JP2017076900A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017076900A
JP2017076900A JP2015203893A JP2015203893A JP2017076900A JP 2017076900 A JP2017076900 A JP 2017076900A JP 2015203893 A JP2015203893 A JP 2015203893A JP 2015203893 A JP2015203893 A JP 2015203893A JP 2017076900 A JP2017076900 A JP 2017076900A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
piezoelectric element
focus
controller
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015203893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5941209B1 (ja
Inventor
金沢 和男
Kazuo Kanazawa
和男 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CIS KK
Original Assignee
CIS KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CIS KK filed Critical CIS KK
Priority to JP2015203893A priority Critical patent/JP5941209B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5941209B1 publication Critical patent/JP5941209B1/ja
Publication of JP2017076900A publication Critical patent/JP2017076900A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】簡素なソフトウェア及びハードウェアを用いて、低感度の撮像素子、暗いレンズ、少光量のエレクトロニックフラッシュあるいはエレクトロニックフラッシュなしでも十分に高解像度にて、複数箇所のピントを合わせる必要のある移動体の撮影が可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】ベルトコンベア102上の物品104に対し、カメラ103をフォーカス方向に駆動することで、物品104に複数のフォーカス位置を設定した撮影を実現する。物品104を撮影する際、コントローラ105はカメラ103のHSYNC及びVSYNCに同期して、垂直ブランキング期間に予め設定したフォーカス位置にフォーカスを合わせるべく、アクチュエータ107を駆動する圧電素子108にPWM制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関する。より詳細には、ベルトコンベア等の移送手段によって移送される対象物 の静止画を撮影する撮像装置に関する。
撮像素子の高性能化と画像処理技術の進歩により、画像認識機能を備える産業用途の撮像装置(マシンビジョンシステム)が普及している。撮像装置は、ベルトコンベアやロボットアーム等によって移動する物品(被写体)を撮影する。撮像装置に接続される情報処理装置は、撮像装置が出力する静止画像データを処理することで、物品の良否等を判定する。そして、物品の処理設備は、その判定結果に応じて所定の処理を行う。こうすることで、撮像装置は生産設備の歩留まりを向上させる等の効果を奏する。
従来の撮像装置は、高感度の撮像素子と、F値が小さい(明るい)レンズと、大光量のエレクトロニックフラッシュ(ストロボ)を用い、また絞りを開けていた。

発明者は特許文献1に開示される、圧電素子を用いて撮像素子をベルトコンベアの移動方向に平行な方向へ駆動して、ブレを減少する技術を発明した。この技術により、撮像装置に使用する光学系のコストを低減させることができた。
特許5597783号公報
例えば、高さが異なる部品が集積されているプリント基板を撮影する場合、被写界深度を深くして、一回の撮影で全ての高さが異なる部品にピントが合うようにするために、光学系の絞りを絞る必要が生じる。絞りを絞ると、画像が暗くなる。
本発明はかかる状況に鑑みてなされたものであり、簡素なソフトウェア及びハードウェアを用いて、低感度の撮像素子、暗い(透明度の低い)レンズ、少光量のエレクトロニックフラッシュあるいはエレクトロニックフラッシュなしでも十分に高解像度にて、複数箇所のピントを合わせる必要のある被写体の撮影が可能な撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、被写体を撮影する撮像素子と、撮像素子と被写体との間に介在して撮像素子に被写体のイメージを結像する光学系と、撮像素子を光学系に対しフォーカス方向に駆動するアクチュエータと、アクチュエータに組み込まれ、アクチュエータに駆動力を供給する圧電素子と、圧電素子に接続され、圧電素子に制御電圧を供給するコントローラとを具備する。
本発明により、簡素なソフトウェア及びハードウェアを用いて、低感度の撮像素子、暗いレンズ、少光量のエレクトロニックフラッシュあるいはエレクトロニックフラッシュなしでも十分に高解像度にて、複数箇所のピントを合わせる必要のある被写体 の撮影が可能な撮像装置を提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施形態に係る撮像装置を含む、産業ラインの概略図である。 カメラ構造体の分解斜視図である。 アクチュエータの正面図である。 静止画像情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 コントローラのハードウェア構成を示すブロック図である。 コントローラのソフトウェア機能を示すブロック図である。 PWMドライバの回路図である。 一般的な光学系における、ワーキングディスタンス変化量に対するフランジバック変化量の関係を示すグラフである。 本実施形態に係る撮像装置の動作原理を説明する概念図である。 外部トリガの発生をきっかけとする、コントローラ及びカメラの動作の流れを説明するタイムチャートである。 コントローラにフォーカス位置を設定するためのアプリケーションプログラムの操作画面である。
本発明の実施形態(以下「本実施形態」と略す)について、概略を説明する。
本実施形態に係る撮像装置は、特許文献1に開示される技術の応用である。すなわち、撮像素子を圧電素子にてフォーカス方向に駆動することで、撮影対象となる物品の、複数箇所のピントを合わせることを実現する。撮像素子のピント位置はプリセットしておく。撮影は例えば1/60秒毎、つまり1フレーム毎に行い、撮像素子の駆動は垂直ブランキング期間に行う。民生品のデジタルカメラではまず行わないであろう、動画像フレーム毎にピントを異ならせた高速連続撮影を実現する。
[産業ライン101に適用される撮像装置102と静止画像情報処理装置110]
図1は、本実施形態に係る撮像装置102を含む、産業ライン101の概略図である。
撮像装置102は、カメラ103と、カメラ103の光学系104と、コントローラ105よりなる。
カメラ103は、撮像素子106と、撮像素子106をピント方向に駆動するアクチュエータ107と、アクチュエータ107に駆動力を供給する圧電素子108と、撮像素子106から出力される映像信号を静止画像データとして出力するための映像信号処理部109よりなる。
カメラ103から出力される画像データは、静止画像情報処理装置110に供給され、所定の画像処理が行われる。
コントローラ105は、アクチュエータコントローラ111と、PWMパルス生成部112と、PWMドライバ113よりなる。
被写体114は図示しない移送機構によって、カメラ103の光学系104が形成する、カメラ103の画角の範囲内に移送され、一旦停止される。この被写体114は、製造途中の物品や、製造後の検査の途中の物品である。
被写体114がカメラ103の画角の範囲内に移送される際、フォトインタラプタ115は被写体114の存在を検出し、外部トリガを出力する。外部トリガはコントローラ105のアクチュエータコントローラ111に供給される。
アクチュエータコントローラ111は、外部トリガと、カメラ103の映像信号処理部109から出力される垂直同期信号(以下「VSYNC」)及び水平同期信号(以下「HSYNC」)に基づいて、内部トリガを生成し、映像信号処理部109に供給する。この内部トリガは映像信号処理部109を通じて撮像素子106にも供給される。撮像素子106は周知のCMOS撮像素子であり、内部トリガを受けて内蔵するシーケンサをリセットする。
また、アクチュエータコントローラ111は、外部トリガと、カメラ103の映像信号処理部109から出力されるVSYNC及びHSYNCに基づいて、アクチュエータトリガを生成し、PWMパルス生成部112に供給する。PWMパルス生成部112はPWMドライバ113を制御するパルスを生成する。PWMドライバ113はPWMパルス生成部112の制御に基づいて、高電圧の駆動電圧を生成し、圧電素子108を駆動する。圧電素子108は、PWMドライバ113によって所定の電圧が印加されることで、圧電素子108の形状の変位が増減する。
カメラ103は、アクチュエータコントローラ111から出力される内部トリガを受けて、被写体114を撮影する。撮像素子106は映像信号を映像信号処理部109へ出力する。映像信号処理部109は映像信号から画像データを生成して、静止画像情報処理装置110へ出力する。
また、PWMドライバ113から出力される駆動電圧によって、圧電素子108が変形し、これによりアクチュエータ107は撮像素子106をピント方向に駆動する。一方、光学系104は、被写体114との相対距離及び位置を固定している。このため、カメラ103は、内部トリガと駆動電圧を受けて、被写体114の複数のピント位置における画像データを、静止画像情報処理装置110へ出力する。
静止画像情報処理装置110は大容量のメモリを内蔵するフレームグラバ116を有し、カメラ103から出力される画像データをフレームグラバ116に取り込む。また、静止画像情報処理装置110はコントローラ105にフォーカスパターンデータを含む撮像コマンドを送信する。
[カメラ構造体201]
図2は、カメラ構造体201の分解斜視図である。
レンズを含む光学系104はフロントパネル202に固定される。フロントパネル202の四隅には4本の支柱203がネジ止めされ、この支柱203を通じて背面板204が固定される。背面板204の2辺には、アクチュエータ107が2個、ネジ止めされている。アクチュエータ107の、背面板204にネジ止めされていない他方には、台板205がネジ止めされている。台板205には、撮像素子106を有するカメラ基板206がネジ止めされている。
[アクチュエータ107]
図3は、アクチュエータ107の正面図である。
アクチュエータ107は、ステンレス等の弾性変形が可能な金属の板を切削加工して形成される。アクチュエータ107の中心部分には圧電素子108が圧入されている。圧電素子108に電圧が印加されると、圧電素子108は伸長変形する。すると、テコの原理で固定部301に対し、第一可動部302が矢印R303方向に、第二可動部304が矢印R305方向に、それぞれ移動する。
図2と図3を見てわかるように、圧電素子108に電圧が印加されると、アクチュエータ107はその短手方向の幅が短くなる方向に変形する。すると、台板205を通じてカメラ基板206が光学系104から離間される方向に駆動される。
[静止画像情報処理装置110]
図4は、静止画像情報処理装置110のハードウェア構成を示すブロック図である。
静止画像情報処理装置110は周知のパソコン等の情報処理装置であり、CPU401、ROM402、RAM403、表示部404、操作部405及び不揮発性ストレージ406が、バス407に接続されている。バス407には更に、画像データを受け取るフレームグラバ116と、コントローラ105に撮像コマンドを出力するシリアルインターフェース(図4中「シリアルI/F」と略)408が接続されている。
不揮発性ストレージ406には周知のOSと、情報処理装置を静止画像情報処理装置110として稼働させるためのプログラムが格納されている。
[コントローラ105のハードウェア構成]
図5は、コントローラ105のハードウェア構成を示すブロック図である。
周知のマイコンよりなるコントローラ105は、CPU501、ROM502、RAM503及び不揮発性ストレージ504が、バス505に接続されている。バス505には更に、外部トリガとHSYNC及びVSYNCが入力される第一インターフェース(図5中「第一I/F」と略記)506、内部トリガと、PWM+パルス及びPWM−パルスを出力する第二インターフェース(図5中「第二I/F」と略記)507、外部の図示しない設定端末と接続されるUSB等の制御インターフェース(図5中「制御I/F」と略記)508が接続されている。
第二インターフェースから出力されるPWM+パルス及びPWM−パルスは、PWMドライバ113に入力される。スイッチング電源509は、図示しない商用交流電源を整流して、PWMドライバ113に直流高電圧を与える。
[コントローラ105のソフトウェア機能]
図6は、コントローラ105のソフトウェア機能を示すブロック図である。
入出力制御部601は、外部トリガを受けると、内蔵するタイマ602を起動して、タイマ602が計時した時間の経過後、カウンタ603をリセットする。カウンタ603はカメラ103から出力されるHSYNC及びVSYNCを計数する。
入出力制御部601は、カウンタ603が所定の数値に至ったことを受けて、内部トリガをカメラ103へ出力すると共に、PWMパルス生成部112にアクチュエータトリガと、フォーカスパターンメモリ604に格納されているフォーカスパターンデータを出力する。
PWMパルス生成部112は、アクチュエータトリガとフォーカスパターンデータを受けて、PWMパターンメモリ605を参照して、PWMドライバ113へPWM+パルスまたはPWM−パルスを出力する。
なお、アクチュエータトリガはコントローラ105のソフトウェア機能の内部で生成されるフラグである。すなわち、ソフトウェア機能である入出力制御部601からソフトウェア機能であるPWMパルス生成部112に引き渡されるフラグである。
不揮発性ストレージ504またはROMに記憶されているPWMパターンメモリ605には、PWMドライバ113が圧電素子108に所望の電圧を与えるためのPWMパルスのパターンが記憶されている。
不揮発性ストレージ504に記憶されているフォーカスパターンメモリ604には、PWMドライバ113が圧電素子108にフォーカス駆動を行うフォーカスパターンデータが記憶されている。このフォーカスパターンデータは、静止画像情報処理装置110から撮像コマンドによってフォーカスパターンメモリ604に記憶される。
コントローラ105は、産業ライン101の稼働前にフォーカスパターンデータを記憶すると、産業ライン101の稼働時にはフォーカスパターンメモリ604に記憶されたフォーカスパターンデータに従って、圧電素子108及び撮像素子106を制御する。あるいは、産業ライン101の稼働中、被写体114が画角の範囲内に到達する前、つまり撮像工程の都度、静止画像情報処理装置110から撮像コマンドをコントローラ105に与えて、フォーカスパターンメモリ604にフォーカスパターンデータを記憶させてもよい。
[PWMドライバ113]
図7は、PWMドライバ113の回路図である。
コントローラ105から出力されるPWM+パルスは、Pチャネル型MOSFET701(以下「PMOSFET」と略)のゲートに印加される。ソースがスイッチング電源509に接続されるPMOSFET701は、スイッチング電源509に対するハイサイドスイッチとして機能する。
コントローラ105から出力されるPWM−パルスは、Nチャネル型MOSFET702(以下「NMOSFET」と略)のゲートに印加される。NMOSFET702のドレインは、電流制限抵抗R703に接続されている。電流制限抵抗R703の他方の端子は、PMOSFET701のドレインに接続されている。NMOSFET702は、平滑コンデンサC704及び圧電素子108に対するローサイドスイッチとして機能する。
なお、PWMドライバ113におけるNMOSFET702及びPMOSFET701は一般的な使用例であるが、必ずしもこれに限られない。例えば、ハイサイドスイッチとして用いるPMOSFET701の代わりにNMOSFETを用いて、NMOSFETのゲートにスイッチング電源509が出力する電圧より高いゲート電圧を印加することで、スイッチング電源509のオン・オフを制御させてもよい。
NMOSFET702がオフ状態のまま、PMOSFET701のゲートにPWM+パルスを与えると、PMOSFET701はPWM+パルスの波形に呼応してオン・オフ制御される。すると、平滑コンデンサC704に電荷が溜まり、平滑コンデンサC704の端子間電圧が上昇する。そして、圧電素子108は平滑コンデンサC704の端子間電圧に呼応して変位が増大する。
平滑コンデンサC704の端子間電圧が所望の電圧に上昇したら、PMOSFET701及びNMOSFET702をオフ状態に維持する。圧電素子108は容量性負荷であるため、圧電素子108に電流は流れず、平滑コンデンサC704の端子間電圧は変わらないので、圧電素子108は変位を維持する。
PMOSFET701がオフ状態のまま、NMOSFET702のゲートにPWM−パルスを与えると、NMOSFET702はPWM−パルスの波形に呼応してオン・オフ制御される。すると、平滑コンデンサC704の端子間電圧が下降する。そして、圧電素子108は平滑コンデンサC704の端子間電圧に呼応して変位が減少する。
圧電素子108が容量性負荷であること、またフォーカス位置を維持する時間は例えば1/60秒等の、フレームレートに相当する極僅かな時間であることにより、フォーカス位置を維持する間はPWM制御を行わず、PMOSFET701及びNMOSFET702を同時にオフ制御するだけでよい。
[動作原理]
図8は、一般的な光学系104における、ワーキングディスタンス変化量(図8中「WD変化量」と略記)に対するフランジバック変化量(図8中「FB変化量」と略記)の関係を示すグラフである。WDとは、対物レンズ下面と被写体114との距離である。FBとは、撮像素子106から撮像素子106に面するレンズとの距離である。
図8を見て判るように、FBを0.1mm変化させると、WDは20mm変化させることができる。
すなわち、一般的な光学系104は、レンズをフォーカス方向に移動させることでフォーカス(ピント)を合わせるが、レンズを含む光学系104は固定したまま、撮像素子106をフォーカス方向に移動させて、FBを変化させることで、同様の効果を得ることができる。そして、レンズの移動距離(WD)に比して、撮像素子106の移動距離(FB)は微小で済む。
図9は、本実施形態に係る撮像装置102の動作原理を説明する概念図である。
図9中、(A)は圧電素子108に第一の制御電圧を印加した状態を説明する図である。圧電素子108に第一の制御電圧を印加する時、アクチュエータ107の変位量は小さい。この時、合焦点は被写体114の高さが最も低い部品901に合致する。
図9中、(B)は圧電素子108に第二の制御電圧を印加した状態を説明する図である。圧電素子108に第一の制御電圧より高い第二の制御電圧を印加する時、アクチュエータ107の変位量は圧電素子108に第一の制御電圧を印加された時より大きい。この時、合焦点は圧電素子108に第一の制御電圧を印加された時の、被写体114の高さが最も低い部品901より高い、2番目の高さの部品902に合致する。
図9中、(C)は圧電素子108に第三の制御電圧を印加した状態を説明する図である。圧電素子108に第二の制御電圧より高い第三の制御電圧を印加する時、アクチュエータ107の変位量は圧電素子108に第二の制御電圧を印加された時より大きい。この時、合焦点は圧電素子108に第二の制御電圧を印加された時の、被写体114の高さが2番目の高さの部品902より高い、3番目の高さの部品903に合致する。
いずれの場合においても、被写体114と光学系104との間の距離は変化せず、光学系104と撮像素子106との間の距離が、アクチュエータ107によって変化することで、被写体114における合焦点が変化する。
20mm長の圧電素子108に150Vを印加した際の、圧電素子108の変位量は、約17.4μmである。このままでは撮像装置102において所望のフォーカス範囲を得ることが困難である。そこで、テコの原理を応用して、圧電素子108の変位量を倍増するアクチュエータ107を採用した。図2及び図3に示すアクチュエータ107は、圧電素子108の変位量を約3倍に増大することができる。これにより、フランジバック距離が変化し、WD変化量を20mm程度確保することができる。
一般的な表面実装部品(SMD:Surface Mount Device)の高さは20mmに満たないものが殆どであることから、本実施形態の撮像装置102は、殆どのプリント基板における、画像処理を用いた検査用途に適合する。
[動作の流れ]
図10は、外部トリガの発生を契機とした、コントローラ105及びカメラ103の動作の流れを説明するタイムチャートである。横軸は時間であり、縦軸は論理または電圧を示す。
図10中、(A)はコントローラ105に入力される外部トリガのタイムチャートである。
(B)はコントローラ105から生成され映像信号処理部109に供給される、内部トリガのタイムチャートである。内部トリガの立ち上がりは、カメラ103から発生する映像信号の、垂直ブランキング期間の開始タイミングに等しい。
(C)はコントローラ105から生成されPWMパルス生成部112に供給される、アクチュエータトリガのタイムチャートである。アクチュエータトリガの立ち上がりは、アクチュエータ107を駆動するタイミングを決定する。
(D)はPWMドライバ113から圧電素子108に与えられる、アクチュエータ107の動作電圧のタイムチャートである。
(E)はカメラ103の露光のタイミングのタイムチャートである。露光していない期間は垂直ブランキング期間である。
(F)は映像信号処理部109から静止画像情報処理装置110に供給される画像データのタイムチャートである。
なお、説明の便宜上、論理信号((A)、(B)、(C)、(E))はハイアクティブ(高電位が論理の真を表す。)にて記述している。
外部トリガが発生すると(T1001)、入出力制御部601はタイマ602を起動して、被写体114がカメラ103の画角の範囲内に到達し、移送機構が停止し、被写体114の振動が停止するまでの、所定の時間を計時する。タイマ602が所定の時間を計時したら、入出力制御部601はカウンタ603を起動して、内部トリガを発生する(T1002)。この内部トリガは映像信号処理部109を通じてCMOS型の撮像素子106にリセット動作を引き起こす。すると、撮像素子106は内部トリガを受けてから僅かな時間だけ、HSYNC及びVSYNCが出力されない状態が生じる。その後、撮像素子106はHSYNC及びVSYNCを出力する。カウンタ603はHSYNC及びVSYNCを計数する。
内部トリガが出力された時点T1002から、撮像素子106がHSYNCを出力し続けて暫くすると、垂直ブランキング期間が終了し、露光期間が開始する(T1003)。この、時点T1002とT1003の間が垂直ブランキング期間となる。入出力制御部601は、垂直ブランキング期間の開始時点(T1002)からタイマ602でマージンとなる時間を計時した後、アクチュエータトリガと、フォーカスパターンメモリ604に格納されているフォーカスパターンデータをPWMパルス生成部112に出力する(T1004)。
PWMパルス生成部112は、先ずPWM−パルスを出力して、平滑コンデンサC704及び圧電素子108に溜まっている電荷を放電する(T1004からT1005の間)。次にPWMパルス生成部112は、入出力制御部601から受け取ったフォーカスパターンデータに基づき、PWMパターンメモリ605から該当するPWMパターンデータを読み出す。そして、読み出したPWMパターンデータに基づくPWM+パルスを出力して、平滑コンデンサC704及び圧電素子108を充電し、平滑コンデンサC704及び圧電素子108の電圧を所望の電圧まで上昇させる(T1005からT1006の間)。
カウンタ603の値が撮像素子106が出力する1フレーム分のHSYNCに相当する値に至ったら、入出力制御部601は次の内部トリガをカメラ103へ出力する(T1007)。この時点T1007が垂直ブランキング期間の開始時点となる。以下、時点T1002からT1003と同様の動作となる。入出力制御部601はアクチュエータトリガ(T1006)をPWMパルス生成部112に出力する。次にPWMパルス生成部112は平滑コンデンサC704及び圧電素子108に溜まっている電荷の放電(T1008からT1009)を行い、平滑コンデンサC704及び圧電素子108を充電(T1009からT1010)する。そして垂直ブランキング期間が終了する(T1011)。
時点T1007からT1011までの動作は、フォーカスパターンメモリ604に格納されているフォーカスパターンデータのレコード数だけ行われる(T1012、T1013、T1014、T1015、T1016、T1017、T1018)。
すなわち入出力制御部601は、外部トリガを受信したら、フォーカスパターンメモリ604に格納されているフォーカスパターンデータのレコード数だけ、内部トリガと、アクチュエータトリガを出力する。その際、カウンタ603はHSYNC及びVSYNCを計数して、撮像素子106の1フレーム分の時間を把握し、撮像素子106と同期して動作する。
アクチュエータトリガは、コントローラ105から明示的な信号としては出力されないが、PWMドライバ113が圧電素子108に駆動電圧を与え、アクチュエータ107が動作する開始時間に等しい。
図10において、内部トリガ(T1002、T007、T1012、T1017)とアクチュエータトリガ(T1004、T1008、T1013、T1018)、すなわちアクチュエータの動作開始時間との間には、入出力制御部601によってマージンのために所定の相対時間D1020が設けられている。そして、アクチュエータの駆動は垂直ブランキング期間の中で行われる。垂直ブランキング期間は、図10では時点T1002からT1003の間、T1007からT1011の間、T1012からT1016の間である。アクチュエータの駆動は、時点T1004からT1006の間、T1008からT1010の間、T1013からT1015の間である。アクチュエータの駆動が終了する時点である時点T1006は垂直ブランキング期間の終了時点である時点T1003より早い時点である。同様に、時点T1010はT1011の手前であり、時点T1015はT1016の手前である。
[PWMの台形制御]
図9及び図10に示す、圧電素子108に印加する制御電圧は、モータ等で周知のいわゆる台形制御を用いている。すなわち、電圧を徐々に上げ、また徐々に下げるためにPWMドライバ113に印加するPWM+パルスまたはPWM−パルスのデューティ比またはパルス密度を変化させる。これは、アクチュエータ107で発生するリンギングを防止するためである。いきなり所定の電圧を圧電素子108に印加すると、アクチュエータ107に強大な力が瞬時に加わり、アクチュエータ107が固有振動で振動してしまう。このリンギングを防ぐため、アクチュエータ107に加わる力、すなわち加速度を所定の値以下に抑える。このために、コントローラ105はPWM制御による圧電素子108に印加する電圧の制御に台形制御を採用している。
[フォーカス位置の設定]
図11は、コントローラ105にフォーカス位置を設定するためのアプリケーションプログラムの操作画面である。なお、説明のため、カメラ103による撮影イメージも併せて表示している。
ノートパソコン等の図示しない設定端末をコントローラ105に接続し、アプリケーションプログラムを起動すると、図11に示す操作画面1101が表示される。また、カメラ103から出力される画像データも設定端末に入力される。なお、設定端末は静止画像情報処理装置110で兼用することもできる。
フォーカス位置を合わせるために、図示しない移送機構を停止した状態で被写体114をカメラ103の画角の範囲内に置き、カメラ103の出力データをモニタウィンドウ1102で見る。
フォーカス設定欄1103をマウス等のポインティングデバイスで選択し、スライドバー1104をマウス等のポインティングデバイスで左右に動かすと、PWMドライバ113からスライドバー1104で指示された位置に対応する電圧が圧電素子108に印加される。すると、カメラ103のフォーカス位置が変化して、モニタウィンドウ1102に表示される、カメラ103による撮影画像に、フォーカス位置の変化が現れる。個々のフォーカス設定欄1103毎に所望のフォーカス位置を設定することで、複数のフォーカス位置に対応する電圧データの情報が、コントローラ105のフォーカスパターンメモリ604に記憶される。
図11中、V1104、V1105及びV1106は、それぞれ異なるフォーカス設定における、モニタウィンドウ1102の表示イメージである。白抜き矢印R1107、R1108及びR1109は、それぞれフォーカスが合致した部品を示す。異なる高さの部品に対し、フォーカスを合致させることで、静止画像情報処理装置110における部品の良否判定等の画像処理を確実に遂行することが可能になる。
本実施形態の撮像装置102は、予め複数のフォーカス位置を設定端末を用いた設定作業を通じてコントローラ105に記憶させる。そして、光学系104に対する撮像素子106のFB距離を機械的に駆動することで、被写体114とカメラ103とのフォーカス位置を複数箇所合わせて、そのフォーカス位置毎に連続的に撮影をすることができる。
民生用デジタルスチルカメラに採用されているオートフォーカスとは異なり、撮影装置にフォーカス位置を探す動作は不要となる。また、撮像素子106の機械的駆動は垂直ブランキング期間の中で行われる。このため、例えば1/60秒等のフレームレートで連写するという、民生用デジタルスチルカメラに採用されているオートフォーカスでは不可能な、極めて高速なフォーカス位置の異なる複数回の連続撮影を実現できる。
本発明の実施形態は、以下の様な応用例が可能である。
(1)近年のマシンビジョン用途のカメラには、部分読み出しと呼ばれる、撮像範囲の一部分を抜粋して画像データとして出力する機能を有するものがある。撮像範囲を限定することで、フレームレートを上げることも可能である。また、撮像範囲の複数箇所を順番に抜粋するシーケンサ機能を有するものもある。このカメラと本実施形態のコントローラ105とを組み合わせることで、撮像範囲内の、撮影したい部品が存在する領域のみ抜粋して、フォーカスを合わせて撮影、という動作を連続して実行できる。また、フレームレートも向上することで、撮像装置102の撮影動作はより高速になり、撮像装置102が出力する画像データのデータ量も節約できるので、静止画像情報処理装置110の負担も軽減される。
(2)移送機構には異なる種類のプリント基板(被写体114)が混在して流れることがある。そこで、撮像装置102が複数種類の被写体114を区別して、被写体114毎に異なるフォーカスパターンデータを用いて撮影することができる。具体的には、フォトインタラプタ115を複数設けたり、またフォトインタラプタ115の出力波形の長短を区別する等で、フォトインタラプタ115の出力信号、すなわち外部トリガに被写体114の識別能力を持たせる。この外部トリガを静止画像情報処理装置110に与えて、静止画像情報処理装置110に異なる被写体114を識別する能力を持たせる。そして、静止画像情報処理装置110が被写体114の種別に合わせた撮像コマンドをコントローラ105に与えることで、撮像装置102が複数種類の被写体114を対象に撮影を行うことが可能である。
本発明の実施形態では、撮像装置102を開示した。
被写体114に対し、カメラ103をフォーカス方向に駆動することで、被写体114に複数のフォーカス位置を設定した撮影を実現する。被写体114を撮影する際、コントローラ105はカメラ103のHSYNC及びVSYNCに同期して、垂直ブランキング期間に予め設定したフォーカス位置にフォーカスを合わせるべく、アクチュエータ107を駆動する圧電素子108にPWM制御を行う。低感度のカメラ103や、F値の大きい光学系104等、低価格な撮像部品を用いて、被写体114の、フォーカス位置の異なる複数の箇所に対してピンぼけのない高解像度の静止画像を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含む。
例えば、上記した実施形態は本発明をわかりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることは可能であり、更にはある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計するなどによりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行するためのソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の揮発性あるいは不揮発性のストレージ、または、ICカード、光ディスク等の記録媒体に保持することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
101…産業ライン、102…撮像装置、103…カメラ、104…光学系、105…コントローラ、106…撮像素子、107…アクチュエータ、108…圧電素子、109…映像信号処理部、110…静止画像情報処理装置、111…アクチュエータコントローラ、112…PWMパルス生成部、113…PWMドライバ、114…被写体、115…フォトインタラプタ、116…フレームグラバ、201…カメラ構造体、202…フロントパネル、203…支柱、204…背面板、205…台板、206…カメラ基板、301…固定部、302…第一可動部、304…第二可動部、401…CPU、402…ROM、403…RAM、404…表示部、405…操作部、406…不揮発性ストレージ、407…バス、408…シリアルインターフェース、501…CPU、502…ROM、503…RAM、504…不揮発性ストレージ、505…バス、506…第一インターフェース、507…第二インターフェース、508…制御インターフェース、509…スイッチング電源、601…入出力制御部、602…タイマ、603…カウンタ、604…フォーカスパターンメモリ、605…PWMパターンメモリ、701…PMOSFET、702…NMOSFET、R703…電流制限抵抗、C704…平滑コンデンサ、1101…操作画面、1102…モニタウィンドウ、1103…フォーカス設定欄、1104…スライドバー
従来の撮像装置は、高感度の撮像素子と、F値が小さい(明るい)レンズと、大光量のエレクトロニックフラッシュ(ストロボ)を用い、また絞りを開けていた
明者は特許文献1に開示される、圧電素子を用いて撮像素子をベルトコンベアの移動方向に平行な方向へ駆動して、ブレを減少する技術を発明した。この技術により、撮像装置に使用する光学系のコストを低減させることができた。
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、移送機構により移送される被写体の検査に用いられる撮像装置であって、被写体を撮影する撮像素子と、撮像素子と被写体との間に介在して撮像素子に被写体のイメージを結像する光学系と、撮像素子を光学系に対しフォーカス方向に駆動するアクチュエータと、アクチュエータに組み込まれ、アクチュエータに駆動力を供給する圧電素子とを具備する。そしてコントローラは、圧電素子に接続され、外部トリガに呼応して、撮像素子に撮影の開始を指示すると共に、撮像素子が出力する映像信号の第一の垂直ブランキング期間の間に、圧電素子に予め定めた第一の制御電圧を供給することにより、アクチュエータを駆動して光学系を第一の位置に駆動し、撮像素子が出力する映像信号の、第一の垂直ブランキング期間の後に現れる第二の垂直ブランキング期間の間に、圧電素子に予め定めた第二の制御電圧を供給することにより、アクチュエータを駆動して光学系を第二の位置に駆動する。

Claims (3)

  1. 被写体を撮影する撮像素子と、
    前記撮像素子と前記被写体との間に介在して前記撮像素子に前記被写体のイメージを結像する光学系と、
    前記撮像素子を前記光学系に対しフォーカス方向に駆動するアクチュエータと、
    前記アクチュエータに組み込まれ、前記アクチュエータに駆動力を供給する圧電素子と、
    前記圧電素子に接続され、前記圧電素子に制御電圧を供給するコントローラと
    を具備する撮像装置。
  2. 前記コントローラは、外部トリガに呼応して、前記撮像素子に撮影の開始を指示する内部トリガを生成すると共に、前記撮像素子が出力する映像信号の垂直ブランキング期間の間に、前記内部トリガに対して所定の相対時間を以って前記圧電素子に制御電圧を供給することにより、前記アクチュエータを駆動する、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記コントローラは、前記撮像素子から発生する水平同期パルスを計数することで1フレームに相当する時間を計測して、前記内部トリガを発生する、
    請求項2に記載の撮像装置。
JP2015203893A 2015-10-15 2015-10-15 撮像装置 Active JP5941209B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015203893A JP5941209B1 (ja) 2015-10-15 2015-10-15 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015203893A JP5941209B1 (ja) 2015-10-15 2015-10-15 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5941209B1 JP5941209B1 (ja) 2016-06-29
JP2017076900A true JP2017076900A (ja) 2017-04-20

Family

ID=56244597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015203893A Active JP5941209B1 (ja) 2015-10-15 2015-10-15 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5941209B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021009884A1 (ja) * 2019-07-17 2021-01-21
US12035064B2 (en) 2019-01-25 2024-07-09 Cambridge Mechatronics Limited PWM synchronisation

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950429A (ja) * 1982-09-17 1984-03-23 Nippon Kogaku Kk <Nikon> カメラのレリ−ズ装置
JPH04229783A (ja) * 1990-12-27 1992-08-19 Sony Corp ビデオカメラ
JP3804841B2 (ja) * 1997-08-11 2006-08-02 フジノン株式会社 カメラのレンズ駆動装置
JP2002247443A (ja) * 2001-02-21 2002-08-30 Sanyo Electric Co Ltd ディジタルカメラ
JP3920085B2 (ja) * 2001-12-11 2007-05-30 富士フイルム株式会社 固体撮像装置とそのスミア補正方法並びにデジタルスチルカメラ
JP4137442B2 (ja) * 2001-12-28 2008-08-20 富士フイルム株式会社 固体撮像装置とそのスミア電荷除去方法並びにデジタルスチルカメラ
JP2004194075A (ja) * 2002-12-12 2004-07-08 Sony Corp 撮影システム
JP4076147B2 (ja) * 2003-03-19 2008-04-16 株式会社リコー 撮影装置
JP2006060745A (ja) * 2004-08-24 2006-03-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電源制御装置、撮像装置および電源制御方法
JP2011134792A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Olympus Corp 撮像装置ユニット
JP5740649B2 (ja) * 2011-02-17 2015-06-24 株式会社ミツトヨ 画像測定装置、オートフォーカス制御方法及びオートフォーカス制御プログラム
JP5740648B2 (ja) * 2011-02-17 2015-06-24 株式会社ミツトヨ 画像測定装置、オートフォーカス制御方法及びオートフォーカス制御プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12035064B2 (en) 2019-01-25 2024-07-09 Cambridge Mechatronics Limited PWM synchronisation
JPWO2021009884A1 (ja) * 2019-07-17 2021-01-21
WO2021009884A1 (ja) * 2019-07-17 2021-01-21 株式会社Fuji 検査装置および検査用画像の撮像方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5941209B1 (ja) 2016-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112312017B (zh) 拍摄控制方法和电子设备
JP2010091709A (ja) オートフォーカス装置
JP6688787B2 (ja) フォーカス・レンズ・アセンブリーの制御
JP5941209B1 (ja) 撮像装置
JP6136019B2 (ja) 動画像撮影装置、および、動画像撮影装置の合焦方法
CN110381245B (zh) 图像采集设备
JP2007037337A (ja) 駆動装置
US9247123B2 (en) Imaging apparatus
JP2007033570A (ja) 撮像装置、及び、レンズ駆動制御方法
JP2011166306A (ja) 撮像装置
US10194090B2 (en) View angle control apparatus and view angle control method
TWI588585B (zh) 影像擷取裝置及對焦方法
JP2008158028A (ja) 電子スチルカメラ
US10440272B2 (en) Imaging apparatus for controlling actuator which includes vibrator having contact portion and relative movement member with which the contact portion of the vibrator is pressurized and in contact, control method for the imaging apparatus, program of the imaging apparatus, and storage medium which stores the program of the imaging apparatus
CN106210530A (zh) 图像生成方法、装置、系统及电子设备
JP4955356B2 (ja) レンズ移動装置
CN105681670B (zh) 控制方法、控制装置及电子装置
JP2009259983A (ja) 自動焦点調整方法
JP2008244670A (ja) 撮像装置
JP2007219409A (ja) レンズユニット及びその製造方法
JP2006078734A (ja) 撮影装置
US20110310288A1 (en) Method of determining auto-focusing failure
JP2019149603A (ja) 撮像装置の制御方法
JP2010130434A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP5135813B2 (ja) 光学系駆動装置およびカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160519

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5941209

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250