JP2017082525A - 車両用ドアロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】要望される点数の電子部品に必要な内部配線を簡易に組み付けでき、この結果、組立の手間およびコストの増大を可能な限り抑制できること。【解決手段】本発明の一態様である車両用ドアロック装置は、ラッチ機構と、施解錠部材と、施解錠部材の状態を検出する第一スイッチと、車両のルームランプのオンオフを切り替える第二スイッチと、外部機器との接続用コネクタが接続される接続部と、スイッチプレートとを備える。スイッチプレートは、第一スイッチと接続部とを接続する第一スイッチプレートと、第二スイッチと接続部とを接続する第二スイッチプレートと、スイッチプレート連接部とを備える。第一スイッチプレートと第二スイッチプレートとは、施解錠部材を境にして互いに反対側に位置する。スイッチプレート連接部は、ケースと施解錠部材との間に介在し、第一スイッチプレートと第二スイッチプレートとを連接する。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用ドアロック装置に関する。
従来、ドアを閉じて施錠した状態(ロック状態)とロック状態のドアを解錠して開扉可能にした状態(アンロック状態)とを切り替えることができる車両用ドアロック装置が公知である。例えば、特許文献1には、車両のドアを開閉する際に車体側のストライカと係脱するラッチ機構と、ラッチ機構とストライカとの係合状態(ドアが閉じた状態)をロックしたロック状態と該ロック状態を解除したアンロック状態とを切り替え可能なロック機構とを備えた車両用ドアロック装置の技術が開示されている。
特許文献1に記載の車両用ドアロック装置のハウジング内には、ドアロックノブやキーシリンダ或いは無線キー等の操作に応じてロック状態に対応するロック位置とアンロック状態に対応するアンロック位置とに回動可能なアクティブレバーと、アクティブレバーの回動駆動源であるモータと、アクティブレバーの回動位置(ロック位置またはアンロック位置)を検出するための検出スイッチとが設けられている。このような構成を有する車両用ドアロック装置においては、車両に搭載されている電源(車載電源)や電子制御装置等の外部機器と上述のモータおよび検出スイッチとを電気的に接続するための内部配線が必要である。一般に、この内部配線は、板金の打抜き加工によって形成した導通プレートを樹脂にインサート成形する等して組み立てられ、ハウジング内におけるモータおよび検出スイッチの近傍に設けられる。
特開2013−83086号公報
近年、車両用ドアロック装置においては、上述したモータおよび検出スイッチに加え、車両のルームランプのオンオフを切り替えるルームランプスイッチ等、複数の電子部品をハウジング内に配置することが要望されている。これに伴い、車両用ドアロック装置のハウジング内に設ける内部配線の点数が増加する傾向にあり、これに起因して、車両用ドアロック装置の組立に必要な部品点数が増加してしまう。このことは、車両用ドアロック装置の組立に掛かる手間およびコストの増大を招来する。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、要望される点数の電子部品に必要な内部配線を簡易に組み付けることができ、この結果、組立の手間およびコストの増大を可能な限り抑制することができる車両用ドアロック装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る車両用ドアロック装置は、車両のドアを閉じた際に前記車両のストライカを係合保持し、前記ドアを開く際に前記ストライカを解放するラッチ機構と、前記ドアの施解錠の切り替えに関わる機能を有する施解錠部材と、前記ドアの施解錠の切り替えに応じた前記施解錠部材の状態を検出する第一スイッチと、前記ラッチ機構のラッチの回動位置に応じて前記車両のルームランプのオンオフを切り替える第二スイッチと、前記施解錠部材を境にして前記ラッチ機構とは反対側に位置し、外部機器との接続用のコネクタが接続される接続部と、少なくとも前記第一スイッチおよび前記第二スイッチと前記接続部とを電気的に接続するスイッチプレートと、を備え、前記スイッチプレートは、前記施解錠部材を境にして前記ラッチ機構とは反対側に位置し、前記第一スイッチと前記接続部とを電気的に接続する第一スイッチプレートと、前記施解錠部材を境にして前記第一スイッチプレートとは反対側に位置し、前記第二スイッチと前記接続部とを電気的に接続する第二スイッチプレートと、前記第一スイッチプレートと前記第二スイッチプレートとを連接し、少なくとも前記施解錠部材および前記スイッチプレートを収納するケースと前記施解錠部材との間に介在するスイッチプレート連接部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る車両用ドアロック装置は、上記の発明において、前記第一スイッチプレートは、前記第一スイッチを保持する第一スイッチ保持部を有し、前記第二スイッチプレートは、前記第二スイッチを保持する第二スイッチ保持部を有することを特徴とする。
また、本発明に係る車両用ドアロック装置は、上記の発明において、前記施解錠部材は、キーによる施解錠操作に応じて前記ドアの施解錠の切り替えに関わる動作を行うキー部材を含み、前記スイッチプレート連接部は、前記ケースと前記キー部材との間に介在することを特徴とする。
本発明に係る車両用ドアロック装置は、要望される点数の電子部品に必要な内部配線を簡易に組み付けることができ、この結果、組立の手間およびコストの増大を可能な限り抑制することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置の外観を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態におけるドアラッチ装置の内部構成の一例を示す車両後側から見た後面図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置の内部構成の一例を示す車両内側から見た側面図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置の内部構成の一例を示す車両外側から見た側面図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置の内部配線であるスイッチプレートの一構成例を示す車両内側から見た側面図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置の内部配線であるスイッチプレートの一構成例を示す車両外側から見た側面図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置の内部配線であるスイッチプレートの一構成例を示す斜視図である。 図8は、本発明の実施の形態におけるスイッチプレートと施解錠部材とのケース内での配置関係を説明する説明図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る車両用ドアロック装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本実施の形態により、本発明が限定されるものではない。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実のものとは異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、各図面において、同一構成部分には同一符号が付されている。
(車両用ドアロック装置の構成)
まず、本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置の外観を示す斜視図である。本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置1は、車両のドア(例えばフロント側のサイドドア)の内部に取り付けられるものであり、図1に示すように、ドアラッチ装置2と、ケース3およびカバー4とを備える。また、車両用ドアロック装置1は、図1に示すように、外部機器との電気的な接続のための接続部4aと、防水カバー7aおよび防水シール7bと、ケーブルカバー8とを備える。
ドアラッチ装置2は、車両本体に設けられたストライカと係脱して車両のドアを閉じた状態または開放可能な状態にする装置である。図1に示すように、ドアラッチ装置2は、ケース3における車両後側の部分に固定されており、この状態でケース3によって支持される。このようなドアラッチ装置2は、ボディ21と、カバープレート22と、ラッチ機構23とを備える。ラッチ機構23は、ボディ21に設けられ、カバープレート22によって覆われている。カバープレート22は、進入溝22aを有し、進入溝22aが車両内外方向にラッチ機構23と通じる状態となるようボディ21に取り付けられる。進入溝22aは、車両のドアが閉じられる際に当該車両のストライカが進入する溝である。
図2は、本発明の実施の形態におけるドアラッチ装置の内部構成の一例を示す車両後側から見た後面図である。図2には、車両後側から見た車両用ドアロック装置1の後面図であって、ドアラッチ装置2のカバープレート22が省略されたものが図示されている。図2に示すように、ドアラッチ装置2のラッチ機構23は、車両のドアを閉じた際に当該車両のストライカSを係合保持し、このドアを開く際にストライカSを解放する機構であり、ラッチ24およびラチェット25を有する。ラッチ24およびラチェット25は、それぞれラッチ軸24aおよびラチェット軸25aによって回転自在に支持された状態でボディ21に設けられている。
ラッチ24は、スプリングによって図2の時計回り方向に付勢されており、アンラッチ状態の際にストライカSを受け入れ或いは解放し、ハーフラッチ状態およびフルラッチ状態の際に係合溝24bによってストライカSと係合してストライカSを保持する。なお、図2には、ラッチ機構23のフルラッチ状態が示されている。一方、ラチェット25は、スプリングによって図2の反時計回り方向に付勢されている。ラチェット25は、図2に示すように、ストライカSと係合した状態のラッチ24に当接して、ラッチ24の時計回り方向への回転、すなわち、フルラッチ状態またはハーフラッチ状態からアンラッチ状態へ切り替わる方向の回転を規制する。ラチェット25は、ラッチ24をフルラッチ状態またはハーフラッチ状態の回転位置で停止させることができる。
一方、ケース3およびカバー4は、図1,2に示すように、互いに組み付け合うことによって車両用ドアロック装置1のハウジングを構成する。ケース3は、車両用ドアロック装置1の機能部品を収納する部材である。本実施の形態では、ケース3に収納される機能部品として、例えば、ドアの施解錠の切り替えに関わる機能を有する施解錠部材、駆動系やスイッチ類等の電子部品、電子部品に必要な内部配線等が挙げられる。なお、これらの機能部品の具体的な説明は後述する。カバー4は、ケース3の開口部を閉塞するカバー部材である。
接続部4aは、車両に搭載された外部機器との接続用のコネクタが接続されるものであり、図1に示すように、車両用ドアロック装置1のハウジングの外面における車両前後方向の前部、すなわち、車両用ドアロック装置1の施解錠部材を境にしてドアラッチ装置2のラッチ機構23とは反対側に位置し、カバー4から表出している。このような接続部4aには、例えば、ワイヤハーネス等の外部配線のコネクタが接続される。接続部4aに接続された外部配線を介して、車両用ドアロック装置1と、車両に搭載の外部機器、具体的には、車両用ドアロック装置1を制御する電子制御装置(ECU)等の制御機器や車載電源と、が電気的に接続される。
防水カバー7aは、車両用ドアロック装置1のハウジングを覆うカバー部材である。図1,2に示すように、防水カバー7aは、このハウジングを構成するケース3およびカバー4の上部(車両上下方向の上側部分)、前部(車両前後方向の前側部分)、後部(車両前後方向の後側部分)の各縁部を一体に覆っている。防水カバー7aは、このハウジング内への浸水を抑制して車両用ドアロック装置1の内部部品を保護する。一方、防水シール7bは、車両用ドアロック装置1のうち、特に、ドアラッチ装置2の内部への浸水を抑制するシール部材である。図1,2に示すように、防水シール7bは、上述の防水カバー7aにおける車両後側の端部とドアラッチ装置2の上部との間に設けられ、ドアラッチ装置2とハウジング(ケース3およびカバー4)との隙間を覆う。
ケーブルカバー8は、車両用ドアロック装置1のハウジング内の施解錠部材とドアのロックノブやインナーハンドルとを連結する各ケーブル等を保護するカバー部材である。図1に示すように、ケーブルカバー8は、ケース3およびカバー4の下部(車両上下方向の下側部分)に設けられる。
なお、図1,2に示す各方向は、車両用ドアロック装置1が車両のドアに取り付けられた状態での方向である。以下、同様に、本実施の形態では、車両用ドアロック装置1およびこれを構成する各構成部の前後、上下、左右(横)の各方向として、車両前後方向、車両上下方向、および車両内外方向が設定される。車両前後方向は、車両用ドアロック装置1が車両のドアに取り付けられた状態における当該車両の前後方向である。車両上下方向は、車両用ドアロック装置1が車両のドアに取り付けられた状態における当該車両の上下方向である。車両内外方向は、車両用ドアロック装置1が車両のドアに取り付けられた状態における当該車両の内外方向である。これらの各方向は、互いに直交する。
図3は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置の内部構成の一例を示す車両内側から見た側面図である。図4は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置の内部構成の一例を示す車両外側から見た側面図である。図3,4に示すように、車両用ドアロック装置1は、ケース3およびカバー4によって構成されるハウジング内に、上述したドアラッチ装置2、施解錠部材、電子部品、および内部配線等の機能部品を備える。具体的には、図3に示すように、ケース3は、凹形状の収納部3aを有する。収納部3aは、底面3eおよび底面3eを囲む壁部3gによって形成される。本実施の形態において、車両用ドアロック装置1は、施解錠部材として、ケーブル5,6、レバーロック31、ウォームホイール32、オーバーセンタースプリング33、オープン部材34、キー部材35、および連結部材36を収納部3a内に備える。また、車両用ドアロック装置1は、電子部品として、モータ30、ロック/アンロックスイッチ40、キースイッチ41、およびルームランプスイッチ42を収納部3a内に備え、内部配線として、スイッチプレート50を収納部3a内に備える。さらに、車両用ドアロック装置1は、車両のドアの開扉操作に応じて動作するアウトサイドレバー38およびインサイドレバー39を収納部3a内に備える。
レバーロック31は、車両のドアの施解錠の切り替えに関わる機能として、車両の開扉操作をドアラッチ装置2に伝達するか否かを切り替える機能を有する施解錠部材である。図3に示すように、レバーロック31は、ケース3の収納部3aのうち車両前後方向の中央部に配置され、収納部3aにおける車両上下方向の下端部から中央部付近に亘って延在する。レバーロック31は、ケース3に設けられた軸によって回動自在に支持されている。図3,4に示すように、レバーロック31は、車両上下方向の上部にサイレンサ31aを有する。サイレンサ31aは、ウォームホイール32の突起32bと噛み合いながら、モータ30の動力をレバーロック31に伝達する。レバーロック31は、このモータ30の動力によって解錠方向または施錠方向に回動する。これにより、レバーロック31は、ドアハンドルに対する開扉操作をドアラッチ装置2に伝達するか否かを切り替える。
また、レバーロック31には、図3に示すように、車両上下方向の下部にケーブル5の一端が接続される。特に図示しないが、このケーブル5の他端は、車両のドアのロックノブに接続される。すなわち、レバーロック31の下部は、ケーブル5を介してロックノブと連結される。レバーロック31は、ユーザによってロックノブに対する解錠操作が行われた場合、ケーブル5によって引っ張られ、これにより、解除方向に回動する。一方、レバーロック31は、ユーザによってロックノブに対する施錠操作が行われた場合、ケーブル5によって押され、これにより、施錠方向に回動する。このように、レバーロック31は、解錠操作または施錠操作に応じたケーブル5の動作によって解錠方向または施錠方向に回動し、これにより、ドアハンドルに対する開扉操作をドアラッチ装置2に伝達するか否かを切り替える。
さらに、レバーロック31には、図4に示すように、車両上下方向の上部に連結部材36が連結されている。ユーザのキー操作によってキー部材35が回転等の動作を行うと、このキー操作に応じた動作が、連結部材36を介してレバーロック31に伝達される。これにより、レバーロック31は、解錠方向または施錠方向に回動して、ドアハンドルに対する開扉操作をドアラッチ装置2に伝達するか否かを切り替える。
ウォームホイール32は、車両のドアの施解錠の切り替えに関わる機能として、モータ30の動力によってレバーロック31を解錠方向または施錠方向に回動させる機能を有する施解錠部材である。図3に示すように、ウォームホイール32は、ケース3の収納部3aのうち車両上下方向のほぼ中央部に配置され、ケース3に設けられた軸によって回転自在に支持されている。ウォームホイール32の外周面には、はす歯のネジ溝が形成されており、このネジ溝がモータ30のウォーム30aと噛み合っている。また、ウォームホイール32は、図4に示すように、突起32bを有する。本実施の形態において、突起32bは、ウォームホイール32の周方向に等間隔で3つ設けられている。ウォームホイール32の突起32bは、上述したレバーロック31のサイレンサ31aと噛み合って、サイレンサ31aを解錠方向または施錠方向に動かす。すなわち、ウォームホイール32は、モータ30の動力による回転をサイレンサ31aを介してレバーロック31に伝達し、これにより、レバーロック31を解錠方向または施錠方向に回動させる。
オーバーセンタースプリング33は、車両のドアの施解錠の切り替えに関わる機能として、レバーロック31に対し回動方向の付勢力を与えるという機能を有する施解錠部材である。オーバーセンタースプリング33は、コイルスプリングであり、図3,4に示すように、コイル部を構成する線材の両端がコイル部から外側に向けて突出し、且つ交差している。オーバーセンタースプリング33のコイル部は、ケース3に設けられた軸に組み付けられて支持されている。オーバーセンタースプリング33の交差部は、図3に示すように、レバーロック31に係合している。オーバーセンタースプリング33は、レバーロック31に対して、その回動方向(具体的には解錠方向)の付勢力を与える。
オープン部材34は、車両のドアの施解錠の切り替えに関わる機能として、開扉操作をドアラッチ装置2に伝達するアンロック位置と開扉操作をドアラッチ装置2に伝達しないロック位置とに状態を切り替える機能を有する施解錠部材である。図3,4に示すように、オープン部材34は、オープンリンク34aとサブレバーリンク34bとによって構成され、ケース3の収納部3aにおけるドアラッチ装置2とレバーロック31との間に配置される。
オープンリンク34aは、サブレバーリンク34bの動作に応じて、自身の状態をアンロック位置とロック位置とに選択的に切り替える。オープンリンク34aは、アンロック位置にある場合、図3に示すように、ドアラッチ装置2の解除レバー25bと車両上下方向に対向する。一方、オープンリンク34aは、ロック位置にある場合、解除レバー25bと車両上下方向に対向しない状態、すなわち、解除レバー25bに当接しない状態となっている。
サブレバーリンク34bは、板状の部材であって、図3に示すように、車両上下方向に延在する。サブレバーリンク34bは、その下部に連結孔を有し、この連結孔には、アウトサイドレバー38の連結突起が挿入されている。アウトサイドレバー38の連結突起は、板状の突起部である。このように連結孔への連結突起の挿入によってアウトサイドレバー38と連結されたサブレバーリンク34bは、ロック位置からアンロック位置までの範囲で、この連結突起の周りに回転可能である。また、サブレバーリンク34bにおける車両内外方向の外側の面には、図4に示すように、サブレバーリンク34bの長手方向(すなわち車両上下方向)に延在する溝部が設けられている。このサブレバーリンク34bの溝部にはレバーロック31の突起が挿入されており、これにより、サブレバーリンク34bとレバーロック31とが連結される。
ここで、車両のドアのアウターハンドルまたはインナーハンドルに対して開扉操作が行われた場合、アウトサイドレバー38は、この開扉操作に応じ作動して、オープンリンク34aを車両上側に向けて移動させる。サブレバーリンク34bの回転方向の位置がアンロック位置である場合、オープンリンク34aは、ドアラッチ装置2の解除レバー25bに当接する。解除レバー25bは、ラチェット25に連結されており、ラチェット25と一体回転するレバーである。オープンリンク34aが解除レバー25bに当接した状態で車両上側に向けて移動すると、解除レバー25bおよびラチェット25が開放方向(図2の時計回り方向)に回転する。これにより、ラチェット25とラッチ24との噛み合いが解除され、ラッチ24が開放方向に回転してラッチ機構23(図2参照)がフルラッチ状態またはハーフラッチ状態からアンラッチ状態に切り替わる。このように、オープンリンク34aおよびサブレバーリンク34bがアンロック位置にあるオープン部材34は、開扉操作をドアラッチ装置2に伝達する状態となっている。
一方、キーやロックノブによるユーザの施錠操作が行われた場合、および、モータ30がウォームホイール32を介してレバーロック31に施錠方向の動力を与えた場合、レバーロック31は、施錠方向に回動する。このレバーロック31の回動に連動して、オープン部材34も施錠方向に回動する。これにより、オープン部材34のサブレバーリンク34bは、アンロック位置からロック位置に状態を切り替える。サブレバーリンク34bの回転方向の位置がロック位置である場合、オープンリンク34aは、車両上側に向けて移動しても解除レバー25bに当接しない。すなわち、オープンリンク34aおよびサブレバーリンク34bがロック位置にあるオープン部材34は、開扉操作をドアラッチ装置2に伝達しない状態となっている。
オープン部材34がロック位置にある状態から、キーやロックノブによるユーザの解錠操作が行われた場合、および、モータ30がウォームホイール32を介してレバーロック31に解錠方向の動力を与えた場合、レバーロック31は、解錠方向に回動する。オープン部材34は、このレバーロック31の回動に連動して解錠方向に回動し、これにより、ロック位置からアンロック位置に状態を切り替える。
キー部材35は、車両のドアの施解錠の切り替えに関わる機能として、キーによるユーザの施錠操作および解錠操作に応じてオープン部材34の状態をロック位置およびアンロック位置に選択的に切り替える機能を有する施解錠部材である。図3,4に示すように、キー部材35は、アクセスキー35aおよびサブレバーキー35bによって構成され、ケース3の収納部3aのうち車両上下方向の上部に配置される。
アクセスキー35aは、ユーザによるキー操作(施錠操作および解錠操作)に応じて回動するレバー部材であり、ケース3に回動自在に取り付けられる。アクセスキー35aは、キーによるユーザの施錠操作が行われた場合、この施錠操作に応じた動作(以下、施錠動作という)を行い、キーによるユーザの解錠操作が行われた場合、この解錠操作に応じた動作(以下、解錠動作という)を行う。
サブレバーキー35bは、アクセスキー35aの施錠動作および解錠動作に応じて回動する部材であり、図3,4に示すように、アクセスキー35aと連結部材36とを連結するようにケース3の収納部3aに配置される。サブレバーキー35bは、アクセスキー35aの施錠動作を連結部材36に伝達して、連結部材36を作動させる。これにより、レバーロック31が施錠方向に回動して、オープン部材34の状態がアンロック位置からロック位置に切り替わる。一方、サブレバーキー35bは、アクセスキー35aの解錠動作を連結部材36に伝達して、連結部材36を作動させる。これにより、レバーロック31が解錠方向に回動して、オープン部材34の状態がロック位置からアンロック位置に切り替わる。
連結部材36は、車両のドアの施解錠の切り替えに関わる機能として、キー部材35の施錠動作および解錠動作をレバーロック31に伝達する機能を有する施解錠部材である。図3,4に示すように、連結部材36は、キー部材35のサブレバーキー35bとレバーロック31と回動自在に連結する。連結部材36は、キー部材35の施錠動作に応じて回動し、これにより、レバーロック31を施錠方向に回動させる。一方、連結部材36は、キー部材35の解錠動作に応じて回動し、これにより、レバーロック31を解錠方向に回動させる。
アウトサイドレバー38は、車両のドアのアウターハンドル(図示せず)に対する開扉操作に応じて作動する部材であり、図3,4に示すように、オープン部材34とインサイドレバー39との間に配置される。アウトサイドレバー38は、アウターハンドルに連結されており、アウターハンドルに対する開扉操作が行われた場合、この開扉操作に応じ作動して、オープンリンク34aを車両上側に移動させる。
インサイドレバー39は、車両のドアのインナーハンドル(図示せず)に対する開扉操作に応じて作動する部材であり、図3,4に示すように、アウトサイドレバー38よりも車両下側に配置される。インサイドレバー39には、図3に示すように、ケーブル6の一端が連結される。ケーブル6の他端は、インナーハンドルに連結される。インサイドレバー39は、インナーハンドルに対する開扉操作が行われた場合、この開扉操作に応じ作動して、オープンリンク34aを車両上側に移動させる。
一方、モータ30は、上述したレバーロック31の回動の駆動源として機能する電子部品である。図3,4に示すように、モータ30は、ケース3の収納部3aのうち車両前後方向の前部に配置される。モータ30は、自身の駆動軸にウォーム30aを有し、スイッチプレート50を介して供給される電力を消費して、駆動軸とともにウォーム30aを回転駆動させる。これにより、モータ30は、ウォーム30aを介してウォームホイール32に動力を伝達し、ウォームホイール32を施錠方向または解除方向に回転させる。この結果、モータ30は、レバーロック31を施錠方向または解除方向に回動させる。
ロック/アンロックスイッチ40およびキースイッチ41は、車両のドアの施解錠の切り替えに応じた施解錠部材の状態を検出する第一スイッチとして機能する電子部品である。図3に示すように、ロック/アンロックスイッチ40およびキースイッチ41は、スイッチプレート50に組み付けられた状態で、ケース3の収納部3aのうち施解錠部材(具体的にはキー部材35および連結部材36)よりも車両前側の位置に配置される。
ロック/アンロックスイッチ40は、回動自在な可動子を有し、図3に示すように、この可動子を連結部材36に設けられた開口部に挿通した態様で連結部材36と関わっている。ロック/アンロックスイッチ40は、キー部材35の施錠動作または解錠動作に応じて切り替わる連結部材36の回動位置を、可動子の回動に基づいて検出し、この検出結果をもとに、オープン部材34の状態がロック位置およびアンロック位置のいずれであるかを検出する。
キースイッチ41は、回動自在な可動子を有し、図3に示すように、この可動子をサブレバーキー35bの凹形状部内に入れた態様でサブレバーキー35bと関わっている。キースイッチ41は、アクセスキー35aの施錠動作または解錠動作に応じて切り替わるサブレバーキー35bの回動位置を、可動子の回動に基づいて検出し、この検出結果をもとに、ユーザによって行われたキー操作が施錠操作および解錠操作のいずれであるかを検出する。
ルームランプスイッチ42は、ドアラッチ装置2におけるラッチ機構23(図2参照)のラッチ24の回動位置に応じて車両のルームランプのオンオフを切り替える第二スイッチとして機能する電子部品である。図3に示すように、ルームランプスイッチ42は、スイッチプレート50に組み付けられた状態で、ケース3の収納部3aのうち施解錠部材(具体的にはキー部材35および連結部材36)よりも車両後側の位置に配置される。
本実施の形態では、図3に示すように、ルームランプスイッチ42は、スイッチプレート50に保持された状態で、ラッチ24に対して車両上側から隣接し得るようラッチ24の外周近傍に配置されている。ルームランプスイッチ42は、アジャースイッチであり、スプリング(図示せず)によって付勢されて突没可能な可動子を有する。ルームランプスイッチ42は、この可動子の突没の状態に基づいて、ラッチ24の回動位置がフルラッチ状態の位置以外であることを検出する。この際、ルームランプスイッチ42は、ラッチ24の回動位置がフルラッチ位置とハーフラッチ位置との間の位置よりもアンラッチ位置側であるか否かを検出する。ルームランプスイッチ42によってラッチ23の回動位置がフルラッチ位置以外の位置であること(ドアが半ドアあるいは開放されていること)が検出されると、車両のルームランプが点灯される。一方、ラッチ24の回動位置がフルラッチ位置である(ドアが全閉状態である)場合、ルームランプスイッチ42は、車両のルームランプを消灯させる。
スイッチプレート50は、車両用ドアロック装置1の電子部品(本実施の形態ではモータ30、ロック/アンロックスイッチ40、キースイッチ41、およびルームランプスイッチ42)の機能実現に必要な内部配線である。図3,4に示すように、スイッチプレート50は、ケース3の収納部3aのうち車両上下方向の上部に配置される。この際、スイッチプレート50は、キー部材35等の施解錠部材とケース3との間(本実施の形態ではキー部材35と収納部3aの底面3eとの間)を通って車両前後方向に延在するように、収納部3aに組み付けられる。スイッチプレート50は、モータ30、ロック/アンロックスイッチ40、キースイッチ41、およびルームランプスイッチ42と接続部4a(図1参照)とを各々電気的に接続する。
(スイッチプレートの構成)
つぎに、本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置1の内部配線であるスイッチプレート50の構成について説明する。図5は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置の内部配線であるスイッチプレートの一構成例を示す車両内側から見た側面図である。図6は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置の内部配線であるスイッチプレートの一構成例を示す車両外側から見た側面図である。図7は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアロック装置の内部配線であるスイッチプレートの一構成例を示す斜視図である。
スイッチプレート50は、少なくとも第一スイッチおよび第二スイッチと上述した接続部4a(図1参照)とを電気的に接続する内部配線である。本実施の形態では、図5〜7に示すように、スイッチプレート50は、モータ30、第一スイッチとしてのロック/アンロックスイッチ40およびキースイッチ41、並びに第二スイッチとしてのルームランプスイッチ42と、上述した接続部4aとを電気的に接続する。このようなスイッチプレート50は、モータ用プレート51、第一スイッチプレート52、第二スイッチプレート53、およびスイッチプレート連接部54を備える。
モータ用プレート51は、上述した接続部4aとモータ30とを電気的に接続する配線プレートである。モータ用プレート51は、車両用ドアロック装置1の施解錠部材を境にしてドアラッチ装置2のラッチ機構23とは反対側に位置する(図2,3参照)。図5〜7に示すように、本実施の形態において、モータ用プレート51は、スイッチプレート50のうち車両前後方向の前端部分である。モータ用プレート51は、第一導通プレート61および第二導通プレート62を有する。第一導通プレート61および第二導通プレート62は、各々、銅等の導電性の板状部材であり、例えば、プレス加工によって打ち抜かれる等して形成される。第一導通プレート61は、モータ30の一方の端子に接続され、第二導通プレート62は、モータ30の他方の端子に接続される。第一導通プレート61および第二導通プレート62を介して、モータ30に電流が供給される。
第一導通プレート61の両側の端部(ターミナル)61a,61bは、図5,7に示すように、車両内側に向けて折れ曲がっている。同様に、第二導通プレート62の両側の端部(ターミナル)62a,62bは、図5,7に示すように、車両内側に向けて折れ曲がっている。一方のターミナル61a,62aは、図1に示した接続部4aに配置されている。他方のターミナル61b,62bは、各々、図3,4に示したモータ30の嵌合孔に挿入することによって接続される。
第一スイッチプレート52は、主として上述した接続部4aとロック/アンロックスイッチ40およびキースイッチ41とを電気的に接続する配線プレートである。第一スイッチプレート52は、上述した施解錠部材を境にしてラッチ機構23とは反対側(図2,3参照)、すなわち、図1に示した接続部4aと同じ側に位置する。図5〜7に示すように、本実施の形態において、第一スイッチプレート52は、スイッチプレート50のうちモータ用プレート51とスイッチプレート連接部54との間の部分である。第一スイッチプレート52は、第三導通プレート63、第四導通プレート64、第五導通プレート65、第六導通プレート66、第七導通プレート67、および第八導通プレート68を有する。
第三導通プレート63は、上述した接続部4aと、ロック/アンロックスイッチ40、キースイッチ41、およびルームランプスイッチ42とを電気的に接続する導通プレートである。第三導通プレート63は、銅等の導電性の板状部材であり、例えば、プレス加工によって打ち抜かれる等して、図6に示すように接続部4a側からロック/アンロックスイッチ40側とキースイッチ41側とルームランプスイッチ42側とに分岐する形状に形成される。
図5,7に示すように、第三導通プレート63における接続部4a側の端部(ターミナル)63aは、車両内側に向けて折れ曲がっている。このターミナル63aは、図1に示した接続部4aに配置されている。一方、第三導通プレート63におけるロック/アンロックスイッチ40側の端部(ターミナル)631bは、第一スイッチプレート52に組み付けられた状態のロック/アンロックスイッチ40の端子40a(図5参照)に抵抗溶接等によって接続される。第三導通プレート63におけるキースイッチ41側の端部(ターミナル)632bは、第一スイッチプレート52に組み付けられた状態のキースイッチ41の端子41a(図5参照)に抵抗溶接等によって接続される。なお、第三導通プレート63におけるルームランプスイッチ42側の端部(ターミナル)633bは、後述する第二スイッチプレート53のルームランプスイッチ42に電気的に接続される。第三導通プレート63を介して、ロック/アンロックスイッチ40、キースイッチ41、およびルームランプスイッチ42には、外部機器から電力が供給される。
第四導通プレート64および第五導通プレート65は、上述した接続部4aとキースイッチ41とを電気的に接続する導通プレートである。第四導通プレート64および第五導通プレート65は、各々、銅等の導電性の板状部材であり、例えば、プレス加工によって打ち抜かれる等して形成される。図5,7に示すように、第四導通プレート64における一方の端部(ターミナル)64aは、車両内側に向けて折れ曲がっている。同様に、第五導通プレート65における一方の端部(ターミナル)65aは、車両内側に向けて折れ曲がっている。これらのターミナル64a,65aは、図1に示した接続部4aに配置されている。第四導通プレート64における他方の端部(ターミナル)64bは、第一スイッチプレート52に組み付けられた状態のキースイッチ41の端子41b(図5参照)に抵抗溶接等によって接続される。第五導通プレート65における他方の端部(ターミナル)65bは、このキースイッチ41の端子41c(図5参照)に抵抗溶接等によって接続される。第四導通プレート64または第五導通プレート65を介して、キースイッチ41と外部機器との間で電気信号が送受信される。
第六導通プレート66および第七導通プレート67は、上述した接続部4aとロック/アンロックスイッチ40とを電気的に接続する導通プレートである。第六導通プレート66および第七導通プレート67は、各々、銅等の導電性の板状部材であり、例えば、プレス加工によって打ち抜かれる等して形成される。図5,7に示すように、第六導通プレート66における一方の端部(ターミナル)66aは、車両内側に向けて折れ曲がっている。同様に、第七導通プレート67における一方の端部(ターミナル)67aは、車両内側に向けて折れ曲がっている。これらのターミナル66a,67aは、図1に示した接続部4aに配置されている。第六導通プレート66における他方の端部(ターミナル)66bは、第一スイッチプレート52に組み付けられた状態のロック/アンロックスイッチ40の端子40b(図5参照)に抵抗溶接等によって接続される。第七導通プレート67における他方の端部(ターミナル)67bは、このロック/アンロックスイッチ40の端子40c(図5参照)に抵抗溶接等によって接続される。第六導通プレート66または第七導通プレート67を介して、ロック/アンロックスイッチ40と外部機器との間で電気信号が送受信される。
第八導通プレート68は、上述した接続部4aとルームランプスイッチ42とを電気的に接続する導通プレートである。第八導通プレート68は、銅等の導電性の板状部材であり、例えば、プレス加工によって打ち抜かれる等して形成される。図5,7に示すように、第八導通プレート68における一方の端部(ターミナル)68aは、車両内側に向けて折れ曲がっている。第八導通プレート68における他方の端部(ターミナル)68bは、後述する第二スイッチプレート53のルームランプスイッチ42に電気的に接続される。
第二スイッチプレート53は、上述した接続部4aとルームランプスイッチ42とを電気的に接続する配線プレートである。第二スイッチプレート53は、上述した施解錠部材を境にして第一スイッチプレート52とは反対側、すなわち、ドアラッチ装置2のラッチ機構23と同じ側に位置する。図5〜7に示すように、本実施の形態において、第二スイッチプレート53は、スイッチプレート50のうち車両前後方向の後端部分であり、上述した第三導通プレート63の分岐プレートおよび第八導通プレート68を有する。
第二スイッチプレート53が有する第三導通プレート63の分岐プレートは、上述した第一スイッチプレート52に配置される第三導通プレート63からルームランプスイッチ42側に分岐する導通プレートである。この第三導通プレート63の分岐プレートは、図6に示すように、第一スイッチプレート52からスイッチプレート連接部54を経て第二スイッチプレート53に亘るスイッチプレート50の部分に配置される。この第三導通プレート63の分岐プレートにおけるターミナル633bは、第二スイッチプレート53に組み付けられた状態のルームランプスイッチ42の端子42a(図5参照)に抵抗溶接等によって接続される。この分岐プレートを含む第三導通プレート63を介して、ルームランプスイッチ42には、外部機器から電力が供給される。
第八導通プレート68は、上述したように接続部4aとルームランプスイッチ42とを電気的に接続する導通プレートである。第八導通プレート68における接続部4a側のターミナル68aは、上述したように第一スイッチプレート52に配置される。第八導通プレート68は、図6に示すように、このターミナル68aの部分から第一スイッチプレート52およびスイッチプレート連接部54を経て第二スイッチプレート53に亘るスイッチプレート50の部分に配置される。第八導通プレート68における他方のターミナル68bは、第二スイッチプレート53に組み付けられた状態のルームランプスイッチ42の端子42b(図5参照)に抵抗溶接等によって接続される。第八導通プレート68を介して、ルームランプスイッチ42と外部機器との間で電気信号が送受信される。
スイッチプレート連接部54は、スイッチプレート50のうち、第一スイッチプレート52と第二スイッチプレート53とを連接する部分である。本実施の形態において、スイッチプレート連接部54は、図5〜7に示すように、車両前後方向の前側と後側とに離間した状態の第一スイッチプレート52と第二スイッチプレート53とを一体に接続する。
一方、図5〜7に示すように、スイッチプレート50は、その一体的な基板を構成する部材として、樹脂基材71を備える。樹脂基材71は、例えば、樹脂を用いた一体成型によって形成される。樹脂基材71は、図6に示すように、各導通プレートに対応する溝部76および突起部77を有する。上述した第一導通プレート61、第二導通プレート62、第三導通プレート63、第四導通プレート64、第五導通プレート65、第六導通プレート66、第七導通プレート67、および第八導通プレート68は、圧入や熱加締め等の手法によって各溝76や各突起部77に嵌め込まれ、これにより、樹脂基材71に組み付けられる。
また、樹脂基材71には、図3に示すケース3の底面3eに設けられた軸を挿入する貫通孔が必要数、設けられている。スイッチプレート50がケース3の収納部3aに組み付けられる際、樹脂基材71の各貫通孔にはケース3の各軸が各々挿入される。これにより、ケース3に対する樹脂基材71の位置決めおよび固定(すなわちスイッチプレート50の位置決めおよび固定)がなされる。
第一スイッチプレート52は、樹脂基材71によって形成される基板部分に、第一スイッチとしてのロック/アンロックスイッチ40およびキースイッチ41を各々保持する第一スイッチ保持部72,73を有する。図5,7に示すように、第一スイッチ保持部72,73は、各々、樹脂基材71に一体的に形成された凹形状部である。第一スイッチ保持部72は、ロック/アンロックスイッチ40のボディを移動不能に保持する。これにより、第一スイッチ保持部72は、ロック/アンロックスイッチ40の可動子40dが連結部材36(図3参照)の可動子押圧部36aにオンオフされる状態となるように、連結部材36に対するロック/アンロックスイッチ40の位置決めを行う。第一スイッチ保持部73は、キースイッチ41のボディを移動不能に保持する。これにより、第一スイッチ保持部73は、キースイッチ41の可動子41dがサブレバーキー35b(図3参照)の凹形状部内に位置する状態となるように、サブレバーキー35bに対するキースイッチ41の位置決めを行う。
第二スイッチプレート53は、樹脂基材71によって形成される基板部分に、第二スイッチとしてのルームランプスイッチ42を保持する第二スイッチ保持部74を有する。図5,7に示すように、第二スイッチ保持部74は、樹脂基材71に一体的に形成された凹形状部であり、ルームランプスイッチ42のボディを移動不能に保持する。これにより、第二スイッチ保持部74は、ルームランプスイッチ42の可動子42cがラッチ24(図3参照)の外周面に対向した状態となるように、ラッチ24に対するルームランプスイッチ42の位置決めを行う。
図5〜7に示すように、第一スイッチプレート52と第二スイッチプレート53とを連接するスイッチプレート連接部54の基板部分は、樹脂基材71のうちの基材連接部75によって構成される。基材連接部75は、第一スイッチプレート52の基板部分をなす樹脂基材71の部分と第二スイッチプレート53の基板部分をなす樹脂基材71の部分とを一体に連接する。この基材連接部75における車両外側の面には、図6に示すように、第三導通プレート63の分岐プレートおよび第八導通プレート68が組み付けられている。
図8は、本発明の実施の形態におけるスイッチプレートと施解錠部材とのケース内での配置関係を説明する説明図である。上述した図3および図8に示すように、キー部材35等の施解錠部材およびスイッチプレート50がケース3の収納部3aに組み付けられた状態において、第一スイッチプレート52は、施解錠部材を境にしてドアラッチ装置2のラッチ機構23(図2参照)とは反対側、すなわち、図1に示した接続部4aと同じ側に位置する。この状態において、第二スイッチプレート53は、施解錠部材を境にして第一スイッチプレート52とは反対側、すなわち、ドアラッチ装置2のラッチ機構23と同じ側に位置する。
ここで、本実施の形態における施解錠部材は、上述したように、車両のドアの施解錠の切り替えに関わる機能を有する部材である。具体的には、図3に示すように、施解錠部材は、ケース3の収納部3aに組み付けられた状態で車両上下方向に連なるレバーロック31、ウォームホイール32、オープン部材34、キー部材35、および連結部材36等である。このような施解錠部材は、図3に示すように、ケース3の収納部3aを、ラッチ機構23(ラッチ24およびラチェット25等)が配置される車両後側の領域と、外部機器との導通をとるための接続部4a(図1参照)が位置する車両前側の領域とに分けた状態にある。スイッチプレート50の各導通プレートのターミナルが集約された第一スイッチプレート52は、接続部4aに近い車両前側の領域に位置すべきである。一方、ラッチ24の回動位置を検出するルームランプスイッチ42を保持した第二スイッチプレート53は、ラッチ機構23が配置される車両後側の領域に位置すべきである。
このように施解錠部材を境にして車両前側と車両後側とに離間した状態の第一スイッチプレート52と第二スイッチプレート53とは、スイッチプレート連接部54によって一体に連接される。この際、スイッチプレート連接部54は、少なくとも施解錠部材およびスイッチプレート50を収納するケース3と上記の施解錠部材との間に介在している。具体的には、本実施の形態において、施解錠部材は、キーによる施解錠操作に応じた車両のドアの施解錠の切り替えに関わる動作を行うキー部材35を含んでいる。スイッチプレート連接部54は、例えば図8に示すように、ケース3の底面3e(収納面)とキー部材35(アクセスキー35aおよびサブレバーキー35b)との間に介在し、この状態で第一スイッチプレート52と第二スイッチプレート53とを連接し一体化している。
以上、説明したように、本発明の実施の形態では、少なくともスイッチプレート50および施解錠部材がケース3に組み付けられた状態において、上述の施解錠部材を境にしてラッチ機構23とは反対側に位置する第一スイッチプレート52と、上述の施解錠部材を境にして第一スイッチプレート52とは反対側に位置する第二スイッチプレート53と、を連接するスイッチプレート連接部54が、ケース3と上述の施解錠部材との間に介在するように構成している。
このため、上述の施解錠部材を境にしてラッチ機構23とは反対側に位置して車両のドアの施解錠の切り替えに応じた施解錠部材の状態を検出する第一スイッチ(例えばロック/アンロックスイッチ40およびキースイッチ41)と外部機器に通じる外部配線コネクタの接続用の接続部4aとを、第一スイッチプレート52を介して簡易な構造で電気的に接続できるとともに、ラッチ機構23のラッチ24の回動位置に応じて車両のルームランプのオンオフを切り替える第二スイッチ(例えばルームランプスイッチ42)と接続部4aとを電気的に接続する第二スイッチプレート53を、スイッチプレート連接部54を介して簡易な構造で第一スイッチプレート52と一体化することができる。この結果、上述の施解錠部材とスイッチプレート連接部54との接触を回避するための特殊な構造を上述の施解錠部材およびスイッチプレート連接部54に設ける必要が無く、車両用ドアロック装置1に要望される点数のスイッチ等の電子部品に必要な内部配線としての一体的なスイッチプレート50をケース3に簡易に組み付けることができ、故に、車両用ドアロック装置1の組立の手間およびコストの増大を可能な限り抑制することができる。
また、本発明の実施の形態では、第一スイッチを保持する第一スイッチ保持部を第一スイッチプレート52に設け、第二スイッチを保持する第二スイッチ保持部を第二スイッチプレート53に設けている。このため、車両用ドアロック装置1に要望される点数のスイッチ類(例えば、ロック/アンロックスイッチ40、キースイッチ41、およびルームランプスイッチ42の合計3つのスイッチ類)をスイッチプレート50に搭載することができる。このように必要数のスイッチ類を搭載した状態のスイッチプレート50をケース3に組み付けることにより、これら必要数のスイッチ類およびスイッチプレート50をケース3に簡易に組み付けるとともに、ケース3における適した各場所に、これら必要数のスイッチ類を各々配置することができる。
なお、上述した実施の形態では、キーによる施解錠操作に応じて作動するキー部材35が施解錠部材に含まれる車両用ドアロック装置1を例示したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明において、車両用ドアロック装置1の施解錠部材には、キー部材35が含まれていなくてもよい。この場合、施解錠部材には、キー部材35の代わりに、他のドアの施解錠に連動して施解錠の動作を行う部材が含まれていてもよい。
また、上述した実施の形態では、施解錠部材のうちのキー部材35とケース3との間にスイッチプレート連接部54が介在していたが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明において、スイッチプレート連接部54は、キー部材35以外の施解錠部材(例えば連結部材36等)とケース3との間に介在してもよい。
さらに、上述した実施の形態では、車両のドアの施解錠の切り替えに応じた施解錠部材の状態を検出する第一スイッチとして、ロック/アンロックスイッチ40およびキースイッチ41を例示したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明において、第一スイッチは、上述した施解錠部材の状態を検出するスイッチであれば、ロック/アンロックスイッチ40およびキースイッチ41以外のものであってもよいし、これらのうち何れかであってもよい。
また、上述した実施の形態では、第一スイッチプレート52に2つのスイッチ類(ロック/アンロックスイッチ40およびキースイッチ41)を搭載し、第二スイッチプレート53に1つのスイッチ類(ルームランプスイッチ42)を搭載したスイッチプレート50すなわち、合計3つのスイッチ類を搭載したスイッチプレート50を例示したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明において、スイッチプレート50は、第一スイッチプレート52に1つまたは複数のスイッチ類を搭載し、第二スイッチプレート53に1つまたは複数のスイッチ類を搭載したものであってもよく、スイッチプレート50に搭載する第一スイッチおよび第二スイッチの各点数は、特に問われない。
また、上述した実施の形態により本発明が限定されるものではなく、上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。その他、上述した実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 車両用ドアロック装置
2 ドアラッチ装置
3 ケース
3a 収納部
3e 底面
3g 壁部
4 カバー
4a 接続部
5,6 ケーブル
7a 防水カバー
7b 防水シール
8 ケーブルカバー
21 ボディ
22 カバープレート
22a 進入溝
23 ラッチ機構
24 ラッチ
24a ラッチ軸
24b 係合溝
25 ラチェット
25a ラチェット軸
25b 解除レバー
30 モータ
30a ウォーム
31 レバーロック
31a サイレンサ
32 ウォームホイール
32b 突起
33 オーバーセンタースプリング
34 オープン部材
34a オープンリンク
34b サブレバーリンク
35 キー部材
35a アクセスキー
35b サブレバーキー
36 連結部材
36a 可動子押圧部
38 アウトサイドレバー
39 インサイドレバー
40 ロック/アンロックスイッチ(第一スイッチ)
40a,40b,40c 端子
40d 可動子
41 キースイッチ(第一スイッチ)
41a,41b,41c 端子
41d 可動子
42 ルームランプスイッチ(第二スイッチ)
42a,42b 端子
42c 可動子
50 スイッチプレート
51 モータ用プレート
52 第一スイッチプレート
53 第二スイッチプレート
54 スイッチプレート連接部
61 第一導通プレート
61a,61b ターミナル
62 第二導通プレート
62a,62b ターミナル
63 第三導通プレート
63a,631b,632b,633b ターミナル
64 第四導通プレート
64a,64b ターミナル
65 第五導通プレート
65a,65b ターミナル
66 第六導通プレート
66a,66b ターミナル
67 第七導通プレート
67a,67b ターミナル
68 第八導通プレート
68a,68b ターミナル
71 樹脂基材
72,73 第一スイッチ保持部
74 第二スイッチ保持部
75 基材連接部
76 溝部
77 突起部
S ストライカ

Claims (3)

  1. 車両のドアを閉じた際に前記車両のストライカを係合保持し、前記ドアを開く際に前記ストライカを解放するラッチ機構と、
    前記ドアの施解錠の切り替えに関わる機能を有する施解錠部材と、
    前記ドアの施解錠の切り替えに応じた前記施解錠部材の状態を検出する第一スイッチと、
    前記ラッチ機構のラッチの回動位置に応じて前記車両のルームランプのオンオフを切り替える第二スイッチと、
    前記施解錠部材を境にして前記ラッチ機構とは反対側に位置し、外部機器との接続用のコネクタが接続される接続部と、
    少なくとも前記第一スイッチおよび前記第二スイッチと前記接続部とを電気的に接続するスイッチプレートと、
    を備え、
    前記スイッチプレートは、
    前記施解錠部材を境にして前記ラッチ機構とは反対側に位置し、前記第一スイッチと前記接続部とを電気的に接続する第一スイッチプレートと、
    前記施解錠部材を境にして前記第一スイッチプレートとは反対側に位置し、前記第二スイッチと前記接続部とを電気的に接続する第二スイッチプレートと、
    前記第一スイッチプレートと前記第二スイッチプレートとを連接し、少なくとも前記施解錠部材および前記スイッチプレートを収納するケースと前記施解錠部材との間に介在するスイッチプレート連接部と、
    を備えたことを特徴とする車両用ドアロック装置。
  2. 前記第一スイッチプレートは、前記第一スイッチを保持する第一スイッチ保持部を有し、
    前記第二スイッチプレートは、前記第二スイッチを保持する第二スイッチ保持部を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアロック装置。
  3. 前記施解錠部材は、キーによる施解錠操作に応じて前記ドアの施解錠の切り替えに関わる動作を行うキー部材を含み、
    前記スイッチプレート連接部は、前記ケースと前記キー部材との間に介在することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ドアロック装置。
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