以下の場合、
前記制御手段は、前記端部配光のハロゲンランプヒーターをON/OFF制御し、前記全域配光のハロゲンランプヒーターを全点灯させ、デューティー比が所定の値以下である第1印加パターンに基づく駆動電圧を前記中央配光のハロゲンランプヒーターに印加し、
前記中央配光のハロゲンランプヒーターへの駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えた場合、前記全域配光のハロゲンランプヒーターを消灯し、デューティー比が所定の値よりも高い第2印加パターンに基づく駆動電圧を前記中央配光のハロゲンランプヒーターに印加し、
前記定着部材の端部の温度が所定の閾値以下になった場合、デューティー比が所定の値よりも高い第3印加パターンに基づく駆動電圧を前記全域配光のハロゲンランプヒーターと前記中央配光のハロゲンランプヒーターに印加することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、前記端部の温度が前記閾値以下であり、前記端部の温度が上昇しない場合、前記全域配光のハロゲンランプヒーターを全点灯させ、前記第1印加パターンに基づく駆動電圧を前記中央配光のハロゲンランプヒーターに印加することを特徴としている。
本発明によれば、ハロゲンランプヒーターの寿命を延ばすことができる。
本発明を適用した実施形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。 画像形成装置の主要な機能構成を示すブロック図である。 画像定着部の構成を示す模式図である。 定着ローラーの内部構成を示す模式図である。 画像定着部の制御回路図である。 交流波形の半波の選択動作の一例を示す説明図である。 画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 画像形成装置の動作の他の一例を示すフローチャートである。
(実施形態)
[1.構成の説明]
以下、本発明の画像形成装置に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態である画像形成装置1の概略構成を示す図である。図2は、画像形成装置1の主要な機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、CPU101(Central Processing Unit)、RAM102(Random Access Memory)及びROM103(Read Only Memory)を有する制御部10、記憶部11、操作部12、表示部13、インターフェース14、スキャナー15、画像処理部16、画像形成部17、画像定着部18及び搬送部19等を備える。制御部10は、バス21を介して記憶部11、操作部12、表示部13、インターフェース14、スキャナー15、画像処理部16、画像形成部17、画像定着部18及び搬送部19と接続されている。
CPU101は、ROM103又は記憶部11に記憶されている制御用プログラムを読み出して実行し、各種演算処理を行う。
RAM102は、CPU101に作業用のメモリー空間を提供し、一時データを記憶する。
ROM103は、CPU101により実行される各種制御用のプログラムや設定データ等を格納する。なお、ROM103に代えてEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリー等の書き換え可能な不揮発性メモリーが用いられてもよい。
これらのCPU101、RAM102及びROM103を備える制御部10は、上述の各種制御用プログラムに従って画像形成装置1の各部を統括制御する。例えば、制御部10は、画像処理部16に画像データに対する所定の画像処理を行わせて記憶部11に記憶させる。また、制御部10は、搬送部19に用紙を搬送させ、記憶部11に記憶された画像データに基づいて画像形成部17により用紙に画像を形成させる。
記憶部11は、半導体メモリーであるDRAM(Dynamic Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段により構成され、スキャナー15により取得された画像データや、インターフェース14を介して外部から入力された画像データ等が記憶される。なお、これらの画像データ等はRAM102に記憶されてもよい。
操作部12は、操作キーや表示部13の画面に重ねられて配置されたタッチパネル等の入力デバイスを備え、これらの入力デバイスに対する入力操作を操作信号に変換して制御部10に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid crystal display)等の表示装置を備え、画像形成装置1の状態や、タッチパネルへの入力操作の内容を示す操作画面等を表示する。
インターフェース14は、外部のコンピューター、他の画像形成装置などとの間でデータの送受信を行う手段であり、例えば、各種シリアルインターフェースのいずれかにより構成される。
スキャナー15は、用紙に形成された画像を読み取り、R(赤)、G(緑)及びB(青)の色成分毎の単色画像データを含む画像データを生成して記憶部11に記憶させる。
画像処理部16は、例えば、ラスタライズ処理部、色変換部、階調補正部、ハーフトーン処理部を備え、記憶部11に記憶された画像データに各種画像処理を施して記憶部11に記憶させる。
画像形成部17は、記憶部11に記憶された画像データに基づき、用紙に画像を形成する。画像形成部17は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の色成分に各々対応する4組の露光部171、感光体172及び現像部173を備えている。また、画像形成部17は、転写体174及び2次転写ローラー175を備えている。
露光部171は、発光素子としてのLD(Laser Diode)を備えている。露光部171
は、画像データに基づいてLDを駆動し、帯電する感光体172上にレーザー光を照射、露光して感光体172上に静電潜像を形成する。現像部173は、露光された感光体172上に帯電する現像ローラーにより所定の色(C、M、Y及びKのいずれか)のトナー(色材)を供給して、感光体172上に形成された静電潜像を現像する。
C、M、Y及びKに対応する4つの感光体172上に各々C、M、Y及びKのトナーで形成された画像(単色画像)は、各感光体172から転写体174上に順次重ねられて転写される。これにより、転写体174上にC、M、Y及びKを色成分とするカラー画像が形成される。転写体174は、複数の転写体搬送ローラーに巻き回された無端ベルトであり、各転写体搬送ローラーの回転に従って回転する。
2次転写ローラー175は、転写体174上のカラー画像を、給紙トレイ22又は外部に設けられる給紙装置から給紙された用紙上に転写する。詳しくは、用紙及び転写体174を挟持する2次転写ローラー175に所定の転写電圧が印加されることにより、転写体174上においてカラー画像を形成しているトナーが用紙側に引き寄せられて用紙に転写される。
画像定着部18は、トナーが転写された用紙を加熱及び加圧してトナーを用紙に定着させる定着処理を行う。
図3は、画像定着部18の構成を示す模式図である。画像定着部18は、定着ローラー183、加圧ローラー184及び温度検出部185等を備える。画像定着部18及び制御部10により定着装置が構成される。
定着ローラー183は、その回転軸方向に延在する定着ランプ(或いは、定着ヒーター)であるハロゲンランプヒーター186〜188を備える。ハロゲンランプヒーター186〜188は、制御部10による制御下で通電することにより発熱する。また、定着ローラー183は、制御部10による制御下で図示しないモーター等の回転駆動手段により駆動されて回転する。また、定着ローラー183には、定着ローラー183の温度を検出する温度検出部185が設けられている。温度検出部185は、定着ローラー183の温度を検出することができれば、一つ設けられていてもよいし複数設けられていてもよい。
図4は、定着ローラー183の内部構成を示す模式図である。
ハロゲンランプヒーター186〜188は、それぞれ筒部186a〜188a内にタングステンのフィラメント186b〜188bを備えて構成され、筒部186a〜188a内にはそれぞれ所定の濃度のハロゲンガスが封入されている。筒部186a〜188a内に封入されるハロゲンガスの濃度に基づき、各ハロゲンランプヒーター186〜188の基準電圧が設定されている。
また、ハロゲンランプヒーター186のフィラメント186bは、定着ローラー183の軸方向中央部のみを加熱するように構成され(中央配光)、ハロゲンランプヒーター187のフィラメント187bは、定着ローラー183の軸方向全体を加熱するように構成され(全域配光)、ハロゲンランプヒーター188のフィラメント188bは、定着ローラー183の軸方向端部のみを加熱するように構成されている(端部配光)。
図3に示すように、加圧ローラー184は、弾性部材(図示略)により定着ローラー183に近づく方向に付勢されて定着ローラー183に圧着され、定着ローラー183との間に定着ニップを形成しながら定着ローラー183の回転に伴って回転する。
なお、加圧ローラー184は、制御部10による制御下で図示しないモーター等の回転駆動手段により駆動されて回転するものとしてもよい。
定着ローラー183及び加圧ローラー184は、記録媒体である用紙Pを定着ニップで挟持して図3の矢印により示される搬送方向Rに搬送しながら用紙Pを加熱及び加圧する。これにより、定着ローラー183及び加圧ローラー184は、用紙P上のトナーを溶融させて定着させる。用紙Pと接触する際の定着ローラー183の温度は、例えば、180℃以上200℃以下の範囲とされる。したがって、ハロゲンランプヒーター186〜188は、定着ローラー183がこの温度となるように定着ローラー183を加熱する。
図1に示すように、搬送部19は、用紙を挟持した状態で回転することで用紙を搬送する用紙搬送ローラーを複数備え、所定の搬送経路で用紙を搬送する。搬送部19は、画像定着部18により定着処理が行われた用紙の表裏を反転させて2次転写ローラー175へ搬送する反転機構191を備えている。画像形成装置1では、用紙の両面に画像を形成する場合に反転機構191による用紙の表裏の反転が行われて両面に画像が形成された後に用紙が排紙トレイ23に排出される。用紙の片面にのみ画像を形成する場合には、反転機構191による用紙の表裏の反転が行われることなく片面に画像が形成された用紙が排紙トレイ23に排出される。
[2.画像定着部の制御回路の説明]
図5において、交流電源1811は、一般的な交流電力(例えば、100V、或いは、200V、50Hz又は60Hz)を出力する。
スイッチング素子1812、スイッチング素子1813及びスイッチング素子1814は、サイリスターや双方向サイリスター(トライアック)等の素子であり、制御端子であるゲートにトリガー信号が印加されると、「ON」となって導通する。交流電源1811の出力は、それぞれスイッチング素子1812、スイッチング素子1813及びスイッチング素子1814の入力端子に接続され、スイッチング素子1812、スイッチング素子1813及びスイッチング素子1814の出力端子はハロゲンランプヒーター186〜188の入力端子にそれぞれ接続される。
制御部10は、ハロゲンランプヒーター186〜188の温度制御を行う。具体的には、制御部10は、スイッチング素子1812、スイッチング素子1813及びスイッチング素子1814と共に電力制御部として機能し、スイッチング素子1812、スイッチング素子1813及びスイッチング素子1814を制御信号(CS181、CS182、CS183)により制御して、交流電源1811から出力される交流波形の半波を選択した駆動電圧を、ハロゲンランプヒーター186〜188に供給する。
温度検出部185は、温度センサー等の温度検出素子であり、定着ローラー183の近傍に設けられて、定着ローラー183の温度を検出して制御部10に出力する。
ゼロクロス検出部1815は、交流電源1811の出力の取り込み、ゼロクロス信号ZC181を発生させて制御部10に出力する。
[3.交流波形の半波の選択の説明]
ここで、スイッチング素子1812、スイッチング素子1813及びスイッチング素子1814により、交流電源1811から出力される交流波形の半波を選択した駆動電圧を、ハロゲンランプヒーター186〜188に供給する方法を図6を用いて説明する。
ゼロクロス検出部1815は、図6(b)に示すように、交流電源1811から出力される交流波形が±0Vを通過する点を検出し、検出した時点で出力値を切り換えたゼロクロス信号ZC181を発生させて制御部10に出力する。
制御部10は、図6(c)に示すように、入力されたゼロクロス信号ZC181に同期させた制御信号CS181(制御信号CS182、或いは、制御信号CS183)を発生させてスイッチング素子1812(スイッチング素子1813、或いは、スイッチング素子1814)の制御端子に印加する。
すなわち、図6に示すように、制御部10から制御信号CS181(制御信号CS182、或いは、制御信号CS183)が印加された周期T1、周期T2、周期T4で、スイッチング素子1812(スイッチング素子1813、或いは、スイッチング素子1814)が「ON」になって導通して、交流電源1811から出力される交流波形の半波が選択され、ハロゲンランプヒーター186(ハロゲンランプヒーター187、或いは、ハロゲンランプヒーター188)に供給される。
一方、制御部10から制御信号CS181(制御信号CS182、或いは、制御信号CS183)が印加されなかった周期T3では、スイッチング素子1812(スイッチング素子1813、或いは、スイッチング素子1814)が「OFF」のままで非導通であるので、交流電源1811から出力される交流波形の半波は選択されない。
また、スイッチング素子1812(スイッチング素子1813、或いは、スイッチング素子1814)は、一旦、ゲートにトリガー信号(制御信号)が、印加されると導通状態が維持されるが、交流波形のように電圧が0Vになると非導通に戻るので、周期T2において導通させても、周期T3では自動的に非導通に戻ることになる。
[4.画像形成装置の動作の説明]
ここで、図7及び図8のフローチャートを用いて画像形成装置1の動作を説明する。
なお、用紙Pの大きさとして、例えば、中央配光のハロゲンランプヒーター186のフィラメント186bよりも大きく、全域配光のハロゲンランプヒーター187のフィラメント187b以下であるサイズの用紙Pを、「大サイズ」とし、中央配光のハロゲンランプヒーター186のフィラメント186bよりも小さいサイズの用紙Pを「小サイズ」として想定する。
[4−1.小サイズの用紙のプリント時の動作の説明]
図7に示すフローチャートは、用紙Pが「小サイズ」、且つ、紙厚が薄く、必要とされる熱量が小さい場合を想定している。また、全域配光のハロゲンランプヒーター187の出力が700W、フィラメント長320mm、中央配光のハロゲンランプヒーター186の出力が900W、フィラメント長210mmであるものとする。
制御部10は、プリント(画像形成)を開始しようとしている用紙Pが「小サイズ」であるか否かを判断する(ステップS701)。すなわち、用紙Pの搬送方向に直交する幅が、中央配光のハロゲンランプヒーター186のフィラメント186bよりも小さいか否かを判断する。
制御部10は、プリント(画像形成)を開始しようとしている用紙Pが「小サイズ」であると判断した場合(ステップS701:Yes)、中央配光のハロゲンランプヒーター186で用紙Pを十分加熱できるので、温度検出部185の出力に基づき、中央配光のハロゲンランプヒーター186に対する印加パターンを算出する(ステップS702)。そして、当該印加パターンに基づいて交流電源1811の交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧を中央配光のハロゲンランプヒーター186に印加して、目標温度になるように調整する(ステップS703)。
ここで、印加パターンとは、所定の周期の交流波形の半波をデューティー比に基づき選択したものである。また、印加パターンのデューティー比が所定の値、例えば、40%以下の場合には、低デューティー比の駆動電圧であると判断して、当該駆動電圧の印加時間を監視する。
すなわち、例えば、印加パターンのデューティー比が40%程度の低デューティー比の駆動電圧を中央配光のハロゲンランプヒーター186に印加した場合、実効電圧がハロゲンランプヒーターの基準電圧よりも低くなってしまい、前述のケミカルアタックが生じてしまうおそれがあるためである。
例えば、「小サイズ」、且つ、紙厚が薄い用紙Pの定着に必要な目標温度(例えば、180℃以上200℃以下)に加熱するための熱量が360W程度であるとした場合、中央配光のハロゲンランプヒーター186に対する印加パターンのデューティー比は40.0%(=360W/900W)になり、低デューティー比の駆動電圧となる。
したがって、制御部10は、低デューティー比(40.0%以下)の駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えたか否かを判断する(ステップS704)。ここで、所定の時間とは数分程度の時間であり、当該所定の時間を超えた場合には、使用するヒーターを、全域配光のハロゲンランプヒーター187に切り換えて、中央配光のハロゲンランプヒーター186の劣化を防止する。
すなわち、制御部10は、低デューティー比の駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えたと判断した場合(ステップS704:Yes)、定着ローラー183の非通紙領域の温度が所定の閾値以上であるか否かを判断する(ステップS705)。
そして、制御部10は、所定の閾値以上ではない判断した場合(ステップS705:No)、温度検出部185の出力に基づき、全域配光のハロゲンランプヒーター187に対する印加パターンを算出する(ステップS706)。そして、当該印加パターンに基づいて交流電源1811の交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧を全域配光のハロゲンランプヒーター187に印加して、目標温度になるように調整する(ステップS707)。この時、中央配光のハロゲンランプヒーター186はOFF(消灯)にする。
なお、用紙Pの紙厚によって、例えば、厚紙の場合、中央配光のハロゲンランプヒーター186に対する駆動電圧が低デューティー比にならない場合があるので、制御部10は、デューティー比の駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えていないと判断した場合(ステップS704:No)、単純にステップS704に戻るだけではなく、併せて、プリント(画像形成)終了の判断を行って処理を終了してもよい。
ステップS706において、全域配光のハロゲンランプヒーター187のフィラメント長320mmのうち、中央配光のハロゲンランプヒーター186のフィラメント長210mmに相当する部分で、出力される熱量は、
(700W/320mm)×210mm=459.4W
である。
また、用紙Pの定着に必要な熱量360Wを得るためには、全域配光のハロゲンランプヒーター187の印加パターンのデューティー比を、
360W/459.4W=78.4%
とすればよい。この場合には、低デューティー比の駆動電圧にはならず、ケミカルアタックが発生しない。
なお、印加パターンは、所定の周期の交流波形の半波をデューティー比に基づき選択したものであるので、正確にデューティー比が78.4%の印加パターンを算出することはできないので、78.4%により近いデューティー比であって、必要とされる熱量を満足する印加パターンを算出する。
一方、使用するヒーターを、全域配光のハロゲンランプヒーター187に切り換えて、中央配光のハロゲンランプヒーター186の劣化を防止した場合には、本来必要のない定着ローラー183の端部も加熱することになる。このため、定着ローラー183であって用紙Pが通過しない非通紙領域の温度上昇が生じる。
そこで、制御部10は、定着ローラー183の非通紙領域の温度が上昇して、所定の閾値以上になったか否かを判断し(ステップS708)、所定の閾値以上になったと判断した場合(ステップS708:Yes)、温度検出部185の出力に基づき、中央配光のハロゲンランプヒーター186に対する印加パターンを算出する(ステップS709)。そして、当該印加パターンに基づいて交流電源1811の交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧を中央配光のハロゲンランプヒーター186に印加して、目標温度になるように調整する(ステップS710)。この時、全域配光のハロゲンランプヒーター187はOFF(消灯)にする。
例えば、ステップS702及びステップS703における印加パターン(低デューティー比)と同じ印加パターンに基づく駆動電圧を中央配光のハロゲンランプヒーター186に印加して、非通紙領域の温度の上昇を防ぐようにする。
なお、条件によっては、定着ローラー183の非通紙領域の温度が上昇して、所定の閾値以上にならない場合があるので、制御部10は、所定の閾値以上になっていないと判断した場合(ステップS708:No)、単純にステップS708に戻るだけではなく、併せて、プリント(画像形成)終了の判断を行って処理を終了してもよい。
ところで、ステップS709及びステップS710において、定着ローラー183の非通紙領域の温度を所定の閾値よりも低下させるように制御している最中に、中央配光のハロゲンランプヒーター186に対する低デューティー比の駆動電圧の印加時間が所定の時間を再度超えてしまう場合がある。但し、この場合、単純にステップS706及びステップS707に移行したのでは、定着ローラー183の非通紙領域の温度をさらに上昇させてしまうおそれが生じる。
このため、制御部10は、定着ローラー183の非通紙領域の温度が所定の閾値以上である判断した場合(ステップS705:Yes)、言い換えれば、中央配光のハロゲンランプヒーター186に対する低デューティー比の駆動電圧の印加時間が所定の時間を超え、且つ、定着ローラー183の非通紙領域の温度が下がりきっていない場合、一旦、プリント(画像形成)を中止し、全てのハロゲンランプヒーターをOFF(消灯)し、定着ローラー183を回転させる(ステップS711)ことにより、定着ローラー183の非通紙領域の温度を低下させるように制御する。
そして、定着ローラー183の非通紙領域の温度を所定の閾値よりも低下した場合(ステップS705:No)、再度、ステップS706及びステップS707に移行して、プリント(画像形成)を再開することになる。
最後に、制御部10は、プリント(画像形成)が終了したか否かを判断し(ステップS712)、プリント(画像形成)が終了していないと判断した場合(ステップS712:No)、ステップS704に戻り、プリント(画像形成)が終了したと判断した場合(ステップS712:Yes)、処理を終了する。
以上のように、制御部10は、駆動電圧が印加される一つのハロゲンランプヒーターに対して、デューティー比が所定の値以下である印加パターンに基づく駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えた場合、配光の異なる他のハロゲンランプヒーターに、デューティー比が所定の値よりも高い印加パターンに基づく駆動電圧を印加することにより、ケミカルアタックの発生を抑え、ハロゲンランプヒーターの寿命を延ばすことができる。
[4−2.大サイズの用紙のプリント時の動作の説明]
図8に示すフローチャートは、用紙Pが「大サイズ」である場合を想定している。また、全域配光のハロゲンランプヒーター187の出力が700W、フィラメント長320mm、中央配光のハロゲンランプヒーター186の出力が900W、フィラメント長210mm、端部配光のハロゲンランプヒーター188の出力が700W、両端のフィラメント長50mmであるものとする。
制御部10は、プリント(画像形成)を開始しようとしている用紙Pが「大サイズ」であるか否かを判断する(ステップS801)。すなわち、用紙Pの搬送方向に直交する幅が、中央配光のハロゲンランプヒーター186のフィラメント186bよりも大きく、全域配光のハロゲンランプヒーター187のフィラメント187b以下であるか否かを判断する。
制御部10は、プリント(画像形成)を開始しようとしている用紙Pが「大サイズ」であると判断した場合(ステップS801:Yes)、温度検出部185の出力に基づき、全域配光のハロゲンランプヒーター187に対する印加パターンと、中央配光のハロゲンランプヒーター186に対する印加パターンをそれぞれ算出する(ステップS802)。そして、これらの印加パターンに基づいて交流電源1811の交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧を全域配光のハロゲンランプヒーター187及び中央配光のハロゲンランプヒーター186に印加して、目標温度になるように調整する(ステップS803)。
ここで、端部配光のハロゲンランプヒーター188はON/OFF制御を行い、当該ON/OFF制御によるフリッカの発生を抑えるため、全域配光のハロゲンランプヒーター187はデューティー比を100%として、全域配光のハロゲンランプヒーター187を全点灯させる。
ステップS803において、全域配光のハロゲンランプヒーター187に、デューティー比が100%(全点灯)の駆動電圧を印加した場合、全域配光のハロゲンランプヒーター187のフィラメント長320mmのうち、中央配光のハロゲンランプヒーター186のフィラメント長210mmに相当する部分で、出力される熱量は、
(700W/320mm)×210=459.4W
である。
そして、例えば、「大サイズ」の用紙Pの定着に必要な目標温度(例えば、180℃以上200℃以下)に加熱するための熱量が820W程度であるとした場合、中央配光のハロゲンランプヒーター186で必要とされる熱量は、
820W−459.4W=360W
であり、このような熱量を得るためのデューティー比は、
360W/900W=40%
となり、低デューティー比の駆動電圧となってしまう。
したがって、制御部10は、低デューティー比(40.0%以下)の駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えたか否かを判断する(ステップS804)。ここで、所定の時間を超えた場合には、全域配光のハロゲンランプヒーター187をOFF(消灯)にして、中央配光のハロゲンランプヒーター186に印加する駆動電圧のデューティー比を高くすることにより、中央配光のハロゲンランプヒーター186の劣化を防止する。
すなわち、制御部10は、低デューティー比の駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えたと判断した場合(ステップS804:Yes)、温度検出部185の出力に基づき、中央配光のハロゲンランプヒーター186に対する印加パターンを算出する(ステップS805)。そして、全域配光のハロゲンランプヒーター187をOFF(消灯)にすると共に、当該印加パターンに基づいて交流電源1811の交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧を中央配光のハロゲンランプヒーター186に印加して、目標温度になるように調整する(ステップS806)。この時、端部配光のハロゲンランプヒーター188はON/OFF制御を行う。
例えば、中央配光のハロゲンランプヒーター186に対する印加パターンのデューティー比を100%(900W)にする。
但し、端部配光のハロゲンランプヒーター188の出力は700Wであり、常時ONにしていたとしても、「大サイズ」の用紙Pの定着に必要な熱量である820W程度にはならない。このため、定着ローラー183の端部の温度低下が生じる。
そこで、制御部10は、定着ローラー183の端部の温度が低下して、所定の閾値以下になったか否かを判断し(ステップS807)、所定の閾値以下になったと判断した場合(ステップS807:Yes)、温度検出部185の出力に基づき、全域配光のハロゲンランプヒーター187及び中央配光のハロゲンランプヒーター186に対する印加パターンをそれぞれ算出する(ステップS808)。そして、これらの印加パターンに基づいて交流電源1811の交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧を全域配光のハロゲンランプヒーター187及び中央配光のハロゲンランプヒーター186に印加して、目標温度になるように調整する(ステップS809)。
一方、制御部10は、所定の閾値以下になっていない判断した場合(ステップS807:No)、プリント(画像形成)が終了したか否かを判断し(ステップS810)、プリント(画像形成)が終了していないと判断した場合(ステップS810:No)、ステップS807に戻り、プリント(画像形成)が終了したと判断した場合(ステップS810:Yes)、処理を終了する。
例えば、ステップS808において、低デューティー比の駆動電圧にならないように、全域配光のハロゲンランプヒーター187及び中央配光のハロゲンランプヒーター186に対する印加パターンのデューティー比をそれぞれ71.4%にする。
この場合、全域配光のハロゲンランプヒーター187のフィラメント長320mmのうち、端部配光のハロゲンランプヒーター188のフィラメント長100mm(50mm×2)に相当する部分で、出力される熱量は、
(700W/320mm)×100mm×71.4%=156.2W
である。
そして、端部配光のハロゲンランプヒーター188は、ON/OFF制御であるため、デューティー比に置き換えれば、0%、若しくは、100%であり、したがって、端部配光のハロゲンランプヒーター188が出力する熱量は、
700W×100%=700W
となる。
このため、定着ローラー183(端部配光のハロゲンランプヒーター188のフィラメント長100mmに相当する部分)に供給される熱量は、
156.2W+700W=856.2W
となり、「大サイズ」の用紙Pの定着に必要な熱量である820W程度よりも大きいので、定着ローラー183の端部の温度上昇が生じる。
そこで、制御部10は、定着ローラー183の端部の温度が上昇して、所定の閾値以上になったか否かを判断し(ステップS811)、所定の閾値以上になったと判断した場合(ステップS811:Yes)、ステップS802に戻る。一方、所定の閾値以上になっていないと判断した場合(ステップS811:No)、プリント(画像形成)が終了したか否かを判断し(ステップS812)、プリント(画像形成)が終了していないと判断した場合(ステップS812:No)、ステップS811に戻り、プリント(画像形成)が終了したと判断した場合(ステップS812:Yes)、処理を終了する。
以上のように、制御部10は、駆動電圧を印加する複数のハロゲンランプヒーターのうち一つのハロゲンランプヒーターに対して、デューティー比が所定の値以下である印加パターンに基づく駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えた場合、複数のハロゲンランプヒーターの全て又は一つに、デューティー比が所定の値よりも高いの印加パターンに基づく駆動電圧を印加することにより、ケミカルアタックの発生を抑え、ハロゲンランプヒーターの寿命を延ばすことができる。
(変形例)
実施形態(小サイズの用紙のプリント時の動作)の説明に際しては、デューティー比が所定の値以下である印加パターンに基づく駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えた場合、配光の異なるハロゲンランプヒーターに、デューティー比が所定の値よりも高い印加パターンに基づく駆動電圧を印加しているが、複数のハロゲンランプヒーターの全てに、デューティー比が所定の値よりも高い印加パターンに基づく駆動電圧を印加するようにしてもよい。
例えば、用紙Pが「小サイズ」、且つ、紙厚が厚く、必要とされる熱量が大きい場合を想定する。また、全域配光のハロゲンランプヒーター187の出力が700W、フィラメント長320mm、中央配光のハロゲンランプヒーター186の出力が900W、フィラメント長210mmであるものとする。
そして、「小サイズ」、且つ、紙厚が厚い用紙Pの定着に必要な目標温度(例えば、180℃以上200℃以下)に加熱するための熱量が1084W程度であるとした場合、中央配光のハロゲンランプヒーター186に対する印加パターンのデューティー比を100%(900W)にしても、必要とする熱量には184Wだけ足らないので、全域配光のハロゲンランプヒーター187を併用する必要がある。
全域配光のハロゲンランプヒーター187に、デューティー比が100%(全点灯)の駆動電圧を印加した場合、全域配光のハロゲンランプヒーター187のフィラメント長320mmのうち、中央配光のハロゲンランプヒーター186のフィラメント長210mmに相当する部分で、出力される熱量は、
(700W/320mm)×210=459.4W
である。
そして、全域配光のハロゲンランプヒーター187で必要とされる熱量は、184Wであり、このような熱量を得るためのデューティー比は、
184W/459.4W=40%
となり、低デューティー比の駆動電圧となってしまう。
したがって、制御部10は、低デューティー比(40.0%以下)の駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えた場合には、全域配光のハロゲンランプヒーター187及び中央配光のハロゲンランプヒーター186の全てに、デューティー比が所定の値(40%)よりも高い印加パターンに基づく駆動電圧を印加するようにしてもよい。
具体的には、全域配光のハロゲンランプヒーター187にデューティー比が100%の印加パターンに基づく駆動電圧を印加し、中央配光のハロゲンランプヒーター186にデューティー比が71.4%の印加パターンに基づく駆動電圧を印加する。この場合、中央配光のハロゲンランプヒーター186のフィラメント長210mmに相当する部分に供給される熱量は、1102Wになる。
或いは、全域配光のハロゲンランプヒーター187にデューティー比が80%の印加パターンに基づく駆動電圧を印加し、中央配光のハロゲンランプヒーター186にデューティー比が80%の印加パターンに基づく駆動電圧を印加する。この場合、中央配光のハロゲンランプヒーター186のフィラメント長210mmに相当する部分に供給される熱量は、1087.5Wになる。
このように、全域配光のハロゲンランプヒーター187及び中央配光のハロゲンランプヒーター186に、デューティー比が所定の値よりも高い前記印加パターンに基づく駆動電圧を印加することにより、ケミカルアタックの発生を抑え、ハロゲンランプヒーターの寿命を延ばすことができる。
また、全域配光のハロゲンランプヒーター187を併用して、デューティー比が所定の値(40%)よりも高い印加パターンに基づく駆動電圧を印加した場合、定着ローラー183の非通紙領域の温度が上昇して所定の閾値以上になることがある。
このような場合、図7中のステップS711のように、一旦、プリント(画像形成)を中止し、全てのハロゲンランプヒーターをOFF(消灯)し、定着ローラー183を回転させることにより、定着ローラー183の非通紙領域の温度を低下させるように制御してもよい。また、一時的に、全域配光のハロゲンランプヒーター187のデューティー比を下げて(例えば、40%)、定着ローラー183の非通紙領域の温度を低下させるように制御してもよい。
以上のように、制御部10は、駆動電圧が印加される2本のハロゲンランプヒーターのうち一つのハロゲンランプヒーターに対して、デューティー比が所定の値以下である印加パターンに基づく駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えた場合、2本のハロゲンランプヒーターに、デューティー比が所定の値よりも高い前記印加パターンに基づく駆動電圧を印加することにより、ケミカルアタックの発生を抑え、ハロゲンランプヒーターの寿命を延ばすことができる。
なお、実施形態(大サイズの用紙のプリント時の動作)の説明に際しては、端部の温度が閾値以下の場合、印加パターンのデューティー比を上げることにより、端部の温度を上げているが、それでも、端部の温度が上昇しない場合、全域配光のハロゲンランプヒーター187を全点灯させ、デューティー比が所定の値以下の印加パターンに基づく駆動電圧を中央配光のハロゲンランプヒーター186に印加するようにしてもよい。
すなわち、全域配光のハロゲンランプヒーター187を全点灯させ、一気に端部の温度を上昇させることにより、デューティー比が所定の値以下の印加パターンに基づく駆動電圧が、一時的に、中央配光のハロゲンランプヒーター186に印加されるものの、その印加時間を抑えることができるので、ケミカルアタックの発生を抑え、ハロゲンランプヒーターの寿命を延ばすことができる。
また、実施形態の説明に際しては、画像定着部18が、定着ローラー183と加圧ローラー184は、用紙Pを挟持して搬送するニップ部を構成しているが、加熱部材である加熱ローラーと、定着ベルトとを備え、定着ベルトは、加熱ローラーと、定着ローラー183とに張架され、定着ローラー183及び加圧ローラー184は、当該定着ベルトを介して、用紙Pを挟持して搬送するニップ部を構成するようにしてもよい。
また、実施形態の説明に際しては、例えば、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)等の色毎に画像形成用のユニットを備え、用紙P上にカラー画像を形成する画像形成装置1を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、単色の画像を形成する画像形成装置であってもよい。
また、実施形態の説明に際しては、定着ローラーと加圧ローラーを区別して説明しているが、一対の定着部材と考えてもよい。
また、実施形態の説明に際しては、記録媒体として用紙を例示しているが、記録媒体は紙に限定されるものではなく、トナー像を形成及び定着可能なシート状のものであればよく、例えば、不織布、プラスチックフィルム、皮革等でもよい。
1 画像形成装置
10 制御部(制御手段)
18 画像定着部
183 定着ローラー
184 加圧ローラー
185 温度検出部(温度検出手段)
186、187、188 ハロゲンランプヒーター
1811 交流電源
1812、1813、1814 スイッチング素子
1815 ゼロクロス検出部
P 用紙(記録媒体)
CS181、CS182、CS183 制御信号
ZC181 ゼロクロス信号

Claims (6)

  1. 画像定着部の定着部材を加熱する配光の異なる複数のハロゲンランプヒーターと、
    交流電源と、
    前記定着部材の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段の出力に基づき前記ハロゲンランプヒーターの印加パターンを算出し、前記印加パターンに基づいて前記交流電源の交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧を前記ハロゲンランプヒーターに印加する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、デューティー比が所定の値以下である前記印加パターンに基づく駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えた場合、当該ハロゲンランプヒーターを消灯して、配光の異なる他のハロゲンランプヒーターに切り換える、或いは、当該ハロゲンランプヒーターのデューティー比を所定の値よりも高くして、他のハロゲンランプヒーターのデューティー比を下げることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記駆動電圧が印加される二つの前記ハロゲンランプヒーターのうち一つのハロゲンランプヒーターに対して、デューティー比が所定の値以下である前記印加パターンに基づく駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えた場合、二つの前記ハロゲンランプヒーターに、デューティー比が所定の値よりも高い前記印加パターンに基づく駆動電圧を印加することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数のハロゲンランプヒーターは、前記定着部材の全体を加熱する全域配光のハロゲンランプヒーター及び前記定着部材の中央部分を加熱する中央配光のハロゲンランプヒーターを含み、記録媒体の幅が前記中央配光のハロゲンランプヒーターの幅よりも狭い場合、
    前記制御手段は、デューティー比が所定の値以下である第1印加パターンに基づく駆動電圧を前記中央配光のハロゲンランプヒーターに印加し、
    前記印加時間が所定の時間を超えた場合、デューティー比が所定の値よりも高い第2印加パターンに基づく駆動電圧を全域配光のハロゲンランプヒーターに印加し、
    非通紙領域の温度が所定の閾値以上になった場合、前記第1印加パターンに基づく駆動電圧を前記中央配光のハロゲンランプヒーターに印加することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記非通紙領域の温度が前記閾値以上であり、前記中央配光のハロゲンランプヒーターに対して、前記第1印加パターンに基づく駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えた場合、画像形成を中止させ、前記定着部材を回転させることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記複数のハロゲンランプヒーターは、前記定着部材の全体を加熱する全域配光のハロゲンランプヒーター、前記定着部材の中央部分を加熱する中央配光のハロゲンランプヒーター及び前記定着部材の端部を加熱する端部配光のハロゲンランプヒーターを含み、記録媒体の幅が前記中央配光のハロゲンランプヒーターの幅より広く、前記全域配光のハロゲンランプヒーターの幅以下の場合、
    前記制御手段は、前記端部配光のハロゲンランプヒーターをON/OFF制御し、前記全域配光のハロゲンランプヒーターを全点灯させ、デューティー比が所定の値以下である第1印加パターンに基づく駆動電圧を前記中央配光のハロゲンランプヒーターに印加し、
    前記中央配光のハロゲンランプヒーターへの駆動電圧の印加時間が所定の時間を超えた場合、前記全域配光のハロゲンランプヒーターを消灯し、デューティー比が所定の値よりも高い第2印加パターンに基づく駆動電圧を前記中央配光のハロゲンランプヒーターに印加し、
    前記定着部材の端部の温度が所定の閾値以下になった場合、デューティー比が所定の値よりも高い第3印加パターンに基づく駆動電圧を前記全域配光のハロゲンランプヒーターと前記中央配光のハロゲンランプヒーターに印加することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記端部の温度が前記閾値以下であり、前記端部の温度が上昇しない場合、前記全域配光のハロゲンランプヒーターを全点灯させ、前記第1印加パターンに基づく駆動電圧を前記中央配光のハロゲンランプヒーターに印加することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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