JP2017087381A - ラベル型抜き装置、印刷装置、および、ラベル型抜き方法 - Google Patents

ラベル型抜き装置、印刷装置、および、ラベル型抜き方法 Download PDF

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Abstract

【課題】刃型などを交換することなく、ラベル用紙に対する型抜きの深さを柔軟に設定できるラベル型抜き装置を提供すること。【解決手段】プリンター1は、印刷部7と型抜き加工部(ラベル型抜き装置)8を備える。型抜き加工部8は、ラベル用紙5が搬送される搬送路9と、ワイヤーピン41および当該ワイヤーピン41を進退させるワイヤーピン移動機構42を備える型抜き部と、印刷データに基づいてワイヤーピン移動機構42を駆動して前進させたワイヤーピン41を搬送路9上のラベル用紙5に打ち付けて当該ラベル用紙5を型抜きする型抜き制御部68と、ワイヤーピン41のラベル用紙5への打ち付け力を調整する打ち付け力制御部69を有する。型抜き部はワイヤードットヘッド27であり、打ち付け力制御部69はワイヤードットヘッド27への給電を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、ラベル用紙を型抜きする印刷装置、ラベル用紙に印刷を施すとともに型抜き
を行う印刷装置、および、ラベル用紙を型抜きするラベル型抜き方法に関する。
長尺状の台紙にラベルが一定間隔に剥離可能に貼り付けられたラベル用紙に印刷を施し
た後に、ラベル部分を型抜きする後加工が行われることがある。特許文献1には、このよ
うな後加工で用いられる刃型が記載されている。同文献では、刃型として、台紙とラベル
の双方を型抜きする全抜きを行うための全抜き刃と、ラベルのみを型抜きする半抜き(ハ
ーフカット)を行うためのハーフカット刃を備える。
特開2015−30054号公報
刃型を用いてラベル用紙を型抜きする場合には、刃型を交換しなければ、全抜き加工の
領域や半抜き加工の領域を変更することができないという問題がある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、刃型などを交換することなく、ラベル用紙に
対する型抜きの深さを柔軟に設定できるラベル型抜き装置、印刷装置、および、ラベル型
抜き方法を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のラベル型抜き装置は、台紙にラベルが剥離可能
に貼り付けられたラベル用紙が搬送される搬送路と、ワイヤーピンと、前記ワイヤーピン
を前記搬送路に対して進退させるワイヤーピン移動機構と、を備える型抜き部と、印刷デ
ータに基づいて前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記ワイヤーピンを前記搬送路上の
前記ラベル用紙に打ち付けて当該ラベル用紙を型抜きする型抜き制御部と、前記ワイヤー
ピンの前記ラベル用紙への打ち付け力を調整する打ち付け力制御部と、を有することを特
徴とする。
本発明によれば、ワイヤーピンを搬送路上のラベル用紙に打ち付けてラベル用紙の型抜
きを行う。従って、ワイヤーピンをラベル用紙に打ち付ける打ち付け力を調整することに
より、ラベル用紙に対する型抜きの深さを柔軟に設定できる。
本発明において、前記ワイヤーピン移動機構は、前記ワイヤーピンを進退させるための
駆動コイルを備え、前記型抜き制御部は、前記駆動コイルへの給電により前記ワイヤーピ
ン移動機構を駆動し、前記打ち付け力制御部は、前記駆動コイルへの給電を制御して前記
打ち付け力を調整するものとすることができる。すなわち、ワイヤーピン移動機構が、ソ
レノイドなど、駆動コイルを備え、電磁力を利用してワイヤーピンを進退させるものであ
る場合には、駆動コイルへの電流、電圧、通電時間、などの給電を制御することにより、
ワイヤーピンを移動させる速度(加速度)を変更して、ワイヤーピンのラベル用紙への打
ち付け力を調整できる。
本発明において、前記打ち付け力制御部は、前記型抜き部と前記搬送路との間のギャッ
プを調整するギャップ調整機構を備えるものとすることができる。すなわち、型抜き部と
搬送路とを接近させれば、ワイヤーピンのラベル用紙への打ち付け力を大きくすることが
できる。一方、型抜き部と搬送路とを離間させれば、ワイヤーピンのラベル用紙への打ち
付け力を小さくすることができる。
本発明において、打ち付け力制御部は、前記ワイヤーピンの前記ラベル用紙への打ち付
け力を、前記ワイヤーピンが前記ラベルを貫通する第1打ち付け力、または、前記ワイヤ
ーピンが前記ラベルおよび前記台紙の両方を貫通する第2打ち付け力とするものとするこ
とができる。このようにすれば、ラベル用紙に対して全抜き加工または半抜き加工を行う
ことができる。
本発明において、前記型抜き部は、とすることが望ましい。このようにすれば、印刷デ
ータなどに基づいてワイヤーピンを搬送路上のラベルに打ち付けることが容易となる。
次に、本発明の印刷装置は、印刷ヘッドと、ワイヤーピンおよび当該ワイヤーピンを進
退させるワイヤーピン移動機構を備える型抜き部と、台紙にラベルが剥離可能に貼り付け
られたラベル用紙を搬送するための搬送路と、前記搬送路に沿ってラベル用紙を搬送する
搬送機構と、印刷データに基づいて前記印刷ヘッドを駆動して前記搬送路上の前記ラベル
用紙に印刷を施す印刷制御部と、前記印刷データに基づいて前記ワイヤーピン移動機構を
駆動して前進させた前記ワイヤーピンを前記搬送路上の前記ラベル用紙に打ち付けて当該
ラベル用紙を型抜きする型抜き制御部と、前記ワイヤーピンの前記ラベル用紙への打ち付
け力を調整する打ち付け力制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置は印刷ヘッドと型抜き部を備える。従って、ラベル用紙に対
する印刷動作と型抜き動作を連続して行うことができる。ここで、型抜き動作では、ワイ
ヤーピンを搬送路上のラベル用紙に打ち付けてラベル用紙を型抜きする。従って、ワイヤ
ーピンをラベル用紙に打ち付ける打ち付け力を調整することにより、ラベル用紙に対する
型抜きの深さを柔軟に設定できる。また、印刷データに基づいてワイヤーピン移動機構を
制御するので、印刷データに基づいて印刷された印刷領域に対応する形状で、ラベル用紙
を型抜きできる。
本発明において、前記ワイヤーピン移動機構は、前記ワイヤーピンを進退させるための
駆動コイルを備え、前記型抜き制御部は、前記駆動コイルへの給電により前記ワイヤーピ
ン移動機構を駆動し、前記打ち付け力制御部は、前記駆動コイルへの給電を制御して前記
打ち付け力を調整するものとすることができる。すなわち、ワイヤーピン移動機構が、駆
動コイルを備え、電磁力を利用してワイヤーピンを進退させるものである場合には、駆動
コイルへの電流、電圧、通電時間、などの給電を制御することにより、ワイヤーピンを移
動させる速度(加速度)を変更して、ワイヤーピンのラベル用紙への打ち付け力を調整で
きる。
本発明において、前記打ち付け力制御部は、前記型抜き部と前記搬送路との間のギャッ
プを調整するギャップ調整機構を備えるものとすることができる。すなわち、型抜き部と
搬送路とを接近させれば、ワイヤーピンのラベル用紙への打ち付け力を大きくすることが
できる。また、型抜き部と搬送路とを離間させれば、ワイヤーピンのラベル用紙への打ち
付け力を小さくすることができる。
本発明において、打ち付け力制御部は、前記ワイヤーピンの前記ラベル用紙への打ち付
け力を、前記ワイヤーピンが前記ラベルを貫通する第1打ち付け力、または、前記ワイヤ
ーピンが前記ラベルおよび前記台紙の両方を貫通する第2打ち付け力とするものとするこ
とができる。このようにすれば、ラベル用紙に対して全抜き加工または半抜き加工を行う
ことができる。
本発明において、前記型抜き部は、ワイヤードットヘッドとすることが望ましい。この
ようにすれば、印刷データに基づいてワイヤーピン移動機構を制御することが容易である
次に、本発明のラベル型抜き方法は、台紙にラベルが剥離可能に貼り付けられたラベル
用紙が搬送される搬送路と、ワイヤーピンと、前記ワイヤーピンを前記搬送路に対して進
退させるワイヤーピン移動機構と、を備える型抜き部と、を備えておき、印刷データに基
づいて前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記ワイヤーピンを前記搬送路上の前記ラベ
ル用紙に打ち付けて当該ラベル用紙を型抜きする型抜き動作を行い、前記型抜き動作にお
いて、前記ワイヤーピンの前記ラベル用紙への打ち付け力を調整することを特徴とする。
本発明によれば、ワイヤーピンを搬送路上のラベル用紙に打ち付けてラベル用紙の型抜
きを行う。従って、ワイヤーピンをラベル用紙に打ち付ける打ち付け力を調整することに
より、ラベル用紙に対する型抜きの深さを柔軟に設定できる。
本発明において、前記型抜き動作において、前記ワイヤーピンの前記ラベル用紙への打
ち付け力を、前記ワイヤーピンが前記ラベルを貫通する第1打ち付け力、または、前記ワ
イヤーピンが前記ラベルおよび前記台紙の両方を貫通する第2打ち付け力として、前記ラ
ベル用紙を型抜きするものとすることができる。このようにすれば、ラベル用紙に対して
全抜き加工または半抜き加工を行うことができる。
本発明を適用したプリンターの要部の斜視図である。 ワイヤーピン移動機構の説明図である。 プリンターの制御系の概略ブロック図である。 プリンターによる印刷、型抜き動作のフローチャートである。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した印刷装置の実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1は本発明を適用したプリンターの要部の斜視図である。本例のプリンター(印刷装
置)1は、長尺状の台紙3に貼り付けられたラベル4に印刷を行うと共に型抜きを行うラ
ベルプリンターである。
図1に示すように、プリンター1は、ラベル用紙5に印刷を施す印刷部7と、ラベル用
紙5を型抜きする型抜き加工部(ラベル型抜き装置)8を備える。また、プリンター1は
、印刷部7による印刷位置Aおよび型抜き加工部8による型抜き位置Bを経由する搬送路
9と、この搬送路9に沿ってラベル用紙5を搬送する搬送機構10を有する。搬送路9は
、着脱可能に連結された第1搬送路部分9aと第2搬送路部分9bを備える。第1搬送路
部分9aは印刷位置Aを経由する部分であり、第2搬送路部分9bは型抜き位置Bを経由
する部分である。
印刷部7は、印刷ヘッド12と、印刷ヘッド12と対向する位置で第1搬送路部分9a
の一部を構成する印刷部側プラテン13と、印刷ヘッド12をラベル用紙5の搬送方向X
と直交する主走査方向(交差方向)Yに移動させる印刷ヘッド移動機構14を備える。印
刷ヘッド12はインクジェットヘッドである。印刷部側プラテン13は印刷部7による印
刷位置Aを規定している。ここで、印刷部側プラテン13は吸引プラテンである。すなわ
ち、印刷部側プラテン13は、ラベル用紙5の搬送面に吸気口13aを備える。また、吸
気口13aには印刷部側吸引ポンプ15が接続されている。印刷部側プラテン13および
印刷部側吸引ポンプ15は印刷部側吸引機構16を構成する。
印刷ヘッド移動機構14は、印刷ヘッド12を搭載するキャリッジ18と、主走査方向
Yに延びるキャリッジガイド軸19と、キャリッジガイド軸19に沿ってキャリッジ18
を移動させるキャリッジ移動機構20を備える。キャリッジ18はキャリッジガイド軸1
9に沿って移動可能に支持されている。キャリッジ移動機構20は、キャリッジガイド軸
19の両端部分に配置された一対のプーリーと、一対のプーリーに掛け渡されたタイミン
グベルト22を備える。タイミングベルト22の一部分はキャリッジ18に連結されてい
る。また、キャリッジ移動機構20は、駆動源として印刷部側キャリッジモーター23を
備える。印刷部側キャリッジモーター23の駆動力は一方のプーリーに伝達される。
型抜き加工部8は、ワイヤードットヘッド(型抜き部)27とワイヤードットヘッド2
7と対向する位置で第2搬送路部分9bの一部を構成する加工部側プラテン28と、ワイ
ヤードットヘッド27を主走査方向Yに移動させる加工部側ヘッド移動機構29を備える
。ここで、加工部側プラテン28は吸引プラテンである。すなわち、加工部側プラテン2
8は、ラベル用紙5の搬送面に吸気口28aを備える。また、吸気口13aには加工部側
吸引ポンプ30が接続されている。加工部側プラテン28および加工部側吸引ポンプ30
は加工部側吸引機構31を構成する。
加工部側ヘッド移動機構29は、ワイヤードットヘッド27を搭載するキャリッジ33
と、主走査方向Yに延びるキャリッジガイド軸34と、キャリッジガイド軸34に沿って
キャリッジ33を移動させるキャリッジ移動機構35を備える。キャリッジ33はキャリ
ッジガイド軸34に沿って移動可能に支持されている。キャリッジ移動機構35は、キャ
リッジガイド軸34の両端部分に配置された一対のプーリーと、一対のプーリーに掛け渡
されたタイミングベルト37を備える。タイミングベルト37の一部分にはキャリッジ3
3に連結されている。また、キャリッジ移動機構35は、駆動源として加工部側キャリッ
ジモーター38を備える。加工部側キャリッジモーター38の駆動力は一方のプーリーに
伝達される。
図2はワイヤードットヘッド27の構造の説明図である。ワイヤードットヘッド27は
、格子状に配列された複数本のワイヤーピン41を備える。各ワイヤーピン41は、搬送
路9の搬送面に対して垂直に延びる。各ワイヤーピン41は、その軸線方向から見た場合
の輪郭形状が矩形である。
また、ワイヤードットヘッド27は、各ワイヤーピン41を搬送路9に接近する方向お
よび離間する方向に進退させるワイヤーピン移動機構42を備える。ワイヤーピン41が
搬送路9から上方に後退した後退位置41Aに移動すると、各ワイヤーピン41の先端は
ワイヤードットヘッド27のヘッド面27a上に位置する。ワイヤーピン41が前進した
前進位置41Bに移動すると、ワイヤーピン41の先端は、ヘッド面27aよりも前方(
下方)に突出する。
型抜き加工部8は、ワイヤーピン移動機構42を駆動して前進させたワイヤーピン41
を搬送路9上のラベル用紙5に打ち付けてラベル用紙5を型抜きする。なお、ワイヤード
ットヘッド27は、インクリボンを用いれば、ラベル用紙5への印刷に用いることができ
るものである。すなわち、ワイヤードットヘッド27と搬送路9を搬送されるラベル用紙
5との間にインクリボンを配置すれば、ワイヤーピン41をインクリボンに打ち付けて、
インクリボンのインクをラベル用紙5に転写して、印刷を行うことができる。しかし、本
例では、型抜き加工部8にインクリボンを備えない。
ここで、ワイヤーピン移動機構42は、ワイヤーピン41の後端部分においてワイヤー
ピン41と交差する方向に接続された金属製の駆動板45と、ワイヤーピン41または駆
動板45を搬送路9から離間する方向へ付勢するコイルバネなどの付勢部材46と、付勢
部材46の付勢力に抗してワイヤーピン41を搬送路9に接近する方向に移動させるアク
チュエーター47を備える。駆動板45は上下方向に揺動可能に支持されている。アクチ
ュエーター47は、駆動コイル48を備える電磁式のものである。アクチュエーター47
は、駆動コイル48への給電により駆動板45を吸引してワイヤーピン41を後退位置4
1Aから前進位置41Bに移動させる。駆動コイル48への給電が停止してアクチュエー
ター47による駆動板45の吸引が停止すると、ワイヤーピン41は付勢部材46の付勢
力によって、後退位置41Aに戻る。アクチュエーター47としては、ソレノイドなどを
用いることができる。
搬送機構10は、図1に示すように、印刷位置Aの搬送方向Xの上流側に設けられた主
搬送ローラー51と、主搬送ローラー51を駆動するための搬送モーター52を備える。
また、搬送モーター52の出力を型抜き加工部8に設けられた副搬送ローラー53に伝達
する伝達機構54を備える。
ここで、プリンター1は、プリンター本体(印刷装置本体)55と、プリンター本体5
5に着脱可能に装着された装着体56を有する。プリンター本体55は、印刷部7、第1
搬送路部分9a、主搬送ローラー51、搬送モーター52および伝達機構54を備える。
装着体56は、型抜き加工部8、第2搬送路部分9bおよび副搬送ローラー53を備える
。装着体56がプリンター本体55に装着されると、第1搬送路部分9aと第2搬送路部
分9bが接続されて搬送路9が形成される。また、装着体56がプリンター本体55に装
着されると、搬送モーター52から伝達機構54を介して副搬送ローラー53に至る駆動
力伝達経路が形成される。
プリンター1は、外部の機器から印刷データが供給されると、搬送モーター52を駆動
して、ラベル用紙5を搬送路9に沿って間欠的に搬送する。また、プリンター1は印刷部
側吸引ポンプ15および加工部側吸引ポンプ30を駆動して、印刷部側プラテン13およ
び加工部側プラテン28を介した吸気を開始する。さらに、プリンター1は、印刷ヘッド
移動機構14を駆動して印刷ヘッド12を主走査方向Yに移動させながら印刷ヘッド12
を駆動して、ラベル用紙5に印刷データを印刷する。また、プリンター1は、加工部側ヘ
ッド移動機構29を駆動してワイヤードットヘッド27を主走査方向Yに移動させながら
ワイヤードットヘッド27(ワイヤーピン移動機構42)を駆動してワイヤーピン41を
ラベル用紙5に打ち付ける。これにより、プリンター1はラベル用紙5を型抜きする。
(制御系)
図3はプリンター1の制御系を示す概略ブロック図である。プリンター1の制御系はC
PUなどを搭載する制御部60を中心に構成されている。制御部60には、外部の機器と
の間で通信を行うための通信インターフェースを備える通信部61が接続されている。制
御部60の出力側には、印刷ヘッド12、印刷部側吸引ポンプ15、印刷部側キャリッジ
モーター23、ワイヤードットヘッド27、加工部側吸引ポンプ30、加工部側キャリッ
ジモーター38、搬送モーター52が接続されている。
制御部60は、搬送制御部65、吸引制御部66、印刷制御部67、型抜き制御部68
、および、打ち付け力制御部(打ち付け力調整部)69を備える。
搬送制御部65は、搬送モーター52を駆動して搬送機構10によりラベル用紙5を搬
送する。吸引制御部66は、印刷部側吸引ポンプ15および加工部側吸引ポンプ30を駆
動して、印刷部側プラテン13および加工部側プラテン28を介した吸気を行う。
印刷制御部67は、印刷データに基づいて印刷ヘッド12および印刷部側キャリッジモ
ーター23を駆動して、搬送路9上のラベル用紙5に印刷データを印刷する。より具体的
には、印刷制御部67は、印刷部側キャリッジモーター23を駆動して印刷ヘッド12を
主走査方向Yに移動させながら、印刷ヘッド12を駆動して、インクをラベル4に向かっ
て吐出させる。これにより、印刷制御部67は、印刷位置Aにおいて、印刷データを印刷
する。
型抜き制御部68は、型抜きデータ生成部71と駆動制御部72を備える。型抜きデー
タ生成部71は、印刷データに基づいて型抜きデータを生成する。本例では、型抜き制御
部68は、まず、印刷データに基づいてラベル4上の印刷領域Pを取得する(図1参照)
。次に、型抜きデータ生成部71は、取得した印刷領域Pに対して、搬送方向Xの上流側
および下流側に第1寸法L1の余白を付与するとともに、主走査方向Yの左右の両側に第
2寸法L2の余白を付与した領域を型抜き領域Cとして規定する。その後、型抜きデータ
生成部71は、規定した型抜き領域Cの輪郭に基づいて型抜きデータを生成する。型抜き
データは型抜き領域Cの輪郭を印刷する場合の印刷データと同様のデータである。
駆動制御部72は、型抜きデータに基づいてワイヤードットヘッド27(ワイヤーピン
移動機構42)および加工部側キャリッジモーター38を駆動して、搬送路9上のラベル
用紙5にワイヤーピン41を打ち付ける。より具体的には、駆動制御部72は、加工部側
キャリッジモーター38を駆動してドットインパクト印刷ヘッド27を主走査方向Yに移
動させながら、ワイヤードットヘッド27を駆動して、ラベル用紙5に向かってワイヤー
ピン41を突出させる。これにより、駆動制御部72は、型抜き位置Bにおいて、ラベル
用紙5を型抜きする。
打ち付け力制御部69は、駆動制御部72によるワイヤーピン41のラベル用紙5への
打ち付け力を、ワイヤーピン41がラベル4を貫通する第1打ち付け力、または、ワイヤ
ーピン41がラベル4および台紙3の両方を貫通する第2打ち付け力とする。
本例では、打ち付け力制御部69は、駆動制御部72による駆動コイル48への給電を
制御して、打ち付け力を調整する。すなわち、打ち付け力制御部69は駆動制御部72が
駆動コイル48へ供給する電流の値、電圧の値、或いは、通電時間を調整する。また、駆
動コイル48への電力の供給がパルスにより行われている場合には、打ち付け力制御部6
9は駆動制御部72が駆動コイル48へ供給するパルス幅を調整する。これにより、電磁
式のアクチュエーター47がワイヤーピン41を移動させる速度(加速度)を変更して、
ワイヤーピン41のラベル用紙5への打ち付け力を調整する。
例えば、第1打ち付け力を得る場合には、打ち付け力制御部69は駆動制御部72が駆
動コイル48へ供給する電流の値を第1電流値とする。また、第2打ち付け力を得る場合
には、打ち付け力制御部69は駆動制御部72が駆動コイル48へ供給する電流の値を第
1電流値よりも大きい第2電流値とする。或いは、打ち付け力制御部69は、第1打ち付
け力を得る場合に駆動制御部72が駆動コイル48へ供給する電圧の値を第1電圧値とす
る。そして、第2打ち付け力を得る場合には、打ち付け力制御部69は駆動制御部72が
駆動コイル48へ供給する電圧の値を第1電圧値よりも大きい第2電圧値とする。また、
駆動コイル48への電力の供給がパルスにより行われているときに第1打ち付け力を得る
場合には、打ち付け力制御部69は駆動制御部72が駆動コイル48へ第1通電時間(パ
ルス幅)で電力を供給するものとする。そして、第2打ち付け力を得る場合には、打ち付
け力制御部69は駆動制御部72が駆動コイル48へ第1通電時間(パルス幅)よりも長
い第2通電時間(パルス幅)で電力を供給するものとする。
ここで、プリンター1には、外部の機器から、予め、ワイヤーピン41のラベル用紙5
への打ち付け力を第1打ち付け力または第2打ち付け力に設定する設定コマンドが入力さ
れる。従って、打ち付け力制御部69は、設定コマンドに基づいて、打ち付け力を調整す
る。なお、プリンター1が備える不図示の操作パネル(入力部)から設定コマンドを入力
して、打ち付け力の変更を可能とすることができる。
また、外部の機器からプリンター1に台紙3の厚さ寸法やラベル4の厚さ寸法が入力さ
れた場合に、打ち付け力制御部69は、これらの寸法情報に基づいて、第1打ち付け力お
よび第2打ち付け力を得るための電流の値、電圧の値、或いは、通電時間を設定するもの
とすることができる。
(印刷、型抜き動作)
図4はプリンター1による印刷、型抜き動作のフローチャートである。本例では、外部
の機器から、ワイヤーピン41のラベル用紙5への打ち付け力を第1打ち付け力に設定す
る設定コマンドが供給されている(ステップST1)。
外部の機器からプリンター1に印刷データが供給されると(ステップST2)、プリン
ター1は、搬送モーター52を駆動して、ラベル用紙5を搬送路9に沿って間欠的に搬送
する。また、プリンター1は、印刷部側吸引ポンプ15および加工部側吸引ポンプ30を
駆動して、印刷部側プラテン13および加工部側プラテン28を介した吸気を行う(ステ
ップST3)。
その後、プリンター1は、印刷データに基づいて印刷ヘッド12および印刷部側キャリ
ッジモーター23を駆動して、印刷位置Aにおいて搬送路9上のラベル用紙5に印刷デー
タを印刷する印刷動作を行う(ステップST4)。また、プリンター1は、印刷データに
基づいて型抜きデータを生成するとともに、型抜きデータに基づいてワイヤードットヘッ
ド27(ワイヤーピン移動機構42)および加工部側キャリッジモーター38を駆動して
ラベル用紙5を型抜きする型抜き動作を行う(ステップST5)。
ステップST5の型抜き動作に際しては、打ち付け力制御部69は駆動制御部72によ
る駆動コイル48への給電を制御して、ワイヤーピン41のラベル用紙5への打ち付け力
を第1打ち付け力に調整する(ステップST51)。従って、本例では、型抜き動作にお
いて、ラベル4のみが型抜きされ、台紙3は型抜きされることはない。
ここで、ステップST1において、外部の機器からプリンター1に、打ち付け力を第2
打ち付け力に設定する設定コマンドが入力されている場合には、型抜き動作において(ス
テップST51)、打ち付け力制御部69は駆動制御部72による駆動コイル48への給
電を制御して、ワイヤーピン41のラベル用紙5への打ち付け力を第2打ち付け力に調整
する(ステップST51)。従って、型抜き動作において、ラベル4および台紙3が型抜
きされる。
本例によればワイヤードットヘッド27のワイヤーピン41を搬送路9上のラベル用紙
5に打ち付けてラベル用紙5の型抜きを行う。また、印刷データに基づいて生成される型
抜きデータに基づいてワイヤードットヘッド27を制御してラベル用紙5の型抜きを行う
。従って、本例のプリンター1によれば、印刷データによる印刷領域Pに対応する形状で
、ラベル用紙5を型抜きすることができる。また、本例では、ラベル用紙5の型抜きにワ
イヤードットヘッド27を用いているので、印刷データに基づく型抜きデータに基づいて
ワイヤーピン移動機構42を制御することが容易である。
さらに、本例によれば、ワイヤーピン41をラベル用紙5に打ち付ける打ち付け力を調
整することにより、ラベル用紙5に対する型抜きの深さを柔軟に設定できる。従って、ラ
ベル用紙5に対してラベル4および台紙3を型抜きする全抜き加工またはラベル4のみを
型抜きする半抜き加工を柔軟に設定できる。
また、本例では、ワイヤーピン41をラベル用紙5に打ち付ける打ち付け力を調整でき
るので、ラベル4の厚さ寸法や台紙3の厚さ寸法などの寸法情報が予めプリンターに入力
されている場合には、これらの寸法情報に基づいて打ち付け力を設定することもできる。
(その他の実施の形態)
上記の例では、打ち付け力制御部69はワイヤードットヘッド27への通電を制御する
ことにより、ワイヤーピン41をラベル用紙5に打ち付ける打ち付け力を調整しているが
ワイヤードットヘッド27と搬送路9(加工部側プラテン28)との間のギャップを調整
することにより、ワイヤーピン41をラベル用紙5に打ち付ける打ち付け力を調整するこ
ともできる。
ワイヤードットヘッド27と搬送路9(加工部側プラテン28)との間のギャップを調
整する場合には、図1に点線で示すように、型抜き加工部8にギャップ調整機構75を備
えるものとする。また、打ち付け力制御部69は、ギャップ調整機構75を駆動してワイ
ヤードットヘッド27と搬送路9との間のギャップを調整するものとする。すなわち、プ
リンター1に、打ち付け力調整部として、打ち付け力制御部69とギャップ調整機構75
を備えるものとする。
ここで、ギャップ調整機構75は周知の構成のものを採用できる。例えば、ギャップ調
整機構75は、キャリッジガイド軸34の両端部分を一対の偏芯カムにより支持する支持
機構と、偏芯カムを回転駆動するための駆動モーターを備えるものとすることができる。
この場合、打ち付け力制御部69は、駆動モーターを駆動して偏芯カムを回転させること
によりキャリッジガイド軸34を搬送路9に対して接近する方向および離間する方向に移
動させる。これにより、キャリッジガイド軸34に支持されたキャリッジに搭載されたワ
イヤードットヘッド27と加工部側プラテン28との間のギャップを調整する。
また、ギャップ調整機構75は、偏芯したキャリッジガイド軸34と、キャリッジガイ
ド軸34をその軸線回りに回転させる駆動モーターを備えるものとすることができる。こ
の場合、打ち付け力制御部69は、駆動モーターを駆動してキャリッジガイド軸34を回
転させることによりことにより、キャリッジガイド軸34に支持されたキャリッジに搭載
されたワイヤードットヘッド27と加工部側プラテン28との間のギャップを調整する。
ギャップ調整機構75によりワイヤードットヘッド27と加工部側プラテン28とを接
近させれば、ワイヤーピン41のラベル用紙5への打ち付け力を大きくすることができる
。従ってワイヤードットヘッド27と加工部側プラテン28とを接近させれば、ラベル4
および台紙3を型抜き可能な第2打ち付け力を得ることができる。またワイヤードットヘ
ッド27と加工部側プラテン28とを離間させれば、ワイヤーピン41のラベル用紙5へ
の打ち付け力を小さくすることができる。従ってワイヤードットヘッド27と加工部側プ
ラテン28とを離間させれば、ラベル4のみを型抜き可能な第1打ち付け力を得ることが
できる。
よって、打ち付け力制御部69は、図4に示すフローチャートの型抜き動作(ステップ
ST5)において、設定コマンドに基づいて駆動モーターを駆動してワイヤードットヘッ
ド27と加工部側プラテン28との間のギャップを調整する(ステップST51)。これ
により、打ち付け力を第1打ち付け力または第2打ち付け力に調整する。
なお、上記の例では、輪郭形状を型抜きデータとしているが、型抜きデータは印刷デー
タと同様のものなので、輪郭形状を鎖線としたものを型抜きデータとすることもできる。
このようにすれば、型抜き動作により、ミシン目を形成できる。また、型抜きデータ(印
刷データ)に基づいてミシン目を形成できるので、ミシン目における切断部の長さや、切
断部と切断部との間の間隔などを自由に設定できる。さらに、曲線に沿ってミシン目を形
成することも可能である。また、互いに交差して交わる2本のミシン目なども容易に形成
できる。
また、プリンター1に供給する印刷データに型抜きデータを含んでもよい。この場合に
は、型抜き制御部68は、印刷データに含まれる型抜きデータに基づいてワイヤードット
ヘッド27(ワイヤーピン移動機構42)および加工部側キャリッジモーター38を駆動
して、型抜き位置Bにおいて搬送路9上のラベル用紙5にワイヤーピン41を打ち付ける
上記の例では、ラベル用紙5の搬送方向Xにおいて、上流側から下流側に向かって印刷
部7と型抜き加工部8がこの順番で配置されているが、型抜き加工部8が上流側に配置さ
れ、印刷部7が下流側に配置されていてもよい。
上記の例では、型抜きデータ生成部71は、印刷データに基づいて型抜き領域Cを規定
しているが、予め所定の型抜きデータを登録しておき、型抜き動作時に、登録された型抜
きデータに基づいて型抜き動作を行なってもよい。また、型抜き加工部8は、ワイヤード
ットヘッド27を主走査方向Yに移動させながらワイヤーピン41をラベル用紙5に打ち
付けて、ラベル用紙5を型抜きしているが、ワイヤーピン41を搬送路9の主走査方向Y
の端から端まで並べて配置(ラインヘッド状)してもよい。
1…プリンター(印刷装置)、3…台紙、4…ラベル、5…ラベル用紙、7…印刷部、8
…型抜き加工部、9…搬送路、9a…第1搬送路部分、9b…第2搬送路部分、10…搬
送機構、12…印刷ヘッド、13…印刷部側プラテン、13a…吸気口、14…印刷ヘッ
ド移動機構、15…印刷部側吸引ポンプ、16…印刷部側吸引機構、18…キャリッジ、
19…キャリッジガイド軸、20…キャリッジ移動機構、21…プーリー、22…タイミ
ングベルト、23…印刷部側キャリッジモーター、27…ワイヤードットヘッド(型抜き
部)、28…加工部側プラテン、28a…吸気口、29…加工部側印刷ヘッド移動機構、
30…加工部側吸引ポンプ、31…加工部側吸引機構、33…キャリッジ、34…キャリ
ッジガイド軸、35…キャリッジ移動機構、36…プーリー、37…タイミングベルト、
38…加工部側キャリッジモーター、41…ワイヤーピン、42…ワイヤーピン移動機構
、45…駆動板、46…付勢部材、47…アクチュエーター、48…駆動コイル、51…
主搬送ローラー、52…搬送モーター、53…副搬送ローラー、54…伝達機構、55…
プリンター本体、56…装着体(ラベル型抜き装置)、60…制御部、61…通信部、6
5…搬送制御部、66…吸引制御部、67…印刷制御部、68…型抜き制御部、69…打
ち付け力制御部(打ち付け力調整部)、71…型抜きデータ生成部、72…駆動制御部、
75…ギャップ調整機構、A…印刷位置、B…型抜き位置、C…型抜き領域、L1…第1
寸法、L2…第2寸法、P…印刷領域、X…搬送方向、Y…主走査方向。

Claims (12)

  1. 台紙にラベルが剥離可能に貼り付けられたラベル用紙が搬送される搬送路と、
    ワイヤーピンと、前記ワイヤーピンを前記搬送路に対して進退させるワイヤーピン移動
    機構と、を備える型抜き部と、
    印刷データに基づいて前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記ワイヤーピンを前記搬
    送路上の前記ラベル用紙に打ち付けて当該ラベル用紙を型抜きする型抜き制御部と、
    前記ワイヤーピンの前記ラベル用紙への打ち付け力を調整する打ち付け力制御部と、
    を有することを特徴とするラベル型抜き装置。
  2. 請求項1において、
    前記ワイヤーピン移動機構は、前記ワイヤーピンを進退させるための駆動コイルを備え

    前記型抜き制御部は、前記駆動コイルへの給電により前記ワイヤーピン移動機構を駆動
    し、
    前記打ち付け力制御部は、前記駆動コイルへの給電を制御して前記打ち付け力を調整す
    ることを特徴とするラベル型抜き装置。
  3. 請求項1において、
    前記打ち付け力制御部は、前記型抜き部と前記搬送路との間のギャップを調整するギャ
    ップ調整機構を備えることを特徴とするラベル型抜き装置。
  4. 請求項1において、
    打ち付け力制御部は、前記ワイヤーピンの前記ラベル用紙への打ち付け力を、前記ワイ
    ヤーピンが前記ラベルを貫通する第1打ち付け力、または、前記ワイヤーピンが前記ラベ
    ルおよび前記台紙の両方を貫通する第2打ち付け力とすることを特徴とするラベル型抜き
    装置。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
    前記型抜き部はワイヤードットヘッドであることを特徴とするラベル型抜き装置。
  6. 印刷ヘッドと、
    ワイヤーピンおよび当該ワイヤーピンを進退させるワイヤーピン移動機構を備える型抜
    き部と、
    台紙にラベルが剥離可能に貼り付けられたラベル用紙を搬送するための搬送路と、
    前記搬送路に沿ってラベル用紙を搬送する搬送機構と、
    印刷データに基づいて前記印刷ヘッドを駆動して前記搬送路上の前記ラベル用紙に印刷
    を施す印刷制御部と、
    前記印刷データに基づいて前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前進させた前記ワイヤ
    ーピンを前記搬送路上の前記ラベル用紙に打ち付けて当該ラベル用紙を型抜きする型抜き
    制御部と、
    前記ワイヤーピンの前記ラベル用紙への打ち付け力を調整する打ち付け力制御部と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項6において、
    前記ワイヤーピン移動機構は、前記ワイヤーピンを進退させるための駆動コイルを備え

    前記型抜き制御部は、前記駆動コイルへの給電により前記ワイヤーピン移動機構を駆動
    し、
    前記打ち付け力制御部は、前記駆動コイルへの給電を制御して前記打ち付け力を調整す
    ることを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項6において、
    前記打ち付け力制御部は、前記型抜き部と前記搬送路との間のギャップを調整するギャ
    ップ調整機構を備えることを特徴とする印刷装置。
  9. 請求項6において、
    打ち付け力制御部は、前記ワイヤーピンの前記ラベル用紙への打ち付け力を、前記ワイ
    ヤーピンが前記ラベルを貫通する第1打ち付け力、または、前記ワイヤーピンが前記ラベ
    ルおよび前記台紙の両方を貫通する第2打ち付け力とすることを特徴とする印刷装置。
  10. 請求項6ないし9のうちのいずれかの項において、
    前記型抜き部はワイヤードットヘッドであることを特徴とする印刷装置。
  11. 台紙にラベルが剥離可能に貼り付けられたラベル用紙が搬送される搬送路と、ワイヤー
    ピンと、前記ワイヤーピンを前記搬送路に対して進退させるワイヤーピン移動機構と、を
    備える型抜き部と、を備えておき、
    印刷データに基づいて前記ワイヤーピン移動機構を駆動して前記ワイヤーピンを前記搬
    送路上の前記ラベル用紙に打ち付けて当該ラベル用紙を型抜きする型抜き動作を行い、
    前記型抜き動作において、前記ワイヤーピンの前記ラベル用紙への打ち付け力を調整す
    ることを特徴とするラベル型抜き方法。
  12. 請求項11において、
    前記型抜き動作において、前記ワイヤーピンの前記ラベル用紙への打ち付け力を、前記
    ワイヤーピンが前記ラベルを貫通する第1打ち付け力、または、前記ワイヤーピンが前記
    ラベルおよび前記台紙の両方を貫通する第2打ち付け力として、前記ラベル用紙を型抜き
    することを特徴とするラベル型抜き方法。
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