JP2015121779A - 投写画像表示システム、投写画像表示方法及び投写型表示装置 - Google Patents

投写画像表示システム、投写画像表示方法及び投写型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】投写型表示装置の位置決め作業における操作者の負担を軽減できる投写画像表示システムを提供する。
【解決手段】複数の投写型表示装置から投写される複数の画像を用いて1つの画像を投写面上に形成する投写画像表示システムは、第1及び第2の投写型表示装置を含む複数の投写型表示装置と、第1の投写型表示装置について投写可能領域が担当投写領域を包含しない場合に、ガイド図形(F2、M2、S)を生成して第1の投写型表示装置に表示させる第1の制御部と、第2の投写型表示装置について投写可能領域が担当投写領域を包含する場合に、参照図形(M1、L)を生成して第2の投写型表示装置に表示させる第2の制御部とを備える。ガイド図形は、第1の投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形であり、参照図形は、ガイド図形と組み合わされて位置合わせの基準としてユーザにより参照される図形である。
【選択図】図18

Description

本開示は、画像を投写面上に投写する投写型表示装置、及び複数の投写型表示装置を用いて所望の形状の画像を投写面投写可能な投写画像表示システムに関する。
特許文献1は、スクリーン枠形状と投射画像の形状とに基づき、投射画像の形状を光学的に補正するマルチプロジェクションディスプレイを開示する。このマルチプロジェクションディスプレイは単位画像を投写するプロジェクタを複数台備え、単位画像が投写されたスクリーン(投写面)を含む所定範囲を撮像する撮像手段と、スクリーンの形状を検出するスクリーン情報検出手段と、スクリーン情報検出手段で検出されたスクリーンの形状に関する情報と撮像画像から得られた単位画像の形状に関する情報とに基づいて、単位画像の形状を補正可能な形状補正手段とを備える。このような構成により、このマルチプロジェクションディスプレイは、スクリーン枠の形状に近似された形状に調整がなされた画像を投写することができる。
特開2007−202177号公報
特許文献1のマルチプロジェクションディスプレイのような複数台のプロジェクタを用いて全体として1つの画像を投写する場合、各プロジェクタが投写面上の所定位置に画像を投写するように各プロジェクタを配置する必要がある。プロジェクタの投写位置が所定位置にない場合、ユーザはプロジェクタの位置を調整する必要があり、位置調整の作業はユーザの負担となっていた。
本開示は、複数の投写型表示装置を用いて1つの画像を投写するシステムにおいて、投写した画像の位置が所望の位置にない投写型表示装置に対する位置調整作業における操作者の負担を軽減できる投写画像表示システムを提供する。
本開示の第1の態様において、複数の投写型表示装置から投写される複数の画像を用いて1つの画像を投写面上に形成する投写画像表示システムが提供される。複数の投写型表示装置は、投写面上の第1の担当投写領域における画像表示を担当する第1の投写型表示装置と、第1の担当投写領域と領域の一部が重畳して配置される第2の担当投写領域における画像表示を担当する第2の投写型表示装置とを備える。投写画像表示システムは、第1の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第1の投写可能領域が第1の担当投写領域を包含しない場合に、ガイド図形を生成して第1の投写型表示装置に表示させる第1の表示制御部と、第2の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第2の投写可能領域が第2の担当投写領域を包含する場合に、参照図形を生成して第2の投写型表示装置に表示させる第2の表示制御部と、を備える。ガイド図形は、第1の投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形である。参照図形は、ガイド図形と組み合わされて位置調整の基準としてユーザにより参照される図形である。
本開示の第2の態様において、少なくとも1つの他の投写型表示装置と連携して投写面上に1つの画像を形成し、前記1つの画像の一部の領域に対する画像の表示を担当する投写型表示装置が提供される。投写型表示装置は、当該投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である投写可能領域が、当該投写型表示装置が担当する投写面上の領域である担当投写領域を包含しない場合に、当該投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形であるガイド図形を生成する生成手段と、ガイド図形を投写面に投写する投写部と、を備える。
本開示の第3の態様において、複数の投写型表示装置から投写される複数の画像を用いて1つの画像を投写面上に形成する投写画像表示システムにおける制御装置が提供される。複数の投写型表示装置は、投写面上の第1の担当投写領域における画像表示を担当する第1の投写型表示装置と、第1の担当投写領域と領域の一部が重畳して配置される第2の担当投写領域における画像表示を担当する第2の投写型表示装置とを含む。制御装置は、第1の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第1の投写可能領域が第1の担当投写領域を包含しない場合に、ガイド図形を表示させるためのコマンドを第1の投写型表示装置に送信する第1の制御部と、第2の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第2の投写可能領域が第2の担当投写領域を包含する場合に、参照図形を表示させるためのコマンドを第2の投写型表示装置に送信する第2の制御部と、を備える。ガイド図形は、第1の投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形であり、参照図形は、ガイド図形と組み合わされて位置調整の基準としてユーザにより参照される図形である。
本開示の第4の態様において、複数の投写型表示装置を用いて一つの画像を投写面上に形成する表示システムにおける画像表示方法が提供される。複数の投写型表示装置は、投写面上の第1の担当投写領域における画像表示を担当する第1の投写型表示装置と、前記第1の担当投写領域と領域の一部が重畳して配置される第2の担当投写領域における画像表示を担当する第2の投写型表示装置とを含む。画像表示方法は、第1の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第1の投写可能領域が第1の担当投写領域を包含しない場合に、第1の投写型表示装置にガイド図形を表示させるステップと、第2の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第2の投写可能領域が前記第2の担当投写領域を包含する場合に、前記第2の投写型表示装置に参照図形を表示させるステップと、を含む。ガイド図形は、第1の投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形であり、参照図形は、ガイド図形と組み合わされて位置調整の基準としてユーザにより参照される図形である。
本開示における投写画像表示システムによれば、投写した画像の位置が所望の位置にない投写型表示装置に対する位置調整作業における操作者の負担を軽減できる。
プロジェクタをネットワークに接続した際の状態を示す模式図 プロジェクタの構成を示すブロック図 プロジェクタの投写光学系の構成をさらに示す模式図 プロジェクタから投写されるカラーパターンを示す図 調整用PCとカメラの構成を示すブロック図 スクリーンへ投写画像を合わせ込む動作を説明するためのフローチャート 各プロジェクタのレンズ情報を生成する動作を説明するためのタイミングチャート レンズ情報を格納するデータ構造図 担当投写領域を決定する動作を説明するためのタイミングチャート スクリーン枠を指定するときのユーザインタフェースを示す模式図 各プロジェクタの担当投写領域の関係を説明するための模式図 各プロジェクタの投写可能領域を算出する動作を説明するためのタイミングチャート 配置OKのプロジェクタの関係を示す模式図 幾何補正データを生成する動作を説明するための模式図 配置NGのプロジェクタの関係を示す模式図 投写可能領域と担当投写領域のずれ量を計算する動作を説明するための模式図 プロジェクタの位置を修正するための参照図形を生成する動作を説明するための模式図 プロジェクタの位置を修正するためのガイド図形を生成する動作を説明するための模式図 ガイドカーソル及び参照カーソルの表示方法の別の例を説明するための模式図 ガイドカーソル及び参照カーソルの別の例を説明するための模式図 ガイド図形の別の例を説明するための模式図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するものであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜図18を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.構成]
[1−1−1.システム構成]
図1は、実施の形態1にかかる、複数のプロジェクタ(投写型表示装置)を備えた投写画像表示システムの構成を示した模式図である。投写画像表示システム1は、複数のプロジェクタ101、102、103と、調整用パーソナルコンピュータ(PC)200と、カメラ(撮像装置)300とを備える。
複数のプロジェクタ101、102、103は、LAN(Local Area Network)ケーブルを介して調整用PC(Personal Computer)200に接続される。
複数のプロジェクタ101、102、103は、スクリーン400に画像を投写するようにスクリーン(投写面)400の前方に配置されている。本例では、複数のプロジェクタ101、102、103を、横方向(水平方向)に隣接して配置し、投写領域全体を分割して投写させる。これにより、極端に横長のスクリーン400に対しても画像を表示させることが可能となる。一般に、そのような画像の投写を行う場合、隣り合うプロジェクタの投写領域の一部が重なり合うように画像を投写し、重なった領域における画像の輝度を徐々にクロスフェードして繋ぎ目を分からなくする「エッジブレンディング」と呼ばれる手法が使われる。本開示の投写画像表示システムもエッジブレンディングを使用する。以下の説明では、その重なり領域の大きさ(幅)を「オーバーラップ幅」と呼ぶ。
調整用PC200は、プロジェクタ101、102、103およびカメラ300に対しコマンドを発行して、それらの機器の制御を行う。また、後述するように、調整PC200は、プロジェクタ101、102、103から投写される画像がスクリーン400内に収まるように制御するために、投写状態の取得、補正データの算出、補正データの送信を行う。
カメラ(撮像装置)300は、スクリーン400の前方に配置され、スクリーン400全体を含む所定の領域を撮影するように配置されている。カメラ300はUSBなどの通信ケーブルを介して調整用PC200と接続される。カメラ300は調整用PC200からの指示により、スクリーン400全体を含む領域を撮影し、その画像データを調整用PC200へ送信する。カメラ300と調整用PC200とは、有線接続に限定されず、WiFiなどの無線通信により接続されても良い。
[1−1−2.プロジェクタの構成]
図2及び図3は、実施の形態1にかかるプロジェクタ101、102、103の構成を示す図である。プロジェクタ101、プロジェクタ102、プロジェクタ103は本実施の形態では、同一の構成、機能を有するものとして説明する。
図2に示すように、プロジェクタ101、102、103は、液晶パネル50を含む投写光学系110と、投写レンズ120と、画像入力部130と、画像処理部140と、表示素子制御部150と、通信部160と、レンズ制御部170と、マイクロコンピュータ180と、を備える。
図3は、投写光学系110の構成の詳細を示す図である。図3を参照して、投写光学系110の具体的な構成を説明する。
投写光学系110は、光源10と、UV/IRカットフィルタ20と、フライアイレンズユニット30と、PBSアレイ40と、複数の液晶パネル50(液晶パネル50R、液晶パネル50G及び液晶パネル50B)と、クロスダイクロイックプリズム60とを有する。
光源10は、白色光を発する光源(例えば、UHPランプやキセノンランプ)などである。すなわち、光源10が発する白色光は、赤成分光R、緑成分光G及び青成分光Bを含む。
UV/IRカットフィルタ20は、可視光成分(赤成分光R、緑成分光G及び青成分光B)を透過させる。UV/IRカットフィルタ20は、赤外光成分や紫外光成分を遮光する。
フライアイレンズユニット30は、光源10が発する光を均一化する。フライアイレンズユニット30は、フライアイレンズ31とフライアイレンズ32とを含む。フライアイレンズ31、32はそれぞれ、複数の微小レンズによって構成される。各微小レンズは、光源10が発する光が液晶パネル50R、50G、50Bの全面に照射されるように、光源10が発する光を集光する。
PBSアレイ40は、フライアイレンズユニット30から出射された光の偏光状態を揃える。例えば、PBSアレイ40は、フライアイレンズユニット30から出射された光をS偏光(又はP偏光)に揃える。
液晶パネル50Rは、赤出力信号Routに基づいて赤成分光Rを変調する。液晶パネル50Rにおける光が入射する側には、一の偏光方向(例えば、S偏光)を有する光を透過して、他の偏光方向(例えば、P偏光)を有する光を遮光する入射側偏光板52Rが設けられている。液晶パネル50Rにおける光が出射する側には、一の偏光方向(例えば、S偏光)を有する光を遮光して、他の偏光方向(例えば、P偏光)を有する光を透過する出射側偏光板53Rが設けられている。
液晶パネル50Gは、緑出力信号Goutに基づいて緑成分光Gを変調する。液晶パネル50Gにおける光が入射する側には、一の偏光方向(例えば、S偏光)を有する光を透過して、他の偏光方向(例えば、P偏光)を有する光を遮光する入射側偏光板52Gが設けられる。一方で、液晶パネル50Gにおける光が出射する側には、一の偏光方向(例えば、S偏光)を有する光を遮光して、他の偏光方向(例えば、P偏光)を有する光を透過する出射側偏光板53Gが設けられる。
液晶パネル50Bは、青出力信号Boutに基づいて青成分光Bを変調する。液晶パネル50Bに光が入射する側には、一の偏光方向(例えば、S偏光)を有する光を透過して、他の偏光方向(例えば、P偏光)を有する光を遮光する入射側偏光板52Bが設けられる。一方で、液晶パネル50Bから光が出射する側には、一の偏光方向(例えば、S偏光)を有する光を遮光して、他の偏光方向(例えば、P偏光)を有する光を透過する出射側偏光板53Bが設けられる。
なお、赤出力信号Rout、緑出力信号Gout及び青出力信号Boutは、画像出力信号を構成する。画像出力信号は、1フレームを構成する複数の画素毎の信号である。
ここで、各液晶パネル50R、50G、50Bには、コントラスト比や透過率を向上させる補償板(不図示)が設けられていてもよい。また、各偏光板は、偏光板に入射する光の光量や熱負担を軽減させるプリ偏光板を有していてもよい。
クロスダイクロイックプリズム60は、液晶パネル50R、液晶パネル50G及び液晶パネル50Bそれぞれから出射される光を合成する色合成部を構成する。クロスダイクロイックプリズム60から出射された合成光は、投写レンズ120に導かれる。
投写光学系110はさらに、ミラー群(ミラー71〜ミラー76)及びレンズ群(レンズ81〜レンズ85)を有している。
ミラー71は、青成分光Bを透過して、赤成分光R及び緑成分光Gを反射するダイクロイックミラーである。ミラー72は、赤成分光Rを透過して、緑成分光Gを反射するダイクロイックミラーである。ミラー71及びミラー72は、赤成分光R、緑成分光G及び青成分光Bを分離する色分離部を構成する。
ミラー73は、赤成分光R、緑成分光G及び青成分光Bを反射して、赤成分光R、緑成分光G及び青成分光Bをミラー71側に導く。ミラー74は、青成分光Bを反射して、青成分光Bを液晶パネル50B側に導く。ミラー75及びミラー76は、赤成分光Rを反射して、赤成分光Rを液晶パネル50R側に導く。
レンズ81は、PBSアレイ40から出射された光を集光するコンデンサレンズである。レンズ82は、ミラー73で反射された光を集光するコンデンサレンズである。
レンズ83Rは、液晶パネル50Rに赤成分光Rが照射されるように、赤成分光Rを略平行光化する。レンズ83Gは、液晶パネル50Gに緑成分光Gが照射されるように、緑成分光Gを略平行光化する。レンズ83Bは、液晶パネル50Bに青成分光Bが照射されるように、青成分光Bを略平行光化する。
レンズ84及びレンズ85は、赤成分光Rの拡大を抑制しながら、液晶パネル50R上に赤成分光Rを略結像させるリレーレンズである。
図2に戻り、画像入力部130は外部からの画像信号を受信する。画像入力部130はDVI、HDMI(登録商標)、SDIなど複数の画像信号の入力ポート(不図示)を備える。画像入力部130は、選択された一つの入力ポートを介して画像信号を入力し、入力した画像信号を画像処理部140へ出力する。
画像処理部140はパターン発生回路141と幾何補正回路142を備える。パターン発生回路141は、例えば図4に示すようなカラーパターンを記憶しており、マイクロコンピュータ180からの指示によりそのカラーパターンを出力する。パターン発生回路141から出力された信号は幾何補正回路142に入力される。カラーパターンは、赤、緑、青、シアン、黄、マゼンタ、白、黒の各色で色付けられ、規則正しく配置された色領域を複数有し、4つの色領域が接する点を特徴点とする。なお、図4では、各色領域の図柄のパターンの違いにより、色の違いを表している。カラーパターン及びカラーパターンの発生回路については、例えば、特開2012−22246号公報に開示された技術が使用できる。
幾何補正回路142は、画像入力部130またはパターン発生回路141から入力される画像信号に対し、補正情報にしたがって電気的に画像の形状を変形し、変形した画像を示す画像信号を出力する。表示素子制御部150は、画像処理部140から入力される画像信号に基づき、液晶パネル50R、50G、50Bの駆動を制御する。
通信部160はネットワークインタフェースカードを備え、調整用PC200に対して接続され、データの送受信を行う。具体的には、通信部160は、プロジェクタ101〜103の制御や情報取得などを行うコマンドを、調整用PC200などの外部制御装置から受信する。そのコマンドはマイクロコンピュータ180にて解析され、実行される。通信部160は、その実行結果を外部制御装置へ送信する。
レンズ制御部170はマイクロコンピュータ180からの制御指示に従い、投写レンズ120に対し、フォーカス駆動制御、ズーム駆動制御及びレンズシフトの駆動制御を行う。ここで、レンズシフトとは、投写レンズ120全体を光軸に垂直な方向に移動させることである。レンズシフトにより、プロジェクタ101〜103から投写される画像のスクリーン上での表示位置が変更される。また、レンズ制御部170は、投写レンズ120のレンズシフト範囲、ズーム範囲、現在のレンズシフト位置、現在のズーム位置、光軸中心の座標といったレンズ情報を管理する。
マイクロコンピュータ180は、ソフトウェアまたはファームウェアで記載されたコンピュータプログラムを実行して、プロジェクタ101、102、103全体を制御する。
[1−1−3.調整用PCとカメラの構成]
図5は、実施の形態1にかかる調整用PC200とカメラ300の内部構成を示した図である。調整用PC200は、HDD201と、CPU202と、メモリ203と、LANコントローラ204と、GPU(Graphics Processing Unit)205と、USBコントローラ206とを備える。
CPU202は、HDD201に格納されたプログラムを実行することにより、後述する動作を含む調整用PC200全体の動作を制御する。CPU202で実行されるプログラムは、CD−ROM,DVD−ROM等の光ディスク媒体、メモリカードやUSBメモリのような半導体記憶素子を含む記録媒体、または通信回線を通じて調整用PC200に提供されてもよい。
調整用PC200は、さらに、情報を表示する表示部207と、ユーザからの指示を入力する操作部208とを備える。表示部207は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイで構成される。操作部208は、キーボード、マウス、タッチパネル等で構成される。
カメラ300は、レンズとCCDイメージセンサからなる撮像光学系301と、ADコンバータ(ADC)302と、画像処理部303と、メモリ304とを備える。
撮像光学系301は、レンズにより形成された被写体像をCCDイメージセンサにより撮像して画像データを生成する。ADコンバータ302は、撮像光学系301で生成されたアナログの画像データをデジタルデータに変換する。
メモリ304は、ADコンバータ302の出力である画像データを一時的に記憶する。また、画像処理部303で処理途上の画像データや処理が完了した後の画像データを一時的に記憶する。要するに、メモリ304は、画像処理部303での画像処理を実現するために一時的に画像データを記憶する手段である。
画像処理部303は、ADコンバータ302の出力画像データに対して各種の画像処理を施す。例えば、画像処理部303は、その出力画像データに対して、ホワイトバランス調整処理、ガンマ処理、圧縮処理、YC変換処理、電子ズーム処理及び/又は圧縮処理などを行う。なお、画像処理部303は、これらの全ての処理を行ってもよいし、これらの一部のみを行うものであってもよい。
[1−2.動作]
以上のように構成された投写画像表示システム1の動作を以下に説明する。
[1−2−1.投写領域自動調整動作]
図6は、調整用PC200による、スクリーン400の領域内に投写画像を収まるように投写画像を調整するための動作(以下「投写領域自動調整動作」と称す)を示すフローチャートである。投写領域自動調整動作は、調整用PC200のCPU202が特定のアプリケーションプログラムを実行することで実現される。
投写領域自動調整動作が開始されると、最初に、レンズキャリブレーションを行う(S100)。このため、調整用PC200すなわちCPU202は、各プロジェクタ101、102、103に対して、プロジェクタ101、102、103のレンズ情報を取得するレンズキャリブレーションを指示する。レンズ情報には、現在のズーム倍率、レンズシフト位置、設定し得るズーム倍率範囲、レンズシフト範囲等の情報が含まれる。レンズキャリブレーション処理(S100)の詳細は後述する。
次に、CPU202は、画像を投写するスクリーン400の領域と、隣り合うプロジェクタ間で重ね合わせて投写する領域の幅であるオーバーラップ幅を決定する(S200)。この処理(S200)の詳細は後述する。
CPU202は、決定したスクリーン400の領域およびオーバーラップ幅から、プロジェクタ101〜103のそれぞれが担当する担当投写領域(B)を算出する(S300)。続いて、調整用PC200は、各プロジェクタ101〜103が実際に投写できる領域(以下「投写可能領域」と称す)(A)を検出する(S400)。そして、CPU202は、全てのプロジェクタ101〜103に対して、投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含しているかどうかを判定する(S500)。
全てのプロジェクタ101〜103について投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含している場合は(S500でYES)、各プロジェクタ101〜103に対し、担当投写領域Bの形状に投写された画像の形状を合わせるように幾何補正データを生成し、投写画像の幾何補正を行う(S600)。これにより、スクリーン400の領域内に投写画像を収める調整動作が完了する。
一方、投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含していないプロジェクタがある場合は(S500でNO)、CPU202は、そのプロジェクタに対する投写可能領域Aが担当投写領域Bを含むように、そのプロジェクタによる投写画像の位置を修正する。具体的には、まず、レンズキャリブレーション(S100)で取得したレンズ情報(すなわち、現在のズーム倍率、レンズシフト位置、設定し得るズーム倍率範囲、レンズシフト範囲等)に基づいて、当該プロジェクタのレンズの制御によって、投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含するように変更できるか否かを判定する(S700)。
レンズの制御によって投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含するように変更できる場合は、CPU202は、当該プロジェクタに対して、目標のズーム倍率、レンズシフト位置を送信して位置調整を行うよう指示する(S800)。具体的には、CPU202は、当該プロジェクタのズーム倍率および/またはレンズのシフト位置を変更し、当該プロジェクタの投写画像の位置を、当該プロジェクタの投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含するような位置へ移動させる。
一方、レンズの制御によって投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含するように変更できない場合は、プロジェクタ本体自身の設置位置、設置角度などをユーザが物理的に配置位置を変更することで投写可能領域Aを移動させる必要がある。このため、CPU202は、投写可能領域Aすなわちプロジェクタ101〜103をどの位置へ動かせばよいかをユーザに示唆するための参照図形またはガイド図形を投写させるためのコマンドを各プロジェクタに送信する(S900)。具体的には、CPU202は、参照図形またはガイド図形(ガイドカーソルまたは参照カーソル)の形状、色、位置を指定したコマンドをプロジェクタ101〜103に送信する。各プロジェクタ101〜103は受信したコマンドにしたがい参照図形またはガイド図形を表示する。参照図形またはガイド図形(ガイドカーソルまたは参照カーソル)については後述する。
プロジェクタが自動でまたはユーザにより手動で投写可能領域Aが変更された後、CPU202はステップS400の制御に戻る。以後、全てのプロジェクタ101〜103について投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含するようになるまで、ステップS400〜S900の処理が繰り返される。
以上説明したフローチャートにおける各ステップの詳細動作を以下に説明する。
(A)レンズキャリブレーション(S100)
図7は、各プロジェクタ101〜103からレンズ情報を取得するレンズキャリブレーション処理(図6のステップS100)に関するタイミングチャートである。
調整用PC200は、第1番目のプロジェクタ101に対し、レンズ情報要求コマンドを送信する(S101)。プロジェクタ101のレンズ制御部170は、投写レンズ120のレンズシフト範囲、ズーム範囲、現在のレンズシフト位置、現在のズーム位置、光軸中心の座標等を含むレンズ情報を収集し(S102)、調整用PC200へ送信する(S103)。
調整用PC200は、接続される他の全てのプロジェクタ102〜103に対して同様の処理を行い(S104〜S106)、レンズ情報を取得する。調整用PC200は、取得したレンズ情報に基づきレンズ情報データを生成する(S107)。
図8に、取得したレンズ情報に基づき生成されたレンズ情報データの例を示す。図8に示すレンズ情報データでは、例えば、プロジェクタ番号1のプロジェクタ(プロジェクタ101)が搭載しているレンズは、水平±500ドット、垂直±300ドットのシフト範囲を持ち、現在のシフト位置は(100,50)である。また、ズームについては、最大2.2倍まで拡大でき、現在のズーム値は1.45倍、ズーム時の光軸座標は、(960,720)であることを示す。この場合、ズームを変更しても座標(960,720)の画素位置は投写空間上において変わらず、その位置(960,720)を中心に画像が縮小・拡大する。
(B)投写領域決定(S200)
図9は、スクリーン領域及びオーバーラップ幅を指定する投写領域決定処理(図6のステップS200)に関するタイミングチャートである。
調整用PC200(CPU202)は、スクリーン400を包含する画像を撮影できるよう予め位置が調整されたカメラ300に対し、撮影指示コマンドを送信する(S201)。撮影指示を受けたカメラ300は画像の撮影を行い(S202)、撮影した画像を調整用PC200へ送信する(S203)。
CPU202は、カメラ300から取得した撮像画像を表示部207に表示し、その画像においてスクリーン400の位置をユーザに指定してもらう。CPU202は、スクリーン400の位置を指定する画面として、例えば、図10に示すような画面を表示部207に表示する。図10に示すように、カメラ300から取得した撮影画像350上に、4つのカーソル(+)411〜414が表示されている。ユーザはそれらのカーソル411〜414をマウス等によりスクリーン400の4つのコーナーへ配置することで、スクリーンの領域(スクリーンの枠の位置)を指定する。なお、スクリーンの左上コーナーのカーソル411は円形マーク420で囲まれているが、このマーク420は、カーソル411に対してユーザが操作可能(操作対象)となっている状態を示している。
スクリーン400の領域(位置)はユーザに指定してもらう以外に、画像解析により、自動的に検出するようにしても良い。
その後、CPU202は、ユーザにより指定された、隣り合うプロジェクタによる投写領域が重なる幅であるオーバーラップ幅(所定のピクセル値)を入力する(S205)。このオーバーラップ幅は、担当投写領域の横幅の10%程度の長さが通常最適とされるが、特にこの長さに限定はされず、ユーザによって任意の幅に設定される。
(C)プロジェクタの担当投写領域の算出(S300)
各プロジェクタの担当投写領域(B)の算出処理(図6のステップS300)の詳細について説明する。
図11は、撮影画像内におけるプロジェクタ101、102、103それぞれの担当投写領域B1、B2、B3を示した図である。CPU202は、ユーザが調整用PCの表示部207の画面上に映出されている撮像画像で指定したスクリーン領域、およびユーザにより入力されたオーバーラップ幅に基づき、スクリーン領域をプロジェクタ台数で均等に分割して領域B1、B2、B3を求め、各プロジェクタ101、102、103の担当投写領域に設定する。そして、CPU202は、図11に示すように、このようにして設定した担当投写領域B1、B2、B3を撮像画像350においてスクリーン400に重畳して表示する。同図では、各担当投写領域B1、B2、B3の外周が破線で示されている。
(D)プロジェクタの投写可能領域の検出(S400)
各プロジェクタの投写可能領域(A)の算出処理(図6のステップS400)の詳細について説明する。
図12は、各プロジェクタの投写可能領域Aの算出処理における(図6のステップS400)におけるタイミングチャートである。調整用PC200(CPU202)から全てのプロジェクタ101、102、103に対して、黒パターンの表示要求を送信する(S401)。各プロジェクタ101〜103は、黒パターン表示要求を受け取ると、黒パターンを表示し(S402)、調整用PC200へ応答を送信する(S403)。
CPU202は、応答の受信により、全てのプロジェクタ101〜103が黒パターン表示になったことを確認し、その後、カメラ300へ撮影指示を送信する(S404)。カメラ300は、撮影指示に従い、スクリーン400を含むエリアを撮影し(S405)、その撮影画像1を調整用PC200へ送信する(S406)。撮像画像1は、各プロジェクタ101〜103からの投写光がなく、部屋の照明器具の照明光や外光によって撮像対象が照らされた明るさをもつ画像である。
次に、CPU202は、第1番目のプロジェクタ101に対して、テストパターンの表示要求を送信する(S407)。プロジェクタ101は、テストパターンの表示要求を受け取ると、テストパターンとして図4に示すようなカラーパターンを投写表示し(S408)、調整用PC200に応答を送信する(S409)。
調整用PC200(CPU202)はプロジェクタ101からの応答を受け取ると、カメラ300へ撮影指示を送信する(S410)。カメラ300は、撮影指示に従い、テストパターンが投写されたスクリーン400を含むエリアを撮影し(S411)、その撮影画像2を調整用PC200へ送信する(S412)。
調整用PC200(CPU202)は、受信した撮影画像1と撮影画像2とから差分画像を生成する(S413)。差分画像により、プロジェクタからの投写光以外のノイズ(例えば、部屋の照明光や外光)成分を除いた画像を得ることができる。CPU202は、差分画像に基づき、プロジェクタ101から投写されたテストパターンの各特徴点の位置を検出し、その位置の情報に基づきプロジェクタ101の投写可能領域A1を検出する(S414)。
以下、同様の手順にて、他のプロジェクタ102、103の投写可能領域A2、投写可能領域A3を検出する。
(E)幾何補正データの生成、設定処理(S600)
図6のフローチャートのステップS500において、各プロジェクタ101〜103に対する投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含している場合、各プロジェクタの配置が適正であること(以下「配置OK」と称す)を意味する。この場合、各プロジェクタの担当投写領域Bに投写画像の形状を合わせるように幾何補正データを生成する(S600)。以下、幾何補正データの生成について具体的に説明する。一例として、図13に示すように、プロジェクタ101に対する投写可能領域A1が、プロジェクタ101に対する担当投写領域B1を包含している場合を想定する。
図14(a)は、カメラ300で撮影した画像上(カメラ座標系)における投写可能領域A1と担当投写領域B1の関係を示した図である。投写可能領域A1の各特徴点はプロジェクタ101〜103の液晶パネル50上の各座標(プロジェクタ座標系)と関係付けられる。そのような関係があることからカメラ座標とプロジェクタ座標の変換式が求められる。変換元の座標4点と、対応する変換先の座標4点とが与えられたとき、その平面変換を実現するホモグラフィ変換行列Hが求められることは良く知られている。このホモグラフィ変換行列Hを用いて、担当投写領域B1のカメラ座標をプロジェクタ座標系の座標に変換する。これにより、図14(b)のように、プロジェクタの液晶パネルの表示領域A1´において担当投写領域B1に対する幾何補正データB1を求めることができる。
(F)レンズズーム、レンズシフト処理(S800)
図6のフローチャートのステップS500において、全プロジェクタ101〜103に対する投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含していない場合、いずれかのプロジェクタの配置が適正でないこと(以下「配置NG」と称す)を意味する。この場合、配置NGであるプロジェクタに対して、レンズ制御(ズームやレンズシフト)により投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含するようにできる可能性がある場合(S700でYES)、レンズ制御(ズームやレンズシフト)を行って投写領域をシフトする(S800)。
以下、ステップS800の処理について具体的に説明する。一例として、図15に示すように、中央に配置されたプロジェクタ102に対する投写可能領域A2が、プロジェクタ102に対する担当投写領域B2を包含していない場合を想定する。この場合、CPU202はまず投写可能領域A2の位置と担当投写領域B2の位置とのずれ量を計算する。図16を用いて、ずれ量の計算について説明する。
ずれ量の計算において、ステップS13での計算と同様に、プロジェクタ座標系での担当投写領域B2´を求める。そして、B2´の領域とプロジェクタの液晶パネルの表示領域A2´とを比較し、表示領域A2´の範囲外となる部分のずれの最大値をずれ量(Δl)とする。
CPU202は、このずれ量(Δl)に基づき、投写可能領域A2が担当投写領域B2を包含するように、プロジェクタ102のレンズのシフト量(水平方向、垂直方向)またはズーム値を求める。そして、CPU202は、求めたシフト量またはズーム値にレンズを制御するためのコマンドをプロジェクタ102に送信する。プロジェクタ102は受信したコマンドにしたがい、レンズ制御部170によって、ズーム倍率の変更やレンズシフトを行うことで、投写可能領域A2が担当投写領域B2を包含するように投写画像の領域を自動調整する。
(G)ガイド表示(S900)
配置NGであるプロジェクタに対して、レンズ制御により投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含するようにする可能性がない場合(S700でNO)、プロジェクタにガイドを表示させる(S900)。図17及び図18にガイド表示の例を示す。
本実施形態の投写画像表示システム1では、ガイド表示として、調整用PC200(CPU202)は、配置NGのプロジェクタに隣接する配置OKのプロジェクタにより、配置NGのプロジェクタの位置を修正する際に参照される参照図形を表示させる。さらに、配置NGのプロジェクタにより、配置NGのプロジェクタの位置を修正する際に参照されるガイド図形を表示させる。参照図形は位置合わせの基準として参照される図形であり、ガイド図形と組み合わされてユーザに参照される。
調整用PC200は、最初、配置NGのプロジェクタに隣接する配置OKのプロジェクタに対して参照図形を表示させる。図17は、配置NGのプロジェクタと隣接する配置OKのプロジェクタにより表示される参照図形を説明した図である。
参照図形は、図17(a)に示すように、配置OKのプロジェクタの担当投写領域を示す枠F1と、エッジブレンディングのオーバーラップ幅(すなわち、重なり領域の境界)を示す直線L、そして、配置NGのプロジェクタの位置合わせの基準として参照される「十」のマーク(以下、「参照カーソル」と称す)M1とから構成される。このような参照図形が液晶パネル50に形成され、スクリーン400上に表示される。参照カーソルM1は重なり領域(エッジブレンディング領域)内に配置される。
図17(a)の例では、水平方向に並べて配置された3台のプロジェクタ101〜103のうち、左端および右端のプロジェクタ101、103が配置OK、中央のプロジェクタ102が配置NGである例を示している。図17は、左端および右端の配置OKのプロジェクタ101、103に対して、液晶パネルの表示の例と投写画像の例について示している。この場合、中央の配置NGのプロジェクタ102に隣接する左右の配置OKプロジェクタ101、103の液晶パネル50上には、図17(a)に示すように、幾何補正データに基づく参照図形の画像が形成される。この結果、参照図形は図17(b)のように幾何補正されて、スクリーン400上には、図17(c)に示すような投写画像が投写され、表示される。すなわち、参照図形は、撮像画面の担当投写領域B1、担当投写領域B3に対応するスクリーン上の位置に投写されることになる。
次に、調整用PC200は、配置NGのプロジェクタにガイド図形を表示させる。図18は、配置NGのプロジェクタにより表示されるガイド図形の例を説明した図である。このガイド図形は、液晶パネル50上で図18(a)に示されるように配置NGのプロジェクタ102の投写可能領域を示す枠F2と、配置NGであることを示すとともに位置を修正するよう利用者に通知するメッセージSと、配置OKのプロジェクタ101、103に投写されている参照カーソルに合わせるための「X」のマーク(以後「ガイドカーソル」と称す)M2とから構成される。なお、ガイド図形は参照図形と異なる色で表示してもよい。例えば、ガイド図形(またはガイドカーソル)を赤色で表示し、参照図形(または参照カーソル)を緑色で表示してもよい。
図18では、メッセージSとして、図18に示すように「<配置エラー>プロジェクタの投写ガイドを参考に位置を修正してください」と表示されるが、メッセージの内容はこれに限定されるものではない。
参照カーソルM1およびガイドカーソルM2は、隣り合うプロジェクタで重ね合わせて調整するための目印であるため、重なり領域(エッジブレンディング領域)内に配置される。図17の例では、重なり領域の中心に参照カーソルM1を表示している。
一方、ガイドカーソルM2の位置は例えば次のようにして求めることができる。まず、現在の配置NGの状態での重なり領域の中心位置をプロジェクタ座標系で求める。これは、図14および図16を用いて説明したホモグラフィ変換行列式Hを用いて求めることができる。次に、求めた中心位置に対して図16で求めたプロジェクタのずれ量Δlを加算した位置をガイドカーソルM2の位置とする。
このようにして、配置NGのプロジェクタ102から、ガイドカーソルM2が所定の位置に表示されたガイド図形が図18(b)に示すようにスクリーン400に投写される。
利用者は、ガイド図形のメッセージに従い、ガイドカーソルM2の位置が参照カーソルM1の位置に一致するように配置NGのプロジェクタ102の位置を移動させることで、プロジェクタ102の位置調整(位置修正)を行う。
なお、配置OKのプロジェクタ101、103に表示されたエッジブレンディングのオーバーラップ幅を示す直線Lの位置は、配置NGのプロジェクタ102の担当投写領域Bの一辺の位置と同じとなることから、それらの直線L及び担当投写領域Bの一辺が投写可能領域A内に包含されるように配置NGのプロジェクタ102の位置を修正してもよい。この場合、図6のステップS800で示したレンズ制御により、投写可能領域(A)に投写担当領域(B)が含まれるように配置NGのプロジェクタの投写位置が自動調整される。
ユーザが、ガイドカーソルM2が参照カーソルM1に一致するように配置NGのプロジェクタ102の位置を移動することにより、図18の(c)に示すように中央のプロジェクタ102のガイド図形F2がスクリーン400上の担当投写領域B2を包含するように投写される。従って、この後中央のプロジェクタ102の投写画像の幾何補正データを作成して、担当投写領域B2に投写画像を合わせこむことができる。
なお、参照図形は少なくともオーバーラップ幅(重なり領域の境界)を示す直線Lを含み、ガイド図形は少なくとも配置NGのプロジェクタの投写可能領域を示す枠F2を含むようにしてもよい。この場合、ユーザは、枠F2の中に直線Lが含まれるように配置NGのプロジェクタを移動させればよい。このように配置NGのプロジェクタを移動させることで、図6のステップS800で示したレンズ制御により、投写可能領域(A)に投写担当領域(B)が含まれるように配置NGのプロジェクタの投写位置が自動調整される。
または、参照図形は少なくとも参照カーソルM1を含み、ガイド図形は少なくともガイドカーソルM2を含むようにしてもよい。この場合、ユーザは、ガイドカーソルM2が参照カーソルM1と重なるように配置NGのプロジェクタを移動させることで、投写可能領域(A)に投写担当領域(B)が含まれるように配置NGのプロジェクタの投写位置を調整することができる。
[1−3.効果等]
以上のように、本実施の形態の投写画像表示システム1は、複数のプロジェクタ101、102、103と、調整用PC200と、カメラ300とを備える。カメラ300は、スクリーン400の領域およびプロジェクタ101〜103が投写するパターン画像を撮像する。調整用PC200は、撮像された画像データからプロジェクタ101〜103の投写可能領域Aと担当投写領域Bを取得し、投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含するか否かを判定する。そして、投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含できない場合はプロジェクタの位置の修正を促すガイド図形を表示する。
これにより、担当投写領域Bを包含できないプロジェクタに対して、位置の修正を促すガイド図形を表示させる。ユーザは、ガイド図形を参照することで、位置の調整が必要なプロジェクタの特定が行い易くなる。
さらに投写可能領域Aが担当投写領域Bを包含するプロジェクタすなわち位置の修正が不要なプロジェクタに対しては、プロジェクタの位置の調整(修正)の基準となる参照図形を表示させる。
このように、スクリーン上にガイド図形とその位置を合わせるための参照図形とが同時に表示されるため、容易にプロジェクタの修正位置を認識でき、位置決め作業における操作者の負担を軽減できる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。
実施の形態1では、3台のプロジェクタを使用する場合について説明したが、プロジェクタの台数は3台に限られない。複数台(2以上の整数)のプロジェクタを使用する場合であっても、本開示の思想を適用することができる。
実施の形態1ではプロジェクタ101〜103、調整用PC200、およびカメラ300がそれぞれ別の装置として、LANやUSBなどの通信ケーブルにより接続されたシステムを説明した。これらの装置の機能を適宜、ある装置に統合してもよい。例えば、調整用PC200内蔵のカメラをカメラ300として使用してもよい。この場合、個別の装置としてカメラを準備する必要がなく、接続の手間も省くことができる。なお、カメラを調整用PC200やプロジェクタ101〜103と別に設けた場合、カメラの設置の自由度が増し、また、内蔵カメラでは搭載が難しい高解像度のセンサを使用でき高精度な幾何補正が可能となる。または、調整用PC200の上述の位置調整機能をプロジェクタ101〜103のマイクロコンピュータ180に実装してもよい。この場合、プロジェクタ101〜103のいずれか1つが調整用PC200の上述の機能を実現すればよい。これにより調整用PC200を設ける必要がなくなる。
実施の形態1では、プロジェクタ101〜103と調整用PC200とはLANケーブルを介して接続され、カラーパターンの投写、ガイド図形の生成はプロジェクタ101〜103で行い、その制御コマンドを調整用PC200から送信する構成を説明した。プロジェクタ101〜103と調整用PC200とを画像ケーブルで接続し、カラーパターンの生成やガイド図形の生成を調整用PC200で行い、その画像を、画像ケーブルを介して送信する構成としてもよい。この構成では、プロジェクタ101〜103に上述の特別な機能を実装する必要がなく、既存のプロジェクタを使用して本システムを構築することが可能となる。一方、LANケーブルを介して制御コマンドを送信する構成によれば、調整用PCに接続できるプロジェクタの数に制限がなくなり、より多数のプロジェクタを用いた大画面投写が可能になるという利点がある。
上記の実施の形態において、図17、18に示すように、参照カーソルM1とガイドカーソルM2はともに重なり領域内に表示したが、参照カーソルM1とガイドカーソルM2のいずれか一方を図19に示すように重なり領域の外側に表示させてもよい。これによっても、参照カーソルM1とガイドカーソルM2を参照することで、ユーザは、投写可能領域(A)に投写担当領域(B)を含めるようにするための、配置NGのプロジェクタの移動方向を認識することができる。
上記の実施の形態において、図17、18に参照図形およびガイド図形の例を示したが、参照図形およびガイド図形はこれらに限定されない。例えば、参照カーソルM1とガイドカーソルM2は、図20(a)〜(c)に示すような、2つの図形を組み合わせることで1つの図形が完成されるような図形であってもよい。すなわち、参照カーソルM1とガイドカーソルM2を参照することで、ユーザが配置NGのプロジェクタの移動方向を認識できる図形であれば任意の図形が使用できる。
または、図21に示すような、配置NGのプロジェクタにより表示されるガイド図形が、配置NGのプロジェクタの移動方向をユーザに示唆できるような2つのマークを含んでもよい。図21の例では、マークM21からマークM22に向かう方向に配置NGのプロジェクタを移動させればよいことを示唆している。この場合、配置OKのプロジェクタは参照カーソルM1を表示しなくてもよい。
以上説明した実施の形態は下記の技術思想を開示している。なお、上記実施形態で説明したプロジェクタ101〜103は投写型表示装置の一例である。調整用PC200は制御装置の一例である。調整用PC200のCPU202は、第1の制御部、第2の制御部、担当領域設定部、投写可能領域検出部および判定部の一例である。図17〜図21に示す図形はガイド図形または参照図形の一例である。以下に示すカッコ内の参照符号は、実施の形態で示した要素との対応関係の理解の容易化のために付したものであるが、下記の各構成要素を参照符号が示す要素に限定することを意図するものではない。
(1)複数の投写型表示装置から投写される複数の画像を用いて1つの画像を投写面(400)上に形成する投写画像表示システム(1)であって、
複数の投写型表示装置(101〜103)は、投写面上の第1の担当投写領域における画像表示を担当する第1の投写型表示装置と、第1の担当投写領域と領域の一部が重畳して配置される第2の担当投写領域における画像表示を担当する第2の投写型表示装置とを備え、
投写画像表示システム(1)は、第1の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第1の投写可能領域が前記第1の担当投写領域を包含しない場合(配置NG)に、ガイド図形を生成して第1の投写型表示装置に表示させる第1の制御部(202、S900)と、第2の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第2の投写可能領域が第2の担当投写領域を包含する場合(配置OK)に、参照図形を生成して当該第2の投写型表示装置に表示させる第2の制御部(202、S900)と、を備える。
ガイド図形は、第1の投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形であり、参照図形は、ガイド図形と組み合わされて位置調整の基準としてユーザにより参照される図形である(図17〜図21参照)。
この構成により、ユーザは、ガイド図形を参照することで、位置の調整が必要なプロジェクタの特定が行い易くなる。また、スクリーン上にガイド図形とその位置を合わせるための参照図形とが同時に表示されるため、容易にプロジェクタの修正位置を認識でき、位置決め作業における操作者の負担を軽減できる。
(2)(1)において、各投写型表示装置が担当すべき投写面上の領域である担当投写領域を設定する担当領域設定部と、各投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である投写可能領域を検出する投写可能領域検出部と、投写可能領域が前記担当投写領域を包含するか否かを判定する判定部と、をさらに備えてもよい。
(3)(1)において、ガイド図形は第1の投写可能領域を示す表示(F2)を含み、参照図形は第1の投写担当領域と第2の投写担当領域の重なり領域の境界を示す表示(L)を含んでもよい。ユーザはこのようなガイド図形と参照図形を参照することで、第1の投写型表示装置の位置調整を行うことができる。
(4)または、(1)において、ガイド図形は、第1のマーク(M2)を含んでもよい。参照図形は、第1の投写担当領域において第2の投写担当領域と重ねられる領域に配置され、かつ位置調整時に前記第1のマークと組み合わせてユーザにより参照される第2のマーク(M1)を含んでもよい。ユーザはこのような第1のマークと第2のマークを参照することで、第1の投写型表示装置の位置調整を行うことができる。
(5)複数の投写型表示装置を用いて一つの画像を投写面(400)上に形成する表示システム(1)における画像表示方法であって、
複数の投写型表示装置(101〜103)は、投写面上の第1の担当投写領域における画像表示を担当する第1の投写型表示装置と、前記第1の担当投写領域と領域の一部が重畳して配置される第2の担当投写領域における画像表示を担当する第2の投写型表示装置とを含み、
画像表示方法は、第1の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第1の投写可能領域が第1の担当投写領域を包含しない場合に、第1の投写型表示装置にガイド図形を表示させるステップ(S900)と、第2の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第2の投写可能領域が第2の担当投写領域を包含する場合に、第2の投写型表示装置に参照図形を表示させるステップ(S900)と、を含む。
ガイド図形は、第1の投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形であり、参照図形は、ガイド図形と組み合わされて位置調整の基準としてユーザにより参照される図形である。
(6)(5)において、さらに、撮像装置に投写面を撮影させるステップと、撮影された画像を取り込んで各投写型表示装置の担当投写領域を設定するステップと、各投写型表示装置に所定のテストパターンを投写面に投写させるステップと、撮像装置に、各投写型表示装置から投写面に投写されたテストパターンを撮影させるステップと、撮影されたテストパターンの画像に基づき、各投写型表示装置の投写可能領域を検出するステップと、を更に備えてもよい。
(7)少なくとも1つの他の投写型表示装置と連携して投写面(400)上に1つの画像を形成し、1つの画像の一部の領域に対する画像の表示を担当する投写型表示装置(101〜103)であって、投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である投写可能領域が、当該投写型表示装置が担当する投写面上の領域である担当投写領域を包含しない場合に、当該投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形であるガイド図形を生成する生成部(180)と、ガイド図形を投写面に投写する投写部(110、120)と、を備える。
(8)複数の投写型表示装置から投写される複数の画像を用いて1つの画像を投写面(400)上に形成する投写画像表示システム(1)における制御装置(200)であって、
複数の投写型表示装置(101〜103)は、投写面上の第1の担当投写領域における画像表示を担当する第1の投写型表示装置と、前記第1の担当投写領域と領域の一部が重畳して配置される第2の担当投写領域における画像表示を担当する第2の投写型表示装置とを含み、
制御装置(200)は、第1の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第1の投写可能領域が第1の担当投写領域を包含しない場合に、ガイド図形を表示させるためのコマンドを第1の投写型表示装置に送信する第1の制御部(202)と、第2の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第2の投写可能領域が第2の担当投写領域を包含する場合に、参照図形を表示させるためのコマンドを前記第2の投写型表示装置に送信する第2の制御部(202)と、を備える。
ガイド図形は、第1の投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形であり、参照図形は、ガイド図形と組み合わされて位置調整の基準としてユーザにより参照される図形である。
(9)複数の投写型表示装置から投写される複数の画像を用いて1つの画像を投写面(400)上に形成する投写画像表示システム(1)の制御プログラムであって、
複数の投写型表示装置(101〜103)は、投写面上の第1の担当投写領域における画像表示を担当する第1の投写型表示装置と、前記第1の担当投写領域と領域の一部が重畳して配置される第2の担当投写領域における画像表示を担当する第2の投写型表示装置とを含み、
制御プログラムは、第1の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第1の投写可能領域が第1の担当投写領域を包含しない場合に、第1の投写型表示装置にガイド図形を表示させるステップ(S900)と、第2の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第2の投写可能領域が第2の担当投写領域を包含する場合に、第2の投写型表示装置に参照図形を表示させるステップ(S900)と、をコンピュータに実行させる。
ガイド図形は、第1の投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形であり、参照図形は、ガイド図形と組み合わされて位置調整の基準としてユーザにより参照される図形である。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、投写型表示装置を使用した画像表示システムに適用可能である。
101、102、103 プロジェクタ
200 調整用PC
300 カメラ
400 スクリーン
A1,A2、A3 投写可能領域
B1、B2,B3 担当投写領域
F1 担当投写領域を示す枠
F2 投写可能領域を示す枠
L オーバーラップ幅(重なり領域の境界)を示す直線
M1 参照カーソル
M2 ガイドカーソル
S メッセージ

Claims (9)

  1. 複数の投写型表示装置から投写される複数の画像を用いて1つの画像を投写面上に形成する投写画像表示システムであって、
    前記複数の投写型表示装置は、投写面上の第1の担当投写領域における画像表示を担当する第1の投写型表示装置と、前記第1の担当投写領域と領域の一部が重畳して配置される第2の担当投写領域における画像表示を担当する第2の投写型表示装置とを備え、
    前記投写画像表示システムは、
    前記第1の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第1の投写可能領域が前記第1の担当投写領域を包含しない場合に、ガイド図形を生成して前記第1の投写型表示装置に表示させる第1の表示制御部と、
    前記第2の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第2の投写可能領域が前記第2の担当投写領域を包含する場合に、参照図形を生成して前記第2の投写型表示装置に表示させる第2の表示制御部と、を備え、
    前記ガイド図形は、前記第1の投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形であり、前記参照図形は、前記ガイド図形と組み合わされて位置調整の基準としてユーザにより参照される図形である、
    ことを特徴とする投写画像表示システム。
  2. 各投写型表示装置が担当すべき投写面上の領域である担当投写領域を設定する担当領域設定部と、
    各投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である投写可能領域を検出する投写可能領域検出部と、
    前記投写可能領域が前記担当投写領域を包含するか否かを判定する判定部と、
    をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の投写画像表示システム。
  3. 前記ガイド図形は前記第1の投写可能領域を示す表示を含み、前記参照図形は前記第1の担当投写領域と前記第2の担当投写領域の重なり領域の境界を示す表示を含むことを特徴とする請求項1に記載の投写画像表示システム。
  4. 前記ガイド図形は、第1のマークを含み、
    前記参照図形は、前記第1の担当投写領域において前記第2の担当投写領域と重ねられる領域に配置され、かつ位置調整時に前記第1のマークと組み合わせてユーザにより参照される第2のマークを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の投写画像表示システム。
  5. 複数の投写型表示装置を用いて一つの画像を投写面上に形成する表示システムにおける画像表示方法であって、
    前記複数の投写型表示装置は、投写面上の第1の担当投写領域における画像表示を担当する第1の投写型表示装置と、前記第1の担当投写領域と領域の一部が重畳して配置される第2の担当投写領域における画像表示を担当する第2の投写型表示装置とを含み、
    前記画像表示方法は、
    前記第1の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第1の投写可能領域が前記第1の担当投写領域を包含しない場合に、前記第1の投写型表示装置にガイド図形を表示させるステップと、
    前記第2の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第2の投写可能領域が前記第2の担当投写領域を包含する場合に、前記第2の投写型表示装置に参照図形を表示させるステップと、を含み、
    前記ガイド図形は、第1の投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形であり、前記参照図形は、前記ガイド図形と組み合わされて位置調整の基準としてユーザにより参照される図形である、
    ことを特徴とする画像表示方法。
  6. 撮像装置に投写面を撮影させるステップと、
    撮影された画像を取り込んで各投写型表示装置の担当投写領域を設定するステップと、
    各投写型表示装置に所定のテストパターンを投写面に投写させるステップと、
    前記撮像装置に、各投写型表示装置から投写面に投写されたテストパターンを撮影させるステップと、
    撮影されたテストパターンの画像に基づき、各投写型表示装置の投写可能領域を検出するステップと、を更に備える、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像表示方法。
  7. 少なくとも1つの他の投写型表示装置と連携して投写面上に1つの画像を形成し、前記1つの画像の一部の領域に対する画像の表示を担当する投写型表示装置であって、
    当該投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である投写可能領域が、当該投写型表示装置が担当する投写面上の領域である担当投写領域を包含しない場合に、当該投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形であるガイド図形を生成する生成手段と、
    前記ガイド図形を前記投写面に投写する投写部と、を備える
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  8. 複数の投写型表示装置から投写される複数の画像を用いて1つの画像を投写面上に形成する投写画像表示システムにおける制御装置であって、
    前記複数の投写型表示装置は、投写面上の第1の担当投写領域における画像表示を担当する第1の投写型表示装置と、前記第1の担当投写領域と領域の一部が重畳して配置される第2の担当投写領域における画像表示を担当する第2の投写型表示装置とを含み、
    前記制御装置は、
    前記第1の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第1の投写可能領域が前記第1の担当投写領域を包含しない場合に、ガイド図形を表示させるためのコマンドを前記第1の投写型表示装置に送信する第1の制御部と、
    前記第2の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第2の投写可能領域が前記第2の担当投写領域を包含する場合に、参照図形を表示させるためのコマンドを前記第2の投写型表示装置に送信する第2の制御部と、を備え、
    前記ガイド図形は、前記第1の投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形であり、前記参照図形は、前記ガイド図形と組み合わされて位置調整の基準としてユーザにより参照される図形である、
    ことを特徴とする制御装置。
  9. 複数の投写型表示装置から投写される複数の画像を用いて1つの画像を投写面上に形成する投写画像表示システムの制御プログラムであって、
    前記複数の投写型表示装置は、投写面上の第1の担当投写領域における画像表示を担当する第1の投写型表示装置と、前記第1の担当投写領域と領域の一部が重畳して配置される第2の担当投写領域における画像表示を担当する第2の投写型表示装置とを含み、
    前記制御プログラムは、
    前記第1の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第1の投写可能領域が前記第1の担当投写領域を包含しない場合に、前記第1の投写型表示装置にガイド図形を表示させるステップと、
    前記第2の投写型表示装置が実際に画像を投写することが可能な投写面上の領域である第2の投写可能領域が前記第2の担当投写領域を包含する場合に、前記第2の投写型表示装置に参照図形を表示させるステップと、をコンピュータに実行させ、
    前記ガイド図形は、第1の投写型表示装置の位置を調整する際にユーザにより参照される図形であり、前記参照図形は、前記ガイド図形と組み合わされて位置調整の基準としてユーザにより参照される図形である、
    ことを特徴とする制御プログラム。
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