JP2000237606A - グローブボックス - Google Patents

グローブボックス

Info

Publication number
JP2000237606A
JP2000237606A JP11043011A JP4301199A JP2000237606A JP 2000237606 A JP2000237606 A JP 2000237606A JP 11043011 A JP11043011 A JP 11043011A JP 4301199 A JP4301199 A JP 4301199A JP 2000237606 A JP2000237606 A JP 2000237606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
glove box
work
room
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11043011A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Sonobe
正義 園部
Nobuyoshi Fujimoto
信義 藤本
Toshiyuki Amano
敏之 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Space Development Agency of Japan
Hitachi Ltd
Original Assignee
National Space Development Agency of Japan
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Space Development Agency of Japan, Hitachi Ltd filed Critical National Space Development Agency of Japan
Priority to JP11043011A priority Critical patent/JP2000237606A/ja
Publication of JP2000237606A publication Critical patent/JP2000237606A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】グローブボックス内で殺菌を行う際に、殺菌剤
および殺菌剤処理剤の必要量の低減,さらに殺菌剤処理
時間の短縮化が可能であり、また処理後に宇宙空間に放
出する空気も少量とすることができるグローブボックス
を提供する。 【解決手段】使用可能な空気の量に制約のある空間に配
置され、かつ密閉されている作業室1を備えたグローブ
ボックスにおいて、前記作業室1に隣接させて作業室に
持ち込まれる試料の洗浄や殺菌を行う前室3を設ける
か、あるいは前記作業室を、作業を行う作業室1と、作
業室に持ち込まれる試料の洗浄や殺菌を行う前室3とに
区画し、そして前記作業室1と前記前室3との間に、着
脱若しくは開閉可能な壁2を設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はローブボックスの改
良に係わり、特に宇宙ステーション内や潜水艦など限ら
れた空間で、かつ使用可能な空気の量に制約のある場所
で、作業室を清浄に保つ必要があるライフサイエンス系
の実験に使用されるグローブボックスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来一般に宇宙空間で使用されているグ
ローブボックスは、作業室を備え、この作業室に直接試
料や機材が持ち込まれるのが普通であった。そして作業
室に持ち込んだ試料や機材の殺菌が必要な場合は、この
作業室でこれらの作業を行い、作業後は作業室全体の空
気を宇宙空間に放出するか、あるいは活性炭等で満たさ
れた吸着セルで殺菌剤から発生するガスを処理するよう
にしていた。また、殺菌を作業室で行わない場合は、宇
宙飛行士が居住するキャビンでエタノールを含浸させた
ワイプ等を用いて殺菌を行うようにしていた例もある。
【0003】なお、他の宇宙空間で使用実績のあるグロ
ーブボックスでは、宇宙での使用期間が長くて2週間程
度であることから、作業空間へ持ち込まれる試料や機
材、また作業空間は、殺菌はしないことが前提であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、殺菌剤から発
生するガスは、人体に悪影響を及ぼすものが多く、密閉
された空間(例えば、宇宙ステーションなど)では人間
の居住区内への放出量が厳しく制限される。
【0005】従来においては、作業室全体の空気を殺菌
剤から発生したガスとともに宇宙空間に放出するという
処理方法のため、宇宙船内の空気を大量に消費するか、
または、ガスを活性炭等で充填された吸着セルで処理す
る方法ため大型の吸着セルが必要で、その処理にも多く
の時間が費やされる嫌いがあった。
【0006】また、試料や機材をエタノールを含浸させ
たワイプ等で殺菌する場合、居住区をエタノールガスで
汚染するため、殺菌する回数に制限が加えられる等の制
約があった。また、作業空間に持ち込む試料や機材を殺
菌しないことが前提のグローブボックスでは、長期運用
を行うと作業空間内がよごれ、試料の汚染等が問題とな
る恐れがあった。
【0007】本発明はこれに鑑みなされたもので、その
目的とするところは、グローブボックス内で殺菌を行う
際に、殺菌剤および殺菌剤処理剤の必要量の低減,さら
に殺菌剤処理時間の短縮化が可能であり、また処理後に
宇宙空間に放出する空気も少量とすることができるこの
種のグローブボックスを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、使用
可能な空気の量に制約のある空間に配置され、かつ密閉
されている作業室を備えたグローブボックスにおいて、
前記作業室に隣接させて作業室に持ち込まれる試料の洗
浄や殺菌を行う前室を設けるか、あるいは前記作業室
を、作業を行う作業室と、作業室に持ち込まれる試料の
洗浄や殺菌を行う前室とに区画し、そして前記作業室と
前記前室との間に、着脱若しくは開閉可能な壁を設ける
ようにし所期の目的を達成するようにしたものである。
【0009】また本発明は、使用可能な空気の量に制約
のある空間に配置され、かつ密閉されている作業室を備
えたグローブボックスにおいて、前記作業室に隣接させ
て作業室に持ち込まれる試料の洗浄や殺菌を行う前室を
設けるとともに、前記作業室と前室間の壁を、着脱若し
くは開閉可能に形成し、かつ前記作業室と作業者がいる
キャビン間のドアを二重に形成し、かつこの二重のドア
が同時には開閉しないように形成したものである。
【0010】また、この場合、前記作業室および前記前
室の両室で殺菌剤処理が可能なように形成し、かつ1つ
の殺菌剤処理系で作業室、前室両方の殺菌剤処理ができ
るように形成したものである。また、前記殺菌剤処理系
に、それぞれ種類の異なる殺菌剤を充填したタンクを設
け、この殺菌剤タンクの交換により、殺菌剤を実験の目
的に応じて交換できるように形成したものである。
【0011】また本発明は、使用可能な空気の量に制約
のある空間に配置され、かつ密閉されている作業室を備
えたグローブボックスにおいて、前記作業室を、作業を
行う作業室と、作業室に持ち込まれる試料の洗浄や殺菌
を行う前室とに区画するとともに、前記作業室と前室と
の間に、着脱若しくは開閉可能な壁を設け、かつ前記前
室内に、殺菌剤を噴霧する殺菌剤噴霧手段と殺菌剤を処
理する殺菌剤処理手段とを設けるようにしたものであ
る。
【0012】また、前記殺菌剤処理手段が、殺菌剤を処
理する複数の吸着セルを備え、この吸着セルの一部のセ
ルの処理能力が落ちてきたときに、他の吸着セルに切り
替えられるように形成したものである。また、前記作業
室に吸着セルを備え、作業室に有毒ガスが発生した場合
に、その有毒ガスを外部にリークすることなく作業室内
で処理ができるようにしたものである。また、前記作業
室にガスの放出機能と連動したガスセンサと、ガスの発
生後自動的にガスの放出を行うガス放出手段とを設ける
ようにしたものである。
【0013】すなわちこのように形成されたローブボッ
クスであると、殺菌を行う前室が作業室と分離されてい
ることにより、前室の小さな空間での殺菌剤から発生す
るガス処理のため、宇宙空間に放出する空気も少量です
み、ガスを活性炭の吸着セルで処理する際にも短時間で
すむ。
【0014】また、グローブボックス自体の殺菌を行う
際にも、前室のみが未殺菌の試料と接するため、体積的
に大きい作業空間の殺菌は頻繁に行う必要がなく、体積
が小さい前室の殺菌を行うため、エタノールを含浸させ
たワイプなどの必要量が減り、ガス吸着のためのセルも
小型ですみ、作業時間も短かくすることができるのであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図示した実施例に基づいて本
発明を詳細に説明する。図1にはそのローブボックスが
斜視図で示されている。1が作業室であり、この作業室
1は、作業室に持ち込む試料や機器の殺菌を行う前室3
と、作業室側扉2で分離されている。作業室1に持ち込
む試料や機材は、居住区に殺菌剤から発生したガスが放
出されることを防止するため前室3で殺菌される。
【0016】前室3は、作業室1に比べて体積が小さい
ため殺菌剤から発生するガスの処理を短時間に効率よく
行うことが可能である。また、メンテナンスのためグロ
ーブボックス自信の殺菌を行う際にも、前室3のみが未
殺菌の試料と接するため、体積的に大きい作業空間1の
殺菌は頻繁に行う必要がなく、体積が小さい前室3の殺
菌を行うため、エタノールを含浸させたワイプ等の殺菌
用具/殺菌剤の必要量が減り、ガス吸着のためのセルも
小型ですみ、その作業も短時間ですむ。
【0017】作業室1には、図2に示されているよう
に、空気循環用の配管26が取り付けられ、この配管2
6から作業室1の空気を吸い込み、配管27で作業室1
に空気を戻し、循環させている。空気循環の動力源は空
気循環用ファン8である。
【0018】前室3には、試料や機器を殺菌するための
殺菌剤噴霧ノズル4が取り付けられ、前室3内での殺菌
剤の噴霧が可能となっている。エタノール(70%水溶
液)が殺菌剤タンク23に貯蔵され、ポンプ等の圧縮空
気源25によって加圧され、エタノールを噴霧する構造
となっている。エタノールは居住区側扉5が開いている
ときにはリミットスイッチ30が検知し、噴霧ができな
いようにインタロックが設けられている。
【0019】また前室3には、噴霧したエタノールから
発生するエタノールガスを処理するための空気循環用の
配管が取り付けられ、配管28で前室内の空気を吸い込
み、配管29で前室3に空気を戻し、循環させている。
空気の動力源はポンプ19で、空気循環経路内にはエタ
ノールガスを処理するための吸着セルA17と吸着セル
B16がある。吸着セルA17、吸着セルB16内に
は、エタノールガスを吸着するための活性炭が充填され
ている。エタノールガスの処理に使用される吸着セルは
三方弁15によって、吸着セルA17か吸着セルB16
を選択可能になっている。
【0020】吸着セルA17と吸着セルB16の下流に
は、エタノール(70%水溶液)から発生したエタノー
ルガスの濃度を検知するガスセンサ18が取り付けられ
ている。このガスセンサ18により吸着セルA17通過
後の空気中のガスの濃度をモニタすることにより、吸着
セルの残りの処理能力、寿命を判断する。吸着セルA1
7通過後のガス濃度の低下率が小さくなった場合には、
自動的に三方弁15により吸着セルA17から吸着セル
B16へ切り替える。これにより、片方の吸着セルに寿
命がきてもガスの処理を継続することができる。
【0021】図2のように配管、バルブを設置すること
により図4および図5に示されているように1つの殺菌
剤処理系で作業室1、前室3両方のエタノール(70%
水溶液)から発生するエタノールガス、作業ミスや試
料、機材の破損等で発生する有毒ガスを処理することが
できる。
【0022】吸着セルA17、吸着セルB16は取り外
したときに自動的に閉になる継ぎ手31により配管に接
続される。これにより、ガスが系内から漏れることな
く、殺菌剤の種類、発生ガスの種類にあわせ、ガスの処
理に適した吸着セルに交換することが可能になる。
【0023】また、作業室1には、ガスセンサ32が取
り付けられ、作業ミスや試料、機材の破損等での有毒ガ
ス発生を検知し、自動的に図3に示す通常の空気循環モ
ードから、図6に示す作業室の空気排気モードにする
か、または、図4に示す吸着セルA17でのガス処理モ
ードにする。
【0024】前室3には、ガスセンサ33が取り付けら
れ、作業ミスや試料、機材の破損等での有毒ガス発生を
検知し、吸着セルA17、吸着セルB16で処理できな
いガスの場合は、図6に示す前室の空気排気モードにす
ることができる。
【0025】殺菌剤タンク23は取り外したときに自動
的に閉になる継ぎ手34により配管に接続されている。
殺菌剤タンクは容易に交換が可能で、作業室に持ち込む
試料や機材にあわせ殺菌剤を交換することができる。
【0026】前室3には居住区側扉5があり居住区と分
離されている。作業室側扉2と居住区側扉5は機械的な
インタロックにより同時に開かないようになっている。
これにより、作業室で有毒なガスが発生した場合に、う
っかり作業室側ドアを開けようとしても、居住区側にガ
スを放出してしまうことがなくなる。
【0027】なお、吸着セルA17と吸着セルB16に
は、通常は同じ処理剤を充填しておくが、異なるガスを
処理する2種類の処理剤をそれぞれのセルに充填しても
何等差し支えない。また、前室3は作業室1と一体型の
構造の場合について説明してきたが、後付構造でも良い
であろうし、また殺菌剤はエタノール(70%水溶液)
を想定しているが、逆性石鹸、イソプロピルアルコール
など他の殺菌剤でも良い。また、殺菌剤から発生するガ
スを吸着する吸着セルには、活性炭を充填しているが、
殺菌剤の種類によりセルの充填剤を変更しても良い。
【0028】また、図3に示す通常の空気循環時の系統
内にヒータや冷却器のような温度制御機能を付加して、
作業室内の温度を制御可能にしても良い。
【0029】以上説明してきたようにこのように形成さ
れたローブボックスであると、殺菌を行う前室が作業室
と分離されていることにより、前室の小さな空間での殺
菌剤から発生するガス処理のため、宇宙空間に放出する
空気も少量ですみ、ガスを活性炭の吸着セルで処理する
際にも短時間作業とすることができるのである。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、グローブボックス内で殺菌を行う際に、殺菌剤の必
要量の低減、殺菌剤処理剤の必要量の低減および殺菌剤
処理時間の短縮化が可能であり、かつ処理後に宇宙空間
に放出する空気も少量とすることができるこの種のグロ
ーブボックスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグローブボックスの一実施例を示す一
部破断斜視図である。
【図2】本発明のグローブボックスの系統図である。
【図3】本発明の通常の空気循環時の系統図である。
【図4】本発明の作業室のガス処理モードの系統図であ
る。
【図5】本発明の前室のガス処理モードの系統図であ
る。
【図6】本発明の作業室のガス排気モードの系統図であ
る。
【図7】本発明の前室のガス排気モードの系統図であ
る。
【符号の説明】
1…作業室、2…作業室側ドア、3…前室、4…殺菌剤
噴霧ノズル、5…居住区側ドア、6…バルブ、7…バル
ブ、8…空気循環用ファン、9…バルブ、10…バル
ブ、11…バルブ、12…高性能フィルタ、13…バル
ブ、14…バルブ、15…三方弁、16…吸着セルB、
17…吸着セルA、18…ガスセンサ、19…ポンプ、
20…バルブ、21…高性能フィルタ、22…バルブ、
23…殺菌剤タンク、24…バルブ、25…ポンプ等の
圧縮空気源、26…配管、27…配管、28…配管、2
9…配管、30…リミットスイッチ、31…継ぎ手、3
2…ガスセンサ(作業室)、33…ガスセンサ(前
室)、34…継ぎ手、35…高性能フィルタ、36…バ
ルブ、37…バルブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 信義 茨城県つくば市千現二丁目1番地の1 宇 宙開発事業団筑波宇宙センター内 (72)発明者 天野 敏之 茨城県つくば市千現二丁目1番地の1 宇 宙開発事業団筑波宇宙センター内 Fターム(参考) 3F060 AA09 HA30 4C080 AA03 BB05 CC12 KK06 MM15 QQ11 QQ20 4G057 AA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用可能な空気の量に制約のある空間に
    配置され、かつ密閉されている作業室を備えたグローブ
    ボックスにおいて、 前記作業室を、作業を行う作業室と、作業室に持ち込ま
    れる試料の洗浄や殺菌を行う前室とに区画するととも
    に、前記作業室と前記前室との間に、着脱若しくは開閉
    可能な壁を設けるようにしたことを特徴とするグローブ
    ボックス。
  2. 【請求項2】 使用可能な空気の量に制約のある空間に
    配置され、かつ密閉されている作業室を備えたグローブ
    ボックスにおいて、 前記作業室に隣接させて作業室に持ち込まれる試料の洗
    浄や殺菌を行う前室を設けるとともに、前記作業室と前
    室間の壁を、着脱若しくは開閉可能に形成したことを特
    徴とするグローブボックス。
  3. 【請求項3】 使用可能な空気の量に制約のある空間に
    配置され、かつ密閉されている作業室を備えたグローブ
    ボックスにおいて、 前記作業室に隣接させて作業室に持ち込まれる試料の洗
    浄や殺菌を行う前室を設けるとともに、前記作業室と前
    室間の壁を、着脱若しくは開閉可能に形成し、かつ前記
    作業室と作業者がいるキャビン間のドアを二重に形成
    し、この二重のドアが同時には開閉しないように形成し
    たことを特徴とするグローブボックス。
  4. 【請求項4】 前記作業室および前記前室の両室で殺菌
    剤処理が可能に形成されるとともに、1つの殺菌剤処理
    系で作業室、前室両方の殺菌剤処理が可能なように形成
    されてなる請求項1,2または3記載のグローブボック
    ス。
  5. 【請求項5】 前記殺菌剤処理系に、それぞれ種類の異
    なる殺菌剤を充填したタンクを設け、この殺菌剤タンク
    の交換により、殺菌剤を実験の目的に応じて交換できる
    ように形成されてなる請求項4記載のグローブボック
    ス。
  6. 【請求項6】 使用可能な空気の量に制約のある空間に
    配置され、かつ密閉されている作業室を備えたグローブ
    ボックスにおいて、 前記作業室を、作業を行う作業室と、作業室に持ち込ま
    れる試料の洗浄や殺菌を行う前室とに区画するととも
    に、前記作業室と前室との間に、着脱若しくは開閉可能
    な壁を設け、かつ前記前室内に、殺菌剤を噴霧する殺菌
    剤噴霧手段と殺菌剤を処理する殺菌剤処理手段とを設け
    たことを特徴とするグローブボックス。
  7. 【請求項7】 前記殺菌剤処理手段が、殺菌剤を処理す
    る複数の吸着セルを備え、この吸着セルの一部のセルの
    処理能力が落ちてきたときに、他の吸着セルに切り替え
    られるように形成されてなる請求項6記載のグローブボ
    ックス。
  8. 【請求項8】 前記作業室に吸着セルを備え、作業室に
    有毒ガスが発生した場合に、その有毒ガスを外部にリー
    クすることなく作業室内で処理が可能に形成されてなる
    請求項1〜7いずれかの項に記載のグローブボックス。
  9. 【請求項9】 前記作業室にガスの放出機能と連動した
    ガスセンサを設けるとともに、ガスの発生後自動的にガ
    スの放出を行うガス放出手段を設けてなる請求項1〜7
    いずれかの項に記載のグローブボックス。
JP11043011A 1999-02-22 1999-02-22 グローブボックス Pending JP2000237606A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11043011A JP2000237606A (ja) 1999-02-22 1999-02-22 グローブボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11043011A JP2000237606A (ja) 1999-02-22 1999-02-22 グローブボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000237606A true JP2000237606A (ja) 2000-09-05

Family

ID=12652056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11043011A Pending JP2000237606A (ja) 1999-02-22 1999-02-22 グローブボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000237606A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2834582A1 (fr) * 2002-01-09 2003-07-11 Calhene Procede de montage d'un equipement de manipulation sur une enceinte de confinement contenant un milieu sterile
CN104123970A (zh) * 2013-04-28 2014-10-29 南通中集罐式储运设备制造有限公司 一种手套箱及利用手套箱进行放射性工件清洗的方法
JP2017080836A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 株式会社Ihi 封止容器及び加工ユニット
CN115193491A (zh) * 2022-02-22 2022-10-18 上海东富龙爱瑞思科技有限公司 一种用于新型covid-19病毒防护与无菌隔离系统

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2834582A1 (fr) * 2002-01-09 2003-07-11 Calhene Procede de montage d'un equipement de manipulation sur une enceinte de confinement contenant un milieu sterile
WO2003057431A1 (fr) * 2002-01-09 2003-07-17 La Calhene Procede de montage d'un equipement de manipulation sur une enceinte de confinement contenant un milieu sterile
US7282176B2 (en) 2002-01-09 2007-10-16 La Calhene Method of mounting a piece of handling equipment to a containment chamber containing a sterile medium
CN104123970A (zh) * 2013-04-28 2014-10-29 南通中集罐式储运设备制造有限公司 一种手套箱及利用手套箱进行放射性工件清洗的方法
JP2017080836A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 株式会社Ihi 封止容器及び加工ユニット
CN115193491A (zh) * 2022-02-22 2022-10-18 上海东富龙爱瑞思科技有限公司 一种用于新型covid-19病毒防护与无菌隔离系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7749330B2 (en) Washer and decontaminator with lid control
EP0923951B1 (en) Container for cleaning or sterilizing lumen devices
JP5694964B2 (ja) ガス滅菌装置及びガス滅菌方法
US6203756B1 (en) Integrated cleaning sterilization process
US6558620B1 (en) Liquid cleaning and sterilization method
US6582654B1 (en) Fluid spray system for cleaning and sterilizing medical devices supported on a rack
US6585943B1 (en) Liquid cleaning and sterilization system
US6187266B1 (en) Integrated cleaning/sterilization process with lumen devices
US6015529A (en) Tray/container system for cleaning/sterilization processes
US8506900B1 (en) Methods and apparatuses for applying agent to objects
EP1192954B1 (en) Systems and processes for cleaning, sterilising or disinfecting medical devices
JP5793582B2 (ja) サブサイクルベースのエアロゾル消毒システム
AU3490201A (en) Liquid cleaning and sterilization system and method
JP2010051351A (ja) アイソレータシステム
KR20160114605A (ko) 무균 작업 시스템
KR20110108509A (ko) 초음파 가습원리를 이용한 과산화수소 의료용 소독장치
JP2011010892A (ja) 室内除染システム
JP2000237606A (ja) グローブボックス
JPH11319046A (ja) 滅菌方法、滅菌装置及び無菌試験装置
JP5056251B2 (ja) オゾン水応用機器及びそのカビ防止方法
WO2008121792A2 (en) Integrated washer and container sterilizer with lid control
JPH0515952U (ja) 医療用滅菌装置
JP2009207739A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置及び方法、並びに過酢酸分解フィルタ
JP2020044037A (ja) 滅菌装置
JP2004330340A (ja) ロボットを備えたアイソレータ内部の滅菌方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050510

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050510

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080819

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090113