JP2017092708A - 投影装置、投影方法、及び投影システム - Google Patents

投影装置、投影方法、及び投影システム Download PDF

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Abstract

【課題】スクリーンに投影する投影画像の調整を容易にすることができる技術を提供する。【解決手段】投影装置100において、画像取得部107は、入力画像を取得する。投影部119は、入力画像に基づく投影用画像をスクリーンに投影する。撮像部112は、スクリーンに投影された投影画像の少なくとも一部を撮像して撮像画像を生成する。画像生成部108は、投影用画像の調整の間に、撮像画像の少なくとも一部の領域を拡大した拡大画像が所定の位置に重畳された投影用画像を生成する。【選択図】図2

Description

本発明は、投影装置、投影方法、及び投影システムに関する。
プロジェクタから投影された投影画像を調整する技術が知られている。特許文献1には、各プロジェクタの配置、傾き、個体差などによる投影画面の位置ずれの調整を支援する技術が開示されている。
特開2012−142669号公報
上述の特許文献に開示された技術は、複数台のプロジェクタから特別なテストチャートが投影されたスクリーンを撮像した結果を用いて、投影画像の位置ずれを自動的に調整する。しかしながら、テストチャートを用いて自動的に投影画像を調整する技術においては、スクリーンが無地でない場合、又はユーザが実際にスクリーンに投影したい画像を投影させた状態で画像を調整する場合等に画像を調整することが困難であるという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、スクリーンに投影する投影画像の調整を容易にすることができる技術を提供することを目的とする。
本発明の投影装置は、入力画像を取得する画像取得手段と、前記入力画像に基づく投影用画像をスクリーンに投影する投影手段と、前記スクリーンに投影された投影画像の少なくとも一部を撮像して撮像画像を生成する撮像手段と、前記投影用画像の調整の間に、前記撮像画像の少なくとも一部の領域を拡大した拡大画像が所定の位置に重畳された前記投影用画像を生成する画像生成手段と、を有することを特徴とする。
本発明の投影方法は、投影装置のプロセッサが実行する投影方法であって、入力画像を取得するステップと、前記入力画像に基づく投影用画像をスクリーンに投影するステップと、前記スクリーンに投影された投影画像の少なくとも一部を撮像して撮像画像を生成するステップと、前記投影用画像の調整の間に、前記撮像画像の少なくとも一部の領域を拡大した拡大画像が所定の位置に重畳された前記投影用画像を生成するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の投影システムは、第1投影装置と第2投影装置とを備える画像データの投影システムであって、前記第1投影装置は、前記画像データの部分画像である第1入力画像を取得する画像取得手段と、前記第1入力画像に基づく第1投影用画像をスクリーンに投影する投影手段と、前記スクリーンに投影された投影画像の少なくとも一部を撮像して撮像画像を生成する撮像手段と、を備え、前記第2投影装置は、前記画像データの部分画像である第2入力画像を取得する画像取得手段と、前記第2入力画像に基づく第2投影用画像をスクリーンに投影する投影手段と、前記第1投影装置による前記第1投影用画像の調整または前記第2投影装置による前記第2投影用画像の調整の少なくともいずれか一方の調整の間に、前記第1投影装置の撮像手段が撮像した撮像画像の少なくとも一部の領域を拡大した拡大画像が所定の位置に重畳された前記第2投影用画像を生成する画像生成手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、スクリーンに投影する投影画像の調整を容易にすることができる技術を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る投影システムの全体構成を模式的に示す図である。 第1の実施の形態に係る投影装置の内部構成を模式的に示す図である。 投影システムが実行するエッジブレンドにおける位置調整を説明するための図である。 画像エンジンが生成する部分画像における共通領域の輝度レベルを模式的に示す図である。 拡大画像が重畳された部分画像の一例を示す図である。 投影装置が実行するエッジブレンド時の位置調整支援処理の流れを説明するフローチャートである。 第2の実施の形態に係るフォーカス調整処理を説明するための図である。 第2の実施の形態に係る投影装置が実行するフォーカス調整支援処理の流れを説明するフローチャートである。 第3の実施の形態に係るキーストン補正処理を説明するための図である。 第3の実施の形態に係る投影装置が実行するキーストン補正支援処理の流れを説明するフローチャートである。 第4の実施の形態に係る幾何補正処理を説明するための図である。 第4の実施の形態に係る投影装置が実行する幾何補正支援処理の流れを説明するフローチャートである。
<第1の実施の形態>
[投影システムの概要]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る投影システム1の全体構成を模式的に示す図である。第1の実施の形態に係る投影システム1は、複数の投影装置を用いて1つの大きな映像をスクリーンに投影する、いわゆるマルチ投影システムである。このため投影システム1は、第1投影装置100a、第2投影装置100b、制御装置200、及びスクリーン300を備える。
第1投影装置100aと第2投影装置100bとはそれぞれ、制御装置200が供給する画像データを画像光に変換してスクリーン300に投影する。第1投影装置100aと第2投影装置100bとはそれぞれ、例えばプロジェクタを用いて実現できる。以下本明細書において、第1投影装置100aと第2投影装置100bとを区別する場合を除き、単に「投影装置100」と記載する。なお図1に示す投影システム1は、第1投影装置100aと第2投影装置100bとの2つの投影装置100を備える場合の例を示しているが、投影システム1が備える投影装置100の数は2つに限られず、3つ以上であってもよい。
制御装置200は、第1投影装置100aと第2投影装置100bとに投影させる画像データを生成し、各投影装置100に出力する。制御装置200は、例えばノートPC(Personal Computer)、デスクトップPC、タブレットコンピュータ等の計算機を用いて実現できる。図1に示す例では、制御装置200は、画像データである1つの投影対象画像400を第1部分画像402aと第2部分画像402bとに分割し、第1部分画像402aを第1投影装置100aに、第2部分画像402bを第2投影装置100bにそれぞれ出力している。以下、本明細書において、第1部分画像402aと第2部分画像402bとを区別する場合を除き、1台の投影装置100が投影する画像を単に「部分画像402」と記載する。
スクリーン300は、投影装置100が投影する画像を結像させる。スクリーン300は映像を結像できるものであればどのようなものでもよく、例えば一般的な反射型スクリーン及び透過型スクリーンでも実現できる。またスクリーン300は、建造物の壁や床、天井等であってもよい。
[投影装置100の構成]
図2は、第1の実施の形態に係る投影装置100の内部構成を模式的に示す図である。投影装置100は、操作パネル101、赤外線受光部102、CPU(Central Processing Unit)103、レンズシフト駆動部104、光源制御部105、光源106、画像取得部107、画像エンジン109、パネルドライバ110、投射パネル111、撮像部112、撮像ズームレンズ113、映像伝送バス114、内部制御バス115、フォーカス調整部116、及び投射レンズ117を備える。
赤外線受光部102と操作パネル101とは、ユーザから投影装置100に対する操作を受け付ける操作受付部118を構成する。また、画像エンジン109とパネルドライバ110とは、画像取得部107が取得した画像信号に基づいて投影用画像を生成する画像生成部108を構成する。さらに、光源106、投射パネル111、フォーカス調整部116、及び投射レンズ117は、投影用画像をスクリーン300に投影する投影部119を構成する。ここでフォーカス調整部116は、投影部119がスクリーン300に投影する投影画像のフォーカスを、ユーザが手動で調整するためのフォーカス調整機能を提供する。
操作パネル101は、投影装置100を操作するためのユーザからの指示を受け付ける。操作パネル101は、例えばタッチスクリーンや、液晶及び操作ボタンによって実現できる。赤外線受光部102は、ユーザが投影装置100を操作するためにリモコンを操作した際の制御信号を受光する。操作パネル101と赤外線受光部102とで、操作受付部118を構成する。
CPU103は、投影装置100を構成する各部を制御する。レンズシフト駆動部104は、投射レンズ117の位置を制御する駆動モータ(不図示)を備える。レンズシフト駆動部104は、CPU103の指示に応じて投射レンズ117を制御し、スクリーン300における画像の投射位置を制御したり、光学ズーム倍率を制御したりする。光源制御部105は、光源106を制御する。光源106は、スクリーン300に投影するための画像光を生成するための光源であり、例えば高圧水銀ランプやLED(Light Emitting Diode)光源によって実現できる。
画像取得部107は、制御装置200から出力された画像データを投影装置100に入力するための映像IF(InterFace)コネクタであり、例えばHDMI(登録商標、High-Definition Multimedia Interface)コネクタ及び図示しないHDMI受信LSI(Large Scale Integration)を用いて実現される。HDMI受信LSIは、制御装置200と投影装置100とを結ぶHDMIケーブルを介して投影装置100から画像データを取得する。以下本明細書において、投影装置100が制御装置200から取得した画像データを「入力画像データ」又は単に「入力画像」と記載する。
画像エンジン109は、入力画像に対して、キーストン補正、色変換、IP(Interlace/Progressive)変換、スケーラ処理、コントラスト補正、後述するエッジブレンド位置調整時のマーカ重畳、ブレンド領域の輝度調整等、各種画像処理を実行する。画像エンジン109は、例えば既知のGPU(Graphics Processing Unit)によって実現できる。
パネルドライバ110は、投射パネル111の各画素の動作を制御する。パネルドライバ110は、画像エンジン109から受けた画像データに応じて投射パネル111を制御する。
投射パネル111は、2次元に配置された画像素子で構成される。投射パネル111は、パネルドライバ110からの制御信号に応じて光源106の光を偏光させ、画像表示光を形成する。投射パネル111は、例えば透過型液晶パネルや反射型液晶パネル、DLP(Digital Light Processing)パネルで実現できる。
撮像部112は、投影装置100の投射面であるスクリーン300を含む被写体を撮像し、映像伝送バス114を介して画像エンジン109に生成した撮像画像を伝送する。撮像部112は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサやCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の既知の固体撮像素子を用いて実現できる。撮像ズームレンズ113は、投影装置100の投射面を撮像する際に撮像箇所の拡大や合焦をするためのレンズである。
映像伝送バス114は、画像信号を伝送するためのバスである。映像伝送バス114は、画像取得部107が取得した画像データを伝送したり、撮像部112が撮像して生成した撮像画像を伝送したりする。内部制御バス115は、CPU103が投影装置100の各部を制御するための制御信号を送受信するためのバスである。
[エッジブレンドの位置調整]
続いて、投影システム1におけるエッジブレンドの位置調整について説明する。
上述したように、第1の実施の形態に係る投影システム1は、複数の投影装置100を備える。図1に示すように、第1投影装置100aは、投影対象画像400の部分画像である第1部分画像402aをスクリーン300に投射する。また第2投影装置100bは、投影対象画像400の部分画像であって第1部分画像402aとは異なる第2部分画像402bをスクリーン300に投射する。これにより、投影システム1は、1つの投影装置100では投影できない大きな映像をスクリーン300に投影することが実現できる。
ここで、第2部分画像402bは、第1部分画像402aの一部を含む部分画像である。すなわち、第1部分画像402aと第2部分画像402bとは、互いに共通する共通領域を有する。このため、スクリーン300において、第1投影装置100aが投影する第1部分画像402aの共通領域と、第2投影装置100bが投影する第2部分画像402bの共通領域とを重ね合わせることが重要となる。以下本明細書において、「エッジブレンド」または「エッジブレンディング」とは、各投影装置100がスクリーン300に投影する部分画像402の共通領域を重ね合わせることを表す。エッジブレンドをする際には、スクリーン300に投影された各部分画像の位置を調整する位置調整が行われる。
図3(a)−(b)は、投影システム1が実行するエッジブレンドにおける位置調整を説明するための図である。より具体的には、図3(a)は第1投影装置100aがスクリーン300に投影する第1部分画像402aを示す図であり、図3(b)は第2投影装置100bがスクリーン300に投影する第2部分画像402bを示す図である。第1部分画像402aと第2部分画像402bとはともに、入力画像に基づいて画像エンジン109が投影用画像として生成する画像である。
図3(a)において、符号500aで示す領域が、第1部分画像402aにおける共通領域となる第1共通領域500aである。同様に、図3(b)において符号500bで示す領域が、第2部分画像402bにおける共通領域となる第2共通領域500bである。図3(a)において符号510aで示す一点鎖線は、第1部分画像402aにおける第1共通領域500aとそれ以外の領域との境界を示す第1マーカ510aである。同様に、図3(b)において符号510bで示す一点鎖線は、第2部分画像402bにおける第2共通領域500bとそれ以外の領域との境界を示す第2マーカ510bである。画像エンジン109は、第1マーカ510aと第2マーカ510bとを、それぞれ第1部分画像402aと第2部分画像402bとに重畳して生成する。
以下本明細書において、第1共通領域500aと第2共通領域500bとを区別しない場合は、単に「共通領域500」と記載する。第1マーカ510aと第2マーカ510bとを区別しない場合は、単に「マーカ510」と記載する。共通領域500は、エッジブレンドの対象となるエッジブレンド領域である。
図3(a)−(b)に示すように、第1共通領域500aと第2共通領域500bとは同一の画像である。このため、第1共通領域500aと第2共通領域500bとをエッジブレンドすることにより、第1部分画像402aと第2部分画像402bとがシームレスに連結され、1つの大きな画像となる。
一般に、2つの投影画像が重ねて投影されると、重なった部分の画像の輝度は2つの投影画像の輝度の和となる。このため、部分画像402において共通領域500の輝度が共通領域以外の他の領域の輝度と同様の輝度であると、エッジブレンドしてできる画像は共通領域500の輝度が大きい画像となる。そこで、画像エンジン109は、制御装置200から取得した入力画像を加工し、スクリーン300に投影するための投影用画像を生成する。具体的には、画像エンジン109は、第1共通領域500aと第2共通領域500bとをエッジブレンドしたときに、共通領域500の輝度値が他の部分画像402の輝度値と拮抗するように、投影用画像を生成する。さらに具体的には、画像エンジン109は、部分画像402のうち共通領域500の輝度を他の領域の輝度と比較して低くなるようにして投影用画像を生成する。
図4は、画像エンジン109が生成する部分画像402における共通領域500の輝度レベルを模式的に示す図である。より具体的には、図4は、第1部分画像402aと第2部分画像402bとがエッジブレンドされた状態における各部分画像402の画素の輝度レベルを示す。図4に示すグラフおいて、実線は第1部分画像402a及び第1共通領域500aの画素の輝度レベルを示し、破線は第2部分画像402b及び第2共通領域500bの画素の輝度レベルを示す。
図4に示すように、画像エンジン109は、第1共通領域500aにおける輝度レベルが第1マーカ510aから離れるほど低くなるようにして第1部分画像402aを生成する。より具体的には、画像エンジン109は、第1共通領域500aにおける輝度レベルが、第1マーカ510a上において100%となり、エッジブレンド時に第2マーカ510bと重なる領域が0%となるようにして、第1部分画像402aを生成する。同様に、画像エンジン109は、第2共通領域500bにおける輝度レベルが第2マーカ510bから離れるほど低くなるようにして第2部分画像402bを生成する。
このようにして、画像エンジン109は、第1共通領域500aと第2共通領域500bとがエッジブレンドされたとき、第1共通領域500aの画素の輝度レベルと第2共通領域500bの画素の輝度レベルとの総和が100%となるように、第1共通領域500a及び第2共通領域500bの画素の輝度レベルを設定する。これにより、共通領域500をエッジブレンドしたときに、共通領域500の輝度レベルを部分画像402の他の領域の輝度レベルと合わせることができ、エッジブレンド後の合成画像の画質を向上することができる。
[エッジブレンド時の位置調整モード]
続いて、投影システム1が提供するエッジブレンド時の位置調整支援モードについて説明する。「位置調整モード」とは、投影システム1のユーザが複数の部分画像402をエッジブレンドする際にその補助となる情報を提示する投影システム1の一状態をいう。
投影システム1において、第1投影装置100aの撮像部112は、スクリーン300に投影された投影画像の少なくとも一部を撮像して撮像画像を生成する。画像エンジン109は、撮像部112から取得した撮像画像の少なくとも一部の領域を拡大した拡大画像を生成する。画像エンジン109が拡大する領域は、位置調整に時にユーザが参照する位置の領域であり、上述した共通領域500に対応する領域である。
画像エンジン109は、入力画像において、エッジブレンド時の位置調整時に重畳する場所として予め定められた位置に拡大画像を重畳し、新たな投影用画像を生成する。より具体的には、画像エンジン109は、投影用画像である部分画像402において拡大画像に対応する位置とは異なる位置に、拡大画像を重畳する。
図5は、拡大画像が重畳された部分画像402の一例を示す図である。図5は、第1部分画像402aと第2部分画像402bとのエッジブレンドが完了していない状態の投影画像を示しており、共通領域500において画像が二重になっている。図5において、第1部分画像402a上に重畳されている画像が、拡大画像530である。図5において符号532で表示されている矩形領域532が、スクリーン300に投影された投影画像において拡大画像530に対応する領域である。図5に示すように、矩形領域532は共通領域500の一部を含む。第1投影装置100aの撮像部112は、投影画像における矩形領域532を含む領域を撮像する。
図5に示すように、第1投影装置100aの画像エンジン109は、投影用画像である第1部分画像402aのうち共通領域500とは異なる領域に拡大画像530を重畳して投影用画像を再生成する。これにより、投影システム1のユーザは、スクリーン300に投影された共通領域500と、共通領域500の一部を拡大した拡大画像530とを同時に確認しながら、スクリーン300における部分画像402の投影位置を調整することが可能となる。この結果、ユーザは投影画像の全体を把握しつつ、かつ共通領域500の細部を確認することができ、エッジブレンド時の位置合わせの効率が向上する。
図6は、投影装置100が実行するエッジブレンド時の位置調整支援処理の流れを説明するフローチャートである。本フローチャートにおける処理は、例えば投影装置100の画像エンジン109が、画像取得部107が取得した入力画像に基づいて投影用画像である部分画像402を生成したときに開始する。
投影部119は、画像エンジン109が生成した部分画像402をスクリーン300に投影する(S101)。ここで、投影システム1のユーザが各投影装置100の操作パネル101やリモコンを操作し、各投影装置100をエッジブレンド時の位置調整モードに変更する。投影装置100が位置調整モードに移行していない間は(S102におけるNO)、投影部119は投影用画像の投影を継続する。
投影装置100が位置調整モードに移行すると(S102におけるYES)、投影装置100はスクリーン300における部分画像402にマーカ510を重畳して投影する(S103)。これは例えば画像エンジン109が、部分画像402にマーカ510を重畳することで実現できる。
なお、第1の実施の形態に係る投影装置100においては、一例として、画像エンジン109が、図3(b)で示すように部分画像402の中線よりも左側の位置を初期値としてマーカ510を配置することを想定している。この場合、投影システム1のユーザは、操作受付部118を操作して各部分画像402におけるマーカ510の位置が共通領域500の境界の位置となるように変更する(S104)。この結果、スクリーン300に投影される部分画像402は、図3(a)−(b)に例示する画像となる。
撮像部112は、CPU103の制御の下、スクリーン300上の投影画像のうち各マーカ510に挟まれた共通領域500を含む領域に合焦して撮像する(S105)。具体的には、撮像部112が撮像する領域の一例は、図5に示す矩形領域532を含む領域である。画像エンジン109は、CPU103の制御の下、撮像部112が撮影した撮像画像のうちマーカ510の周辺を拡大して拡大画像530を生成する。画像エンジン109はさらに、生成した拡大画像530を入力画像に重畳して、図5に示すような部分画像402を再生成する。投影部119は、画像エンジン109が再生成した部分画像402をスクリーン300に投射し、拡大画像530が部分画像402にピクチャーインピクチャー表示された投影画像を表示する(S106)。
投影システム1のユーザは、スクリーン300に投射されたピクチャーインピクチャー画像を見ながら、投影装置100のレンズシフト機能を用いて部分画像402の位置調整を実行する(S107)。位置調整の結果、ユーザはエッジブレンドの位置調整が完了したと判断したら、操作受付部118を操作して各投影装置100の位置調整モードを終了する。位置調整モードを終了するまでの間は(S108におけるNO)、ステップS105に戻って部分画像402の位置調整処理を継続する。位置調整モードが終了すると(S108におけるYES)、画像エンジン109は、部分画像402に拡大画像530及びマーカ510を重畳する処理を終了する(S109)。これにより、部分画像402のエッジブレンド処理が完了し、スクリーン300には図1に示すようなエッジブレンド後の画像が投影される。画像エンジン109が、部分画像402に拡大画像530及びマーカ510を重畳する処理を終了すると、本フローチャートにおける処理は終了する。
[第1の実施の形態に係る投影システム1の効果]
以上説明したように、第1の実施の形態に係る投影システム1によれば、スクリーン300に画像を投影する際の投影画像の調整を容易にする技術を提供できる。
特に、第1の実施の形態に係る投影装置100は、マルチ投影時に各投影装置100がスクリーン300に投影する部分画像402の位置調整を行う際、位置調整で注目したい領域を撮像した映像を、注目している位置とは離れた位置に拡大して重畳し投射する。これにより、ユーザは投影装置100同士のエッジブレンド位置の調整を容易に行うことができ、エッジブレンド時の位置調整のユーザビリティが向上する。
[第1の実施の形態に係る投影システム1の変形例]
上記では、第1投影装置100aの撮像部112が撮像した撮像画像をもとに、第1投影装置100aの画像エンジン109が拡大画像530を生成し、第1部分画像402aに重畳する場合について説明した。これに代えて、あるいはこれに加えて、第1投影装置100aの撮像部112が撮影した画像から生成した拡大画像530を、第2投影装置100bの画像エンジン109が第2部分画像402bに重畳してもよい。これは例えば、第1投影装置100aと第2投影装置100bとが直接無線通信することでも実現できるし、制御装置200を介して有線通信することでも実現できる。また、第1投影装置100aの撮像部112が撮影した撮像画像から拡大画像530を生成する主体は、第1投影装置100aの画像エンジン109であってもよいし、第2投影装置100bの画像エンジン109であってもよい。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態においては、第1投影装置100aがスクリーン300に投射する投影画像と、第1投影装置100aとは異なる第2投影装置100bがスクリーン300に投影する投影画像とにまたがる調整について主に説明した。第2の実施の形態は、1つの投影装置100がスクリーン300に投影する投影画像の調整に関する点で、第1の実施の形態と異なる。より具体的には、第2の実施の形態は、投影装置100がスクリーン300に投影する投影画像のフォーカス調整に関し、ユーザが手動で行うフォーカス調整を支援する技術に関する。したがって、第2の実施の形態に係る投影システム1は、投影装置100を1台のみ備える場合であっても成立する。当然ながら、第2の実施の形態に係る投影システム1は、第1の実施の形態に係る投影システム1と同様に、複数の投影装置100を備えていても成立する。
以下、第2の実施の形態に係る投影システム1の詳細を説明するが、第1の実施の形態に係る投影システム1と重複する内容は、適宜省略または簡略化して記載する。
[フォーカス調整処理]
図7(a)−(d)は、第2の実施の形態に係るフォーカス調整処理を説明するための図である。第2の実施の形態に係る投影システム1は、フォーカス調整モードをユーザに提供する。「フォーカス調整モード」とは、投影システム1のユーザがスクリーン300に投影された投影画像のフォーカスを調整する際にその補助となる情報を提示する投影システム1の一状態をいう。
第2の実施の形態に係る投影装置100の画像エンジン109は、投影部119のフォーカスを調整するために用いるフォーカス調整用マーカである画像を、入力画像に重畳して投影用画像を生成する。図7(a)は、スクリーン300に投影されたフォーカスの合っていない状態の投影画像を例示する図であり、図7(b)は、フォーカス調整用マーカ540が重畳された投影画像を例示する図である。図7(b)に示す画像も、図7(a)に示す画像と同様に、スクリーン300上においてフォーカスが合っていない。
撮像部112は、投影画像において少なくともフォーカス調整用マーカ540を含む領域を撮像して撮像画像を生成する。画像エンジン109は、撮像部112が生成した撮像画像のうち、少なくともフォーカス調整用マーカ540が撮像されている領域を拡大した拡大画像542を生成する。画像エンジン109はさらに、生成した拡大画像542を、投影用画像におけるフォーカス調整処理用に定められた位置に重畳し、投影用画像を再生成する。より具体的には、画像エンジン109は、生成した拡大画像542を、投影用画像のうちフォーカス調整用マーカ540が重畳された領域とは異なる領域に重畳して投影用画像を再生成する。
図7(c)は、フォーカス調整用マーカ540と拡大画像542とが重畳された投影用画像を例示する図であり、フォーカスの合った状態の投影画像を示す図である。ユーザはフォーカス調整用マーカ540が拡大された拡大画像542を見ながらフォーカス調整部116を調整することができるため、フォーカス調整時の作業効率が向上する。
図8は、第2の実施の形態に係る投影装置100が実行するフォーカス調整支援処理の流れを説明するフローチャートである。本フローチャートにおける処理は、例えば投影装置100の画像エンジン109が、画像取得部107が取得した入力画像に基づいて投影用画像を生成したときに開始する。
投影部119は、画像エンジン109が生成した投影用画像をスクリーン300に投影する(S201)。投影部119が投影用画像をスクリーン300に最初に投影したときは、図7(a)に示すように合焦が不十分である場合がある。このような場合、投影システム1のユーザは投影装置100の操作パネル101やリモコンを操作し、投影装置100をフォーカス調整モードに変更する。投影装置100がフォーカス調整モードに移行していない間は(S202におけるNO)、投影部119は投影用画像の投影を継続する。
投影装置100がフォーカス調整モードに移行すると(S202におけるYES)、画像エンジン109は、投影用画像にフォーカス調整用マーカ540を重畳する(S203)。第2の実施の形態に係る投影装置100は、フォーカス調整用マーカ540を、初期設定として例えば投影用画像の画面中央部分に重畳する。ユーザは必要に応じて、操作受付部118を操作することでフォーカス調整用マーカ540の重畳位置を変更する(S204)。仮にユーザがフォーカス調整用マーカ540の重畳位置を投影用画像の右部分とした場合、スクリーン300に投影される投影画像は図7(b)で例示するような画像となる。
撮像部112は、CPU103の制御の下、スクリーン300上の投射面を撮像する(S205)。画像エンジン109は、CPU103の制御の下、撮像部112が撮影した撮像画像のうちフォーカス調整用マーカ540の周辺を拡大して拡大画像542を生成する。画像エンジン109はさらに、生成した拡大画像542を投影用画像に重畳して投影用画像を再生成する。投影部119は、画像エンジン109が再生成した投影用画像をスクリーン300に投射し、拡大画像542が投影用画像にピクチャーインピクチャー表示された投影画像を表示する(S206)。
ユーザはこのフォーカス調整用マーカ540が拡大表示された投影画像を見ながらフォーカス調整部116を操作して投影画像のフォーカスを調整する(S207)。図7(c)は、フォーカスの調整が完了した状態の投影画像を例示する図である。ユーザはフォーカス調整が完了したと判断したら、フォーカス調整モードを終了させる。投影装置100がフォーカス調整モードである間は(S208におけるNO)、ステップS205に戻ってフォーカス調整処理を継続する。
フォーカス調整モードが終了した場合(S208におけるYES)、画像エンジン109は、投影用画像に拡大画像542及びフォーカス調整用マーカ540を重畳する処理を終了する(S209)。これにより、フォーカス調整処理が完了し、スクリーン300には図7(d)に示すようなフォーカスの合った画像が投影される。画像エンジン109が、投影用画像に拡大画像542及びフォーカス調整用マーカ540を重畳する処理を終了すると、本フローチャートにおける処理は終了する。
[第2の実施の形態に係る投影システム1の効果]
以上説明したように第2の実施の形態における投影システム1によれば、スクリーン300に投影する投影画像のフォーカス調整を容易にする技術を提供できる。
特に、第2の実施の形態に係る投影装置100は、フォーカス調整を実行する際、フォーカス調整で注目したい領域を撮像した映像を、注目している位置とは離れた位置に拡大して重畳し投射する。これにより、ユーザによる投影装置100のフォーカス調整の効率が向上する。
<第3の実施の形態>
第1の実施の形態においては、第1投影装置100aがスクリーン300に投射する投影画像と、第1投影装置100aとは異なる第2投影装置100bがスクリーン300に投影する投影画像とにまたがる調整について主に説明した。第3の実施の形態は、1つの投影装置100がスクリーン300に投影する投影画像の調整に関する点で、第1の実施の形態と異なる。より具体的には、第3の実施の形態は、投影装置100がスクリーン300に投影する投影画像のキーストン補正に関し、ユーザが手動で行う台形補正を支援する技術に関する。したがって、第3の実施の形態に係る投影システム1は、投影装置100を1台のみ備える場合であっても成立する。当然ながら、第3の実施の形態に係る投影システム1は、上述した各実施の形態に係る投影システム1と同様に、複数の投影装置100を備えていても成立する。
以下、第3の実施の形態に係る投影システム1の詳細を説明するが、上述した各実施の形態に係る投影システム1と重複する内容は、適宜省略または簡略化して記載する。
[キーストン補正]
図9(a)−(d)は、第3の実施の形態に係るキーストン補正処理を説明するための図である。第3の実施の形態に係る投影システム1は、キーストン補正モードをユーザに提供する。「キーストン補正モード」とは、投影システム1のユーザがスクリーン300に投影された投影画像をキーストン補正する際にその補助となる情報を提示する投影システム1の一状態をいう。
第3の実施の形態に係る投影装置100の画像エンジン109は、多角形形状の投影用画像を生成することができる。初期設定としては、画像エンジン109は矩形形状の投影用画像を生成する。ここで画像エンジン109が矩形形状の投影用画像を生成した場合であっても、投影装置100の投影部119とスクリーン300との位置関係によっては、投影画像が矩形となるとは限らず、平行四辺形や台形形状となることもあり得る。
図9(a)は、投影画像の形状が平行四辺形である場合の一例を示す図である。図9(a)に示すような形状の投影画像を矩形画像に戻す補正は、一般に台形補正やキーストン補正として知られている。
第3の実施の形態に係る投影装置100の撮像部112は、多角形形状の投影用画像の辺又は頂点のうち少なくともいずれかに対応する画像を含む投影画像を撮像する。より具体的には、撮像部112は、投影画像の4つの頂点を含む領域を順番に撮像して撮像画像を生成する。図9(b)は、撮像部112が投影用画像のいずれの領域を撮像するかを示すために、画像エンジン109によって重畳されたキーストン補正用OSD(On-Screen Display)550が表示されている場合の一例を示す図である。図9(b)に示す例では、キーストン補正用OSD550は、撮像部112が投影用画像の右上を撮像することを示している。
画像エンジン109は、投影画像の辺又は頂点の少なくともいずれか一方に対応する部分を拡大した拡大画像を、投影用画像に重畳して投影用画像を再生成する。投影部119は、画像エンジン109が再生成した投影用画像をスクリーン300に投影する。図9(c)は、投影画像の辺又は頂点に対応する部分を拡大した拡大画が重畳して表示された投影画像の位置例を示す図である。図9(c)において、符号560で示す矩形は、撮像部112の撮像領域である。また、符号562で示す平行四辺形が、投影画像の辺又は頂点に対応する部分を拡大した拡大画像562である。ユーザがスクリーン300に表示された拡大画像562を見ながらキーストン補正をすることができるため、キーストン補正に係るパラメータ調整の効率が向上する。なお図9(d)は、平行四辺形の4つの頂点それぞれについてキーストン補正を完了し、キーストン補正用OSD550の表示をオフにした状態の投影画像を例示する図である。
図10は、第3の実施の形態に係る投影装置100が実行するキーストン補正支援処理の流れを説明するフローチャートである。本フローチャートにおける処理は、例えば投影装置100の画像エンジン109が、画像取得部107が取得した入力画像に基づいて投影用画像を生成したときに開始する。
投影部119は、画像エンジン109が生成した投影用画像をスクリーン300に投影する(S301)。投影部119が投影用画像をスクリーン300に最初に投影したときは、図9(a)に示すように、投影画像の形状が矩形形状でない場合がある。このような場合、投影システム1のユーザは投影装置100の操作パネル101やリモコンを操作し、投影装置100をキーストン補正モードに変更する。投影装置100がキーストン補正モードに移行していない間は(S302におけるNO)、投影部119は投影用画像の投影を継続する。
投影装置100がキーストン補正モードに移行すると(S302におけるYES)、画像エンジン109は、投影用画像にキーストン補正用OSD550を重畳する(S303)。投影用画像にキーストン補正用OSD550が重畳されてスクリーン300に投影される投影画像は図9(b)で例示するような画像となる。なお、キーストン補正用OSD550は、投影画像の4つ角のうちいずれの角から補正を開始するかを示すためのインタフェースである。
第3の実施の形態に係る投影装置100においては、キーストン補正の開始は右上角である。ユーザは操作受付部118を操作することにより、必要に応じてキーストン補正の開始箇所を変更することができる。なお画像エンジン109は、キーストン補正箇所に応じて、キーストン補正用OSD550の重畳位置を変更してもよい。具体的には、図9(b)に示すように、投影画像の右上の角をキーストン補正するときは、画像エンジン109は投影用画像の右寄りにキーストン補正用OSD550を重畳する。図示はしないが、投影画像の右下の角をキーストン補正するときも、画像エンジン109は投影用画像の右寄りにキーストン補正用OSD550を重畳する。さらに、投影画像の左上の角及び左下の角をキーストン補正するときは、画像エンジン109は投影用画像の左寄りにキーストン補正用OSD550を重畳する。
撮像部112は、CPU103の制御の下、スクリーン300上の投影画像においてキーストン補正の対象となっている角の周辺領域である撮像領域560を撮像する(S304)。画像エンジン109は、CPU103の制御の下、撮像部112が撮影した撮影画像を拡大して拡大画像562を生成する。画像エンジン109はさらに、生成した拡大画像562を投影用画像に重畳して投影用画像を再生成する。投影部119は、画像エンジン109が再生成した投影用画像をスクリーン300に投射し、拡大画像562が投影用画像にピクチャーインピクチャー表示された投影画像を表示する(S305)。
ユーザは、この投射映像を見ながら投影装置100のキーストン補正を用いてキーストン補正を実行する(S306)。ユーザは必要に応じて投影画像における他の角についても同様の調整を実行する。キーストン補正を終了するときは、ユーザは操作受付部118を操作して、投影装置100のキーストン補正モードを終了する。キーストン補正モードが継続している間は(S307におけるNO)、投影装置100はステップS304に戻ってキーストン補正処理を継続する。
キーストン補正モードが終了すると(S307におけるYES)、画像エンジン109は、投影用画像に拡大画像562及びキーストン補正用OSD550を重畳する処理を終了する(S308)。これにより、キーストン補正処理が完了し、スクリーン300には図9(d)に示すように矩形形状の投影画像が投影される。画像エンジン109が、拡大画像562及びキーストン補正用OSD550を重畳する処理を終了すると、本フローチャートにおける処理は終了する。
[第3の実施の形態に係る投影システム1の効果]
以上説明したように、第3の実施の形態に係る投影システム1によれば、スクリーン300に投影する投影画像のキーストン補正を容易にする技術を提供できる。
特に、第3の実施の形態に係る投影装置100は、キーストン補正を行う際、キーストン補正で注目したい領域を撮像した映像を、注目している位置とは離れた位置に拡大して重畳し投射することで、ユーザが投影装置100のキーストン調整をする際の効率を上げることができる。
また、上記では、撮像部112で撮像する位置を四つ角としていたが、キーストン処理だけでなくエッジブレンドの位置調整も同時に行う場合は撮像箇所の候補をユーザに提示、選択させてもよい。これにより、ユーザ操作に伴った撮像箇所をより少ない操作手順で選択することができる。
さらに、上記では4つ角調整時に各々の角を1画面にして表示する場合について説明したが、撮像部112が4つ角を撮像し、その撮像画像を画像エンジン109が1枚の画像に合成して投射映像に重畳しもよい。これにより、4つ角を一度に確認できるため、ユーザはキーストン補正をより直感的に行うことができるようになる。
<第4の実施の形態>
第1の実施の形態においては、第1投影装置100aがスクリーン300に投射する投影画像と、第1投影装置100aとは異なる第2投影装置100bがスクリーン300に投影する投影画像とにまたがる調整について主に説明した。第4の実施の形態は、1つの投影装置100がスクリーン300に投影する投影画像の調整に関する点で、第1の実施の形態と異なる。より具体的には、第4の実施の形態は、投影装置100がスクリーン300に投影する投影画像上においてユーザが指定した領域の幾何補正に関する。したがって、第4の実施の形態に係る投影システム1は、投影装置100を1台のみ備える場合であっても成立する。当然ながら、第4の実施の形態に係る投影システム1は、上述した各実施の形態に係る投影システム1と同様に、複数の投影装置100を備えていても成立する。
以下、第4の実施の形態に係る投影システム1の詳細を説明するが、上述した各実施の形態に係る投影システム1と重複する内容は、適宜省略または簡略化して記載する。
[幾何補正]
図11(a)−(c)は、第4の実施の形態に係る幾何補正処理を説明するための図である。第4の実施の形態に係る投影システム1は、幾何補正モードをユーザに提供する。「幾何補正モード」とは、投影システム1のユーザがスクリーン300に投影された投影画像を幾何補正する際にその補助となる情報を提示する投影システム1の一状態をいう。
第4の実施の形態に係る投影装置100の操作受付部は、ユーザから投影用画像の一部の領域の指定を受け付けることができる。図11(a)は、操作受付部118がユーザから受け付けた指定領域を示す図である。図11(a)において、符号570で示す矩形が、指定領域570である。
撮像部112は、操作受付部118がユーザから受け付けた指定領域570に対応するスクリーン300上の投影画像を含む画像を撮像して撮像画像を生成する。画像エンジン109は、撮像部112が生成した撮像画像のうち指定領域570に対応する部分を拡大した拡大画像を、投影用画像に重畳して投影用画像を再生成する。図11(b)は、指定領域570および拡大画像が重畳された投影画像の一例を示す図である。図11(b)において、符号572で示す矩形で囲まれた領域が、指定領域570を拡大した拡大画像572である。なお図11(b)は、指定領域570について幾何補正がなされており、拡大画像572も幾何補正によって歪曲された状態の画像が表示されている例を示している。
図12は、第4の実施の形態に係る投影装置100が実行する幾何補正支援処理の流れを説明するフローチャートである。本フローチャートにおける処理は、例えば投影装置100の画像エンジン109が、画像取得部107が取得した入力画像に基づいて投影用画像を生成したときに開始する。
投影部119は、画像エンジン109が生成した投影用画像をスクリーン300に投影する(S401)。投影システム1のユーザが、スクリーン300に投影された投影画像に対して幾何学補正をすることを望む場合、ユーザは操作パネル101やリモコンを操作して投影装置100を幾何補正モードに変更する。投影装置100が幾何補正モードに移行していない間は(S402におけるNO)、投影部119は投影用画像の投影を継続する。
投影装置100が幾何補正モードに移行すると(S402におけるYES)、画像エンジン109は、投影用画像に幾何補正を施す位置を指定する指定領域570を重畳する(S403)。第4の実施の形態に係る投影装置100は、初期設定として指定領域570を例えば投影用画像の画面中央部分に重畳する。ユーザは必要に応じて、操作受付部118を操作することで指定領域570の重畳位置を変更する(S404)。仮にユーザが指定領域570の重畳位置を投影用画像の右部分とした場合、スクリーン300に投影される投影画像は図11(a)で例示するような画像となる。
撮像部112は、CPU103の制御の下、スクリーン300上の投射面を撮像する(S405)。画像エンジン109は、CPU103の制御の下、撮像部112が撮影した撮像画像のうち指定領域570の周辺を拡大して拡大画像572を生成する。画像エンジン109はさらに、生成した拡大画像572を投影用画像に重畳して投影用画像を再生成する。投影部119は、画像エンジン109が再生成した投影用画像をスクリーン300に投射し、拡大画像572が投影用画像にピクチャーインピクチャー表示された投影画像を表示する(S406)。
ユーザはこの指定領域570が拡大表示された投影画像を見ながら操作受付部118を操作して幾何補正を実行する(S407)。図11(b)は、指定領域570が幾何補正された状態の投影画像を例示する図である。ユーザは幾何補正が完了したと判断したら、幾何補正モードを終了させる。投影装置100が幾何補正モードである間は(S408におけるNO)、ステップS405に戻って幾何補正処理を継続する。
幾何補正モードが終了した場合(S408におけるYES)、画像エンジン109は、投影用画像に拡大画像572及び指定領域570を重畳する処理を終了する(S409)。これにより、幾何補正処理が完了し、スクリーン300には図11(c)に示すような指定領域570に幾何補正が施された画像が投影される。画像エンジン109が、投影用画像に拡大画像572及び指定領域570を重畳する処理を終了すると、本フローチャートにおける処理は終了する。
[第4の実施の形態に係る投影システム1の効果]
以上説明したように、第4の実施の形態に係る投影システム1によれば、スクリーン300に投影する投影画像の幾何補正を容易にする技術を提供できる。
特に、投影装置100の幾何学補正を行う際、幾何学補正処理で注目したい領域を撮像した映像を、注目している位置とは離れた位置に拡大して重畳し投射することで、ユーザによる幾何学補正の効率を向上することができる。
以上、本発明の実施の形態、およびいくつかの実施の形態をもとに説明した。これらの任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。また本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
そして、第1から第4までの各実施の形態で説明した調整処理のうちの複数の処理を、1つの投影装置で行ってもよい。第1から第4までの各実施の形態で説明した調整処理のうちの複数の調整処理を、複数の投影装置から構成されるマルチ投影システムで行ってもよい。
また、本発明は、第1から第4の各実施の形態で説明した調整処理以外にも、色味や明るさの補正処理、色収差や投射パネルのレジストレーションのずれ(いわゆる「レジずれ」。)による色ずれを補正する色ずれ補正、投影装置の設置位置の修正、及びレンズシフト補正など、投影装置に適用する各種の調整にも利用可能である。
上記の各実施の形態においては、撮像部112が撮像した映像の少なくとも一部を、画像エンジン109が切り出して拡大画像を生成する場合について説明した。これに代えて、あるいはこれに加えて、画像エンジン109は、撮像ズームレンズ113を用いて拡大して撮像した画像を、投影用画像に重畳してもよい。この場合、画像エンジン109でのデジタルズームに伴う画質の劣化が抑制できるため、より高精細の拡大画像をスクリーン300に投影できる。
1・・・投影システム
100・・・投影装置
107・・・画像取得部
108・・・画像生成部
112・・・撮像部

Claims (20)

  1. 入力画像を取得する画像取得手段と、
    前記入力画像に基づく投影用画像をスクリーンに投影する投影手段と、
    前記スクリーンに投影された投影画像の少なくとも一部を撮像して撮像画像を生成する撮像手段と、
    前記投影用画像の調整の間に、前記撮像画像の少なくとも一部の領域を拡大した拡大画像が所定の位置に重畳された前記投影用画像を生成する画像生成手段と、
    を有することを特徴とする投影装置。
  2. 前記画像生成手段は、前記投影用画像の中の前記拡大画像の重畳位置を、前記調整の内容に応じて変更することを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記画像生成手段は、前記投影用画像における前記調整の内容に対応する位置の前記領域を拡大した拡大画像が重畳された前記投影用画像を生成することを特徴とする、
    請求項2に記載の投影装置。
  4. 前記画像生成手段は、前記撮像画像の少なくとも一部の領域を拡大した拡大画像が、前記投影用画像における前記拡大画像に対応する位置とは異なる位置に重畳された前記投影用画像を生成することを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の投影装置。
  5. 前記投影手段は、前記投影用画像の一部を構成する第1部分画像を前記スクリーンに投影し、
    前記撮像手段は、前記第1部分画像と、当該第1部分画像の一部を含む前記投影用画像の部分画像であって前記投影装置とは異なる他の投影装置が前記スクリーンに投影する第2部分画像とに共通する共通領域に対応する投影画像を含む画像を撮像する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の投影装置。
  6. 前記画像生成手段は、前記撮像手段が撮像した前記共通領域に対応する部分の撮像画像を拡大した拡大画像が、前記投影用画像のうち前記共通領域とは異なる領域に重畳された前記投影用画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の投影装置。
  7. 前記投影手段は、フォーカスを調整するためのフォーカス調整手段をさらに備え、
    前記画像生成手段は、前記投影手段のフォーカスを調整するために用いるフォーカス調整用画像を、前記入力画像に重畳して前記投影用画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の投影装置。
  8. 前記画像生成手段は、前記撮像手段が撮像した前記フォーカス調整用画像に対応する部分の撮像画像を拡大した拡大画像が、前記投影用画像のうち前記フォーカス調整用画像が重畳された領域とは異なる領域に重畳された前記投影用画像を生成することを特徴とする、
    請求項7に記載の投影装置。
  9. 前記画像生成手段は、多角形形状の前記投影用画像を生成し、
    前記撮像手段は、前記投影用画像の辺又は頂点のうち少なくともいずれかに対応する画像を含む前記投影画像を撮像し、
    前記画像生成手段は、前記投影画像のうち前記辺又は頂点に対応する部分を拡大した拡大画像が重畳された前記投影用画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の投影装置。
  10. 前記投影用画像の一部の領域の指定を受け付ける操作受付手段をさらに備え、
    前記撮像手段は、前記操作受付手段が受け付けた指定領域に対応する前記投影画像を含む画像を撮像して前記撮像画像を生成し、
    前記画像生成手段は、前記撮像画像のうち前記指定領域に対応する部分を拡大した拡大画像が重畳された前記投影用画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の投影装置。
  11. 投影装置のプロセッサが実行する投影方法であって、
    入力画像を取得するステップと、
    前記入力画像に基づく投影用画像をスクリーンに投影するステップと、
    前記スクリーンに投影された投影画像の少なくとも一部を撮像して撮像画像を生成するステップと、
    前記投影用画像の調整の間に、前記撮像画像の少なくとも一部の領域を拡大した拡大画像が所定の位置に重畳された前記投影用画像を生成するステップと、
    を含むことを特徴とする投影方法。
  12. 前記投影用画像を生成するステップにおいて、前記投影用画像の中の前記拡大画像の重畳位置を、前記調整の内容に応じて変更することを特徴とする請求項11に記載の投影方法。
  13. 前記投影用画像を生成するステップにおいて、前記投影用画像における前記調整の内容に対応する位置の前記領域を拡大した拡大画像が重畳された前記投影用画像を生成することを特徴とする請求項12に記載の投影方法。
  14. 前記投影用画像を生成するステップにおいて、前記撮像画像の少なくとも一部の領域を拡大した拡大画像が、前記投影用画像における前記拡大画像に対応する位置とは異なる位置に重畳された前記投影用画像を生成することを特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載の投影方法。
  15. 前記投影するステップにおいて、前記投影用画像の一部を構成する第1部分画像を前記スクリーンに投影し、
    前記撮像画像を生成するステップにおいて、前記第1部分画像と、当該第1部分画像の一部を含む前記投影用画像の部分画像であって前記投影装置とは異なる他の投影装置が前記スクリーンに投影する第2部分画像とに共通する共通領域に対応する投影画像を含む画像を撮像する、
    ことを特徴とする請求項11から14のいずれか一項に記載の投影方法。
  16. 前記投影用画像を生成するステップにおいて、前記撮像画像を生成するステップで撮像された前記共通領域に対応する部分の撮像画像を拡大した拡大画像が、前記投影用画像のうち前記共通領域とは異なる領域に重畳された前記投影用画像を生成することを特徴とする請求項15に記載の投影方法。
  17. 前記投影用画像を生成するステップにおいて、前記投影するステップにおけるフォーカスを調整するために用いるフォーカス調整用画像が前記入力画像に重畳された前記投影用画像を生成することを特徴とする、
    請求項11から16のいずれか一項に記載の投影方法。
  18. 前記投影用画像を生成するステップにおいて、前記撮像画像を生成するステップで撮像された前記フォーカス調整用画像に対応する部分の撮像画像を拡大した拡大画像が、前記投影用画像のうち前記フォーカス調整用画像が重畳された領域とは異なる領域に重畳された前記投影用画像を生成することを特徴とする請求項17に記載の投影方法。
  19. 前記投影用画像を生成するステップにおいて、多角形形状の前記投影用画像を生成し、
    前記撮像画像を生成するステップにおいて、前記投影用画像の辺又は頂点のうち少なくともいずれかに対応する画像を含む前記投影画像を撮像し、
    前記投影用画像を生成するステップにおいて、前記投影画像のうち前記辺又は頂点に対応する部分を拡大した拡大画像が重畳された前記投影用画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項11から18のいずれか一項に記載の投影方法。
  20. 第1投影装置と第2投影装置とを備える画像データの投影システムであって、
    前記第1投影装置は、
    前記画像データの部分画像である第1入力画像を取得する画像取得手段と、
    前記第1入力画像に基づく第1投影用画像をスクリーンに投影する投影手段と、
    前記スクリーンに投影された投影画像の少なくとも一部を撮像して撮像画像を生成する撮像手段と、
    を備え、
    前記第2投影装置は、
    前記画像データの部分画像である第2入力画像を取得する画像取得手段と、
    前記第2入力画像に基づく第2投影用画像をスクリーンに投影する投影手段と、
    前記第1投影装置による前記第1投影用画像の調整または前記第2投影装置による前記第2投影用画像の調整の少なくともいずれか一方の調整の間に、前記第1投影装置の撮像手段が撮像した撮像画像の少なくとも一部の領域を拡大した拡大画像が所定の位置に重畳された前記第2投影用画像を生成する画像生成手段と、
    を備えることを特徴とする投影システム。
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