JP2017102234A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 圧接されて回転する加熱回転体と加圧回転体との間で、記録媒体にトナー画像を加熱定着させると共に、前記の記録媒体を分離部材によって分離させる定着装置において、加熱回転体と加圧回転体とを圧接・離間させる際に、分離部材が加熱回転体や加圧回転体に接触するのを防止する。【解決手段】 定着装置30において、圧接された加熱回転体31と加圧回転体32とを離間させる際に、分離部材34を加熱回転体と加圧回転体とのニップ部から離間させた後、加熱回転体と加圧回転体とを離間させる一方、離間された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを圧接させる際に、加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた後、分離部材を前記のニップ部に近接させるようにした。【選択図】 図4

Description

本発明は、トナー画像を記録媒体に定着させる定着装置及び定着装置を用いた複写機,プリンター,ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置に関するものである。特に、圧接・離間可能に設けられた加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた状態で回転させ、記録媒体に形成されたトナー画像を加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部において加熱定着させる定着装置において、加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部に対して、トナー画像が加熱定着された記録媒体を分離させる分離部材を近接・離間可能に設け、圧接された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを離間させる場合や、離間された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを圧接させる場合に、前記の分離部材が加熱回転体や加圧回転体にあたって、これらが傷ついたりするのを防止するようにした点に特徴を有するものである。
従来から、複写機,プリンター,ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置においては、一般に、感光体等からトナー画像が転写された記録媒体を定着装置に導き、この定着装置においてトナー画像を記録媒体に定着させるようにしている。
ここで、このような定着装置の一つとして、従来から、圧接・離間可能に設けられた加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた状態で回転させ、記録媒体に形成されたトナー画像を加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部において加熱定着させるようにしたものが用いられている。
また、このような定着装置においては、トナー画像が定着された記録媒体が、加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部から適切に分離されずに、加熱回転体や加圧回転体に巻き付くのを抑制するため、分離部材を加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部に近接させて設け、この分離部材により、トナー画像が定着された記録媒体が加熱回転体や加圧回転体に巻き付くのを防止することが行われている。
また、近年においては、このような定着装置において、加熱回転体を速やかに加熱させて、トナー画像を記録媒体に短時間で効率よく加熱定着させるように、前記の加熱回転体として、金属ローラーの外周面にゴム等の弾性体を設けずに、この金属ローラーの外周面の厚みを薄くしたものが使用されるようになった。
そして、このように金属ローラーの外周面にゴム等の弾性体を設けずに、金属ローラーの外周面の厚みを薄くした加熱回転体の場合、外周面のゴム変形がないため、加熱回転体からの記録媒体の分離性が悪くなる。このため、このような加熱回転体からトナー画像が定着された記録媒体を分離部材によって分離させる場合、分離部材を金属ローラーの外周面に接触させるか、分離部材を金属ローラーの外周面に非常に近接させることが必要になった。
しかし、分離部材を金属ローラーの外周面に接触させた場合、分離部材によって金属ローラーの外周面に筋状の傷が入って、形成される画像に筋状のノイズが発生するという問題があった。また、前記のように加熱回転体に、外周面の厚みが薄い金属ローラーを用い、この加熱回転体に加圧回転体を圧接させると、金属ローラーからなる加熱回転体が大きく変形し、この状態で、前記のように分離部材をこの加熱回転体の外周面に非常に近接させた場合、ジャム処理等のために、加熱回転体に対する加圧回転体の圧接を解除させると、大きく変形していた加熱回転体が元の状態に戻る時に、分離部材が加熱回転体の外周面にあたって、加熱回転体の外周面が傷つき、これにより形成される画像にノイズが発生するという問題があった。
そして、特許文献1〜4等においては、前記のように加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた状態から、加熱回転体と加圧回転体との間の圧接を解除させるにあたり、圧接を解除させる動作と同期するようにして、加熱回転体の外周面に近接された状態にある分離部材を、この加熱回転体の外周面から離間させるようにしたものが提案されている。
しかし、このように加熱回転体と加圧回転体との間の圧接を解除させる動作と同期するようにして、分離部材を加熱回転体の外周面から離間させるようにした場合においても、変形していた加熱回転体が元の状態に戻る際に、分離部材が加熱回転体の外周面に接触して、加熱回転体の外周面が傷つくことがあった。特に、前記のように外周面の厚みが薄い金属ローラーを用いた加熱回転体に加圧回転体を圧接させた場合、加熱回転体における変形量が大きくなり、前記のように分離部材をこの加熱回転体の外周面に非常に近接させた状態で、加圧回転体による圧接を解除させると、分離部材が加熱回転体の外周面から離れる前に、加熱回転体の外周面に分離部材が接触して、加熱回転体の外周面が傷つくという問題があった。
特開2002−91221号公報 特開2007−225754号公報 特開2014−215355号公報 特開2015−28582号公報
本発明は、圧接・離間可能に設けられた加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた状態で回転させ、記録媒体に形成されたトナー画像を加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部において加熱定着させる定着装置において、加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部に対して、トナー画像が加熱定着された記録媒体を分離させる分離部材を近接・離間可能に設けた場合における前記のような問題を解決することを課題とするものである。
すなわち、本発明においては、前記のような定着装置において、圧接された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを離間させる場合や、離間された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを圧接させる場合に、前記の分離部材が加熱回転体や加圧回転体にあたって、これらが傷ついたりするのを防止し、良好な画像形成が安定して行えるようにすることを課題とするものである。
本発明に係る定着装置においては、前記のような課題を解決するため、圧接・離間可能に設けられた加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた状態で回転させ、記録媒体に形成されたトナー画像を、前記の加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部において加熱定着させる定着装置において、前記の加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部に対して、トナー画像が加熱定着された記録媒体を分離させる分離部材を近接・離間可能に設け、圧接された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを離間させる場合に、前記の分離部材を前記のニップ部から離間させた後、加熱回転体と加圧回転体とを離間させる一方、離間された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを圧接させる場合に、加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた後、前記の分離部材を前記のニップ部に近接させるようにした。
このように、圧接された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを離間させる場合において、分離部材をニップ部から離間させた後、加熱回転体と加圧回転体とを離間させるようにすると、圧接されて変形していた加熱回転体と加圧回転体戸が元に戻ったとしても、分離部材が加熱回転体や加圧回転体にあたるのが防止されるようになる。また、離間された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを圧接させる場合において、加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた後、分離部材をニップ部に近接させるようにすると、加熱回転体と加圧回転体とが圧接されて変形したとしても、分離部材が加熱回転体や加圧回転体にあたるのが防止されるようになる。
ここで、本発明に係る定着装置においては、前記のニップ部に詰まった記録媒体を処理するジャム処理時において、前記のような動作を行うようにすることができる。なお、本発明に係る定着装置においては、前記のような動作をジャム処理時以外にも行うことができ、例えば、前記の加熱回転体や、加圧回転体や、分離部材をメンテナンスする場合等に、前記のような動作を行うようにすることができる。
また、本発明に係る定着装置においては、一般に、前記の加圧回転体を移動させて、加熱回転体と加圧回転体とを圧接・離間させると共に、前記の分離部材を前記の加熱回転体に対して近接・離間可能に設けるようにする。
ここで、本発明に係る定着装置においては、前記のような動作を行うにあたっては、様々な手段を用いることができる。
そして、第1の手段としては、第1の動作部と第2の動作部とを有する1つのレバー部材を用い、圧接された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを離間させる場合に、前記のレバー部材を回動させて、レバー部材における第1の動作部によって分離部材をニップ部から離間させた後、レバー部材における第2の動作部によって加熱回転体と加圧回転体とを離間させる一方、離間された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを圧接させる場合に、前記のレバー部材を回動させて、レバー部材における第2の動作部によって加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた後、レバー部材における第1の動作部によって分離部材をニップ部に近接させるようにすることができる。
また、第2の手段としては、2つのレバー部材を用い、圧接された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを離間させる場合に、第1のレバー部材を回動させて、分離部材をニップ部から離間させた後、第2のレバー部材を回動させて、加熱回転体と加圧回転体とを離間させる一方、離間された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを圧接させる場合に、第2のレバー部材を回動させて、加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた後、第1のレバー部材を回動させて、前記の分離部材を前記のニップ部に近接させるようにすることができる。
また、第3の手段としては、前記の加熱回転体と加圧回転体とを圧接・離間させる第1駆動装置と、前記のニップ部に対して分離部材を近接・離間させる第2駆動装置と、前記の第1駆動装置と第2駆動装置の駆動を制御する制御装置とを設けるようにすることができる。
また、本発明に係る定着装置においては、加熱回転体と加圧回転体とが圧接されたニップ部の長手方向に沿って所要間隔を介して複数の分離部材を配置させ、所定位置における分離部材だけを前記のニップ部に対して近接・離間させるようにすることができる。例えば、加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた場合と圧接を解除した場合とにおける変形量が大きい部分における分離部材だけを、前記のニップ部に対して近接・離間させるようにすることができる。
そして、本発明の画像形成装置においては、トナー画像を記録媒体に定着させるにあたり、前記のような定着装置を用いるようにした。
本発明の定着装置においては、前記のように圧接された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを離間させる場合に、分離部材をニップ部から離間させた後、加熱回転体と加圧回転体とを離間させるようにすると共に、離間された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを圧接させる場合に、加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた後、分離部材をニップ部に近接させるようにした。
この結果、本発明の定着装置においては、圧接された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを離間させる際に、分離部材が加熱回転体や加圧回転体にあたるのが防止されると共に、離間された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを圧接させる際に、分離部材が加熱回転体や加圧回転体にあたるのが防止され、ニップ部に詰まった記録媒体を処理するジャム処理時等において、前記の分離部材が加熱回転体や加圧回転体にあたって、加熱回転体や加圧回転体が傷ついたりするのが防止されて、良好な画像形成が安定して行えるようになる。
本発明の実施形態に係る定着装置を使用した画像形成装置の例を示した概略説明図である。 本発明の実施形態に係る定着装置において、記録媒体にトナー画像を定着させるにあたり、加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた状態で回転させると共に、分離部材を加熱回転体に近接させた状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る定着装置において、加圧回転体を加熱回転体に対して圧接・離間させると共に、分離部材を加熱回転体に近接・離間させることを示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る定着装置において、加圧回転体を加熱回転体に対して圧接・離間させると共に、分離部材を加熱回転体に近接・離間させる状態を示し、(A)は加圧回転体を加熱回転体に圧接させると共に分離部材を加熱回転体に近接させた状態を、(B)は加圧回転体を加熱回転体に圧接させた状態で分離部材を加熱回転体から離間させた状態を、(C)は分離部材を加熱回転体から離間させると共に加圧回転体を加熱回転体から離間させた状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る定着装置において、加熱回転体と加圧回転体との間に詰まった記録媒体を取り出してジャム処理を行う第1の実施例に使用する2つの動作部が設けられたレバー部材を示した概略説明図である。 前記の第1の実施例において、前記のレバー部材を回動させる前の状態であって、加圧回転体を加熱回転体に圧接させると共に、分離部材を加熱回転体に近接させた状態を示した概略説明図である。 前記の第1の実施例において、前記のレバー部材をある程度回動させて、加圧回転体を加熱回転体に圧接させた状態で、分離部材を加熱回転体から離間させた状態を示した概略説明図である。 前記の第1の実施例において、前記のレバー部材をさらに回動させて、分離部材を加熱回転体から離間させると共に、加圧回転体を加熱回転体から離間させた状態を示した概略説明図である。 前記の第1の実施例において、前記のレバー部材を、第1の動作部が設けられた第1のレバー部材と、第2の動作部が設けられた第2のレバー部材とに分離させた変更例の概略説明図である。 前記の実施形態に係る定着装置において、加熱回転体と加圧回転体との間に詰まった記録媒体を取り出してジャム処理を行う第2の実施例の構成を示した概略ブロック図である。 前記の第2の実施例において、ジャム処理の制御動作を示したフローチャートである。 前記の実施形態に係る定着装置において、加熱回転体と加圧回転体とのニップ部の長手方向に沿うようにして、所要間隔を介して複数の分離部材を加熱回転体に対して近接して設ける例を示した概略平面図である。
次に、本発明の実施形態に係る定着装置及びこの定着装置を使用する画像形成装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る定着装置及び画像形成装置は、下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
この実施形態の画像形成装置1においては、図1に示すように、その内部に4つのイメージングカートリッジ10A〜10Dを装着させている。
ここで、前記の各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおいては、感光体11と、この感光体11の表面を帯電させる帯電装置12と、帯電された感光体11の表面に画像情報に応じた露光を行って感光体11の表面に静電潜像を形成する露光装置13と、感光体11の表面に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー画像を形成する現像装置14と、感光体11の表面に形成されたトナー画像を中間転写ベルト21に転写させた後に残留するトナーを感光体11の表面から除去するクリーニング装置15とを設けている。
また、前記の各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおける各現像装置14においては、それぞれ収容させるトナーの色彩を異ならせ、黒色,黄色,マゼンダ色,シアン色のトナーを収容させている。
そして、この画像形成装置1においては、前記の各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおいて、それぞれ感光体11の表面を帯電装置12によって帯電させ、このように帯電された各感光体11の表面に、それぞれ露光装置13によって画像情報に応じた露光を行い、各感光体11の表面にそれぞれ画像情報に応じた静電潜像を形成し、このように各感光体11の表面に形成された静電潜像に、前記の各現像装置14からそれぞれの色彩のトナーを供給して、各感光体11の表面にそれぞれの色彩のトナー画像を形成するようにしている。
次いで、このように各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおける各感光体11の表面に形成された各色彩のトナー画像を、中間転写ベルト21に順々に転写させて、この中間転写ベルト21の上に合成されたトナー画像を形成すると共に、転写後の各感光体11の表面に残留するトナーをそれぞれクリーニング装置15によって各感光体11の表面から除去するようにしている。
一方、この画像形成装置1内に収容された記録媒体Pを給紙ローラー22により給紙してタイミングローラー23に導き、このタイミングローラー23によって記録媒体Pをタ適当なタイミングで前記の中間転写ベルト21と転写ローラー24との間に導き、中間転写ベルト21上に形成された前記のトナー画像を、この記録媒体Pに転写させるようにしている。そして、記録媒体Pに転写されずに中間転写ベルト21上に残ったトナーを、第2クリーニング装置25によって中間転写ベルト21から除去するようにしている。
また、前記のようにしてトナー画像が転写された記録媒体Pを定着装置30に導き、この定着装置30において、前記のトナー画像を記録媒体Pに定着させ、その後、トナー画像が定着された記録媒体Pを排紙ローラー27によって排紙するようにしている。
ここで、この実施形態における定着装置30においては、図1及び図2に示すように、加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接させた状態で回転させると共に、前記の加熱回転体31に分離部材33を近接させ、トナー画像tが転写された記録媒体Pを加熱回転体31と加圧回転体32との間のニップ部に導き、このニップ部において前記の記録媒体Pを加熱・加圧させて、トナー画像tを記録媒体Pに定着させ、またトナー画像tが定着された記録媒体Pを前記の分離部材33によって加熱回転体31から分離させるようにしている。
また、この実施形態における定着装置30においては、前記の加熱回転体31として、内部にハロゲンランプ等の加熱装置31aが設けられた加熱ローラーを用いる一方、加圧回転体32として、外周に弾性体32aが設けられた加圧ローラーを用いるようにしている。また、加熱回転体31における加熱ローラーとしては、前記の加熱装置31aによって速やかに加熱されて、短時間で効率よく記録媒体Pにトナー画像tを加熱定着できるようにするため、外周面の厚みが薄くなった金属ローラー等を用いるようにしている。なお、この実施形態においては、加熱回転体31や加圧回転体32として、ローラーで構成されたものを用いるようにしたが、ローラーに限定されず、例えば、図示していないが、無端状のベルトをローラー間に架け渡して、回転させるようにしたものであってもよい。
また、この実施形態における定着装置30においては、図3に示すように、加圧回転体32を加熱回転体31に対して移動可能に設け、この加圧回転体32を加熱回転体31に対して圧接・離間させるようにすると共に、分離部材33を加熱回転体31に対して移動可能に設け、この分離部材33を加熱回転体31に対して近接・離間させるようにしている。
次に、この実施形態における定着装置30において、前記のように加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接させた状態で回転させると共に、分離部材33を加熱回転体31に近接させ、加熱回転体31と加圧回転体32との間のニップ部において記録媒体Pを加熱・加圧させて、トナー画像tを記録媒体Pに定着させるにあたり、加熱回転体31と加圧回転体32との間に記録媒体Pが詰まってジャムが生じた場合に、詰まった記録媒体Pを加熱回転体31と加圧回転体32との間から取り出してジャム処理を行う動作について説明する。
そして、この実施形態における定着装置30において、図4(A)に示すように、加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接させると共に、分離部材33を加熱回転体31に近接させた状態から、先ず、図4(B)に示すように、加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接させたままの状態で、加熱回転体31に近接された状態にある前記の分離部材33を加熱回転体31から離間させ、その後、図4(C)に示すように、前記の加圧回転体32を加熱回転体31から離れる方向に移動させて、加圧回転体32を加熱回転体31から離間させるようにする。このようにすると、分離部材33が加熱回転体31から離間された状態にあるため、加圧回転体32を加熱回転体31から離間させた際に、圧接されて変形した状態にある加熱回転体31が元の状態に戻ったとしても、分離部材33が加熱回転体31に接触するのが防止される。
また、前記のように加熱回転体31と加圧回転体32との間に詰まった記録媒体Pを取り出してジャム処理を行った後、加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接させて定着動作を再開させる場合には、前記の図4(C)に示すように、分離部材33が加熱回転体31から離間されると共に、加圧回転体32が加熱回転体31から離間された状態から、前記の図4(B)に示すように、分離部材33を加熱回転体31から離間させたままの状態にして、加熱回転体31から離間された加圧回転体32を加熱回転体31に向けて移動させて、加熱回転体31に加圧回転体32を圧接させ、その後、前記の図4(A)に示すように、前記の分離部材33を加熱回転体31に近接させるようにする。このようにすると、加圧回転体32を加熱回転体31に圧接させる場合には、分離部材33が加熱回転体31から離間された状態にあるため、加圧回転体32を圧接されて加熱回転体31が変形しても、分離部材33が加熱回転体31に接触するのが防止される。
次に、前記のように加熱回転体31と加圧回転体32との間に詰まった記録媒体Pを取り出してジャム処理を行う場合における具体的な実施例について説明する。
ここで、第1の実施例においては、図5に示すような、第1の動作部41と、第2の動作部42とを有する1つのレバー部材40を用いるようにしている。
そして、この第1の実施例においては、図6に示すように、加圧回転体32を回転可能に保持する加圧側保持プレート321に、前記のレバー部材40を取付軸43によって回動可能に取り付けると共に、加熱回転体31が回転可能に保持された加熱側保持プレート311に、前記の加圧側保持プレート321を取付軸322により回動可能に取り付け、加圧回転体32が加熱回転体31に向かうように、この加圧側保持プレート321を加熱側保持プレート311に向けて付勢させている。
また、前記の分離部材33を保持部材331に保持させ、この保持部材331を取付軸332によって、分離部材33が加熱回転体31に近接・離間するように前記の加熱側保持プレート311に回動可能に取り付けると共に、この保持部材331を、分離部材33が加熱回転体31と近接するように付勢させている。
そして、前記のレバー部材40における第1の動作部41を、前記の保持部材331における当接部333に当接させると共に、レバー部材40における第2の動作部42を、前記の加熱側保持プレート311の端面に当接させるようにしている。
ここで、第1の実施例において、加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接させた状態で回転させると共に、前記の分離部材33を加熱回転体31に近接させて、定着動作を行っている状態では、前記の図6に示すように、レバー部材40における第1の動作部41が、前記の保持部材331における当接部333を押圧しないようにすると共に、レバー部材40における第2の動作部42が加熱側保持プレート311を押圧しないようにしている。
そして、この第1の実施例において、図6に示すように、加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接させると共に、分離部材33を加熱回転体31に近接させている状態から、加熱回転体31と加圧回転体32との間に詰まった記録媒体Pを取り出してジャム処理を行うにあたっては、図7に示すように、前記のレバー部材40をある程度回動させ、前記のレバー部材40における第1の動作部41により、前記の保持部材331における当接部333を押して、分離部材33を加熱回転体31と近接するように付勢させた前記の保持部材331を、分離部材33が加熱回転体31から離れる方向に回動させて、分離部材33を加熱回転体31から離間させるようにする。なお、この状態では、レバー部材40における第2の動作部42が、加熱側保持プレート311を押圧しない状態になっており、加熱回転体31と加圧回転体32とが圧接された状態で維持されている。
次いで、このように分離部材33を加熱回転体31から離間させた状態で、図8に示すように、前記のレバー部材40をさらに回動させ、レバー部材40における第2の動作部42により、加熱側保持プレート311に向けて付勢された状態にある前記の加圧側保持プレート321を、加熱側保持プレート311から離れる方向に回動させて、加熱回転体31に圧接された状態にある加圧回転体32を加熱回転体31から離間させ、この状態で、加熱回転体31と加圧回転体32との間に詰まった記録媒体Pを取り出すようにする。このようにすると、圧接された状態にある加熱回転体31と加圧回転体32とを離間させる際に、分離部材33が加熱回転体31から離間された状態にあるため、圧接が解除されて変形された状態にある加熱回転体31が元に戻った場合にも、分離部材33が加熱回転体31に接触するのが防止される。
また、このようにして加熱回転体31と加圧回転体32との間に詰まった記録媒体Pを取り出した後、定着動作を再開させるにあたっては、図8に示すように、加圧回転体32が加熱回転体31から離間されると共に、分離部材33が加熱回転体31から離間された状態から、前記のレバー部材40を逆方向に回転させ、図7に示すように、分離部材33を加熱回転体31から離間させた状態で、前記の加圧回転体32を加熱回転体31に向けて移動させて、加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接させる。
その後、前記のレバー部材40をさらに逆方向に回転させて、前記の図6に示すように、加熱回転体31から離間された状態にある分離部材33を、加熱回転体31に近接させて、定着動作を再開させるようにする。このようにすると、加熱回転体31に加圧回転体32を圧接させる場合には、分離部材33が加熱回転体31から離間された状態にあるため、加熱回転体31に加圧回転体32を圧接させる際に加熱回転体31が変形しても、分離部材33が加熱回転体31に接触するのが防止される。
なお、この第1の実施例においては、図5に示すような、第1の動作部41と第2の動作部42とを有する1つのレバー部材40を用い、この1つのレバー部材40を回動させて、前記のように加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接・離間させると共に、分離部材33を加熱回転体31に対して近接・離間させるようにしたが、必ずしも、1つのレバー部材40に第1の動作部41と第2の動作部42とを設ける必要はない。
例えば、図9に示すように、前記のレバー部材40を、第1の動作部41が設けられた第1のレバー部材40Aと、第2の動作部42が設けられた第2のレバー部材40Bとに分離させ、第1のレバー部材40Aと第2のレバー部材40Bとを別に回動させて、加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接・離間させると共に、分離部材33を加熱回転体31に対して近接・離間させるようにすることもできる。
次に、第2の実施例においては、図10に示すように、加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接・離間させる第1駆動装置51と、加熱回転体31に対して前記の分離部材33を近接・離間させる第2駆動装置52と、前記の第1駆動装置51と第2駆動装置52との駆動を制御する制御装置53とを設けると共に、加熱回転体31と加圧回転体32との間におけるジャムの有無を検知するジャム検知センサー54と、加熱回転体31と加圧回転体32との間の圧接・離間状態を検知する第1検知センサー55と、加熱回転体31に対する分離部材33の近接・離間状態を検知する第2検知センサー56とを設け、これらのジャム検知センサー54、第1検知センサー55及び第2検知センサー56における検知結果を、前記の制御装置53に出力するようにしている。
そして、第2の実施例において、ジャム処理の制御動作を、図11に示すフローチャートに基づいて説明する。
先ず、前記のジャム検知センサー54によってジャムの発生を検知し(S1)、ジャムの発生が検知されない場合には、ジャム処理の制御を行わずに終了する。
一方、ジャムの発生が検知された場合には、この結果を、ジャム検知センサー54から前記の制御装置53に出力し、この制御装置53により前記の第2駆動装置52を駆動させて、加熱回転体31に近接された状態にある前記の分離部材33を加熱回転体31から分離させ、これを前記の第2検知センサー56によって検知し(S2)、その後、制御装置53により前記の第1駆動装置51を駆動させて、圧接された状態にある加熱回転体31と加圧回転体32とを離間させ、これを前記の第1検知センサー55によって検知する(S3)。
その後、ジャム処理の指示を行い(S4)、前記のジャム検知センサー54によってジャムが解除されたかを繰り返して検知し(S5)、ジャムが解除された場合には、前記の制御装置53により前記の第1駆動装置51を駆動させて、離間された状態にある加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接させ、これを前記の第1検知センサー55によって検知し(S6)、その後、制御装置53により前記の第2駆動装置52を駆動させて、加熱回転体31から離間された状態にある前記の分離部材33を加熱回転体31に近接させ、これを前記の第2検知センサー56によって検知し(S7)、ジャム処理の操作を終了する。
このようにした場合にも、前記の第1の実施例の場合と同様に、圧接された状態にある加熱回転体31と加圧回転体32とを離間させるにあたり、加熱回転体31に近接させた状態にある前記の分離部材33を加熱回転体31から離間させた後、圧接された状態にある加熱回転体31と加圧回転体32とを離間させるため、加熱回転体31と加圧回転体32とを離間させる際に、分離部材33が加熱回転体31に接触するのが防止される。また、離間された状態にある加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接させるにあたり、分離部材33を加熱回転体31から離間させた状態で、加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接させた後、離間された状態にある分離部材33を加熱回転体31に近接させるため、加熱回転体31と加圧回転体32とを圧接させる際に、分離部材33が加熱回転体31に接触するのが防止される。
また、前記の実施形態における定着装置30において、図12に示すように、加熱回転体31と加圧回転体32とのニップ部の長手方向に沿うようにして、所要間隔を介して複数の分離部材33を加熱回転体31に対して近接して設ける場合、前記のように加熱回転体31に対して加圧回転体32を圧接・離間させた際に、加熱回転体31に接触するおそれがある部分における分離部材33だけ、具体的には、同図に破線で示すように、加熱回転体31の変形量が大きい加熱回転体31の軸方向中央部に位置するに分離部材33だけを、前記のように加熱回転体31に対して近接・離間させるようにすることもできる。
1 画像形成装置
10A〜10D イメージングカートリッジ
11 感光体
12 帯電装置
13 露光装置
14 現像装置
15 クリーニング装置
21 中間転写ベルト
22 給紙ローラー
23 タイミングローラー
24 転写ローラー
25 第2クリーニング装置
27 排紙ローラー
30 定着装置
31 加熱回転体、31a 加熱装置
32 加圧回転体、32a 弾性体
33 分離部材
40 レバー部材
40A 第1のレバー部材
40B 第2のレバー部材
41 第1の動作部
42 第2の動作部
43 取付軸
51 第1駆動装置
52 第2駆動装置
53 制御装置
54 ジャム検知センサー
55 第1検知センサー
56 第2検知センサー
311 加熱側保持プレート
321 加圧側保持プレート
322 取付軸
331 保持部材
332 取付軸
333 当接部
P 記録媒体
t トナー画像

Claims (8)

  1. 圧接・離間可能に設けられた加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた状態で回転させ、記録媒体に形成されたトナー画像を、前記の加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部において加熱定着させる定着装置において、前記の加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部に対して、トナー画像が加熱定着された記録媒体を分離させる分離部材を近接・離間可能に設け、圧接された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを離間させる場合に、前記の分離部材を前記のニップ部から離間させた後、加熱回転体と加圧回転体とを離間させる一方、離間された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを圧接させる場合に、加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた後、前記の分離部材を前記のニップ部に近接させることを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置において、前記のニップ部に詰まった記録媒体を処理するジャム処理時に、前記の動作を行うことを特徴とする定着装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の定着装置において、前記の加圧回転体を移動させて、加熱回転体と加圧回転体とを圧接・離間させると共に、前記の分離部材を前記の加熱回転体に対して近接・離間可能に設けたことを特徴とする定着装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の定着装置において、第1の動作部と第2の動作部とを有する1つのレバー部材を用い、圧接された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを離間させる場合に、前記のレバー部材を回動させて、レバー部材における第1の動作部によって分離部材をニップ部から離間させた後、レバー部材における第2の動作部によって加熱回転体と加圧回転体とを離間させる一方、離間された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを圧接させる場合に、前記のレバー部材を回動させて、レバー部材における第2の動作部によって加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた後、レバー部材における第1の動作部によって分離部材をニップ部に近接させることを特徴とする定着装置。
  5. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の定着装置において、2つのレバー部材を用い、圧接された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを離間させる場合に、第1のレバー部材を回動させて、分離部材をニップ部から離間させた後、第2のレバー部材を回動させて、加熱回転体と加圧回転体とを離間させる一方、離間された状態にある加熱回転体と加圧回転体とを圧接させる場合に、第2のレバー部材を回動させて、加熱回転体と加圧回転体とを圧接させた後、第1のレバー部材を回動させて、前記の分離部材を前記のニップ部に近接させることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の定着装置において、前記の加熱回転体と加圧回転体とを圧接・離間させる第1駆動装置と、前記のニップ部に対して分離部材を近接・離間させる第2駆動装置と、前記の第1駆動装置と第2駆動装置の駆動を制御する制御装置とを設けたことを特徴とする定着装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の定着装置において、前記のニップ部の長手方向に沿って所要間隔を介して複数の分離部材を配置させ、所定位置の分離部材を前記のニップ部に対して近接・離間させることを特徴とする定着装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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