JP5663227B2 - シートの転写装置 - Google Patents

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本発明は、弾性を備えたシート片を、伸長状態を維持したままで、他の部材に転写するための装置に関する。
本出願人は先に、通気性シートの保持装置を提案した(特許文献1参照)。この保持装置は、弾性を備えた通気性シートを伸長状態で保持するセグメントを有している。この装置においては、連続して供給される該通気性シートを、伸長した状態で該セグメントに係止するとともに、その伸長状態を保持したまま該通気性シートを所定長さに切断する。切断後の通気性シートは引き続き該セグメントに保持され、その後に該通気性シートが使い捨ておむつ等の他の部材に受け渡される。このセグメントには、通気性シートと面接触して該通気性シートを伸長状態に保持する一対の係止片が設けられている。係止片としては例えば、溶射部材が用いられる。
また、被搬送物を保持ヘッドに吸引保持し、その状態で該被搬送物の向きを90度回転させた後に、他の部材上に転写する方法や装置が知られている(特許文献2,3参照)。特許文献2,3における保持ヘッドの保持表面には、複数の平面視円形の吸引孔がその直径以上の間隔を開けて形成されている。
特開平9−294769号公報 特開昭63−317576号公報 特開2002−301679号公報
特許文献1記載の保持装置によれば、弾性を備えた通気性シートの伸長状態を、簡単な構造で維持することができるという利点がある。しかし、係止片として上述の溶射部材を用いた場合、該溶射部材が次第に摩耗していき、係止力が低下する傾向にある。そのような場合には、溶射部材を交換する必要があるが、溶射部材は高価な材料なので、頻繁に交換することは経済的でない。また、溶射部材が一定の係止力で通気性シートを保持するため、該セグメントに保持された通気性シートを他の部材や装置に転写するときに、転写がスムーズに行えないことがある。
特許文献2,3の方法や装置は、被搬送物が収縮性を有しないものである場合や通気性が低いものである場合には、被搬送物の吸引による保持が良好に行われると思われるが、被搬送物が、弾性を有する高通気性のシートである場合、それを伸長状態に保持したまま搬送し転写することは困難である。
本発明の課題は、弾性を備えた通気性のシート片を、その伸長状態を安定に維持した状態で他の部材等に転写することができるシートの転写装置を提供することにある。
本発明は、軸回りに回転可能な複数の保持ヘッドを有し、個々の保持ヘッドの保持表面に伸長状態で保持された、弾性を備えたシート片を、該伸長状態を維持したままで他の部材又は装置に転写するシートの転写装置であって、前記保持表面に、前記シート片の伸縮方向の両端部を吸着する一対の端部吸引領域を有しており、該端部吸引領域は、多孔性材料から形成されている、シートの転写装置を提供するものである。
本発明のシートの転写装置によれば、弾性を備えた通気性のシート片を、その伸長状態を安定に維持した状態で他の部材等に転写することができる。
図1は、本発明のシートの転写装置の一実施形態を示す模式図である。 図2(a)は、シート片を示す一部破断斜視図であり、図2(b)は、毎葉のシート片に裁断される前の状態の連続シートの一部を示す一部破断斜視図である。 図3(a)は、保持ヘッドを示す斜視図であり、図3(b)は、図3(a)に示す保持ヘッドをその保持表面側から見た平面図である。 図4(a)は、脱着部材を示す平面図、図4(b)は、図4(a)のA−A線断面図、図4(c)は、図4(c)のB−B線断面図である。 図5は、保持ヘッドの、保持ヘッドの長手方向に沿う縦断面を示す断面図である。 図6は、保持ヘッドを構成する脱着部材、端部域形成部材及び中央域形成部材を分離状態で示す斜視図である。 図7は、保持ヘッドに保持されたシート片が、資材シートに転写される直前の状態を、保持ヘッドの保持表面側から見た図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明のシートの転写装置の一実施形態が示されている。同図に示す装置1は、連続搬送される帯状の連続シート2を間欠的に切断する切断手段3と、複数の保持ヘッド5を有し、切断により生じたシート片21を、該保持ヘッド5に保持して搬送しつつ、各シート片21の平面に垂直な軸線Pの周りに90度回転させる反転装置4と、90度回転させたシート片21を反転装置4の保持ヘッド5から受け取りつつ、他の部材である帯状の資材シート72に接合する転写手段7とを備えている。
装置1においては、反転装置4よりも上流側に、帯状の連続シート2の製造装置(図示せず)が備えられている。この製造装置から搬送されてきた連続シート2が、案内ロールや方向変換ロール(何れも図示せず)等によって案内されて、反転装置4に連続的に供給されるようになされている。
反転装置4は、図1に示すように、図1中矢印R1方向に回転する略筒状の回転ドラム41を備え、該回転ドラム41は、その周面部に複数の保持ヘッド5を備えている。保持ヘッド5は、回転ドラム41の回転方向R1に沿って一方向に移動するようになっている。保持ヘッド5は保持表面5aを有し、該保持表面5a上に、帯状の連続シート2が切断されて生じた毎葉のシート片21を保持し、その状態で、矢印R1方向に回転してシート片21を同方向に搬送可能になされている。
装置1においては、図1に示すように、回転ドラム41の周面部上に帯状の連続シート2が供給されるようになされており、該連続シート2が、回転ドラム41の周面上を、保持ヘッド一つ分程度移動した辺りに、切断手段としてのカッター3が配置されている。カッター3は、回転ドラム41の回転方向に沿って前後隣り合う保持ヘッド5間に差し込まれて、連続シート2をその幅方向にわたって裁断するように構成されている。移動する保持ヘッド5との干渉が起こらないようにするために、カッター3は、回転ドラム41の回転面内において楕円軌道を描くように往復運動する。この楕円軌道においては、回転ドラム41の半径方向が楕円の長軸となる。
反転装置4における保持ヘッド5は、それぞれ、保持表面5aに略垂直な軸線の周りに90度回転し、それにより、保持ヘッド5の保持表面5aに保持されたシート片21が、該シート片21の平面、すなわち保持表面5aに垂直な軸線Pの回りに90度回転するようになされている。なお、軸線Pの回りの回転は、90度には限定されず、必要に応じて角度を変更してもよい。
また、各保持ヘッド5は、図1中矢印R1方向に回転しながら、隣り合う保持ヘッド間の距離(保持ヘッド5が回転ドラム41の回転方向である一方向に移動する軌跡に沿って測定した距離)が短縮又は伸長するようになされている。即ち、各保持ヘッド5が、連続シート2の導入部Aから切断手段3による切断部Bをやや越えるまでの範囲を移動する間においては、各保持ヘッド5は、その保持表面5aに垂直な方向から見たときの該保持ヘッドの長手方向を回転ドラム41の周方向に向けて、相互間の間隔がほぼなくなる程度に近接しているが、前記のカッター3による切断部Bをやや越えた辺りから、保持ヘッド間の距離が僅かに広がり、その状態で、上述したヘッドの90度の回転が始まり、90度の回転途中から保持ヘッド間の距離がさらに増加する。そして、保持ヘッド間の距離が当初よりも増加した状態でシート片21の転写が行われる。
転写後のシート片21は加工物の構成部材の一つとして機能する。本製造方法においては、サイズや機能等が相違する複数種類の加工物を加工できることが好ましい。この場合、回転方向R1に沿って隣り合うシート片21の距離は、加工物の種類に応じて様々なので、隣り合う保持ヘッド間の距離は、連続シート2の導入部Aにおける距離に比べて減少又は増加のどちらにも変化が可能であり、所望の間隔にリピッチできることが好ましい。ここで、隣り合う保持ヘッド間の距離とは、回転方向R1に沿って隣り合う保持ヘッドにおいて向かい合う端部間の距離のことである。
シート片21の転写の完了後、保持ヘッド5は、連続シート2の導入部Aに戻るまでの間に、保持ヘッド間の距離が減少する。また、その間に、各保持ヘッド5が、それぞれ保持表面5aに略垂直な軸線の周りに90度回転する。このときの回転方向は、シート片21を受け渡す前の保持ヘッド5の回転方向と逆方向であり、この回転によって保持ヘッド5は、元の位置及び状態に戻る。また、導入部Aに戻るまでの回転は、シート片21を受け渡す前の保持ヘッド5の回転方向と同じ方向で行なってもよい。
反転装置4における保持ヘッド5間の距離の変更及び保持ヘッド5の90度の回転は、それぞれ公知の方法及び装置を用いて実施することができる。例えば、保持ヘッド5間の距離の変更及び保持ヘッド5の回転方法(及び装置)としては、特開昭63−317576号公報、特開2003−135517号公報、特開平3−22651号公報等に記載の方法や装置を用いることができる。また、反転装置4に設ける保持ヘッド5の移動を、同軸の回転軸を有し、該回転軸とは反対側の端部又はその近傍が各保持ヘッドに連結された複数のアーム(図示せず)を回転させることによって行ってもよい。この場合、それぞれのアームの回転速度を、各アームの回転軸に連結したサーボモータ等により個別に制御してもよい。保持ヘッド5を保持表面5aに略垂直な軸線の回りに90度回転させる手段としては、保持ヘッド5の軌道の近傍にカム溝を設け、そのカム溝に、各保持ヘッドに連結した従動節の突起を挿入し、該保持ヘッド5が移動するに伴って生じる従動節の往復運動を、公知の手法によってヘッドの回転運動に変換する方法が挙げられる。カムには、円筒溝カム等を用いることができる。また、カム溝を設ける代わりに凸条部を設け、これに従動節を摺接させることもできる。
本実施形態の装置1において、シート片21の転写は、資材シート72の表面の所定位置に予め塗布された接着剤(図示せず)によって行われる。資材シート72に接着剤を塗布するのに代えて、又は資材シート72に接着剤を塗布すると共に、連続シート2の所定位置に接着剤を塗布し、シート片21が、この接着剤を介して資材シート72に固定されるようにしても良い。あるいは、接着剤に代えて、又は接着剤とともに、転写手段7に備えられたロール71として吸引ロールを用いることによっても転写を行うことができる。更に、その他の公知の転写手段を特に制限なく用いることもできる。
ロール71は、図1中R2方向に所定速度で回転している。ロール71として吸引ロールを用いる場合には、該吸引ロール71は、ロール内部の空気を吸引して負圧状態に保持することにより、その周面上に、資材シート72を介してシート片21を受け取る。吸引ロール71にはその周面に多数の孔が形成されている。この孔は吸引手段(図示せず)に接続されている。吸引手段を作動させることで、吸引ロール71は、その周面から内部に向けて空気を吸引できるようになっている。
図2(a)には、本装置1によって転写の対象となるシート片21の斜視図が示されている。シート片21は、長手方向aとそれに直交する幅方向bを有する矩形状のものである。シート片21は、矩形の基材シート21aを二つ折りして2枚重ねとし、2枚のシート間に糸ゴム等からなる複数本の弾性部材21bを伸長状態で接合固定したものである。弾性部材21bは、基材シート21aの長手方向aの全域にわたって一方向へ延びるように配設された第1の弾性部材211bと、基材シート21aの長手方向aの前部域及び後部域にのみ一方向へ延びるように配設された第2の弾性部材212bとの2種類を含んでいる。第2の弾性部材212bは、基材シート21aの長手方向aの中央域では、非弾性化されている。
二つ折りされた基材シート21aは、該基材シート21aどうしの対向面が、弾性部材21bに塗布された接着剤によって接合されている。つまり、シート片21においては、二つ折りされた基材シート21aと弾性部材21bとの三者が、該弾性部材21bの存在する部位において接合されている。弾性部材21bが存在しない部位においては、二つ折りされた基材シート21aは非接合状態になっている。このような接合状態になっていることで、シート片21は、柔らかく通気性の良好な伸縮シートとなる。
また、シート片21をその幅方向bに沿ってみたとき、該シート片21は、弾性部材21bが配されている部位(以下「弾性部位」という。)23と、弾性部材が配されていない部位(以下「非弾性部位」という。)24とに大別される。弾性部位23と非弾性部位24はいずれもシート片21の長手方向aに沿って延びている。
基材シート21aは、不織布や紙等の繊維シートや成形フィルムから構成されている。基材シート21aが繊維シートから構成されている場合には、シート片21は一般に通気性を有している。基材シート21aが成形フィルムから構成されている場合には、一般に通気性は有さないが、該フィルムに巨視的な開孔を施すことや、フィルムの構成原料及び製造方法によって微視的な細孔を形成し、難透液性ではあるが透気性を付与するようにして通気性を付与してもよい。またシート片21は、伸長状態で配設された弾性部材21bの作用によって、該弾性部材21bの延びる方向に沿って伸縮可能になっている。その結果、シート片21は、弾性を備え、かつ通気性を有するものとなっている。このようなシート片21は、例えばこれを使い捨ておむつのウエスト部に配設することで、該おむつのフィット性の向上に寄与するものとなる。特にシート片21が通気性を有する場合には、おむつのフィット性が向上するだけでなく、蒸れ防止効果も向上する。
シート片21は、その長手方向aである、弾性部材21bの延びる方向に沿って伸縮可能になっているが、該方向と直交する幅方向bには伸縮性を有していない。しかし、シート片21が弾性部材21bの延びる方向と直交する方向bに伸縮性を有していることは何ら妨げられない。その場合には、弾性部材21bの延びる方向aの伸縮力の方が、該方向と直交する幅方向bにおける伸縮力よりも高い方が、本発明の効果が一層際立つ。
図2(b)は、シート片21を毎葉に裁断する前の状態の連続シート2の一部を示す斜視図である。連続シート2は、第2の弾性部材212bを、その長さ方向にほぼ二分する位置Cにおいて、連続シート2の延びる方向と直交する方向にわたって裁断される。
図3(a)及び(b)には、本装置1に備えられている保持ヘッド5が示されている。保持ヘッド5は、その上面に保持表面5aを備えている。保持表面5aは、連続シート2の長手方向及びシート片21の長手方向aに対応する方向(X方向)の両端に位置する一対の第1の辺51,51と、連続シート2の幅方向及びシート片21の幅方向bに対応する方向(Y方向)の両端に位置する一対の第2の辺52,52とを有している。保持表面5aは、X方向に長い略矩形の形状を有する。以下、便宜上、保持表面5aにおける、第2の辺52と同方向に延びる方向を長手方向X、第1の辺51と同方向に延びる方向を幅方向Yともいう。保持表面5aは、その幅方向Yに沿って緩やかな凸状に湾曲している。保持表面5aは、その長手方向Xに沿って直線状に形成されているが、それに代えて緩やかな凸状に湾曲していてもよい。
図3(a)及び(b)に示すように、保持表面5aは、第1の辺51に沿って延びる端部域51a,51aに、シート片21の長手方向a(伸縮方向)の両端部を吸着する一対の端部吸引領域5b,5bを有している。端部吸引領域5bは、所定幅をもって第1の辺51に沿って延びる端部域51aの一部に形成されている。より具体的には、端部域51aにおける、シート片21の弾性部位23の端部が載置される部位に形成されている。
端部吸引領域5bは、多孔性材料から形成された通気性部材を用いている。端部吸引領域5bは、図4(a)に示すように、通気性部材としての金網53からなり、端部吸引領域5bには、所定の開口面積を有する多数の孔部53aが形成されている。孔部53aは、通気性部材を貫通しており、通気性部材が金属や合成樹脂製の網である場合の開口面積は、網の目の正投影面積と同じである。
吸引保持力確保の観点から、端部吸引領域5bの開口面積率は30〜80%であることが好ましく、50〜80%であることが一層好ましい。
端部吸引領域5bの開口面積率(%)は、端部吸引領域5bの面積をS2、個々の開口部の開口面積の合計をS1としたときに、式(S1/S2)×100で算出される。
多孔性材料を取り付けるためのいわゆる「のりしろ」を確保する必要はあるが、シート片21の安定保持の観点から、端部吸引領域はエッヂ部近傍まで存在することが好ましい。エッヂからの距離は1〜2mmが好ましい。
端部吸引領域5bに配する通気性部材としては、金網や合成樹脂製の網に代えて、前述した孔部の開口面積及び開口面積率を達成し得る各種のものを用いることができる。例えば、金属エッチング加工やパンチング加工により多数の貫通孔を形成した金属板や合成樹脂板等を用いることができる。また、吸引は一般に保持ヘッド中央部分から行われ、端部に行くほど吸引力が低下しやすい。端部吸引領域5bは、吸引保持力確保の観点から、該領域内において保持ヘッドエッヂに近いほど空気透過率が大きくなる方が一層好ましい。
図3(a)及び図5に示すように、保持表面5aにおける前記の端部域51a,51aそれぞれには、保持表面5aの主領域(他の領域)よりも低い位置となる段差部54が形成されている。段差部54は、所定幅をもって第1の辺51に沿って延びる端部域51aの一部に形成されている。より具体的には、段差部54は、各端部域51aにおける、第1の辺51に沿う方向の両端部55,56の何れからも離間した中央域に形成されている。他方、各端部域51aにおける、該段差部54から一方の端部55までの領域、及び該段差部54から他方の端部56までの領域は、保持表面5aの主領域と同じ高さになっており、段差部とはなっていない。ここで、主領域とは、保持表面5aにおいて、シート片21と主として当接する領域のことである。例えば、一対の端部域51a,51a間の領域は主領域のほとんどの面積を占めている。
そして、この段差部54に、前記の端部吸引領域5bが形成されており、段差部54とほぼ同範囲が端部吸引領域5bとなっている。本実施形態では、端部域51aの中央域に形成された段差部54に端部吸引領域5bが形成されているが、これに代えて、端部域51aに、一方の端部55及び/又は他方の端部56に亘る段差部を設け、該段差部に、端部吸引領域5bを設けることもできる。
本実施形態の保持ヘッド5において、端部吸引領域5bを形成する金網(通気性部材)53は、図4〜図6に示すように、保持ヘッド5に脱着自在に固定される脱着部材57に設けられている。
脱着部材57は、図4及び図5に示すように、角筒状の本体57aと、該本体57aの上端開口部に、該開口部の内周面側に嵌め込んだ状態に固定された金網(通気性部材)53とからなる。金網53は嵌め込まずに上面に固定しても良い。脱着部材57の中空部を囲む4側壁のうちの1側壁57bは、カッター3との干渉を避けるために、外面側の下方部が傾斜している。金網53等の通気性部材の本体57aに対する固定方法は、溶接等の融着や接着剤等、任意の方法を採用することができる。本体57aの下端開口部には、螺子孔57cを有する2本の締結部57dが一体的に形成されている。
そして、この脱着部材57は、図5に示すように、螺子57e(締結部材)を、保持ヘッド5の本体部58の一部を構成する端部域形成部材59に設けた固定用孔59aに、下方から挿通して、前記の螺子孔57cに螺入させることにより、保持ヘッド5の本体部58に対して脱着自在に取り付けることができる。従って、脱着部材57を、それを固定する螺子57eを端部吸引領域5bの表面から突出させることなく固定することができる。また、この螺子57eを取り外すことにより、脱着部材57を、同一構成の新しい脱着部材57や、孔部の大きさ及び/又は配置が異なる通気性部材を設けた他の脱着部材に交換することもできる。
保持ヘッド5の本体部58は、保持ヘッド5における、脱着部材57以外からなる部分である。本実施形態における本体部58は、保持表面5aの端部域51aにおける端部吸引領域5b以外の部分を形成する一対の端部域形成部材59と、保持表面5aにおける端部域51a以外の部分を形成する中央域形成部材60と、これらの部材59,59,60によって上端開口部が閉鎖されるトレー状の台座部61とを備えている。台座部61には、外部の吸引手段(吸引ポンプ等、図示せず)に通じる吸引本管61aが接続されている。一対の端部域形成部材59及び中央域形成部材60は、図3に示すように、螺子、ボルト等の締結部材(図示せず)によって台座部61に固定されており、それによって、保持ヘッド5の内部に、減圧可能な空間62が形成されている。そして、外部の吸引手段を作動させると、空間62内が減圧され、端部吸引領域5bにおいては、金網(通気性部材)53の孔部53aを介した吸引が行われる。これにより、シート片21の端部が、端部吸引領域5bに吸引保持される。
保持表面5aの端部域51a,51aにおいては、第1の辺51の長さ方向における端部吸引領域5bと一方の端部56との間の領域に、第1の吸引孔5cが複数個形成されている。また、保持表面5aにおける一対の端部域51a,51a間の領域に、第2の吸引孔5dが複数個設けられている。各吸引孔5c,5dは、ドリルによる穿孔によって形成されたドリル孔であり、保持表面5aに開口し、かつ保持ヘッド5の高さ方向に延びる管路を介して前記空間62に連通している。そして、空間62に連通された吸引手段を作動させることで、各吸引孔5c,5dにも吸引力が発生し、シート片21が、第1の吸引孔5c及び第2の吸引孔5dにも吸着される。
以上の構成を有する装置1を用いたシート片21の転写方法について説明する。図2(b)に示す連続シート2を、上述した方向変換ロール等によって案内して、矢印R1方向に規則的に回転する回転ドラム41に供給する。この時点において、連続シート2には張力が加えられており、該連続シート2は伸長状態になっている。連続シート2は、その伸長状態が維持されたままで保持ヘッド5に保持される。連続シート2の保持は、端部吸引領域5bによる吸引及び吸引孔5c,5dによる吸引によって達成される。連続シート2は、保持ヘッド5よって保持された状態でカッター3の位置まで搬送され、該カッター3によって、長手方向において間欠的に、かつそれぞれの切断箇所において幅方向の全域にわたって切断される。連続シート2の切断によって生じたシート片21の長さは、保持ヘッド5の保持表面5aの長手方向の長さと略一致しているか、又はそれよりも若干大きくなっている。
切断によって生じたシート片21は、その長手方向a(すなわち弾性部材21bの延びる方向)を、保持ヘッド5における保持表面5aの長手方向Xに一致させて、該保持表面5aに保持される。具体的には、シート片21の伸縮方向(長手方向a)の両端部が、端部吸引領域5bに吸着されると共に、第1の吸引孔5cに、シート片21の非弾性部位24における長手方向aの両端部が吸着され、更に第2の吸引孔5dに、シート片21の弾性部位23における両端部間の領域が吸着される。この状態においても、シート片21の伸長状態は維持されている。
シート片21は、保持ヘッド5に保持されたまま搬送され、搬送途中において、保持ヘッド5の回転により、シート片21の平面に垂直な軸線Pの周りに90度回転する。90度回転したシート片21は、保持ヘッド5間のピッチが、保持表面5aに垂直な方向から見たときの該ヘッドの長手方向を回転ドラム41の周方向に向けている状態に比べて、保持ヘッド5が90度回転して、保持表面5aに垂直な方向から見たときの該ヘッドの幅方向が回転ドラム41の周方向に向いている状態の方が増加される。そして、保持ヘッド5間の距離が増加された状態において、保持ヘッド5に搬送されたシート片21,21・・は、転写手段7に備えられたロール71の位置において、別途供給された資材シート72の表面に受け渡される。これによってシート片21は、その90度回転前の幅方向(短手方向)を、資材シート72の長手方向に一致させて、該資材シート72の長手方向に所定間隔をおいて規則的に配置される。この場合、連続シート2(シート片21)及び/又は資材シート72の表面に接着剤を予め塗布しておき、両者を接着固定するのが好ましい。
図7には、保持ヘッド5の90度の回転が完了して、該保持ヘッド5に保持されたシート片21が、資材シート(図示せず)に転写される直前の状態が示されている。同図中、矢印R1の方向は、回転ドラム41(図1参照)の回転方向R1のことである。この状態においては、保持ヘッド5の向きは、保持表面5aにおける第1の辺51の長さ方向に沿う方向(図4のY方向)が、資材シート72の搬送方向R2(図1参照)と一致している。
シート片21の資材シート72への転写に際しては、保持ヘッド5の端部吸引領域5b,5bによる吸引並びに第1及び第2の吸引孔5c,5dによる吸引を停止する。全ての吸引を停止するのに代えて、第1及び/又は第2の吸引孔5c,5dによる吸引のみ、あるいは端部吸引領域5b,5bの吸引のみを、停止することもできる。この操作によって、吸引によるシート片21の保持ヘッド5への保持が解除されるか、又は保持力が低下し、保持ヘッド5によるシート片21の保持力が低下する。ロール71として吸引ロールを用いる場合には、端部吸引領域5b,5b等の吸引の停止と同期させて、該ロール71を、その周面から内部に向けて吸引する操作を行ってもよい。
これらの操作によって、保持ヘッド5から転写手段7のロール71に向けたシート片21の転写が確実に行われる。なお、場合によっては、端部吸引領域5b,5b等の吸引の停止することに代えて、これらの吸引力を低下させる操作を行ってもよい。
シート片21は、長手方向aにそって弾性部材21bが配されているため、該シート片21を保持ヘッド5に伸長状態で保持し、その状態で資材シート72に転写しようとしても、その保持が不充分であると、シート片21が収縮して、資材シート72に対するシート片21の配置位置、特にその端部の位置にずれが生じ易い。本実施態様のように、特定の開口面積及び開口面積率を有する端部吸引領域5b,5bを設けることで、シート片21がその伸縮方向に収縮することを効果的に抑制することができる。そのため、弾性を備えた高通気性のシート片21を、その伸長状態を安定に維持しながら他の部材等に転写することができる。
また、シート片21が、弾性部位23と非弾性部位24から構成されていることは既に述べたとおりであるところ、本装置1においては、これら両部位のうち、主として弾性部位23における、シート片21の長手方向aの両端部を端部吸引領域5bによって吸引保持する一方、主として非弾性部位24における、シート片21の長手方向aの両端部は、第1の吸引孔5cによって吸引保持している。
第1の吸引孔5cは、端部吸引領域5bに比して、通気抵抗が大であるため、共通する空間62を介して付与される吸引力が、第1の吸引孔5cを設けた領域よりも端部吸引領域5bにおいて集中的に発現する。そのため、高通気性のシート片21を、保持表面5aに一層安定した状態に保持でき、それにより、他の部材等への転写を一層安定且つ確実に行うことができる。なお、非弾性部位24は、大きな収縮力は作用していないので、第1の吸引孔5c及び/又は第2の吸引孔5dによる吸引力を用いる程度でも、非弾性部位24の保持を確実に行うことができる。
更に、高通気性のシート片21を用いた場合には、空間62を介して付与される吸引力は、第1の吸引孔5c、第2の吸引孔5d、端部吸引領域5b,5bを通じて保持表面5aに吸引力を生じ、更に、保持ヘッド5の外部から保持表面5aに向けて流れる空気流が発生する。発生した空気流によって、シート片21に対して保持表面5aへの押し付け力を生じさせ、特に多孔性材料で形成された端部吸引領域5bでは、シート片21と多孔性材料との接触点が多いため、一層安定した保持状態となる。
また、端部吸引領域5bが段差部54に形成されているので、シート片21をロール71又はそれに支持された資材シート72上に転写させる際に、端部吸引領域5bが、シート72及びそれを支持するロール71に強く当たることを防止することができる。これにより、端部吸引領域5bや該領域5bを形成に使用した通気性部材や脱着部材等の摩耗や破損、劣化等を防止することができ、通気性部材や脱着部材の交換の必要性をなくすか、交換の頻度を低減することができる。また、段差部54とそれ以外の部分との境界部が、シート片に強く当たることによって、シート片21のズレが防止される。これにより、シート片21の収縮が一層効果的に抑制される。段差部54の段差は0.5〜5mm、特に1.5〜2.5mmにすることが好ましい。この程度の段差でもって、端部吸引領域5bの表面を保持表面5aの他の領域から低くすることで、端部吸引領域5bによる吸引保持力を維持しつつ、該端部吸引領域5bの摩耗や破損、劣化等を効果的に抑制することができる。
資材シート72としては、例えば不織布等の繊維シートや成形フィルム等を用いることができる。資材シート72の幅は、特に制限はないが、一般にシート片21の長手方向の長さと一致しているか、それよりも大きくなっている。
以上の説明は、本実施形態の装置1を、帯状の連続体からなる連続シート2から毎葉のシート片21を製造し、該シート片21を資材シート72上に配置する工程に適用したものである。本装置1は、多様な用途に使用可能であるが、特に使い捨ておむつ等の吸収性物品の製造に好適に用いられる。具体的には、使い捨ておむつのウエストまわりに配置される弾性シートとして、上述のシート片21を用いるとともに、使い捨ておむつの外面を構成する外装シート又はおむつの内面を構成する表面シートとして、上述の資材シート72を用い、本実施形態の装置1によって、資材シート72上にシート片21を配置し、その後に、吸収体及び表面シート又は外装シートを順次配置することで、使い捨ておむつを製造することができる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記の実施形態に制限されない。例えば前記の実施形態においては、保持表面5aに、第1及び第2の吸引孔5c,5dを設けたが、第1又は第2の吸引孔5c,5dは省略することもでき、また、端部吸引領域5bによる吸引のみでシート片21を確実に保持できる場合には、両者を省略することもできる。
また前記実施形態においては、保持表面5aの第1の辺51に沿って延びる各端部域51aの一部のみを段差部54としたが、これに代えて、端部域51aに、第1の辺51の長手方向の全域にわたる段差部を形成しても良い。端部吸引領域5bも、端部域51aの一部のみに形成しても良いし、端部域51aに、第1の辺51の長手方向の略全域にわたるように形成しても良い。
また、前記実施形態においては、保持ヘッド5に保持されたシート片21が資材シート72に転写されるまでの間に、該保持ヘッド5が、保持表面5aに垂直な軸線Pの回りに回転するようになされており、かつ隣り合う保持ヘッド5の距離が短縮又は伸長するようになされていたが、これに代えて、これらの動作のうちの一方のみが行われてもよい。
また、前記実施形態においては、保持ヘッド5に保持されたシート片21を、他の部材である資材シート72に転写したが、これに代えて、該シート片21を、転写装置1とは別途に設けられた他の装置に転写してもよい。
以下、本発明を実施例及び比較例により更に詳細に説明するが、以下の実施例により本発明は何ら制限されるものではない。
〔実施例1〕
図4に示す脱着部材を、図3、図5及び図6等に示す端部域形成部材59に固定した。また、図4に示す脱着部材と対称形状である以外は同一構成の脱着部材を、図5及び図6等に示す端部域形成部材59と対称形状である以外は同一構成の端部域形成部材に固定した。そして、それらを、図3、図5及び図6等に示す中央域形成部材60と共に、図6等に示す台座部61と略同一の構成の台座部上に固定して試験用の保持パットを構成した。この台座部には、吸引手段として西村電気のSF−7500を接続した。
試験用の保持パット上に、図2に示す構成のシート片21を載置した。シート片21の伸縮方向(長手方向a)の長さは、保持ヘッドの長手方向の寸法より若干長い長さとした。シート片21における、保持ヘッドの長手方向両端に位置する部分に目印を付けた。
シート片21を収縮しないように、その両端を保持した状態で、吸引手段を作動させた。風量4.3m3/min、静圧19.9kPaの条件とし、その状態で、シート片21の両端の固定を解除し、前記の目印の位置が元の位置からどの程度ずれたかを記録した。
端部吸引領域は、通気性部材として目開き縦横4.18mmの金網を用い、6cm×2.75cmの矩形状に形成した。使用した金網は線径が0.9mmであり、金網の開口面積率は67.7%であった。また、シート片21は、坪量15gmsのSMS不織布を基材シートとして用い、弾性部材21bとして、470dtexの糸状弾性体を約2倍伸張して固定した。保持表面における、端部吸引領域とそれ以外の領域との間には2mmの段差を設けた。
〔実施例2〕
通気性部材として金網を用いるのに代えて、金属製の板に、エッチング加工により多数の孔部(開口形状が円形の貫通孔)を形成した多孔板を用いた。孔部は、開口面積が約0.05mm2であるものを千鳥状に形成した。多孔板の開口面積率は49%であった。それ以外は同様にして、実施例1と同様の試験を行った。
結果は以下の通りであった。
実施例1:目印のズレ量(両端のズレ量の合計)、5.3mm
実施例2:目印のズレ量(両端のズレ量の合計)、3.3mm
1 転写装置
2 連続シート
21 シート片
3 カッター(切断手段)
4 反転装置
41 回転ドラム
5 保持ヘッド
5a 保持表面
5b 端部吸引領域
5c 第1の吸引孔
5d 第2の吸引孔
51 第1の辺
51a 端部域
52 第2の辺
53 金網(通気性部材)
57 脱着部材
58 保持ヘッドの本体部
59 端部域形成部材
60 中央域形成部材
7 転写手段
71 吸引ロール
72 資材シート

Claims (8)

  1. 軸回りに回転可能な複数の保持ヘッドを有し、個々の保持ヘッドの保持表面に伸長状態で保持された、弾性を備えたシート片を、該伸長状態を維持したままで他の部材又は装置に転写するシートの転写装置であって、
    前記シート片は、伸縮方向と直交する方向に、弾性部材が配されている弾性部位と、弾性部材が配されていない非弾性部位とを有し、該弾性部位には、複数本の前記弾性部材が前記伸縮方向に沿って伸長状態で固定されており、
    前記保持表面は、前記シート片の伸縮方向と交差する方向に延びる一対の辺と、一対の該辺のそれぞれに沿って延びる一対の端部域とを有しており、
    一対の前記端部域に、前記弾性部位の、前記シート片の伸縮方向における両端部を吸着する一対の端部吸引領域を有し、該端部吸引領域は、多孔性材料から形成された通気性部材からなり、
    一対の前記端部域のそれぞれにおける、前記辺の長さ方向における前記端部吸引領域と該端部域の一方の端部との間の領域に、前記非弾性部位の、前記シート片の伸縮方向における両端部を吸着する領域を有し、該領域には、第1の吸引孔が形成されており、
    前記端部吸引領域における前記通気性部材の開口面積率が、第1の吸引孔が形成された前記領域における第1の吸引孔による開口面積率よりも大きい、シートの転写装置。
  2. 前記通気性部材が、金属若しくは合成樹脂製の網、又はエッチング加工若しくはパンチング加工により貫通孔を形成した通気性部材である、請求項1記載のシートの転写装置
  3. 前記端部吸引領域は、該領域内において空気透過率が略一定である、請求項1又は2記載の転写装置。
  4. 前記端部吸引領域は、前記保持表面の他の領域との間に段差を有する段差部に形成されている、請求項1〜3の何れか1項に記載のシートの転写装置。
  5. 前記通気性部材は、保持ヘッドに脱着自在に固定される脱着部材に設けられている請求項1〜4の何れか1項に記載のシートの転写装置。
  6. 前記脱着部材は、前記保持表面側に露出しない締結部材によって、前記保持ヘッド本体に固定可能になされている請求項5記載のシートの転写装置。
  7. 前記保持ヘッドに保持された前記シート片が他の部材又は装置に転写されるまでの間に、該保持ヘッドが、前記保持表面に垂直な軸線の回りに回転するようになされている請求項1〜6の何れか1項に記載のシートの転写装置。
  8. 前記保持ヘッドを複数個備え、各保持ヘッドが一方向に移動するようになされており、
    各保持ヘッドに保持された前記シート片が他の部材又は装置に転写されるまでの間に、隣り合う該保持ヘッドの距離が短縮又は伸長するようになされている請求項1〜7の何れかに1項に記載のシートの転写装置。
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