JP6911979B2 - 吸収体の製造装置および製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、後述する本発明の実施形態によって製造された吸収体を適用した展開型使い捨ておむつ(以下、単に「おむつ」と記述する場合がある)を一部破断して示す平面図であり、着用者の肌に接する面を示している。また、図2は図1のII−II線断面図である。
図3は、吸収性物品の製造装置の基本構成を模式的に示すとともに、同じく製造方法における製造工程を説明するための模式的側面図である。以下、図3を用いて吸収性物品および吸収体の製造の態様について説明するが、この図はあくまでも説明のための模式図であって、実際の形状や寸法などに正確に対応させたものではない。
図4および図5を用い、本発明の一実施形態の主要部である吸収体の製造装置100および製造方法を説明する。図4は特に製造装置100の回転ドラム110を、図3における吸収体材料供給装置150のダクト151のやや斜め下の方向から見た模式的斜視図、図5は回転ドラム110の分解斜視図である。これらの図はあくまでも説明のための模式的なものであって、各部の実際の形状や寸法、あるいは各部の配置に正確に対応するものではない。
本発明は、吸収体13の長手方向に沿って、その全長にわたって延在する複数の溝が図4における破線Gの位置に形成される。
上述の実施形態では、帯状のマスク部材161は、通気性部材121側からの吸引力によって、ある程度の吸収体材料が堆積した部位の表面上に乗るものとなる。ここで、通気性部材121は製造誤差などによって一様の曲率を有しておらず、また通気性部材121のメッシュ構造に起因して、堆積した吸収体材料13’の表面には凹凸が生じていることが考えられる。したがって、マスク部材161は、その凹凸に倣う程度の可撓性が求められる。これは、マスク部材161の側方からの吸収体材料の侵入を阻止し、深さに大きな乱れのない底面をもつ溝22を形成する上で好ましい。また、マスク部材161は、上記したマスク部材延出装置163を用いる場合、ロール165に対する巻き出し/巻き取りが可能となる可撓性を有していることが強く望ましい。
一定幅の帯形状のマスク部材161を用いる場合、その幅方向の両側部が外側に堆積している吸収体材料の部分(すなわち溝の内側面)と摺接する。マスク部材161がある程度の厚みを有していれば、例えば、形成すべき溝22の深さの値以上の厚みを有していれば、溝の形成工程全体を通じ、その内側面がマスク部材161の側面と常時摺接しつつ支えられるので、マスク部材161のドラム外周側の面上への吸収体材料の崩落は生じない。しかしマスク部材161の厚みが小であると、マスク部材161の両側縁との摺接によって、マスク部材161のドラム外周側の面より高い位置に堆積した吸収性材料が崩落し、溝22の形状を乱してしまうことが考えられる。そのような場合を考慮し、マスク部材の他の実施形態では、次のような形状を採用する。
なお、本発明は、上述した実施形態および随所に述べた変形例に限られず、マスク部材の構成および形状・寸法、あるいはマスク部材延出装置の構成などは、作製する吸収体の仕様に応じて適宜定め得るものである。
11 カバーシート
12 バックシート
13 吸収体
13’ 吸収体材料
14 トップシート
15 コアラップ
22 溝
100 吸収体製造装置
110 回転ドラム
120 成形型
121 通気性部材
125 成形型プレート
150 吸収体材料供給装置
161、171 マスク部材
163 マスク部材延出装置
L 堆積領域
Lu 堆積領域上流側位置
Ld 堆積領域下流側位置
N 負圧空間
L 加圧空間
Claims (6)
- 気流により吸収体材料を搬送し、成形型に堆積させて吸収体を製造する吸収体製造装置であって、
前記成形型に対向して配置されたマスク部材を備え、該マスク部材は、両側面に側壁が存在する溝を有する吸収体を製造するように、前記気流を部分的に遮るように形成されており、
前記成形型が前記マスク部材に対し相対的に移動するように支持され、前記マスク部材が前記移動の方向に延在することで、前記移動の方向に沿って延在する溝が形成されるようにし、
前記成形型に対して前記マスク部材が延在する方向の長さが変更可能であることを特徴とする吸収体製造装置。 - 前記成形型は回転ドラムの周面に形成され、前記移動の方向は前記回転ドラムの回転方向であることを特徴とする請求項1に記載の吸収体製造装置。
- 前記回転ドラムの内部から、前記成形型に設けられた通気孔を介して吸引力を作用させることにより、前記吸収体材料の堆積が行われることを特徴とする請求項2に記載の吸収体製造装置。
- 前記マスク部材は、前記延在の方向に沿って幅が減少する形状を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収体製造装置。
- 前記マスク部材は、前記移動方向の最上流に底辺を有する二等辺三角形の形状を有することを特徴とする請求項4に記載の吸収体製造装置。
- 気流により吸収体材料を搬送し、成形型に堆積させて吸収体を製造する吸収体製造方法であって、
両側面に側壁が存在する溝を有する吸収体を製造するように、前記気流を部分的に遮るように形成されているマスク部材を前記成形型に対向して配置し、前記堆積を実施し、
前記成形型を前記マスク部材に対し相対的に移動するように支持し、前記マスク部材を前記移動の方向に延在させることで、前記移動の方向に沿って延在する溝を形成し、
前記成形型に対して前記マスク部材が延在する方向の長さが変更可能であることを特徴とする吸収体製造方法。
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