JP2017089144A - 鋼矢板による護岸構造体 - Google Patents

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保二 大城
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一義 又吉
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Abstract

【課題】長い距離に亘って打ち込まれた鋼矢板の深さに誤差が生じていても、簡単な構成によってプレキャストコンクリートパネルの設置高さを揃えることができる護岸構造体を提供する。【解決手段】護岸部に躯体として打ち込まれる鋼矢板1と、鋼矢板1の水面側に設置されるコンクリートパネル3とを配設し、この隙間にコンクリートを打設することで造成される護岸構造体において、鋼矢板1は、隣接して打ち込まれた全ての鋼矢板1の水面側の所望の位置に、水平方向に連続して鋼材2が取り付けられており、コンクリートパネル3は、鋼矢板1側に、鋼材2に引っ掛けることができる治具4が突出するように埋め込まれており、鋼矢板1の水面側にコンクリートパネル3を吊り下ろしながら設置する際に治具4を鋼材2に引っ掛けるだけで、打ち込み深さに誤差が生じている鋼矢板1に対しても、常に同じ水平位置にコンクリートパネル3を設置できる。【選択図】図1

Description

本発明は、海岸や河岸などの岸辺の保護や景観向上などのために造成する鋼矢板を用いた護岸構造体に関する。
従来から、護岸壁の躯体となる鋼矢板を設置したうえで、さらにその前面(水面側)にプレキャストコンクリートパネル(化粧パネル)を設置し、鋼矢板とプレキャストコンクリートパネルとの隙間にコンクリートを打設することで護岸構造体を造成する方法が知られている(特許文献1)。
鋼矢板は、埋設物などによって打ち込みの深さ(高さ)に誤差が生じることがあり、これを原因として、鋼矢板の前面に設置するプレキャストコンクリートパネルの設置位置がずれてしまうことがあるが、特許文献1に係る発明では、鋼矢板の上端に、溝型鋼とその上部に台座プレートが連続または一定の間隔をもって取付けられており、この溝型鋼の取り付け位置を修正することで、プレキャストコンクリートパネルの上端部に取り付けられた接続用ボルトを台座プレートに連結した際に、プレキャストコンクリートパネルを正確な位置に設置できるようになっている。
特許第2852173号公報
しかし、施工現場によっては、長い距離に亘って打ち込まれた鋼矢板の深さ(高さ)は必ずしも一定ではなく、特許文献1に係る発明の溝型鋼の取り付け位置を修正する程度では、プレキャストコンクリートパネルを正確な位置に設置することなど到底できない。
また、長い距離に亘って打ち込まれた鋼矢板の上端に取り付けられた溝型鋼を、その取り付け位置ごとに修正することは極めて手間がかかる作業であり、また、修正作業自体もプレキャストコンクリートパネルの正確な設置位置を計算したうえで行わなければならないのであるから極めて高い精度を必要とし、簡単に修正できる作業ではない。
また、鋼矢板の打ち込み位置に誤差が生じると、鋼矢板の水面側に設置するプレキャストコンクリートパネル同士の水平方向の端面が不揃いになり、その結果、鋼矢板とプレキャストコンクリートパネルとの隙間に打設したコンクリートが、プレキャストコンクリートパネル同士の隙間から漏れ出すことになるが、特許文献1に係る発明には、この点の解決方法は開示されていない。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、長い距離に亘って打ち込まれた鋼矢板の深さ(高さ)に誤差が生じていても、簡単な構成によってプレキャストコンクリートパネルの設置高さを揃えることができる護岸構造体を提供すること、さらには、鋼矢板の設置位置に誤差が生じていても、鋼矢板とプレキャストコンクリートパネルとの隙間に打設したコンクリートが、プレキャストコンクリートパネル同士の隙間から漏れ出すことがない護岸構造体を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するため、次の技術的手段を講じている。
本発明は、
護岸部に躯体として打ち込まれる鋼矢板と、
鋼矢板の水面側に設置されるコンクリートパネルとを配設し、
この隙間にコンクリートを打設することで造成される護岸構造体において、
鋼矢板は、打ち込みの深さがそれぞれ異なる隣接する全ての鋼矢板の水面側に、水平方向に連続して鋼材が取り付けられ、
コンクリートパネルは、鋼矢板側に、鋼材に引っ掛けるための治具が突出するように埋め込まれていることで、
鋼矢板の水面側にコンクリートパネルを吊り下ろしながら設置する際にコンクリートパネルの治具を鋼矢板の鋼材に引っ掛けるだけで、
打ち込み後の高さが異なる鋼矢板に対しても、常に同じ水平位置にコンクリートパネルを設置することができる
ことを特徴とする鋼矢板による護岸構造体である。
本発明は、
護岸部に躯体として打ち込まれる鋼矢板と、
鋼矢板の水面側に設置されるコンクリートパネルとを配設し、
この隙間にコンクリートを打設することで造成される護岸構造体において、
鋼矢板は、打ち込みの深さがそれぞれ異なる隣接する全ての鋼矢板の水面側に、水平方向に連続して鋼材が取り付けられ、
コンクリートパネルは、鋼矢板側に、鋼材に引っ掛けるための「への字状」の治具が突出するように埋め込まれていることで、
鋼矢板の水面側にコンクリートパネルを吊り下ろしながら設置する際にコンクリートパネルの「への字状」の治具を鋼矢板の鋼材に引っ掛けるだけで、
打ち込み後の高さが異なる鋼矢板に対しても、常に同じ水平位置にコンクリートパネルを設置することができる
ことを特徴とする鋼矢板による護岸構造体である。
本発明は、
護岸部に躯体として打ち込まれる鋼矢板と、
鋼矢板の水面側に設置されるコンクリートパネルとを配設し、
この隙間にコンクリートを打設することで造成される護岸構造体において、
鋼矢板は、打ち込みの深さがそれぞれ異なる隣接する全ての鋼矢板の水面側に、水平方向に連続して鋼材が取り付けられ、
コンクリートパネルは、鋼矢板側に、鋼材に引っ掛けるための「への字状」の治具と、鋼矢板の上端部分に溶接して連結させるための鋼材とが、それぞれ突出するように埋め込まれていることで、
鋼矢板の水面側にコンクリートパネルを吊り下ろしながら設置する際にコンクリートパネルの「への字状」の治具を鋼矢板の鋼材に引っ掛けるだけで、
打ち込み後の高さが異なる鋼矢板に対しても、常に同じ水平位置にコンクリートパネルを設置することができる
ことを特徴とする鋼矢板による護岸構造体である。
本発明は、
前記のコンクリートパネルは、
隣接するコンクリートパネル同士の隙間に筒状体が挟まれており、
鋼矢板とコンクリートパネルとの隙間にコンクリートを打設した際、筒状体がコンクリートパネル同士の隙間に嵌って目地の役目を果たし、
打設するコンクリートの漏洩防止効果を高めることができる
ことを特徴とする鋼矢板による護岸構造体である。
本発明は、
護岸部に躯体となる鋼矢板を打ち込んだのち、
打ち込みの深さがそれぞれ異なる隣接する全ての鋼矢板の水面側に、水平方向に連続した鋼材を取り付け、
「への字状」の治具が鋼矢板側に突出するように埋め込まれたコンクリートパネルを、鋼矢板の水面側に吊り下げながら、
コンクリートパネルの「への字状」の治具を、鋼矢板の水面側に取り付けられた鋼材に引っ掛けるように配設することで、
打ち込み後の高さが異なる鋼矢板に対しても、常に同じ水平位置にコンクリートパネルを設置することができる
ことを特徴とする鋼矢板による護岸構造体の施工方法である。
本発明は、
護岸部に躯体となる鋼矢板を打ち込んだのち、
打ち込みの深さがそれぞれ異なる隣接する全ての鋼矢板の水面側に、水平方向に連続した鋼材を取り付け、
「への字状」の治具と、鋼矢板の上端部分に溶接して連結させるための鋼材とが、それぞれ鋼矢板側に突出するように埋め込まれたコンクリートパネルを、鋼矢板の水面側に吊り下げながら、
コンクリートパネルの「への字状」の治具を、鋼矢板の水面側に取り付けられた鋼材に引っ掛けるように配設し、
コンクリートパネルの上端部分に埋め込まれた鋼材を、鋼矢板の上端部分に溶接して連結することで、
打ち込み後の高さが異なる鋼矢板に対しても、常に同じ水平位置にコンクリートパネルを設置することができる
ことを特徴とする鋼矢板による護岸構造体の施工方法である。
本発明では以下の効果を奏する。
1)隣接する全ての鋼矢板に対し、水平方向に連続した鋼材を取り付けることで、打ち込みの深さがそれぞれ異なる鋼矢板に対して、鋼材は同じ高さに取り付けられることになり、その結果、この鋼材に引っ掛けて設置するコンクリートパネルは、全て同じ高さに設置でき、このような簡便な構成のみによって、長い距離に亘って打ち込まれた鋼矢板の深さ(高さ)に誤差が生じても、常に同じ高さにコンクリートパネルを設置することができる。
2)隣接するコンクリートパネル同士の隙間に筒状体が挟まれている簡便な構成のみによって、鋼矢板とコンクリートパネルとの隙間にコンクリートを打設した際に、筒状体がコンクリートパネル同士の隙間に嵌って目地の役目を果たすことで、打設するコンクリートの漏洩防止効果を高めることができる。
鋼矢板にコンクリートパネルを設置した状態の側方からの構成概略図 鋼矢板にコンクリートパネルを設置した状態の上方からの構成概略図 鋼矢板に取り付けた鋼材に「への字状」の治具を引っ掛けた状態の側方からの構成概略図 コンクリートパネルの目地部分に筒状体が挟まれた状態の上方からの構成概略図
図1及び2は、鋼矢板にコンクリートパネルを設置した状態の構成の概略を示す図である。
本発明に係る護岸構造体は、鋼矢板1とコンクリートパネル3とからなる。
鋼矢板1の水面側には、鋼材2が取り付けられている。
鋼材2の取り付けは、溶接など、簡単に取り外れることが無く、腐食にも強い方法によることが望ましい。
鋼矢板は、長い距離に亘って多数打ち込まれる場合、それぞれの打ち込み場所の地形や地盤の影響を受け、打ち込みの深さ(高さ)が異なってしまい、その結果、鋼矢板にコンクリートパネルを設置したあとのコンクリートパネルの設置高さは、隣接するコンクリートパネル同士で異なるという問題が生じる。
しかし、隣接する全ての鋼矢板に対し、その水面側に、同じ高さになるように水平方向に連続した鋼材を取り付けることで、打ち込み深さが異なっても、鋼材が取り付けられる高さを同じにすることができる。
それによって、鋼矢板に取り付ける全てのコンクリートパネルの設置高さを、同じ高さにすることができる。
そして、コンクリートパネルを、鋼矢板の鋼材に対して、簡単に引っ掛けられるようにして設置することができれば、極めて簡単な構成で簡単に設置することができる。
そこで、本実施例では、図3のように、コンクリートパネル3の鋼矢板1側に、鋼材2に引っ掛けることができるように、例えば「への字状」のように先端が屈曲した治具4をコンクリートパネル3の鋼矢板1側に埋め込んでいる。
この治具4を鋼矢板1の鋼材2に引っ掛けることで、鋼矢板1の打ち込み深さに影響を受けずに、全てのコンクリートパネル3を同じ高さに設置できる。
また、コンクリートパネル3は、鋼矢板1側に、鋼材2に引っ掛けるための「への字状」の治具4のほかに、鋼矢板1の上端部分に溶接して連結させるための鋼材6が、突出するように埋め込まれている。
この鋼材6を鋼矢板1の上端部分に溶接することで、コンクリートパネル3を安定した状態で鋼矢板1に設置できる。
図4は、コンクリートパネルの目地部分に筒状体が挟まれた状態を示した図である。
隣接するコンクリートパネル3同士の隙間に、筒状体5が挟まれている。
鋼矢板1とコンクリートパネル3との隙間はコンクリートを打設するが、コンクリートパネル3の設置間隔が狭いと、隣接するコンクリートパネル3の隙間から打設したコンクリートが漏れてしまう。
そこで、筒状体5を隣接するコンクリートパネル3同士の隙間に挟むことで、打設したコンクリートの圧力によってコンクリートパネル3の隙間に嵌って目地の役目を果たし、特別な取り付け作業を要することなく、水中コンクリートの漏洩防止効果を高めることができる。
以上のとおり、本発明に係る護岸構造体によれば、「への字状」の治具を、コンクリートパネルの鋼矢板側に埋め込むという極めて簡便な構成で、鋼矢板の打ち込み深さの違いを簡単に修正することができ、また、コンクリートパネルを吊り下ろしながら、埋め込まれた治具を鋼矢板の鋼材に引っ掛けるだけで設置できる。
そのため、コンクリートパネルの設置にあたっては、ナットで締結したり溶接する必要が無いため、極めて短期間に簡単な労力で護岸構造体を設置できる。
1 鋼矢板
2 鋼材
3 コンクリートパネル
4 「への字」治具
5 目地
6 鋼材(鋼矢板の上端と連結する用)

Claims (6)

  1. 護岸部に躯体として打ち込まれる鋼矢板と、
    鋼矢板の水面側に設置されるコンクリートパネルとを配設し、
    この隙間にコンクリートを打設することで造成される護岸構造体において、
    鋼矢板は、打ち込みの深さがそれぞれ異なる隣接する全ての鋼矢板の水面側に、水平方向に連続して鋼材が取り付けられ、
    コンクリートパネルは、鋼矢板側に、鋼材に引っ掛けるための治具が突出するように埋め込まれていることで、
    鋼矢板の水面側にコンクリートパネルを吊り下ろしながら設置する際にコンクリートパネルの治具を鋼矢板の鋼材に引っ掛けるだけで、
    打ち込み後の高さが異なる鋼矢板に対しても、常に同じ水平位置にコンクリートパネルを設置することができる
    ことを特徴とする鋼矢板による護岸構造体。
  2. 護岸部に躯体として打ち込まれる鋼矢板と、
    鋼矢板の水面側に設置されるコンクリートパネルとを配設し、
    この隙間にコンクリートを打設することで造成される護岸構造体において、
    鋼矢板は、打ち込みの深さがそれぞれ異なる隣接する全ての鋼矢板の水面側に、水平方向に連続して鋼材が取り付けられ、
    コンクリートパネルは、鋼矢板側に、鋼材に引っ掛けるための「への字状」の治具が突出するように埋め込まれていることで、
    鋼矢板の水面側にコンクリートパネルを吊り下ろしながら設置する際にコンクリートパネルの「への字状」の治具を鋼矢板の鋼材に引っ掛けるだけで、
    打ち込み後の高さが異なる鋼矢板に対しても、常に同じ水平位置にコンクリートパネルを設置することができる
    ことを特徴とする鋼矢板による護岸構造体。
  3. 護岸部に躯体として打ち込まれる鋼矢板と、
    鋼矢板の水面側に設置されるコンクリートパネルとを配設し、
    この隙間にコンクリートを打設することで造成される護岸構造体において、
    鋼矢板は、打ち込みの深さがそれぞれ異なる隣接する全ての鋼矢板の水面側に、水平方向に連続して鋼材が取り付けられ、
    コンクリートパネルは、鋼矢板側に、鋼材に引っ掛けるための「への字状」の治具と、鋼矢板の上端部分に溶接して連結させるための鋼材とが、それぞれ突出するように埋め込まれていることで、
    鋼矢板の水面側にコンクリートパネルを吊り下ろしながら設置する際にコンクリートパネルの「への字状」の治具を鋼矢板の鋼材に引っ掛けるだけで、
    打ち込み後の高さが異なる鋼矢板に対しても、常に同じ水平位置にコンクリートパネルを設置することができる
    ことを特徴とする鋼矢板による護岸構造体。
  4. 前記のコンクリートパネルは、
    隣接するコンクリートパネル同士の隙間に筒状体が挟まれており、
    鋼矢板とコンクリートパネルとの隙間にコンクリートを打設した際、筒状体がコンクリートパネル同士の隙間に嵌って目地の役目を果たし、
    打設するコンクリートの漏洩防止効果を高めることができる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の鋼矢板による護岸構造体。
  5. 護岸部に躯体となる鋼矢板を打ち込んだのち、
    打ち込みの深さがそれぞれ異なる隣接する全ての鋼矢板の水面側に、水平方向に連続した鋼材を取り付け、
    「への字状」の治具が鋼矢板側に突出するように埋め込まれたコンクリートパネルを、鋼矢板の水面側に吊り下げながら、
    コンクリートパネルの「への字状」の治具を、鋼矢板の水面側に取り付けられた鋼材に引っ掛けるように配設することで、
    打ち込み後の高さが異なる鋼矢板に対しても、常に同じ水平位置にコンクリートパネルを設置することができる
    ことを特徴とする鋼矢板による護岸構造体の施工方法。
  6. 護岸部に躯体となる鋼矢板を打ち込んだのち、
    打ち込みの深さがそれぞれ異なる隣接する全ての鋼矢板の水面側に、水平方向に連続した鋼材を取り付け、
    「への字状」の治具と、鋼矢板の上端部分に溶接して連結させるための鋼材とが、それぞれ鋼矢板側に突出するように埋め込まれたコンクリートパネルを、鋼矢板の水面側に吊り下げながら、
    コンクリートパネルの「への字状」の治具を、鋼矢板の水面側に取り付けられた鋼材に引っ掛けるように配設し、
    コンクリートパネルの上端部分に埋め込まれた鋼材を、鋼矢板の上端部分に溶接して連結することで、
    打ち込み後の高さが異なる鋼矢板に対しても、常に同じ水平位置にコンクリートパネルを設置することができる
    ことを特徴とする鋼矢板による護岸構造体の施工方法。
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