JP2017099088A - 外装体とクリップの固定構造及び固定部材 - Google Patents

外装体とクリップの固定構造及び固定部材 Download PDF

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Abstract

【課題】導電路を包囲する外装体に外嵌されるクリップが、外装体に対して位置ずれするのを規制する。
【解決手段】導電路を包囲する第1外装体11と、第1外装体11に外嵌されるクリップ13と、第1外装体11に取り付けられる固定部材30と、固定部材30を構成し、第1外装体11の外周に対し移動規制状態で締め付け可能な締付部32と、固定部材30を構成し、クリップ13に対し移動規制状態に当接可能な規制部45とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、外装体とクリップの固定構造及び固定部材に関するものである。
特許文献1には、ハイブリッド自動車や電気自動車において、例えばバッテリーとインバータ装置との間に配索される高圧導電路を、金属パイプ等の外装体で包囲する技術が開示されている。外装体は、クランプによって車体に固定されるようになっている。
特開2010−215010号公報
車体に固定される前のクランプは、外装体に対して軸線方向に位置ずれする虞があり、クランプが外装体に対して位置ずれした場合には、クランプを車両に固定する際に、クランプを所定の位置まで戻す必要がある。そのため、作業性の低下を来すことが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、導電路を包囲する外装体に外嵌されるクリップが、外装体に対して位置ずれするのを防止することを目的とする。
第1の発明である外装体とクリップの固定構造は、
導電路を包囲する外装体と、
前記外装体に外嵌されるクリップと、
前記外装体に取り付けられる固定部材と、
前記固定部材を構成し、前記外装体の外周に対し移動規制状態で締め付け可能な締付部と、
前記固定部材を構成し、前記クリップに対し移動規制状態に当接可能な規制部とを備えているところに特徴を有する。
第2の発明である固定部材は、
導電路を包囲する外装体の外周に対し、移動規制状態で締め付け可能な締付部と、
前記外装体に外嵌されるクリップに対し移動規制状態に当接可能な規制部とを備えているところに特徴を有する。
外装体の外周に締付部を締め付けて規制部をクリップに当接させることにより、外装体に対してクリップが相対変位することを防止できる。
実施例1の固定部材によりクリップを外装体に対して移動規制した状態を背面側から見た斜視図 固定部材によりクリップを外装体に対して移動規制した状態を正面側から見た斜視図 固定部材によりクリップを外装体に対して移動規制した状態をあらわす正面図 図3のX−X線断面図 固定部材によりクリップを外装体に対して移動規制した状態をあらわす平面図 締付部を円形に変形させた状態をあらわす固定部材の斜視図 締付部を直線状に伸ばした状態をあらわす背面図
第1及び第2の発明は、前記締付部における前記外装体との対向面に滑り止め部が設けられていてもよい。この構成によれば、締付部を、外装体に対して相対変位することなく確実に取り付けることができる。
第1及び第2の発明は、前記滑り止め部が、前記締付部とは別体のゴム部材で構成されていてもよい。この構成によれば、ゴム部材と外装体との間の摩擦抵抗により、外装体に対する締付部の相対変位を確実に防止できる。
第1及び第2の発明は、前記締付部と前記規制部が、前記クリップを軸線方向に挟むように配され、前記締付部と前記規制部には、前記クリップに対し軸線方向に当接可能な当接面が形成されていてもよい。この構成によれば、クリップを締付部と規制部との間で挟むことにより、外装体に対するクリップの相対変位を規制することができる。
第1及び第2の発明は、前記規制部は、前記締付部が形成されている本体部材とは別体の可動部材に形成されており、前記本体部材と前記可動部材には、前記外装体の軸線方向における相互の位置関係を選択的に調節可能な係止部が設けられていてもよい。この構成によれば、締付部と規制部の間隔を、クリップの幅寸法に合わせて好適に調節することができる。
第1の発明は、前記クリップが、2本の前記外装体を包囲する2つの外装部を有しており、前記固定部材が、前記2本の外装体のうちいずれか一方の前記外装体のみに取り付けられていてもよい。この構成によれば、外装体に対するクリップの移動を規制しながら、1つのクリップで2本の外装体を保持することができる。
第1の発明は、前記クリップには、前記クリップを他部材に固定するためのブラケットが設けられていてもよい。この構成によれば、クリップを車両のボディ等に固定することができる。
第1の発明は、前記ブラケットが前記クリップとは別体の部品であってもよい。この構成によれば、ブラケットとクリップを、夫々の用途に合わせて好適な材料とすることができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図7を参照して説明する。図1,2に示すように、本実施例1の固定部材30は、2本の外装体11,12を1つのクリップ13で保持する保持構造を構成し、クリップ13が外装体11,12に対し、外装体11,12の軸線方向に相対移動することを規制するための部材である。第1外装体11(請求項に記載の外装体)と第2外装体12(請求項に記載の外装体)は、いずれも、円形断面での金属製パイプからなる。2本の外装体11,12のうちクリップ13で保持される領域は、互いに平行をなし、軸線を上下方向に向けた状態で車両のボディ14(請求項に記載の他部材)に沿うように配索されている。図4に示すように、外装体11,12の内部には、複数本の電線を束ねたワイヤーハーネスからなる導電路10が挿通されている。
クリップ13は、合成樹脂製であり、第1外装部15(請求項に記載の外装部)と第2外装部16(請求項に記載の外装部)を左右に並ぶように配して一体化することで、全体としてブロック状をなす。各外装部15,16には、軸線を上下方向に向けた円形断面の保持孔17,18が形成されている。両保持孔17,18の内径は、外装体11,12の外径と同じかそれよりも少し大きい寸法である。第1外装体11に形成されている第1保持孔17には、その内周の一部(後側)を上下方向(第1保持孔17の軸線方向)に沿って細長く切欠した形態の逃がし凹部19が形成されている。
クリップ13の左端部(第1外装部15)には、その後面から前面に貫通する縦長のスリット状をなす支持溝20が形成されている。この支持溝20には、クリップ13を車両のボディ14に取り付けるためのブラケット21が固着されている。ブラケット21は、金属板材に曲げ加工等を施したものであり、固着部22と、アーム部23と、支持部24と、取付部25とから構成されている。
固着部22は、クリップ13の後方から支持溝20に圧入等により嵌入されている。アーム部23は、固着部22の後端からクリップ13の後面に沿って右方へ延出した形態である。支持部24は、アーム部23の右端部から後方へ突出した形態である。取付部25は、支持部24の後端から右方へ突出した形態である。取付部25には、取付部25を前後方向に貫通する一対の取付孔26が上下に間隔を空けて形成されている。
固定部材30は、第1外装体11に組み付けられるものであり、合成樹脂製の本体部材31と合成樹脂製の可動部材44とを合体して構成されている。図6,7に示すように、本体部材31は、全体として細長いバンド状をなす締付部32と、本体側係止部37(請求項に記載の係止部)とを一体化した単一部品である。
締付部32の一方の端部には、抜止め部33が形成されている。抜止め部33は、締付部32の長さ方向と平行に貫通する貫通孔34を有しており、貫通孔34の内面には抜止め突起35(図4を参照)が形成されている。締付部32の他方の端部には、締付部32の長さ方向に沿って交互に並ぶ複数の凹凸によって構成された調節部36が形成されている。図5,6に示すように、本体部材31は、締付部32をリング状に曲げて、調節部36を抜止め部33の貫通孔34に挿入した形態に変形させることができる。貫通孔34に挿入された調節部36は、調節部36の凹凸と貫通孔34の抜止め突起35との係止により、抜け止め状態に保持され、締付部32がリング形状を保つようになっている。また、調節部36は係止部に対し、締付部32の曲率半径を小さくする方向への相対移動のみが許容されている。
本体側係止部37は、本体部材31(締付部32)の長さ方向における略中央部に形成されている。本体側係止部37には、締付部32の長さ方向と略直交する方向に貫通する係止孔38が形成されている。図4に示すように、係止孔38の内面には、受け突起39が形成されている。受け突起39には、第1外装体11に固定部材30を取り付けた状態で上向きとなる水平な受け面40が形成されている。本体側係止部37の外面のうち、固定部材30を第1外装体11に取り付けた状態で下向きとなる面は、本体側当接面41(請求項に記載の当接面)となっている。この本体側当接面41には、係止孔38が開口している。
締付部32における第1外装体11との対向面には、固定部材30(本体部材31)とは別体のゴム部材42からなる滑り止め部43が設けられている。ゴム部材42は、締付部32の外面のうち本体側係止部37に対して背中合わせの位置関係となる面(つまり、第1外装体11の外周面と対向する面)に固着されている。締付部32の長さ方向におけるゴム部材42の固着範囲は、本体側係止部37を含む所定の領域のみであり、締付部32の両端部にゴム部材42は存在していない。ゴム部材42のうち第1外装体11と対向する面が、滑り止め部43となっている。
可動部材44は、全体として細長い形状をなし、固定部材30を第1外装体11に取り付けた状態では、可動部材44が上下方向に配される。可動部材44の一方の端部(下端部)には、突起状の規制部45が形成されている。規制部45は、可動側当接面46(請求項に記載の当接面)を有している。可動側当接面46は、可動部材44の長さ方向に対して略直角であり、固定部材30を第1外装体11に取り付けた状態では上を向く。
可動部材44の他方の端部側(上端側)には、可動側係止部47(請求項に記載の係止部)が形成されている。可動側係止部47は、可動部材44の長さ方向(上下方向)に間隔を空けて並べて配置された複数の係止突起48から構成されている。係止突起48は、可動部材44における規制部45と同じ側の面から突出している。係止突起48は、可動部材44の長さ方向と略直角な係止面49を有している。係止面49は、固定部材30を第1外装体11に取り付けた状態で、下向きとなる。
可動部材44は、可動側係止部47を先に(上に)向けて係止孔38に挿入することにより、本体部材31に組み付けられている。組付けの過程では、係止突起48と受け突起39が弾性変形することにより、複数の係止突起48が受け突起39を順次に通過していく。そして、係止面49が受け面40に係止することにより、可動部材44の可動側係止部47は、本体側係止部37に対し抜け方向(下方)への相対移動を規制される。これにより、本体部材31と可動部材44とが合体され、固定部材30が構成される。本体部材31と可動部材44を組み付けた状態では、本体側当接面41と可動側当接面46が、所定の間隔を空けて上下方向に対向する位置関係となる。
次に、本実施例の作用を説明する。外装体11,12とクリップ13と固定部材30を組み付ける際には、まず、第1外装体11と第2外装体12にクリップ13を外装し、第1保持孔17と第2保持孔18に、夫々、第1外装体11と第2外装体12を挿通させる。この状態では、クリップ13は第1外装体11及び第2外装体12に対して上下方向(両外装体11,12の軸線方向)へ相対移動することができる。
クリップ13を両外装体11,12に取り付ける作業と前後して、第1外装体11のうちクリップ13よりも上方の領域に固定部材30を取り付ける。尚、本体部材31と可動部材44とを組み付ける際には、本体側当接面41と可動側当接面46との間の上下の間隔が、クリップ13の高さ寸法と同じか、それよりも少し大きい寸法となるように両部材31,44の位置関係を調節しておく。固定部材30を第1外装体11に取り付ける際には、締付部32を湾曲変形させて第1外装体11の外周に巻き付け、調節部36を抜止め部33に挿通して締付部32をリング形状に保っておく。このとき、締付部32は強く締め付けることはせず、固定部材30が第1外装体11に対して上下方向(第1外装体11の軸線方向)に相対移動できる状態にしておく。
第1外装体11にクリップ13と固定部材30を取り付けた後、クリップ13と固定部材30を相対的に接近させ、可動部材44の下端部を、クリップ13の上方から第1保持孔17の逃がし凹部19内に挿入する。挿入する過程では、規制部45が逃がし凹部19の内面と干渉することにより、可動部材44が第1外装体11側へ弾性的に変位する。そして、クリップ13の上面が本体側当接面41に接近又は当接すると、規制部45が第1保持孔17を通過する。これに伴い、可動部材44は、第1外装体11から遠ざかる方向に弾性復帰して、逃がし凹部19内に嵌入する。これにより、固定部材30とクリップ13は、第1保持孔17を中心とする相対回転を規制されている。
可動部材44が逃がし凹部19内に嵌入するのに伴い、規制部45の可動側当接面46が、クリップ13の下面に当接して、可動部材44とクリップ13が係止状態となる。この係止により、クリップ13が固定部材30に対して相対的に下方へ移動することを規制される。さらに、クリップ13の上面は、本体側当接面41に対して、当接又は下から対向する位置関係となっているので、クリップ13が固定部材30に対して相対的に上方へ変位することも規制される。
この後、調節部36の先端部を引っ張って締付部32を縮径変形させると、締付部32の内周面一部とゴム部材42の滑り止め部43が、第1外装体11の外周に強く密着する。このように締付部32を第1外装体11の外周に強く巻き付けた状態では、滑り止め部43と第1外装体11との間の摩擦抵抗により、固定部材30は、第1外装体11に対し軸線方向(上下方向)の相対移動、及び第1外装体11の軸線を中心とする相対回転を規制された状態に固定される。固定部材30が第1外装体11に固定されることにより、クリップ13も第1外装体11に対して相対移動を規制される。
上記の説明では、先に、クリップ13と固定部材30を係止状態としておき、その後、クリップ13との係止状態を保ったままで固定部材30を第1外装体11に固定したが、作業工程は、この手順に限らない。即ち、先に、固定部材30を第1外装体11における所定の高さに固定し、その後に、クリップ13を上方へスライドさせて固定部材30に係止させてもよい。外装体11,12にクリップ13を取り付け、クリップ13を固定部材30により第1外装体11に対して位置決めした後は、取付部25の取付孔26に挿通したボルト(図示省略)を、ボディ14の雌ネジ部(図示省略)にねじ込む。これにより、固定部材30とクリップ13がボディ14に固定され、両外装体11,12もボディ14に対して位置決めされる。
上述のように本実施例の固定構造は、導電路10を包囲する第1外装体11と、第1外装体11に外嵌されるクリップ13と、第1外装体11とクリップ13に取り付けられる固定部材30とを備えている。固定部材30は、第1外装体11の外周に対し移動規制状態で締め付け可能な締付部32と、クリップ13に対し移動規制状態に当接可能な規制部45とを備えている。
もし、固定部材30を用いない場合には、ボディ14に固定される前のクランプが、外装体11,12に対して下方へ位置ずれし易い。そのため、クランプをボディ14に固定する際に、クランプを所定の高さまで持ち上げる必要があり、作業性の低下が懸念される。しかし、本実施例の固定部材30を用いれば、第1外装体11の外周に締付部32を締め付けて規制部45をクリップ13に当接させることにより、第1外装体11に対してクリップ13が相対変位することを防止できる。これにより、クリップ13をボディ14に取り付ける際の作業性が向上する。
また、締付部32における第1外装体11との対向面には滑り止め部43が設けられている。この滑り止め部43は、締付部32が形成されている本体部材31とは別体のゴム部材42で構成されている。そして、このゴム部材42による滑り止め部43と第1外装体11の外周面との間の摩擦抵抗により、締付部32を、第1外装体11に対して相対変位をさせることなく確実に取り付けることができる。
また、締付部32と規制部45が、クリップ13を軸線方向(上下方向)に挟むように配され、締付部32と規制部45には、クリップ13に対し軸線方向に当接可能な本体側当接面41と可動側当接面46とが形成されている。この構成によれば、クリップ13を締付部32と規制部45との間で挟むことにより、第1外装体11に対するクリップ13の相対変位を確実に規制することができる。さらに、規制部45は、締付部32が形成されている本体部材31とは別体の可動部材44に形成されている。そして、本体部材31と可動部材44には、パイプの軸線方向における相互の位置関係を選択的に調節可能な本体側係止部37と可動側係止部47が設けられている。この構成によれば、締付部32と規制部45の間隔を、クリップ13の幅寸法に合わせて好適に調節することができる。
また、クリップ13は、2本の外装体11,12を包囲する2つの外装部15,16を有しており、固定部材30が、2本の外装体11,12のうち第1外装体11のみに取り付けられている。この構成によれば、第1外装体11に対するクリップ13の移動を規制しながら、1つのクリップ13で2本の外装体11,12を保持することができる。さらに、クリップ13には、クリップ13をボディ14(他部材)に固定するためのブラケット21が設けられているので、クリップ13と外装体11,12をボディ14に固定することができる。また、ブラケット21はクリップ13とは別体の部品であるから、ブラケット21とクリップ13を、夫々の用途に合わせて好適な材料とすることができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1では、規制部が、締付部に対して相対変位できるようになっているが、規制部は締付部に一体に形成されていてもよい。
(2)上記実施例1では、クリップを、締付部と規制部との間で挟むことによって移動規制するようにしたが、外装体が上下方向に配索されていて、規制部が締付部の下方に配されている場合は、規制部だけでクリップを移動規制することも可能である。
(3)上記実施例1では、規制部がクリップに当接するようにしたが、規制部は、外装体の外周とクリップの内周との間で挟み付けられるようになっていてもよい。
(4)上記実施例1では、締付部の内周の滑り止め部が、締付部とは別体のゴム部材であるが、滑り止め部は、締付部の内周に形成され細かい凹凸であってもよい。
(5)上記実施例1では、締付部の内周に滑り止め部を設けたが、締付部は滑り止め部を設けない形態であってもよい。
(6)上記実施例1では、クリップにブラケットを設けたが、クリップは、ブラケットを有しない形態であってもよい。
(7)上記実施例1では、ブラケットとクリップが別体部品であるが、ブラケットはクリップに一体形成されていてもよい。
(8)上記実施例1では、1つのクリップが2本の外装体を保持するようにしたが、1つのクリップが保持する外装体の本数は、1本だけでもよく、3本以上であってもよい。
(9)上記実施例1では、外装体が金属製のパイプであるが、本発明は、外装体が金属パイプ以外のものである場合にも適用できる。
10…導電路
11…第1外装体(外装体)
12…第2外装体(外装体)
13…クリップ
14…ボディ(他部材)
15…第1外装部(外装部)
16…第2外装部(外装部)
21…ブラケット
30…固定部材
31…本体部材
32…締付部
37…本体側係止部(係止部)
41…本体側当接面(当接面)
42…ゴム部材
43…滑り止め部
44…可動部材
45…規制部
46…可動側当接面(当接面)
47…可動側係止部(係止部)

Claims (13)

  1. 導電路を包囲する外装体と、
    前記外装体に外嵌されるクリップと、
    前記外装体に取り付けられる固定部材と、
    前記固定部材を構成し、前記外装体の外周に対し移動規制状態で締め付け可能な締付部と、
    前記固定部材を構成し、前記クリップに対し移動規制状態に当接可能な規制部とを備えていることを特徴とする外装体とクリップの固定構造。
  2. 前記締付部における前記外装体との対向面に滑り止め部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の外装体とクリップの固定構造。
  3. 前記滑り止め部が、前記締付部とは別体のゴム部材で構成されていることを特徴とする請求項2記載の外装体とクリップの固定構造。
  4. 前記締付部と前記規制部が、前記クリップを軸線方向に挟むように配され、
    前記締付部と前記規制部には、前記クリップに対し軸線方向に当接可能な当接面が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の外装体とクリップの固定構造。
  5. 前記規制部は、前記締付部が形成されている本体部材とは別体の可動部材に形成されており、
    前記本体部材と前記可動部材には、前記外装体の軸線方向における相互の位置関係を選択的に調節可能な係止部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の外装体とクリップの固定構造。
  6. 前記クリップが、2本の前記外装体を包囲する2つの外装部を有しており、
    前記固定部材が、前記2本の外装体のうちいずれか一方の前記外装体のみに取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載の外装体とクリップの固定構造。
  7. 前記クリップには、前記クリップを他部材に固定するためのブラケットが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項記載の外装体とクリップの固定構造。
  8. 前記ブラケットが前記クリップとは別体の部品であることを特徴とする請求項7記載の外装体とクリップの固定構造。
  9. 導電路を包囲する外装体の外周に対し、移動規制状態で締め付け可能な締付部と、
    前記外装体に外嵌されるクリップに対し移動規制状態に当接可能な規制部とを備えていることを特徴とする固定部材。
  10. 前記締付部における前記外装体との対向面に滑り止め部が設けられていることを特徴とする請求項9記載の固定部材。
  11. 前記滑り止め部が、前記締付部とは別体のゴム部材で構成されていることを特徴とする請求項10記載の固定部材。
  12. 前記締付部と前記規制部が、前記クリップを軸線方向に挟むように配され、
    前記締付部と前記規制部には、前記クリップに対し軸線方向に当接可能な当接面が形成されていることを特徴とする請求項9ないし請求項11のいずれか1項に記載の固定部材。
  13. 前記規制部は、前記締付部が形成されている本体部材とは別体の可動部材に形成されており、
    前記本体部材と前記可動部材には、前記外装体の軸線方向における相互の位置関係を選択的に調節可能な係止部が設けられていることを特徴とする請求項9ないし請求項12のいずれか1項記載の固定部材。
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JP2020046508A (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 株式会社石森管楽器 管楽器用金属製アタッチメント

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