JP7117525B2 - 投写型映像表示装置の制御装置、制御方法、プログラム、及び投写型映像表示システム - Google Patents

投写型映像表示装置の制御装置、制御方法、プログラム、及び投写型映像表示システム Download PDF

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Description

本開示は、映像を被投写面に投写する投写型映像表示装置の制御装置、制御方法、及びプログラムに関する。本開示はまた、そのような投写型映像表示装置及び制御装置を含む投写型映像表示システムに関する。
特許文献1は、投写型映像表示装置の位置決め作業における操作者の負担を軽減できる投写画像表示システムを提供する技術を開示する。特許文献1によれば、カメラで取得した被投写面(スクリーン)の画像をパーソナルコンピュータの表示装置に表示し、表示された被投写面の画像に対してユーザがマーカー(カーソル)を操作することにより、被投写面の領域(すなわち投写領域)を指定する。これにより、投写した画像の位置が所望の位置にない投射型表示装置に対する位置調整作業における操作者の負担を軽減することができる。
特開2015-121779号公報 特許第5372857号公報
しかし、パーソナルコンピュータなどの表示装置に表示された被投写面の映像に対してマーカーを位置決めするよりも、実際の被投写面に投写された映像において被投写面の領域を指定するほうが、より精緻にマーカーを位置決めすることができると考えられる。しかしながら、この場合、被投写面に投写されたマーカーの位置に合わせて投写型映像表示装置の投写方向又は倍率を調整すると、投写されたマーカーが元の位置からずれてしまい、マーカーの位置をユーザが再設定する必要が生じる。
本開示の目的は、被投写面に投写されたマーカーの位置をユーザが再設定する必要なしに、被投写面における投写領域を調整するように投写型映像表示装置を制御することができる、投写型映像表示装置の制御装置、制御方法、及びプログラムを提供することにある。本開示の目的はまた、そのような投写型映像表示装置及び制御装置を含む投写型映像表示システムを提供することにある。
本開示の一部態様に係る投写型映像表示装置の制御装置は、調整可能な投写方向及び調整可能な倍率を有する投写光学系を備える少なくとも1つの投写型映像表示装置を制御する。制御装置は、映像が投写される被投写面における投写領域を指定する少なくとも1つのマーカーを映像に重畳して被投写面における指定位置に投写するように投写型映像表示装置を制御する。制御装置は、投写光学系の投写方向及び倍率のうちの少なくとも一方が調整されたとき、投写方向の移動量及び倍率の変化量に基づいて、マーカーが被投写面において指定位置に留まるように、投写型映像表示装置によって投写される映像を調整する。
本開示の一部態様に係る投写型映像表示装置の制御装置は、被投写面に投写されたマーカーの位置をユーザが再設定する必要なしに、被投写面における投写領域を調整するように投写型映像表示装置を制御することができる。
実施形態に係る投写型映像表示システム1の概略構成を示すブロック図である。 図1のプロジェクタ101の構成を示すブロック図である。 図1のプロジェクタ101~103から投写されるカラーパターン画像を示す図である。 図1の制御装置104及びカメラ105の構成を示すブロック図である。 図1の投写型映像表示システム1によって実行される投写領域調整処理を示すフローチャートである。 図5のレンズ較正処理のサブルーチンを示すタイミングチャートである。 図5のレンズ較正処理において生成されるレンズデータテーブルのデータ構造を示す図である。 図1の投写型映像表示システム1において、投写領域を指定する前のカーソルC1~C4の状態を示す模式図である。 図1の投写型映像表示システム1において、スクリーン106に合わせて投写領域B0を指定するようにカーソルC1~C4を移動した状態を示す模式図である。 図1の各プロジェクタ101~103の投写可能領域A1~A3及び担当投写領域B1~B3を示す模式図である。 図5の領域検出処理のサブルーチンを示すタイミングチャートである。 図1の投写型映像表示システム1において、投写可能領域A1が担当投写領域B1を包含している状態を示す模式図である。 図5のステップS600における幾何補正データの生成を説明するための模式図である。 図1の投写型映像表示システム1において、投写可能領域A3が担当投写領域B3を包含していない状態を示す模式図である。 図5のステップS700における投写可能領域と担当投写領域とのずれ量ΔIの計算を説明するための模式図である。 図1の投写型映像表示システム1において、投写光学系212の投写方向及び倍率を調整した後のカーソルC1~C4及び投写領域B0を示す模式図である。 図5のカーソル位置修正処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 図1の投写型映像表示システムにおいて、カーソルC1~C4の位置を元の位置に修正した後のカーソルC1~C4及び投写領域B0を示す模式図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施形態)
[1-1.構成]
[1-1-1.全体構成]
図1は、実施形態に係る投写型映像表示システム1の概略構成を示すブロック図である。投写型映像表示システム1は、投写型映像表示装置(「プロジェクタ」ともいう)101~103、制御装置104、及びカメラ105を備える。
各プロジェクタ101~103は、スクリーン106の面(「被投写面」ともいう)に映像を投写するようにスクリーン106の前方に配置される。各プロジェクタ101~103は、制御装置104の制御下で、一体の映像を空間的に分割した複数の部分映像のうちの1つをスクリーン106の面にそれぞれ投写する。図1の例では、各プロジェクタ101~103により投写される部分映像がスクリーン106の面において水平方向に互いに隣接するように、プロジェクタ101~103は配置される。これにより、例えば、極端に横長のスクリーン106にも映像を投写することができる。
一般に、一体の映像を複数のプロジェクタにより投写する場合、互いに隣接するプロジェクタの投写領域の一部が重なりあうように映像を投写し、重なりあう領域における映像の輝度を徐々にクロスフェードしてつなぎ目を目立たなくする、「エッジブレンディング」と呼ばれる手法が使われる。本開示の実施形態に係る投写型映像表示システムでもエッジブレンディングを使用する。以下の説明では、2つのプロジェクタの投写領域が重なりあう領域の大きさ(幅)を、「オーバーラップ幅」と呼ぶ。
制御装置104は、各プロジェクタ101~103の映像をスクリーン106の面における所望の位置に投写するために、各プロジェクタ101~103の投写光学系(後述)の投写方向及び倍率を調整する。また、制御装置104は、ユーザ入力を受けて、スクリーン106の面において映像が投写される領域(「投写領域」という)を設定する。
カメラ105は、スクリーン106の面に投写された映像又は画像とを撮影するようにスクリーン106の前方に配置される。カメラ105は、制御装置104の制御下で、スクリーン106と、スクリーン106の面に投写された映像又は画像とを撮影し、撮影された画像を制御装置104に送る。
プロジェクタ101~103、制御装置104、及びカメラ105は、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)、SDI(Serial Digital Interface)、DVI(Digital Visual Interface)、USB(Universal Serial Bus)、RS232C、有線又は無線LAN(Local Area Network)、などのインターフェース又は通信回線を介して互いに接続される。以下の例では、プロジェクタ101~103が制御装置104に対してHDMI及びRS232Cを介してそれぞれ接続され、カメラ105が制御装置104に対してUSBを介して接続される場合について説明する。
[1-1-2.プロジェクタの構成]
図2は、図1のプロジェクタ101の構成を示すブロック図である。プロジェクタ101は、主に、制御系101a、映像表示系101b、及び投写系101cとを含む。
制御系101aは、通信インターフェース(IF)201、マイクロコンピュータ202、及びデータメモリ203を備える。
通信インターフェース201は、例えばRS232Cであり、制御装置104に接続される。マイクロコンピュータ202は、通信インターフェース201を介して制御装置104から制御信号を受信すると、制御信号に応じてプロジェクタ101の各構成要素(映像表示系101bの表示素子、投写系101cの各駆動回路、など)の動作を制御する。また、マイクロコンピュータ202は、プロジェクタ101の状態(例えば、投写系101cの投写光学系212の投写方向及び倍率、など)についてのデータを、通信インターフェース201を介して制御装置104に送信する。
映像表示系101bは、光源204、照明光学系205、表示素子206、表示素子駆動回路209、信号処理回路210、映像入力インターフェース(IF)211、及び幾何補正回路224を備える。
光源204によって発生された照明光は、集光レンズなどを含む照明光学系205を介して集光及び伝達され、表示素子206に入射する。表示素子206は、例えば、透過型のカラー液晶パネル又はDMD(Digital Micromirror Device)などの光変調素子である。表示素子206に入射した光は、表示素子206によって変調され、変調光は、表示素子206の透過光又は反射光として投写系101cに送られる。
映像入力インターフェース211は、例えばHDMIであり、制御装置104に接続される。プロジェクタ101は、制御装置104から、映像入力インターフェース211を介して、プロジェクタ101によって投写する映像を含む映像信号を受信する。
信号処理回路210は、映像入力インターフェース211を介して入力された映像信号に対して拡大又は縮小などの信号処理を行う。また、信号処理回路210は、オンスクリーンディスプレイ(OSD)制御回路207及びテストパターン制御回路208を備える。
オンスクリーンディスプレイ制御回路207は、マイクロコンピュータ202の制御下で、映像をスクリーン106に投写するときに映像に重畳して投写するための他の情報(「オンスクリーンディスプレイ情報」ともいう)を生成し、映像信号に重畳する。オンスクリーンディスプレイ情報は、スクリーン106の面において映像が投写される投写領域を示すカーソルを含む。また、オンスクリーンディスプレイ情報は、例えば、プロジェクタ101又は制御装置104の制御情報を示すテキストなどを含んでもよい。
テストパターン制御回路208は、マイクロコンピュータ202の制御下で、プロジェクタ101の映像をスクリーン106の面における所望の位置に投写するように投写系101cの投写光学系212の投写方向及び倍率を調整するためのテストパターンを生成する。テストパターン制御回路208は、テストパターンとして、例えば、図3に示すようなカラーパターン画像を予め記憶していてもよい。図3は、図1のプロジェクタ101~103から投写されるカラーパターン画像を示す図である。図3のカラーパターン画像は、例えば、赤、緑、青、シアン、黄、マゼンタ、白、又は黒でそれぞれ色付けられ、規則的に配置された複数の色領域を有する。なお、図3では、各色領域の色の違いを、図柄(パターン)の違いにより表す。スクリーン106に投写された図3のカラーパターン画像をカメラ105により撮影し、撮影された画像を制御装置104によって処理するとき、4つの色領域が接する点を特徴点として認識可能である。制御装置104は、認識された特徴点に基づいて、プロジェクタ101の映像をスクリーン106の面における所望の位置に投写するように、プロジェクタ101の投写光学系212の投写方向及び倍率を調整する。カラーパターン画像と、カラーパターン画像の発生回路とについては、例えば、特許文献2に開示された技術を使用可能である。
信号処理回路210は、映像信号又はテストパターンの信号を、幾何補正回路22に送る。
幾何補正回路224は、信号処理回路210から入力される映像信号に対して、補正情報に従って電気的に映像の形状を変形し、変形した映像を示す映像信号を出力する。表示素子駆動回路209は、幾何補正回路224から入力された映像信号に従って表示素子206を駆動し、照明光を変調して変調光を発生させる。
表示素子206を映像信号により駆動するための回路構成は公知のものであり、図2に示したものはその一例である。
投写系101cは、投写光学系212、レンズマウント213、垂直シフト駆動回路214、水平シフト駆動回路215、フォーカス駆動回路216、及びズーム駆動回路217を備える。
投写光学系212は、ズームレンズ223と、ズーム駆動回路217の制御下でズームレンズ223を駆動して投写光学系212の倍率を制御するズーム駆動モータ221とを有する。レンズマウント213は、投写光学系212の投写方向を垂直方向、水平方向、及び光軸方向にそれぞれ移動(シフト)させる垂直シフト駆動モータ218、水平シフト駆動モータ219、及びフォーカス駆動モータ220を備える。垂直シフト駆動モータ218、水平シフト駆動モータ219、及びフォーカス駆動モータ220は、垂直シフト駆動回路214、水平シフト駆動回路215、及びフォーカス駆動回路216によってそれぞれ制御される。垂直シフト駆動回路214、水平シフト駆動回路215、フォーカス駆動回路216、及びズーム駆動回路217は、マイクロコンピュータ202によって制御される。
表示素子206によって発生された変調光は、投写光学系212を介してスクリーン106の面に投写される。
他のプロジェクタ102~103もまた、図2のプロジェクタ101と同様に構成される。
[1-1-3.制御装置及びカメラの構成]
図4は、図1の制御装置104及びカメラ105の構成を示すブロック図である。
制御装置104は、ハードディスクドライブ(HDD)301、中央処理装置(CPU)302、メモリ303、通信インターフェース(IF)304、映像処理装置(GPU)305、ユーザ入力装置306、USBコントローラ307、及びバス308を備える。
ハードディスクドライブ301は、後述する投写領域調整処理及び他の処理を含むプログラムを格納する。中央処理装置302は、ハードディスクドライブ301に格納されたプログラムをメモリ303上で実行することにより、制御装置104全体の動作を制御する。中央処理装置302で実行されるプログラムは、CD-ROM又はDVD-ROMなどの光ディスク媒体、メモリカード又はUSBメモリのような半導体記憶素子を含む記録媒体によって制御装置104に提供されてもよい。また、中央処理装置302で実行されるプログラムは、通信回線を通じて制御装置104に提供されてもよい。また、ハードディスクドライブ301は、各プロジェクタ101~103によって投写される映像を記憶する。
通信インターフェース304は、例えばRS232Cであり、各プロジェクタ101~103に接続される。中央処理装置302は、各プロジェクタ101~103を制御するための制御信号を、通信インターフェース304を介して各プロジェクタ101~103に送信する。また、中央処理装置302は、各プロジェクタ101の状態(例えば、投写光学系212の投写方向及び倍率、など)についてのデータを、通信インターフェース304を介して各プロジェクタ101~103から受信する。
映像処理装置305は、例えばHDMIのインターフェースを含み、各プロジェクタ101~103に接続される。映像処理装置305は、ハードディスクドライブ301に記憶された映像を含む映像信号を、そのインターフェースを介して各プロジェクタ101~103に送信する。
ユーザ入力装置306は、キーボード及びポインティングデバイス(マウス、タッチパネルなど)を備え、ユーザ入力を受ける。
制御装置104は、汎用のパーソナルコンピュータでもよく、プロジェクタ101~103及びカメラ105を制御するための専用装置でもあってもよい。
カメラ105は、撮像光学系401、アナログ/ディジタル変換器(ADC)402、画像処理回路403、及びメモリ404を備える。撮像光学系401は、レンズ及びCCDイメージセンサを含む。
撮像光学系401は、レンズにより形成された被写体像をCCDイメージセンサにより撮像してアナログの画像データを生成する。
アナログ/ディジタル変換器402は、撮像光学系401で生成されたアナログの画像データをディジタルの画像データに変換する。
メモリ404は、アナログ/ディジタル変換器402から出力された画像データを一時的に記憶する。また、メモリ404は、画像処理回路403で処理途上の画像データ及び処理が完了した後の画像データを一時的に記憶する。要するに、メモリ404は、画像処理回路403による画像処理を実現するために一時的に画像データを記憶する手段である。
画像処理回路403は、アナログ/ディジタル変換器402から出力される画像データに対して各種の画像処理を行う。例えば、画像処理回路403は、画像データに対して、ホワイトバランス調整処理、ガンマ処理、圧縮処理、YC変換処理、電子ズーム処理、及び/又は圧縮処理などを行う。なお、画像処理回路403は、これらの全ての処理を行ってもよいし、これらの一部のみを行うものであってもよい。
[1-2.動作]
以上のように構成された投写型映像表示システム1の動作を以下に説明する。
図5は、図1の投写型映像表示システム1によって実行される投写領域調整処理を示すフローチャートである。投写領域調整処理は、制御装置104において特定のアプリケーションプログラムを実行し、制御装置104がプロジェクタ101~103及びカメラ105と協働することで実行される。投写領域調整処理を実行することで、スクリーン106の面において映像が投写される投写領域を設定し、さらに、各プロジェクタ101~103の映像をスクリーン106の面において投写領域内に投写するように、各プロジェクタ101~103の投写光学系212の投写方向及び倍率を調整することができる。
図5を参照すると、最初にステップS101において、制御装置104はレンズ較正処理を行う。ここで、制御装置104は、各プロジェクタ101~103の投写光学系212のレンズデータを取得する。レンズデータは、各プロジェクタ101~103の投写光学系212に設定可能なシフト量及び倍率の範囲と、現在のシフト量及び倍率の値とを含む。
次にステップS200において、制御装置104は、ユーザ入力に応じて、各プロジェクタ101~103の投写領域及びオーバーラップ幅を設定する。ここで、制御装置104は、スクリーン106の面に投写されたカーソルをユーザ入力に応じて移動させることにより、スクリーン106の面において映像が投写される投写領域を設定する。また、制御装置104は、ユーザ入力に応じて、2つのプロジェクタの投写領域のオーバーラップ幅を設定する。
次にステップS300において、制御装置104は、各プロジェクタ101~103の担当投写領域を計算する。担当投写領域は、一体の映像を空間的に分割した3つの部分映像を各プロジェクタに101~103によってスクリーン106の面にそれぞれ投写するように、スクリーン106の面において各プロジェクタに101~103に割り当てられた領域を示す。制御装置104は、ステップS200において設定されたスクリーン106の投写領域及びオーバーラップ幅に基づいて担当投写領域を計算する。ここで、担当投写領域を「領域B」ともいう。
次にステップS400において、制御装置104は領域検出処理を実行し、各プロジェクタ101~103の投写可能領域を検出する。投写可能領域は、各投写型映像表示装置101~103によって投写可能なスクリーン106の面の領域を示す。ここで、投写可能領域を「領域A」ともいう。
次にステップS500において、制御装置104は、各プロジェクタ101~103について、投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含しているか否かを判断し、YESのときはステップS600に進み、NOのときはステップS700に進む。
ステップS600において、制御装置104は、各プロジェクタ101~103について、スクリーン106の面に投写された部分映像の輪郭の形状を担当投写領域Bの形状に合わせるように幾何補正データを生成して設定する。これにより、部分映像は、担当投写領域Bの範囲内に投写されるように調整される。
一方、ステップS700において、制御装置104は、投写可能領域Aが担当投写領域Bを含むように、各プロジェクタ101~103の投写光学系212の投写方向及び倍率を調整する。
次にステップS800において、制御装置104はカーソル位置修正処理を実行する。ステップS700を実行すると、スクリーン106の面に投写されたカーソルが元の位置(ステップS200で設定された位置)からずれてしまう。これに対してカーソル位置修正処理を実行することにより、制御装置104は、スクリーン106の面に投写されるカーソルが元の位置に戻るように、カーソルの位置を自動的に修正する。
ステップS800の後、処理はステップS200に戻る。以後、全てのプロジェクタ101~103について投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含するようになるまで、ステップS200~S500、S700,及びS800が繰り返される。
以下、図5の投写領域調整処理の各ステップについて詳細に説明する。
(A)レンズ較正処理(S100)
図6は、図5のレンズ較正処理のサブルーチンを示すタイミングチャートである。
ステップS101において、制御装置104は、プロジェクタ101の投写光学系212のレンズデータを要求する制御信号をプロジェクタ101に送信する。ステップS102において、プロジェクタ101のマイクロコンピュータ202は、投写光学系212のシフト範囲、ズーム範囲、現在のシフト位置、現在のズーム位置、光軸中心の座標などを含むレンズデータを収集する。ステップS103において、マイクロコンピュータ202は、レンズデータを含む制御信号を制御装置104へ送信する。
ステップS104~S106において、制御装置104は、接続された他のすべてのプロジェクタ102~103に対して同様の処理を行い、それらのレンズデータを取得する。ステップS107において、制御装置104は、取得したレンズデータに基づいてレンズデータテーブルを生成する。
図7は、図5のレンズ較正処理において生成されるレンズデータテーブルのデータ構造を示す図である。図7に示すレンズデータテーブルでは、例えば、プロジェクタ番号1に対応するプロジェクタ101の投写光学系212は、水平方向に±500ドットのシフト範囲を有し、垂直方向に±300ドットのシフト範囲を有し、現在のシフト位置は(100,50)である。また、プロジェクタ101の投写光学系212は、最大で2.2倍までの範囲でズームすることができ、現在の倍率は1.45倍であり、ズーム時の光軸座標は(960,600)である。この場合、倍率を変更しても投写空間において座標(960,600)の画素位置は変化せず、この座標(960,600)を中心に映像が拡大又は縮小する。
(B)投写領域設定処理(S200)
前述のように、制御装置104は、ユーザ入力に応じて、各プロジェクタ101~103の投写領域及びオーバーラップ幅を設定する。このため、制御装置104は、ユーザ入力装置306を介して、スクリーン106の面におけるカーソルC1~C4の指定位置を示す情報を取得し、また、オーバーラップ幅を取得する。制御装置104は、映像が投写されるスクリーン106の面における投写領域を指定する少なくとも1つのカーソルC1~C4を映像に重畳してスクリーン106の面における指定位置に投写することを指示する制御信号を、プロジェクタ101~103に送信する。
図8は、図1の投写型映像表示システム1において、投写領域を指定する前のカーソルC1~C4の状態を示す模式図である。図8を参照すると、スクリーン106は、矩形の枠線の内部に映像を投写可能である。また、各プロジェクタ101~103は、例えば図8に示す投写可能範囲A1~A3をそれぞれ有する。ステップS200において、まず、制御装置104は、カーソルC1~C4を含む映像を投写することを指示する制御信号を各プロジェクタ101~103に送信する。この制御信号に応じて、各プロジェクタ101~103は、例えば図8に示すように、カーソルC1~C4を含む映像を投写する。
カーソルC1~C4は、ユーザ入力装置306を介して得られたユーザ入力に応じて移動させることにより、スクリーン106の面において映像が投写される投写領域を設定するために使用される。任意個数のカーソルを使用可能であるが、本実施形態では、水平方向に2個かつ垂直方向に2個になるように配列された4つのカーソルを用いて、矩形の投写領域を設定するものとする。
図9は、図1の投写型映像表示システム1において、スクリーン106に合わせて投写領域B0を指定するようにカーソルC1~C4を移動した状態を示す模式図である。ユーザは、ユーザ入力装置306を用いて、カーソルC1~C4を1つずつ選択して移動させる。ユーザの操作に連動して、プロジェクタ101~103からスクリーン106の面に投写されたカーソルC1~C4が移動する。図9の例では、スクリーン106の枠線の内部の領域が投写領域になるように、ユーザは、枠線の4つのコーナーにカーソルC1~C4を移動させる。カーソルC1~C4で囲まれた領域が投写領域B0になる。
その後、制御装置104は、ユーザ入力装置306を介して得られたユーザ入力に応じて、2つのプロジェクタの投写領域のオーバーラップ幅を設定する。オーバーラップ幅は、例えば画素値として入力される。オーバーラップ幅は、担当投写領域の横幅の10%程度の長さに設定されてもよく、他の値に設定されてもよい。
(C)各プロジェクタの担当投写領域の計算(S300)
図10は、図1の各プロジェクタ101~103の投写可能領域A1~A3及び担当投写領域B1~B3を示す模式図である。制御装置104は、オーバーラップ幅を考慮したうえで投写領域B0の幅をプロジェクタ101~103の台数(すなわち「3」)で均等に分割することにより、各プロジェクタ101~103の担当投写領域B1~B3を計算する。
なお、複数のプロジェクタ101~103が存在する場合、カーソルC1~C4は、各プロジェクタ101~103により部分映像が投写されるスクリーン106の面の領域をそれぞれ示す複数の担当投写領域を互いに連結した領域を、投写領域として指定する。制御装置104は、カーソルC1~C4によって指定される投写領域に基づいて、各プロジェクタ101~103に担当投写領域を割り当てる。
(D)各プロジェクタの投写可能領域の検出(S400)
図11は、図5の領域検出処理のサブルーチンを示すタイミングチャートである。
ステップS401において、制御装置104は、投写可能範囲の全体において最低の輝度を有する黒パターン画像を投写することを指示する制御信号を各プロジェクタ101~103に送信する。この制御信号に応じて、各プロジェクタ101~103は、ステップS402において黒パターン画像を投写し、次にステップS403において、黒パターン画像の投写が完了したことを示す応答信号を制御装置104へ送信する。
制御装置104は、各プロジェクタ101~103から応答信号を受信することにより、全てのプロジェクタ101~103が黒パターン画像を投写したことを確認し、その後、ステップS404において、スクリーン106を撮影するようにカメラ105へ指示する。この指示に応じて、カメラ105は、ステップS405において、スクリーン106を含むエリアを撮影し、ステップS406において、撮影された画像P1を制御装置104へ送信する。画像P1は、各プロジェクタ101~103からの光がスクリーン106の面に投写されず、スクリーン106が設けられた部屋における照明器具の照明光又は外光によってスクリーン106が照らされた明るさを有する画像である。
次にステップS407において、制御装置104は、テストパターンとしてカラーパターン画像を投写することを指示する制御信号をプロジェクタ101に送信する。この制御信号に応じて、プロジェクタ101は、ステップS408において、テストパターンとして図3に示すようなカラーパターン画像を投写し、ステップS409において、カラーパターン画像の投写が完了したことを示す応答信号を制御装置104へ送信する。
制御装置104は、各プロジェクタ101から応答信号を受信することにより、プロジェクタ101がカラーパターン画像を投写したことを確認し、その後、ステップS410において、スクリーン106を撮影するようにカメラ105へ指示する。この指示に応じて、カメラ105は、ステップS411において、カラーパターン画像が投写されたスクリーン106を含むエリアを撮影し、ステップS412において、撮影された画像P2を制御装置104へ送信する。
ステップS413において、制御装置104は、受信した画像P1及び画像P2から差分画像を生成する。差分画像により、各プロジェクタ101~103から投写される光以外のノイズ(例えば、部屋の照明光又は外光)の成分を除いた画像を得ることができる。ステップS414において、制御装置104は、差分画像に基づいて、プロジェクタ101から投写されたカラーパターン画像における各特徴点の位置を検出し、その位置の情報に基づいてプロジェクタ101の投写可能領域A1を検出する。
以下、ステップS407S~414と同様の手順にて、他のプロジェクタ102、103の投写可能領域A2,A3がそれぞれ検出される。
(E)幾何補正データの生成及び設定(S600)
図5のステップS500において、各プロジェクタ101~103について投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含している場合、各プロジェクタ101~103の配置が適正であることを意味する。この場合、ステップS600において、制御装置104は、各プロジェクタ101~103について、スクリーン106の面に投写された部分映像の輪郭の形状を担当投写領域Bの形状に合わせるように幾何補正データを生成して設定する。以下、幾何補正データの生成について具体的に説明する。
図12は、図1の投写型映像表示システム1において、投写可能領域A1が担当投写領域B1を包含している状態を示す模式図である。一例として、図12に示すように、プロジェクタ101の投写可能領域A1が、プロジェクタ101の担当投写領域B1を包含している場合を想定する。
図13は、図5のステップS600における幾何補正データの生成を説明するための模式図である。図13(a)は、カメラ105によって撮影された画像(カメラ座標系)における投写可能領域A1と担当投写領域B1との関係を示す。投写可能領域A1の各特徴点は、プロジェクタ101~103の表示素子206の各座標(プロジェクタ座標系)と関連付けられる。この関連付けから、カメラ座標とプロジェクタ座標との変換式が求められる。変換元の座標系における4つの点と、対応する変換先の座標系における4つの点とが与えられたとき、その平面変換を実現するホモグラフィ変換行列Hが求められることは良く知られている。このホモグラフィ変換行列Hを用いて、カメラ座標系における担当投写領域B1の座標を、プロジェクタ座標系における座標に変換する。これにより、図13(b)に示すように、プロジェクタ101の表示素子206の表示領域A1´において、担当投写領域B1に対する幾何補正データB1´を求めることができる。
(F)投写方向及び倍率の調整(S700)
一方、図5のステップS500において、あるプロジェクタについて投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含していない場合、当該プロジェクタの配置が適正でないことを意味する。この場合、ステップS700において、制御装置104は、投写可能領域Aが担当投写領域Bを含むように、当該プロジェクタの投写光学系212の投写方向及び倍率を調整する。以下、投写方向及び倍率の調整について具体的に説明する。
図14は、図1の投写型映像表示システム1において、投写可能領域A3が担当投写領域B3を包含していない状態を示す模式図である。一例として、図14に示すように、プロジェクタ103の投写可能領域A3が、プロジェクタ103の担当投写領域B3を包含していない場合を想定する。この場合、制御装置104はまず、投写可能領域A3の位置と担当投写領域B3の位置とのずれ量を計算する。図15を参照して、ずれ量の計算について説明する。
図15は、図5のステップS700における投写可能領域と担当投写領域とのずれ量ΔIの計算を説明するための模式図である。ずれ量ΔIを計算するために、ステップS600の計算と同様に、プロジェクタ座標系における担当投写領域B3´を求める。そして、担当投写領域B3´とプロジェクタ103の表示素子206の表示領域A3´とを比較し、表示領域A3´の範囲外となる部分のずれの最大値を、ずれ量Δlとする。
制御装置104は、ずれ量Δlに基づき、投写可能領域A3が担当投写領域B3を包含するように、プロジェクタ103の投写光学系212の投写方向の変化量(水平方向及び垂直方向)及び/又は倍率の変化量を決定する。そして、制御装置104は、決定した変化量で投写光学系212の投写方向及び/又は倍率を変化させることを指示する制御信号をプロジェクタ103に送信する。この制御信号に応じて、プロジェクタ103は、マイクロコンピュータ202によって、投写可能領域A3が担当投写領域B3を包含するように、投写光学系212の投写方向及び倍率を自動的に調整する。
このように、制御装置104は、少なくとも1つのプロジェクタ101~103の担当投写領域が、当該プロジェクタによって投写可能なスクリーン106の面の領域を示す投写可能領域に包含されないとき、担当投写領域が投写可能領域に包含されるように、投写光学系212の投写方向及び倍率のうちの少なくとも一方を調整する。
(G)カーソル位置修正処理(S800)
図16は、図1の投写型映像表示システム1において、投写光学系212の投写方向及び倍率を調整した後のカーソルC1~C4及び投写領域B0を示す模式図である。ステップS700においていずれかのプロジェクタの投写光学系212の投写方向及び/又は倍率を調整すると、ステップS200においてユーザが設定した投写領域のカーソルC1~C4は、当初の位置(図10)から図16に示すようにずれることがある。この場合、各プロジェクタ101~103によってスクリーン106の面において映像が投写される領域は、ユーザが当初に意図した投写領域とは異なるものになる。そこで、制御装置104は、カーソル位置修正処理を実行することにより、ステップS700でずれたカーソルC1~C4の位置を元の位置に戻す。
図17は、図5のカーソル位置修正処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS801において、制御装置104は、1つのカーソルを選択する。
ステップS802において、制御装置104は、選択されたカーソルを投写するプロジェクタの投写光学系212の投写方向を変更したか否かを判断し、YESのときはステップS803に進み、NOのときはステップS804に進む。ステップS803において、制御装置104は、投写光学系212の投写方向の変化量に応じてカーソルの位置を修正する。
ステップS804において、制御装置104は、選択されたカーソルを投写するプロジェクタの投写光学系212の倍率を変更したか否かを判断し、YESのときはステップS805に進み、NOのときはステップS806に進む。ステップS805において、制御装置104は、投写光学系212の倍率の変化量に応じてカーソルの位置を修正する。
ステップS806において、制御装置104は、すべてのカーソルC1~C4の位置を修正したか否かを判断し、YESのときはステップS807に進み、NOのときはステップS801に戻る。
ステップS807において、制御装置104は、カーソルC1~C4を修正後の位置に投写することを指示する制御信号を、プロジェクタ101~103に送信する。
例えば、図10のカーソルC2が、プロジェクタ103の表示素子206の座標系(プロジェクタ座標系)において座標(1350,110)を有する場合を想定する。さらに、ステップS700においてプロジェクタ103の投写光学系212の投写方向を移動したことにより、プロジェクタ103の担当投写領域が左方に250画素分だけ移動した場合(図16)を想定する。この場合、制御装置104は、プロジェクタ座標系におけるカーソルC2の位置を座標(1600,110)に修正する。
さらに、例えば、プロジェクタ103の投写光学系212の倍率を1.20から1.44に変更(すなわち1.2倍)した場合を想定する。制御装置104は、まず、プロジェクタ座標系において、光軸座標(960、600)を(0,0)にリセットするように座標を平行移動する。光軸座標をリセットすると、カーソルC2の座標は(1600、110)から(640、490)になる。この座標(640、490)を1.2倍すると(768,588)になる。つまり、1.2倍のズームにより、カーソルC2は右方に128画素分かつ下方に98画素分だけ移動している。従って、光軸座標をリセットしたプロジェクタ座標系においてカーソルC2を座標(512,392)に配置する、すなわち、光軸座標をリセットする前の元のプロジェクタ座標系においてカーソルC2を座標(1472,208)に投写すれば、スクリーン106の面において倍率変更前の位置にカーソルC2を投写することができる。
図17のカーソル位置修正処理を実行することにより、カーソルC2と同様に、投写光学系212の投写方向及び/又は倍率を変更したことにより位置が変化したすべてのカーソルについて、その位置を元の位置に修正することができる。
図18は、図1の投写型映像表示システム1において、カーソルC1~C4の位置を元の位置に修正した後のカーソルC1~C4及び投写領域B0を示す模式図である。図17のカーソル位置修正処理を実行することにより、カーソルC2,C4を図16の位置から図18の位置に戻すことができる。
このように、制御装置104は、投写光学系212の投写方向及び倍率のうちの少なくとも一方が調整されたとき、投写方向の移動量及び倍率の変化量に基づいて、カーソルC1~C4がスクリーン106の面において指定位置に留まるように、プロジェクタ101~103によって投写される映像を調整する。
図5の投写領域調整処理を実行し、ステップS600を実行することにより、各プロジェクタ101~103によって投写される部分映像を、その担当投写領域Bの範囲内に投写されるように自動的に調整することができる。また、ステップS700を実行することにより、投写可能領域Aが担当投写領域Bを含むように、各プロジェクタ101~103の投写光学系212の投写方向及び倍率を自動的に調整することができる。また、ステップS800を実行することにより、ステップS700の後でスクリーン106の面に投写されるカーソルC1~C4が元の位置に戻るように、カーソルC1~C4の位置を自動的に修正することができる。
以上説明したように、本開示の実施形態に係る投写型映像表示システム1によれば、スクリーン106の面に投写されたカーソルの位置をユーザが再設定する必要なしに、スクリーン106の面における投写領域を調整するように各プロジェクタ101~103を制御することができる。従って、投写型映像表示システム1を設置するときにスクリーン106の領域を指定するためにカーソルの位置を繰り返し設定することを必要とせず、投写型映像表示システム1を迅速に設置及び調整することができる。
[1-3.効果等]
本実施形態によれば、調整可能な投写方向及び調整可能な倍率を有する投写光学系212を備える少なくとも1つのプロジェクタ101~103を制御する、プロジェクタ101~103の制御装置104が提供される。制御装置104は、映像が投写されるスクリーン106の面における投写領域を指定する少なくとも1つのカーソルC1~C4を映像に重畳してスクリーン106の面における指定位置に投写するようにプロジェクタ101~103を制御する。制御装置104は、投写光学系212の投写方向及び倍率のうちの少なくとも一方が調整されたとき、投写方向の移動量及び倍率の変化量に基づいて、カーソルC1~C4がスクリーン106の面において指定位置に留まるように、プロジェクタ101~103によって投写される映像を調整する。
これにより、スクリーン106の面に投写されたカーソルの位置をユーザが再設定する必要なしに、スクリーン106の面における投写領域を調整するように各プロジェクタ101~103を制御することができる。
また、本実施形態によれば、制御装置104は、スクリーン106の面におけるカーソルC1~C4の指定位置を示す情報を取得するユーザ入力装置306を備えてもよい。
これにより、ユーザ入力に応じて投写領域を設定可能である。
また、本実施形態によれば、制御装置104は、一体の映像を空間的に分割した複数の部分映像のうちの1つをスクリーン106の面にそれぞれ投写するように、複数のプロジェクタ101~103を制御してもよい。カーソルC1~C4は、各プロジェクタ101~103により部分映像が投写されるスクリーン106の面の領域をそれぞれ示す複数の担当投写領域を互いに連結した領域を、投写領域として指定する。
これにより、複数のプロジェクタを含む投写型映像表示システムにおいても、スクリーン106の面に投写されたカーソルの位置をユーザが再設定する必要なしに、スクリーン106の面における投写領域を調整するように各プロジェクタ101~103を制御することができる。
また、本実施形態によれば、制御装置104は、カーソルC1~C4によって指定される投写領域に基づいて、各プロジェクタ101~103に担当投写領域を割り当ててもよい。制御装置104は、少なくとも1つのプロジェクタ101~103の担当投写領域が、当該プロジェクタ101~103によって投写可能なスクリーン106の面の領域を示す投写可能領域に包含されないとき、担当投写領域が投写可能領域に包含されるように、投写光学系212の投写方向及び倍率のうちの少なくとも一方を調整する。
これにより、投写可能領域Aが担当投写領域Bを含むように、各プロジェクタ101~103の投写光学系212の投写方向及び倍率を自動的に調整することができる。また、各プロジェクタ101~103の投写光学系212の投写方向及び倍率を調整しても、カーソルC1~C4がスクリーン106の面において指定位置に留まるようにカーソルC1~C4の位置を自動的に修正することができる。
また、本実施形態によれば、少なくとも1つのプロジェクタ101~103と、制御装置104とを備えた投写型映像表示システムが提供される。
これにより、スクリーン106の面に投写されたカーソルの位置をユーザが再設定する必要なしに、スクリーン106の面における投写領域を調整するように各プロジェクタ101~103を制御することができる。
本実施形態に係る投写型映像表示システムでは、特許文献1の技術とは異なり、カーソルが、パーソナルコンピュータなどの表示装置に表示されるのではなく、スクリーン106の面に投写されるので、投写領域を従来技術よりも高精度に指定することができる。
(他の実施形態)
以上のように、本開示の技術の例示として実施形態を説明した。しかしながら、本開示の技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用可能である。
本開示の内容が上述の実施形態に示された具体例に限定されないことはもちろんであり、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上述の実施形態では、各プロジェクタの投写光学系を較正し、投写可能領域が担当投写領域を包含していないプロジェクタの投写光学系の投写方向及び/又は倍率を自動的に調整した。それに代わって、各プロジェクタの投写光学系を較正せず、投写光学系の投写方向及び/又は倍率を手動で調整した結果を制御装置もしくは投写型映像表示装置の内部のメモリに記憶し、その結果に基づいてカーソルを自動的に修正してもよい。
(2)上述の実施形態では、各プロジェクタと制御装置を接続するインターフェースとしてRS232Cを用いた例について説明したが、USB、有線LAN、又は無線LANなどであってもよく、また、これらに限るものではない。
(3)上述の実施形態では、制御装置をプロジェクタの外部に設ける投写型映像表示システムについて説明したが、制御装置の機能をプロジェクタに一体化してもよい。これにより、投写領域を調整可能な投写型映像表示システムをより容易に提供することができる。また、例えば、制御装置104の投写領域調整処理の機能のうちの少なくとも一部を、プロジェクタ101~103のマイクロコンピュータ202によって実行してもよい。この場合、プロジェクタ101~103のいずれか1つが制御装置104の上述の機能を実現すればよい。これにより制御装置104を設ける必要がなくなる。
(4)上述の実施形態では、カメラを制御装置及びプロジェクタの外部に設ける投写型映像表示システムについて説明したが、カメラの機能をプロジェクタもしくは制御装置に一体化してもよい。これにより、投写領域を調整可能な投写型映像表示システムをより容易に提供することができる。また、例えば、制御装置104の内蔵カメラを使用してもよい。この場合、個別の装置としてカメラを準備する必要がなく、接続の手間を省くことができる。なお、カメラ105を制御装置104及びプロジェクタ101~103と別に設けた場合、カメラ105の設置の自由度が増し、また、内蔵カメラでは搭載が難しい高解像度のセンサを使用でき、高精度な幾何補正が可能となる。
スクリーン106の面において映像が投写される領域を指定するために、図10に示すような複数のカーソルC1~C4に代えて、矩形の枠のような少なくとも1つのマーカーを用いてもよい。
図5の投写領域調整処理では、ステップS700において各プロジェクタ101~103の投写光学系212の投写方向及び/又は倍率を変化させ、いったんカーソルC1~C4の位置がずれた後で、ステップS800においてカーソルC1~C4の位置を修正した。それに代わって、ステップS700~S800を同時に実行することにより、投写光学系212の投写方向及び倍率を調整しながら、カーソルが当初の位置に留まり続けるように映像を投写してもよい。
実施形態では、投写領域調整処理を実行するための制御信号を、制御装置104の通信インターフェース304及び各プロジェクタ101~103の通信インターフェース201を介して伝送する場合について説明した。代替として、制御装置104及び各プロジェクタ101~103の間で、制御信号を伝送するインターフェースと、映像信号を伝送するインターフェースとを一体化してもよい。制御装置104は、例えばHDMIのインターフェースを介して、映像信号及び制御信号の両方を各プロジェクタ101~103に送信してもよい。
実施形態では、カーソルC1~C4の位置を示す制御信号を制御装置104が各プロジェクタ101~103に送信し、各プロジェクタ101~103がカーソルC1~C4を映像に重畳する場合について説明した。代替として、制御装置104が、カーソルC1~C4を重畳した映像を含む映像信号を生成して各プロジェクタ101~103に送信してもよい。この場合、カーソルC1~C4を映像に重畳するための特別な機能(例えばオンスクリーンディスプレイ制御回路207)をもたない既存のプロジェクタを用いて投写型映像表示システムを構築することが可能となる。一方、説明した実施形態のように、制御装置104ではなく各プロジェクタ101~103がカーソルC1~C4を映像に重畳する場合には、制御装置104の負荷が小さくなり、従って、制御装置に多数のプロジェクタを接続して大きな画面を構築しやすくなるという利点がある。
実施形態では、テストパターンとしてカラーパターン画像を投写することを指示する制御信号を制御装置104が各プロジェクタ101~103に送信し、各プロジェクタ101~103がカラーパターン画像を生成して投写する場合について説明した。代替として、制御装置104が、カラーパターン画像を含む映像信号を生成して各プロジェクタ101~103に送信してもよい。この場合、カラーパターン画像を生成するための特別な機能(例えばテストパターン制御回路208)をもたない既存のプロジェクタを用いて投写型映像表示システムを構築することが可能となる。一方、説明した実施形態のように、制御装置104ではなく各プロジェクタ101~103がカラーパターン画像を生成する場合には、制御装置104の負荷が小さくなり、従って、制御装置に多数のプロジェクタを接続して大きな画面を構築しやすくなるという利点がある。
制御装置104の映像処理装置305は、ビデオプレーヤなど、他の映像ソース装置に接続されてもよい。映像処理装置305は、ハードディスクドライブ301に記憶された映像を含む映像信号を各プロジェクタ101~103に送信することに代えて、他の映像ソース装置から受信した映像信号を各プロジェクタ101~103に送信してもよい。
各プロジェクタ101~103の映像入力インターフェース211は、制御装置104に代えて、ビデオプレーヤなど、他の映像ソース装置に接続されてもよい。
図1他の例では、投写型映像表示システムが3つのプロジェクタ101~103及び1つのカメラ105を備える場合について説明したが、投写型映像表示システムは任意個数のプロジェクタ及び任意個数のカメラを備えてもよい。本開示の技術は、投写型映像表示システムが1つのみのプロジェクタを備えた場合にも同様に適用可能であり、その投写領域を調整することができる。
映像が投写される被投写面は、単一のスクリーンの面に限らず、複数のスクリーンの面の組み合わせであってもよい。また、被投写面は、スクリーンの面に限らず、例えば、建物の壁などであってもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面又は詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、少なくとも1つの投写型映像表示装置を含む投写型映像表示システムにおいて、投写型映像表示装置の投写領域を調整するために利用可能である。
1…投写型映像表示システム、
101~103…投写型映像表示装置(プロジェクタ)、
104…制御装置、
105…カメラ、
106…スクリーン、
101a…制御系、
101b…映像表示系、
101c…投写系、
201…通信インターフェース(IF)、
202…マイクロコンピュータ、
203…データメモリ、
204…光源、
205…照明光学系、
206…表示素子、
207…オンスクリーンディスプレイ(OSD)制御回路、
208…テストパターン制御回路、
209…表示素子駆動回路、
210…信号処理回路、
211…映像入力インターフェース(IF)、
212…投写光学系、
213…レンズマウント、
214…垂直シフト駆動回路、
215…水平シフト駆動回路、
216…フォーカス駆動回路、
217…ズーム駆動回路、
218…垂直シフト駆動モータ、
219…水平シフト駆動モータ、
220…フォーカス駆動モータ、
221…ズーム駆動モータ、
223…ズームレンズ、
301…ハードディスクドライブ(HDD)、
302…中央処理装置(CPU)、
303…メモリ、
304…通信インターフェース(IF)、
305…映像処理装置(GPU)、
306…ユーザ入力装置、
307…USBコントローラ、
308…バス、
401…撮像光学系、
402…アナログ/ディジタル変換器(ADC)、
403…画像処理回路、
404…メモリ。

Claims (7)

  1. 調整可能な投写方向及び調整可能な倍率を有する投写光学系を備える少なくとも1つの投写型映像表示装置を制御する、投写型映像表示装置の制御装置であって、
    映像が投写される被投写面における投写領域を指定する少なくとも1つのマーカーを前記映像に重畳して前記被投写面における指定位置に投写するように前記投写型映像表示装置を制御し、
    前記投写光学系の投写方向及び倍率のうちの少なくとも一方が調整されたとき、前記投写方向の移動量及び前記倍率の変化量に基づいて、前記マーカーが前記被投写面において前記指定位置に留まるように、前記投写型映像表示装置によって投写される映像を調整する、
    投写型映像表示装置の制御装置。
  2. 前記被投写面における前記マーカーの指定位置を示す情報を取得するユーザ入力装置を備えた、
    請求項1記載の投写型映像表示装置の制御装置。
  3. 前記投写型映像表示装置の制御装置は、一体の映像を空間的に分割した複数の部分映像のうちの1つを前記被投写面にそれぞれ投写するように、複数の前記投写型映像表示装置を制御し、
    前記マーカーは、前記各投写型映像表示装置により前記部分映像が投写される前記被投写面の領域をそれぞれ示す複数の担当投写領域を互いに連結した領域を、投写領域として指定する、
    請求項1又は2記載の投写型映像表示装置の制御装置。
  4. 前記投写型映像表示装置の制御装置は、
    前記マーカーによって指定される前記投写領域に基づいて、前記各投写型映像表示装置に前記担当投写領域を割り当て、
    少なくとも1つの前記投写型映像表示装置の担当投写領域が、当該投写型映像表示装置によって投写可能な前記被投写面の領域を示す投写可能領域に包含されないとき、前記担当投写領域が前記投写可能領域に包含されるように、前記投写光学系の投写方向及び倍率のうちの少なくとも一方を調整する、
    請求項3記載の投写型映像表示装置の制御装置。
  5. 少なくとも1つの投写型映像表示装置と、
    請求項1~4のうちの1つに記載の投写型映像表示装置の制御装置とを備えた、
    投写型映像表示システム。
  6. 調整可能な投写方向及び調整可能な倍率を有する投写光学系を備える少なくとも1つの投写型映像表示装置を制御する、投写型映像表示装置の制御方法であって、
    映像が投写される被投写面における投写領域を指定する少なくとも1つのマーカーを前記映像に重畳して前記被投写面における指定位置に投写するように前記投写型映像表示装置を制御するステップと、
    前記投写光学系の投写方向及び倍率のうちの少なくとも一方が調整されたとき、前記投写方向の移動量及び前記倍率の変化量に基づいて、前記マーカーが前記被投写面において前記指定位置に留まるように、前記投写型映像表示装置によって投写される映像を調整するステップとを含む、
    投写型映像表示装置の制御方法。
  7. 調整可能な投写方向及び調整可能な倍率を有する投写光学系を備える少なくとも1つの投写型映像表示装置を制御する、投写型映像表示装置の制御制御装置によって実行されるプログラムであって、
    映像が投写される被投写面における投写領域を指定する少なくとも1つのマーカーを前記映像に重畳して前記被投写面における指定位置に投写するように前記投写型映像表示装置を制御するステップと、
    前記投写光学系の投写方向及び倍率のうちの少なくとも一方が調整されたとき、前記投写方向の移動量及び前記倍率の変化量に基づいて、前記マーカーが前記被投写面において前記指定位置に留まるように、前記投写型映像表示装置によって投写される映像を調整するステップとを含む、
    プログラム。
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