JP2017082901A - 変速機のケーブル支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラケットの小型化を図りつつ、シフトレバーの操作感を向上できる変速機のケーブル支持装置を提供すること。【解決手段】、ブラケット50は、第1締結部61と第2締結部62とを有する板状の第1ブラケット部60と、第3締結部73を有する板状の第2ブラケット部70と、を備えている。また、第1ブラケット部60は、シフトケーブル保持部63を有し、変速用ケーブル10はシフトケーブル20を含んで構成されている。シフトケーブル保持部63は、変速機4の平面視で、第1締結部61、第2締結部62および第3締結部73により囲まれる三角形の空間Tに配置される。【選択図】図4

Description

本発明は、変速機のケーブル支持装置に関し、特に、変速用ケーブルのアウタケーブルを支持するブラケットが変速機に設けられたケーブル支持装置に関する。
自動車等の車両に搭載される変速機のケーブル支持装置は、変速用ケーブルのアウタケーブルを、ブラケットを介して変速機に取付けている。このケーブル支持装置において、変速機から変速用ケーブルに伝わる振動を低減する必要がある。
そこで、特許文献1に記載の変速機のケーブル支持装置は、変速機に対して下側防振ゴムと上側防振ゴムとを介してブラケットを締結することにより、変速機から変速用ケーブルに伝わる振動を低減している。
また、このケーブル支持装置において、変速用ケーブルは、シフト操作用のシフトケーブルと、セレクト操作用のセレクトケーブルとからなり、シフト操作時にシフトケーブルからブラケットに作用する荷重は、セレクト操作時にセレクトケーブルからブラケットに作用する荷重と比較して遙かに大きい。
このため、振動の伝達を低下させるために防振ゴムのゴム硬度を全体的に低下させた場合、シフト操作時の大きな荷重によってブラケットが大きく揺動する(倒れる)ため、防振ゴムが大きく圧縮変形し、防振ゴムの耐久性が低下してしまう。
そこで、特許文献1に記載の変速機のケーブル支持装置は、下側防振ゴムのゴム硬度を上側防振ゴムよりも低くすることで、シフト操作時の荷重によってブラケットが大きく揺動することを防止し、下側防振ゴムと上側防振ゴムの耐久性を向上させている。
このように、特許文献1に記載のものは、防振ゴムにより振動を低減すること、および防振ゴムの耐久性を向上させることを両立している。
特開2011−140985号公報
ところで、このような変速機のケーブル支持装置には、良好な操作感を有すること、および小型であることも要求されている。
このため、従来の変速機のケーブル支持装置にあっては、シフト操作時のブラケットの揺動をさらに低減してより良好な操作感を持たせることが望まれていた。
また、従来の変速機のケーブル支持構造にあっては、ブラケットを大型化することでブラケットと変速機との接触面積を増やしてブラケットの揺動を低減することができるが、一方でブラケットの占有スペースが増えて変速機の周辺の設計自由度が低下してしまうため、ブラケットの小型化を図ることが望まれていた。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、ブラケットの小型化を図りつつ、シフトレバーの操作感を向上できる変速機のケーブル支持装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シフトレバーと、前記シフトレバーの変速操作によって変速段が変更される変速機と、前記シフトレバーの変速操作を前記変速機に伝達するインナケーブルと、前記インナケーブルを覆うアウタケーブルとを有し、前記シフトレバーと前記変速機とに連結された変速用ケーブルと、前記アウタケーブルを前記変速機に支持するブラケットと、を備えた変速機のケーブル支持構造において、前記ブラケットは、前記ブラケットの平面視で前記変速用ケーブルの延在方向に交差する方向に延び、長手方向の一端部で前記変速機と締結する第1締結部と、長手方向の他端部で前記変速機と連結する第2締結部と、を有する板状の第1ブラケット部と、前記第1ブラケット部から前記変速用ケーブルの延在方向に沿って延び、延在方向の先端部に前記変速機と締結する第3締結部を有する板状の第2ブラケット部と、を備え、前記第1ブラケット部は、前記アウタケーブルの一端部を保持するケーブル保持部を有し、前記変速用ケーブルは、前記シフトレバーのシフト操作を前記変速機に伝達するシフトインナケーブルと、前記シフトインナケーブルを覆うシフトアウタケーブルと、からなるシフトケーブルを含んで構成され、前記ケーブル保持部は、前記シフトアウタケーブルの一端部を保持するシフトケーブル保持部を含んで構成され、前記シフトケーブル保持部は、前記変速機の平面視で、前記第1締結部、前記第2締結部および前記第3締結部により囲まれる空間に配置されることを特徴とする。
このように本発明によれば、ブラケットのシフトケーブル保持部に荷重が作用した際に、この荷重を第1締結部と第2締結部と第3締結部とに概ね均一に分散でき、ブラケット、および変速機の外周面が局所的に変形するのを防止でき、第1締結部、第2締結部および第2締結部の周辺におけるブラケットの揺動、または、シフトケーブル保持部の周辺におけるブラケットの揺動を防止でき、シフトレバーのシフト操作時の操作感を向上させることができる。
さらに、ブラケットが、第1ブラケット部と、この第1ブラケット部に連結し、変速用ケーブルの延在方向に延びる第2ブラケット部と、を備えたことで、荷重がブラケットに作用したときに、第1ブラケット部の揺動を第2ブラケット部で支持して抑えることができ、シフトレバーのセレクト操作時の操作感を向上できる。
また、変速用ケーブル(特にシフトケーブル)の荷重がブラケットに作用する際に、荷重を第1締結部と第2締結部と第3締結部とに適度に分散でき、ブラケットが変速用ケーブル(特にシフトケーブル)を安定して保持できる。
これにより、第1締結部とその周辺、第2締結部とその周辺、および第3締結部とその周辺が局所的に変形するのを防止できるため、ブラケットの剛性を高めるためにブラケットを大型化する必要がなくなり、ブラケットの小型化を図ることができる。この結果、ブラケットの小型化を図りつつ、シフトレバーの操作感を向上できる。
図1は、本発明の変速機のケーブル支持装置の一実施形態を示す図であり、車両の前部の平面図である。 図2は、本発明の変速機のケーブル支持装置の一実施形態を示す図であり、変速機の側面図である。 図3は、本発明の変速機のケーブル支持装置の一実施形態を示す図であり、変速機の斜視図である。 図4は、本発明の変速機のケーブル支持装置の一実施形態を示す図であり、変速機の平面図である。 図5は、本発明の変速機のケーブル支持装置の一実施形態を示す図であり、ブラケットの周辺の側面図である。 図6は、本発明の変速機のケーブル支持装置の一実施形態を示す図であり、変速機のケーブル支持装置の平面図である。 図7は、本発明の変速機のケーブル支持装置の一実施形態を示す図であり、図6の変速機のケーブル支持装置のVII−VII矢視断面図である。 図8は、本発明の変速機のケーブル支持装置の一実施形態を示す図であり、図6の変速機のケーブル支持装置のVIII−VIII矢視断面図である。 図9は、本発明の変速機のケーブル支持装置の一実施形態を示す図であり、図6の変速機のケーブル支持装置のIX−IX矢視断面図である。
以下、本発明に係る変速機のケーブル支持装置の実施形態について、図面を用いて説明する。図1〜図9は、本発明に係る一実施形態の変速機のケーブル支持構造を示す図である。
まず、構成を説明する。図1、図2、図3において、車両1は、車両前部にエンジンルーム1Aを備えており、このエンジンルーム1Aには、仮想線で示すエンジン2と、このエンジン2に連結される変速機4とが設けられている。なお、図1〜図9において、左右前後方向は、運転席から見た車両の左右前後方向を表す。
エンジン2の出力は、変速機4で変速された後に、ドライブシャフトおよび前輪に順次伝達される。すなわち、車両1は、フロントエンジンフロントドライブ式の車両、所謂、FF車両である。
また、車両1は、エンジンルーム1Aの後方に運転席1Cを備えており、この運転席1Cにはシフトレバー9が設けられている。エンジンルーム1Aと運転席1Cの間にはダッシュパネル1Bが設けられており、このダッシュパネル1Bは、エンジンルーム1Aと運転席1Cを仕切っている。
変速機4は、変速機ケース40を備えている。変速機ケース40は、右端部がエンジン2に連結される第1ケース41と、この第1ケース41の左端部に締結される第2ケース42とから構成されている。
第1ケース41は右端部側から左端部側に向かって拡径する筒状に形成されており、単板式クラッチを内部に収容している。第2ケース42は、左端部側で閉塞された筒状に形成されており、単板式クラッチと、図示しない変速機構およびディファレンシャル装置を内部に収容している。ディファレンシャル装置は、変速機構の後方に設置されている。
変速機4は、単板式クラッチを介してエンジン2の動力を変速機構に入力し、図示しないシフタ軸の作動により変速機構において変速を行い、変速された回転をディファレンシャル装置により、ドライブシャフトを介して前輪に伝達する。
車両1には変速用ケーブル10が設けられており、シフトレバー9のシフト方向およびセレクト方向の操作は、この変速用ケーブル10を介して変速機4に伝達されるようになっている。変速機4の変速段はシフトレバー9の変速操作によって変更される。
具体的には、変速用ケーブル10は、シフトレバー9の変速操作を変速機4に伝達するインナケーブルとして、シフトインナケーブル21とセレクトインナケーブル31とを有している。
また、変速用ケーブル10は、シフトインナケーブル21、セレクトインナケーブル31を覆うアウタケーブルとして、シフトアウタケーブル22とセレクトアウタケーブル32とを有している。
シフトインナケーブル21およびシフトアウタケーブル22は、シフトケーブル20を構成し、セレクトインナケーブル31およびセレクトアウタケーブル32は、セレクトケーブル30を構成している。
すなわち、変速用ケーブル10は、シフトケーブル20とセレクトケーブル30とを含んで構成されている。
変速機4の外周面43の上部には、ブラケット50が設けられており、このブラケット50は、シフトアウタケーブル22とセレクトアウタケーブル32を変速機4の外周面43の上部に支持している。なお、ブラケット50の設置位置は、変速機4の外周面43の上部に限らず、外周面43の側部や下部であってもよい。
変速機4の上部にはシフト装置5が設けられている。シフト装置5は、シフトアンドセレクトシャフト6と、シフト連結レバー7と、セレクト連結レバー8とを有している。
セレクトケーブル30のセレクトインナケーブル31は、セレクト連結レバー8を介してシフトアンドセレクトシャフト6に連結されている。シフトレバー9がセレクト方向(左右方向)に操作されると、この操作力がセレクトインナケーブル31およびセレクト連結レバー8を介してシフトアンドセレクトシャフト6に伝達され、シフトアンドセレクトシャフト6が軸線方向にスライドする。シフトアンドセレクトシャフト6が軸線方向にスライドすることで、変速機4における変速段の選択が行われる。
シフトケーブル20のシフトインナケーブル21は、シフト連結レバー7を介してシフトアンドセレクトシャフト6に連結されている。シフトレバー9がシフト方向(前後方向)に操作されると、この操作力がシフトインナケーブル21およびシフト連結レバー7を介してシフトアンドセレクトシャフト6に伝達され、シフトアンドセレクトシャフト6が軸線周りに回動する。シフトアンドセレクトシャフト6が軸線周りに回動することで、変速機4において、セレクト操作で選択された変速段への変更が実施される。
図4において、ブラケット50は、板状の第1ブラケット部60と、板状の第2ブラケット部70とを有している。第1ブラケット部60は、ブラケット50の平面視で変速用ケーブル10の延在方向に交差する方向に延びている。第1ブラケット部60は、長手方向の一端部で変速機4と締結する第1締結部61と、長手方向の他端部で変速機4と連結する第2締結部62と、を有している。
第2ブラケット部70は、第1ブラケット部60から変速用ケーブル10の延在方向に沿って延び、延在方向の先端部に変速機4と締結する第3締結部73を有している。第1締結部61、第2締結部62および第3締結部73は、変速機4の外周面43の上部に対して、ゴム等からなる第1弾性部材81、第2弾性部材82および第3弾性部材83をそれぞれ介して締結されている。第1弾性部材81および第3弾性部材83は、図7、図9に示すように断面がH型に形成されている。また、図示しないが、第2弾性部材82も、第1弾性部材81および第3弾性部材83と同様に、断面がH型に形成されている。
第1ブラケット部60は、シフトアウタケーブル22の一端部を保持するシフトケーブル保持部63と、セレクトアウタケーブル32の一端部を保持するセレクトケーブル保持部64とを備えている。シフトケーブル保持部63は、変速機4の平面視で、第1締結部61、第2締結部62および第3締結部73により囲まれる三角形の空間Tに配置されている。
第1ブラケット部60は、シフトケーブル保持部63とセレクトケーブル保持部64との間に、連結部65Aを有している。第2ブラケット部70は、この連結部65Aにおいて第1ブラケット部60に連結している。
シフトケーブル保持部63には、筒状のシフトケーブル用筒状部材23が挿入されている。シフトケーブル用筒状部材23は、シフトケーブル20が貫通している。
また、セレクトケーブル保持部64には、筒状のセレクトケーブル用筒状部材33が挿入されている。セレクトケーブル用筒状部材33は、セレクトケーブル30が貫通している。
ブラケット50の平面視で、シフトケーブル用筒状部材23の軸線O1上には、第2ブラケット部70の第3締結部73が配置されている。
第1ブラケット部60は、シフトケーブル保持部63とセレクトケーブル保持部64との間に、屈曲部65を有している。屈曲部65は、シフトケーブル保持部63からセレクトケーブル保持部64に渡って段差状に屈曲している。屈曲部65は、シフトケーブル用筒状部材23の軸線O1の方向、またはセレクトケーブル30の軸線O2の方向に沿って延びている。前述の連結部65Aは、この屈曲部65に配置されている。
図4、図5において、第1ブラケット部60および第2ブラケット部70は、その板幅が変速機4の外周面43に対して立設するように配置されている。言い換えると、概ね水平面である変速機4の外周面43の上面に対して、第1ブラケット部60および第2ブラケット部70は、その板厚が上下方向を向くように配置されている。
第2ブラケット部70は、直線部74と湾曲部75とを有している。直線部74は、連結部65Aから変速用ケーブル10の変速機4側の端部に向かって直線状(水平方向に)に延びている。湾曲部75は、直線部74の延在方向先端から第3締結部73側に向かって湾曲して第3締結部73に連続している。
ここで、本実施形態では、変速機4の外周面43の上部にブラケット50が配置されているため、直線部74は水平方向に延びており、湾曲部75は水平から下方に向かって向きを変えるように湾曲している。
図4、図5、図6において、第1締結部61は、変速用ケーブル10の軸線方向で、シフトケーブル保持部63およびセレクトケーブル保持部64に対して、変速用ケーブル10のシフトレバー9(図1参照)側の端部側に配置されている。
第3締結部73は、変速用ケーブル10の軸線方向で、シフトケーブル保持部63およびセレクトケーブル保持部64に対して、変速用ケーブル10の変速機4側の端部側に配置されている。
第2締結部62は、変速用ケーブル10の軸線方向で、第1締結部61と第3締結部73との間に配置されている。
第1締結部61、第2締結部62および第3締結部73は、変速用ケーブル10の軸線方向で、変速用ケーブル10のシフトレバー9側の端部から変速機4側の端部に向かって、第1締結部61、第2締結部62、第3締結部73の順番となるように配置されている。
図5において、ブラケット50を変速用ケーブル10の軸線O1、O2に対して交差する方向から見た場合、ブラケット50は、第1締結部61と第3締結部73とにおいて円弧形状をなすように湾曲して形成されている。
図6、図7、図8、図9において、変速機4の外周面43の上部に仮想円錐体VCを設定した場合について説明する。この仮想円錐体VCは、シフトケーブル用筒状部材23の位置に頂点を有し、かつ、変速機4の外周面43上に底面を有している。
本実施形態では、第1締結部61、第2締結部62および第3締結部73は、仮想円錐体VCの側面に配置されている。
第1締結部61、第2締結部62および第3締結部73は、ブラケット50の高さ方向で、シフトケーブル用筒状部材23に近い方から遠い方向に向かって、第2締結部62、第3締結部73、第1締結部61の順番となるように配置されている。
次に作用を説明する。本実施形態の変速機のケーブル支持構造によれば、ブラケット50は、ブラケット50の平面視で変速用ケーブル10の延在方向に交差する方向に延び、長手方向の一端部で変速機4と締結する第1締結部61と、長手方向の他端部で変速機4と連結する第2締結部62と、を有する板状の第1ブラケット部60と、第1ブラケット部60から変速用ケーブル10の延在方向に沿って延び、延在方向の先端部に変速機4と締結する第3締結部73を有する板状の第2ブラケット部70と、を備えている。
また、第1ブラケット部60は、アウタケーブルの一端部を保持するケーブル保持部を有し、変速用ケーブル10は、シフトレバー9のシフト操作を変速機4に伝達するシフトインナケーブル21と、このシフトインナケーブル21を覆うシフトアウタケーブル22と、からなるシフトケーブル20を含んで構成されている。
また、ケーブル保持部は、シフトアウタケーブル22の一端部を保持するシフトケーブル保持部63を含んで構成され、シフトケーブル保持部63は、変速機4の平面視で、第1締結部61、第2締結部62および第3締結部73により囲まれる三角形の空間Tに配置されている。
ここで、変速用ケーブル10には、シフト操作用のシフトケーブル20とセレクト操作用のセレクトケーブル30の2本のケーブルが存在する。シフトレバー9によってシフト操作およびセレクト操作が行われた際、シフトアウタケーブル22からブラケット50に荷重F1が作用し、セレクトアウタケーブルからブラケット50に荷重F2が作用する。シフトアウタケーブル22からブラケット50に作用する荷重F1は、セレクトアウタケーブルからブラケット50に作用する荷重F2の数倍の大きさがある。
本実施形態では、上記構造とすることで、ブラケット50のシフトケーブル保持部63に荷重F1が作用した際に、この荷重F1を、第1締結部61、第2締結部62、および第3締結部73のそれぞれに概ね均一に分散できる。このため、ブラケット50(第1ブラケット部60と第2ブラケット部70)、および変速機4の外周面43の上部が局所的に変形するのを防止でき、第1締結部61、第2締結部62および第2締結部62の周辺におけるブラケット50の揺動、または、シフトケーブル保持部63の周辺におけるブラケット50の揺動を防止でき、シフトレバー9のシフト操作時の操作感を向上させることができる。ここで、ブラケット50の揺動とは、ブラケット50が倒れ込むように変形することを意味している。
さらに、ブラケット50が、第1ブラケット部60と、この第1ブラケット部60に連結し、変速用ケーブル10の延在方向に延びる第2ブラケット部70と、を備えたことで、荷重F2がブラケット50に作用したときに、第1ブラケット部60の揺動を第2ブラケット部70で支持して抑えることができ、シフトレバー9のセレクト操作時の操作感を向上できる。
また、変速用ケーブル10(特にシフトケーブル20)の荷重がブラケット50に作用する際に、荷重F1を第1締結部61と第2締結部62と第3締結部73とに適度に分散でき、ブラケット50が変速用ケーブル10(特にシフトケーブル20)を安定して保持できる。
これにより、第1締結部61とその周辺、第2締結部62とその周辺、および第3締結部73とその周辺が局所的に変形するのを防止できるため、ブラケット50の剛性を高めるためにブラケット50を大型化する必要がなくなり、ブラケット50の小型化を図ることができる。この結果、ブラケット50の小型化を図りつつ、シフトレバー9の操作感を向上できる。
また、本実施形態の変速機のケーブル支持構造によれば、変速用ケーブル10は、シフトレバー9のセレクト操作を変速機4に伝達するセレクトインナケーブル31と、このセレクトインナケーブル31を覆うセレクトアウタケーブル32と、からなるセレクトケーブル30を含んで構成されている。
また、ケーブル保持部は、セレクトアウタケーブル32の一端部を保持するセレクトケーブル保持部64を含んで構成され、第1ブラケット部60は、シフトケーブル保持部63とセレクトケーブル保持部64との間に、第2ブラケット部70が連結する連結部65Aを有している。
このため、シフトケーブル保持部63に作用する荷重F1によって第1ブラケット部60が揺動するのを、第2ブラケット部70で抑制でき、セレクトケーブル保持部64に作用する荷重F2によって第1ブラケット部60が揺動するのを、第2ブラケット部70で抑制できる。
また、変速機4の外周面43でブラケット50が占有する領域を低減でき、つまり、変速機4の外周面43とブラケット50とが接触する領域を低減できるため、ブラケット50の周囲の設計自由度を高めることができる。
この結果、ブラケット50の小型化に伴って変速機4の周辺に配置される部品のレイアウトの自由度を高めつつ、シフトレバー9のシフト操作時およびセレクト操作時の操作感を向上させることができる。
また、本実施形態の変速機のケーブル支持構造によれば、シフトケーブル20が貫通し、かつ、シフトケーブル保持部63に挿入される筒状のシフトケーブル用筒状部材23と、セレクトケーブル30が貫通し、かつ、セレクトケーブル保持部64に挿入される筒状のセレクトケーブル用筒状部材33と、を備えている。
そして、ブラケット50の平面視で、シフトケーブル用筒状部材23の軸線上に第2ブラケット部70の第3締結部73が配置されている。
このため、シフトケーブル保持部63に荷重F1が作用する方向に第3締結部73が配置されたことで、荷重F1によって生じるシフトケーブル保持部63の周辺の揺動を第2ブラケット部70の第3締結部73によって防止でき、シフトレバー9の操作感を向上させることができる。
また、本実施形態の変速機のケーブル支持構造によれば、第1ブラケット部60は、シフトケーブル保持部63とセレクトケーブル保持部64との間に、シフトケーブル保持部63からセレクトケーブル保持部64に渡って段差状に屈曲する屈曲部65を有し、屈曲部65は、シフトケーブル用筒状部材23の軸線方向またはセレクトケーブル30の軸線方向に沿って延びている。そして、この屈曲部65に連結部65Aが設けられている。
このため、第1ブラケット部60の屈曲部65に第2ブラケット部70との連結部65Aを設けたことで、第2ブラケット部70によって第1ブラケット部60の剛性を高めつつ、第1ブラケット部60の屈曲部65に荷重F1または荷重F2が作用した際の第1ブラケット部60の揺動を防止でき、シフトレバー9の操作感をさらに向上させることができる。
また、本実施形態の変速機のケーブル支持構造によれば、第2ブラケット部70は、変速機4の外周面43に対して第2ブラケット部70の板幅が立設するように配置されている。また、第2ブラケット部70は、連結部65Aから変速用ケーブル10の変速機4側の端部に向かって直線状(水平方向に)に延びる直線部74と、直線部74の延在方向先端から第3締結部73側に向かって湾曲して第3締結部73に連続する湾曲部75と、を有している。
このため、第2ブラケット部70が、変速機4の外周面43に対して第2ブラケット部70の板幅が立設するように配置されたことで、荷重F1または荷重F2によって第1ブラケット部60が揺動するのを第2ブラケット部70で確実に防止できる。
また、第1ブラケット部60に作用する荷重F1および荷重F2を、第1ブラケット部60、第2ブラケット部70の直線部74、第2ブラケット部70の湾曲部75、第3締結部73を順次経て変速機4の外周面43へと伝達できる。
第2ブラケット部70が直線部74と湾曲部75とを備えているため、第2ブラケット部70から変速機4へと伝達される荷重F1、F2を、第2ブラケット部70において直線部74から湾曲部75により変速機4の外周面43に対して略垂直方向に向きを変えて、変速機4へと伝達できる。
これにより、第2ブラケット部70の第3締結部73と変速機4の外周面43との間でせん断荷重が発生するのを抑えることができ、第2ブラケット部70の第3締結部73が変速機4の外周面43に対して大きく傾いたり、局所的に変形するのを防止できる。
この結果、変速機4の外周面43に加わる荷重を低減できるとともに、変速機4の外周面43に対するブラケット50の姿勢を変化し難くでき、シフトレバー9の操作感を向上させることができる。
また、本実施形態の変速機のケーブル支持構造によれば、第1締結部61は、変速用ケーブル10の軸線方向で、シフトケーブル保持部63およびセレクトケーブル保持部64に対して、変速用ケーブル10のシフトレバー9側の端部側に配置されている。
また、第3締結部73は、変速用ケーブル10の軸線方向で、シフトケーブル保持部63およびセレクトケーブル保持部64に対して、変速用ケーブル10の変速機4側の端部側に配置されている。また、第2締結部62は、変速用ケーブル10の軸線方向で、第1締結部61と第3締結部73との間に配置されている。
そして、第1締結部61、第2締結部62および第3締結部73は、変速用ケーブル10の軸線方向で、変速用ケーブル10のシフトレバー9側の端部から変速機4側の端部に向かって、第1締結部61、第2締結部62、第3締結部73の順番となるように配置されている。
このため、シフトケーブル20とセレクトケーブル30とからなる変速用ケーブル10から、第1ブラケット部60と第2ブラケット部70とからなるブラケット50に荷重F1、F2が作用した際に、ブラケット50の第1ブラケット部60および第2ブラケット部70の揺動を確実に防止できるため、シフトレバー9のセレクト操作時の操作感を向上できる。
また、本実施形態の変速機のケーブル支持構造によれば、ブラケット50を変速用ケーブル10の軸線に対して交差する方向から見た場合、ブラケット50は、第1締結部61と第3締結部73とにおいて円弧形状をなすように湾曲して形成されている。
ここで、変速用ケーブル10からブラケット50に荷重F1、F2が作用した際に、第1ブラケット部60が荷重F1、F2の作用方向(軸線方向)に揺動するため、第2締結部62と比較して第1締結部61と第3締結部73とにより多くの荷重が作用する。
本実施形態によれば、第1締結部61と第3締結部73とにおいて円弧形状をなすようにブラケット50が湾曲して形成されたことで、第1ブラケット部60の第1締結部61と第2ブラケット部70の第3締結部73との両方において、ブラケット50と変速機4の外周面43との間でせん断荷重が発生するのを抑えることができる。これにより、第1ブラケット部60の第1締結部61と第2ブラケット部70の第3締結部73とが変速機4の外周面43に対して大きく傾いたり、局所的に変形するのを防止できる。
また、本実施形態の変速機のケーブル支持構造によれば、図6、図7、図8、図9に示すように、シフトケーブル用筒状部材23の位置に頂点Aを有し、かつ、変速機4の外周面43上に底面を有する仮想円錐体VCを設定した場合、第1締結部61、第2締結部62および第3締結部73は、仮想円錐体VCの側面に配置されている。
また、第1締結部61、第2締結部62および第3締結部73は、ブラケット50の高さ方向で、シフトケーブル用筒状部材23に近い方から遠い方向に向かって、第2締結部62、第3締結部73、第1締結部61の順番となるように配置されている。
ここで、シフトケーブル用筒状部材23(頂点A)と第1締結部61とを結ぶ仮想線を第1仮想線VL1とし、シフトケーブル用筒状部材23(頂点A)と第2締結部62とを結ぶ仮想線を第2仮想線VL2とし、シフトケーブル用筒状部材23(頂点A)と第3締結部73とを結ぶ仮想線を第3仮想線VL3とし、シフトケーブル用筒状部材23(頂点A)から変速機4の外周面43に向けて鉛直方向に延びる仮想線を第4仮想線VL4とする。
本実施形態では、シフトケーブル用筒状部材23を頂点とする仮想円錐体VCの外周面43上に、第1締結部61、第2締結部62および第3締結部73を配置している。このため、第4仮想線VL4に対する第1仮想線VL1の角度(θ1)と、第4仮想線VL4に対する第2仮想線VL2の角度(θ2)と、第4仮想線VL4に対する第3仮想線VL3の角度(θ3)とを、同じ角度(すなわちθ1=θ2=θ3)とすることができる。
また、本実施形態では、第4仮想線VL4に対する第1締結部61、第2締結部62および第3締結部73のそれぞれの角度θ1、θ2、θ3を等しくし、ブラケット50の高さ方向で、第2締結部62をシフトケーブル用筒状部材23に近い方向から遠い方向に向けて第2締結部62、第3締結部73、第1締結部61の順で配置している。このため、シフトケーブル20の揺動によってブラケット50から第1締結部61、第2締結部62および第3締結部73にそれぞれ伝達される荷重の相互の関係を、第2締結部62に伝達される荷重の大きさ>第3締結部73に伝達される荷重の大きさ>第1締結部61に伝達される荷重の大きさ、となるように確実に設定できる。
これにより、シフトケーブル保持部63から最も遠い位置である第1締結部61に入力される荷重を小さくできるため、第1ブラケット部60のうちシフトケーブル保持部63と第1締結部61の間の距離を大きくした場合であっても、第1ブラケット部60のうちシフトケーブル保持部63と第1締結部61の間の部位が容易に変形してしまうのを防止できる。
また、シフトケーブル保持部63に隣接する第2締結部62に作用する荷重が大きくなった場合でも、第1ブラケット部60のうちシフトケーブル保持部63と第2締結部62の間の距離が小さいため、第1ブラケット部60のうちシフトケーブル保持部63と第2締結部62の間の部位の曲げ剛性が高いため、第1ブラケット部60のうちシフトケーブル保持部63と第2締結部62の間の部位が容易に変形するのを防止できる。
これにより、仮想円錐体VCの側面上にそれぞれの締結部を配置することで、各締結部に入力される荷重を適切に伝達させることができるため、形状の設計を容易にできるとともに、ブラケット50の変形を防止してシフトレバー9の操作感を確実に向上させることができる。なお、仮想円錐体VCの頂点Aの位置は、シフトケーブル用筒状部材23に一致する位置に限定されるものではなく、シフトケーブル用筒状部材23の近傍の位置としてもよい。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
4...変速機、9...シフトレバー、10...変速用ケーブル、20...シフトケーブル、21...シフトインナケーブル(インナケーブル)、22...シフトアウタケーブル(アウタケーブル)、23...シフトケーブル用筒状部材、30...セレクトケーブル、31...セレクトインナケーブル(インナケーブル)、32...セレクトアウタケーブル(アウタケーブル)、33...セレクトケーブル用筒状部材、43...外周面、50...ブラケット、60...第1ブラケット部、61...第1締結部、62...第2締結部、63...シフトケーブル保持部、64...セレクトケーブル保持部、65...屈曲部、65A...連結部、70...第2ブラケット部、73...第3締結部、74...直線部、75...湾曲部、O1...軸線、O2...軸線、VC...仮想円錐体

Claims (8)

  1. シフトレバーと、
    前記シフトレバーの変速操作によって変速段が変更される変速機と、
    前記シフトレバーの変速操作を前記変速機に伝達するインナケーブルと、前記インナケーブルを覆うアウタケーブルとを有し、前記シフトレバーと前記変速機とに連結された変速用ケーブルと、
    前記アウタケーブルを前記変速機に支持するブラケットと、を備えた変速機のケーブル支持構造において、
    前記ブラケットは、
    前記ブラケットの平面視で前記変速用ケーブルの延在方向に交差する方向に延び、長手方向の一端部で前記変速機と締結する第1締結部と、長手方向の他端部で前記変速機と連結する第2締結部と、を有する板状の第1ブラケット部と、
    前記第1ブラケット部から前記変速用ケーブルの延在方向に沿って延び、延在方向の先端部に前記変速機と締結する第3締結部を有する板状の第2ブラケット部と、を備え、
    前記第1ブラケット部は、前記アウタケーブルの一端部を保持するケーブル保持部を有し、
    前記変速用ケーブルは、前記シフトレバーのシフト操作を前記変速機に伝達するシフトインナケーブルと、前記シフトインナケーブルを覆うシフトアウタケーブルと、からなるシフトケーブルを含んで構成され、
    前記ケーブル保持部は、前記シフトアウタケーブルの一端部を保持するシフトケーブル保持部を含んで構成され、
    前記シフトケーブル保持部は、前記変速機の平面視で、前記第1締結部、前記第2締結部および前記第3締結部により囲まれる空間に配置されることを特徴とする変速機のケーブル支持構造。
  2. 前記変速用ケーブルは、前記シフトレバーのセレクト操作を前記変速機に伝達するセレクトインナケーブルと、前記セレクトインナケーブルを覆うセレクトアウタケーブルと、からなるセレクトケーブルを含んで構成され、
    前記ケーブル保持部は、前記セレクトアウタケーブルの一端部を保持するセレクトケーブル保持部を含んで構成され、
    前記第1ブラケット部は、前記シフトケーブル保持部と前記セレクトケーブル保持部との間に、前記第2ブラケット部が連結する連結部を有することを特徴とする請求項1に記載の変速機のケーブル支持構造。
  3. 前記シフトケーブルが貫通し、かつ、前記シフトケーブル保持部に挿入される筒状のシフトケーブル用筒状部材と、
    前記セレクトケーブルが貫通し、かつ、前記セレクトケーブル保持部に挿入される筒状のセレクトケーブル用筒状部材と、を備え、
    前記ブラケットの平面視で、前記シフトケーブル用筒状部材の軸線上に前記第2ブラケット部の前記第3締結部が配置されたことを特徴とする請求項2に記載の変速機のケーブル支持構造。
  4. 前記第1ブラケット部は、前記シフトケーブル保持部と前記セレクトケーブル保持部との間に、前記シフトケーブル保持部から前記セレクトケーブル保持部に渡って段差状に屈曲する屈曲部を有し、
    前記屈曲部は、前記シフトケーブル用筒状部材の軸線方向または前記セレクトケーブルの軸線方向に沿って延び、
    前記屈曲部に前記連結部が設けられたことを特徴とする請求項3に記載の変速機のケーブル支持構造。
  5. 前記第2ブラケット部は、前記変速機の外周面に対して前記第2ブラケット部の板幅が立設するように配置され、
    前記第2ブラケット部は、
    前記連結部から前記変速用ケーブルの前記変速機側の端部に向かって直線状に延びる直線部と、
    前記直線部の延在方向先端から前記第3締結部側に向かって湾曲して前記第3締結部に連続する湾曲部と、を有することを特徴とする請求項4に記載の変速機のケーブル支持構造。
  6. 前記第1締結部は、前記変速用ケーブルの軸線方向で、前記シフトケーブル保持部および前記セレクトケーブル保持部に対して、前記変速用ケーブルの前記シフトレバー側の端部側に配置され、
    前記第3締結部は、前記変速用ケーブルの軸線方向で、前記シフトケーブル保持部および前記セレクトケーブル保持部に対して、前記変速用ケーブルの前記変速機側の端部側に配置され、
    前記第2締結部は、前記変速用ケーブルの軸線方向で、前記第1締結部と前記第3締結部との間に配置され、
    前記第1締結部、前記第2締結部および前記第3締結部は、前記変速用ケーブルの軸線方向で、前記変速用ケーブルの前記シフトレバー側の端部から前記変速機側の端部に向かって、前記第1締結部、前記第2締結部、前記第3締結部の順番となるように配置されたことを特徴とする請求項2から請求項4の何れか1項に記載の変速機のケーブル支持構造。
  7. 前記ブラケットを前記変速用ケーブルの軸線に対して交差する方向から見た場合、
    前記ブラケットは、前記第1締結部と前記第3締結部とにおいて円弧形状をなすように湾曲して形成されたことを特徴とする請求項5に記載の変速機のケーブル支持構造。
  8. 前記シフトケーブル用筒状部材の位置に頂点を有し、かつ、前記変速機の外周面上に底面を有する仮想円錐体を設定した場合、
    前記第1締結部、前記第2締結部および前記第3締結部は、前記仮想円錐体の側面に配置され、
    前記第1締結部、前記第2締結部および前記第3締結部は、前記ブラケットの高さ方向で、前記シフトケーブル用筒状部材に近い方から遠い方向に向かって、前記第2締結部、前記第3締結部、前記第1締結部の順番となるように配置されたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の変速機のケーブル支持構造。
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