JP2006315107A - 電動工具 - Google Patents

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JP2006315107A
JP2006315107A JP2005138229A JP2005138229A JP2006315107A JP 2006315107 A JP2006315107 A JP 2006315107A JP 2005138229 A JP2005138229 A JP 2005138229A JP 2005138229 A JP2005138229 A JP 2005138229A JP 2006315107 A JP2006315107 A JP 2006315107A
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Kazuhiro Omori
和博 大森
Takuya Teranishi
卓也 寺西
Junji Nakagawa
淳司 中川
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Koki Holdings Co Ltd
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Abstract

【課題】電子部品を効率良く冷却してその温度上昇を効果的に防ぐことができる電動工具を提供すること。
【解決手段】冷却ファン7と、該冷却ファン7を収容するファン室5bを備えるハウジング5と、前記冷却ファン7を回転駆動する駆動源と、発熱部材である電子部品13を備える電動工具において、前記電子部品13の発熱部13aを前記冷却ファン7の径方向外側に配置するとともに、該発熱部13aを前記ハウジング5に形成された隙間5aを介して前記ファン室5bに露出させる。又、前記電子部品13の発熱部13aに接触する放熱板14を設け、該放熱板14と電子部品13で前記ファン室5bの一部を構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷却ファンを備える電動工具に関するものである。
近年、正逆転を行う電動工具に対する小型化、高出力化及び低騒音化の要求が高く、これに伴って熱発生源であるモータを効率良く冷却する必要がある。
ここで、冷却用ファンを搭載した電動工具の一例としてのインパクト工具を図3〜図5に基づいて説明する。
図3はインパクト工具の側断面図、図4は同インパクト工具のモータ周辺の側断面図、図5は図4のB−B線断面図である。
図3において、5は本体を形成する左右2分割タイプのハウジング、18はハンマケースであって、ハウジング5内に収容されたモータのアマチュア1によって駆動される駆動軸17の回転は、遊星減速ギヤ21を経て減速されてスピンドル22へと伝達される。そして、スピンドル22の回転は、前記ハンマケース18内に収容されたハンマ23からアンビル24へと伝達され、該アンビル24とその先端に装着された不図示のビットが回転駆動されるとともに、ハンマ23から打撃力を受けて所要の締付作業がなされる。
尚、図3において、2はモータのステータ、11はモータの整流子、12はコアである。
又、前記駆動軸17には、モータ等を冷却するための冷却ファン7が固着されており、前記ハウジング5の後部(図3の左方)外周には複数の吸込口9が形成されている。
ところで、図4に詳細に示すように、駆動源としての前記モータは、前記アマチュア1と、その外周側に固設されたステータ2、カーボンブラシ3及びCBブロック4で構成されている。尚、前記CBブロック4は、カーボンブラシ3とリードワイヤ6を保持している。
而して、冷却ファン7がアマチュア1によって回転駆動されると、前記吸気口9aから冷却風がハウジング5内に導入される。そして、この冷却風は、ハウジング5内に形成された流路に沿ってモータのアマチュア1、ステータ2、カーボンブラシ3等を順次冷却した後、冷却ファン7の内径部から遠心方向に流出し、ハウジング5に形成された複数の排出8からハウジング5外へと排出される。
ところで、ハウジング5内には、モータの回転数を制御するための変速スイッチ10及び電子部品(FET)13が設けられているが、電子部品13は発熱体であるためにこれを冷却する必要がある。このため、従来は整流子11とコア12間のコイルエンド1aの外周に放熱板14を設け、この放熱板14の舌状に延びたプレート14aに電子部品13を当接させる構成が採用されていた(特許文献1参照)。この構成によれば、冷却ファン7が回転しているときには、該冷却ファン7によって誘起される冷却風によって放熱板14が冷却されるため、電子部品13からの熱を放熱板14から放熱させて電子部品13の過熱を防ぐことができる。尚、放熱板14は、前記プレート14の他、カップ状に成形された筒部14b及びCBブロック4との嵌合部14cを備えている。
特開2002−254337号公報
しかしながら、上記従来の構成では、冷却ファン7が回転していないときには、放熱板14からの放熱量は該放熱板14の熱容量によってその上限が決められ、電子部品13の発熱量が放熱板14の熱容量を超えてしまうと、熱がこもって放熱されにくいという問題があった。特に、変速スイッチ10の使用頻度が多くなると、電子部品13の冷却が発熱に追い付かず、該電子部品13の安定した作動が不安定となる可能性があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、電子部品を効率良く冷却してその温度上昇を効果的に防ぐことができる電動工具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、冷却ファンと、該冷却ファンを収容するファン室を備えるハウジングと、前記冷却ファンを回転駆動する駆動源と、発熱部材である電子部品を備える電動工具において、前記電子部品の発熱部を前記冷却ファンの径方向外側に配置するとともに、該発熱部を前記ハウジングに形成された隙間を介して前記ファン室に露出させたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記電子部品の発熱部に接触する放熱板を設け、該放熱板と電子部品で前記ファン室の一部を構成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、冷却ファンの径方向外側に配置された電子部品の発熱部をハウジングに形成された隙間を介してファン室に露出させたため、電子部品には冷却風が直接吹き付けられ、該電子部品は冷却風によって効率良く冷却され、その過熱が防がれて安定した作動が確保される。又、冷却ファンが回転していないときには、電子部品の熱がハウジングの隙間を介してハウジングの排出口からハウジング外へ排出されるため、電子部品の冷却が効率良くなされ、その温度上昇が低く抑えられる。
請求項2記載の発明によれば、電子部品の熱は発熱部に接触する放熱板によって放熱するが、放熱板には冷却風が直接吹き付けられるため、放熱板が冷却風によって効率良く冷却され、発熱部品の熱が放熱板を介して効率良く放熱され、その温度上昇が更に効率良く防がれる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る電動工具の一形態としてのインパクト工具のモータ周辺の断面図、図2は図1のA−A線断面図である。
本実施の形態に係るインパクト工具の基本構成は図3に示した従来のインパクト工具のそれと同様であるため、これについての再度の説明は省略し、以下、本発明の要旨についてのみ説明する。
図1に示すように、本発明に係るインパクト工具のハウジング5内に収容されたモータのアマチュア1の駆動軸17は、その軸方向両端が軸受16を介してハウジング5に回転可能に支持され、その先端には出力部であるピニオン15が形成されている。そして、このアマチュア1のコア12の外周側にはステータ2が配置されており、ステータ2は、円筒状の鉄輪に2極の永久磁石を貼り付けて構成されている。
又、アマチュア1のコア12とピニオン15の間の駆動軸17上には冷却ファン7が結着されている。この冷却ファン7は、遠心ファンであって、ハウジング5内に形成されたファン室5b内に収容されており、ハウジング5の冷却ファン7の外周側には、図2に示すように、複数の排出口8が形成されている。
一方、整流子11とコア12間のコイルエンド1aの外周には、放熱板14がコイルエンド1aと適当な距離を保って配置されている。この放熱板14は、厚さ0.5mm程度の鉄板を絞り加工によってカップ状に成形された筒部14bを有し、その一端(ステータ2への吸着部)は、ステータ2の永久磁石に吸着されて保持され、他端(CBブロック4との嵌合部14c)は、CBブロック4に形成された穴に嵌合されて保持されている。
又、放熱板14の一部には舌状に延びたプレート14aが形成されており、このプレート14は、発熱部品である電子部品(FET)13に接触している。
ところで、モータの回転数を制御するための変速スイッチ10の操作によって駆動される前記電子部品13は発熱するため、該電子部品13を冷却する必要があるが、本実施の形態では、電子部品13をその発熱部13aが冷却ファン7の直下に位置するよう配置している。
又、図2に示すように、ハウジング5の冷却ファン7の直下には幅方向に水平に延びるリブ5cが形成されており、ハウジング5にはリブ5cとの間に約1mm幅の隙間5aが形成されている。従って、放熱板14と電子部品13は隙間5aを介してファン室5bに露出するとともに、壁となってファン室5bの一部を構成している。
而して、モータのアマチュア1によって駆動軸17と共に冷却ファン7がハウジング5内のファン室5bで回転駆動されると、該冷却ファン7によってハウジング5内に吸引された冷却風は、アマチュア1、ステータ2、カーボンブラシ3等を順次冷却した後、冷却ファン7の内径部から遠心方向に流出し、ハウジング5に形成された複数の排出口8からハウジング5外へと排出される。
ところで、変速スイッチ10を操作してモータの回転数を制御すると、電子部品13が発熱するが、その熱は該電子部品13の発熱部13aに接触する放熱板14によって放熱する。このとき、前述のように放熱板14と電子部品13は隙間5aを介してファン室5bに露出しているため、これらの放熱板14と電子部品13には冷却風が直接吹き付けられる。このため、放熱板14と電子部品13は冷却風によって効率良く冷却され、変速スイッチ10の使用頻度が多くなっても、電子部品13の冷却が発熱に追い付き、該電子部品13の過熱が防がれてその安定した作動が確保される。
又、冷却ファン7が回転していないときには、電子部品13や放熱板14の熱がハウジング5の隙間5aを介してハウジング5の排出口8からハウジング5外へ排出されるため、電子部品13の冷却が効率良くなされ、その温度上昇が低く抑えられる。
本発明は、インパクト工具のみならず、冷却ファンを備える他の任意の電動工具に適用して前記効果を得ることができる。
本発明に係るインパクト工具のモータ周辺の断面図である。 図1のA−A線断面図である。 従来のインパクト工具の側断面図である。 インパクト工具のモータ周辺の断面図である。 図4のB−B線断面図である。
符号の説明
1 アマチュア
1a コイルエンド
2 ステータ
3 カーボンブラシ
4 CBブロック
5 ハウジング
5a 隙間
5b ファン室
5c リブ
6 リードワイヤ
7 冷却ファン
8 排出口
9 吸込口
10 変速スイッチ
11 整流子
12 コア
13 電子部品(FET)
13a 発熱部
14 放熱板
14a プレート
14b 筒部
14c 嵌合部
15 ピニオン
16 軸受
17 駆動軸

Claims (2)

  1. 冷却ファンと、該冷却ファンを収容するファン室を備えるハウジングと、前記冷却ファンを回転駆動する駆動源と、発熱部材である電子部品を備える電動工具において、
    前記電子部品の発熱部を前記冷却ファンの径方向外側に配置するとともに、該発熱部を前記ハウジングに形成された隙間を介して前記ファン室に露出させたことを特徴とする電動工具。
  2. 前記電子部品の発熱部に接触する放熱板を設け、該放熱板と電子部品で前記ファン室の一部を構成したことを特徴とする請求項1記載の電動工具。
JP2005138229A 2005-05-11 2005-05-11 電動工具 Withdrawn JP2006315107A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160003421U (ko) * 2015-03-26 2016-10-06 주식회사 아임삭 화상 방지 벤트부를 갖는 전동 공구
JP2017144552A (ja) * 2012-09-26 2017-08-24 株式会社マキタ 電動工具

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