JP2017094453A - 電動工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】電動工具のハウジング内部を効率よく冷却する構造を提供する。
【解決手段】冷却ファン3、モータ4、回路基板5、放熱板7、駆動ブロック8が、ハウジング2の後端部2bから前端部2aに向かって直列に配置される。吸気口11は、ハウジング2において、駆動ブロック8のギヤケース後端部8bよりも前方に設けられる。放熱板7と駆動ブロック8とは離間して配置される。冷却ファン3は、吸気口11から空気を取り込んで、駆動ブロック8、放熱板7、回路基板5およびモータ4を冷却する。
【選択図】図1
【解決手段】冷却ファン3、モータ4、回路基板5、放熱板7、駆動ブロック8が、ハウジング2の後端部2bから前端部2aに向かって直列に配置される。吸気口11は、ハウジング2において、駆動ブロック8のギヤケース後端部8bよりも前方に設けられる。放熱板7と駆動ブロック8とは離間して配置される。冷却ファン3は、吸気口11から空気を取り込んで、駆動ブロック8、放熱板7、回路基板5およびモータ4を冷却する。
【選択図】図1
Description
本発明は電動工具に関し、特に冷却用のファンがハウジング後部側に配置された電動工具に関する。
先端工具をモータにより回転駆動する電動工具では、インバータ回路で生成する電力がステータのコイルに供給されて、ロータが回転するブラシレスモータが使用される。インバータ回路を構成するスイッチング素子は大電流で駆動されるため、効率よく冷却することが好ましい。
特許文献1は、モータと、ハウジングと、モータを駆動するスイッチング素子と、モータの回転力を変換して先端工具を駆動する動力伝達部とを有する電動工具を開示する。特許文献1に開示される電動工具においては、動力伝達部を金属製のケースに収容し、スイッチング素子の放熱板をケースの一部に接触するように配置して、ケースを介してスイッチング素子の熱を放出するようにしている。
特許文献2は、モータと、ハウジングと、モータへの通電を制御するスイッチング素子と、モータからの動力を出力部に伝達する動力伝達部とを有する電動工具を開示する。特許文献2に開示される電動工具においては、回路基板がモータと動力伝達部との間に配置され、スイッチング素子の冷却効率を向上させるために、スイッチング素子を、動力伝達部を収容する金属製のギヤケースと接触させている。
特許文献1、2は、回路基板のスイッチング素子を動力伝達部の収容ケースに、直接または放熱板を介して間接的に接触させて、スイッチング素子の熱を収容ケースに放出することを開示する。しかしながら動力伝達部は、モータにより高速駆動されることで摩擦熱を発生する。特に近年では、電動工具の小型化、軽量化および高出力化が進み、動力伝達部で生じる摩擦熱は従来よりも増大して、収容ケースが高温化する傾向がある。そのため動力伝達部の収容ケースに、回路基板のスイッチング素子を接触させることは好ましくなく、回路基板を効率よく冷却するためには別の対策を講じる必要がある。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、電動工具のハウジング内部を効率よく冷却する構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電動工具は、冷却ファンと、冷却ファンの前方に配置されるモータと、モータの前方に配置される回路基板と、回路基板の前方に配置される放熱板と、放熱板の前方に配置され、モータの回転力を先端工具に伝達する動力伝達部を含む駆動ブロックとをハウジング内に備え、放熱板と駆動ブロックとを離間して配置する。
本発明によれば、電動工具のハウジング内部を効率よく冷却する構造を提供できる。
図1は、本発明の実施例に係る電動工具の概要図を示す。電動工具1はハウジング2を有し、実施例では、チャック機構10が設けられる側の端部を前端部2a、その反対側を後端部2bとよぶ。電動工具1はハウジング2内に、後端部2b近傍に配置される冷却ファン3と、冷却ファン3の前方に配置されるモータ4と、モータ4の前方に配置される回路基板5と、回路基板5の前方に配置される放熱板7と、放熱板7の前方に配置される駆動ブロック8とを備える。駆動ブロック8は出力軸であるスピンドル9を有し、チャック機構10がスピンドル9に連結して、ドリルやドライバなどの先端工具を着脱可能とする。駆動ブロック8は、モータ4の回転力を先端工具に伝達する動力伝達部を含む。ハウジング2には、作業者により操作されるスイッチ13が突出するように設けられ、作業者がスイッチ13を引くと、モータ4が回転して、駆動ブロック8のスピンドル9が先端工具を駆動する。
モータ4はインナーロータ型のブラシレスモータであって、複数の永久磁石を有するロータ(回転子)4bと、ロータ4bの周囲に空隙14をあけて固定されるステータ(固定子)4aと、モータ軸4cとを備える。モータ軸4cは、ハウジング2に固定されるベアリングにより回転可能に支持される。ロータ4bはモータ軸4cに取り付けられ、モータ軸4cと一体回転する。ステータ4aは、ステータコアと、ステータコアの複数のティース部に巻回される複数のコイル部を有する。モータ4が三相モータである場合、コイル部は6つ設けられてよい。
回路基板5に搭載されるスイッチング素子6は、FET(Field Effect Transistor:電界効果型トランジスタ)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)などのパワー素子であって、インバータ回路を構成する。スイッチング素子6は、ステータ4aのコイル部に駆動電流を供給する。回路基板5の前方には、スイッチング素子6で生じた熱を放出するための金属製の放熱板7が設けられており、スイッチング素子6は、放熱板7に直接または間接的に接触する。図1に示す例では、スイッチング素子6が、伝熱部材6aを介して間接的に放熱板7に接触する様子を示している。回路基板5および放熱板7は、モータ軸4cを通すための開口を有しており、後述するように開口とモータ軸4cとの間の隙間は、冷却用の空気の流路を形成する。
駆動ブロック8は略円筒形状のギヤケースを有し、ギヤケースの少なくとも一部は金属材料で形成される。ギヤケースは、ハウジング2の内部に突設する支持部材(図示せず)に固定される。ギヤケース内部には、モータ4の回転力を、チャック機構10に取り付けられた先端工具に伝達する動力伝達部が設けられる。動力伝達部は、モータ4のモータ軸4cのピニオンギヤに噛み合う遊星歯車減速機構を有してよい。動力伝達部は、変速比を切替可能に構成されることが好ましく、これにより出力軸であるスピンドル9の回転速度を調整できる。
ハウジング2には、駆動ブロック8の側方または前方の位置に、吸気口11が形成されている。駆動ブロック8の前端側をギヤケース前端部8a、後端側をギヤケース後端部8bと定義すると、駆動ブロック8の側方とは、ギヤケース前端部8aおよびギヤケース後端部8bの間のケース側面を取り囲むハウジング2の領域を示し、駆動ブロック8の前方とは、ギヤケース前端部8aよりも前方側のハウジング2の領域を示す。つまり吸気口11は、駆動ブロック8のギヤケース後端部8bよりも前方側に形成される。図1においては、吸気口11が、駆動ブロック8の側方の領域に形成されている例を示す。吸気口11は、たとえば矩形状のスリットであって、ハウジング2には複数の吸気口11が形成されてよい。なおハウジング2には、別の吸気口が、駆動ブロック8のギヤケース後端部8bよりも後方の位置に設けられてもよい。またハウジング2の後端部2b側には、排気口12が形成される。この排気口12は、ステータ4aの後方に形成されることが好ましい。
冷却ファン3は、モータ4の後方側でモータ軸4cに連結され、モータ軸4cと一体回転する。作業者がスイッチ13を引くと、モータ軸4cが回転し、したがって冷却ファン3が回転する。矢印Aは、冷却ファン3の回転により、吸気口11からハウジング2内部に取り込まれる空気の流れを示す。吸気口11から流入した空気は、駆動ブロック8の側面を冷却した後、放熱板7を冷却する。その後、空気は、放熱板7と回路基板5の中央部分の開口とモータ軸4cの間の隙間を通過し、ステータ4aとロータ4bを冷却して、排気口12から外部に排出される。
実施例の電動工具1は、冷却ファン3、モータ4、回路基板5、放熱板7、駆動ブロック8を、後端部2bから前端部2aに向かって直列に配置し、ハウジング2の吸気口11を駆動ブロック8のギヤケース後端部8bよりも前方に設けている。電動工具1は、このような構造を採用することで、モータ4、回路基板5、放熱板7だけでなく、駆動ブロック8も冷却できる。モータ4の駆動中、駆動ブロック8の動力伝達部は摩擦熱を生じるため、駆動ブロック8のギヤケースを効率よく冷却することで、電動工具1の安定動作を実現できる。
また電動工具1では、放熱板7と駆動ブロック8とを離間して配置する。放熱板7と駆動ブロック8とを接触させないことで、放熱板7と駆動ブロック8との間にエアギャップを設け、駆動ブロック8で生じた熱が、放熱板7に伝わらないようにする。これによりスイッチング素子6の冷却効率を高められる。
なお放熱板7と駆動ブロック8の間には、両者の接触を防止するためのスペーサが設けられてよい。放熱板7および駆動ブロック8は、ネジなどの固定具によりハウジング2に固定されているが、固定具の緩み等が生じた場合であっても、放熱板7と駆動ブロック8の間にスペーサを設けることで、両者の接触を防止できる。なおスペーサは、樹脂材料など、熱を伝えにくい材料で形成されることが好ましい。
また駆動ブロック8のギヤケースの少なくとも一部が金属材料で形成されることを説明したが、たとえば放熱板7に対向するギヤケース後端部8bは、樹脂材料で形成されてもよい。ギヤケース後端部8bを樹脂材料で形成することで、ギヤケース後端部8bから放熱板7への熱移動を抑制できる。
図2は、電動工具1の断面構成を示す。図2の断面構成は、図1に示す概略構成を詳細に示したものである。図2にも示すように、電動工具1では、冷却ファン3、モータ4、回路基板5、放熱板7、駆動ブロック8が、後端部2bから前端部2aに向かって直列に配置され、吸気口11が駆動ブロック8のギヤケース後端部8bよりも前方に設けられている。放熱板7と駆動ブロック8のギヤケース後端部8bとは離間して配置され、駆動ブロック8で生じた熱が、放熱板7に伝わらないようにされる。
図3は、回路基板5を冷却する放熱板7の構造の一例を示す。放熱板7は中央部分に、モータ軸4cを通すための開口7aを有し、回路基板5は中央部分に、モータ軸4cを通すための開口5aを有する。開口7aとモータ軸4cとの間の隙間、および開口5aとモータ軸4cとの間の隙間は、空気の流路を形成する。
図3に示す放熱板7は、駆動ブロック8と対向する面に、空気の流路となる複数のガイド7bを有する。ガイド7bは、放熱板7の外周から開口7aまで切り欠いた溝として形成されてよい。図1を参照して、吸気口11から取り込まれた空気は、放熱板7上を外周から開口7aに向かう方向に流れる。近年の小型化の要請により、ギヤケース後端部8bと放熱板7との間隔は、大きくとることができず、狭い間隔は、空気流の抵抗となる。そこで放熱板7に、空気の流路となる複数のガイド7bを形成して流路抵抗を低くし、冷却効率を高めることが好ましい。
図4は、回路基板5および放熱板7の一部断面を示す。図3に示すように放熱板7に、溝であるガイド7bを設けたことで、放熱板7は、厚肉部7cと、厚肉部7cよりも薄い薄肉部7dとを有するようになる。具体的に薄肉部7dは、ガイド7bを形成された領域であり、厚肉部7cは、ガイド7bを形成されていない領域である。
放熱体の体積が大きいほど、放熱体の放熱能力は高くなる。そのため薄肉部7dを含む単位領域と、薄肉部7dを含まない単位領域とを比較すると、薄肉部7dを含まない単位領域の方が、放熱能力は高い。そのためスイッチング素子6は、厚肉部7cの領域に直接または伝熱部材6aを介して間接的に接触することが好ましい。つまりスイッチング素子6は、その上面を、薄肉部7dを含まない領域に直接または間接的に接触させることが好ましい。これによりスイッチング素子6の冷却効率を向上できる。
図5(a)は、ステータ4aの構成を示す。ステータ4aは、環状のステータコア4dと、ステータコア4dの複数のティース部に巻回される複数のコイル部4eを有する。図5(a)に示すように、複数のコイル部4eは、互いに離されて設けられており、隣り合うコイル部4eの間には、軸方向に並行に延在する空間4fが形成される。コイル部4eは、スイッチング素子6から駆動電流を供給されて発熱するため、効率よく冷却することが好ましい。
図5(b)は、放熱板7および回路基板5の平面構成を示す。放熱板7および回路基板5は、ステータ4aの隣り合うコイル部4eの間に空気を流入させるための通気孔7e、5bをそれぞれ有する。放熱板7に形成される通気孔7eと、回路基板5に形成される通気孔5bは互いに重なるように配置され、空気が通気孔7e、5bを通過する方向には、隣り合うコイル部4eの間の空間4fが配置される。そのため吸気口11から取り込まれた空気は、放熱板7の通気孔7e、回路基板5の通気孔5bを通過して、コイル部4eの間の空間4fに導入され、コイル部4eを効率よく冷却する。
図6は、空気の流れを説明するための図である。作業者がスイッチ13を引くと、モータ4とともに冷却ファン3が回転し、吸気口11から空気が流入する。流入した空気は、駆動ブロック8の側面を冷却した後、放熱板7の表面を冷却する。このとき一部の空気は、矢印Bで示すように、放熱板7の通気孔7eから吸い込まれ、回路基板5の通気孔5bを通過して、ステータ4aの空間4fに進入する。これにより空間4fの近傍に配置されるコイル部4eを効率よく冷却できる。
なお、通気孔7e、5bを形成しない場合であっても、空気は、ステータ4aの空間4fに進入するが、通気孔7e、5bを形成することで、空間4fを流れる空気量を増加させることが可能となる。
本発明の一態様の概要は、次の通りである。
本発明のある態様の電動工具(1)は、冷却ファン(3)と、冷却ファン(3)の前方に配置されるモータ(4)と、モータ(4)の前方に配置される回路基板(5)と、回路基板(5)の前方に配置される放熱板(7)と、放熱板(7)の前方に配置され、モータ(4)の回転力を先端工具に伝達する動力伝達部を含む駆動ブロック(8)と、をハウジング(2)内に備える。放熱板(7)と駆動ブロック(8)とは、離間して配置される。
本発明のある態様の電動工具(1)は、冷却ファン(3)と、冷却ファン(3)の前方に配置されるモータ(4)と、モータ(4)の前方に配置される回路基板(5)と、回路基板(5)の前方に配置される放熱板(7)と、放熱板(7)の前方に配置され、モータ(4)の回転力を先端工具に伝達する動力伝達部を含む駆動ブロック(8)と、をハウジング(2)内に備える。放熱板(7)と駆動ブロック(8)とは、離間して配置される。
ハウジング(2)には、駆動ブロック(8)の側方または前方の位置に吸気口(11)が形成され、冷却ファン(3)は、吸気口(11)から空気を取り込んで、駆動ブロック(8)、放熱板(7)、回路基板(5)およびモータ(4)を冷却することが好ましい。
放熱板(7)は、駆動ブロック(8)と対向する面に、空気の流路となるガイド(7b)を有してもよい。
回路基板(5)は、複数のスイッチング素子(6)を搭載し、放熱板(7)は、厚肉部(7c)と、厚肉部(7c)よりも薄い薄肉部(7d)とを有し、スイッチング素子(6)は、放熱板(7)の厚肉部(7c)の領域に直接または間接的に接触することが好ましい。
モータ(4)は、互いに離されて設けられる複数のコイル部(4e)を有し、放熱板(7)および回路基板(5)は、モータ(4)の隣り合うコイル部(4e)の間に空気を流入させるための通気孔(7e、5b)を有してもよい。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1・・・電動工具、2・・・ハウジング、2a・・・前端部、2b・・・後端部、3・・・冷却ファン、4・・・モータ、4a・・・ステータ、4b・・・ロータ、4c・・・モータ軸、4d・・・ステータコア、4e・・・コイル部、4f・・・空間、5・・・回路基板、5a・・・開口、5b・・・通気孔、6・・・スイッチング素子、6a・・・伝熱部材、7・・・放熱板、7a・・・開口、7b・・・ガイド、7c・・・厚肉部、7d・・・薄肉部、7e・・・通気孔、8・・・駆動ブロック、8a・・・ギヤケース前端部、8b・・・ギヤケース後端部、9・・・スピンドル、10・・・チャック機構、11・・・吸気口、12・・・排気口、13・・・スイッチ、14・・・空隙。
Claims (5)
- 冷却ファンと、
前記冷却ファンの前方に配置されるモータと、
前記モータの前方に配置される回路基板と、
前記回路基板の前方に配置される放熱板と、
前記放熱板の前方に配置され、モータの回転力を先端工具に伝達する動力伝達部を含む駆動ブロックと、をハウジング内に備えた電動工具であって、
前記放熱板と前記駆動ブロックとが離間されている、
ことを特徴とする電動工具。 - 前記ハウジングには、前記駆動ブロックの側方または前方の位置に吸気口が形成されており、
前記冷却ファンは、前記吸気口から空気を取り込んで、前記駆動ブロック、前記放熱板、前記回路基板および前記モータを冷却する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電動工具。 - 前記放熱板は、前記駆動ブロックと対向する面に、空気の流路となるガイドを有する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の電動工具。
- 前記回路基板は、複数のスイッチング素子を搭載し、
前記放熱板は、厚肉部と、前記厚肉部よりも薄い薄肉部とを有し、
前記スイッチング素子は、前記放熱板の厚肉部の領域に直接または間接的に接触する、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電動工具。 - 前記モータは、互いに離されて設けられる複数のコイル部を有し、
前記放熱板および前記回路基板は、前記モータの隣り合うコイル部の間に空気を流入させるための通気孔を有する、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電動工具。
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