JP2017086904A - 吸収性物品の製造方法及び吸収性物品の製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】凹凸形状のシートを巻き付けてアンビルロールでの搬送する際に安定的に搬送でき、それにより安定的に吸収性物品を製造することができる吸収性物品の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】吸収性物品の製造方法は、短冊状の凹凸シート2を帯状の被搬送物まで搬送する搬送工程を備える。搬送工程は、受け刃11を周面10fに有するアンビルロール10と、受け刃11と接触するカッター21を表面20fに有するカッター部材20とを用いる。搬送工程では、アンビルロール10の吸引穴を介して短冊状の凹凸シート2を吸引して搬送する。
【選択図】図2

Description

本発明は、吸収性物品の製造方法及び吸収性物品の製造装置に関する。
例えば、おむつには、腰部分に相当する位置に該おむつを固定するためのランディングテープがバックシートに貼着されている。また、生理用ナプキンには、該生理用ナプキンの装着ずれを防止するためのずれ防止用の粘着テープがバックシートに貼着されている。このようなランディングテープや粘着テープは、例えば、引用文献1〜引用文献2に記載の間欠切断転写装置を用いてバックシートに貼着されるようになっている。
特許文献1は、本出願人が先に提案した間欠切断転写装置に関する発明である。特許文献1には、貼付シートを巻き付けて搬送するアンビルロールを備え、該アンビルロールの吸引用の縦穴の開口周縁部に、該縦穴の開口面積よりも大きな開口面積を持つ開口凹部を形成している間欠切断転写装置に関する技術が開示されている。特許文献1に記載の間欠切断転写装置によれば、アンビルロールに巻き付けて貼付シートを搬送する際に、貼付シートに皺が発生し難く、吸収性物品を効率的に製造することができる。
また、特許文献2には、ウエブを搬送するアンビルロールの表面に、第1吸引領域と、該第1吸引領域よりも吸引圧力の大きい第2吸引領域とを形成した間欠切断転写装置が開示されている。特許文献2に記載のアンビルロールは、第2吸引領域に溝を形成して、第1吸引領域の吸引圧力よりも第2吸引領域の吸引圧力を大きくしている。
特開平10−218471号公報 WO2015/033242号公報
しかし、特許文献1に記載の間欠切断転写装置は、アンビルロールに巻き付けて搬送するシートが凹凸形状のシートである場合を想定しておらず、凹凸形状のシートを用いる場合に、更なる改良の余地があった。
また、特許文献2に記載にアンビルロールに形成された溝は、第1吸引領域の吸引圧力よりも第2吸引領域の吸引圧力を大きくするために形成したものである。特許文献2には、間欠切断転写装置の有するアンビルロールに形成された溝と、アンビルロールに巻き付けて搬送する凹凸形状のシートの凸部との関係に関して、何ら記載されていない。
したがって本発明は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る吸収性物品の製造方法及び吸収性物品の製造装置を提供することにある。
本発明は、凹凸構造を有する帯状の凹凸シートを切断してなる短冊状の凹凸シートを、搬送されている帯状の被搬送物に間欠的に貼着する吸収性物品の製造方法であって、前記短冊状の凹凸シートを前記帯状の被搬送物まで搬送する搬送工程を備え、前記搬送工程は、受け刃を周面に有するアンビルロールと、該受け刃と接触するカッターを表面に有するカッター部材とを備えた切断装置を用い、前記アンビルロールは、その周面に、吸引穴を備える溝を有し、該溝が、前記短冊状の凹凸シートの凸部の位置に対応して形成されており、前記搬送工程においては、前記アンビルロールの前記吸引穴を介して前記短冊状の凹凸シートを吸引して搬送する、吸収性物品の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、凹凸構造を有する帯状の凹凸シートを切断してなる短冊状の凹凸シートを、搬送されている帯状の被搬送物に間欠的に貼着する吸収性物品の製造装置であって、受け刃を周面に有するアンビルロールと、該受け刃と接触するカッターを表面に有するカッター部材とを備えた切断装置を具備し、前記アンビルロールは、その周面に、吸引穴を備える溝を有し、該溝が、前記短冊状の凹凸シートの凸部の位置に対応して形成されており、前記短冊状の凹凸シートの前記凸部の延びる方向と、前記アンビルロールの前記溝の延びる方向とが同じ方向である吸収性物品の製造装置を提供するものである。
本発明によれば、凹凸形状のシートを安定的に搬送でき、それにより安定的に吸収性物品を製造することができる。
図1は、本発明の一実施態様により製造される展開型の使い捨ておむつを示す平面図である。 図2は、本発明の一実施態様の製造方法の実施に好適に用いられるおむつの製造装置の概略構成を示す斜視図である。 図3は、図2に示す製造装置の側面図である。 図4は、図2に示す製造装置の備えるアンビルロールの平面図である。 図5は、図2に示す製造装置の備えるアンビルロールの溝と搬送されている凹凸シートの凸部との関係を説明するための要部拡大断面図である。 図6は、本発明の一実施態様の製造方法の実施に好適に用いられるおむつの製造装置の備える別のアンビルロールの平面図である。
本発明の吸収性物品の製造方法は、凹凸構造を有する帯状の凹凸シートを切断してなる短冊状の凹凸シートを、搬送されている帯状の被搬送物としての帯状のシートに間欠的に貼着する吸収性物品の製造方法である。以下、本発明の製造方法を、その好ましい実施態様に基づき図面を参照しながら説明する。本発明の製造方法で製造される吸収性物品は、例えば、図1に示す展開型の使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」ともいう。)である。そして、おむつ1の製造方法においては、伸縮性のウエストパネル2が前記短冊状の凹凸シートに該当し、表面シート6aがウエストパネル2を貼着する前記シート(被搬送物)に該当する。先ず、製造される伸縮性のウエストパネルを備えた展開型の使い捨ておむつ1について説明する。
おむつ1は、図1に示すように、装着時に装着者の腹側に位置する腹側部A、背側に位置する背側部B、及び腹側部Aと背側部Bとの間に位置する股下部Cを有する吸収性本体6と、背側部Bの左右両外方に連設された左右一対のウエストパネル2,2とを有している。尚、おむつ1の吸収性本体6は、図1に示すように、平面状に拡げた状態において、長方形状である。
以下の説明では、吸収性本体6の縦方向(おむつ1の長手方向でもある)をX方向、吸収性本体6の横方向(おむつ1の幅方向でもある)をY方向として説明する。
一対のウエストパネル2,2それぞれは、平面状に拡げた状態において、矩形状である。各ウエストパネル2は、2枚のシート3,4と、2枚のシート3,4の間に配された複数本の糸状弾性体5とを有している。各ウエストパネル2は、図1に示すように、同形同大の矩形状の2枚のシート3,4の間に、横方向(Y方向)に伸長した糸状弾性体5を、縦方向(X方向)に略等間隔を空けて配して、接着剤や融着等の手段により一体的に固定して形成されている。このように形成されたウエストパネル2は、自然状態において、糸状弾性体5の収縮によって、縦方向(X方向)に延びる凸部2tとなる皺が複数形成されており、凹凸構造を有する凹凸シートとなる。すなわち、ウエストパネル2においては、凸部2tの延びる方向(X方向)と、糸状弾性体5の延びる方向(Y方向)とは交差している。より具体的に、本実施形態においては、ウエストパネル2は、凸部2tの延びる方向(X方向)と、糸状弾性体5の延びる方向(Y方向)とが直交している。
凹凸シートであるウエストパネル2を構成するシート3,4としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、シート3,4としては、不織布、織物、フィルムまたはそれらの積層シート等を用いることができる。糸状弾性体5としては、天然ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる糸状の伸縮性材料を用いることができる。
凹凸シートであるウエストパネル2には、その横方向(Y方向)外方側の端部にファスニングテープ7が接着剤や融着等の手段により固定されている。また、ウエストパネル2は、その横方向(Y方向)内方側の端部が接着剤や融着等の手段により吸収性本体6を構成する裏面シート6bの背側部Bに固定され、背側部Bの横方向(Y方向)外方に連設されている。
吸収性本体6は、図1に示すように、液透過性の表面シート6aと、液不透過性又は撥水性の裏面シート6bと、これら両シート6a,6b間に介在された液保持性の吸収体6cとを有している。吸収性本体6は、図1に示すように、おむつ1の内面をなす表面シート6aと、おむつ1の外面をなす裏面シート6bとを、これら両シート6a,6b間に吸収体6cを介在させて接合することにより形成されている。
吸収性本体6を構成する表面シート6a、裏面シート6bとしては、それぞれ、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート6aとしては、親水性且つ液透過性の不織布等を用いることができ、裏面シート6bとしては、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。吸収体6cとしては、パルプ繊維等の繊維の集合体(不織布であっても良い)又はこれに吸水性ポリマーの粒子を保持させてなる吸収性コアを、透水性の薄紙や不織布からなるコアラップシートで被覆したもの等を用いることができる。
次に、本発明の吸収性物品の製造方法の好ましい実施態様を、前述した凹凸構造のウエストパネル2を有するおむつ1を製造する場合を例にとり図面を参照しながら説明する。図2及び図3には、おむつ1の製造方法に好適に用いられる製造装置100が模式的に示されている。尚、上述したように、ウエストパネル2は、吸収性本体6の背側部Bの左右両外方に連設されているため、左右一対の2個の製造装置100が必要であるが、各製造装置100は同じ構成であるため、図2には一方の製造装置100のみを示している。
図2及び図3中符合xで示す方向(x方向)は、搬送方向(MD)を示し、符号yで示す方向(y方向)は搬送方向(x方向)に直交する方向である。搬送方向(x方向)は、最終的に本実施態様により製造されるウエストパネル2を取り付けたおむつ1の連続体の搬送方向とも同じ方向である。
製造装置100は、図2及び図3に示すように、受け刃11を周面10fに有するアンビルロール10と、受け刃11と接触するカッター21を表面20fに有するカッター部材20とを備えた切断装置としての間欠切断転写装置30を具備している。本実施態様における製造装置100においては、カッター部材20は、カッター21を周面20fに有するカッターロール20である。アンビルロール10とカッターロール20とは、製造装置100では、互いに逆向きに回転するようになっている。
間欠切断転写装置30は、製造装置100では、凹凸構造を有する連続した帯状の凹凸シート2Bを、互いに逆向きに回転するアンビルロール10とカッターロール20との間に、アンビルロール10の周面10fに巻き付けるようにして供給し、これらアンビルロール10とカッターロール20に設けられた受け刃11とカッター21とを接触させて、帯状の凹凸シート2Bをy方向に沿って間欠的に切断する。その切断により形成された短冊状の凹凸シートであるウエストパネル2を、吸収性本体6を構成する帯状の表面シート6aに所定間隔を持って転写して貼着させるように構成したものである。
間欠切断転写装置30では、凹凸シートであるウエストパネル2を帯状の表面シート6aに間欠的に転写して貼着させる必要がある。その為、帯状の凹凸シート2Bをアンビルロール10の回転速度よりも遅い速度で供給することによって、帯状の凹凸シート2Bをアンビルロール10の周面10f上で滑らせるようにして、帯状の凹凸シート2Bを切断し、凹凸シートであるウエストパネル2を形成するようになっている。
間欠切断転写装置30のアンビルロール10は、金属製のロール本体10Bを備えており、図4に示すように、ロール本体10Bの周面10fに、吸引穴12を備える溝13を有し、溝13が、短冊状の凹凸シートであるウエストパネル2の凸部2tの位置に対応して形成されている。本実施形態においては、吸引穴12は溝13の底部13bに設けられている。好適に、アンビルロール10は、製造装置100では、図2及び図3に示すように、ロール本体10Bの一端面10e1から直交する方向(y方向)に延びる複数の横穴14と、横穴14に連通し且つアンビルロール10の外周方向に延びる複数の吸引穴12(図4参照)と、周面10fに少なくとも一つの受け刃11とを有している。また、溝13の底部13bには複数の吸引穴12が所定の間隔を空けて配されている。
アンビルロール10の受け刃11は、図2〜図4に示すように、ロール本体10Bの軸方向(y方向)に延びるように周面10fに配されており、その刃先が周面10fよりも突出するようにロール本体10Bに固定されている。受け刃11は、製造装置100では、ロール本体10Bの相対向する位置に一対配されている。
アンビルロール10の溝13は、凹凸シートの凸部2tの位置に対応して周面10fに形成されている。そして、凹凸シートの凸部2tの延びる方向と、アンビルロール10の溝13の延びる方向とが同じ方向となっている。ここで、凹凸シートの凸部2tの延びる方向は、凹凸シートの搬送方向に対する凸部2tの延びる方向であり、アンビルロール10の溝13の延びる方向は、アンビルロール10の回転方向に対する溝13の延びる方向である。このように、凸部2tと溝13とが同じ方向に延びていれば、凹凸シートを安定的に搬送することができる。好適に、アンビルロール10の溝13は、製造装置100では、図2及び図4に示すように、凸部2tが搬送方向(x方向)に延びているので、アンビルロール10の周方向に延びて形成されている。このように周面10fの周方向に延びる溝13が、製造装置100では、ロール本体10Bの軸方向に間隔を空けて複数配されている。
アンビルロール10の溝13は、形成されたウエストパネル2を安定的に搬送する観点から、アンビルロール10の周面10fにおける短冊状の凹凸シートであるウエストパネル2を保持、搬送する部分に少なくとも形成されていればよいが、帯状の凹凸シート2B及びウエストパネル2を更に安定的に搬送する観点から、製造装置100では、図2及び図4に示すように、ウエストパネル2を搬送する部分のみならず帯状の凹凸シート2Bを搬送する部分の表面にも形成されており、受け刃11が配設された部分以外のアンビルロール10の全周に亘って形成されている。受け刃11部分を除く全周に亘って溝13が形成されているアンビルロール10では、溝13は、受け刃11を基準としてロール回転方向下流側であって、切断により形成されたウエストパネル2を搬送する部分に形成された第1溝部131と、受け刃11を基準としてロール回転方向上流側であって、帯状の凹凸シート2Bを搬送する部分に形成された第2溝部132とを有している。本実施形態においては、受け刃11が相対向する位置に一対配されているので、相対向する位置に設けられた一対の受け刃11を結ぶロール本体10Bの直径の中心における法線でロール本体10Bを2分割して、各受け刃11のロール回転方向下流側に第1溝部131が設けられ、各受け刃11のロール回転方向上流側に第2溝部132が設けられている。そして、帯状の凹凸シート2B及びウエストパネル2を更に安定的に搬送する観点から、第1溝部131の溝の深さが、第2溝部132の溝の深さよりも大きく形成されている。
帯状の凹凸シート2B及びウエストパネル2を安定的に搬送する為には、アンビルロール10の溝13内に凸部2tが入り込み易いことが好ましい。その為、図5に示すように、アンビルロール10の溝13の溝幅W1が、帯状の凹凸シート2B及びウエストパネル2の凸部2tの幅W2よりも広いことが好ましい。凸部2tの幅W2とは、凸部2tの直交する方向(y方向)の長さの内の最も広い位置での長さを意味する。同様の観点から、凸部2tの幅W2に対する溝13の溝幅W1の比(W1/W2)が、1.1以上であることが好ましく、2.0以上であることが更に好ましく、そして、5.0以下であることが好ましく、3.0以下であることが更に好ましく、具体的には、1.1以上5.0以下であることが好ましく、2.0以上3.0以下であることが更に好ましい。
特に、本実施態様においては、帯状の凹凸シート2Bは、2枚のシート3,4と、2枚のシート3,4の間に配された複数本の糸状弾性体5とを有し、凸部2tの延びる方向と糸状弾性体5の延びる方向とは交差しているので、より具体的には、自然状態において、糸状弾性体5の収縮によって、縦方向(X方向)に延びる凸部2tとなる皺が複数形成されているので、糸状弾性体5の収縮力により、溝13内に入り込んだ凸部2tと溝13との隙間が生じにくくなって吸引力が高まり、帯状の凹凸シート2B及びウエストパネル2をより安定的に搬送することができる。
アンビルロール10の横穴14は、ロールの周方向に所定間隔を空けて配されている。各横穴14は、円形状に形成されている。各横穴14は、ロール本体10Bの軸方向と平行に、一端面10e1から他端面10e2に亘って貫通して形成されている。各横穴14は、他端面10e2側において、リング状をなす封止部材(不図示)によって閉塞されている。
アンビルロール10の吸引穴12は、各横穴14に対応して配され、各横穴14と溝13との間に亘っている。言い換えれば、吸引穴12は、その一端が横穴14に連通していると共に、その他端が溝13の底部13bに配されている。吸引穴12は、溝13の底部13bに配されているので、製造装置100では、図4に示すように、アンビルロール10の周方向に間隔を空けて配され、且つロール本体10Bの軸方向に間隔を空けて配されている。各吸引穴12は、円形状に形成されている。
アンビルロール10の一端面10e1には、サクションリング(不図示)が配されている。サクションリング(不図示)は、アンビルロール10のロール本体10Bを回転可能に支持する一対の駆動軸支持部材(不図示)の内の一端面10e1側に固定して配されている。即ち、サクションリング(不図示)は、アンビルロール10と共には回転しないようになっている。そして、サクションリング(不図示)は、ロール本体10Bの直径とほぼ同一直径の円盤体に形成されている。サクションリング(不図示)は、内部に相互に独立した複数の空間領域を有しており、製造装置100では、図3に示すように、3つの空間領域a、空間領域b及び空間領域cを有している。
サクションリング(不図示)の空間領域aは、アンビルロール10において、周面10fに巻き付けた状態の帯状の凹凸シート2Bを、アンビルロール10の受け刃11とカッターロール20のカッター21との間に供給するまでの領域に対応している。また、サクションリング(不図示)の空間領域bは、アンビルロール10において、アンビルロール10とカッターロール20とで切断した短冊状の凹凸シートであるウエストパネル2を、帯状の表面シート6aに貼着するまでの領域に対応している。サクションリング(不図示)の空間領域cは、アンビルロール10において、ウエストパネル2を帯状の表面シート6aに貼着してから再度帯状の凹凸シート2Bを受け取るまでの領域に対応している。
サクションリング(不図示)には吸気ファン(不図示)が接続されており、該吸気ファンの駆動により、相互に独立した空間領域a、空間領域b及び空間領域cの圧力が調整できるようになっており、製造装置100においては、空間領域aが負圧に維持され、空間領域bが空間領域aよりも高い負圧に維持され、空間領域cが大気圧(圧力ゼロ)に維持されている。吸気ファン(不図示)によって発生したサクションエアーは、サクションリング(不図示)を介してアンビルロール10のロール本体10Bに形成された横穴14に通じることになる。そしてさらに、上記サクションエアーは、横穴14を介して、ロール本体10Bの周面10fに形成された溝13の底部13bに配されている吸引穴12に通じている。その為、サクションリング(不図示)の空間領域aでは、空間領域aに対応する位置にある複数の横穴14を経由して吸引穴12に通じるサクションエアーによって、帯状の凹凸シート2Bがアンビルロール10の表面10fに吸引させるようになっている。そして、サクションリング(不図示)の空間領域bでは、空間領域bに対応する位置にある複数の横穴14を経由して吸引穴12に通じるサクションエアーによって、ウエストパネル2がアンビルロール10の表面10fに吸引させるようになっている。なお、サクションリング(不図示)はアンビルロール10とは独立して駆動軸支持部材(不図示)に固定されているので、該アンビルロール10が回転したとしても、空間領域a、空間領域b及び空間領域cの位置は変わらず、サクションエアーが通じる範囲は常に一定なものとなっている。
間欠切断転写装置30のカッターロール20は、金属製のロールであり、図2及び図3に示すように、帯状の凹凸シート2Bを挟み込むように、該アンビルロール10に隣接して配置されている。製造装置100では、カッターロール20に、該アンビルロール10の一対の受け刃11,11とそれぞれ接触して帯状の凹凸シート2Bを切断するための一対のカッター21,21が配されている。一対のカッター21,21は、カッターロール20の相対向する位置に配され、刃先がロール本体10Bの表面20fよりも突出するように固定されている。
カッターロール20は、アンビルロール10とは逆向きに回転して、それぞれのカッター21,21が、アンビルロール10の受け刃11,11に対して接触するように回転制御されている。即ち、アンビルロール10及びカッターロール20がそれぞれ一回転する間に、一方の受け刃11に一方のカッター21が接触し、他方の受け刃11に他方のカッター21が接触するように、上記カッターロール20がアンビルロール10に対して回転制御されている。
製造装置100は、アンビルロール10に帯状の凹凸シート2Bを供給する一対の駆動ロール41,42を有している。駆動ロール41,42の回転は、アンビルロール10の周速度よりも帯状の凹凸シート2Bの供給速度が遅くなるように制御されている。
次に、上述した製造装置100を用い、凹凸構造のウエストパネル2を有するおむつ1を製造する方法について説明する。
本発明の吸収性物品の製造方法は、凹凸シートを帯状の被搬送物としての帯状のシートまで搬送する搬送工程を備えている。おむつ1の製造方法においては、帯状の凹凸シート2B及び伸縮性のウエストパネル2が前記凹凸シートに該当し、帯状の表面シート6aが前記帯状のシート(帯状の被搬送物)に該当する。本実施態様の搬送工程は、受け刃11を周面10fに有するアンビルロール10と、受け刃11と接触するカッター21を表面20fに有するカッター部材であるカッターロール20とを備えた間欠切断転写装置30を用いている。
以下、具体的に、製造装置100を用いる本実施態様のおむつ1の製造方法について説明する。
伸縮性のウエストパネル2の元の帯状の凹凸シート2Bは、例えば、特開2012−090835号公報、特開2012−090836号公報等に記載の伸縮性シートの製造方法により製造することができる。このような製造方法により製造された帯状の凹凸シート2Bは、糸状弾性体5の収縮によって、縦方向(X方向)に延びる凸部2tを有している。なお、帯状の凹凸シート2Bは、アンビルロール10の周面10fに巻き付く前の段階で、帯状の裏面シート6bに貼着する部分に接着剤が塗布されている。
先ず、製造装置100のサクションリング(不図示)の空間領域a及び空間領域b内を、接続された吸気ファン(不図示)を作動させて負圧にする。サクションリング(不図示)の空間領域a及び空間領域b内を負圧にすることで、空間領域a及び空間領域bに対応する位置にある複数の横穴14を経由して溝13の吸引穴12にサクションエアーが通じる。吸引穴12からのサクションエアーによって、凹凸シートがアンビルロール10の表面10fに吸引するようになる。そして、間欠切断転写装置30の備えるアンビルロール10を回転させると共に、間欠切断転写装置30の備えるカッターロール20をアンビルロール10の回転方向とは逆向きに回転させる。
また、本実施態様では、帯状の表面シート6aを、アンビルロール10のロール回転方向下流側(サクションリング(不図示)の空間領域bと空間領域cとの境界を含む部分)に向かって、アンビルロール10の周速度と同じ供給速度で搬送する。
次いで、一対の駆動ロール41,42によってアンビルロール10の周面10fに帯状の凹凸シート2Bが供給される。ここで、駆動ロール41,42の回転の制御により、アンビルロール10の周速度よりも遅い供給速度で、帯状の凹凸シート2Bがアンビルロール10の周面10fに供給される。
アンビルロール10の周面10fに供給された帯状の凹凸シート2Bは、サクションリング(不図示)の空間領域aに対応する位置にて溝13の吸引穴12からのサクションエアーによってアンビルロール10の表面10fに吸引されて、周面10fに巻き付いた状態となる。そして、帯状の凹凸シート2Bは、アンビルロール10の表面10fに巻き付いた状態で、アンビルロール10の受け刃11とカッターロール20のカッター21との間に搬送される。上述のように、帯状の凹凸シート2Bの供給速度は、アンビルロール10の周速度よりも遅いので、帯状の凹凸シート2Bはアンビルロール10の周面を滑りながら受け刃11とカッター21との間に搬送されることになる。ここで、本実施態様の搬送工程で用いるアンビルロール10は、その周面10fに吸引穴12を底部13bに備える溝13を有し、溝13が、凹凸シート2Bの凸部2tの位置に対応して形成されている。そして、本実施態様の搬送工程では、図5に示すように、アンビルロール10の吸引穴12を介して帯状の凹凸シート2Bを吸引して搬送する。好適には、アンビルロール10の周面10fの溝13内に、帯状の凹凸シート2Bの凸部2tを入り込ませた状態で搬送する。本実施態様においては、上述したようにアンビルロール10の溝13内に帯状の凹凸シート2Bの凸部2tを入り込ませた状態で帯状の凹凸シート2Bを搬送するので、アンビルロール10の受け刃11とカッターロール20のカッター21との間まで安定的に搬送できる。従って、安定的におむつ1を製造することができる。更に、帯状の凹凸シート2Bが、2枚のシート3,4と、2枚のシート3,4の間に伸長状態で配された複数本の糸状弾性体5とを有し、凸部2tの延びる方向と糸状弾性体5の延びる方向とは交差している。具体的には、帯状の凹凸シート2Bには、自然状態において、糸状弾性体5の収縮によって、縦方向(X方向)に延びる凸部2tとなる皺が複数形成されている。したがって、帯状の凹凸シート2Bの凸部2tをアンビルロール10の周面10fの溝13内に入り込ませた状態で搬送する際、糸状弾性体5の収縮力により、溝13内に入り込んだ凸部2tと溝13との隙間が生じにくくなる結果、帯状の凹凸シート2Bへの吸引力が高まり、帯状の凹凸シート2Bをより安定的に搬送することができる。
そして、アンビルロール10の受け刃11とカッターロール20のカッター21との間に搬送された帯状の凹凸シート2Bは、受け刃11とカッター21との接触により切断され、短冊状の凹凸シートであるウエストパネル2が形成される。このように、本実施態様の搬送工程においては、帯状の凹凸シート2Bをアンビルロール10とカッターロール20との間に供給して、間欠的に切断して短冊状の凹凸シートであるウエストパネル2を形成する。
すなわち、帯状の凹凸シート2Bは、受け刃11上において切断されるので、受け刃11よりも前方に位置していた部分、言い換えると、受け刃11を基準として、アンビルロール10のロール回転方向下流側で吸引、保持されていた部分が短冊状の凹凸シートとして形成されることとなる。
次いで、形成された凹凸シートであるウエストパネル2は、サクションリング(不図示)の空間領域bに対応する位置にて溝13の吸引穴12からのサクションエアーによってアンビルロール10の表面10fに吸引されて、周面10fに巻き付いた状態となる。そして、ウエストパネル2は、アンビルロール10の表面10fに巻き付いた状態で、下流側に搬送され、搬送されている帯状の表面シート6aに、所定間隔を持って転写されて貼着される。ここで、本実施態様の搬送工程で用いるアンビルロール10は、その周面10fに吸引穴12を底部13bに備える溝13を有し、溝13が、ウエストパネル2の凸部2tの位置に対応して形成されている。そして、本実施態様の搬送工程では、図5に示すように、アンビルロール10の吸引穴12を介してウエストパネル2を吸引して搬送する。好適には、アンビルロール10の周面10fの溝13内に、ウエストパネル2の凸部2tを入り込ませた状態で搬送する。本実施態様においては、上述したようにアンビルロール10の溝13内に凹凸シートであるウエストパネル2の凸部2tを入り込ませた状態でウエストパネル2を搬送するのでアンビルロール10で搬送する際にアンビルロール10の周面10f上で滑り難くなっており、帯状の裏面シート6bに貼着されるまで安定的に搬送できる。更に、ウエストパネル2の凸部2tをアンビルロール10の周面10fの溝13内に入り込ませた状態で搬送する際、糸状弾性体5の収縮力により、溝13内に入り込んだ凸部2tと溝13との隙間が生じにくくなる結果、ウエストパネル2への吸引力が高まり、ウエストパネル2をより安定的に搬送することができる。従って、安定的におむつ1を製造することができる。
本実施態様の搬送工程では、凹凸シートである帯状の凹凸シート2B及び凹凸シートであるウエストパネル2それぞれの凸部2tの延びる方向(x方向)と、アンビルロール10の溝13の延びる方向とが同じ方向である。好適には、アンビルロール10の溝13は、アンビルロール10の周方向に延びており、凹凸シート2B,2の凸部2tの延びる方向(x方向)と同じ方向である。その為、図5に示すように、アンビルロール10の溝13内に凸部2tが入り込み易く、更に安定的に搬送でき、更に安定的におむつ1を製造することができる。
本実施態様の搬送工程で用いるアンビルロール10の溝13は、受け刃11のロール回転方向下流側に位置して短冊状の凹凸シートであるウエストパネル2を搬送する部分に第1溝部131を有している。その為、図5に示すように、アンビルロール10の溝13内に凸部2tが入り込み易く、更に安定的に搬送でき、更に安定的におむつ1を製造することができる。
また、本実施態様の搬送工程で用いるアンビルロール10の溝13は、第1溝部131のみならず、溝の大きさの異なる第2溝部132を受け刃11のロール回転方向上流側に有している。このように、アンビルロール10の溝13が、受け刃11部分を除くアンビルロール10の全周に亘って形成されているので、図5に示すように、アンビルロール10の溝13内に凸部2tが入り込み易く、更に安定的に搬送でき、更に安定的におむつ1を製造することができる。特に、第1溝部131の溝の深さが、第2溝部132の溝の深さよりも大きく形成されているので、第1溝部131の吸引力を第2溝部132の吸引力よりも上げることができ、帯状の凹凸シート2Bを第2溝部132によってアンビルロール10の周面を滑らせながら確実に搬送するとともに、形成されたウエストパネル2が受け刃11の下流側の第1溝部131によって確実に保持され、更に安定的に搬送できる。
間隔を空けてウエストパネル2が貼着された帯状の表面シート6aは、その後、帯状の表面シート6a上に、搬送方向(x方向)に間欠的に吸収体6cが配され、間欠的に配された吸収体6c上に、帯状の裏面シート6bが配される。そして、間欠的に配された吸収体6cを挟持するように帯状の裏面シート6b及び帯状の表面シート6を固定して一体化し、おむつ1の連続体を形成する。このようにして、ウエストパネル2が貼着されたおむつ1の連続体を製造する。おむつ1の連続体は、公知の切断手段(図示せず)により、1個の吸収体6cを有する個々のおむつ1の寸法に切断することにより、多数のおむつ1を順次製造することができる。尚、ファスニングテープ7は、予め帯状の凹凸シート2Bに間欠的に接着剤により貼着されていることが好ましい。
本発明の吸収性物品の製造方法は、上述した実施態様に制限されず適宜変更可能である。
例えば、上述の実施態様においては、帯状の凹凸シート2B及び伸縮性のウエストパネル2が凹凸構造を有する凹凸シートに該当し、帯状の表面シート6aが凹凸シートを貼着する帯状のシート(帯状の被搬送物)に該当しているが、凹凸構造を有する凹凸シートは、帯状の凹凸シート2B及び伸縮性のウエストパネル2に限られない。また、凹凸シートを貼着する帯状のシート(帯状の被搬送物)は、帯状の表面シート6a以外の吸収性物品を構成するシートであってもよい。
また、上述の実施態様においては、図2に示すように、アンビルロール10の溝13がアンビルロール10の周方向に延び、凹凸シートである帯状の凹凸シート2B及び凹凸シートであるウエストパネル2それぞれの凸部2tが搬送方向(x方向)に延びており、アンビルロール10の溝13の延びる方向と凹凸シート2B,2の凸部2tの延びる方向(x方向)とが同じ方向となっているが、アンビルロール10の溝13がアンビルロール10の軸方向に延び、凹凸シート2B,2の凸部2tが搬送方向(x方向)に直交する方向(y方向)に延びて、アンビルロール10の溝13の延びる方向と凹凸シート2B,2の凸部2tの延びる方向(x方向)とが同じ方向となっていてもよい。また、アンビルロール10の溝13の延びる方向と凹凸シート2B,2の凸部2tの延びる方向(x方向)とが同じ方向となっていなくてもよい。
また、上述の実施態様においては、図4に示すように、アンビルロール10に、受け刃11部分を除く全周に亘って溝13が形成されているが、溝13は、図6に示すように、受け刃11を基準としてロール回転方向下流側であって、切断により形成されたウエストパネル2を搬送する部分に形成された第1溝部131のみを有している形態であってもよい。この形態においても、帯状の凹凸シート2Bを確実に搬送する観点から、吸引穴12はアンビルロール10の全周に亘って所定の間隔を空けて配されていることが好ましい。すなわち、図6に示すように、受け刃11を基準としてロール回転方向下流側であって、切断により形成されたウエストパネル2を搬送する部分においては、吸引穴12は第1溝部131の底部に配されており、受け刃11を基準としてロール回転方向上流側であって、帯状の凹凸シート2Bを搬送する部分においては、溝部は形成されておらず、吸引穴12はアンビルロールの周面10f上に配されていることが好ましい。
また、上述の実施態様においては、図4に示すように、アンビルロール10に、受け刃11部分を除く全周に亘って溝13が形成されているが、溝13は、受け刃11部分にも形成されていてもよい。
また、受け刃11の下流側の第1溝部131の溝の深さが、受け刃11の上流側の第2溝部132の溝の深さよりも大きく形成されているが、第1溝部131の溝の深さと第2溝部132の溝の深さとが同じ深さであってもよい。
また、上述の実施態様においては、図4、5に示すように、吸引穴12は溝13の底部に設けられていたが、吸引穴は溝13の側壁部に設けられていてもよい。
上述した実施態様に関し、さらに以下の吸収性物品の製造方法を開示する。
<1>
凹凸構造を有する帯状の凹凸シートを切断してなる短冊状の凹凸シートを、搬送されている帯状の被搬送物に間欠的に貼着する吸収性物品の製造方法であって、
前記短冊状の凹凸シートを前記帯状の被搬送物まで搬送する搬送工程を備え、
前記搬送工程は、受け刃を周面に有するアンビルロールと、該受け刃と接触するカッターを表面に有するカッター部材とを備えた切断装置を用い、
前記アンビルロールは、その周面に、吸引穴を備える溝を有し、該溝が、前記短冊状の凹凸シートの凸部の位置に対応して形成されており、
前記搬送工程においては、前記アンビルロールの前記吸引穴を介して前記短冊状の凹凸シートを吸引して搬送する、吸収性物品の製造方法。
<2>
前記短冊状の凹凸シートの前記凸部の延びる方向と、前記アンビルロールの前記溝の延びる方向とが同じ方向である前記<1>に記載の吸収性物品の製造方法。
<3>
前記アンビルロールの前記溝は、該アンビルロールの周方向に延びている前記<1>又は<2>に記載の吸収性物品の製造方法。
<4>
前記搬送工程において、前記帯状の凹凸シートを前記アンビルロールと前記カッター部材との間に供給して、間欠的に切断して前記短冊状の凹凸シートを形成する前記<1>〜<3>の何れか1に記載の吸収性物品の製造方法。
<5>
前記アンビルロールの前記溝は、該アンビルロールの周面において、前記切断により形成された前記短冊状の凹凸シートを搬送する部分にのみ形成されている前記<4>に記載の吸収性物品の製造方法。
<6>
前記アンビルロールの前記溝は、該アンビルロールの周面において、前記切断により形成された前記短冊状の凹凸シートを搬送する部分に形成された第1溝部と、前記帯状の凹凸シートを搬送する部分に形成された第2溝部とを有し、
前記第1溝部の溝の深さが、前記第2溝部の溝の深さよりも大きい前記<4>に記載の吸収性物品の製造方法。
<7>
前記カッター部材は、その周面に前記カッターを有するカッターロールである前記<1>〜<6>の何れか1に記載の吸収性物品の製造方法。
<8>
前記帯状の凹凸シートを前記アンビルロールの周面に巻き付けて搬送する前記<1>〜<7>の何れか1に記載の吸収性物品の製造方法。
<9>
前記帯状の凹凸シートをアンビルロールの回転速度よりも遅い速度で前記アンビルロールと前記カッター部材との間に供給する前記<1>〜<8>の何れか1に記載の吸収性物品の製造方法。
<10>
前記アンビルロールの前記溝の底部には、複数の前記吸引穴が所定の間隔を空けて配されている前記<1>〜<9>の何れか1に記載の吸収性物品の製造方法。
<11>
前記アンビルロールは複数の前記溝がロール軸方向に間隔を空けて配されている前記<1>〜<10>の何れか1に記載の吸収性物品の製造方法。
<12>
前記アンビルロールは前記受け刃が周面に複数配されている前記<1>〜<11>の何れか1に記載の吸収性物品の製造方法。
<13>
前記アンビルロールの前記溝の溝幅W1が、前記帯状の凹凸シートの前記凸部の幅W2よりも広い前記<1>〜<12>の何れか1に記載の吸収性物品の製造方法。
<14>
前記帯状の凹凸シートの前記凸部の幅W2に対する、前記アンビルロールの前記溝の溝幅W1の比、W1/W2が、1.1以上、好ましくは2.0以上であり、そして、5.0以下、好ましくは3.0以下であり、具体的には、1.1以上5.0以下、好ましくは2.0以上3.0以下である前記<13>に記載の吸収性物品の製造方法。
<15>
前記アンビルロールの前記溝内に、前記帯状の凹凸シートの前記凸部を入り込ませた状態で搬送する前記<1>〜<14>の何れか1に記載の吸収性物品の製造方法。
<16>
前記帯状の凹凸シートは、2枚のシートと、2枚のシートの間に配された複数本の糸状弾性体とを有し、自然状態において、該糸状弾性体の収縮によって、前記凹凸シートの前記凸部となる皺が形成されている前記<1>〜<15>の何れか1に記載の吸収性物品の製造方法。
<17>
前記帯状の凹凸シートは、2枚のシートと、2枚の該シートの間に配された複数本の糸状弾性体とを有し、前記帯状の凹凸シートの前記凸部の延びる方向と前記糸状弾性体の延びる方向とは交差しており、
前記帯状の凹凸シートの前記凸部の延びる方向と、前記アンビルロールの前記溝の延びる方向とが同じ方向であり、前記アンビルロールの前記溝の溝幅W1が、前記帯状の凹凸シートの前記凸部の幅W2よりも広い、前記<1>〜<12>の何れか1に記載の吸収性物品の製造方法。
<18>
前記帯状の凹凸シートは、自然状態において、前記糸状弾性体の収縮によって、前記帯状の凹凸シートの前記凸部となる皺が複数形成されている、前記<17>に記載の吸収性物品の製造方法。
<19>
凹凸構造を有する帯状の凹凸シートを切断してなる短冊状の凹凸シートを、搬送されている帯状の被搬送物に間欠的に貼着する吸収性物品の製造装置であって、
受け刃を周面に有するアンビルロールと、該受け刃と接触するカッターを表面に有するカッター部材とを備えた切断装置を具備し、
前記アンビルロールは、その周面に、吸引穴を備える溝を有し、該溝が、前記短冊状の凹凸シートの凸部の位置に対応して形成されており、
前記短冊状の凹凸シートの前記凸部の延びる方向と、前記アンビルロールの前記溝の延びる方向とが同じ方向である吸収性物品の製造装置。
<20>
前記アンビルロールの前記溝は、該アンビルロールの周方向に延びている前記<19>に記載の吸収性物品の製造装置。
<21>
前記アンビルロールの前記溝は、前記受け刃を基準として前記ロール回転方向下流側にのみ形成されている前記<19>又は<20>に記載の吸収性物品の製造装置。
<22>
前記アンビルロールの前記溝は、前記受け刃を基準として前記アンビルロール回転方向下流側に形成された第1溝部と、前記アンビルロール回転方向上流側に形成された第2溝部とを有し、
前記第1溝部の溝の深さが、前記第2溝部の溝の深さよりも大きい前記<19>又は<20>に記載の吸収性物品の製造装置。
<23>
前記カッター部材は、その周面に前記カッターを有するカッターロールである前記<19>〜<22>の何れか1に記載の吸収性物品の製造装置。
<24>
前記アンビルロールの前記溝の底部には、複数の前記吸引穴が所定の間隔を空けて配されている前記<19>〜<23>の何れか1に記載の吸収性物品の製造装置。
<25>
前記アンビルロールは複数の前記溝がロール軸方向に間隔を空けて配されている前記<19>〜<24>の何れか1に記載の吸収性物品の製造装置。
<26>
前記アンビルロールは前記受け刃が周面に複数配されている前記<19>〜<25>の何れか1に記載の吸収性物品の製造装置。
<27>
前記アンビルロールの前記溝の溝幅W1が、前記帯状の凹凸シートの前記凸部の幅W2よりも広い前記<19>〜<26>の何れか1に記載の吸収性物品の製造装置。
<28>
前記帯状の凹凸シートの前記凸部の幅W2に対する、前記アンビルロールの前記溝の溝幅W1の比、W1/W2が、1.1以上、好ましくは2.0以上であり、そして、5.0以下、好ましくは3.0以下であり、具体的には、1.1以上5.0以下、好ましくは2.0以上3.0以下である前記<27>に記載の吸収性物品の製造装置。
<29>
前記帯状の凹凸シートは、2枚のシートと、2枚のシートの間に配された複数本の糸状弾性体とを有し、自然状態において、該糸状弾性体の収縮によって、前記凹凸シートの前記凸部となる皺が形成されている前記<19>〜<28>の何れか1に記載の吸収性物品の製造装置。
<30>
前記帯状の凹凸シートは、2枚のシートと、2枚の該シートの間に配された複数本の糸状弾性体とを有し、前記帯状の凹凸シートの前記凸部の延びる方向と前記糸状弾性体の延びる方向とは交差しており、
前記帯状の凹凸シートの前記凸部の延びる方向と、前記アンビルロールの前記溝の延びる方向とが同じ方向であり、前記アンビルロールの前記溝の溝幅W1が、前記帯状の凹凸シートの前記凸部の幅W2よりも広い、前記<19>〜<26>の何れか1に記載の吸収性物品の製造装置。
<31>
前記帯状の凹凸シートは、自然状態において、該糸状弾性体の収縮によって、前記帯状の凹凸シートの前記凸部となる皺が形成されている、前記<30>に記載の吸収性物品の製造装置。
1 展開型の使い捨ておむつ(吸収性物品)
2 ウエストパネル
3,4 シート
5 糸状弾性体
6 吸収性本体
6a 表面シート
6b 裏面シート
6c 吸収体
7 ファスニングテープ
100 製造装置
10 アンビルロール
10f 周面
11 受け刃
12 吸引穴
13 溝
13b 溝の底部
14 横穴
20 カッター部材(カッターロール)
20f 表面(周面)
21 カッター
30 間欠切断転写装置
41,42 駆動ロール
A 腹側部、B 背側部、C 股下部

Claims (12)

  1. 凹凸構造を有する帯状の凹凸シートを切断してなる短冊状の凹凸シートを、搬送されている帯状の被搬送物に間欠的に貼着する吸収性物品の製造方法であって、
    前記短冊状の凹凸シートを前記帯状の被搬送物まで搬送する搬送工程を備え、
    前記搬送工程は、受け刃を周面に有するアンビルロールと、該受け刃と接触するカッターを表面に有するカッター部材とを備えた切断装置を用い、
    前記アンビルロールは、その周面に、吸引穴を備える溝を有し、該溝が、前記短冊状の凹凸シートの凸部の位置に対応して形成されており、
    前記搬送工程においては、前記アンビルロールの前記吸引穴を介して前記短冊状の凹凸シートを吸引して搬送する、吸収性物品の製造方法。
  2. 前記短冊状の凹凸シートの前記凸部の延びる方向と、前記アンビルロールの前記溝の延びる方向とが同じ方向である請求項1に記載の吸収性物品の製造方法。
  3. 前記搬送工程において、前記帯状の凹凸シートを前記アンビルロールと前記カッター部材との間に供給して、間欠的に切断して前記短冊状の凹凸シートを形成する請求項1又は2に記載の吸収性物品の製造方法。
  4. 前記アンビルロールの前記溝は、該アンビルロールの周面において、前記切断により形成された前記短冊状の凹凸シートを搬送する部分にのみ形成されている請求項3に記載の吸収性物品の製造方法。
  5. 前記アンビルロールの前記溝は、該アンビルロールの周面において、前記切断により形成された前記短冊状の凹凸シートを搬送する部分に形成された第1溝部と、前記帯状の凹凸シートを搬送する部分に形成された第2溝部とを有し、
    前記第1溝部の溝の深さが、前記第2溝部の溝の深さよりも大きい請求項3に記載の吸収性物品の製造方法。
  6. 前記帯状の凹凸シートは、2枚のシートと、2枚の該シートの間に配された複数本の糸状弾性体とを有し、前記帯状の凹凸シートの前記凸部の延びる方向と前記糸状弾性体の延びる方向とは交差しており、
    前記帯状の凹凸シートの前記凸部の延びる方向と、前記アンビルロールの前記溝の延びる方向とが同じ方向であり、前記アンビルロールの前記溝の溝幅W1が、前記帯状の凹凸シートの前記凸部の幅W2よりも広い、請求項1〜5の何れか1項に記載の吸収性物品の製造方法。
  7. 前記帯状の凹凸シートは、自然状態において、前記糸状弾性体の収縮によって、前記帯状の凹凸シートの前記凸部となる皺が複数形成されている、請求項6に記載の吸収性物品の製造方法。
  8. 凹凸構造を有する帯状の凹凸シートを切断してなる短冊状の凹凸シートを、搬送されている帯状の被搬送物に間欠的に貼着する吸収性物品の製造装置であって、
    受け刃を周面に有するアンビルロールと、該受け刃と接触するカッターを表面に有するカッター部材とを備えた切断装置を具備し、
    前記アンビルロールは、その周面に、吸引穴を備える溝を有し、該溝が、前記短冊状の凹凸シートの凸部の位置に対応して形成されており、
    前記短冊状の凹凸シートの前記凸部の延びる方向と、前記アンビルロールの前記溝の延びる方向とが同じ方向である吸収性物品の製造装置。
  9. 前記アンビルロールの前記溝は、前記受け刃を基準として前記ロール回転方向下流側にのみ形成されている請求項8に記載の吸収性物品の製造装置。
  10. 前記アンビルロールの前記溝は、前記受け刃を基準として前記ロール回転方向下流側に形成された第1溝部と、前記ロール回転方向上流側に形成された第2溝部とを有し、
    前記第1溝部の溝の深さが、前記第2溝部の溝の深さよりも大きい請求項8に記載の吸収性物品の製造装置。
  11. 前記帯状の凹凸シートは、2枚のシートと、2枚の該シートの間に配された複数本の糸状弾性体とを有し、前記帯状の凹凸シートの前記凸部の延びる方向と前記糸状弾性体の延びる方向とは交差しており、
    前記帯状の凹凸シートの前記凸部の延びる方向と、前記アンビルロールの前記溝の延びる方向とが同じ方向であり、前記アンビルロールの前記溝の溝幅W1が、前記帯状の凹凸シートの前記凸部の幅W2よりも広い、請求項8〜10の何れか1項に記載の吸収性物品の製造装置。
  12. 前記帯状の凹凸シートは、自然状態において、該糸状弾性体の収縮によって、前記帯状の凹凸シートの前記凸部となる皺が形成されている、請求項11に記載の吸収性物品の製造装置。
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