JP2022138883A - 画像生成方法、制御方法、および情報処理装置 - Google Patents

画像生成方法、制御方法、および情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プロジェクターが投射画像を投射する投射面における補正を反映した投射状態を予め確認しながら補正をする。【解決手段】第1画像をプロジェクター10に出力することと、前記第1画像に基づく投射画像が前記プロジェクターによって投射される投射面を撮像した撮像画像を取得することと、前記撮像画像から、前記投射画像が投射される前記投射面の第1投射領域を検出することと、前記第1投射領域の輪郭線上における複数の補正対象点のうち一の補正対象点に対応して設けられ、前記一の補正対象点の補正方向を示す一又は複数のアイコンを前記撮像画像に重畳した第1の調整用画像を生成することと、前記第1の調整用画像を、表示装置に表示させることと、前記一又は複数のアイコンに対して前記一の補正対象点を移動させる指示を受け付けた場合に、移動後の前記一の補正対象点の位置に基づいて、第2画像を生成することと、を含む、画像生成方法。【選択図】図2

Description

本発明は、画像生成方法、制御方法、および情報処理装置に関する。
プロジェクターからスクリーンに画像を投射する場合、投射光の光軸とスクリーンとのなす角度に応じてスクリーンに投射される画像が歪む。典型的には、スクリーンに投射される画像の外枠の形状は、台形となる。スクリーンに投射される画像の形状を補正する方法として、キーストーン補正が知られている。キーストーン補正とは、投射される画像の歪みを、投射前の時点で電子的にキャンセルする補正方法のことである。
特許文献1には、情報端末上で画面を確認しながらキーストーン補正をして、補正指示をプロジェクターに送信する方法が開示されている。
特開2019-125955号公報
しかし、特許文献1に係る技術において、情報端末上に表示される画面は、プロジェクターが静止画や動画等の画像を投射する投射面上での、投射領域の外形調整結果として目標とする外形を、予め表示するものに過ぎない。すなわち、補正が反映された後の投射領域の外形を予め確認しながら補正をすることができないという課題がある。
本発明の一態様に係る画像生成方法は、第1画像をプロジェクターに出力することと、前記第1画像に基づく投射画像が前記プロジェクターによって投射される投射面を撮像した撮像画像を取得することと、前記撮像画像から、前記投射画像が投射される前記投射面の第1投射領域を検出することと、前記第1投射領域の輪郭線上における複数の補正対象点のうち一の補正対象点に対応して設けられ、前記一の補正対象点の補正方向を示す一又は複数のアイコンを前記撮像画像に重畳した第1の調整用画像を生成することと、前記第1の調整用画像を、表示装置に表示させることと、前記一又は複数のアイコンに対して前記一の補正対象点を移動させる指示を受け付けた場合に、移動後の前記一の補正対象点の位置に基づいて、第2画像を生成することと、を含む画像生成方法である。
また、本発明の一態様に係る制御方法は、上記の画像生成方法によって生成された前記第2画像を、前記表示装置に出力する制御方法である。
また、本発明の一態様に係る情報処理装置は、第1画像をプロジェクターに出力する第1画像出力部と、前記第1画像に基づく投射画像が前記プロジェクターによって投射される投射面を撮像した撮像画像を取得する撮像画像取得部と、前記撮像画像から、前記投射画像が投射される前記投射面の第1投射領域を検出する投射領域検出部と、前記第1投射領域の輪郭線上における複数の補正対象点のうち一の補正対象点に対応して設けられ、前記一の補正対象点の補正方向を示す一又は複数のアイコンを前記撮像画像に重畳した第1の調整用画像を生成する第1調整用画像生成部と、前記第1の調整用画像を、表示装置に表示させる表示制御部と、前記一又は複数のアイコンに対して前記一の補正対象点を移動させる指示を受け付けた場合に、移動後の前記一の補正対象点の位置に基づいて、第2画像を生成する第2画像生成部と、前記第2画像を前記プロジェクターに出力する第2画像出力部と、を備える情報処理装置である。
第1実施形態に係る情報処理システム1の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る情報処理装置10の構成を示すブロック図である。 カメラ画像及びパネル画像各々の特徴点の検出例を示す図である。 第1の調整用画像の例を示す図である。 第1の調整用画像の例を示す図である。 第2の調整用画像の例を示す図である。 第1の調整用画像の例を示す図である。 第2の調整用画像の例を示す図である。 第1の調整用画像の例を示す図である。 第2の調整用画像の例を示す図である。 第1の調整用画像の例を示す図である。 第1の調整用画像の例を示す図である。 第1の調整用画像の例を示す図である。 第2の調整用画像の例を示す図である。 第2の調整用画像の例を示す図である。 第2の調整用画像の例を示す図である。 第1実施形態に係るプロジェクター20の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る情報処理システム1の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る情報処理装置10Aの構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係るプロジェクター20Aの構成を示すブロック図である。
以下、実施形態に係る画像生成方法、制御方法、及び情報処理装置について図面を参照して説明する。なお、各図において、各部の寸法及び縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施形態は、好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
1.第1実施形態
1-1:全体構成
図1は、第1実施形態に係る情報処理システム1の構成を示すブロック図である。情報処理システム1は、後述のプロジェクター20による投射領域の外形の手動調整を、後述の情報処理装置10での操作により、従来よりも効率的に行うシステムである。
情報処理システム1は、静止画や動画等の画像をスクリーンや壁等の平面に投射するプロジェクター20を備える。なお、図1においては、情報処理システム1が備えるプロジェクターとして、1台のプロジェクター20が図示されるが、本開示の実施形態はこれには限定されない。例えばマルチプロジェクションを実行するため、情報処理システム1は、複数台のプロジェクター20を備えてもよい。
また、情報処理システム1は、情報処理装置10を備える。情報処理装置10は、プロジェクター20によって投射される投射画像の基となる第1画像を、当該プロジェクター20に出力する。スクリーンに画像を投射する場合、スクリーンの形状にとらわれず、投射領域の形状をユーザーの希望に応じて変更したいことがある。このような場合、情報処理装置10は、投射領域の形状をユーザーの操作に応じて補正する。具体的には、情報処理装置10は、投射領域の形状に関するユーザーの補正指示に基づいて、新たにプロジェクター20に出力する第2画像を生成する。
1-2:情報処理装置の構成
図2は、情報処理装置10の構成例を示すブロック図である。情報処理装置10は、PCを典型例とするが、これには限定されず、例えばタブレット端末やスマートフォンであってもよい。情報処理装置10は、撮像装置110、処理装置120、記憶装置130、表示装置140、及び通信装置150を備える。情報処理装置10の各要素は、情報を通信するための単体又は複数のバスで相互に接続される。
撮像装置110は、情報処理装置10からプロジェクター20に対して出力される第1画像に基づく投射画像が、プロジェクター20によって投射される投射面を撮像する。撮像装置110は、処理装置120による制御のもとで、各種画像を撮像する。例えば、PC、タブレット端末、及びスマートフォンに備わるWEBカメラが撮像装置110として好適に利用されるが、これには限定されず、外付けのカメラであってもよい。
処理装置120は、情報処理装置10の全体を制御するプロセッサであり、例えば、単数又は複数のチップで構成される。処理装置120は、例えば、周辺装置とのインタフェース、演算装置及びレジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成される。なお、処理装置120の機能の一部又は全部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現してもよい。処理装置120は、各種の処理を並列的又は逐次的に実行する。
記憶装置130は、処理装置120が読取可能な記録媒体であり、処理装置120が実行する制御プログラムPR1を含む複数のプログラム、情報処理装置10がプロジェクター20に対して出力する上述の第1画像、情報処理装置10が後述の方法を用いることによって生成する上述の第2画像を記憶する。記憶装置130は、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の少なくとも1つによって構成されてもよい。記憶装置130は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ又は主記憶装置等と呼ばれてもよい。
表示装置140は、画像や文字情報を表示するデバイスである。表示装置140は、処理装置120による制御のもとで各種の画像を表示する。例えば、液晶表示パネル及び有機EL(Electro Luminescence)表示パネル等の各種の表示パネルが表示装置140として好適に利用される。
通信装置150は、他の装置と通信を行うための、送受信デバイスとしてのハードウェアである。とりわけ本実施形態において、通信装置150は、情報処理装置10を、有線又は無線で、プロジェクター20と接続するために用いる通信装置である。通信装置150は、例えば、ネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュール等とも呼ばれる。
処理装置120は、記憶装置130から制御プログラムPR1を読み出して実行することによって、第1画像出力部121、撮像画像取得部122、投射領域検出部123、第1調整用画像生成部124、第2調整用画像生成部125、第2画像生成部126、第2画像出力部127、及び表示制御部128として機能する。なお、制御プログラムPR1は、図示しない通信網を介して、情報処理装置10を管理するサーバなどの他の装置から送信されてもよい。
第1画像出力部121は、記憶装置130に格納される第1画像を、プロジェクター20に出力する。
撮像画像取得部122は、第1画像に基づく投射画像がプロジェクター20によって投射される投射面を撮像した撮像画像を取得する。
投射領域検出部123は、撮像画像取得部122によって取得された撮像画像から、投射画像が投射される投射面の第1投射領域を検出する。
とりわけこの際、投射領域検出部123は、撮像画像取得部122によって撮像された撮像画像の特徴点と、プロジェクター20に出力した第1画像の特徴点との対応を検出し、検出結果に基づいて、撮像画像の座標と、第1画像の座標との射影変換行列を算出する。なお、以下では撮像画像を「カメラ画像」、撮像画像の座標を「カメラ座標」、第1画像を「パネル画像」、第1画像の座標を「パネル座標」と呼称することがある。
図3は、カメラ画像及びパネル画像各々の特徴点の検出例を示す。図3に示す例において、投射領域検出部123は、カメラ画像から特徴点p 、p 、・・・p13 を検出し、パネル画像から特徴点p 、p 、・・・p13 を検出する。なお、特徴点の検出方法としては、例えば、FAST特徴検出、Harris、及びStephens、Plesseyのコーナー検出アルゴリズム、ORB、Shi&Tomasi法、SURF、KAZE、及びMSER法のうち、1以上の方法を用いることが好適である。
次に、投射領域検出部123は、カメラ画像における特徴点と、パネル画像における特徴点との対応関係を取得する。図3に示す例においては、投射領域検出部123は、カメラ画像の特徴点p とパネル画像の特徴点p 、カメラ画像の特徴点p とパネル画像の特徴点p 、・・・カメラ画像の特徴点p13 とパネル画像の特徴点p13 とが対応することを示す情報を得る。
次に、投射領域検出部123は、互いに対応する全ての特徴点の座標から、以下の数式[1]を用いて、射影変換行列Hを求める。なお、図3に示す例においては、カメラ画像とパネル画像の特徴点の個数は各々13個であるが、数式[1]ではこれを一般化してN個としている。また、カメラ画像の特徴点p の座標を(x ,y )、パネル画像の特徴点p の座標を(x ,y )とする。但し、nは、≦n≦Nを充足する整数である。
Figure 2022138883000002
投射領域検出部123は、パネル座標系におけるパネル画像の四隅の座標に対して、射影変換行列Hを乗じることにより、第1投射領域30の四隅の座標を算出してもよい。より詳細には、投射領域検出部123は、投射画像が投射される、パネル画像の四隅の座標に対して、射影変換行列Hを乗じることにより、カメラ座標系における投射面での第1投射領域30の四隅の座標を算出する。投射領域検出部123は、この算出結果を用いて、第1投射領域30を検出してもよい。
この射影変換行列Hは、撮像されたカメラ画像とパネル画像上の全ての座標に対して有効であるため、この射影変換行列を用いることにより、カメラ座標上でユーザーが指定した点の座標が、パネル座標上のどこの座標なのかが求められる。より詳細には、カメラ座標上でユーザーが指定した点の座標に対し、上述の射影変換行列Hの逆行列H-1を乗じるステップを含む方法により、パネル座標上のどこの座標なのかが求められる。同様に、カメラ画像上にて、後述のように、アイコン31H~34H、31V~34V、35H、36V、37H、及び38Vを用いて選択される補正対象点31~38の移動は、移動前の補正対象点31~38の座標と移動後の補正対象点31~38の座標のそれぞれに対して、射影変換行列Hの逆行列H-1を乗じるステップを含む方法により、パネル座標上での移動として求められる。
なお、この射影変換行列H、あるいは射影変換行列Hの逆行列H-1は、撮像装置110が固定されている場合には、撮像装置110が撮像を開始した時点での、静止画であるカメラ画像とパネル画像とに基づいて算出されればよい。一方で、撮像装置110が固定されていない場合には、撮像装置110で撮像されるフレーム毎に、射影変換行列Hあるいは射影変換行列Hの逆行列H-1が算出されることが好適である。
なお、詳細については後述するが、この射影変換行列Hの逆行列H-1全体を、本明細書において「パラメータ」と呼称することがある。
投射領域検出部123は、算出した射影変換行列Hを、後述の第1調整用画像生成部124、後述の第2調整用画像生成部125、及び後述の第2画像生成部126に出力する。
また、射影変換行列Hを算出するために、第1画像としてのパネル画像とは別個に、射影変換行列Hの算出に特化した画像を用いてもよい。より詳細には、第1画像をプロジェクター20に出力する前段階で、投射領域検出部123は、射影変換行列Hの算出用に特化した画像を用いて、予め射影変換行列Hを算出すると好適である。
図3の例においては、カメラ画像及びパネル画像として風景写真が用いられているが、これには限定されない。例えば、射影変換行列Hを算出するにあたり、風景写真の代わりに、チェスボードの画像を使用してもよい。チェスボード画像を用いる場合には、パネルに投射するチェスボード画像を生成する際に、パネル座標上の格子座標は既知となり、撮像画像中のチェスボード画像から格子点を検出することで、カメラ座標上の格子座標を得ることができる。その後、双方の格子座標の対応関係から、射影変換行列Hを算出することが可能である。
さらに、投射領域検出部123は、検出又は算出した第1投射領域30を、第1調整用画像生成部124、及び第2調整用画像生成部125に出力する。
第1調整用画像生成部124は、第1投射領域30の輪郭線上における複数の補正対象点のうち一の補正対象点に対応して設けられ、一の補正対象点の補正方向を示す一又は複数のアイコンを、撮像装置110によって撮像される撮像画像に重畳した第1の調整用画像を生成する。
また、第2調整用画像生成部125は、第1の調整用画像において、一の補正対象点を移動させる指示を受け付けた場合に、当該指示に基づいて移動した後の補正対象点に基づいて、第1投射領域が補正された第2投射領域を含む第2の調整用画像を生成する。
図4A~図4Gは、第1の調整用画像及び第2の調整用画像の例を示す。より詳細には、図4A、図4B、図4D、図4Fは、第1の調整用画像の例を示し、図4C、図4E、図4Gは、第2の調整用画像の例を示す。図4Aの黒枠は、第1投射領域30の外縁を示す外枠である。外枠の4つの頂点が補正対象点31~34となる。外枠の4つの辺の中点が補正対象点35~38となる。なお、図4Aにおいて、第1投射領域30は長方形となっているが、その長軸と平行にX軸を、短軸と平行にY軸を規定する。その上で、補正対象点32から補正対象点33に向かう方向を+X方向、補正対象点33から補正対象点32に向かう方向を-X方向とする。また、補正対象点32から補正対象点31に向かう方向を+Y方向、補正対象点31から補正対象点32に向かう方向を-Y方向とする。なお、以下の記載では、+X方向と-X方向とを総称して、「水平方向」と称する。また、+Y方向と-Y方向とを総称して、「鉛直方向」と称する。第1投射領域30の頂点である補正対象点31には、当該補正対象点31の補正方向を示すアイコンとして、補正方向が水平方向であることを示すアイコン31Hと、補正方向が鉛直方向であることを示すアイコン31Vが表示される。他の頂点である補正対象点32~34の各々についても同様に、補正方向が水平方向であることを示すアイコン32H~34Hと、補正方向が鉛直方向であることを示すアイコン32V~34Vが表示される。また、第1投射領域30の鉛直方向の辺の中点である補正対象点35には、当該補正対象点35の補正方向を示すアイコンとして、補正方向が水平方向であることを示すアイコン35Hが表示される。同様に、第1投射領域30の鉛直方向の辺の中点である補正対象点37には、当該補正対象点37の補正方向を示すアイコンとして、補正方向が水平方向であることを示すアイコン37Hが表示される。また、第1投射領域30の水平方向の辺の中点である補正対象点36には、当該補正対象点36の補正方向を示すアイコンとして、補正方向が鉛直方向であることを示すアイコン36Hが表示される。同様に、第1投射領域30の水平方向の辺の中点である補正対象点38には、当該補正対象点38の補正方向を示すアイコンとして、補正方向が鉛直方向であることを示すアイコン38Hが表示される。なお、図4Aにおいて、第1投射領域30に内接するように、プロジェクター20によって、第1画像に基づく投射画像39が投射されている。
情報処理システム1のユーザーは、これらのアイコンのうち1のアイコンを選択することで、いずれかの補正対象点の補正方向を指定する。その後、当該ユーザーは、当該補正対象点の補正量を指定する。
図4Bに示されるように、ユーザーが、アイコン37Hを、例えばマウスをクリックすることにより選択すると、アイコン37Hは、例えば白抜きのアイコンとなり強調表示される。アイコン37Hは、第1投射領域30の鉛直方向の辺の中点である補正対象点37に表示される。
これにより、図4Cに示されるように、補正対象点37は、点線で示す軸上のみを移動可能となる。その後、ユーザーが、例えばマウスをクリックさせた状態のままドラッグさせることにより、補正対象点37が設定された鉛直方向の辺は、水平方向に移動する。この結果、第1投射領域30は、第2投射領域40Aに変形する。
また、図4Dに示されるように、ユーザーが、アイコン34Hを、例えばマウスをクリックすることにより選択すると、アイコン34Hは、例えば白抜きのアイコンとなり強調表示される。アイコン34Hは、第1投射領域30の頂点である補正対象点34に表示される。
これにより、図4Eに示されるように、補正対象点34は、補正対象点34が含まれていた水平方向の辺上のみを移動可能となる。その後、ユーザーが、例えばマウスをクリックさせた状態のままドラッグさせることにより、補正対象点34は、水平方向に移動し、第1投射領域30は、第2投射領域40Bに変形する。
また、図4Fに示されるように、ユーザーが、第1投射領域30の頂点である補正対象点34に表示される、補正方向が鉛直方向であることを示すアイコン34Vを、例えばマウスをクリックすることにより選択すると、アイコン34Vは、例えば白抜きのアイコンとなり強調表示される。
これにより、図4Gに示されるように、補正対象点34は、補正対象点34が含まれていた鉛直方向の辺上のみを移動可能となる。その後、ユーザーが、例えばマウスをクリックさせた状態のままドラッグさせることにより、補正対象点34は、鉛直方向に移動し、第1投射領域30は、第2投射領域40Cに変形する。
なお、補正対象点31~38の移動時には、図4C、図4E、及び図4Gに示されるように、後述の表示制御部128は、アイコン31H~34H、31V~34V、35H、36V、37H、及び38Vの表示を停止させてもよいが、これには限定されず、表示させてもよい。また、とりわけ図4A、図4B、図4D、及び図4Fにおいて、例えばアイコンを用いることによる補正対象点31~38の明示はされていないが、補正対象点31~38は、明示されてもよく、されなくてもよい。
また、補正対象点31~38、及びアイコン31H~34H、31V~34V、35H、36V、37H、及び38Vは、撮像装置110による、プロジェクター20によって投射される投射面の撮像を開始した瞬間の静止画に基づいて表示されることが好適であるが、これには限定されない。
図5A~図5Eは、図4A~図4Gに例示される第1の調整用画像及び第2の調整用画像における、補正対象点近傍の拡大図を示す。なお、図5A~図5Eにおいては、例として、補正対象点34の近傍の拡大図を示すが、これはあくまで一例であって、他の補正対象点についても同様である。
図5Aは、第1の調整用画像において、ユーザーが未だ操作を行っていない状態での拡大図である。まず、図5Bに示されるように、情報処理システム1のユーザーは、第1の調整用画像において、例えばマウスを用いて、ユーザー・インタフェースに備わる矢印アイコン41で、アイコン34Vを選択し、マウスをクリックする。
すると、図5Cに示されるように、アイコン34H及びアイコン34Vが消失すると共に、アイコン34Aで示される円内を拡大したサムネイル画面50が表示される。
図5Dの第2の調整用画像に示されるように、ユーザーがマウスをクリックし続けている間、マウスの上下移動により、補正対象点34の上下移動が可能となる。また、上下移動した後の補正対象点34に基づいて、投射面の第2投射領域40が表示される。図5Dにおいては、第2投射領域40を一点鎖線で示す。
最後に、ユーザーがマウスのクリックを解除すると、図5Eの第2の調整用画像に示されるように、補正対象点34の移動が確定する。その後、新たな投射領域である第2投射領域40に合わせて、後述のように、第1画像が変形されて生成された第2画像に基づく投射画像39Aが、第2の調整用画像に表示される。これに伴い、補正対象点34には、図5Aと同様、再度アイコン34H及びアイコン34Vが表示される。
その後、後述のように、第1画像が変形されて生成された第2画像は、プロジェクター20に出力され、プロジェクター20は、第2画像に基づいて生成される第2の投射画像をスクリーンや壁等に投射する。
なお、ユーザーによるマウスのクリックの解除の代わりに、例えばユーザー・インタフェース内に示される「決定」ボタンをクリックすることにより、補正対象点34の移動が確定され、新たな投射領域である第2投射領域に合わせて、第1画像が変形された第2画像に基づく投射画像39Aが、第2の調整用画像に表示される構成としてもよい。
なお、図5Eには、投射限界領域42が二点鎖線で明示されている。この投射限界領域42は、第2投射領域40が超えることのできない領域であり、後述の第2画像生成部126が生成する第2画像に基づく投射画像は、投射限界領域42を踏み越えて投射されることはできない。すなわち、投射限界領域42は、第2の調整用画像において、ユーザーが補正対象点34を移動させることのできる範囲を限定するためのものである。
投射限界領域42のカメラ画像上での四隅の座標である(xLT ,yLT )、(xRT ,yLT )、(xRB ,yLT )、(xLB ,yLT )は、数式[1]に含まれる射影変換行列Hと、パネル画像を投射する際のパネル水平方向解像度W、パネル垂直方向解像度Hとした場合のパネル上の投射限界の四隅の座標である、(xLT ,yLT )=(0,0)、(xRT ,yRT )=(W,0)、(xRB,RB )=(W,H)、(xLB ,yLB )=(0,H)とを用いて、以下の数式[2]により算出される。
Figure 2022138883000003
上述の投射領域検出部123は、上記の数式[2]を用いて算出された、投射限界領域42のカメラ画像上での四隅の座標を、第2調整用画像生成部125に出力し、第2調整用画像生成部125は、当該投射限界領域42のカメラ画像上での四隅の座標を用いて、第2の調整用画像上に、投射限界領域42を設定する。
図6は、別法としての第2の調整用画像の拡大図を示す。図6に示されるように、ユーザーがマウスをクリックし続けている間、第2投射領域40が表示され続けると共に、これに加えて、補正対象点34の移動中に、投射画像39の変形が逐次実行されてもよい。これは例えば、後述のように第2画像生成部126によって生成された第2画像が、カメラ座標上でどのような形状となるか逐次シミュレーションすることによって実現されてもよい。これにより、ユーザーによる直感的な動作が可能となる。
なお、第2の調整用画像として、図6に示す調整用画像を用いる場合には、撮像装置110が固定されていることが好適であるが、これには限定されない。とりわけ、第2画像生成部126によって生成された第2画像が、カメラ座標上でどのような形状となるか、撮像装置110とプロジェクター20との位置関係に係るデータを用いて逐次シミュレーションする場合には、撮像装置110が固定されていることは必須の条件としなくてもよい。
第2画像生成部126は、第1の調整用画像において、一又は複数のアイコンに対して一の補正対象点を移動させる指示を受け付けた場合に、移動後の一の補正対象点の位置に基づいて、第2画像を生成する。具体的には、第2画像生成部126は、アイコン31H~34H、31V~34V、35H、36V、37H、及び38Vに対して、補正対象点31~38を移動させる指示を受け付けた場合に、移動後の補正対象点31~38の位置に基づいて、第2画像を生成する。
より詳細には、第1の調整用画像において、ある補正対象点を移動させる指示を受け付けると共に、数式[1]において、カメラ画像における、座標(x ,y )の特徴点p がこの補正対象点に一致することを仮定する。この場合、数式[1]の左辺の行列において、N列の成分(x ,y ,1)が変更される一方で、右辺におけるパネル画像の特徴点の座標を表す行列には変更がない。このため、数式[1]を用いることにより、新たな射影変換行列H′が算出される。その後、カメラ画像上の各画素に対応する座標に対して、新たな射影変換行列H′の逆行列H′-1を乗じるステップを含む方法により、第2画像としてのパネル画像が生成される。
この第2画像を生成する際に用いたパラメータである、射影変換行列H′の逆行列H′-1を、当初プロジェクターに出力していた第1画像としてのパネル画像とカメラ画像との対応関係を示す、射影変換行列Hの逆行列H-1と区別するために、本明細書では、当該対応関係を示すパラメータを「第1のパラメータ」、第2画像を生成するために用いたパラメータを「第2のパラメータ」と呼称することがある。
第2画像出力部127は、第2画像生成部126によって生成された第2画像を、プロジェクター20に出力する。
表示制御部128は、第1調整用画像生成部124により生成される第1の調整用画像、及び第2調整用画像生成部125により生成される第2の調整用画像を、表示装置140に表示させる。これに加えて、表示制御部128は、ユーザーの操作に応じて、各種アイコンの表示/非表示を切り替えてもよい。
1-3:プロジェクターの構成
図7は、プロジェクター20の構成を示すブロック図である。プロジェクター20は、投射装置210、処理装置220、記憶装置230、通信装置240を備える。プロジェクター20の各要素は、情報を通信するための単体又は複数のバスで相互に接続される。また、プロジェクター20の各要素は、単数又は複数の機器で構成され、プロジェクター20の一部の要素は省略されてもよい。
投射装置210は、後述の投射制御部221によって、情報処理装置10から取得した第1画像に基づいて生成される第1の投射画像、及び、情報処理装置10から取得した第2画像に基づいて生成される第2の投射画像をスクリーンや壁等に投射する装置である。投射装置210は、例えば、光源、液晶パネル、投射レンズを含み、光源からの光を、液晶パネルを用いて変調し、変調された光を、投射レンズを介してスクリーンや壁等に投射する。
処理装置220は、プロジェクター20の全体を制御するプロセッサであり、例えば、単数又は複数のチップで構成される。処理装置220は、例えば、周辺装置とのインタフェース、演算装置及びレジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成される。なお、処理装置220の機能の一部又は全部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現してもよい。処理装置220は、各種の処理を並列的又は逐次的に実行する。
記憶装置230は、処理装置220が読取可能な記録媒体であり、処理装置220が実行する制御プログラムPR2を含む複数のプログラムを記憶する。記憶装置230は、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の少なくとも1つによって構成されてもよい。記憶装置230は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ又は主記憶装置等と呼ばれてもよい。
通信装置240は、他の装置と通信を行うための、送受信デバイスとしてのハードウェアである。とりわけ本実施形態において、通信装置240は、プロジェクター20を、有線又は無線で、情報処理装置10と接続するための通信装置である。通信装置240は、例えば、ネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュール等とも呼ばれる。
処理装置220は、記憶装置230から制御プログラムPR2を読み出して実行することによって、投射制御部221として機能する。なお、制御プログラムPR2は、図示しない通信網を介して、プロジェクター20を管理するサーバなどの他の装置から送信されてもよい。
投射制御部221は、情報処理装置10から取得した第1画像に基づいて第1の投射画像を生成し、投射装置210に、当該第1の投射画像を壁やスクリーン等に対して投射させる。また、投射制御部221は、情報処理装置10から取得した第2画像に基づいて第2の投射画像を生成し、投射装置210に、当該第2の投射画像を壁やスクリーン等に対して投射させる。
1-4:情報処理システム1の動作
次に、情報処理システム1の動作について説明する。図8は、情報処理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、第1画像出力部121が、プロジェクター20に対して第1画像を出力する(ステップS1)。これを受けて、プロジェクター20は、第1画像に基づいて投射画像を生成し、壁やスクリーン等の投射面に投射画像を投射する。
次に、撮像画像取得部122は、撮像装置110に、上述の投射画像がプロジェクター20によって投射される投射面を撮像させ、撮像させた撮像画像を取得する(ステップS2)。
投射領域検出部123は、撮像画像取得部122によって取得された撮像画像から、第1投射領域30を検出する(ステップS3)。
第1調整用画像生成部124は、アイコン31H~34H、31V~34V、35H、36V、37H、及び38Vを、撮像画像取得部122によって取得された撮像画像に重畳した第1の調整用画像を生成する(ステップS4)。
表示制御部128は、第1調整用画像生成部124によって生成された第1の調整用画像を、表示装置140に表示させる(ステップS5)。
第2調整用画像生成部125は、第2画像生成部126によって生成された第2画像が投射される、投射面の第2投射領域40を含む第2の調整用画像を生成する(ステップS6)。
表示制御部128は、第2調整用画像生成部125によって生成された第2の調整用画像を、表示装置140に表示させる(ステップS7)。
第2画像生成部126は、アイコン31H~34H、31V~34V、35H、36V、37H、及び38Vに対して補正対象点31~38を移動させる指示を受け付けた場合に、移動後の補正対象点31~38の位置に基づいて、第2画像を生成する(ステップS8)。
これをもって補正を終了する場合(ステップS9のYES)には、処理はステップS10に移行する。まだ補正を終了しない場合(ステップS9のNO)には、処理はステップS4に移行する。
ステップS9でYESだった場合には、第2画像出力部127は、第2画像生成部126によって出力された第2画像を、プロジェクター20に出力する(ステップS10)。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1画像をプロジェクター20に出力することと、第1画像に基づく投射画像39が前記プロジェクター20によって投射される投射面を撮像した撮像画像を取得することと、撮像画像から、投射画像39が投射される投射面の第1投射領域30を検出することと、第1投射領域30の輪郭線上における複数の補正対象点のうち一の補正対象点に対応して設けられ、一の補正対象点の補正方向を示す一又は複数のアイコンを撮像画像に重畳した第1の調整用画像を生成することと、第1の調整用画像を、表示装置140に表示させることと、一又は複数のアイコンに対して一の補正対象点を移動させる指示を受け付けた場合に、移動後の一の補正対象点の位置に基づいて、第2画像を生成することと、を含む、画像生成方法が提供される。
とりわけ本実施形態によれば、情報処理装置10は、一の補正対象点の補正方向を示す一又は複数のアイコンを、情報処理装置10によって撮像される撮像画像に重畳した第1の調整用画像を、情報処理装置10が備える表示装置140で表示する。また、情報処理装置10は、第1の調整用画像において、補正対象点を移動させる指示を受け付けた場合に、移動後の補正対象点の位置に基づいて、第2画像を生成する。これにより、投射面における補正を反映した投射状態を確認しながら、プロジェクター20から投射される投射画像を補正することが可能となる。したがって、プロジェクター20から投射画像が投射される投射面の状態を目視で確認する必要がなくなる。
また、第1投射領域が四角形であり、補正対象点が当該四角形の四隅に加えて、各辺上にも設定される場合には、各辺の位置を補正する場合に当該各辺の両端の2点の各々を個別に移動させる場合に比較して、補正のための調整工数を減らすことが可能となる。
さらに、一の補正対象点に対応して設けられる複数のアイコンの各々、あるいは、一の補正対象点に対応して設けられる一のアイコンが、一方向への補正方向を示す場合には、補正対象点の移動が一軸上でのみ許可されることで、誤操作が減らせ、精度よく補正することが可能となる。
さらに、第2投射領域40を含む第2の調整用画像を生成する場合には、補正時に、投射限界領域42と、第1投射領域30と、第2投射領域40とを、撮像画像に重畳して、表示装置140に表示することが可能となる。
2.第2実施形態
以下、図9及び図10を参照することにより、本実施形態に係る情報処理システム1Aについて説明する。なお、情報処理システム1Aは、情報処理システム1に比較して、情報処理装置10の代わりに情報処理装置10Aを、プロジェクター20の代わりにプロジェクター20Aを備える点を除けば、情報処理システム1と同様の全体構成を有するため、当該全体構成の図示は省略する。また、以下では説明の簡略化のため、主として情報処理システム1Aが情報処理システム1と異なる点について説明され、同一の構成要素については同一の符号を用いられると共に、その詳細な説明は省略される。
2-1.情報処理装置の構成
図9は、情報処理装置10Aの構成例を示すブロック図である。情報処理装置10Aは、情報処理装置10と異なり、処理装置120の代わりに処理装置120Aを備える。処理装置120Aは、処理装置120と異なり、第2画像生成部126、及び第2画像出力部127を必須の構成要素としない。
2-2.プロジェクターの構成
図10は、プロジェクター20Aの構成例を示すブロック図である。プロジェクター20Aは、プロジェクター20と異なり、処理装置220の代わりに処理装置220Aを備える。処理装置220Aは、処理装置220と異なり、投射制御部221に加えて、第2画像生成部222を備える。
第2画像生成部322は、第1実施形態における情報処理装置10の第2画像生成部126と同様に、上述の第1の調整用画像において、一又は複数のアイコンに対して一の補正対象点を移動させる指示を受け付けた場合に、移動後の一の補正対象点の位置に基づいて、上述の第2画像を生成する。さらに、第2画像生成部222は生成した第2画像を、投射制御部221に出力する。
すなわち、本実施形態に係る情報処理システム1Aを、第1実施形態に係る情報処理システム1と比較した場合、情報処理システム1においては情報処理装置10で第2画像を生成していたところ、本実施形態においては、プロジェクター20Aで第2画像を生成するという相違がある。
本実施形態によれば、プロジェクター20Aの処理装置220Aが、第2画像生成部222として機能することにより、情報処理装置10Aの側で第2画像を生成する必要がなくなる。これにより、本実施形態においては、情報処理装置10Aの負荷を低減させることが可能となる。
3.変形例
本開示は、以上に例示した実施形態に限定されない。具体的な変形の態様を以下に例示する。
3-1.変形例1
撮像画像取得部122は、撮像装置110によって撮像された撮像画像を取得し、投射領域検出部123は、撮像画像取得部122によって取得された撮像画像から、投射画像が投射される投射面の第1投射領域を検出するとしたが、これには限定されない。例えば、投射領域検出部123は、プロジェクター20に出力する第1画像としてのパネル画像、及び撮像装置110とプロジェクター20との位置関係に基づくデータを用いて、上述の撮像画像をシミュレートし、シミュレートされた撮像画像から、第1投射領域を検出してもよい。
3-2.変形例2
第1実施形態における情報処理システム1では、情報処理装置10が第2画像生成部126を備える一方で、第2実施形態に係る情報処理システム1Aでは、プロジェクター20Aが第2画像生成部222を備えるが、これには限定されない。例えば、情報処理装置10又は10Aとプロジェクター20又は20Aとの双方が、第2画像生成部を備える構成としてもよい。具体的には、情報処理装置10又は10Aが、第1画像と第1投射領域に対する補正に基づいて第2画像を生成した上で、プロジェクター20又は20Aが、当該第2画像に対して重畳的にさらに補正を加えることにより第3画像を生成し、当該第3画像に基づく投射画像を、投射面に投射してもよい。
1,1A…情報処理システム、10,10A…情報処理装置、110…撮像装置、120,120A…処理装置、121…第1画像出力部、122…撮像画像取得部、123…投射領域検出部、124…第1調整用画像生成部、125…第2調整用画像生成部、126…第2画像生成部、127…第2画像出力部、128…表示制御部、130…記憶装置、140…表示装置、150…通信装置、20,20A…プロジェクター、210…投射装置、220,220A…処理装置、221…投射制御部、222…第2画像生成部、230…記憶装置、240…通信装置
次に、投射領域検出部123は、互いに対応する全ての特徴点の座標から、以下の数式[1]を用いて、射影変換行列Hを求める。なお、図3に示す例においては、カメラ画像とパネル画像の特徴点の個数は各々13個であるが、数式[1]ではこれを一般化してN個としている。また、カメラ画像の特徴点p の座標を(x ,y )、パネル画像の特徴点p の座標を(x ,y )とする。但し、nは、≦n≦Nを充足する整数である。
Figure 2022138883000024
投射限界領域42のカメラ画像上での四隅の座標である(xLT ,yLT )、(xRT RT )、(xRB RB )、(xLB ,y LB )は、数式[1]に含まれる射影変換行列Hと、パネル画像を投射する際のパネル水平方向解像度W、パネル垂直方向解像度Hとした場合のパネル上の投射限界の四隅の座標である、(xLT ,yLT )=(0,0)、(xRT ,yRT )=(W,0)、(xRB RB )=(W,H)、(xLB ,yLB )=(0,H)とを用いて、以下の数式[2]により算出される。
Figure 2022138883000025
第2画像生成部222は、第1実施形態における情報処理装置10の第2画像生成部126と同様に、上述の第1の調整用画像において、一又は複数のアイコンに対して一の補正対象点を移動させる指示を受け付けた場合に、移動後の一の補正対象点の位置に基づいて、上述の第2画像を生成する。さらに、第2画像生成部222は生成した第2画像を、投射制御部221に出力する。

Claims (9)

  1. 第1画像をプロジェクターに出力することと、
    前記第1画像に基づく投射画像が前記プロジェクターによって投射される投射面を撮像した撮像画像を取得することと、
    前記撮像画像から、前記投射画像が投射される前記投射面の第1投射領域を検出することと、
    前記第1投射領域の輪郭線上における複数の補正対象点のうち一の補正対象点に対応して設けられ、前記一の補正対象点の補正方向を示す一又は複数のアイコンを前記撮像画像に重畳した第1の調整用画像を生成することと、
    前記第1の調整用画像を、表示装置に表示させることと、
    前記一又は複数のアイコンに対して前記一の補正対象点を移動させる指示を受け付けた場合に、移動後の前記一の補正対象点の位置に基づいて、第2画像を生成することと、を含む、
    画像生成方法。
  2. 前記第1画像は、第1パラメータを用いた画像処理によって生成され、
    前記移動後の前記一の補正対象点の位置に基づいて前記画像処理に用いる第2パラメータが生成され、
    前記第2画像は、前記第2パラメータを用いた前記画像処理によって生成される、
    請求項1に記載の画像生成方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像生成方法によって生成された前記第2画像を、前記表示装置に出力する制御方法。
  4. 前記指示に基づいて移動した後の前記補正対象点に基づいて前記第1投射領域が補正された第2投射領域を含む第2の調整用画像を生成し、生成された第2の調整用画像を前記表示装置に表示することをさらに含む、請求項3に記載の制御方法。
  5. 前記第1投射領域が四角形であり、前記複数の補正対象点が、前記第1投射領域の四隅に設定される、請求項3または請求項4に記載の制御方法。
  6. 前記第1投射領域の四隅に設定された前記補正対象点のうち一の補正対象点に対応して設けられる複数のアイコンの各々は、一方向への補正方向を示す、請求項5に記載の制御方法。
  7. 前記第1投射領域が四角形であり、前記複数の補正対象点が、前記第1投射領域の四辺上に設定される、請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の制御方法。
  8. 前記第1投射領域の四辺に設定された前記補正対象点のうち一の補正対象点に対応して設けられる一のアイコンは、一方向への補正方向を示す、請求項7に記載の制御方法。
  9. 第1画像をプロジェクターに出力する第1画像出力部と、
    前記第1画像に基づく投射画像が前記プロジェクターによって投射される投射面を撮像した撮像画像を取得する撮像画像取得部と、
    前記撮像画像から、前記投射画像が投射される前記投射面の第1投射領域を検出する投射領域検出部と、
    前記第1投射領域の輪郭線上における複数の補正対象点のうち一の補正対象点に対応して設けられ、前記一の補正対象点の補正方向を示す一又は複数のアイコンを前記撮像画像に重畳した第1の調整用画像を生成する第1調整用画像生成部と、
    前記第1の調整用画像を、表示装置に表示させる表示制御部と、
    前記一又は複数のアイコンに対して前記一の補正対象点を移動させる指示を受け付けた場合に、移動後の前記一の補正対象点の位置に基づいて、第2画像を生成する第2画像生成部と、
    前記第2画像を前記プロジェクターに出力する第2画像出力部と、を備える情報処理装置。
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