JP6580527B2 - ハーネスクランプ - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤハーネスを取付対象に取り付けるためのハーネスクランプに関する。
自動車等の車両の電気配線において、電源供給や信号通信に用いられる複数の電線を束にしたワイヤハーネスが用いられており、このワイヤハーネスはハーネスクランプによって取付対象の所定位置に取り付けられている。
ワイヤハーネスは、車両の仕様や仕向け地によって径寸法が異なっている。そのため、径寸法の大きいワイヤハーネスに対応できるようにハーネスクランプの形状を設定すると、径寸法の小さいワイヤハーネスを収容した場合、緩みや隙が生じ、車両の走行時の振動によりがたついて、騒音が発生してしまう。
下記特許文献1のハーネスクランプは、異なる径のワイヤハーネスに対応できるようになっている。詳述すると、このハーネスクランプは、インストルメントパネル(取付対象)に一体に設けられた円柱状の保持部材と、この保持部材に軸方向に位置調節可能に設けられた挟持部材とを備えている。ワイヤハーネスをインストルメントパネルと保持部材との間に収容した状態で、ワイヤハーネスの径に応じて挟持部材を位置調節しワイヤハーネスに押し当てる。これにより、ワイヤハーネスは、挟持部材と取付対象とに挟み付けられて安定して保持され、そのがたつきが防止される。
実開平6−65057号公報
特許文献1のハーネスクランプでは、挟持部材をワイヤハーネスの径に応じて位置調節して保持部材に係止するために、挟持部材の内部に板ばね材を組み込んでいた。そのため、構造が複雑で、コスト高であった。
上記課題を解決するために、本発明は、ワイヤハーネスを取付対象に取り付けるための樹脂製のハーネスクランプにおいて、一端が固定端となって片持ち状態で上記取付対象に固定され、上記ワイヤハーネスと直交する第1方向に沿い上記固定端から自由端に向かって順に収容部とガイド部を備え、上記収容部は、上記第1方向に沿う断面がU字形をなし、上記取付対象との間に、上記ワイヤハーネスを収容するための収容空間を形成しており、上記ガイド部は、上記自由端に向かうにしたがって上記取付対象から離れるように傾斜しており、 さらに押圧部を備え、この押圧部は、上記ワイヤハーネスに沿う第2方向において上記収容部と隣接し、その基端部が片持ち状態で上記ガイド部の基端部に連なり、上記第2方向から見て上記収容空間を横切るように上記固定端に向かって延びており、上記取付対象に対して離間する方向に弾性変形可能であることを特徴とする。
上記構成によれば、収容空間に収容されたワイヤハーネスを、押圧部の弾性力で押さえるので、異なる径寸法のワイヤハーネスを安定して支持することができる。しかもハーネスクランプは樹脂材のみで形成できるので、構成が簡単で安価である。
好ましくは、上記押圧部の基端部は他の部位より薄肉をなして、ヒンジ部として提供されている。
上記構成によれば、押圧部はヒンジ部での弾性変形により、広い角度範囲で弾性変形することができ、保持可能なワイヤハーネスの径の範囲を広げることができる。
好ましくは、上記収容部が上記第2方向に離れて一対形成され、これら一対の収容部間に上記押圧部が配置されている。
上記構成によれば、一対の収容部と押圧部により、ワイヤハーネスをより安定させて保持することができる。
好ましくは、上記ガイド部と上記押圧部の交差部に、上記ヒンジより上記取付対象に近い凸部が形成され、この凸部の上記収容空間に臨む面が係止面として提供される。
上記構成によれば、径の小さなワイヤハーネスを凸部の係止面で係止することができる。
好ましくは、上記固定端が上記取付対象を補強するための補強材と一体をなして連なり、この補強材を介して上記取付対象に固定されている。
本発明のハーネスクランプによれば、異なる径のワイヤハーネスであっても安定して把持でき、しかも構成が簡単である。
本発明の第1実施形態に係るハーネスクランプの斜視図である。 同ハーネスクランプの平面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図であり、(A)はワイヤハーネスを把持する前の状態、(B)は径の大きいワイヤハーネスを把持した状態、(C)は径の小さいワイヤハーネスを把持した状態を、それぞれ示す。
以下、本発明の一実施形態なすハーネスクランプを、図1〜図3を参照して説明する。この実施形態のハーネスクランプ1は、車両のルーフに沿うワイヤハーネスHのために用いられる。図1〜図3において、ワイヤハーネスHと直交する方向(第1方向)を符号Xで示し、ワイヤハーネスHの延び方向(第2方向)を符号Yで示す。
図1〜図3に示すように、ハーネスクランプ1はルーフ補強材2(補強材)と一体をなして樹脂により形成されている。このルーフ補強材2はルーフトリム3(取付対象)を補強するためにルーフトリム3に固定されている。
ハーネスクランプ1は、ルーフ補強材2の側縁部からルーフトリム3に沿って、上記X方向に突出しており、その一端1aが固定端としてルーフ補強材2と一体に連なっている。これによりハーネスクランプ1は、ルーフ補強材2を介してルーフトリム3に、片持ち状態で固定されている。
ハーネスクランプ1は、X方向に沿いその他端1b(自由端)に向かって順に収容部10とガイド部20とを備えている。
収容部10はY方向に離れて一対形成されている。各収容部10は、X方向に対峙する2つの壁部11,12とこれら壁部11,12を連ねる壁部13とを有しており、これによりX方向に沿う断面がU字形(コ字形)をなしている。収容部10のルーフトリム3側が開放されており、収容部10とルーフトリム3との間に、ワイヤハーネスHを収容するための収容空間15が形成されている。
ガイド部20は、その基部が収容部10の自由端1b側の壁部12のルーフトリム3側の端部に連なっている。ガイド部20は、自由端1bに向かうにしたがってルーフトリム3から離れるように傾斜している。
図3に示すように、各収容部10の壁部12とガイド部20の交差部には、ルーフトリム3に向かって突出する凸部25が形成されている。この凸部25はY方向に延びている。この凸部25の先端は、ルーフトリム3から僅かに離間している。凸部25とルーフトリム3との離間距離は、収容部10に収容されるワイヤハーネスHの最小径より小さく設定されている。凸部25の収容空間15に臨む面は、ルーフトリム3の面とほぼ直交する係止面25aとなっている。
ハーネスクランプ1はさらに押圧部30を備えている。この押圧部30は、X方向に細長い平面視長方形の平板状をなしており、一対の収容部10,10の間にそれらに隣接して配置されている。押圧部30の基端部はガイド部20の基端部に一体に連なっている。押圧部30の基端部は他の部位より薄肉をなし、ヒンジ部31として提供されている。押圧部30はこのヒンジ部31での弾性変形により、ルーフトリム3に対して離間する方向に回動可能である。このヒンジ部31は、上記凸部25よりルーフトリム3から離れた位置にある。
押圧部30は、固定端1aに向かって延びており、Y方向から見たとき収容空間15を横切っている。押圧部30は、固定端1aに向かうにしたがってルーフトリム3に僅かに近づくように傾斜している。押圧部30とルーフトリム3との距離は、最小径のワイヤハーネスHの径より小さく形成されている。
各収容部10の固定端1a側の壁部11とルーフ補強材2との間には、リブ40が一体に設けられており、壁部11の弾性変形を抑制している。
上記構成をなすハーネスクランプ1には、ワイヤハーネスHが次のようにして把持される。図3(A)に想像線で示すように、ワイヤハーネスHをX方向に沿って移動してガイド部20に当て、さらに押し込むと、収容部10が弾性変形し、ガイド部20がルーフトリム3から離れる。これにより、ワイヤハーネスHは凸部25とルーフトリム3との間を通って収容空間15に収容することができる。
図3(B)に示すように、径の大きなワイヤハーネスHの場合には、収容空間15に収容されたワイヤハーネスHにより、押圧部30がヒンジ部31での弾性変形により大きな角度で回動する。その弾性力によりワイヤハーネスHは、押圧部30と、収容部10の固定端1a側の壁部11と、ルーフトリム3との間で、安定して支持される。支持されるワイヤハーネスHは、図3(B)に示すワイヤハーネスHより径が小さい場合、ある程度の径の大きさまでは壁部11に接している。
図3(C)に示すように、径の小さなワイヤハーネスHの場合には、収容空間15に収容されたワイヤハーネスHにより、押圧部30がヒンジ部31での小さな弾性変形により小さな角度で回動する。その弾性力によりワイヤハーネスHは、押圧部30と、凸部25の係止面25aと、ルーフトリム3との間で、安定して支持される。
上述したように、ワイヤハーネスHは、径が大きい場合でも小さい場合でも、ハーネスクランプ1により安定して保持され、車両の走行中に振動によりがたついて騒音が発生することを防止できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において各種の変形例を採用することができる。
上記実施形態では、収容部を一対設けているが、収容部は1つでもよい。
ガイド部と収容部の交差部に形成される凸部は取付対象に接してもよい。
押圧部の先端は、取付対象に接してもよい。
ハーネスクランプの固定端は取付対象と一体に連なっていてもよい。ハーネスクランプは、ルーフ補強材と別体をなしていてもよい。
本発明のハーネスクランプは、車両のルーフのみならず、あらゆる取付対象にワイヤハーネスを取り付けるために用いることができる。
本発明は、ワイヤハーネスを取付対象に取り付けるハーネスクランプに適用することができる。
1 ハーネスクランプ
1a 固定端
1b 自由端
2 ルーフ補強材(補強材)
3 ルーフトリム(取付対象)
10 収容部
15 収容空間
20 ガイド部
25 凸部
25a 係止面
30 押圧部
31 ヒンジ部
H ワイヤハーネス

Claims (4)

  1. ワイヤハーネスを取付対象に取り付けるための樹脂製のハーネスクランプにおいて、
    一端が固定端となって片持ち状態で上記取付対象に固定され、上記ワイヤハーネスと直交する第1方向に沿い上記固定端から自由端に向かって順に収容部とガイド部を備え、
    上記収容部は、上記第1方向に沿う断面がU字形をなし、上記取付対象との間に、上記ワイヤハーネスを収容するための収容空間を形成しており、
    上記ガイド部は、上記自由端に向かうにしたがって上記取付対象から離れるように傾斜しており、
    さらに押圧部を備え、この押圧部は、上記ワイヤハーネスに沿う第2方向において上記収容部と隣接し、その基端部が片持ち状態で上記ガイド部の基端部に連なり、上記第2方向から見て上記収容空間を横切るように上記固定端に向かって延びており、上記取付対象に対して離間する方向に弾性変形可能であり、
    上記ガイド部と上記押圧部の交差部に、上記押圧部の基端部より上記取付対象に近い凸部が形成され、この凸部の上記収容空間に臨む面が係止面として提供されることを特徴とするハーネスクランプ。
  2. 上記押圧部の基端部は他の部位より薄肉をなして、ヒンジ部として提供されていることを特徴とする請求項1に記載のハーネスクランプ。
  3. 上記収容部が上記第2方向に離れて一対形成され、これら一対の収容部間に上記押圧部が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のハーネスクランプ。
  4. 上記固定端が上記取付対象を補強するための補強材と一体をなして連なり、この補強材を介して上記取付対象に固定されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のハーネスクランプ。
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