JP2017080836A - 封止容器及び加工ユニット - Google Patents

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【課題】既設装置の一部が挿入される封止容器において、既設装置に対する位置合わせを容易とする。【解決手段】既設装置が挿入される接続開口を有する封止容器であって、上記接続開口を有する差込部と、上記接続開口の内面に設けられるシール部と、上記既設装置の被挿入領域を収容する筐体部と、上記筐体部と差込部との間を封止しかつ上記差込部を移動可能に支持する可撓性支持部とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、封止容器及び加工ユニットに関するものである。
医療分野等における研究開発においては、大気と隔てた状態で物体を管理または加工するために封止容器が用いられている。例えば、特許文献1には、配管が挿通された状態で内部を密閉するグローブボックスが開示されている。このようなグローブボックスは、配管の全てをグローブボックスの内部に収容することなく、配管の加工を可能としている。
特開2001−27690号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、固定された配管を、外側から封止容器に挿通する場合に、封止容器全体を動かして接続開口に配管を挿通しなければならない。このため、封止容器に設けられた接続開口と配管との位置合わせが難しい。なお、配管に限られず、既設装置の一部を封止容器に挿入しようとした場合には、同様の問題が生じる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、既設装置の一部が挿入される封止容器において、既設装置に対する位置合わせを容易とすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、封止容器に係る第1の解決手段として、 既設装置が挿入される接続開口を有する封止容器であって、上記接続開口を有する差込部と、上記接続開口の内面に設けられるシール部と、上記既設装置の被挿入領域を収容する筐体部と、上記筐体部と差込部との間を封止しかつ上記差込部を移動可能に支持する可撓性支持部とを備える、という手段を採用する。
本発明では、封止容器に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、上記可撓性支持部は、上記接続開口の径方向に凹凸が繰り返されてなる蛇腹部である、という手段を採用する。
本発明では、封止容器に係る第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、上記筐体部は、筐体本体と、上記筐体本体に脱着可能なパネルと、上記パネルを上記筐体本体に固定する固定部とを備える、という手段を採用する。
本発明では、封止容器に係る第4の解決手段として、上記第3の解決手段において、上記固定部は、上記パネルを上記筐体本体に押し当てて固定する押し当て部と、上記押し当て部に接続されたトグル機構と、上記トグル機構を操作するレバーとを有するトグルクランプである、という手段を採用する。
本発明では、封止容器に係る第5の解決手段として、上記第3または第4の解決手段において、上記パネルの少なくとも一部は、透明である、という手段を採用する。
本発明は、封止容器に係る第6の解決手段として、上記第3〜第5のいずれかの解決手段において、上記筐体部は、上記パネルに気密に取り付けられたグローブを備える、という手段を採用する。
本発明では、加工ユニットに係る第1の解決手段において、上記第1〜6のいずれかの解決手段に係る封止容器と、上記封止容器の筐体内部に設置される加工機とを有する、という手段を採用する。
本発明によれば、既設装置の一部が挿入される封止容器は、接続開口を有する差込部と、接続開口の内面に設けられるシール部と、筐体部と差込部との間を封止しかつ差込部を移動可能に支持する可撓性支持部を備える。これにより、既設装置に合わせて封止容器全体を動かさずに、差込部のみを移動させて位置合わせを行うことが可能となる。したがって、既設装置に対する位置合わせが容易となる。
本発明の一実施形態に係る加工ユニットの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る加工ユニットが備えるグローブボックスの(a)が上面図であり、(b)が正面図であり、(c)が差込部側の側面図である。 本発明の一実施形態に係る加工ユニットが備えるグローブパネルの正面図である。 本発明の一実施形態に係る加工ユニットのトグルクランプの拡大図である。 (a)が本発明の一実施形態に係る加工ユニットの配管挿入部の正面図であり、(b)が配管を挿入したときの配管挿入部の断面図である。 本発明の一実施形態に係る加工ユニットの配管挿入部の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る加工ユニットの配管挿入部を含む拡大斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る加工ユニット及び封止容器の一実施形態について説明する。以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態に係る加工ユニットAの斜視図である。図2は(a)が本実施形態に係る加工ユニットAが備えるグローブボックスBの上面図であり、(b)が正面図であり、(c)が後述する差込部20側の側面図である。また、図3は、本実施形態に係る加工ユニットAが備えるグローブパネル11の正面図である。
図1に示すように、加工ユニットAは、グローブボックスB(封止容器)と、切断機C(加工機)とを有している。グローブボックスBは、図1及び図2に示すように、筐体部1と、配管挿入部2と、外部接続用パネル(不図示)とを有している。
筐体部1は、図1及び図2に示すように、筐体本体10と、グローブパネル11(パネル)と、グローブ12と、グローブパネル差込部13と、グローブパネル11を筐体本体10に固定するためのトグルクランプ14(固定部)とを有している。この筐体部1は、配管Xの被挿入領域である先端領域X1を内部に収容する。
筐体本体10は、中空の略直方体形状の金属製の容器である。この筐体本体10は、既設装置の一部である配管Xの軸芯方向に沿う方向に長く、この軸芯方向と直交する水平方向に短い直方体形状とされている。また、筐体本体10は、上記軸芯方向と直交する水平方向に配列されかつ対向する2つの側壁のうち一方側が広く開口されており、この開口が切断機C等を筐体本体10の内部に対して出し入れするための搬出入ポート10aとされている。
このような搬出入ポート10aは、1つの側壁に対して水平方向に配列して2つ形成されている。また、搬出入ポート10aが形成された側壁(すなわち搬出入ポート10aを囲う枠形状の面)の表面は、グローブパネル11の取付面(以下、パネル取付面10b)とされている。また、搬出入ポート10aが形成された側壁と直交する2つの側壁のうち一方(以下、側壁10A)には、配管Xを筐体本体10の内部に招き入れるための配管挿入開口10cが形成されている。この配管挿入開口10cは、側壁10Aの下部に形成されている。なお、筐体本体10は、加圧または減圧に対する耐久性を向上させるため、内側に不図示のリブが形成されている。
グローブパネル11は、図3に示すように、パネル部11aと、パネル部11aを囲うパネルフレーム部11bと、取手11cとを有している。パネル部11aは、パネルフレーム部11bに嵌合された板部材であり、筐体本体10の内部が目視可能となるように透明とされている。例えば、このようなパネル部11aは、アクリルによって形成されている。このようなパネル部11aによってグローブパネル11の一部が透明とされている。また、パネル部11aは、中央部にグローブポート11dを有している。グローブポート11dは、作業者がグローブボックスB内に腕を差し入れて作業するための開口である。
パネルフレーム部11bは、パネル部11aの周囲を補強すると共にパネル部11aを支持する金属製の枠部材である。このパネルフレーム部11bは、外側に向けて突出する複数の被固定板11eを有している。この被固定板11eは、図3に示すように、パネルフレーム部11bの上辺部と側片部とに複数形成されている。このような被固定板11eは、グローブパネル11が筐体本体10に装着されている場合に、トグルクランプ14の押し当て部14aとパネル取付面10bとによって挟持される。
取手11cは、パネル部11aを囲うように、パネルフレーム部11bの上辺部と側片部と下辺部とに設けられている。これらの取手11cは、グローブパネル11を筐体本体10に取り付け、または、筐体本体10から取り外しを行うときに、グローブパネル11の運搬を容易にするための持ち手である。
本実施形態におけるグローブボックスBにおいては、図1及び図2に示すように、このようなグローブパネル11が2枚設けられている。各々のグローブパネル11は、下端部がグローブパネル差込部13で支持され、被固定板11eがトグルクランプ14の押し当て部14aとパネル取付面10bとによって挟持されることによって、グローブパネル11が筐体本体10に固定される。また、各々のグローブパネル11は、トグルクランプ14を操作することによって、筐体本体10に対して着脱可能とされている。なお、グローブパネル11のパネルフレーム部11bには、筐体本体10と接触する部位に不図示のパッキンが設けられている。これにより、筐体本体10に取り付けられたグローブパネル11と、筐体本体10との間の気密性が確保される。
グローブ12は、各々のグローブポート11dを囲ようにパネル部11aに取り付けられた作業者用の手袋である。このグローブ12は、パネル部11aに対して隙間なく接続されている。これによって、グローブ12とパネル部11aとの間の気密性が保たれている。このようなグローブ12は、グローブボックスB内に挿入された配管Xを、手作業で加工または移動させる際などに、グローブボックスBの中に作業者が手を入れるために設けられる。
グローブパネル差込部13は、図2に示すように、パネル取付面10bの下辺部に取り付けられている。このグローブパネル差込部13は、パネル取付面10bから前方に向けて突出するように設けられており、グローブパネル11の下辺部を収容する断面L型のポケット状の部材である。このようなグローブパネル差込部13は、グローブパネル11が上側から差し込まれ、グローブパネル11を下方から支持する。また、パネル取付面10bとグローブパネル11とが接触する全周にわたって甲山シールが設けられている。このような甲山シールは、グローブパネル差込部13に差し込まれたグローブパネル11を下端面と密着し、グローブパネル11とグローブパネル差込部13との隙間を封止している。
図4は、トグルクランプ14の拡大図である。トグルクランプ14は、パネル取付面10bに複数取り付けられており、図4に示すように、押し当て部14aと、トグル機構14bと、レバー14cとを有している。押し当て部14aは、被固定板11eに押し当てられる押さえ板14dを先端に有している。トグル機構14bは、押し当て部14aと、レバー14cとを接続している。レバー14cは、押し当て部14aを操作するための部品である。
このようなトグルクランプ14は、レバー14cの姿勢により押し当て部14aの位置が変化する。すなわち、レバー14cが図4の実線で示す固定姿勢(レバー14cがパネル取付面10bと平行とされた姿勢)である場合には、押し当て部14aがパネル取付面10bに近づいて被固定板11eに当接する位置に移動される。また、レバー14cが図4の仮想線で示す開放姿勢(レバー14cがパネル取付面10bに対して立直とされた姿勢)である場合には、押し当て部14aがパネル取付面10bに対して離間すると共に垂直姿勢となる位置に移動される。
図5は、(a)が配管挿入部2を正面から見た部分拡大図であり、(b)が配管を挿入した状態を示す配管挿入部2を含む断面拡大図である。図6は、配管挿入部2を含む拡大斜視図である。図7は、シール部22を含む断面拡大図である。配管挿入部2は、図5に示すように、筐体本体10の側壁10Aに取り付けられており、差込部20と、蛇腹部21(可撓性支持部)と、シール部22とを有している。
差込部20は、配管Xが筐体部1の外部から挿入される接続開口200を有する円環状の部品である。また、差込部20は、図7に示すように、複数のボルト穴を有する基礎部20aと、蛇腹部押さえ板20bと、シール部押さえ板20cとを備えている。差込部20は、基礎部20aと蛇腹部押さえ板20bとが蛇腹部21を挟んでボルト20dによって締結されることで、蛇腹部21と接続されている。また、差込部20は、基礎部20aとシール部押さえ板20cとがシール部22を挟んでボルト20eによって締結されることで、シール部22と接続されている。
蛇腹部21は、図5及び図6に示すように、差込部20の外側を囲み、かつ接続開口200の径方向に向けて凹凸が繰り返されて形成されることで、差込部20を三次元的に移動可能に支持している。このような蛇腹部21は、樹脂製であり、複数のボルト20fにより差込部20に接続されると共に側壁10Aに接続されている。これにより、蛇腹部21は、差込部20と筐体部1との間を封止している。
シール部22は、差込部20と、配管Xとの間を封止するために、差込部20(接続開口200)の内面に設けられている円環状のゴム製部材である。このシール部22は、図7に示すように、筐体部1の内側(図7における左側)に向かって縮径しながら突出している。また、シール部22は、複数のボルト20eによって差込部20に接続されている。このようなシール部22の内縁部は、差込部20の接続開口200に挿入された配管Xの周面に当接する。これによって、配管Xの筐体部1への挿入が容易となるとともに、配管Xと差込部20との間が密閉される。
外部接続用パネル(不図示)は、側壁10Aの対向する側壁に設置されており、グローブボックスB内を加圧または減圧するための機器に接続されたエアホースや、切断機C用の電源端子等が接続されている。また、切断機Cは、グローブボックスBに挿入された配管Xを切断する加工機である。このような切断機Cは、筐体部1の内部に設置されている。また、切断機Cは、不図示のケーブルが外部接続端子と接続しており、外部から電源が供給されている。
上記のような本実施形態における加工ユニットAは、コンプレッサ等が接続されており、コンプレッサにより、配管X内の気圧に応じて筐体部1の内部を加圧または減圧することが可能である。
続いて、加工ユニットAを配管Xに設置するときの手順について説明する。
切断機Cを、搬出入ポート10aから搬入し、筐体本体10の中の配管Xを加工するのに適当な所定位置に配置する。トグルクランプ14を全て開放された状態にし、トグルクランプ14の押し当て部14aと被固定板11eとの位置を合わせ、グローブパネル差込部13のポケットにグローブパネル11を押し込む。これにより、グローブパネル差込部13の底面の甲山シールがグローブパネル11に圧迫されて変形し、グローブパネル差込部13と、グローブパネル11との間は封止される。
グローブパネル11が確実にグローブパネル差込部13に差し込まれたことを確認し、トグルクランプ14のレバー14cを押す。このとき、レバー14cは、パネル取付面10bに向かって垂直方向に押し付けるように力を加えられることで、パネル取付面10b方向に倒れる。これに伴い、押し当て部14aは、パネル取付面10b方向に倒れることで、押さえ板14dが被固定板11eをパネル取付面10bに押し付けた状態で固定される。全てのトグルクランプ14が固定されると、グローブパネル11の内側のパッキンは、パネル取付面10bに密着する。これにより、筐体本体10とグローブパネル11とが完全に密着して固定される。
このような加工ユニットAを、既設装置の配管Xの設置された場所まで運搬し、配管Xと配管挿入部2の大まかな位置を合わせる。差込部20が蛇腹部21に接続されていることで、上下左右に動かすことが可能であり、配管Xの位置に合わせて位置を微調整することができる。シール部22は、配管Xが配管挿入部2に挿入されると、図5(b)に示すように、配管Xによって拡径され、配管Xの周面に当接して筐体部1を封止する。配管Xは、切断機Cが加工可能な位置まで差し込まれる。
このような本実施形態のグローブボックスBによれば、差込部20と筐体部1との間を封止する蛇腹部21と、差込部20の内面に設けられるシール部22とを備えている。これにより、差込部20を移動させて、配管Xとの位置の微調整を行うことが可能となる。これにより、グローブボックスBと配管Xとの位置合わせが容易となる。
また、本実施形態のグローブボックスBによれば、筐体部1は、筐体本体10と、筐体本体10に脱着可能なグローブパネル11を備えている。したがって、搬出入ポート10aを大きくすることができ、従来のバグポートから物品を搬入する場合と比較して、大型の物品、あるいは機器類を搬入することが可能である。
また、本実施形態のグローブボックスBによれば、グローブパネル11は、複数のトグルクランプ14により、筐体本体10に固定されている。これにより、トグルクランプ14のレバー14cを押すだけで、グローブパネル11を固定することが可能となる。したがって、グローブボックスBの組立が容易となる。
さらに、トグルクランプ14でグローブパネル11を固定することにより、固定するトルクを一定にすることができる。したがって、組立作業者による人為的ミスや、締結トルクにムラが出ることを防止することができ、より確実に筐体部1を封止状態にすることができる。
また、本実施形態のグローブボックスBによれば、グローブパネル11のパネル部11aは、透明なアクリル製である。したがって、筐体部1の内部を目視で確認することが可能である。
また、本実施形態のグローブボックスBによれば、グローブパネル11には、グローブ12が気密に取り付けられている。これにより、手を使うことが可能となる。したがって、グローブボックスBの内部で、配管Xに対して手作業による加工や実験を行うことが可能である。
また、本実施形態の加工ユニットAによれば、グローブボックスBの内部に切断機Cを備えている。したがって、配管Xを大気から遮断した状態で機械加工することが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、グローブポート11d及びグローブ12を有するグローブボックスBとしたが、本発明はこれに限定されない。グローブポート11d及びグローブ12を備えず、封止状態を維持するチャンバとしてもよい。
(2)上記実施形態では、可撓性支持部として、蛇腹部21を有するものとしたが、本発明はこれに限定されない。グローブボックスBは、筐体部1と差込部20との間を封止するゴム製の支持部を有するものとしてもよい。可撓性支持部をゴム製とすると、蛇腹加工が不要となる。
(3)上記実施形態では、加工ユニットAは切断機Cを有するものとしたが、本発明はこれに限定されない。加工ユニットAは、ドリル、研磨機または溶接機を備えるものとしてもよい。また、複数の加工機を備えるものとしてもよい。
(4)上記実施形態では、配管Xが挿入される加工ユニットAとしたが、本発明はこれに限定されない。差込口の形状または大きさを変更することで、配管以外の形状の部品を挿入することも可能である。
1 筐体部
10 筐体本体
10A 側壁
10a 搬出入ポート
10b パネル取付面
10c 配管挿入開口
11 グローブパネル(パネル)
11a パネル部
11b パネルフレーム部
11c 取手
11d グローブポート
11e 被固定板
12 グローブ
13 グローブパネル差込部
14 トグルクランプ(固定部)
14a 押し当て部
14b トグル機構
14c レバー
14d 押さえ板
2 配管挿入部
20 差込部
20a 基礎部
20b 蛇腹部押さえ板
20c シール部押さえ板
21 蛇腹部(可撓性支持部)
22 シール部
A 加工ユニット
B グローブボックス(封止容器)
C 切断機(加工機)
X 配管

Claims (7)

  1. 既設装置が挿入される接続開口を有する封止容器であって、
    前記接続開口を有する差込部と、
    前記接続開口の内面に設けられるシール部と、
    前記既設装置の被挿入領域を収容する筐体部と、
    前記筐体部と差込部との間を封止しかつ前記差込部を移動可能に支持する可撓性支持部と
    を備えることを特徴とする封止容器。
  2. 前記可撓性支持部は、前記接続開口の径方向に凹凸が繰り返されてなる蛇腹部であることを特徴とする請求項1記載の封止容器。
  3. 前記筐体部は、筐体本体と、前記筐体本体に脱着可能なパネルと、前記パネルを前記筐体本体に固定する固定部とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の封止容器。
  4. 前記固定部は、前記パネルを前記筐体本体に押し当てて固定する押し当て部と、前記押し当て部に接続されたトグル機構と、前記トグル機構を操作するレバーとを有するトグルクランプであることを特徴とする請求項3に記載の封止容器。
  5. 前記パネルの少なくとも一部は、透明であることを特徴とする請求項3または4に記載の封止容器。
  6. 前記筐体部は、前記パネルに気密に取り付けられたグローブを備えることを特徴とした請求項3〜5のいずれか一項に記載の封止容器。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の封止容器と、
    前記封止容器の筐体内部に設置される加工機と
    を有する加工ユニット。
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