JP2010131111A - シートの折り返し装置並びに該装置を用いた吸収性物品の製造方法及び吸収性物品 - Google Patents

シートの折り返し装置並びに該装置を用いた吸収性物品の製造方法及び吸収性物品 Download PDF

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Abstract

【課題】搬送中のシートの側縁を所望の位置で精度良く折り返すことのできるシートの折り返し装置並びに該装置を用いた吸収性物品の製造方法及び吸収性物品を提供すること。
【解決手段】本発明のシートの折り返し装置は、搬送コンベア10と、該搬送コンベア10によって搬送されるシートSの搬送方向(MD)に沿った側縁S1をCDに折り返す折り返しガイド21とを具備している。折り返しガイド21は、搬送コンベアのMDに沿った側縁12sに沿って配され且つ搬送面12bと同一平面よりも上方に位置する部分を有する側壁部22と、該側壁部22から該搬送コンベア10のCDの内方に向けて延出する延出部23とを具備している。折り返しガイド21はCDに往復動可能に配されており、シートSの搬送中に該折り返しガイド21をCDに往復動させることにより、前記折り返し装置上における該シートSの折り返し位置を変更可能になされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、連続的に搬送されるシートの側縁を折り返すシートの折り返し装置、並びに該装置を用いた吸収性物品の製造方法及び吸収性物品に関する。
使い捨ておむつや生理用ナプキン等の製品の製造ラインにおいては、連続的に搬送される不織布や樹脂製フィルム等のシートの側縁を該シート側に折り返すための折り返し装置が用いられている。例えば特許文献1には、メイン折り返しガイドと、該メイン折り返しガイドの前方に設けられた補助折り返しガイドとを有し、重なって搬送される2枚のシートの一方の内側縁を該メイン折り返しガイドと該補助折り返しガイドとの間を通過させて折り返すようにした折り返し装置が記載されている。特許文献1に記載の折り返し装置によれば、前記メイン折り返しガイドに金属薄板からなるガイド板を連結したことにより、外乱によりシートがガイドから外れても自然復帰することができ、重なって搬送される2枚のシートの一方を安定して折り返すことができるとされている。
特開平10−109821号公報
ところで、シートの折り返し位置は製品の寸法や外観等に影響を与えるものであり、製造ラインにおいては、製品寸法等を考慮して決定された所望の位置でシートが折り返されるように折り返し装置が操作される。しかし、連続的に搬送されるシートの坪量にばらつきがある場合やシート自体に伸縮性がある場合、あるいは製品に弾性伸縮性を付与する(ギャザーを形成する)等の目的で、連続的に搬送されるシートに糸状や帯状の弾性部材が接合固定されている場合等、シートの状態が搬送中に変動しやすい場合は、搬送中のシートにおける搬送方向(MD)と直交する方向(CD)の長さが、搬送中に一定せずに変動することがあり、これにより該シートの折り返し位置が所望の位置からずれてしまうことがある。例えば使い捨ておむつや生理用ナプキン等の製品の製造ラインにおいて、材料となるシートの折り返し位置が所望の位置からずれてしまうと、製品を平面上に拡げて展開したときの製品全長が設計した通りにならず、製品の寸法精度が低下してしまう。
従って本発明の目的は、搬送中のシートの側縁を所望の位置で精度良く折り返すことのできるシートの折り返し装置並びに該装置を用いた吸収性物品の製造方法及び吸収性物品を提供することにある。
本発明は、搬送面上にシートを載せて搬送する搬送コンベアと、該搬送コンベアによって搬送されるシートの搬送方向に沿った側縁を該搬送方向と直交する方向に折り返す折り返しガイドとを具備し、前記折り返しガイドが、前記搬送コンベアの搬送方向に沿った側縁に沿って配され且つ前記搬送面と同一平面よりも上方に位置する部分を有する側壁部と、該側壁部から該搬送コンベアの搬送方向と直交する方向の内方に向けて延出する延出部とを具備しているシートの折り返し装置であって、前記折り返しガイドはシートの搬送方向と直交する方向に往復動可能に配されており、シートの搬送中に該折り返しガイドを該方向に往復動させることにより、前記折り返し装置上における該シートの折り返し位置を変更可能になされているシートの折り返し装置を提供することにより、前記目的を達成したものである。
また本発明は、吸収性本体及び該吸収性本体の一面側に配置されたシート状部材を具備し、該シート状部材が該吸収性本体の縁から外方に延出し、その延出部が該吸収性本体側に折り返されて折り返し端部を形成している吸収性物品の製造方法であって、前記シート状部材を形成する帯状のシートを所定の方向に搬送し、搬送中の該シートの一面上に複数の前記吸収性本体を搬送方向に所定間隔を置いて配置した後、該シートの搬送方向に沿った両側縁を該一面側に折り返す工程を有し、前記シートの折り返しを前記折り返し装置を用いて実施し、且つ前記吸収性物品の一単位ごとに該折り返し装置における折り返しガイドを搬送方向と直交する方向に往復動させることにより、該折り返し装置上における該シートの折り返し位置を一単位の該吸収性物品において変化させる吸収性物品の製造方法を提供することにより、前記目的を達成したものである。
また本発明は、前記製造方法によって製造された吸収性物品であって、吸収性本体及び該吸収性本体の非肌当接面側に配置されたシート状の外包材を具備し、該外包材が該吸収性本体の縁から外方に延出し、その延出部が該吸収性本体側に折り返されて折り返し端部を形成しており、前記折り返し端部が、前記吸収性本体の外方又は内方に向けて凸に湾曲している吸収性物品を提供することにより、前記目的を達成したものである。
本発明のシートの折り返し装置によれば、シートの状態が搬送中に変動しても、その変動に合わせて搬送中にシートの折り返し位置を調整することができるため、搬送中のシートの側縁を所望の位置で精度良く折り返すことができ、製品の寸法精度を高めることができる。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照して説明する。図1は、本発明のシートの折り返し装置の第1実施形態における要部の概略構成を示す斜視図、図2は、シートの搬送時において図1に示すX−X線断面を模式的に示す断面図である。
第1実施形態の折り返し装置は、搬送面12a上にシートSを載せて搬送する搬送コンベア10と、該搬送コンベア10によって搬送されるシートSの搬送方向(MD)に沿った側縁12sを該搬送方向と直交する方向(CD)に折り返す折り返しガイド21とを具備している。
搬送コンベア10は、図示しないコンベアロールや該コンベアロールを駆動する駆動源等を備えたコンベア本体11と、該コンベアロールに掛け渡された無端状の搬送ベルト12とを具備しており、該搬送ベルト12の上面が、シートSの搬送面12a,12bとなっている。搬送ベルト12のCDの長さ(幅)は、搬送されるシートSの幅よりも短くなっている。従って、搬送面12a,12b上にシートSを、通常のシート搬送時のように両者のCDの中央が一致するように載せた場合、シートSのMDに沿った両側縁S1,S1が、搬送ベルト12のMDに沿った両側縁12s,12sよりも外方に延出する。搬送ベルト12のMDに沿った側縁12sは、搬送コンベア10のMDに沿った側縁と一致している。
搬送コンベア10は、搬送面12a,12b上に被搬送物であるシートSを止着するシート止着機構(図示せず)を具備している。具体的には、搬送ベルト12の上面(搬送面12a)とは反対側に位置する下面側に、搬送面12a,12bにシートSを止着するシート止着機構が設けられている。シート止着機構は、吸引力を発生し得るバキューム機構である。また、搬送ベルト12及びこれを下方から支持するコンベア本体11の上部には、図2に示すように、これらを厚み方向に貫通するシート吸引用の孔13が多数形成されている。シート止着機構(バキューム機構)の吸引力により、搬送面12a,12bにおける孔13に吸引力が生じ、これにより搬送面12a,12b上にシートSを吸着できるようになっている。バキューム機構は、シート搬送時における必要な吸引力を発生し且つ該吸引力を適切な大きさに調整できる機構を有している。
搬送コンベア10は、図1に示すように、MDに略二分されており、MDの上流側に位置する前半部10AとMDの下流側に位置する後半部10Bとを有している。前半部10Aの搬送面12aは、後半部10Bの搬送面(水平面)12bと所定の傾き角度を持って連結されている。前半部10AのCDの外方には、MDに沿ってサイドプレート34が配されている。サイドプレート34は、搬送中のシートSの搬送ベルト12の両側縁(搬送コンベア10の両側縁)12s,12sからの延出部を下方から支持するもので、平面視して三角形形状をしており、サイドプレート34の外側縁は、MDに対して一定の角度を有する直線形状をしている。サイドプレート34は、前半部10Aにおける搬送ベルト12の両側縁12s,12sそれぞれに沿って該前半部10AのMDの略全長に亘って配されている。サイドプレート34の上面(シートSとの対向面)は、搬送面12aと同一平面を形成するか、又は搬送面12aよりも下方に位置している。
折り返しガイド21は、搬送コンベア10によって搬送されるシートSのMDに沿った側縁S1をCDに折り返すもので、図1に示すように搬送コンベア10の後半部10Bに配されており、図2に示すように、搬送コンベア10(後半部10B)のMDに沿った側縁12sに沿って配され且つ搬送面12aと同一平面よりも上方に位置する部分を有する側壁部22と、該側壁部22から該搬送コンベア10のCDの内方に向けて延出する延出部23とを具備している。折り返しガイド21は、搬送コンベア10(後半部10B)のMDに沿った両側縁12s,12sの外方に左右一対配されている。
また第1実施形態においては、図1及び図2に示すように、搬送コンベア10(後半部10B)のCDの外方にMDに沿ってガイド部材20が配されている。ガイド部材20は、搬送中のシートSの搬送ベルト12の両側縁(搬送コンベア10の両側縁)12s,12sからの延出部を下方から支持するもので、平坦な板状部材から構成され、後半部10Bにおける搬送ベルト12の両側縁12s,12sそれぞれに沿って該後半部10BのMDの略全長に亘って配されている。ガイド部材20は、図2に示すように、折り返しガイド21を構成する側壁部22に連接され且つ延出部23に対向配置されている。ガイド部材20のCDの長さ(幅)は、被搬送物であるシートSの大きさ等に応じて適宜設定されるが、好ましくは1〜20cmである。ガイド部材20の上面(シートSとの対向面)は、搬送面12bと同一平面を形成するか、又は搬送面12bよりも下方に位置している。
側壁部22は、平坦な板状部材から構成され、ガイド部材20のMDに沿った外側縁に連接され、鉛直方向(図2の上下方向)に略平行に配されている。側壁部22によって、相対向するガイド部材20と延出部23との間には、折り返されたシートSを走行させ得るに足る隙間が形成されている。これにより、搬送コンベア10によって搬送され且つ折り返されたシートSの折り返し端部S2が、ガイド部材20と折り返しガイド21(延出部23)との間を通過可能になされている。
延出部23は、図1に示すように平面視して三角形形状の平坦な板状部材から構成され、水平方向(図2の左右方向)に対して略平行に配されている。三角形形状の延出部23における搬送コンベア10の幅方向中央部寄りの内側縁23aは、MDに対して搬送コンベア10のCDの外方から内方に向かって斜めに延びる直線形状をしており、外側縁23bは、MDに沿って延びる直線形状を有している。従って、延出部23の平面視におけるCDの長さ(幅)は、MDの下流側から上流側に向かうに従って漸次増大している。延出部23の最大幅(CDの長さが最も長い部位の該長さ)は、シートSを所定の折り返し幅Wに確実に折り返す観点から、折り返し幅Wよりも大きいことが好ましい。また、延出部23のMDの長さL(図1参照)は、搬送コンベア10の前半部10AのMDの長さ、前半部10Aの搬送面12aと後半部10Bの搬送面12bとのなす角度、前半部10Aの三角形形状のサイドプレート34における外側縁のMDに対する角度等を考慮して決定される。シートSの折り返し幅Wに対する延出部23のMDの長さLの比(L/W)は、搬送時に生じるシートSのMDの伸び等を考慮してシートSを安定的に折り返す観点から、好ましく1〜20である。
折り返しガイド21はCDに往復動可能に配されている。具体的には、折り返しガイド21及び折り返しガイド21を構成する側壁部22に連接されているガイド部材20は、送りねじ30に螺合されCDに往復動可能なスライダ25に、他の部材を介して取り付けられている。送りねじ30は、搬送ベルト12の側縁12sよりも外方において、CDと平行に配され且つ回転自在に支持されている。送りねじ30を回転自在に支持する支持部材26は、図2に示すようにコンベア本体11に取り付けられている。送りねじ30のCDにおける搬送コンベア10と反対側の端部は、該送りねじ30を手動で回転させる際に把持されるハンドル31となっている。
尚、第1実施形態の折り返し装置においては、搬送コンベア10をMDの両側から挟むように配された左右一対の折り返しガイド21,21が、それぞれ独立に、上述した送りねじ機構によってCDに往復動可能に配されている。即ち、搬送コンベア10における図2に示した側と反対側に配されている折り返しガイド21も、図2に示す送りねじ機構と実質的に同様の機構によってCDに往復動可能に配されている。図1中、符合32は、図示しない、図2に示した側と反対側の送りねじを回転させる際に把持されるハンドルである。
このような構成の第1実施形態の折り返し装置においては、搬送コンベア10によって搬送されるシートSのMDに沿った両側縁S1,S1それぞれを、図2に示すようにガイド部材20と折り返しガイド21(延出部23)との間を通過させて該シートS側に折り返す。折り返し装置上におけるシートSの折り返し位置(折り返し線の位置)は、シート搬送前に、上述した送りねじ機構によって折り返しガイド21の位置をCDに調整することで設定することができる。また、第1実施形態の折り返し装置は、シート搬送前のみならず、シート搬送中にもその折り返し位置を調整することが可能であり、仮に吸収体等の介在物の位置のばらつきやシートの坪量のばらつき等により折り返し位置が所望の位置からずれても、速やかにこれを所望の位置に修正することができる。
即ち、例えば図2に示すようにシートSが搬送中に所定の位置で折り返されて折り返し端部S2が形成されている状態において、ハンドル31を把持して手動で一方向に回転させて送りねじ30を同方向に回転させることにより、送りねじ30に螺合されているスライダ25がCDに沿って搬送コンベア10に向かって前進(図2の左方向に移動)し、これにより該スライダ25に取り付けられている折り返しガイド21及びガイド部材20が搬送コンベア10に向かって前進する。折り返しガイド21がシートSの折り返し端部S2に当接した状態から更に前進すると、シートSにおける搬送面12aとの接触部は、図示しない前記シート止着機構によって搬送面12a上に吸着されているため実質的に動かないが、シートSにおける搬送面12aとの非接触部は、側縁S1を先端としてシートSの内方に移動し、その結果シートSの折り返し幅Wが増加する。即ち、シートSの折り返し位置(折り返し線の位置)が、折り返しガイド21の移動前よりもシートSの内方に移動する。
また、図2に示すシートSの折り返し搬送状態において、ハンドル31を前記とは逆方向に回転させると、送りねじ30の逆回転によって、スライダ25がCDに沿って搬送コンベア10とは反対方向に向かって移動(図2の右方向に移動)し、これにより折り返しガイド21及びガイド部材20が搬送コンベア10から後退する。折り返しガイド21が搬送コンベア10から後退すると、シートSの折り返し端部S2の鉛直方向の反発力等によって、折り返されているシートSの側縁S1がシートSの外方に移動し、その結果シートSの折り返し幅Wが減少する。即ち、シートSの折り返し位置(折り返し線の位置)が、折り返しガイドの移動前よりもシートの外方に移動する。
折り返しガイド21は、例えば次のように移動させると、製品の寸法精度を高める上で有効である。即ち、シートSが所定の折り返し予定位置よりもCD内方で折り返された場合は、折り返しガイド21をCD外方に移動させる(搬送コンベア10から後退させる)。また、シートSが所定の折り返し予定位置よりもCD外方で折り返された場合(実際の折り返し位置が、所定の折り返し予定位置まで達していない場合)は、折り返しガイド21をCD内方に移動させる(搬送コンベア10に向けて前進させる)。
尚、第1実施形態においては、折り返しガイド21を、CDに加えて、上下方向(搬送面12bと直交する方向)にも往復動可能に配することができる。具体的には、上述した送りねじ30を具備する送りねじ機構と同様の構成の送りねじ機構を、折り返しガイド21の搬送面12bに対する高さ方向に設置することにより、折り返しガイド21の高さ調整装置とし、シートSの搬送前又は搬送中に該高さ調整装置を動作させることにより、折り返しガイド21を搬送面12bに対して上下動させることができる。この折り返しガイド21の高さ調整により、折り返されたシートSの折り返し部とその対向部との間に吸収体等の介在物を挟む構成とした場合や、シートSの坪量のばらつきがある場合などに特に発生しやすい、折り返しシワを効果的に抑制することができる。
第1実施形態の折り返し装置は、例えば使い捨ておむつや生理用ナプキン等の吸収性物品の製造に用いることができる。図3には、第1実施形態の折り返し装置を用いたパンツ型使い捨ておむつの製造方法の一実施態様が示されている。本実施態様のパンツ型使い捨ておむつの製造方法は、いわゆる横流れ方式のパンツ型使い捨ておむつの製造方法であり、シート状の外包材(シート状部材)の連続体80に吸収性本体50を配置する吸収性本体の配置工程と、外包材の連続体80のMDに沿った両側縁80s,80sをCDに折り返す折り返し工程とを具備している。
外包材の連続体80は、2枚の帯状シートがヒートシール等の各種シールや接着剤等の接合手段によって所定の部位で互いに接合されて形成されている。2枚の帯状シート間には、ウエスト弾性部材60及びレッグ弾性部材61等の糸状又は帯状の各種弾性部材が伸張状態で接合されている。このような外包材の連続体80は、公知の方法によって製造することができる。外包材の連続体80は、図3に示すように、上述した第1実施形態の折り返し装置における搬送コンベア10に載せられて搬送される。
前記吸収性本体の配置工程では、別途製造され且つ予めホットメルト接着剤等の接着剤が塗布された吸収性本体50が、外包材の連続体80の一面上に間欠的に供給されて固定される。吸収性本体50は、液透過性の表面シート、液不透過性又は撥水性の裏面シート及これら両シート間に介在配置された液保持性の吸収性コアを具備し、縦長の矩形形状を有している。尚、外包材の連続体80における吸収性本体50の配置部位に位置する弾性部材は、切断されて収縮力が発現できないようになされている。図3中の符合81は、この弾性部材の切断領域を示している。
前記折り返し工程では、上述した第1実施形態の折り返し装置における折り返しガイド21によって、外包材の連続体80のMDに沿った両側縁80s,80sが、該連続体80における吸収性本体50の配置面側に折り返される。本実施態様においては、連続体80が、そのCDの中央から最も離れた位置に配されているウエスト弾性部材60の外側縁に沿って折り返されるように、即ち、連続体80の折り返し線が該ウエスト弾性部材60の外側縁に沿うように、一対の折り返しガイド21,21の位置を調整している。
こうして外包材の連続体80の両側縁80s,80sを、所定の折り返し線に沿って折り返して、ウエスト弾性部材60及び吸収性本体50のCDの両端部に折り重ねた後、該連続体80におけるレッグ弾性部材61の環状部の内側を、公知のロータリーカッター、レーザーカッター等を用いてくり抜き、レッグホール82を形成する。そして、図示していないが、更に常法に従って外包材の連続体80をMDに沿って二つ折りにし、二つ折りにされた連続体80に対してMDに所定間隔をおいてヒートシールを施してサイドシール部を形成した後、該連続体80を個々のおむつに分離することにより、パンツ型使い捨ておむつが得られる。こうして得られるパンツ型使い捨ておむつの基本的な構成は、図6〜図9に示すパンツ型使い捨ておむつと同一である。
以下、本発明の折り返し装置の他の実施形態について図4及び図5を参照して説明する。後述する他の実施形態については、上述した第1実施形態の折り返し装置と異なる構成部分を主として説明し、同様の構成部分は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない構成部分は、第1実施形態の折り返し装置についての説明が適宜適用される。
図4には、第2実施形態の折り返し装置の概略構成が示されている。第2実施形態の折り返し装置は、折り返しガイド21を被搬送物である外包材の連続体80のCDに往復動させる駆動源35と、折り返される前の連続体80における所定位置を検知する検知手段40と、駆動源35及び検知手段40と電気的に接続され且つ検知手段40からの信号に基づいて駆動源35を動作させる制御手段42とを含んで構成される折り返し自動制御機構45を具備している。第2実施形態の折り返し装置は、このような構成の折り返し自動制御機構45を2つ具備しており、そのうちの一方が、連続体80を挟んで一方の側に位置する折り返しガイド21に対応し、他方が、連続体80を挟んで他方の側に位置する折り返しガイド21に対応している。
折り返しガイド21及びこれに連接されているガイドプレート20(図4では図示せず)は、図示しないベルトやリンク機構等を介して、あるいは直接、駆動源35に接続されており、駆動源35の動作によってCDに往復動する。駆動源35としては、サーボモーター、リニアモーター、ソレノイドアクチュエーター、油空圧アクチュエーター等を用いることができる。
検知手段40としては、例えば市販の画像検出装置、ラインセンサ等を用いることができる。尚、検知手段40によって検知される、折り返される前の連続体80における所定位置は、折り返し予定位置そのものであっても良く、あるいは連続体80における折り返し予定位置以外の部位であっても良い。検知手段40の検知対象となり得る、折り返し予定位置以外の部位としては、例えば、連続体80の側縁80s等のシート端部、ウエスト弾性部材60等の各種弾性部材、ヒートシール等のシール処理がされた部位等が挙げられる。検知手段40によって検知される連続体80における所定位置が、折り返し予定位置以外の部位である場合、制御手段42は該検知手段40からの信号に基づき、予め設定された条件に従って折り返し予定位置を割り出し、こうして割り出された折り返し予定位置の情報に基づいて、駆動源35を適宜動作させる。前記の予め設定された条件とは、例えば、検知手段40からの信号で特定される位置よりもCDの外方に1cm離間した位置を折り返し予定位置とする、というような条件である。
制御手段42は、駆動源35を実質的に制御するマイクロコンピュータ等のCPUと、該CPUにより実行される制御プログラムや各種データ等の必要な固定情報を格納したROMと、該CPUによる処理の実行時におけるワークエリアとして使用されるRAMと、該制御手段42のオペレーター用入力装置等を備えている。
このような構成の第2実施形態の折り返し装置においては、先ず、搬送中で折り返される前の外包材の連続体80における所定位置が検知手段40によって検知され、その信号が制御手段42に送信される。次いで、該信号を受信した制御手段42は、受信した信号に基づく折り返し予定位置(例えば、CDの最も外方に位置するウエスト弾性部材60の外側縁)で連続体80が折り返されるように、必要に応じ駆動源35を動作させて一対の折り返しガイド21,21をそれぞれCDに沿って移動させる。こうして、所望の折り返し位置(折り返し予定位置)で連続体80を折り返すことができ、寸法精度の高いおむつが安定的に得られる。
図5には、第3実施形態の折り返し装置の概略構成が示されている。第3実施形態の折り返し装置は、折り返しガイド21を被搬送物である外包材の連続体80のCDに往復動させる駆動源36と、折り返された後の外包材の連続体80における所定位置を検知する検知手段41と、駆動源36及び検知手段41と電気的に接続され且つ検知手段41からの信号に基づいて駆動源36を動作させる制御手段43とを含んで構成される折り返し自動制御機構46を具備している。第3実施形態の折り返し装置は、連続体80の両側縁80s,80sの折り返し後にその所定位置の情報に基づいて折り返しガイド21の位置を制御するようになされている点以外は、第2実施形態の折り返し装置と同様に構成されている。
このような構成の第3実施形態の折り返し装置においては、先ず、折り返し予定位置で折り返された搬送中の外包材の連続体80における所定位置(例えば、実際の折り返し位置)が検知手段41によって検知され、その信号が制御手段43に送信される。次いで、該信号を受信した制御手段43は、受信した信号に基づく適切な折り返し位置が維持されるように、必要に応じ駆動源36を動作させて一対の折り返しガイド21,21をそれぞれCDに沿って移動させる。折り返された後の外包材の連続体80における所定位置は、実際の折り返し位置でなくても良く、例えば連続体80の側縁80s等のシート端部、ウエスト弾性部材60等の各種弾性部材、ヒートシール等のシール処理がされた部位等であっても良い。第3実施形態の折り返し装置によっても、第2実施形態の折り返し装置と同様に、所望の折り返し位置(折り返し予定位置)で連続体80を折り返すことができ、寸法精度の高いおむつが安定的に得られる。
尚、本発明の折り返し装置は、被搬送物の折り返しの前後それぞれに対応する検知手段を具備する構成であっても良い。即ち、折り返しガイド21,21を外包材の連続体80のCDに往復動させる駆動源35,36と、折り返される前の外包材の連続体80における所定位置を検知する検知手段40と、折り返された後の外包材の連続体80における折り返し位置を検知する検知手段41と、両検知手段40,41からの信号に基づいて駆動源を動作させる制御手段(図示せず)とを具備する構成であっても良い。
このような、折り返しの前後それぞれに対応する検知手段を具備する折り返し装置においては、検知手段40によって検知された所定位置(折り返し予定位置)に関する信号と、検知手段41によって検知された実際の折り返し位置に関する信号とを、図示しない前記制御手段が受信すると、該制御手段は、折り返し予定位置と実際の折り返し位置との差分を演算し、該差分がゼロとなるように、即ち実際の折り返し位置が折り返し予定位置に一致するように、必要に応じ駆動源35,36を動作させて一対の折り返しガイド21,21をそれぞれCDに沿って移動させる。斯かる構成の折り返し装置によれば、搬送中であっても折り返し位置の調整を自動で簡便に行うことができ、被搬送物の折り返し位置精度の一層の向上が図られる。
次に、上述した折り返し装置を用いることで主たる特徴部分が作られる、本発明の吸収性物品について、その好ましい実施形態に基づき図面を参照して説明する。図6は、本発明の吸収性物品の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの第1実施形態を模式的に示す斜視図、図7は、図6に示すパンツ型使い捨ておむつを各部の弾性部材を伸張させて平面状に拡げた状態を模式的に示す肌当接面側の平面図である。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1は、実質的に縦長の吸収性本体50、及び該吸収性本体50の非肌当接面側に配置された外包材51(シート状部材)を具備している。外包材51は、図7に示す如きおむつの展開状態において長手方向に腹側部A、股下部C及び背側部Bに区分されており、外包材51における腹側部A及び背側部Bの両側縁部同士が、ヒートシール、超音波シール、接着剤等の接合手段によって接合されて、一対のサイドシール部2,2、ウエスト開口部3及び一対のレッグ開口部4,4が形成されている。外包材51は、図7に示すように、吸収性本体50の長手方向両端50a,50aそれぞれから外方に延出し、その延出部51s,51sが吸収性本体50側に折り返されてウエスト開口部3の開口端部(折り返し端部)を形成している。
尚、長手方向は、吸収性物品又はその構成部材の長辺に沿う方向であり、幅方向は、該長手方向と直交する方向である。尚、吸収性物品が、図6又は図8に示す如きいわゆるパンツ型の吸収性物品(使い捨ておむつ)である場合、パンツ型の吸収性物品の長手方向は、該吸収性物品を図7又は図8に示す如く平面状に拡げたときの、該吸収性物品又はその構成部材の長辺に沿う方向である。また、肌当接面は、吸収性物品又はその構成部材における吸収性物品着用時に着用者の肌側に向けられる面であり、非肌当接面は、吸収性物品又はその構成部材における吸収性物品着用時に着用者の肌側とは反対側に向けられる面である。
詳述すると、吸収性本体50は、液透過性の表面シート(図示せず)、液不透過性又は撥水性の裏面シート(図示せず)、及び両シート間に介在配置された液保持性の吸収性コア(図示せず)を具備し、縦長の矩形形状を有している。吸収性本体50は、外包材51の腹側部Aから背側部Bに跨って配され、接着剤、ヒートシール、超音波シール等の接合手段によって、外包材51を構成する内層シート51Bの肌当接面に接合されている。
外包材51は、その両側縁が、長手方向中央部において内方に括れた砂時計型の形状をしており、おむつの輪郭を画成している。外包材51は、外層シート51A、内層シート51B、及び両シート51A,51B間に伸長状態で配された複数本の弾性部材60,61,62,63を含んで構成されている。外層シート51Aはおむつ1の外面をなし、内層シート51Bは外層シート51Aの内面側に配されている。符合60はウエスト弾性部材、符合61はレッグ弾性部材、符合62は胴周り弾性部材、符合63は前股間弾性部材である。
吸収性本体50の長手方向両側部には、図7に示すように、液抵抗性又は撥水性で且つ通気性の素材から構成された側方カフス53,53が設けられている。各側方カフス53の自由端部近傍には、側方カフス弾性部材54が伸長状態で配されている。これにより、おむつ1を着用する際に、側方カフス弾性部材54が収縮することによって側方カフス53が起立して、吸収性本体50の幅方向への液の流出が阻止される。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1の主たる特徴の一つは、ウエスト開口部3の開口端部(外包材51の折り返し端部)が、腹側部A及び背側部Bの少なくとも一方において、吸収性本体50の長手方向外方又は内方に向けて凸に湾曲している点にある。第1実施形態のおむつ1においては、図6及び図7に示すように、腹側部Aにおけるウエスト開口部3の開口端部の幅方向中央部が、吸収性本体50の長手方向外方(おむつ1の外方)に向けて凸に湾曲している。腹側部Aにおけるウエスト開口部3の開口端部の最大高低差Tは、好ましくは1〜5cmである。このように、腹側部Aにおけるウエスト開口部3の開口端部が外側に向けて凸に湾曲していることにより、おむつ着用者の腹部をその凸部で保護することができる。
このような、湾曲したウエスト開口部3の開口端部(外包材51の折り返し端部)は、おむつ1の製造時において外包材51の延出部51sを吸収性本体50側に折り返すときの折り返し線55を、前記のように湾曲させることによって得られる。折り返し線55は、ウエスト開口部3の開口縁を形成している。腹側部A側の折り返し線55が吸収性本体50の長手方向外方に向けて凸に湾曲していることにより、該折り返し線55に沿って折り返された腹側部A側の延出部51sの先端51saは、外包材51の折り返し幅が変化して該折り返し線55よりも大きく湾曲している。一方、背側部B側の折り返し線55は、常法通りおむつ1の幅方向に沿った直線状で湾曲しておらず、該折り返し線55に沿って折り返された背側部B側の延出部51sの先端51saも、同様の直線状となっている。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1は、前記折り返し装置を用いて製造することができる。具体的には、図3〜図5に示す如く外包材51(シート状部材)の連続体80(帯状のシート)を搬送し、その搬送中に該連続体80のMDに沿った両側縁80s,80sを、該連続体80における吸収性本体50の配置面側に折り返す工程において、上述した第1〜第3実施形態の折り返し装置、好ましくは折り返し位置の調整が自動化されている第2及び第3実施形態の折り返し装置を用いて、おむつの一単位ごとに、該折り返し装置における、腹側部A側の折り返し位置を調整する折り返しガイド21をCDに往復動させることにより、該折り返し装置上における連続体80の折り返し位置を一単位のおむつにおいて変化させる。即ち、連続体80におけるおむつの一単位の搬送中に、一対の折り返しガイド21,21のうちの腹側部A側の折り返し位置を調整する折り返しガイド21のみを、所定位置からCDに沿って所定距離前進させた後、後退させて該所定位置に復帰させることにより、腹側部A側の折り返し線55を吸収性本体50の長手方向外方に向けて凸に湾曲させることができ、その結果図6及び図7に示すように、腹側部Aにおけるウエスト開口部3の開口端部(外包材51の折り返し端部)の幅方向中央部を外方に向かって凸に湾曲させることができる。第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1の製造方法におけるその他の工程は、上述した製造方法及び従来のパンツ型使い捨ておむつと同様である。
図8及び図9には、本発明の吸収性物品の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの第2実施形態が示されている。第2実施形態については、上述した第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつと異なる構成部分を主として説明し、同様の構成部分は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない構成部分は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつについての説明が適宜適用される。
第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1は、腹側部Aにおけるウエスト開口部3の開口端部の湾曲形状が第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1と異なる。即ち、第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1は、図8及び図9に示すように、腹側部Aにおけるウエスト開口部3の開口端部(外包材51の折り返し端部)の幅方向中央部が、吸収性本体50の長手方向外方(おむつ1の外方)に向けて凹に湾曲している。図10は、この凹に湾曲したウエスト開口部3の開口端部の一部を模式的に示す平面図であり、該開口端部における折り返し線55及び延出部51sの先端51saの位置並びにウエスト弾性部材60の配置形態を示している。図10に示すように、腹側部Aにおけるウエスト開口部3の開口端部に配されている複数本(図10では3本)のウエスト弾性部材60は、外包材51と共に、該開口端部の幅方向中央部で、吸収性本体50の長手方向内方(おむつ1の内方)に向けて折り返されており、これにより吸収性本体50の長手方向外方(おむつ1の外方)に向けて凹に湾曲している。一方、背側部B側の折り返し線55は、常法通りおむつ1の幅方向に沿った直線状で湾曲しておらず、該折り返し線55に沿って折り返された背側部B側の延出部51sの先端51saも、同様の直線状となっている。このように、腹側部Aにおけるウエスト開口部3の開口端部が外側に向けて凹に湾曲していることにより、おむつ着用者の立位や座位などによる腹囲の変動にウエスト開口部3の開口端部が影響を受け難く、腹囲の変動によるおむつのずれ落ちが防止できると共に、腹側部の幅方向中央部よりもその両側に位置する腰部が大きい製品形状となることで、腰部で装着することを強調した新しい外観を与えることができる。
第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1も、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつと同様に、本発明の折り返し装置を用いて製造することができる。即ち、おむつの一単位ごとに、折り返し装置における、腹側部A側の折り返し位置を調整する折り返しガイド21をCDに往復動させることにより、該折り返し装置上における連続体80の折り返し位置を一単位のおむつにおいて変化させて、腹側部Aにおけるウエスト開口部3の開口端部(外包材51の折り返し端部)の幅方向中央部を、吸収性本体50の長手方向外方に向けて凹に湾曲させる。図10の符合a1は、折り返し装置上における折り返し位置を変化させる前の外包材51の折り返し幅を示しており、この折り返し幅a1が維持されている状態から、折り返しガイド21を移動させて折り返し位置を吸収性本体の長手方向内方にa2だけ移動させると、この折り返し位置移動後の外包材51の折り返し幅は、a1+a2となる。
上述した各実施形態のパンツ型使い捨ておむつの形成材料について説明すると、吸収性本体50を構成する各部材としては、従来この種のおむつに用いられているものと同様のものを用いることができる。前記表面シートとしては、例えば親水化処理が施された各種不織布や開孔フィルム等の液透過性のシートを用いることができ、前記裏面シートとしては、例えばポリエチレンフィルム等の熱可塑性樹脂製フィルムや、該フィルムと不織布とのラミネート等の液不透過性又は撥水性のシートを用いることができ、前記吸収性コアとしては、例えば吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成され且つティッシュペーパー等の透水性シートによって被覆されているものを用いることができる。
また、外包材51を構成する外層シート51A及び内層シート51Bとしては、従来この種のおむつに用いられているものと同様のものを用いることができ、例えば、不織布、紙、樹脂製フィルム;これらを複合化した複合シート等を基材シートとし、該基材シートに高い延伸加工を施して伸縮性や立体形状を賦形したシート等が挙げられる。また、前記各種弾性部材としては、天然ゴム、ポリウレタン系樹脂、発泡ウレタン系樹脂、ホットメルト系伸縮部材等の伸縮性素材を糸状(糸ゴム)又は帯状(平ゴム)に形成したものが好ましく用いられる。
本発明は前記実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば、本発明の折り返し装置におけるガイド部材は、第1実施形態におけるガイド部材20の如き、搬送コンベア10の後半部10BのMDの略全長に亘って連続する1枚の平板形状から構成されるものに限定されず、例えば、複数の平板形状部材がMDに所定間隔を置いて列をなすように配されて構成されていても良い。また、平板形状部材に代えて、例えば円筒形状部材を用いても良く、その場合、複数の円筒形状部材を、その円筒軸方向をCDに一致させて、後半部10BのMDの略全長に亘って連続的にあるいは不連続に列をなすように配することによって、本発明に係るガイド部材を構成することができる。
また本発明の吸収性物品の製造方法は、吸収性本体及び該吸収性本体の一面側に配置されたシート状部材を具備し、該シート状部材が該吸収性本体の縁から外方に延出し、その延出部が該吸収性本体側に折り返されて折り返し端部を形成している吸収性物品の製造に適用されるものであり、前記シート状部材は、吸収性本体の非肌当接面側に配置される外包材に限定されず、吸収性本体の肌当接面側に配置されるものでも良く、例えば、吸収性物品の肌当接面を形成する表面シート、あるいは吸収性物品の左右両側に配されるサイドシート(立体ギャザー)でも良い。また、前記実施態様は、吸収性物品の幅方向をMDに一致させた、いわゆる横流れ方式で吸収性物品を製造していたが、吸収性物品の長手方向をMDに一致させた、いわゆる縦流れ方式で吸収性物品を製造しても良い。
また、本発明の吸収性物品(パンツ型使い捨ておむつ)に関し、前記実施形態では腹側部Aにおけるウエスト開口部3の開口端部が湾曲していたが、背側部Bにおけるウエスト開口部3の開口端部を湾曲させても良く、腹側部A及び背側部Bの両方、即ちウエスト開口部3の開口縁部の全体を湾曲させても良い。また、ウエスト開口部3の開口縁部の湾曲形状は、上述した本発明の折り返し装置によって実現可能な範囲で適宜変更することができ、また、腹側部Aと背側部Bとで湾曲形状を変えても良い。
また、前記実施形態では、本発明の適用例の一つとしてパンツ型の使い捨ておむつを挙げたが、止着用のファスニングテープを具備するいわゆる展開型の使い捨ておむつ、生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等にも適用できる。
図1は、本発明のシートの折り返し装置の第1実施形態における要部の概略構成を示す斜視図である。 図2は、シートの搬送時において図1に示すX−X線断面を模式的に示す断面図である。 図3は、図1に示す折り返し装置を用いた吸収性物品(パンツ型使い捨ておむつ)の製造方法の一実施態様を模式的に示す上面図である。 図4は、本発明のシートの折り返し装置の第2実施形態の概略構成を示す図3相当図である。 図5は、本発明のシートの折り返し装置の第3実施形態の概略構成を示す図3相当図である。 図6は、本発明の吸収性物品の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの第1実施形態を模式的に示す斜視図である。 図7は、図6に示すパンツ型使い捨ておむつを各部の弾性部材を伸張させて平面状に拡げた状態を模式的に示す肌当接面側の平面図である。 図8は、本発明の吸収性物品の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの第2実施形態を模式的に示す斜視図である。 図9は、図8に示すパンツ型使い捨ておむつを各部の弾性部材を伸張させて平面状に拡げた状態を模式的に示す肌当接面側の平面図である。 図10は、図8に示すパンツ型使い捨ておむつにおける腹側部のウエスト開口部の開口端部の一部を模式的に示す平面図である。
符号の説明
1 パンツ型使い捨ておむつ(吸収性物品)
2 サイドシール部
3 ウエスト開口部
4 レッグ開口部
10 搬送コンベア
11 コンベア本体
12 搬送ベルト
12a,12b 搬送面
13 孔
20 ガイド部材
21 折り返しガイド
22 側壁部
23 延出部
35,36 駆動源
40,41 検知手段
42,43 制御手段
50 吸収性本体
51 外包材(シート状部材)
51s 外包材の延出部
80 外包材の連続体(帯状のシート)
80s 外包材の搬送方向に沿った側縁
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
MD 搬送方向
CD 搬送方向と直交する方向
S シート
S1 シートの搬送方向に沿った側縁
S2 シートの折り返し端部

Claims (6)

  1. 搬送面上にシートを載せて搬送する搬送コンベアと、該搬送コンベアによって搬送されるシートの搬送方向に沿った側縁を該搬送方向と直交する方向に折り返す折り返しガイドとを具備し、前記折り返しガイドが、前記搬送コンベアの搬送方向に沿った側縁に沿って配され且つ前記搬送面と同一平面よりも上方に位置する部分を有する側壁部と、該側壁部から該搬送コンベアの搬送方向と直交する方向の内方に向けて延出する延出部とを具備しているシートの折り返し装置であって、
    前記折り返しガイドはシートの搬送方向と直交する方向に往復動可能に配されており、シートの搬送中に該折り返しガイドを該方向に往復動させることにより、前記折り返し装置上における該シートの折り返し位置を変更可能になされているシートの折り返し装置。
  2. 前記折り返しガイドをシートの搬送方向と直交する方向に往復動させる駆動源と、折り返される前のシート及び/又は折り返された後のシートにおける所定位置を検知する検知手段と、該駆動源及び該検知手段と電気的に接続され且つ該検知手段からの信号に基づいて該駆動源を動作させる制御手段とを具備する請求項1記載のシートの折り返し装置。
  3. 前記搬送コンベアの搬送方向と直交する方向の外方に該搬送方向に沿ってガイド部材が配されており、該ガイド部材は前記延出部に対向配置されており、
    前記搬送コンベアによって搬送され且つ折り返されたシートの折り返し端部が、前記ガイド部材と前記折り返しガイドとの間を通過可能になされている請求項1又は2記載のシートの折り返し装置。
  4. 前記折り返しガイドが、前記搬送コンベアの搬送方向に沿った両側縁に沿って一対配されており、各折り返しガイドが、それぞれ独立に該搬送方向と直交する方向に往復動可能に配されている請求項1〜3の何れかに記載のシートの折り返し装置。
  5. 吸収性本体及び該吸収性本体の一面側に配置されたシート状部材を具備し、該シート状部材が該吸収性本体の縁から外方に延出し、その延出部が該吸収性本体側に折り返されて折り返し端部を形成している吸収性物品の製造方法であって、
    前記シート状部材を形成する帯状のシートを所定の方向に搬送し、搬送中の該シートの一面上に複数の前記吸収性本体を搬送方向に所定間隔を置いて配置した後、該シートの搬送方向に沿った両側縁を該一面側に折り返す工程を有し、
    前記シートの折り返しを請求項1〜4の何れかに記載の折り返し装置を用いて実施し、且つ前記吸収性物品の一単位ごとに該折り返し装置における折り返しガイドを搬送方向と直交する方向に往復動させることにより、該折り返し装置上における該シートの折り返し位置を一単位の該吸収性物品において変化させる吸収性物品の製造方法。
  6. 請求項5記載の製造方法によって製造された吸収性物品であって、
    吸収性本体及び該吸収性本体の非肌当接面側に配置されたシート状の外包材を具備し、該外包材が該吸収性本体の縁から外方に延出し、その延出部が該吸収性本体側に折り返されて折り返し端部を形成しており、
    前記折り返し端部が、前記吸収性本体の外方又は内方に向けて凸に湾曲している吸収性物品。
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