JP5869819B2 - プロジェクタおよびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Description
すなわち、表示画像周辺に対する付加情報の表示を、表示画像の画質劣化を抑制しつつ可能とする。
画像データを入力する入力手段と、
前記画像データに対して歪み補正を行う補正手段と、
前記補正手段による歪み補正の補正量に関するパラメータと、前記他のプロジェクタにおける歪み補正の補正量に関するパラメータとに基づいて、付加画像を投射すべきプロジェクタを決定する決定手段と、
前記他のプロジェクタが前記付加画像を投射すべきプロジェクタとして前記決定手段により決定された場合、前記他のプロジェクタに対して前記付加画像の投射位置に関する情報を出力する出力手段と
を備える。
本実施形態は、マスタ/スレーブ構成をなす複数のプロジェクタが同時投射することによって同一の投射面上へのスタック表示を行うプロジェクションシステムにおいて、時計情報等の付加画像を画像周囲に表示する例を示す。一般にプロジェクタにおける付加情報の表示は、表示画像の歪みを補正するためになされた、入力画像を縮小変形する幾何補正によって画像周辺部に生じる空白領域を利用して行われる。また、付加情報表示用の空白領域を生成するために、あえて画像縮小を施すこともある。
以下、本実施形態におけるプロジェクションシステムの概要について説明する。図1は、本実施形態におけるプロジェクションシステムの外観を示す図であり、複数のプロジェクタ10がコンピュータや画像再生装置等の画像供給装置11からの入力画像GiをスクリーンSCにスタック投射する。このとき、入力画像Giの周辺部に、付加情報Gaを投射することが可能である。ここで付加情報Gaとは、まずプロジェクタ10の状態や時刻等を表す文字情報や、画質調整のためのOSD(On-Screen Display)等を指す。各プロジェクタ10はネットワーク12を介して接続されており、互いの情報を伝送することが可能であることから、マスタ/スレーブ構成をなす。すなわち、ある1台のプロジェクタ10がマスタとなり、残りの他のプロジェクタ10がスレーブとなる。マスタ/スレーブの設定は予めなされているものとし、その設定方法は任意であって、いずれのプロジェクタ10がマスタであっても構わない。
以下、幾何補正部110における幾何補正処理について、図3を用いて説明する。図3は、プロジェクタ設定位置と、液晶パネルおよびスクリーン上での画像形状の関係により、本実施形態における幾何補正の例を示す図である。図3(a)は、プロジェクタ10に正対する位置(投射軸に直交する位置)にスクリーンSCが位置し、幾何補正部110で幾何補正を行わない場合の投射例を示す。図3(b)は、プロジェクタ10がスクリーンSCに煽り角を付けて投射する位置にあり、やはり幾何補正を行わない場合の投射例を示す。図3(c)は、図3(b)と同様にプロジェクタ10がスクリーンSCに煽り角を付けて投射する位置にあるが、幾何補正部110において表示の幾何歪み補正を行った場合の投射例を示す。
v=(x*d+y*e+f)/(x*g+y*h+1)
該変換式において、x,yは変換前の座標、u,vは変換後の座標、a〜hは変換係数である。変換係数a〜hを算出するために、入力画像の四隅である4つの対応点を用いる。すなわち、該4つの対応点について制御部103で設定された補正量に基づく変換前後の座標を求め、上記多項式に対し、これら座標を代入した結果得られる8つの連立方程式を解く。
以下、本実施形態のプロジェクションシステムにおいて、入力画像Giのスタック表示に対し付加情報Gaのグラフィクスを付加する処理について、図4、図5を用いて説明する。
S104では以上のように、付加情報Gaの合成を行うターゲット10Tが設定されるが、このとき、付加情報Gaの合成を行わない、すなわちターゲット以外のプロジェクタ10については、これを非ターゲット10Nとして設定する。非ターゲット10Nの各構成部には末尾に「N」を付して表記する。非ターゲット10Nとしてはターゲット10Tと同様に、マスタ10Mおよびスレーブ10Sのいずれもがなりうる。
以下、本発明に係る第2実施形態について説明する。第2実施形態のプロジェクションシステムにおいて、上述した第1実施形態と同等の構成および動作については説明を省略する。上述した第1実施形態では複数のプロジェクタ10によるスタック表示を行う際に、付加画像を表示する例を示した。第2実施形態においては、複数のプロジェクタ10を用いたエッジブレンディング表示を行うことによって、1台のプロジェクタ10による表示サイズを超えるような付加画像を大画面に合成・表示する例を示す。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (12)
- 他のプロジェクタとマルチプロジェクションを実行するプロジェクタであって、
画像データを入力する入力手段と、
前記画像データに対して歪み補正を行う補正手段と、
前記補正手段による歪み補正の補正量に関するパラメータと、前記他のプロジェクタにおける歪み補正の補正量に関するパラメータとに基づいて、付加画像を投射すべきプロジェクタを決定する決定手段と、
前記他のプロジェクタが前記付加画像を投射すべきプロジェクタとして前記決定手段により決定された場合、前記他のプロジェクタに対して前記付加画像の投射位置に関する情報を出力する出力手段と
を備えることを特徴とするプロジェクタ。 - 前記付加画像のサイズ情報を取得する取得手段を更に備え、
前記決定手段は、前記歪み補正により前記入力済み画像データが表示されなくなる空白領域のうち、前記付加画像を包含する空白領域を前記付加画像のサイズ情報に基づいて特定し、当該特定された空白領域に投射領域が対応するプロジェクタを、前記付加画像を投射すべきプロジェクタとして決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。 - 前記決定手段は、前記歪み補正により前記入力済み画像データが表示されなくなる複数の空白領域が、前記付加画像を包含しないことを前記サイズ情報に基づいて判定した場合、前記複数の空白領域のうち、前記付加画像との重複面積が最大となる空白領域を特定し、当該特定された空白領域に投射領域が対応するプロジェクタを、前記付加画像を投射すべきプロジェクタとして決定する
ことを特徴とする請求項2に記載のプロジェクタ。 - 前記決定手段は、前記歪み補正により前記入力済み画像データが表示されなくなる複数の空白領域が、前記付加画像を包含する空白領域であることを前記サイズ情報に基づいて判定した場合、前記複数の空白領域のうち、前記歪み補正による変形量が最小となる空白領域を特定し、当該特定された空白領域に投射領域が対応するプロジェクタを、前記付加画像を投射すべきプロジェクタとして決定する
ことを特徴とする請求項2又は3に記載のプロジェクタ。 - 前記決定手段は、前記歪み補正により前記入力済み画像データが表示されなくなる複数の空白領域が、前記付加画像を包含する空白領域であることを前記サイズ情報に基づいて判定した場合、前記複数の空白領域に投射領域が対応する複数のプロジェクタのうち、他のプロジェクタよりも高い優先度が設定されたプロジェクタを、前記付加画像を投射すべきプロジェクタとして決定する
ことを特徴とする請求項2又は3に記載のプロジェクタ。 - 前記付加画像に対応するグラフィクスデータを生成する生成手段を更に備え、
前記出力手段は、前記付加画像を投射すべきプロジェクタに対して、前記生成手段が生成したグラフィクスデータを出力する
ことを特徴とする請求項1乃至5のうち、何れか1項に記載のプロジェクタ。 - 前記付加画像を投射すべきプロジェクタ以外のプロジェクタが投射する投射領域のうち、前記付加画像の投射領域に対応する投射領域を黒表示させるための描画制御信号を通知する通知手段を更に備える
ことを特徴とする請求項1乃至6のうち、何れか1項に記載のプロジェクタ。 - 前記マルチプロジェクションは、複数のプロジェクタが投射する画像を重ね合わせるスタック表示である
ことを特徴とする請求項1乃至7のうち、何れか1項に記載のプロジェクタ。 - 他のプロジェクタとマルチプロジェクションを実行するプロジェクタとして機能するコンピュータに読み込ませ実行させることで、前記コンピュータを、
画像データを入力する入力手段、
前記画像データに対して歪み補正を行う補正手段、
前記補正手段による歪み補正の補正量に関するパラメータと、前記他のプロジェクタにおける歪み補正の補正量に関するパラメータとに基づいて、付加画像を投射すべきプロジェクタを決定する決定手段、
前記他のプロジェクタが前記付加画像を投射すべきプロジェクタとして前記決定手段により決定された場合、前記他のプロジェクタに対して前記付加画像の投射位置に関する情報を出力する出力手段
として機能させるためのプログラム。 - 他のプロジェクタとマルチプロジェクションを実行するプロジェクタの制御方法であって、
画像データを入力する入力工程と、
前記画像データに対して歪み補正を行う補正工程と、
前記補正工程による歪み補正の補正量に関するパラメータと、前記他のプロジェクタにおける歪み補正の補正量に関するパラメータとに基づいて、付加画像を投射すべきプロジェクタを決定する決定工程と、
前記他のプロジェクタが前記付加画像を投射すべきプロジェクタとして前記決定工程により決定された場合、前記他のプロジェクタに対して前記付加画像の投射位置に関する情報を出力する出力工程と
を備えることを特徴とする制御方法。 - 前記付加画像のサイズ情報を取得する取得工程を備え、
前記決定工程は、前記歪み補正により前記入力済み画像データが表示されなくなる空白領域のうち、前記付加画像を包含する空白領域を前記付加画像のサイズ情報に基づいて特定し、当該特定された空白領域に投射領域が対応するプロジェクタを、前記付加画像を投射すべきプロジェクタとして決定する
ことを特徴とする請求項10に記載の制御方法。 - 前記決定工程は、前記歪み補正により前記入力済み画像データが表示されなくなる複数の空白領域が、前記付加画像を包含しないことを前記サイズ情報に基づいて判定した場合、前記複数の空白領域のうち、前記付加画像との重複面積が最大となる空白領域を特定し、当該特定された空白領域に投射領域が対応するプロジェクタを、前記付加画像を投射すべきプロジェクタとして決定する
ことを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
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