JP2001238152A - マルチプロジェクション映像表示装置 - Google Patents
マルチプロジェクション映像表示装置Info
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- JP2001238152A JP2001238152A JP2000048811A JP2000048811A JP2001238152A JP 2001238152 A JP2001238152 A JP 2001238152A JP 2000048811 A JP2000048811 A JP 2000048811A JP 2000048811 A JP2000048811 A JP 2000048811A JP 2001238152 A JP2001238152 A JP 2001238152A
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- projection
- projector
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- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マルチプロジェクション映像表示装置におい
て、画像間の継目の目立たない高品質の映像を提供す
る。 【解決手段】 複数のプロジェクタ(151、152、
251、252、253)と、スクリーン(1)上に形
成すべき映像に対応した映像信号を前記複数のプロジェ
クタにそれぞれ供給する映像供給装置(2)とを備え、
該映像供給装置は、各プロジェクタの投影する画像がス
クリーン上で互いに重なる重複領域(120、220、
221)における重複画像数が最大でも前記複数のプロ
ジェクタの数より少なくなるように各プロジェクタに映
像信号を供給することを特徴とする。
て、画像間の継目の目立たない高品質の映像を提供す
る。 【解決手段】 複数のプロジェクタ(151、152、
251、252、253)と、スクリーン(1)上に形
成すべき映像に対応した映像信号を前記複数のプロジェ
クタにそれぞれ供給する映像供給装置(2)とを備え、
該映像供給装置は、各プロジェクタの投影する画像がス
クリーン上で互いに重なる重複領域(120、220、
221)における重複画像数が最大でも前記複数のプロ
ジェクタの数より少なくなるように各プロジェクタに映
像信号を供給することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のプロジェク
タの個々の投影画像を組み合わせて映像を形成するマル
チプロジェクション映像表示装置に関する。
タの個々の投影画像を組み合わせて映像を形成するマル
チプロジェクション映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチプロジェクション映像表示装置に
おいては、複数の投影画像を滑らかに接続することが重
要であり、このために従来いくつかの手法が提案されて
いる。一例として、特開平6−217241号公報に記
載の手法を図2を用いて説明する。図2(a)におい
て、100Aは9台のプロジェクタからなる一組のマル
チプロジェクタの最大投影画像範囲を示し、100Bは
4台のプロジェクタからなる他の組のマルチプロジェク
タの最大投影画像範囲を示している。スクリーン上に照
射される光は枠等で制限され、スクリーン上に実際に投
影される画像は点線130で囲まれた範囲(以下、目標
画像投影範囲という)である。ここでは、2つのマルチ
プロジェクタの画像を互いにずらして重ねることによ
り、中央部に比べ周辺部の輝度が低いというプロジェク
タの輝度特性を補償し、全体の輝度を均一化するように
している。
おいては、複数の投影画像を滑らかに接続することが重
要であり、このために従来いくつかの手法が提案されて
いる。一例として、特開平6−217241号公報に記
載の手法を図2を用いて説明する。図2(a)におい
て、100Aは9台のプロジェクタからなる一組のマル
チプロジェクタの最大投影画像範囲を示し、100Bは
4台のプロジェクタからなる他の組のマルチプロジェク
タの最大投影画像範囲を示している。スクリーン上に照
射される光は枠等で制限され、スクリーン上に実際に投
影される画像は点線130で囲まれた範囲(以下、目標
画像投影範囲という)である。ここでは、2つのマルチ
プロジェクタの画像を互いにずらして重ねることによ
り、中央部に比べ周辺部の輝度が低いというプロジェク
タの輝度特性を補償し、全体の輝度を均一化するように
している。
【0003】図2(b)に特開平9−326981号公
報や国際公開番号WO99/31877に記載の別の手
法を示す。この手法では、4台のプロジェクタの隣接す
る投影領域が重複するようプロジェクタを配置し、画像
を滑らかに接続している。
報や国際公開番号WO99/31877に記載の別の手
法を示す。この手法では、4台のプロジェクタの隣接す
る投影領域が重複するようプロジェクタを配置し、画像
を滑らかに接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】複数のプロジェクタを
用いて1つ(または複数)の大画面映像を実現した場
合、画素の位置誤差も拡大され、画像の継ぎ目部分が目
立ち、滑らかな画像が得られない。これを、上記のWO
99/31877の場合について図3(a)を用いて説
明する。図3(a)は、2台のプロジェクタにより1つ
(または複数)の大画面映像を実現した場合を示すもの
である。101と102はそれぞれプロジェクタA、プ
ロジェクタBのスクリーン上における最大画像投影範囲
を表しており、130が実際に映像が1つ(または複
数)で表示される目標画像投影範囲を表している。
用いて1つ(または複数)の大画面映像を実現した場
合、画素の位置誤差も拡大され、画像の継ぎ目部分が目
立ち、滑らかな画像が得られない。これを、上記のWO
99/31877の場合について図3(a)を用いて説
明する。図3(a)は、2台のプロジェクタにより1つ
(または複数)の大画面映像を実現した場合を示すもの
である。101と102はそれぞれプロジェクタA、プ
ロジェクタBのスクリーン上における最大画像投影範囲
を表しており、130が実際に映像が1つ(または複
数)で表示される目標画像投影範囲を表している。
【0005】図3(b)及び(c)は、図3(a)の線
分FGの位置における輝度分布を表した図である。プロ
ジェクタA、プロジェクタBそれぞれの輝度分布をそれ
ぞれ1131、1132、2つのプロジェクタの合成輝
度分布を1130とする。プロジェクタA、B間で位置
誤差が無い場合、図2(b)のように、合成輝度は一様
であり、プロジェクタA、Bの投影領域が重複する部分
においても継目無く映像は滑らかに繋がる。
分FGの位置における輝度分布を表した図である。プロ
ジェクタA、プロジェクタBそれぞれの輝度分布をそれ
ぞれ1131、1132、2つのプロジェクタの合成輝
度分布を1130とする。プロジェクタA、B間で位置
誤差が無い場合、図2(b)のように、合成輝度は一様
であり、プロジェクタA、Bの投影領域が重複する部分
においても継目無く映像は滑らかに繋がる。
【0006】しかし、実際にはプロジェクタの位置誤差
を無くすることは困難であり、また、位置情報の測定誤
差や、設置環境、プロジェクタの経年変化などの要因に
より位置誤差を生じるのは避けられない。位置誤差を生
じると、図3(c)のように、プロジェクタA、Bの投
影領域が重複する部分において、合成輝度が一様でなく
なり、1120で示すような輝度ノイズが生じ、その結
果、表示される画像に継目が見えてしまう。
を無くすることは困難であり、また、位置情報の測定誤
差や、設置環境、プロジェクタの経年変化などの要因に
より位置誤差を生じるのは避けられない。位置誤差を生
じると、図3(c)のように、プロジェクタA、Bの投
影領域が重複する部分において、合成輝度が一様でなく
なり、1120で示すような輝度ノイズが生じ、その結
果、表示される画像に継目が見えてしまう。
【0007】図3では、投影領域が重複する部分でプロ
ジェクタの輝度が滑らかに変化する場合について説明し
たが、輝度変化がなだらかでなく急峻な場合、あるいは
投影領域が重複しない場合でも、位置誤差があれば同様
に輝度ノイズを生じ、画像の継ぎ目が発生する。
ジェクタの輝度が滑らかに変化する場合について説明し
たが、輝度変化がなだらかでなく急峻な場合、あるいは
投影領域が重複しない場合でも、位置誤差があれば同様
に輝度ノイズを生じ、画像の継ぎ目が発生する。
【0008】また、従来のマルチプロジェクション映像
装置において、高輝度の画像を得るため、複数のプロジ
ェクタの投影画像をスクリーン上で正確に重ねることも
知られているがこの場合にも上記問題は依然存在する。
これを以下に説明する。
装置において、高輝度の画像を得るため、複数のプロジ
ェクタの投影画像をスクリーン上で正確に重ねることも
知られているがこの場合にも上記問題は依然存在する。
これを以下に説明する。
【0009】図3(a)の101、102の領域に、そ
れぞれ2台ずつのプロジェクタで映像を投影するように
計4台のプロジェクタを配置すると、各領域を1台ずつ
のプロジェクタで投影した場合に比べ、2倍の輝度を得
ることができる。101に投影する2台のプロジェクタ
を1A、2A、102に投影する2台のプロジェクタを
1B、2Bとする。プロジェクタ1A、1B、2A、2
Bの投影領域をそれぞれ101、102、201、20
2とすると、101と201、102と202はスクリ
ーン上で一致する。便宜上、プロジェクタ1A、1Bの
画像を第1層、プロジェクタ2A、2Bの画像を第2層
と呼ぶ。
れぞれ2台ずつのプロジェクタで映像を投影するように
計4台のプロジェクタを配置すると、各領域を1台ずつ
のプロジェクタで投影した場合に比べ、2倍の輝度を得
ることができる。101に投影する2台のプロジェクタ
を1A、2A、102に投影する2台のプロジェクタを
1B、2Bとする。プロジェクタ1A、1B、2A、2
Bの投影領域をそれぞれ101、102、201、20
2とすると、101と201、102と202はスクリ
ーン上で一致する。便宜上、プロジェクタ1A、1Bの
画像を第1層、プロジェクタ2A、2Bの画像を第2層
と呼ぶ。
【0010】このときの輝度分布は図4のようになる。
130は2台のプロジェクタ1Aと1Bより得られる目
標画像投影範囲、230は2台のプロジェクタ2Aと2
Bより得られる目標画像投影範囲である。
130は2台のプロジェクタ1Aと1Bより得られる目
標画像投影範囲、230は2台のプロジェクタ2Aと2
Bより得られる目標画像投影範囲である。
【0011】それぞれの層は位置誤差により、112
0、1220で示した輝度ノイズを生じる。ここで、そ
れぞれの層の輝度レベルをlC、それぞれの層で生じる
輝度ノイズレベルをlNとする。このとき、最終的に得
られる映像の輝度は2lCと2倍になるが、位置誤差を
生じる領域も一致するので、輝度ノイズレベルも2lN
と2倍になり、S/N比は以下の式(1)で示したよう
に、1段構成のときと変わらない。すなわち、位置誤差
による継目は2層構成にしても改善されない。同様に、
n層構成(n≧2)にした場合のS/N比も、式(2)
で示したように、1段構成のときと変わらない。このよ
うに従来技術では、多層に重ねても継目が改善されな
い。
0、1220で示した輝度ノイズを生じる。ここで、そ
れぞれの層の輝度レベルをlC、それぞれの層で生じる
輝度ノイズレベルをlNとする。このとき、最終的に得
られる映像の輝度は2lCと2倍になるが、位置誤差を
生じる領域も一致するので、輝度ノイズレベルも2lN
と2倍になり、S/N比は以下の式(1)で示したよう
に、1段構成のときと変わらない。すなわち、位置誤差
による継目は2層構成にしても改善されない。同様に、
n層構成(n≧2)にした場合のS/N比も、式(2)
で示したように、1段構成のときと変わらない。このよ
うに従来技術では、多層に重ねても継目が改善されな
い。
【0012】
【数1】
【0013】
【数2】 また、液晶プロジェクタやDLPプロジェクタなどは、
図5に示すように、輝度0の入力信号に対し、出力する
投影映像の輝度が非0であるという特性を有しており、
そのために高輝度の画像を得るために複数のプロジェク
タの画像を重ね合わせる場合には、階調性が低下すると
いう別の問題が発生する。これを図6を用いて説明す
る。
図5に示すように、輝度0の入力信号に対し、出力する
投影映像の輝度が非0であるという特性を有しており、
そのために高輝度の画像を得るために複数のプロジェク
タの画像を重ね合わせる場合には、階調性が低下すると
いう別の問題が発生する。これを図6を用いて説明す
る。
【0014】輝度0の入力信号に対して出力する映像の
輝度をプロジェクタの黒レベルと呼び、lBで表すもの
とする。図6(a)のような投影領域になるように各プ
ロジェクタを配置したシステムにおいて、4つのプロジ
ェクタの投影領域が重なる領域10000で表示可能な
最も暗い最低輝度は、式(3)で表される黒レベル4l
Bであり従って、黒画像を表示させた場合に継目なく映
像を表示させるためには、10000以外の領域の映像
を最低輝度4lB以上に底上げする黒レベル補正が必要
であり、その結果階調が下がってしまう。
輝度をプロジェクタの黒レベルと呼び、lBで表すもの
とする。図6(a)のような投影領域になるように各プ
ロジェクタを配置したシステムにおいて、4つのプロジ
ェクタの投影領域が重なる領域10000で表示可能な
最も暗い最低輝度は、式(3)で表される黒レベル4l
Bであり従って、黒画像を表示させた場合に継目なく映
像を表示させるためには、10000以外の領域の映像
を最低輝度4lB以上に底上げする黒レベル補正が必要
であり、その結果階調が下がってしまう。
【0015】
【数3】 本発明の課題は、複数のプロジェクタを用いて1つ(ま
たは複数)の画面を表示するマルチプロジェクション映
像表示装置において、位置誤差による継目の目立たない
高品質の画像を得ることである。
たは複数)の画面を表示するマルチプロジェクション映
像表示装置において、位置誤差による継目の目立たない
高品質の画像を得ることである。
【0016】本発明の別の課題は、マルチプロジェクシ
ョン映像表示装置において、黒レベル補正による階調の
低下を軽減することである。
ョン映像表示装置において、黒レベル補正による階調の
低下を軽減することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題は、複数のプロ
ジェクタと、スクリーン上に形成すべき映像に対応した
映像信号を前記複数のプロジェクタにそれぞれ供給する
映像供給装置とを備え、該映像供給装置は、各プロジェ
クタの投影する画像がスクリーン上で互いに重なる重複
領域における重複画像数が最大でも前記複数のプロジェ
クタの数より少なくなるように各プロジェクタに映像信
号を供給することを特徴とするマルチプロジェクション
映像表示装置によって解決される。
ジェクタと、スクリーン上に形成すべき映像に対応した
映像信号を前記複数のプロジェクタにそれぞれ供給する
映像供給装置とを備え、該映像供給装置は、各プロジェ
クタの投影する画像がスクリーン上で互いに重なる重複
領域における重複画像数が最大でも前記複数のプロジェ
クタの数より少なくなるように各プロジェクタに映像信
号を供給することを特徴とするマルチプロジェクション
映像表示装置によって解決される。
【0018】投影画像の輝度は周縁部に向かうにつれ低
下するように変化するので、各プロジェクタの画像の周
縁部が互いに重複するように投影する場合、この輝度の
変化が増幅され画像の継目部分にノイズが発生し画像品
質が低下する。従来の装置では、全てのプロジェクタの
画像が重複する部分の継目が特に目立ち著しく画質を低
下させていた。本発明の上記映像表示装置では、全ての
プロジェクタの画像が重複することのないように投影す
るので、従来に比べ、S/N比が改善され、画質が向上
する。
下するように変化するので、各プロジェクタの画像の周
縁部が互いに重複するように投影する場合、この輝度の
変化が増幅され画像の継目部分にノイズが発生し画像品
質が低下する。従来の装置では、全てのプロジェクタの
画像が重複する部分の継目が特に目立ち著しく画質を低
下させていた。本発明の上記映像表示装置では、全ての
プロジェクタの画像が重複することのないように投影す
るので、従来に比べ、S/N比が改善され、画質が向上
する。
【0019】また、液晶プロジェクタやDLPプロジェ
クタのように、黒レベルに対応する最低輝度が0でない
プロジェクタの場合、重複部分の黒レベルは、画像の重
複数に比例して増大するので階調特性を劣化させるが、
本発明の映像表示装置では、画像の重複数を従来に比べ
少なくすることにより、劣化の程度を低減することがで
きる。
クタのように、黒レベルに対応する最低輝度が0でない
プロジェクタの場合、重複部分の黒レベルは、画像の重
複数に比例して増大するので階調特性を劣化させるが、
本発明の映像表示装置では、画像の重複数を従来に比べ
少なくすることにより、劣化の程度を低減することがで
きる。
【0020】複数のプロジェクタを、少なくとも第1の
映像を形成する複数の第1のプロジェクタと第2の映像
を形成する複数の第2のプロジェクタとから構成し、第
1の映像における重複領域と第2の映像における重複領
域とを互いにずらし、第1及び第2の映像の重なる部分
の一部を最終的映像としてスクリーンに表示することが
できる。このような構成では、映像の輝度が全体的に大
きくなるので更にS/N比を向上させることができる。
映像を形成する複数の第1のプロジェクタと第2の映像
を形成する複数の第2のプロジェクタとから構成し、第
1の映像における重複領域と第2の映像における重複領
域とを互いにずらし、第1及び第2の映像の重なる部分
の一部を最終的映像としてスクリーンに表示することが
できる。このような構成では、映像の輝度が全体的に大
きくなるので更にS/N比を向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明のマルチプロジェクシ
ョン投影装置の第1の実施形態の原理を説明する概念図
である。該実施形態のマルチプロジェクション投影装置
は、スクリーン1にそれぞれ画像を投影するプロジェク
タ151、152、251、252、253、これらの
プロジェクタに映像信号を供給する映像供給装置2から
構成される。
参照して説明する。図1は本発明のマルチプロジェクシ
ョン投影装置の第1の実施形態の原理を説明する概念図
である。該実施形態のマルチプロジェクション投影装置
は、スクリーン1にそれぞれ画像を投影するプロジェク
タ151、152、251、252、253、これらの
プロジェクタに映像信号を供給する映像供給装置2から
構成される。
【0022】プロジェクタ151、152、251、2
52、253のそれぞれの最大画像投影範囲を101、
102、201、202、203、実際に画像が表示さ
れる目標画像投影範囲を30で表す。
52、253のそれぞれの最大画像投影範囲を101、
102、201、202、203、実際に画像が表示さ
れる目標画像投影範囲を30で表す。
【0023】映像供給装置2は、第1層の映像をプロジ
ェクタ151、152で形成し、第2層の映像をプロジ
ェクタ251、252、253で形成するように各プロ
ジェクタに映像信号を供給する。各プロジェクタは、そ
れぞれの層の投影領域101と102、201と202
と203とでそれぞれ目標画像投影範囲30をカバーす
るように配置される。更に、第1層のプロジェクタの投
影領域重複部分120と、第2層の投影領域重複部分2
20、221とが互いにずれるようにプロジェクタ15
1、152、153、251、252を配置する。
ェクタ151、152で形成し、第2層の映像をプロジ
ェクタ251、252、253で形成するように各プロ
ジェクタに映像信号を供給する。各プロジェクタは、そ
れぞれの層の投影領域101と102、201と202
と203とでそれぞれ目標画像投影範囲30をカバーす
るように配置される。更に、第1層のプロジェクタの投
影領域重複部分120と、第2層の投影領域重複部分2
20、221とが互いにずれるようにプロジェクタ15
1、152、153、251、252を配置する。
【0024】以下、第i層(i=1、2、…、N(N≧
2))のプロジェクタiXの最大画像投影範囲と目標画
像投影範囲を、それぞれSiX、QiXと表す。また、
第i層における目標画像投影範囲の和集合をQiと表
し、式(4)で定義する。
2))のプロジェクタiXの最大画像投影範囲と目標画
像投影範囲を、それぞれSiX、QiXと表す。また、
第i層における目標画像投影範囲の和集合をQiと表
し、式(4)で定義する。
【0025】
【数4】 図7は、第i層における、原画3の各プロジェクタへの
割り当て方と目標画像投影範囲の対応を表した図であ
る。図7(a)のように重複領域が無いように原画を切
り出した場合、第i層の各プロジェクタの目標画像投影
範囲は重複領域を持たない。一方、図7(b)のように
重複領域があるように原画を切り出した場合、第i層の
各プロジェクタの目標画像投影範囲は重複領域を持つ。
各プロジェクタの入力に映像供給装置2が供給する映像
の作成手順を図8で説明する。
割り当て方と目標画像投影範囲の対応を表した図であ
る。図7(a)のように重複領域が無いように原画を切
り出した場合、第i層の各プロジェクタの目標画像投影
範囲は重複領域を持たない。一方、図7(b)のように
重複領域があるように原画を切り出した場合、第i層の
各プロジェクタの目標画像投影範囲は重複領域を持つ。
各プロジェクタの入力に映像供給装置2が供給する映像
の作成手順を図8で説明する。
【0026】手順3000で、原画の切り出し方を決定
する。ここでは、図7における重複領域のあり/なし、
及び重複領域がある場合原画の切り出しサイズに対する
重複領域の割合を決定する。
する。ここでは、図7における重複領域のあり/なし、
及び重複領域がある場合原画の切り出しサイズに対する
重複領域の割合を決定する。
【0027】w、hをプロジェクタに入力させる映像の
解像度(単位はピクセル数)とすると、例えば、VGA
の場合、式(5)のようになる。
解像度(単位はピクセル数)とすると、例えば、VGA
の場合、式(5)のようになる。
【0028】
【数5】 手順3010、3011で、各層、ここでは第i層の画
像変換テーブルを算出する。画像変換テーブルは、幾何
変形ベクトルテーブルと画素値変換パラメータからな
る。図9、図10は、解像度w×hのプロジェクタの場
合における、幾何変形ベクトルテーブルと画素値変換パ
ラメタ情報をそれぞれ表すものであり、w×hのサイズ
の元画像に1対1に対応する。
像変換テーブルを算出する。画像変換テーブルは、幾何
変形ベクトルテーブルと画素値変換パラメータからな
る。図9、図10は、解像度w×hのプロジェクタの場
合における、幾何変形ベクトルテーブルと画素値変換パ
ラメタ情報をそれぞれ表すものであり、w×hのサイズ
の元画像に1対1に対応する。
【0029】第i層のプロジェクタiXに関し、最大画
像投影範囲SiXから目標画像投影範囲QiXへの画像
変換をTiXとするとき、国際公開番号WO99/31
877に記載されている公知の手法によりTiXと図1
1の幾何変形ベクトル関数UiXを定義し、幾何変形ベ
クトルテーブルの各要素をUiXによって生成する。同
様に、最大画像投影範囲SiX内の位置(x,y)での
画素値変換パラメータは、国際公開番号WO99/31
877に記載されている公知の手法により求めることが
できる、図12に示した色接合関数η{iX[x,
y]}(z)によって生成する。ここでzは色成分値を
表す。
像投影範囲SiXから目標画像投影範囲QiXへの画像
変換をTiXとするとき、国際公開番号WO99/31
877に記載されている公知の手法によりTiXと図1
1の幾何変形ベクトル関数UiXを定義し、幾何変形ベ
クトルテーブルの各要素をUiXによって生成する。同
様に、最大画像投影範囲SiX内の位置(x,y)での
画素値変換パラメータは、国際公開番号WO99/31
877に記載されている公知の手法により求めることが
できる、図12に示した色接合関数η{iX[x,
y]}(z)によって生成する。ここでzは色成分値を
表す。
【0030】図7に示したように切り取られた画像の各
画素に対し、求めた幾何変形ベクトルテーブルと画素値
変換パラメータで変換した画像データをプロジェクタに
供給すると、スクリーン上で映像は継目無く表示され
る。次に、手順3020で、層と層の間の位置合わせを
行う。層と層の間の位置合わせは、各層で原画のどの部
分がそれぞれ表示されるかを求めて行うことができる。
図13を参照して、層と層の間の位置合わせを説明す
る。
画素に対し、求めた幾何変形ベクトルテーブルと画素値
変換パラメータで変換した画像データをプロジェクタに
供給すると、スクリーン上で映像は継目無く表示され
る。次に、手順3020で、層と層の間の位置合わせを
行う。層と層の間の位置合わせは、各層で原画のどの部
分がそれぞれ表示されるかを求めて行うことができる。
図13を参照して、層と層の間の位置合わせを説明す
る。
【0031】第i層のプロジェクタiXに割り当てる原
画をIiX(u,v)で定義する。ただしIiX=
[0,1]×[0,1]である。I’iX(x,y)=
[0,w]×[0,h]とし、IiXからI’iXへの
同型写像をρiXとし、ρiXを式(6)で定義する。
画をIiX(u,v)で定義する。ただしIiX=
[0,1]×[0,1]である。I’iX(x,y)=
[0,w]×[0,h]とし、IiXからI’iXへの
同型写像をρiXとし、ρiXを式(6)で定義する。
【0032】
【数6】 次に目標画像表示領域Q0を定義する。Q0が満たすべ
き条件を式(7)に示す。
き条件を式(7)に示す。
【0033】
【数7】 本実施形態ではN=2であり、Q1⊂Q2とすると、式
(8)が成立する。
(8)が成立する。
【0034】
【数8】 SiX=[0,W]×[0,H]からDiX=[0,
1]×[0,1]への同型写像をπiXとし、式(9)
で定義する。
1]×[0,1]への同型写像をπiXとし、式(9)
で定義する。
【0035】
【数9】 それぞれの層では、国際公開番号WO99/31877
に記載の公知の方法で映像接続を行っているので、各層
で国際公開番号WO99/31877記載の方法により
QiX→DiXへの同型写像ξiXを定義することがで
きる。
に記載の公知の方法で映像接続を行っているので、各層
で国際公開番号WO99/31877記載の方法により
QiX→DiXへの同型写像ξiXを定義することがで
きる。
【0036】手順3100、3101、3102で、S
1X∩SiYが空集合でないプロジェクタ1XとiYに
関し、プロジェクタ1XとプロジェクタiYの投影領域
が重複する領域に関し、S1XからSiYへの座標変換
V(1X,iY)(x,y)を定義する。
1X∩SiYが空集合でないプロジェクタ1XとiYに
関し、プロジェクタ1XとプロジェクタiYの投影領域
が重複する領域に関し、S1XからSiYへの座標変換
V(1X,iY)(x,y)を定義する。
【0037】V(1X,iY)(x,y)の逆変換を用
いて、QiY上の点(x‘,y’)(SiY座標系)を
S1X座標系の点(x,y)に変換する。さらにπiX
でD1X座標系に変換する。I=Dであるから、全ての
座標をD1X座標系、すなわちI1X座標系で表すこと
ができる。
いて、QiY上の点(x‘,y’)(SiY座標系)を
S1X座標系の点(x,y)に変換する。さらにπiX
でD1X座標系に変換する。I=Dであるから、全ての
座標をD1X座標系、すなわちI1X座標系で表すこと
ができる。
【0038】手順3110で原画表示領域を決定する。
Q0を原画の表示したい領域に割り当てる。手順312
0、3121、3122で、各プロジェクタに入力する
画像を求める。
Q0を原画の表示したい領域に割り当てる。手順312
0、3121、3122で、各プロジェクタに入力する
画像を求める。
【0039】第i層のプロジェクタiXに割り当てる原
画IiXは、I1X座標系に変換すると、式(8)によ
り求まる。求めたIiXに対し、ベクトル関数UiXの
幾何変換を行い、ηiXの色変換を行った映像を各プロ
ジェクタに投影させることで、スクリーン上で1つ(ま
たは複数)の映像を得ることができる。IiXに対して
上記幾何変換および上記色変換を行うのは、図1の映像
供給装置2が行う。
画IiXは、I1X座標系に変換すると、式(8)によ
り求まる。求めたIiXに対し、ベクトル関数UiXの
幾何変換を行い、ηiXの色変換を行った映像を各プロ
ジェクタに投影させることで、スクリーン上で1つ(ま
たは複数)の映像を得ることができる。IiXに対して
上記幾何変換および上記色変換を行うのは、図1の映像
供給装置2が行う。
【0040】図14は、図1の装置で得られる投影画像
の輝度の様子を表した図である。第1層、第2層の輝度
レベルをlC、重複領域の輝度ノイズレベルをlNとす
ると、最終的に得られる映像の輝度は2lCと2倍にな
るが、輝度ノイズレベルはlNのままであり、S/N比
は式(10)のように2分の1となる。
の輝度の様子を表した図である。第1層、第2層の輝度
レベルをlC、重複領域の輝度ノイズレベルをlNとす
ると、最終的に得られる映像の輝度は2lCと2倍にな
るが、輝度ノイズレベルはlNのままであり、S/N比
は式(10)のように2分の1となる。
【0041】
【数10】 このようにすることで、単層構造の2倍の輝度の映像が
得られる。本実施形態では、従来手法に比べて、接続領
域のS/N比が2分の1に向上するので、継目が目立た
ない高品質の映像が得られる。
得られる。本実施形態では、従来手法に比べて、接続領
域のS/N比が2分の1に向上するので、継目が目立た
ない高品質の映像が得られる。
【0042】本実施形態では、2層構造の投影画像が得
られるものであるが、これをn層(n≧2)とし、各層
の投影領域の重複部分が互いにスクリーン上で一致しな
いようにプロジェクタを配置することで、輝度がn倍で
あり、且つ従来手法に比べS/N比がn分の1に低減さ
れた更に高品質の映像が得られる。
られるものであるが、これをn層(n≧2)とし、各層
の投影領域の重複部分が互いにスクリーン上で一致しな
いようにプロジェクタを配置することで、輝度がn倍で
あり、且つ従来手法に比べS/N比がn分の1に低減さ
れた更に高品質の映像が得られる。
【0043】また、本実施形態では第1層の投影画像を
プロジェクタ2台で形成し、第2層の投影画像をプロジ
ェクタ3台で形成する構成であるが、第1層の画像をプ
ロジェクタM台(M≧2)、第2層以降の画像をプロジ
ェクタ(M+1)台で形成する構成とし、各層の投影領
域が重複する領域が層間でずれるように配置すること
で、より大きな映像を得ることができる。
プロジェクタ2台で形成し、第2層の投影画像をプロジ
ェクタ3台で形成する構成であるが、第1層の画像をプ
ロジェクタM台(M≧2)、第2層以降の画像をプロジ
ェクタ(M+1)台で形成する構成とし、各層の投影領
域が重複する領域が層間でずれるように配置すること
で、より大きな映像を得ることができる。
【0044】図15は、本発明のマルチプロジェクショ
ン映像表示装置の第2の実施形態により得られるスクリ
ーン上の投影領域の配置の概念図であり、この形態では
プロジェクタを縦方向に配置している。この場合、第1
層の画像をM台(M≧2)、第2層以降の画像を(M+
1)台のプロジェクタで形成し、投影領域重複領域が層
間で互いにずれるようにプロジェクタを配置する。n層
(n≧2)構造にしたときの効果は、実施形態1で述べ
たものと同様である。
ン映像表示装置の第2の実施形態により得られるスクリ
ーン上の投影領域の配置の概念図であり、この形態では
プロジェクタを縦方向に配置している。この場合、第1
層の画像をM台(M≧2)、第2層以降の画像を(M+
1)台のプロジェクタで形成し、投影領域重複領域が層
間で互いにずれるようにプロジェクタを配置する。n層
(n≧2)構造にしたときの効果は、実施形態1で述べ
たものと同様である。
【0045】図16は、本発明のマルチプロジェクショ
ン映像表示装置の第3の実施形態により得られるスクリ
ーン上の投影領域の配置の概念図であり、この形態では
プロジェクタを2次元に配置している。この場合、第1
層の画像を縦h台×横k台構成(h≧2,k≧2)、第
2層以降の画像を縦(h+1)台×横(k+1)台で形
成し、層間で、投影領域重複領域同士が互いにずれるよ
うに配置する。n層(n≧2)構造にしたとき、上述の
実施形態と同様、輝度がn倍の映像が得られ、かつ従来
手法に比べてS/N比がn分の1に低減された高品質な
映像が得られる。
ン映像表示装置の第3の実施形態により得られるスクリ
ーン上の投影領域の配置の概念図であり、この形態では
プロジェクタを2次元に配置している。この場合、第1
層の画像を縦h台×横k台構成(h≧2,k≧2)、第
2層以降の画像を縦(h+1)台×横(k+1)台で形
成し、層間で、投影領域重複領域同士が互いにずれるよ
うに配置する。n層(n≧2)構造にしたとき、上述の
実施形態と同様、輝度がn倍の映像が得られ、かつ従来
手法に比べてS/N比がn分の1に低減された高品質な
映像が得られる。
【0046】図17の(a)及び(b)は、本発明のマ
ルチプロジェクション映像表示装置の第4の実施形態に
より得られるスクリーン上の投影領域の配置の概念図で
あり、この形態では第1層と第2層以降のプロジェクタ
の数を同数にしている。図17の(b)はプロジェクタ
を2次元に配置した場合を示す。この形態では、式(1
1)が成立し、第1の実施形態の場合と同様、各プロジ
ェクタへの入力画像を求めることができる。
ルチプロジェクション映像表示装置の第4の実施形態に
より得られるスクリーン上の投影領域の配置の概念図で
あり、この形態では第1層と第2層以降のプロジェクタ
の数を同数にしている。図17の(b)はプロジェクタ
を2次元に配置した場合を示す。この形態では、式(1
1)が成立し、第1の実施形態の場合と同様、各プロジ
ェクタへの入力画像を求めることができる。
【0047】
【数11】 図6(b)に、各層でのプロジェクタ配置を変えること
で、黒レベルを改善した例を示す。図6(a)の従来の
プロジェクタ配置では、最大投影領域重複数は、100
00の個所での4であるが、本発明の装置では、最大投
影領域重複数は、10001、10002での3であ
る。このように層のプロジェクタの投影領域の重複数が
最大3つになるようプロジェクタを配置することで、黒
レベルを従来の4分の3に軽減することができ、映像の
階調が向上する。
で、黒レベルを改善した例を示す。図6(a)の従来の
プロジェクタ配置では、最大投影領域重複数は、100
00の個所での4であるが、本発明の装置では、最大投
影領域重複数は、10001、10002での3であ
る。このように層のプロジェクタの投影領域の重複数が
最大3つになるようプロジェクタを配置することで、黒
レベルを従来の4分の3に軽減することができ、映像の
階調が向上する。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、複数のプロジェクタを
用いて1つ(または複数)の画面を表示するマルチプロ
ジェクション映像表示装置において、位置誤差による継
目の目立たない高品質の画像を得ることができる。ま
た、マルチプロジェクション映像表示装置において、黒
レベル補正による階調の低下を軽減することができる。
用いて1つ(または複数)の画面を表示するマルチプロ
ジェクション映像表示装置において、位置誤差による継
目の目立たない高品質の画像を得ることができる。ま
た、マルチプロジェクション映像表示装置において、黒
レベル補正による階調の低下を軽減することができる。
【図1】本発明のマルチプロジェクション投影装置の第
1の実施形態の原理を説明する概念図である。
1の実施形態の原理を説明する概念図である。
【図2】従来のマルチプロジェクション映像表示装置に
おける、複数の投影画像の接続手法を説明する図であ
る。
おける、複数の投影画像の接続手法を説明する図であ
る。
【図3】従来のマルチプロジェクション映像表示装置に
おける投影画像の継ぎ目部分を説明する図である。
おける投影画像の継ぎ目部分を説明する図である。
【図4】従来のマルチプロジェクション投影装置におけ
る投影画像の輝度変化を説明する図である。
る投影画像の輝度変化を説明する図である。
【図5】プロジェクタの輝度特性の説明図である。
【図6】投影領域の重複数の違いを、本発明装置と従来
装置とで比較して説明する図である。
装置とで比較して説明する図である。
【図7】マルチプロジェクション映像表示装置における
原画の切り出し方の説明図である。
原画の切り出し方の説明図である。
【図8】各プロジェクタの入力に供給される映像の作成
手順を示す図である。
手順を示す図である。
【図9】画像変換用の幾何変形ベクトルテーブルであ
る。
る。
【図10】画像変換用の画素値変換パラメータ情報を示
す図である。
す図である。
【図11】画像変換における幾何変形ベクトル関数を説
明する図である。
明する図である。
【図12】画像変換における色変調関数を説明するグラ
フである。
フである。
【図13】原画切り出し位置合わせ手順を説明する図で
ある。
ある。
【図14】図1の装置で得られる投影画像の輝度の様子
を表す図である。
を表す図である。
【図15】本発明のマルチプロジェクション映像表示装
置の第2の実施形態により得られるスクリーン上の投影
領域の配置の概念図である。
置の第2の実施形態により得られるスクリーン上の投影
領域の配置の概念図である。
【図16】本発明のマルチプロジェクション映像表示装
置の第3の実施形態により得られるスクリーン上の投影
領域の配置の概念図である。
置の第3の実施形態により得られるスクリーン上の投影
領域の配置の概念図である。
【図17】本発明のマルチプロジェクション映像表示装
置の第4の実施形態により得られるスクリーン上の投影
領域の配置の概念図である。
置の第4の実施形態により得られるスクリーン上の投影
領域の配置の概念図である。
1 スクリーン 2 画像供給装置 30 目標画像投影範囲 151、152 第1層のプロジェクタ 251、252、253 第2層のプロジェクタ 101、102 第1層の最大画像投影範囲 201、202、203 第2層の最大画像投影範囲 120 第1層の投影領域重複部分 220、221 第2層の投影領域重複部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 秀樹 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか事業所内 Fターム(参考) 2H059 BA12 5C058 AA18 BA06 BA21 BA23 BA24 BB25 EA02 EA03
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のプロジェクタと、スクリーン上に
形成すべき映像に対応した映像信号を前記複数のプロジ
ェクタにそれぞれ供給する映像供給装置とを備え、該映
像供給装置は、各プロジェクタの投影する画像がスクリ
ーン上で互いに重なる重複領域における重複画像数が最
大でも前記複数のプロジェクタの数より少なくなるよう
に各プロジェクタに映像信号を供給することを特徴とす
るマルチプロジェクション映像表示装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記複数のプロジェ
クタは、少なくとも第1の映像を形成する複数の第1の
プロジェクタと第2の映像を形成する複数の第2のプロ
ジェクタとからなり、前記第1の映像における前記重複
領域と前記第2の映像における前記重複領域とは位置が
互いにずれており、前記第1及び第2の映像の重なる部
分の一部を最終的映像としてスクリーンに表示すること
を特徴とするマルチプロジェクション映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000048811A JP2001238152A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | マルチプロジェクション映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000048811A JP2001238152A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | マルチプロジェクション映像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001238152A true JP2001238152A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18570844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000048811A Pending JP2001238152A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | マルチプロジェクション映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001238152A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007068112A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Sharp Corp | リアプロジェクタ |
JP2009206664A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Sony Corp | 画像投影システム、画像投影方法、プログラム及び記録媒体 |
JP2009206665A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Sony Corp | 画像投影システム、画像投影方法、プログラム及び記録媒体 |
US9621861B2 (en) | 2013-11-21 | 2017-04-11 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Projection image display system, projection image display method, and projection-type display apparatus |
-
2000
- 2000-02-25 JP JP2000048811A patent/JP2001238152A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007068112A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Sharp Corp | リアプロジェクタ |
JP2009206664A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Sony Corp | 画像投影システム、画像投影方法、プログラム及び記録媒体 |
JP2009206665A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Sony Corp | 画像投影システム、画像投影方法、プログラム及び記録媒体 |
US9621861B2 (en) | 2013-11-21 | 2017-04-11 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Projection image display system, projection image display method, and projection-type display apparatus |
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