JP2006315120A - 電動工具 - Google Patents

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JP2006315120A
JP2006315120A JP2005139212A JP2005139212A JP2006315120A JP 2006315120 A JP2006315120 A JP 2006315120A JP 2005139212 A JP2005139212 A JP 2005139212A JP 2005139212 A JP2005139212 A JP 2005139212A JP 2006315120 A JP2006315120 A JP 2006315120A
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Junji Nakagawa
淳司 中川
Kazuhiro Omori
和博 大森
Takuya Teranishi
卓也 寺西
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】大型化やコストアップを招くことなく、モータ等の発熱部品を効率良く冷却してその温度上昇を効果的に防ぐことができる電動工具を提供すること。
【解決手段】略円筒状のヨーク1Aと、該ヨーク1Aに挿通されたアマチュア1Bと、該アマチュア1Bを回転可能に支持する軸受11を有するモータ1と、該モータ1を収容する2つ割の外枠であって、前記軸受11を支持するリブ5Aを有するハウジング5と、前記モータ1によって回転駆動される冷却ファンと、を有する電動工具において、前記リブ5Aをハウジング5の端部に形成するとともに、ハウジング5の前記リブ5Aに隣接する部分に、該ハウジング5の合わせ面に対して垂直方向に延びてハウジング5の外面から内面まで貫通する通風溝12aを形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷却ファンを備える電動工具に関するものである。
近年、電動工具の小型化及び高出力化が進み、モータに流す電流をより大きくする傾向がある。これに伴って熱発生源であるモータの発熱量も大きくなるため、モータを効率良く冷却する必要がある。
モータの冷却は、該モータによって回転駆動される冷却ファンによって誘起される冷却風によって行われるが、その冷却構造としては今までに種々の提案がなされている。
例えば、特許文献1には、ハウジング内に大きな冷却通路を確保するために固定子と回転子をハウジングで直接支持するとともに、ハウジングの端部内面と軸受(回転子整流子側軸受)支持部との間に軸方向隙間を形成し、ハウジングの端面に形成された吸気口を前記隙間に開口せしめ、該吸込口から隙間を通ってハウジング内に吸引される冷却風によってモータ等を冷却する構成が提案されている。
又、ハウジングの端面に例えば円孔状の吸込口を複数形成し、これらの吸込口から冷却風をハウジング内に吸引してモータ等の冷却に供するという構成も採用されている。
特開2002−254337号公報
しかしながら、特許文献1に記載された構成では、ハウジングの端部内面と軸受支持部との間の軸方向隙間のために電動工具の全長が長くなり、小型化を図る上で問題となる。
又、ハウジングの端面に吸込口を複数形成する構成では、ハウジングを2つ割りとした場合、吸込口を形成するための型の抜き方向とハウジング成形型の抜き方向とが異なるため、コストの高いスライド型等の使用が必要となり、成形費が嵩んでコストアップを招くという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、大型化やコストアップを招くことなく、モータ等の発熱部品を効率良く冷却してその温度上昇を効果的に防ぐことができる電動工具を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、略円筒状のヨークと、該ヨークに挿通されたアマチュアと、該アマチュアを回転可能に支持する軸受を有するモータと、
該モータを収容する2つ割の外枠であって、前記軸受を支持するリブを有するハウジングと、
前記モータによって回転駆動される冷却ファンと、
を有する電動工具において、
前記リブをハウジングの端部に形成するとともに、ハウジングの前記リブに隣接する部分に、該ハウジングの合わせ面に対して垂直方向に延びてハウジングの外面から内面まで貫通する通風溝を形成したことを特徴とする。
本発明によれば、軸受を支持するリブがハウジングの端部に形成されるため、電動工具の全長を短縮してその小型化を図ることができる。又、通風溝はハウジングの合わせ面に対して垂直方向、即ちハウジング成形型の抜き方向と同じ方向に延びるよう形成されるため、コストの高いスライド型等を使用することなく、簡単な型構成による低コストでの成形が可能となる。
そして、モータによって回転駆動される冷却ファンによって誘起される冷却風を、通風溝によって形成される吸込口からハウジング内に吸引してモータ等の発熱部品の冷却に供することができるため、モータ等が効率良く冷却されてその温度上昇が効果的に抑えられる。
従って、電動工具の大型化やコストアップを招くことなく、モータ等の発熱部品を効率良く冷却してその温度上昇を効果的に防ぐという前記目的が達成される。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る電動工具の一形態としてのインパクト工具の側断面図、図2は同インパクト工具のモータ周辺の断面図、図3は同インパクト工具の部分後面図(図2の矢視A方向の図)、図4は同インパクト工具のハウジン成形型の抜き方向を示す図である。
本実施の形態に係るインパクト工具は、充電式であって、樹脂製の左右2つ割のハウジング5とハンマケース8内にモータ1と、該モータ1の回転を減速する遊星減速機構2と、該遊星減速機構2によって減速された回転を不図示の先端工具(ビット)に伝達する伝達機構3等を収納して構成されている。尚、伝達機構3は、スピンドル17、ハンマ18及びアンビル19を備えており、アンビル19には不図示の先端工具が着脱可能に装着される。
又、ハウジング5のハンドル部には充電可能な電池パック6が着脱可能に収容されており、ハンドル部の上部には前記モータ1の駆動をON/OFFするためのスイッチ4が設けられている。
而して、スイッチ4をON操作すると、前記電池パック6から電力がCBブロック7に保持された不図示のカーボンブラシを介してモータ1に供給され、このモータ1の回転は、遊星減速機構2によって減速されてスピンドル17へと伝達される。そして、スピンドル17の回転は、ハンマ18からアンビル19へと伝達され、該アンビル19とその先端に装着された不図示の先端工具が回転駆動されるとともに、先端工具がハンマ18から打撃力を受けて所要の締付作業がなされる。
ここで、前記モータ1の構成について説明する。
モータ1は、略円筒状のヨーク1Cと該ヨーク1Cの内周に固着された複数の永久磁石1Dを有する固定子1Aと、該固定子1Aの前記永久磁石1Dの内側に所定の径方向隙間をもって挿通されたアマチュア(回転子)1Bを備えており、アマチュア1Bの軸方向両端部はファン側軸受10と整流子側軸受11によって回転可能に支持されている。
又、アマチュア1Bには遠心式の冷却ファン9が設けられており、この冷却ファン9は、複数の羽根を回転軸を中心として放射状に配列して構成され、アマチュア1Bと共に回転して冷却風をハウジング5内に吸引する。
而して、本実施の形態においては、図2に詳細に示すように、ハウジング5の端部内面には、前記整流子側軸受11を支持するリブ5Aが一体に形成されており、ハウジング5の前記リブ5Aに隣接する部分には、該ハウジング5の合わせ面15に対して垂直方向に延びてハウジング5の外面から内面まで貫通する通風溝12aが上下2段に亘って形成されている。そして、2つ割りのハウジング5の左右の分割片を接合一体化すると、各分割片にそれぞれ形成された前記通風溝12aは、図3に示すように、横方向に長い上下2段の吸込口12を構成する。尚、本実施の形態では、各吸込口12の幅寸法は、整流子側軸受11の直径と略同一寸法に設定されている。
又、ハウジング5のCBブロック7の後方(図1及び図2の左方)外周には、複数の空気流入口14が形成され、同ハウジング5の前記冷却ファン9の外周側部分には複数の排出口13が形成されている。
而して、モータ1が駆動されて冷却ファン9がアマチュア1Bと共に回転すると、前記吸込口12及び空気流入口14から冷却風がハウジング5内に導入される。そして、この冷却風は、CBブロック7に形成された不図示の穴部と固定子1Aとアマチュア1B間の隙間を通ってアマチュア1B、固定子、カーボンブラシ等を順次冷却した後、冷却ファン9の内径部から遠心方向に流出し、ハウジング5に形成された複数の排出口13からハウジング5外へと排出される。この場合、ハウジング5に形成された上下2段の吸込口12からハウジング5内に流入した冷却風は、整流子側軸受11の外周側を通過するため、その過程で発熱部品である整流子側軸受11を効率良く冷却することができる。そして、本実施の形態では、前述のように各吸込口12の幅寸法を整流子側軸受11の直径と略同一寸法に設定したため、整流子側軸受11がその略全周に亘って冷却され、その耐久寿命の向上が図られる。
又、本実施の形態では、整流子側軸受11を支持するリブ5Aがハウジング5の端部に形成されるため、インパクト工具の全長が短縮されてその小型化が図られる。
そして、通風溝12aはハウジング5の合わせ面15に対して垂直方向、即ちハウジング成形型の抜き方向(図4の矢印a方向)と同じ方向に延びるよう形成されているため、コストの高いスライド型等を使用することなく、簡単な型構成による低コストでの成形が可能となる。
従って、本発明によれば、電動工具の大型化やコストアップを招くことなく、モータ等の発熱部品を効率良く冷却してその温度上昇を効果的に防ぐという効果が得られる。
本発明は、インパクト工具のみならず、冷却ファンを備える他の任意の電動工具に適用して前記効果を得ることができる。
本発明に係るインパクト工具の側断面図である。 本発明に係るインパクト工具のモータ周辺の断面図である。 本発明に係るインパクト工具の部分後面図(図1の矢視A方向の図)である。 本発明に係るインパクト工具のハウジン成形型の抜き方向を示す図である。
符号の説明
1 モータ
1A 固定子
1B アマチュア
1C ヨーク
1D 永久磁石
2 遊星減速機構
3 伝達機構
4 スイッチ
5 ハウジング
5A リブ
6 電池パック
7 CBブロック
8 ハンマケース
9 冷却ファン
10 ファン側軸受
11 整流子側軸受
12 吸込口
12a 通風溝
13 排出口
14 空気流入口
15 ハウジングの合わせ面
17 スピンドル
18 ハンマ
19 アンビル

Claims (1)

  1. 略円筒状のヨークと、該ヨークに挿通されたアマチュアと、該アマチュアを回転可能に支持する軸受を有するモータと、
    該モータを収容する2つ割の外枠であって、前記軸受を支持するリブを有するハウジングと、
    前記モータによって回転駆動される冷却ファンと、
    を有する電動工具において、
    前記リブをハウジングの端部に形成するとともに、ハウジングの前記リブに隣接する部分に、該ハウジングの合わせ面に対して垂直方向に延びてハウジングの外面から内面まで貫通する通風溝を形成したことを特徴とする電動工具。
JP2005139212A 2005-05-12 2005-05-12 電動工具 Withdrawn JP2006315120A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008038348A1 (de) 2007-08-27 2009-04-23 Hitachi, Ltd. Halbleiter-Stromrichter
JP7464112B2 (ja) 2020-04-28 2024-04-09 工機ホールディングス株式会社 動力工具

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