JP6354622B2 - 使い捨ておむつの製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は,着用者の股下に装着され,尿などの液体を吸収し保持するための使い捨ておむつの製造方法,及びその製造装置に関する。具体的に説明すると,本発明は,前身頃や後身頃のウエスト周りに,その幅方向に沿って伸縮する弾性伸縮部材が取り付けられた使い捨ておむつの製造方法と製造装置に関するものである。
従来から,パンツ型の使い捨ておむつやテープ型の使い捨ておむつには,着用者への密着性を高めるために,おむつのウエスト周りに弾性伸縮部材を取り付けることが知られている。特に,テープ型の使い捨ておむつにあっては,後身頃の左右両端にファスニングテープが取り付けられており,このファスニングテープを左右に引っ張ったときの伸張性をサポートするために,後身頃のウエスト周りに面状の弾性伸縮部材が取り付けられている。このような面状の弾性伸縮部材を備えるテープ型の使い捨ておむつは,例えば特許文献1に示されている。この面状の弾性伸縮部材としては,例えばウレタンフォームやストレッチ布など,素材そのものが伸縮性を備えるシート状部材が採用されることが多い。
特開2008−29749号公報
ところで,特許文献1にも示されているとおり,使い捨ておむつの製造過程において,面状の弾性伸縮部材を所定箇所に取り付ける際には,一般的に,この弾性伸縮部材の原部材である弾性資材の向きを反転させるドラム型の反転装置が用いられる。例えば,図6には,従来の製造方法・製造装置によって,面状の弾性伸縮部材を使い捨ておむつのシート部材に取り付ける工程が示されている。図6に示されるように,長尺の弾性資材が導入されると,反転装置は,まずこの弾性資材を切断して個々の製品状態の長さの弾性伸縮部材を得る。その後,反転装置は,その弾性伸縮部材の向きをドラム上で90度反転させた後に,別系統から送られてきたシート資材(例えばバックシートの原部材)に転写させる。また,面状の弾性伸縮部材を使い捨ておむつの所定箇所に取り付ける際には,この面状の弾性伸縮部材は,使い捨ておむつの幅方向に相当する方向に伸長した状態となっていることが求められる。この点,従来の製造方法・製造装置は,長尺の弾性資材をその搬送方向に沿って一定に張力を付与しながら搬送し,搬送方向と直交する方向に切断して個別の弾性伸縮部材を得た後,この向きを90度反転させることで,弾性伸縮部材に張力を付与することとしていた。
しかしながら,従来の技術では,反転装置によって,弾性資材の切断,弾性伸縮部材の向きの反転,及び転写を行う必要があり,この反転装置の構造及び制御が複雑なものであった。このような複雑な構造を持つ反転装置を利用することとすると,使い捨ておむつの製造装置の導入コストや維持コストが嵩むという問題がある。また,反転装置その制御方法やメンテナンス方法が複雑であるため,切断不良や,反転不良,転写位置の不良など,製造過程において製品の品質に以上をもたらすような製造エラーが発生しやすいという問題があった。
そこで,本発明は,反転装置を利用することなく,使い捨ておむつのウエスト周りの所定箇所に,面状の弾性伸縮部材を使い捨ておむつの幅方向に沿って伸長させた状態で取り付けることのできる,製造方法及び製造装置を提供することを解決課題とする。
本発明の発明者らは,上記課題の解決手段について鋭意検討した結果,弾性資材を搬送しながらその搬送方向と直交する方向に引き伸ばし,引き伸ばした弾性資材を切断して,使い捨ておむつのウエスト周りに取り付けるための面状の弾性伸縮部材を得ることとした。このようにすれば,弾性伸縮部材の向きを90度反転させることなく,この弾性伸縮部材の伸長方向と使い捨ておむつの幅方向を一致させることができる。これにより,弾性伸縮部材の向きを90度反転させるための反転装置を省略することができる。そして,本発明者らは,上記知見に基づけば,従来技術の課題を解決できることに想到し,本発明を完成させた。具体的に説明すると,本発明は,以下の工程・構成を有する。
本発明の第1の側面は,使い捨ておむつ100の製造方法に関する。本発明によって製造される使い捨ておむつ100は,着用者の腹側に位置する前身頃1,着用者の背側に位置する後身頃2,及び前身頃1と後身頃2の間に位置する股下部3とに長手方向(Y)に区分される。また,この使い捨ておむつ100は,前身頃1及び後身頃2の両方又はいずれか一方の所定箇所に,長手方向(Y)と直交する幅方向(X)に伸縮可能な面状の弾性伸縮部材20が伸長状態で取り付けられている。
ここで,本発明の製造方法は,第1搬送工程と,拡幅工程と,切断工程と,転写工程と,を含む。
第1搬送工程は,弾性伸縮部材20の原部材である長尺の弾性資材120を,その長さ方向を搬送方向(M)として搬送する工程である。
拡幅工程は,第1搬送工程中に,弾性資材120を搬送方向と直交する横方向(C)に引き伸ばす工程である。
切断工程は,拡幅工程後に,引き伸ばされた状態の弾性資材120を横方向(C)に切断して,個別の弾性伸縮部材20を得る工程である。
転写工程は,切断工程において得られた弾性伸縮部材20を,使い捨ておむつ100の所定箇所に取り付ける工程である。
また,本発明の製造方法は,第2搬送工程をさらに含むことが好ましい。
第2搬送工程は,使い捨ておむつ100を構成するシート部材12が長手方向(Y)に連なっている長尺のシート資材112を,その長さ方向を搬送方向(M)として搬送する工程である。本発明においては,この第2搬送工程中に,転写工程が行われることが好ましい。
また,本発明の製造方法において,弾性伸縮部材20は,切断工程から転写工程の間に,その向きを変えることなく,使い捨ておむつ100の所定箇所に取り付けられることが好ましい。
上記のように,本発明の製造方法では,長尺の弾性資材120を横方向(C)に引き伸ばす拡幅工程を採用し,このように引き伸ばされた弾性資材120を横方向(C)に沿って切断し,個別の弾性伸縮部材20を得ることとしている。従って,本発明によれば,弾性伸縮部材20の向きを反転する反転装置を利用しなくても,この弾性伸縮部材20に対して,使い捨ておむつの幅方向(X)に相当する方向の伸長力が付与することができる。このため,本発明では,反転装置を利用しなくて済むため,製造装置の導入コストや維持コストを低減させることができ,さらに,切断不良や,反転不良,転写位置の不良などの製造時のエラーを防止することが可能となる。
また,本発明の製造方法は,切断工程において,弾性伸縮部材20の上縁辺のうちの幅方向(X)の中央部に,弾性伸縮部材20の内側に向かって窪む凹部21が形成されるように,弾性資材120を切断することとしてもよい。
上記のように,弾性伸縮部材20の上縁辺の中央部に凹部21を形成することで,この中央部において弾性伸縮部材20の伸長力が比較的弱くなり,左右両側において弾性伸縮部材20の伸長力が比較的強くなる。弾性伸縮部材20の中央部は着用者の腹や背に密着する部分であるため,この部分の伸長力を左右両側の分散させておくことで,使い捨ておむつの着用感を向上させることができる。
本発明の第2の側面は,使い捨ておむつの製造装置に関する。
本発明によって製造される使い捨ておむつ100は,着用者の腹側に位置する前身頃1,着用者の背側に位置する後身頃2,及び前身頃1と後身頃2の間に位置する股下部3とに長手方向(Y)に区分される。また,この使い捨ておむつ100は,前身頃1及び後身頃2の両方又はいずれか一方の所定箇所に,長手方向(Y)と直交する幅方向(X)に伸縮可能な面状の弾性伸縮部材20が伸長状態で取り付けられている。
ここで,本発明の製造装置は,搬送手段210と,拡幅手段220と,切断手段230と,転写手段240と,を含む。
搬送手段210は,弾性伸縮部材20の原部材である長尺の弾性資材120を,その長さ方向を搬送方向(M)として搬送する手段である。
拡幅手段220は,搬送中に,弾性資材120を搬送方向(M)と直交する横方向(C)に引き伸ばす手段である。
切断手段230は,拡幅手段220によって引き伸ばされた状態の弾性資材120を横方向(C)に切断して,個別の弾性伸縮部材20を得る手段である。
転写手段240は,切断手段230での切断によって得られた弾性伸縮部材20を,使い捨ておむつ100の所定箇所に取り付ける手段である。
本発明によれば,反転装置を利用することなく,使い捨ておむつのウエスト周りの所定箇所に,面状の弾性伸縮部材を使い捨ておむつの幅方向に沿って伸長させた状態で取り付けることのできる製造方法及び製造装置を提供することができる。
図1は,本発明の製造方法及び製造装置によって製造された使い捨ておむつの例を示した平面図である。 図2は,本発明の製造方法における製造過程を平面的に示した模式図である。 図3(a)は,本発明の製造装置の一例を側面的に示した模式図である。図3(b)は,拡幅手段として機能するエキスパンダーロールの例を示している。 図4(a)は,本発明の製造装置の他の例を側面的に示した模式図である。図4(b)は,拡幅手段として機能する拡幅コンベアの例を示している。 図5は,本発明の製造方法における製造過程を平面的に示した模式図である。 図6は,従来の製造方法における製造過程を平面的に示した模式図である。
以下,図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。本発明は,以下に説明する形態に限定されるものではなく,以下の形態から当業者が自明な範囲で適宜変更したものも含む。
なお,本願明細書において,「A〜B」とは,「A以上B以下」であることを意味する。
図1は,本発明に係る製造方法及び製造装置によって製造可能な使い捨ておむつの例を示している。図1に示されるように,使い捨ておむつ100は,その長手方向において,着用者の腹部に接する前身頃1と,着用者の背部に接する後身頃2と,前身頃1と後身頃2の間に位置し着用者の股下に接する股下部3とに区分される。このように,本願明細書では,前身頃1と後身頃2を結ぶ方向を,使い捨ておむつの長手方向としている。他方で,この使い捨ておむつの長手方向に平面的に直交する方向を,使い捨ておむつの幅方向としている。図1においては,使い捨ておむつ100の長手方向をY軸で示し,使い捨ておむつ100の幅方向をX軸で示している。
図1に示された使い捨ておむつ100は,テープ型の使い捨ておむつである。図1に示されるように,テープ型の使い捨ておむつは,後身頃2の両側部に取り付けられたファスニングテープ4を,前身頃1の肌非対向面(装着時において着用者の肌に対向しない面)に設けられたランディングテープ5に止め付けることにより装着されるタイプのおむつである。以下では,テープ型の使い捨ておむつ100を例に挙げて,本発明について詳しく説明する。ただし,本発明の製造方法及び製造装置は,テープ型の使い捨ておむつを製造するものに限定されるものではない。例えば,本発明は,パンツ型の使い捨ておむなど,着用者の股下に装着される使い捨ておむつに広く適用することができる。
図1に示されるように,使い捨ておむつ100は,吸収性本体10を備える。この吸収性本体10の後身頃2の幅方向左右両側にファスニングテープ4が取り付けられ,吸収性本体10の前身頃1の肌非対向面にランディングテープ5が取り付けられている。また,吸収性本体10は,肌対向面側に位置するトップシート11と,肌非対向面側に位置するバックシート12と,これらのシート11,12の間に介在する吸収体13と,左右一対のサイドシート14とを含む。
吸収性本体10を構成するトップシート11は,着用者の股下部の肌に直接接し,尿などの液体を吸収体13へ透過させるための部材である。このため,トップシート11は,柔軟性が高い液透過性材料で構成される。また,トップシート11は,吸収体13の肌対向面を被覆するように配置される。トップシート11を構成する液透過性材料の例は,織布,不織布,又は多孔性フィルムである。また,トップシート11としては,例えばポリプロピレンやポリエチレン,ポリエステル,ナイロンのような熱可塑性樹脂の繊維を親水化処理してさらに不織布にしたものを用いることとしてもよい。
バックシート12は,トップシート11を透過して吸収体13に吸収された液体が,おむつの外側へ漏出することを防止するための部材である。このため,バックシート12は,液不透過性材料によって構成される。また,バックシート12は,吸収体13の底面からの液漏れを防止するため,吸収体13の肌非対向面を被覆している。バックシート12を構成する不透過材料の例は,ポリエチレン樹脂からなる液不透過性のフィルムである。特に,バックシート12としては,液不透過性を維持しつつ通気性を確保するために,0.1〜4μmの微細な孔が複数形成された微多孔性ポリエチレンフィルムを用いることが好ましい。
吸収体13は,尿などの液体を吸収し,吸収した液体を保持するための部材である。吸収体13は,液透過性のトップシート11と,液不透過性のバックシート12の間に配置される。吸収体13は,公知の吸収性材料により構成することができる。吸収性材料としては,例えば,フラッフパルプ,高吸水性ポリマー,又は親水性シートを用いることとしてもよい。また,吸収性材料には,フラッフパルプ,高吸水性ポリマー,又は親水性シートのうち1種類を単独で用いてもよいし,2種類以上を併用することとしてもよい。吸収性材料は,通常,単層又は複数層のマット状に形成して用いられる。
一対のサイドシート14は,吸収体13の両側縁に沿って起立して,尿の横漏れを防止する立体ギャザーを形成するためのシート部材である。例えば,サイドシート14を構成するシート部材としては,撥水性と通気性を有するシート部材を採用することが好ましい。サイドシート14しては,例えば,カードエンボスやスパンボンド等の製法により得られた不織布シートを使用することができ,特に防水性及び通気性が高いSMSやSMMS等の不織布シートを用いることが好ましい。また,各サイドシート14の幅方向内側の端縁近傍には,使い捨ておむつの長手方向に沿って延びるように,一又は複数の立体ギャザー伸縮部材15が伸長状態で取り付けられている。このため,立体ギャザー伸縮部材15が収縮すると,サイドシート14の端縁が着用者の肌に接する方向に向かって立ち上がる。これにより,尿漏れを防止するための立体ギャザーが形成される。
また,使い捨ておむつ100は,面状の弾性伸縮部材20をさらに備える。弾性伸縮部材20は,使い捨ておむつの幅方向に沿って伸縮する部材である。図1に示した例において,弾性伸縮部材20は,幅方向に沿って伸長した状態で,後身頃2に取り付けられている。このため,弾性伸縮部材20が収縮すると,後身頃2のウエスト周りに,使い捨ておむつ100を構成するシート部材の皺(ギャザー)が形成される。このこのように,ウエスト周りに皺(ギャザー)を形成することで,使い捨ておむつ100の着用者に対するフィット性が向上する。また,ファスニングテープ4を左右両側に引っ張って,使い捨ておむつ100を着用者の身体に装着させるときに,この弾性伸縮部材20が伸縮するため,ファスニングテープ4を利用して使い捨ておむつ100を装着させやすくなる。なお,図4に示した例では,弾性伸縮部材20は,後身頃2にのみ取り付けられているが,前身頃1に取り付けられていてもよいし,前身頃1と後身頃2の両方に取り付けられていてもよい。
この面状の弾性伸縮部材20は,一般的に,トップシート11とバックシート12の間に固定されている。このため,使い捨ておむつ100を製造する際には,バックシート12の原部材の上に個別の弾性伸縮部材20を固定し,さらにこの弾性伸縮部材20を被覆するようにトップシート11の原部材を貼り合わせればよい。このようにすれば,比較的肌触りの硬い弾性伸縮部材20が,着用者の肌に直接触れることを防止できる。ただし,弾性伸縮部材20は,トップシート11の肌対向面側に取り付けられていてもよいし,番号12の肌非対向面側に取り付けられていてもよい。
この弾性伸縮部材20は,面状に成型されており,素材自体が弾性を有するものを採用することが好ましい。面状の弾性伸縮部材20は,少なくとも使い捨ておむつ100の幅方向に沿って伸縮可能なものであればよく,これに加えて使い捨ておむつの長手方向への伸縮性を有していてもよい。面状の弾性伸縮部材20の例は,天然ゴムや合成ゴム(ポリエチレンゴムやウレタンゴム等)の弾性材からなる平ゴムや,伸縮性フィルム(ポリエチレンフィルムやウレタンフィルム等),伸縮性フォーム(ポリエチレンフォームやウレタンフォーム等)である。ただし,その他にも,弾性伸縮部材20としては,面状に成型可能で,平面的な伸縮性を有する公知の素材を適宜採用できる。
続いて,上記構成を有する使い捨ておむつ100の製造方法及び製造装置について説明する。図2は,使い捨ておむつ100の製造工程のうち,弾性資材120から個別の弾性伸縮部材20を切り出して,使い捨ておむつを構成するバックシート12の原部材であるシート資材112に取り付ける工程を模式的に示している。また,図3は,図2に示した工程を実現するための製造装置の構成の一例を模式的に示している。また,図4は,図2に示した工程を実現するための製造装置の構成の他の例を模式的に示している。なお,図2において,バックシート12のシート資材112上に,破線にて吸収体を取り付ける部位やレッグ周りの開口部を形成する部位を示している。実際には,シート資材112に吸収体を取り付けたりレッグ開口部を形成する前に,このバックシート12のシート資材112上に,個別の弾性伸縮部材20を取り付けることが好ましい。
図2に示されるように,まず,製造装置内に,ウレタンフォーム等の弾性伸縮部材20の原部材である長尺の弾性資材120が導入される。このように,本願明細書では,この弾性伸縮部材20の原部材を,弾性資材120と称している。弾性資材120は,個別に切断することで,製品長及び製品幅を有する複数の弾性伸縮部材20を連続的に得ることのできる資材である。長尺の弾性資材120は,原反ロール(図示省略)から繰り出されて,その長さ方向に沿って搬送される(第1搬送工程)。図1において,弾性資材120の搬送方向を,矢印Mで示している。図3及び図4に示されるように,弾性資材120の搬送は,公知の搬送ロール等の搬送手段210によって行えばよい。
次に,弾性資材120は,その搬送工程中に,この搬送方向(M)と平面的に直交する横方向(C)に向かって引き伸ばされる(拡幅工程)。この拡幅工程において,例えば,弾性資材120の横幅は,1.1〜3倍,1.3倍〜2.5倍,又は1.5倍〜2倍に引き伸ばされることが好ましい。そして,弾性資材120は,この拡幅工程後,その横方向(C)への伸長状態を保持したまま,引き続き搬送方向(M)に搬送される。
ここで,図3には,上記の拡幅工程を実行する拡幅手段220の一例が示されている。例えば,図3(a)に示されるように,拡幅手段220としては,エキスパンダーロール221を採用することができる。図3(b)に示されるように,エキスパンダーロール221は,弾性資材120の横幅を拡幅する機能を持つ。具体的に説明すると,エキスパンダーロール221は,弧状に湾曲した非回転の軸221aと,この軸221aの外周に回転可能に取り付けられたベアリング(図示省略)と,このベアリングの外周に固定されたゴム製筒体221bとを備えている。このように,ゴム製筒体221bは,ベアリングを介して非回転の湾曲した軸221aに取り付けられているため,このゴム製筒体221bは軸221aに対して回転自在となっている。弾性資材120は,エキスパンダーロール221のゴム製筒体221bに当接しながら搬送される。その際,弾性資材120は,軸221aに曲量(ベント量)に応じて,その横幅が拡幅されることとなる。このように,エキスパンダーロール221を利用して,弾性資材120の拡幅を行うことが可能である。
また,図4には,拡幅工程を実行する拡幅手段220の他の例が示されている。例えば,図4(a)に示されるように,拡幅手段220としては,拡幅コンベア222を採用することができる。図4(b)に示されるように,拡幅コンベア222は,弾性資材120の横幅を拡幅する機能を持つ。具体的に説明すると,拡幅コンベア222は,弾性資材120の一方面側に配置された第1コンベア群222aと,弾性資材120の他方面側に配置された第2コンベア群222bとを含む。例えば,第1コンベア群222aには,弾性資材120の横方向(C)の中央部分に接するセンターコンベア222cと,弾性資材120の横方向(C)の両側縁に接する一対の第1サイドコンベア222dが含まれる。また,第2コンベア群222bには,一対の第1サイドコンベア222dとの間で,弾性資材120の両側縁を挟み込む一対の第2サイドコンベア222eが含まれる。そして,これらの第1サイドコンベア222dと第2サイドコンベア222eは,それぞれ,弾性資材120の搬送方向(M)の下流側に向かうにつれて,左右のコンベアの距離が拡大するように略ハの字型に配置されている。このため,第1サイドコンベア222dと第2サイドコンベア222eとの間によって両側縁を挟み込まれた弾性資材120は,搬送方向(M)の下流側に向かうにつれて,徐々に横幅が拡大するようになっている。このように,拡幅コンベア222を利用して,弾性資材120の拡幅を行うことが可能である。
なお,上述のとおり,弾性資材120の拡幅手段220としてはエキスパンダーロール221や拡幅コンベア222を採用することができる。ただし,拡幅手段220としては,その他にもシート状部材の横幅を広げることのできる公知の装置を適宜採用することが可能である。
図2に示されるように,上記した拡幅工程の後,弾性資材120は,横幅が拡大された状態のまま搬送される。その後,拡幅状態にある弾性資材120は,その横方向(C)に沿って切断される(切断工程)。これにより,弾性資材120から,複数の個別の弾性伸縮部材20が得られる。弾性伸縮部材20は,弾性資材120の本体から切り離された後も,その横方向(C)への伸長状態が保持されて引き続き搬送される。
図3及び図4に示されるように,上記切断工程を実行する切断手段230としては,カッターロール231とアンビルロール232とを備える公知の切断装置を採用すればよい。カッターロール231の周面には突出した切断刃が備え付けられており,アンビルロール232の周面は平坦面となっている。弾性資材120は,このカッターロール231の周面とアンビルロール232の周面の間に導入され,切断刃によって押圧されながら横方向に切断される。これにより,弾性資材120から複数の面状の弾性伸縮部材20が連続的に得られる。また,アンビルロール232の周面には,分離された弾性伸縮部材20を,例えば吸引することによってその周面に保持する保持機構が備えられている。このため,個別の弾性伸縮部材20は,横方向(C)に伸張した状態が保たれつつ,アンビルロール232の周面に保持されながら,アンビルロール232と共に回転する。
他方で,図2に示されるように,使い捨ておむつ100を構成するバックシート12の原部材である長尺のシート資材112が,その長さ方向に沿って別経路から搬送されてくる(第2搬送工程)。シート資材112は,バックシート12が複数連なったものであり,個別に切断することで,製品長及び製品幅を有する複数のバックシート12を連続的に得ることのできる資材である。特に,本実施形態において,シート資材112は,バックシート12が使い捨ておむつ100の長手方向(Y)に相当する方向に複数連なったものとなっている。このため,シート資材112の搬送方向(M)と,個別の使い捨ておむつ100の長手方向(Y)は一致する方向となる。
その後,図2に示されるように,バックシート12のシート資材112を搬送しながら,個別に成型された弾性伸縮部材20を,このシート資材112上の適所に取り付ける(転写工程)。具体的には,弾性伸縮部材20を,シート資材112のうち,使い捨ておむつ100の後身頃2のウエスト周りに相当する位置に固定する。このとき,例えばホットメルト接着剤などの公知の接着剤を用いればよい。
図3及び図4に示されるように,上記転写工程は,転写ロール等の転写手段240によって実現できる。例えば,シート資材112を転写ロール240の外周面に導入する。また,この転写ロール240と対面する位置に,上述したアンビルロール232が設けられている。このアンビルロール232の外周面には,上述したとおり個別の弾性伸縮部材20が横方向に伸張した状態で保持されている。このため,アンビルロール232と転写ロール240との間にシート資材112を導入することで,アンビルロール232からシート資材112上に個別の弾性伸縮部材20を転写することができる。例えば,シート資材112と弾性伸縮部材20が接触するタイミングで,アンビルロール232による弾性伸縮部材20の吸引を停止させればよい。これにより,シート資材112上に,所定間隔で,弾性伸縮部材20を取り付けることが可能となる。
ここで,シート資材112に弾性伸縮部材20を取り付ける時点において,バックシート12の幅方向と弾性伸縮部材20の伸長方向が一致することとなる。このため,図2と図6を比較すれば明らかなとおり,本発明の製造方法・製造装置(図2)によれば,弾性伸縮部材20の向きを90度反転させるといった反転作業が不要になる。従って,本発明によれば,弾性伸縮部材20の反転作業を行う反転装置を省略することができる。また,本発明によれば反転装置を利用しなくて済むため,製造装置の導入コストや維持コストを低減させることができ,さらに,切断不良や,反転不良,転写位置の不良などの製造時のエラーをも低減させることが可能となる。
その後,弾性伸縮部材20が取り付けられたシート資材112は,一般的な使い捨ておむつの製造工程へと導入される。その他の使い捨ておむつの製造工程は,既に公知である。このため,これ以降の製造工程については説明を省略する。
図5は,本発明に係る製造方法及び製造装置の他の実施形態を示している。図5に示された実施形態では,切断工程において弾性資材120を切断する形状が,図2等に示された実施形態と異なっている。なお,図5の実施形態は,切断工程のみが図2等の実施形態と異なり,その他の第1搬送工程や,拡幅工程,第2搬送工程,及び転写工程は図2等の実施形態と同様である。
図5に示されるように,切断工程において,弾性資材120を切断する切断線の形状は,横方向(C)の中央部において搬送方向(M)の下流側(若しくは上流側)に向かって膨らむように湾曲していてもよい。具体的に説明すると,このように湾曲した切断線によって切り離された弾性伸縮部材20は,その上縁辺のうち,使い捨ておむつの幅方向(X)(弾性資材120の横方向(C)に相当)の中央部に,その内側に向かって窪む凹部21が形成される。また,弾性伸縮部材20の下縁辺は,その上縁辺と同じ形状となることが好ましい。つまり,弾性伸縮部材20は,その下縁辺の中央部に,その外側に向かって突出する凸部22が形成されることが好ましい。このように,弾性伸縮部材20の上縁辺と下縁辺とを幅方向の中央部において湾曲した形状に成型することが可能である。なお,弾性資材120の切断線の形状を湾曲させるためには,カッターロール231の外周面に設けられた切断刃の形状を湾曲させればよい。
上記のように,弾性伸縮部材20の上縁辺の中央部に凹部21を形成したり,下縁辺の中央部に凸部22を形成したりすることで,この中央部において弾性伸縮部材20の伸長力が比較的弱くなり,左右両側において弾性伸縮部材20の伸長力が比較的強くなる。弾性伸縮部材20の中央部は着用者の腹や背に密着する部分であるため,この部分の伸長力を左右両側の分散させておくことで,使い捨ておむつの着用感を向上させることができる。また,弾性伸縮部材20の上縁辺の中央部には,着用者の腹や背の膨らみ部分が当接しやすい。そこで,弾性伸縮部材20の上縁辺を,着用者の腹や背の膨らみに合わせて湾曲させることで,弾性伸縮部材20が着用者の肌を圧迫しにくくなるため,着用感を向上させることができる。
以上,本願明細書では,本発明の内容を表現するために,図面を参照しながら本発明の実施形態の説明を行った。ただし,本発明は,上記実施形態に限定されるものではなく,本願明細書に記載された事項に基づいて当業者が自明な変更形態や改良形態を包含するものである。
本発明は,使い捨ておむつの製造方法及び製造装置に関する。従って,本発明は,吸収性物品の製造業において好適に利用しうる。
1…前身頃 2…後身頃
3…股下部 4…ファスニングテープ
5…ランディングテープ 10…吸収性本体
11…トップシート 12…バックシート
13…吸収体 14…サイドシート
15…立体ギャザー伸縮部材 20…弾性伸縮部材
21…凹部 22…凸部
100…使い捨ておむつ 112…シート資材
120…弾性資材 210…搬送手段(搬送ロール)
220…拡幅手段 221…エキスパンダーロール
221a…軸 221b…ゴム製筒体
222…拡幅コンベア 222a…第1コンベア群
222b…第2コンベア群 222c…センターコンベア
222d…第1サイドコンベア 222e…第2サイドコンベア
230…切断手段 231…カッターロール
232…アンビルロール 240…転写手段(転写ロール)

Claims (4)

  1. 着用者の腹側に位置する前身頃(1),着用者の背側に位置する後身頃(2),及び前記前身頃(1)と前記後身頃(2)の間に位置する股下部(3)とに長手方向(Y)に区分され,前記前身頃(1)及び前記後身頃(2)の両方又はいずれか一方の所定箇所に,前記長手方向(Y)と直交する幅方向(X)に伸縮可能な面状の弾性伸縮部材(20)が伸長状態で取り付けられた使い捨ておむつ(100)の製造方法であって,
    前記弾性伸縮部材(20)の原部材である長尺の弾性資材(120)を,その長さ方向を搬送方向(M)として搬送する第1搬送工程と,
    前記第1搬送工程中に,前記弾性資材(120)を前記搬送方向(M)と直交する横方向(C)に引き伸ばす拡幅工程と,
    前記拡幅工程後に,引き伸ばされた状態の前記弾性資材(120)を前記横方向(C)に切断して,個別の前記弾性伸縮部材(20)を得る切断工程と,
    前記切断工程において得られた前記弾性伸縮部材(20)を,前記使い捨ておむつ(100)の前記所定箇所に取り付ける転写工程と,を含み,
    前記切断工程においては,前記弾性伸縮部材(20)の上縁辺のうちの前記幅方向(X)の中央部に,前記弾性伸縮部材(20)の内側に向かって窪む凹部(21)が形成されるように,前記弾性資材(120)を切断する
    使い捨ておむつの製造方法。
  2. 前記使い捨ておむつ(100)を構成するシート部材(12)が前記長手方向(Y)に連なっている長尺のシート資材(112)を,その長さ方向を搬送方向(M)として搬送する第2搬送工程を,さらに含み,
    前記第2搬送工程中に,前記転写工程が行われる
    請求項1に記載の使い捨ておむつの製造方法。
  3. 前記弾性伸縮部材(20)は,前記切断工程から前記転写工程の間において,その向きを変えることなく,前記使い捨ておむつ(100)の前記所定箇所に取り付けられる
    請求項1又は請求項2に記載の使い捨ておむつの製造方法。
  4. 着用者の腹側に位置する前身頃(1),着用者の背側に位置する後身頃(2),及び前記前身頃(1)と前記後身頃(2)の間に位置する股下部(3)とに長手方向(Y)に区分され,前記前身頃(1)及び前記後身頃(2)の両方又はいずれか一方の所定箇所に,前記長手方向(Y)と直交する幅方向(X)に伸縮可能な面状の弾性伸縮部材(20)が伸長状態で取り付けられた使い捨ておむつ(100)を製造するための製造装置であって,
    前記弾性伸縮部材(20)の原部材である長尺の弾性資材(120)を,その長さ方向を搬送方向(M)として搬送する搬送手段(210)と,
    前記搬送中に,前記弾性資材(120)を前記搬送方向(M)と直交する横方向(C)に引き伸ばす拡幅手段(220)と,
    前記拡幅手段(220)によって引き伸ばされた状態の前記弾性資材(120)を前記横方向(C)に切断して,個別の前記弾性伸縮部材(20)を得る切断手段(230)と,
    前記切断手段(230)での切断によって得られた前記弾性伸縮部材(20)を,前記使い捨ておむつ(100)の前記所定箇所に取り付ける転写手段(240)と,を含み,
    前記切断手段は,前記弾性伸縮部材(20)の上縁辺のうちの前記幅方向(X)の中央部に,前記弾性伸縮部材(20)の内側に向かって窪む凹部(21)が形成されるように,前記弾性資材(120)を切断する
    使い捨ておむつの製造装置。
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