JP6456135B2 - 定着装置 - Google Patents
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Description
トナー像を担持した記録材を第1の回転体と第2の回転体とで形成されるニップ部で挟持搬送してトナー像を定着する定着装置であって、
前記第1の回転体と第2の回転体の少なくとも一方に圧力を付与して他方に押し付けて前記ニップ部を形成させた加圧状態にする圧力付勢機構と、
前記圧力付勢機構を、前記加圧状態と、付与圧力に抗して動作させて前記ニップ部の形成を解除させた圧力解除状態と、に切替可能な切替機構と、
前記切替機構が前記圧力付勢機構を前記加圧状態にした正規切替位置にあるか前記圧力解除状態にした正規切替位置にあるかを検知する検知機構と、
所定の制御信号に応じて前記切替機構を切替制御して前記圧力付勢機構を前記加圧状態あるいは前記圧力解除状態に切り替える制御部と、を有し、
前記制御部は、前記切替機構を切替制御して前記圧力付勢機構を前記加圧状態あるいは前記圧力解除状態に切り替えるとき、
1)初回に所定の駆動条件にて前記切替機構を切替制御したのち、前記切替機構が前記圧力付勢機構を前記加圧状態とする正規切替位置あるいは前記圧力解除状態とする正規切替位置に到達後停止できず通過してしまったことを前記検知機構で検知した場合は前記所定の駆動条件における駆動停止時刻を所定量早めた修復駆動条件にて再び前記切替機構の切替制御を行い、
2)前記修復駆動条件による前記切替制御をしたのちも、前記切替機構が前記正規切替位置に到達後停止できず通過してしまったことを前記検知機構で検知した場合は、その検知がなされるごとに、その前に実行した修復駆動条件における駆動停止時刻を更に所定量ずつ早めた修復駆動条件による切替制御を所定のリトライ回数の回数内において前記切替機構が前記正規切替位置に到達後停止したことが前記検知機構で検知されるまで繰り返して実行する
ことを特徴とする。
トナー像を担持した記録材を第1の回転体と第2の回転体とで形成されるニップ部で挟持搬送してトナー像を定着する定着装置であって、
前記第1の回転体と第2の回転体の少なくとも一方に圧力を付与して他方に押し付けて前記ニップ部を形成させた加圧状態にする圧力付勢機構と、
前記圧力付勢機構を、前記加圧状態と、付与圧力に抗して動作させて前記ニップ部の形成を解除させた圧力解除状態と、に切替可能な切替機構と、
前記切替機構が前記圧力付勢機構を前記加圧状態にした正規切替位置にあるか前記圧力解除状態にした正規切替位置にあるかを検知する検知機構と、
所定の制御信号に応じて前記切替機構を切替制御して前記圧力付勢機構を前記加圧状態あるいは前記圧力解除状態に切り替える制御部と、を有し、
前記制御部は、前記切替機構を切替制御して前記圧力付勢機構を前記加圧状態あるいは前記圧力解除状態に切り替えるとき、
1)初回に所定の駆動条件にて前記切替機構を切替制御したのち、前記切替機構が前記圧力付勢機構を前記加圧状態とする正規切替位置あるいは前記圧力解除状態とする正規切替位置に所定時間内に到達できなかったことを前記検知機構で検知した場合は前記所定の駆動条件における前記切替機構の駆動出力を増加させた修復駆動条件にて再び前記切替機構の切替制御を行い、
2)前記修復駆動条件による前記切替制御をしたのちも、前記切替機構が前記正規切替位置に所定時間内に到達できなかったことを前記検知機構で検知した場合は、その検知がなされるごとにその前に実行した修復駆動条件における前記切替機構の駆動出力を段階的に増加させた修復駆動条件による切替制御を所定のリトライ回数の回数内において前記切替機構が前記正規切替位置に到達後停止したことが前記検知機構で検知されるまで繰り返して実行する
ことを特徴とする。
[画像形成装置]
図2は本発明に従う定着装置(定着器)5を搭載した画像形成装置100の一例の構成略図である。この画像形成装置100は中間転写方式、タンデム型の4色フルカラーの電子写真レーザプリンタであり、記録材Pにフルカラートナー像を形成してプリントアウトすることができる。記録材Pはトナー像が形成され得るシート状の記録媒体であり、普通紙、光沢紙、樹脂製シート、厚紙、葉書、封筒、OHPシート、印刷用紙・フォーマット紙などが挙げられる。以下、用紙と記す。定着装置5以外のプリンタ構成は公知に属するので以下のプリンタ構成の説明は簡単にとどめる。
図3に制御ユニットのブロック図を示す。本例においては、定着装置5を含む画像形成装置100の全てを、この制御ユニット(制御部)200によって統括的にコントロールしている。制御ユニット200は、装置100内の各負荷の駆動、センサ類の情報収集解析、画像制御、そして操作部202即ちユーザインターフェースとのデータの交換の役割を担っている。
図1は本例における定着装置5の要部の横断面模式図である。この定着装置5は加熱ローラ方式の装置であり、トナー像tを担持した用紙Pを第1の回転体としての定着ローラ(加熱ローラ)5aと第2の回転体としての加圧ローラ5bとで形成されるニップ部(定着ニップ部)Nで挟持搬送して加熱定着する。
圧力付勢機構5d・5cは、定着装置5の待機状態時や非画像形成時には圧力解除状態に切り替えられている。即ち、加圧ローラ5bが定着ローラ5aから離間された状態に保持されている(図4Aの(c))。
定着装置5について、切替機構5e・301と検知機構5f・303による圧力付勢機構5d・5cの加圧状態と圧解除状態の切替制御を説明する。図4Aの(a)〜(d)はカム5eの位置により圧力付勢機構5d・5cが加圧状態→圧解除状態→再加圧状態へ移行していくときの模式図である。図4Bはその移行過程におけるセンサ5fの出力遷移図である。
(1)実施例1においてはカム5eを回転させて圧解除状態位置に停止させるときの制御について説明した。これとは逆に、圧力付勢機構5d・5c、カム5e、フラグ303、センサ5fの位置を加圧状態位置に厳密に停止させるよう構成して制御する場合にも適用可能である。
上記の実施例1および他の実施例に記載した定着装置5の構成をまとめると次のとおりである。
Claims (7)
- トナー像を担持した記録材を第1の回転体と第2の回転体とで形成されるニップ部で挟持搬送してトナー像を定着する定着装置であって、
前記第1の回転体と第2の回転体の少なくとも一方に圧力を付与して他方に押し付けて前記ニップ部を形成させた加圧状態にする圧力付勢機構と、
前記圧力付勢機構を、前記加圧状態と、付与圧力に抗して動作させて前記ニップ部の形成を解除させた圧力解除状態と、に切替可能な切替機構と、
前記切替機構が前記圧力付勢機構を前記加圧状態にした正規切替位置にあるか前記圧力解除状態にした正規切替位置にあるかを検知する検知機構と、
所定の制御信号に応じて前記切替機構を切替制御して前記圧力付勢機構を前記加圧状態あるいは前記圧力解除状態に切り替える制御部と、を有し、
前記制御部は、前記切替機構を切替制御して前記圧力付勢機構を前記加圧状態あるいは前記圧力解除状態に切り替えるとき、
1)初回に所定の駆動条件にて前記切替機構を切替制御したのち、前記切替機構が前記圧力付勢機構を前記加圧状態とする正規切替位置あるいは前記圧力解除状態とする正規切替位置に到達後停止できず通過してしまったことを前記検知機構で検知した場合は前記所定の駆動条件における駆動停止時刻を所定量早めた修復駆動条件にて再び前記切替機構の切替制御を行い、
2)前記修復駆動条件による前記切替制御をしたのちも、前記切替機構が前記正規切替位置に到達後停止できず通過してしまったことを前記検知機構で検知した場合は、その検知がなされるごとに、その前に実行した修復駆動条件における駆動停止時刻を更に所定量ずつ早めた修復駆動条件による切替制御を所定のリトライ回数の回数内において前記切替機構が前記正規切替位置に到達後停止したことが前記検知機構で検知されるまで繰り返して実行する
ことを特徴とする定着装置。 - 前記制御部は、前記修復駆動条件による切替制御の繰り返しの実行回数が前記所定のリトライ回数に到達したら装置動作を停止して表示部にエラーを表示することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- トナー像を担持した記録材を第1の回転体と第2の回転体とで形成されるニップ部で挟持搬送してトナー像を定着する定着装置であって、
前記第1の回転体と第2の回転体の少なくとも一方に圧力を付与して他方に押し付けて前記ニップ部を形成させた加圧状態にする圧力付勢機構と、
前記圧力付勢機構を、前記加圧状態と、付与圧力に抗して動作させて前記ニップ部の形成を解除させた圧力解除状態と、に切替可能な切替機構と、
前記切替機構が前記圧力付勢機構を前記加圧状態にした正規切替位置にあるか前記圧力解除状態にした正規切替位置にあるかを検知する検知機構と、
所定の制御信号に応じて前記切替機構を切替制御して前記圧力付勢機構を前記加圧状態あるいは前記圧力解除状態に切り替える制御部と、を有し、
前記制御部は、前記切替機構を切替制御して前記圧力付勢機構を前記加圧状態あるいは前記圧力解除状態に切り替えるとき、
1)初回に所定の駆動条件にて前記切替機構を切替制御したのち、前記切替機構が前記圧力付勢機構を前記加圧状態とする正規切替位置あるいは前記圧力解除状態とする正規切替位置に所定時間内に到達できなかったことを前記検知機構で検知した場合は前記所定の駆動条件における前記切替機構の駆動出力を増加させた修復駆動条件にて再び前記切替機構の切替制御を行い、
2)前記修復駆動条件による前記切替制御をしたのちも、前記切替機構が前記正規切替位置に所定時間内に到達できなかったことを前記検知機構で検知した場合は、その検知がなされるごとにその前に実行した修復駆動条件における前記切替機構の駆動出力を段階的に増加させた修復駆動条件による切替制御を所定のリトライ回数の回数内において前記切替機構が前記正規切替位置に到達後停止したことが前記検知機構で検知されるまで繰り返して実行する
ことを特徴とする定着装置。 - 前記制御部は、前記修復駆動条件による切替制御の繰り返しの実行回数が前記所定のリトライ回数に到達したら装置動作を停止して表示部にエラーを表示することを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
- 前記駆動出力を増加させた修復駆動条件とは、前記切替機構が有する駆動モータの出力トルクを増加させることである請求項3又は4に記載の定着装置。
- 前記出力トルクを増加させる手段は、前記駆動モータの回転速度を所定量低下させることである請求項5に記載の定着装置。
- 前記駆動出力を増加させた修復駆動条件とは、前記切替機構が有する駆動モータが駆動電流の上限を規定して回転させる定電流駆動のパルスモータである場合、駆動電流を増加させることである請求項3又は4に記載の定着装置。
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