JP2017096466A - 衝撃吸収体 - Google Patents
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Abstract
Description
好ましくは、前記脆弱箇所は、前記側溝壁の非脆弱箇所の厚さに比して薄い厚さを有する薄肉部である。
好ましくは、前記薄肉部は、円弧及び/又は直線で囲まれる形状である。
好ましくは、前記薄肉部の形状は、略半円環である。
好ましくは、前記薄肉部の形状は、略長方形である。
好ましくは、前記薄肉部は、前記側溝壁における部分であって側壁に近接する部分に設けられる。
好ましくは、前記薄肉部は、前記側溝壁における開放側の端部から前記側壁のある内側部分に向かって延びるように形成される。
好ましくは、前記薄肉部の厚さは、0.1〜5.0mmである。
好ましくは、(前記薄肉部の厚さ)/(前記側溝壁の厚さ)の値は、0.02〜0.80である。
好ましくは、前記脆弱箇所は、前記側溝壁における開放側の端部から前記側壁のある内側部分に向かって延びるように形成される切れ込み又は切り欠きである。
好ましくは、前記前面側溝リブ及び前記背面側溝リブは、前記前面壁に平行な断面が略半円状の半円リブである。
好ましくは、前記前面側溝リブ及び前記背面側溝リブは、前記前面壁に平行な断面が略三角形状の三角リブである。
以下、図1〜図2を用いて、本発明の第1実施形態に係る衝撃吸収体10について説明する。
本実施形態では、衝撃吸収体10は、車両構成部材に内設することによって車両の内部又は外部からの衝撃を吸収するための車両用衝撃吸収体である。
第1実施形態においては図1に示すように、凹状リブ2f、2rと溝リブ4f、4rとを有するように構成されているが、パッドの形状次第では凹状リブ2f、2rを形成できない場合が考えられる。すなわち、第1実施形態の変形例として、凹状リブ2f、2rを有さずに衝撃吸収体10を形成してもよい。かかる場合であっても、溝リブ4f、4rの側溝壁5における部分であって側壁4fsに近接する部分には薄肉部5aが設けられる。換言すると、薄肉部5aが側溝壁5の薄肉ではない部分を囲うように設けられていることとなる。そして、薄肉部5aの厚さを変化させることにより、ブロー成形体1にかかる圧縮荷重及びブロー成形体1の変形を適切に制御することができる。
以下、図5〜図6を用いて、本発明の第2実施形態に係る衝撃吸収体10について説明する。
第1実施形態は、溝リブ4f、4rを略半円状の半円リブ(換言すると、前面壁1fに平行な断面が略半円状)として衝撃吸収体10を構成するものであった。一方第2実施形態は、図5(a)、(b)に示すように溝リブ4f、4rを略三角柱状の三角リブ(換言すると、前面壁1fに平行な断面が略三角形状)として衝撃吸収体10を構成するものである。なお、図5においては図示していないが、凹状リブ2f、2rを有するように衝撃吸収体10を形成してもよいし、或いは第1実施形態の変形例同様、凹状リブ2f、2rを有さずに衝撃吸収体10を形成してもよい。
第2実施形態においては図5〜図6に示すように、衝撃を受けた際に破壊されるように構成される脆弱箇所として、薄肉部5aを有するように構成される。しかしながら当該脆弱箇所として、薄肉部5aに代えて側溝壁5における溶着部分の一部に切れ込み又は切り欠きを設けてもよい。好ましくは、切れ込み又は切り欠きは、側溝壁5の端部であって外側にさらされている側の端部(開放側の端部)から側壁4fsのある内側部分に向かって延びるように形成される。かかる場合であっても、前面壁1fに荷重Fが加わると、切れ込み部分が開き又は当該切り欠き部分が破壊され、クラックが生じる。更に、切れ込み又は切り欠きの長さや深さを変化させることにより、ブロー成形体1にかかる圧縮荷重及びブロー成形体1の変形を適切に制御することができる。
Claims (12)
- 中空部を有する中空成形体からなる衝撃吸収体であって、
前記中空成形体は、互いに離間されて対向する前面壁及び背面壁と、前記前面壁及び背面壁をつなぐ側壁とを備え、
前記側壁には前記前面壁が凹まされて形成された前面側溝リブと前記背面壁が凹まされて形成された背面側溝リブが設けられ、
前記前面側溝リブの先端壁と前記背面側溝リブの先端壁とは少なくとも一部を互いに溶着されることにより側溝壁を形成し、
前記側溝壁は、その少なくとも一部に、衝撃を受けた際に破壊されるように構成される脆弱箇所を有する、衝撃吸収体。 - 前記脆弱箇所は、前記側溝壁の非脆弱箇所の厚さに比して薄い厚さを有する薄肉部である、請求項1に記載の衝撃吸収体。
- 前記薄肉部は、円弧及び/又は直線で囲まれる形状である、請求項2に記載の衝撃吸収体。
- 前記薄肉部の形状は、略半円環である、請求項2又は請求項3に記載の衝撃吸収体。
- 前記薄肉部の形状は、略長方形である、請求項2又は請求項3に記載の衝撃吸収体。
- 前記薄肉部は、前記側溝壁における部分であって側壁に近接する部分に設けられる、請求項2〜請求項5の何れか1つに記載の衝撃吸収体。
- 前記薄肉部は、前記側溝壁における開放側の端部から前記側壁のある内側部分に向かって延びるように形成される、請求項6に記載の衝撃吸収体。
- 前記薄肉部の厚さは、0.1〜5.0mmである、請求項2〜請求項7の何れか1つに記載の衝撃吸収体。
- (前記薄肉部の厚さ)/(前記側溝壁の厚さ)の値は、0.02〜0.80である、請求項2〜請求項8の何れか1つに記載の衝撃吸収体。
- 前記脆弱箇所は、前記側溝壁における開放側の端部から前記側壁のある内側部分に向かって延びるように形成される切れ込み又は切り欠きである、請求項1に記載の衝撃吸収体。
- 前記前面側溝リブ及び前記背面側溝リブは、前記前面壁に平行な断面が略半円状の半円リブである、請求項1〜請求項10の何れか1つに記載の衝撃吸収体。
- 前記前面側溝リブ及び前記背面側溝リブは、前記前面壁に平行な断面が略三角形状の三角リブである、請求項1〜請求項10の何れか1つに記載の衝撃吸収体。
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JP2006096307A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Kyoraku Co Ltd | 車両用衝撃吸収体 |
JP2007176451A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Toyota Motor Corp | バンパアブソーバ |
JP2009023521A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Kyoraku Co Ltd | 車両用衝撃吸収体 |
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2015
- 2015-11-27 JP JP2015231464A patent/JP6610203B2/ja active Active
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JP2004149076A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Kyoraku Co Ltd | 車両用衝撃吸収体 |
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