JP2017093424A - 農業用ハウスのカーテン用不織布 - Google Patents

農業用ハウスのカーテン用不織布 Download PDF

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Abstract

【課題】透光性、保温性、保水性を備えた農業用ハウスのカーテン用不織布を提供する。
【解決手段】顔料を含有しないエチレンテレフタレート系重合体によって形成された繊維により構成される不織布である。この不織布は、構成繊維の繊度が3〜15デシテックスであり、繊維量の目付が15〜70g/mであり、透光率が60%以上であり、通気度が350cc/cm/sec以下である。
【選択図】なし

Description

本発明は農業用ハウスのカーテン用不織布に関し、特に、農業用ハウスのハウス壁の内面すなわちハウスの側壁や天井板の内面に沿って配置さけるサイドカーテンとして用いられるサイドカーテン用不織布や、植付け作物よりも上側かつ天井板よりも下側の位置に設置される内張りカーテン用不織布などの、農業用ハウスのカーテン用不織布に関する。
農業用ハウスにおける保温は暖房機に頼って実施されるのが通例である。しかし、そのための燃料である重油や灯油の価格高騰を受け、暖房機以外での保温性向上を目的に、さまざまな試みが見直され、提案され、実施されている。ハウス内での温度、湿度等は作物の成長に影響を与え、温度、湿度は低すぎても高すぎても良くない。
暖房機以外の手段にてハウス内の保温性を向上するために、内張りカーテンを用い、この内張りカーテンを開け閉めすることで温湿度を調整することが行われている。そして、近年ではこの内張りカーテンも二重、三重となり、フィルムや不織布等が必要に応じて使用されている。さらに農業用ハウス全体からの放熱を抑えるため、ハウスの構造全体を二重のフィルムにして、そのフィルム同士の間に形成される空間に送風機で空気を送り込むことで断熱性を向上させた二重膜構造のハウスも提案されている(特許文献1)。
この二重構造ハウスは、空気断熱層を有し、しかも高い透光性を備えている。しかし、この二重膜フィルムに送風してフィルムが膨張した場合には、条件により作物の生育に悪い影響が出たり、送風した空気が結露し二重構造のフィルム同士の内部に水が溜まりフィルムが破れたり、ハウス内側に結露が起こり作物の生育に影響する等の問題がある。
このほかに、農業用ハウスのサイド面からの放熱を防ぐため、三層構成のプラスチック気泡シートが提案されている(特許文献2)。しかし、この三層構成のプラスチック気泡シートは、フィルムで構成され、透光性は高いものの、内部に空気層はあるがその厚さは特許文献1の二重膜構造ハウスより薄く、構成する素材が保温性の低いオレフィン系樹脂であることから遠赤外線の透過率が高く、これらが原因して保温性は十分とは言えず、また通気性が無いため結露がおこり作物の生育に影響するという問題がある。
一方、カーテンに不織布を用いることを想定できる。その場合に、不織布は、繊維製品であることからその表面積が大きく、また通気性、空隙があり、結露水を保水でき、結露水を保水することで断熱性が増すというメリットがある。そのため、上述の問題は起こらない。しかし、繊維製品であるがゆえに光の散乱が起こることで透光率が低く、したがって朝日の光をハウス内に十分取り込めないという課題がある。
特開2010−29158号公報 特開2009−45060号公報
本発明の課題は、透光性、保温性、保水性を備えた農業用ハウスのカーテン用不織布を提供することにある。
本発明者は、上記課題を達成するために鋭意検討したところ、酸化チタン等の顔料を含有しないエチレンテレフタレート系繊維で構成することで、透光率の高い不織布が得られることを見出し、本発明に到達した。なおかつ、このエチレンテレフタレート系樹脂にタルクを含有させることで、高速紡糸により一気に紡糸・延伸し開繊性良好なスパンボンド不織布が得られることを見出した。
本発明は、以下の事項を要旨とするものである。
(1)顔料を含有しないエチレンテレフタレート系重合体によって形成された繊維により構成される不織布であって、構成繊維の繊度が3〜15デシテックスであり、繊維量の目付が15〜70g/mであり、透光率が60%以上であり、通気度が350cc/cm/sec以下であることを特徴とする農業用ハウスのカーテン用不織布。
(2)繊維量の目付が15〜60g/mであり、透光率が65%以上であることを特徴とする(1)の農業用ハウスのカーテン用不織布。
(3)繊維量の目付が35〜70g/mであり、通気度が150cc/cm/sec以下であることを特徴とする(1)の農業用ハウスのカーテン用不織布。
(4)熱圧接不織布であり、その圧接面積率が25%以上であることを特徴とする(1)から(3)までのいずれかの農業用ハウスのカーテン用不織布。
(5)不織布を構成する繊維の断面形状が扁平であり、その長径と短径の比が5以上であることを特徴とする(1)から(4)までのいずれかの農業用ハウスのカーテン用不織布。
(6)バインダー樹脂が含浸及びまたはコーティングされていることを特徴とする(1)から(5)までのいずれかの農業用ハウスのカーテン用不織布。
(7)エチレンテレフタレート系重合体は、平均粒径が0.5〜3μmであるタルクを1質量%以下含有していることを特徴とする(1)から(6)までのいずれかの農業用ハウスのカーテン用不織布。
(8)上記(1)から(7)までのいずれかの農業用ハウスのカーテン用不織布を製造するときに、エチレンテレフタレート系重合体を紡糸口金より紡出し、紡出糸条をエアーサッカーにて牽引・細化した後、開繊させることを特徴とする農業用ハウスのカーテン用不織布の製造方法。
(9)上記(1)から(8)までのいずれかの農業用ハウスのカーテン用不織布が樹脂フィルムに貼り合わされていることを特徴とする農業用ハウスのカーテン。
本発明の不織布によれば、エチレンテレフタレート系重合体によって構成され、この重合体は、酸化チタン等の顔料を含有していないため透光率が高く、特に、構成繊維が扁平糸であると、さらに透光率が向上し、使用上において耐毛羽立ち性も向上する。透光性の高い資材であり、不織布であるため吸湿性、保水性にも優れている。またエチレンテレフタレート系重合体にタルクを含有させることで、スパンボンド法にて本発明の効果を備えた開繊性良好な不織布が容易に得られ、サイドカーテンや内張りカーテンなどの農業用ハウスのカーテンに好適に用いることができる。
本発明の農業用ハウスのカーテン用不織布は、その構成繊維がエチレンテレフタレート系重合体によって形成される。エチレンテレフタレート系重合体としては、ポリエチレンテレフタレートや、エチレンテレフタレート単位に他の酸成分やジオール成分が共重合しているもの等が挙げられる。耐熱性等の観点より、エチレンテレフタレート単位が80モル%以上であることが好ましく、ポリエチレンテレフタレートがより好ましい。この重合体は、エチレングリコール等のグリコール類や、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸を、共重合していてもよい。
エチレンテレフタレート系重合体は、白色顔料である酸化チタン等の顔料を含有しない。したがって、本発明の不織布の構成繊維は透明性が良好である。
本発明の不織布を構成する繊維の繊度は、3〜15デシテックスであることが必要である。構成繊維の繊度が3デシテックス未満となると、構成繊維が細くなり光の乱反射が増し、透光率が低下する。反対に繊度が15デシテックスを超えると紡糸安定性が低下する。これらの理由からより好ましくは5〜13デシテックスであり、さらに好ましくは8〜12デシテックスである。
本発明の不織布における繊維量の目付は、すなわち後述のような含浸やコーティングされたバインダー樹脂を含まない、繊維量だけの目付は、15〜70g/mであることが必要である。目付が15g/m未満となると、十分な透光性が得られるが、機械的特性が低く加工性に劣るだけでなく、繊度によっては通気性が高くなりすぎるため十分な保温性が得られにくくなる。また、目付が70g/mを超えると、繊度が高くても繊維数が多く厚みも増すため十分な透光性が得られない。
本発明の農業用ハウスのカーテン用不織布として、具体的には、農業用ハウスのハウス壁の内面すなわちハウスの側壁や天井板の内面に沿って配置さけるサイドカーテンとして用いられるサイドカーテン用不織布と、植付け作物よりも上側かつ天井板よりも下側の位置に設置される内張りカーテン用不織布とを挙げることができる。
このうち、サイドカーテン用不織布の場合は、繊維量の目付は、上記の理由から、15〜60g/mであることが好ましく、20〜50g/mであることがより好ましい。一方、内張りカーテン用不織布の場合は、同様の理由によって、35〜70g/mであることが好ましく、40〜60g/mであることがより好ましい。
本発明の不織布は、JISに規定される透光率が60%以上であることが重要である。不織布の透光率が60%未満であると、太陽光等の光をハウス内へ十分取り込めず作物の生育の進みが遅れる。この理由から、詳細には、サイドカーテン用不織布の場合は、より高い透光率であることが好ましく、実用的には65%以上であることが好ましく、75%以上であることがより好ましい。一方、内張りカーテン用不織布の場合は、実用的には透光率は60%以上を要し、より好ましくは65%以上である。
本発明の不織布は、通気度が350cc/cm/sec以下であることが必要である。不織布の通気度が350cc/cm/secより高いと、夜間の温度低下により結露した水を保水、蒸散する性能は高いが、ハウス内の保温性が十分に得られない。この理由から、詳細には、サイドカーテン用不織布の場合は、通気度は300cc/cm/sec以下であることが好ましく、100cc/cm/sec以下であることが特に好ましい。一方、内張りカーテン用不織布の場合は、同様の理由により、通気度は150cc/cm/sec以下であることが好ましく、100cc/cm/sec以下であることがより好ましく、50cc/cm/sec以下であることがいっそう好ましい。
本発明の不織布は、スパンボンド法で製造された熱圧接不織布であることが好適で、その圧接面積率は25%以上であることが好ましい。熱圧接不織布でない場合、例えばニードルパンチ不織布では、不織布の厚みが嵩み、乱反射が増加して透光率が低下するため好ましくない。また、その圧接面積率が25%未満であると、非圧接部分が広範囲であるため同様に透光率が低下し好ましくない。
本発明の不織布を構成する繊維の断面は、上述した性能が満たされていれば特に限定するものではないが、断面形状が扁平であり、その長径と短径の比(長径/短径)が5以上であることが好ましい。ここにいう「扁平」とは、楕円形を含む概念である。この比が5未満であると、扁平度が低く光があたった時に乱反射が増え、結果として透光率が低下しやすくなる。一方で、この比が20を超えると、繊維断面の異形の度合いが高すぎて繊維の紡糸安定性が損なわれやすくなる。このことから、繊維断面の長径と短径の比は8〜16がより好ましい。反対に繊維断面形状が例えば丸(中空含む)である場合は、扁平形状に比べ使用時に毛羽が立ちやすいため、外観上あまり良くない。一方、扁平以外の異形断面は、光があたった時に乱反射が増え結果として透光率が低下するため好ましくない。
特に、植付け作物よりも上側かつ天井板よりも下側の位置に設置される内張りカーテン用不織布の場合は、採光を目的として透光率を向上させるために、扁平である断面形状の長径と短径の比(長径/短径)が10以上であることが好ましい。この比をこの範囲に設定することで、上記のように透光率を向上させることができるうえに、空気の通路が狭くなって通気度を下げやすくすることができる。
農業用ハウスにおいて、これまで、内張りカーテンには、夜間におけるハウス内の温度低下の抑制性能と、結露の防止性能とが、主として求められてきた。このため、昼間はカーテンを開け、夜間のみカーテンを用いることが行われていた。特に不織布製のカーテンは、透光率が高くないため、そのカーテンが作物よりも天井側に張られることで光が遮られ、ハウス内が暗くなる。このため、不織布製のカーテンは、上述のように昼間は開けられることが通常であった。しかしながら、このような内張りカーテンを用いている寒冷地では、気温が上昇していない朝方は、ハウス内の保温のためにカーテンを開けたくないが、光は取り込みたいという要望があった。そこで、本発明の農業用ハウスのカーテン用不織布を特に内張りカーテンに適用すれば、透光率を向上させることができるため、朝方や昼間においてもカーテンを開けずに閉じたままで十分に光を取り込むことができ、しかも上記のように通気度を下げやすくすることができることで保温効果を得ることもできる。
本発明の不織布は、所要の機械的特性を得るために、繊維同士の熱圧接により一体化した後に、バインダー樹脂等を含浸および、またはコーティングすると良い。熱圧接のみによる一体化では、場合によっては、その機械的特性を得るために高温での圧接により圧接強度を高くすることが必要になることがあり、その結果として繊維に与えるダメージが大きく破れやすくなり耐久性に劣ることが起こり得る。このためバインダー樹脂等を含浸および、またはコーティングする場合は、その熱圧接温度は、比較的低めの、(不織布を構成する重合体の融点−30)℃から(その融点−100)℃が良い。用いるバインダー樹脂は、特に限定しないが、アクリル系、エステル系、EVA、ポバール等を挙げることができる。不織布の構成繊維を形成するためのエチレンテレフタレート系重合体と屈折率が近いものが好ましい。なお、バインダー樹脂等を含浸および、またはコーティングすることで、上述した通気度をより低く抑えることが可能である。
本発明の不織布は、上述の性能が得られれば、長繊維不織布であっても短繊維不織布であっても良い。しかし、短繊維不織布は繊維端部が多く存在することから透光率の低下が懸念され、生産工程も長く、機械的特性も長繊維不織布に及ばない。このため、上述のように長繊維不織布であるスパンボンド不織布であることがより好ましい。
スパンボンド不織布を得るためのエチレンテレフタレート系重合体は、タルクを含有すると好ましい。スパンボンド不織布に用いられるタルクの平均粒径(体積平均粒径)は、0.5〜3μmであることが好ましい。3μm以下とすることにより、スパンボンド法によって紡糸する際に糸切れ等のトラブルが発生しにくいためである。また、0.5μm以上とすることにより、光の乱反射により白色化することを抑え、透明性の高い繊維を得ることができる。
エチレンテレフタレート系重合体に含有させるタルクの量は、多くとも1質量%であることが好ましい。すなわち1質量%以下含有させることにより、スパンボンド法にて不織布を製造する際、すなわち、エチレンテレフタレート系重合体を紡糸口金より紡出し、紡出糸条をエアーサッカーにて高速で牽引・細化する際の、紡糸性を向上させることができる。また、牽引・細化した後の開繊工程において、繊維同士が良好に開繊することができる。さらに、得られたスパンボンド不織布は、剛性が向上し、寸法安定性の良好なものとなる。好ましい含有量は、0.5質量%以下であり、さらには0.2質量%以下がより好ましい。一方、上記効果を奏するためには、タルクの含有量の下限は0.01質量%がよい。反対に1質量%を超えて含有させると、紡糸性に問題が生じやすく、また、コスト的にも不利であり、しかも、所望する透光性が得られなくなる懸念が生じるという弊害が生じやすい。なお、エアーサッカーにて牽引する際の速度は、4500m/分以上であることが好ましい。
エチレンテレフタレート系重合体にタルクを含有させる方法としては、タルクを含有させたマスターチップを用いることが好ましい。マスターチップが含有するタルクの量は、0.5〜50質量%がよい。タルクは粉末状であることから、不織布の製造工程においてエチレンテレフタレート系重合体に粉末状のタルクを添加する方法では、タルクの添加量が少量であるため、エチレンテレフタレート系重合体とタルクとが良好に混ざり合うことが困難となり、重合体中にタルクが一様に分散して存在することが難しくなる。マスターチップを用いる際には、特に限定はしないが、(マスターチップ:エチレンテレフタレート系重合体のチップ)の比が1:10〜1:500程度であることが良く、1:30〜1:200程度がより好適で、これにより重合体中にタルクを一様に分散して存在させることができる。
なお、本発明の効果を奏する範囲内において、農業用ハウスのカーテン用のスパンボンド不織布への要求性能にもとづいて、防炎剤、消臭剤、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、酸化防止剤等の各種添加剤を添加してもよい。
本発明の農業用ハウスのカーテン用不織布は、塩化ビニールやポリオレフィン系等の樹脂フィルムと貼り合わせてカーテンを構成することもできる。このような貼り合わせ構造のカーテンは、特に農業用ハウスの側面と妻面とに好ましく用いることができ、不織布を作物側すなわちハウスの内面側に配置して用いることが好適である。そうすることで、結露が発生した場合には、その結露を保持して作物に悪影響が及ばないようにすることができる。また保温性を一段と向上することができる。さらに結露した水分を迅速に蒸散させることもできる。
次に、実施例により本発明を具体的に説明する。なお、本発明は、以下の実施例によって何ら限定されるものではない。また、実施例における各特性値は、次のようにして求めたものである。
(1)ポリエチレンテレフタレートの相対粘度(ηrel):フェノールと四塩化エタンとの当質量混合溶媒100ccに試料0.5gを溶解し、温度20℃の条件で測定した。
(2)融点(℃):パーキンエルマー社製の示差走査型熱量計「DSC−7型」を用い、昇温速度20℃/分で測定した。
(3)構成繊維の長径/短径比:顕微鏡にて繊維の断面を10本観察し、その長径と短径を測定して長径と短径との比を算出し、その平均値を比とした。
(4)構成繊維の繊度(デシテックス):SEARCH CO.LTD製の「DENICON DC−21」を使用して、試料長25mmで、本数10本について測定し、平均値を繊度(dtex)とした。
(5)目付(g/m):JIS L 1913に基づき測定した。
(6)透光率(%):JIS L 1906の5.10に準じ、光源の照度を2000lxとして、試料数N=5の平均値を透光率(%)とした。
(7)通気度(cc/cm/sec):JIS L 1913の6.8.1のフラジール形法に準じ測定し、試料数N=5の平均値を通気度とした。
[実施例1〜4、比較例1〜4]
重合触媒に三酸化アンチモンを用い、融点255℃、相対粘度1.41としたポリエチレンテレフタレート(PET)に、タルク(日本タルク社製「SG−2000」 平均粒径(レーザー回析法)1.0μm)が5質量%含有しているマスターチップを用意した。このマスターチップと、ポリエチレンテレフタレート(重合触媒が三酸化アンチモン、融点255℃、相対粘度1.41)のバージンチップとを、質量比で(マスターチップ):(バージンチップ)=1:99の割合に混錬し、ポリエチレンテレフタレートにタルクが0.05質量%含有するようにして、溶融紡糸した。
すなわち、前記混練した重合体をエクストルーダー型溶融押出し機に供給し、繊維断面が楕円(扁平)形となる紡糸口金(長軸と短軸との比が10:1)を通して、長繊維を溶融紡出した。溶融紡糸に際して、溶融温度を285℃、単孔吐出量を(a)1.67g/分と(b)2.39g/分とに設定した。溶融紡出した糸状は、エアーサッカーにて牽引・細化し、公知の開繊器を用いて開繊させ、移動する捕集面上に堆積させて、それぞれ(a)3.4デシテックス、(b)5.2デシテックスの長繊維不織ウェブとした。次いで、彫刻ロール(圧接面積率37%、織目柄)と、平滑ロールとからなるエンボス装置に通し、熱圧着部を形成させて、それぞれ繊維量のみの目付が20、30、50、70g/mのスパンボンド不織布を得た。
得られた不織布の物性を表1に示す。
Figure 2017093424
吐出条件(a)の目付20、30g/m品と、吐出条件(b)の目付30、50g/m品とは、本発明の実施例の不織布であった(実施例1〜4)。また、吐出条件(b)の目付50g/m品は、目付が高くなったことから、透光率が60%であり、カーテンとしては、内張りカーテンとして好適に使用できるものであった(実施例4)。これに対し、吐出条件(b)の目付20g/m品は、透光率は高かったが、通気度が高すぎた(比較例3)。また、吐出条件(a)の目付50、70g/m品及び吐出条件(b)の目付70g/m品は、透光率が低く本発明の実施例の不織布ではなかった(比較例1、2、4)。
[実施例5〜6、比較例5]
実施例1に比べて、繊維断面が円形の紡糸口金を通して長繊維を溶融紡出し、単孔吐出量を5.55g/分に設定し、11.0デシテックスの長繊維不織ウェブとした点を相違させた。そして、それ以外は実施例1と同じとして、目付30、50、70g/mのスパンボンド不織布を得た。得られた不織布の物性を表1に示す。
目付50、70g/m品は本発明の実施例の不織布であった(実施例5〜6)。また、目付70g/m品は、目付が高くなったことから、透光率が60%であり、カーテンとしては、内張りカーテンとして好適に使用できるものであった(実施例6)。これに対し、目付30g/m品は透光率は高かったが通気度が高すぎ、本発明の実施例の不織布ではなかった(比較例5)。
[実施例7]
実施例5の繊維量のみの目付50g/mの不織布に、アクリル樹脂系のバインダーを、12質量%目標となるように含浸させた。得られた不織布の物性を表1に示す。バインダーを含むトータルの目付は56g/mであった。この不織布は、含浸前の不織布より透光率、通気性は低下したものの、十分な強度、耐久性を有するものであった。
[実施例8〜13]
実施例1のマスターチップに比べ、タルク濃度のみを10質量%に変更したマスターチップを用いた。このマスターチップとポリエチレンテレフタレートとの割合すなわち(マスターチップ):(バージンチップ)を、質量比で、(A)1:99、(B)1:199、(C)3:1000として、単孔吐出量2.39g/分で吐出し、その他の条件は実施例1と同じとして、繊維量の目付が25g/m、40g/mの不織布を得た。得られた不織布の物性を表2に示す。マスターチップの添加量に関わらず目付25g/m品は、透光率が70%前後と高く、カーテンとしては、サイドカーテンとして好適に使用できるものであった(実施例8〜10)。また、目付40g/m品は、目付が高くなったことから、透光率が60%あるいは61%であり、カーテンとしては、内張りカーテンとして好適に使用できるものであった(実施例11〜13)。
Figure 2017093424
[実施例14]
実施例9の不織布(マスターチップ(タルク濃度10質量%)とポリエチレンテレフタレートとの質量比を1:199とした目付25g/m品)に、アクリル樹脂を10g/mコーティングした。得られた不織布の物性を表2に示す。実施例9の不織布に比べ透光率は低下したが、通気性は低くなり、十分な強度、耐久性を有するものであった。
[実施例15〜18]
実施例1のマスターチップに比べ、タルク濃度のみを20質量%に変更したマスターチップを用いた。このマスターチップとポリエチレンテレフタレートとの割合すなわち(マスターチップ):(バージンチップ)を、質量比で、1:399とし、単孔吐出量を5.55g/分とした。そして、それ以外は実施例1と同様にして、単糸繊度9.0デシテックスで繊維量のみの目付20、30、40、48g/mの不織布を得た。そして、そののちに、実施例7で用いたのと同じバインダーを含浸させ、それぞれトータルの目付が22、33、44、53g/mの不織布とした(実施例15〜18)。得られた不織布の物性を表2に示す。いずれの不織布も、本発明の不織布としての物性を有するものであった。
[実施例19〜22]
実施例15と比べて、単孔吐出量を(i)6.11g/分、(ii)7.33g/分に変更した。そして、それ以外は実施例15と同様にして、単糸繊度がそれぞれ(i)11.7デシテックス、(ii)14.2デシテックスで、繊維量のみの目付27、55g/mの4種類の不織布を得た。そののちに、実施例7で用いたバインダーを含浸して、目付30、60g/mの4種類の不織布を得た(実施例19〜22)。得られた不織布の物性を表2に示す。いずれの不織布も、本発明の不織布としての物性を有するものであった。
[比較例6]
ポリエチレンテレフタレートとして、重合触媒が三酸化アンチモンとトリエチルホスフェートと酢酸コバルトであり、融点が255℃、相対粘度が1.385、酸化チタンを0.4質量%含有したものを用いた。そして、タルクマスターチップを添加せずに、単孔吐出量を2.39g/分とし、それ以外は実施例1と同様にして、不織布を得た。そののちに、実施例7で用いたバインダーを含浸して、目付55g/mの比較例6の不織布を得た。得られた不織布の物性を表2に示す。この不織布は、透光率が低いものであった。
[実施例23]
実施例15に比べ、長軸と短軸との比が15:1となる紡糸口金を通して、長繊維を溶融紡出させた点を変更した。そして、それ以外は実施例15と同様にして、単糸繊度11.6デシテックスで繊維量のみの目付48g/mの不織布を得た。そして、実施例15と同様に、得られた不織布に、実施例7で用いたのと同じバインダーを含浸させた。得られた不織布の物性を表2に示す。バインダーを含むトータルの目付は55g/mであった。この不織布は、長径と短径との比が14であり、その比が8.5である実施例15の不織布よりも通気性が抑えられ、しかも必要な透光率が得られた。

Claims (9)

  1. 顔料を含有しないエチレンテレフタレート系重合体によって形成された繊維により構成される不織布であって、構成繊維の繊度が3〜15デシテックスであり、繊維量の目付が15〜70g/mであり、透光率が60%以上であり、通気度が350cc/cm/sec以下であることを特徴とする農業用ハウスのカーテン用不織布。
  2. 繊維量の目付が15〜60g/mであり、透光率が65%以上であることを特徴とする請求項1記載の農業用ハウスのカーテン用不織布。
  3. 繊維量の目付が35〜70g/mであり、通気度が150cc/cm/sec以下であることを特徴とする請求項1記載の農業用ハウスのカーテン用不織布。
  4. 熱圧接不織布であり、その圧接面積率が25%以上であることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載の農業用ハウスのカーテン用不織布。
  5. 不織布を構成する繊維の断面形状が扁平であり、その長径と短径の比が5以上であることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項記載の農業用ハウスのカーテン用不織布。
  6. バインダー樹脂が含浸及びまたはコーティングされていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項記載の農業用ハウスのカーテン用不織布。
  7. エチレンテレフタレート系重合体は、平均粒径が0.5〜3μmであるタルクを1質量%以下含有していることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項記載の農業用ハウスのカーテン用不織布。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項に記載の農業用ハウスのカーテン用不織布を製造するときに、エチレンテレフタレート系重合体を紡糸口金より紡出し、紡出糸条をエアーサッカーにて牽引・細化した後、開繊させることを特徴とする農業用ハウスのカーテン用不織布の製造方法。
  9. 請求項1から7までのいずれか1項に記載の農業用ハウスのカーテン用不織布が樹脂フィルムに貼り合わされていることを特徴とする農業用ハウスのカーテン。
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