JP4955356B2 - レンズ移動装置 - Google Patents

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Description

この発明は、レンズの移動量が大きくても装置の小型化を実現し、且つ、レンズの位置検出を容易に行うために好適なレンズ移動装置に関する。
近年、携帯電話機等の小型の電子機器にカメラモジュールが実装されているものが普及しており、簡単な撮影設定により手軽に撮像できるようになってきている。また、撮像素子の高画素化や、オートフォーカス機能などの撮影機能の充実化に伴い、レンズモジュールの高機能化が求められてきている。そのため、本願発明者は、特願2006−011178において、レンズの駆動機構に圧電素子を採用し、磁石とホール素子から構成される検出機構を用いて撮像レンズの位置を決めることによって、小型で且つ薄型であってもレンズの移動に支障が無い撮像装置を提案した。
この特願2006−011178によれば、撮像装置はレンズの移動後の位置のばらつきを抑え適正なレンズ移動を行うことができる。しかしながら、オートフォーカス機能など、複数のレンズを用意しこれらを個別に移動させて合焦位置を決定して撮影するような機能を実現させる場合、これらの複数のレンズを駆動させるにはレンズの移動量が大きくなってしまうことがあるため、レンズの移動を追いきれないという問題が生ずることがあった。その結果、カメラモジュールの小型化、高性能化に支障を来していた。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、レンズの移動量が大きくても装置の小型化を実現し、且つ、レンズの位置検出を容易に行うために好適なレンズ移動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は
レンズと、
記レンズを保持するレンズ枠に設けられた第1の端部と前記第1の端部の移動量に対し移動量が小さくなる位置にある第2の端部と、を有する連結板を回動させる回動手段と、
前記回動手段による回動に応じて変化する前記第2の端部の位置と、前記レンズの移動位置とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記レンズを移動させるよう指示する指示手段と、
前記指示手段によって指示された前記レンズを移動させる位置に対応する前記第2の端部の位置を前記記憶手段より読み出し、当該読み出された位置に前記第2の端部が位置するように前記レンズを移動させるレンズ移動手段と、
を備えことを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、当該第2の端部には磁性部材が設けられるとともに、当該磁性部材が発生する磁界強度を取得し、当該取得した磁界強度を電圧値に変換する変換手段を更に備え、
前記記憶手段は、当該所定の位置に対応する当該第2の端部の位置として、前記変換手段によって変換される電圧値を記憶することを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明において、前記回動手段は、カム状に形成された部材であることを特徴とする。
前記レンズ移動手段は、圧電素子を用いて前記レンズを移動し、
前記記憶手段は、当該所定の位置に対応する当該第2の端部の位置として、前記レンズの移動位置において前記圧電素子が検出すべきパルス波のパルス数を記憶してもよい。
この発明によれば、レンズ枠に第1の端部が設けられ、この第1の端部の移動量に対し、第2の端部の移動量が小さくなるような位置に回動軸を備えた回動部を有し、レンズを所定の位置まで移動させるよう指示すると、この所定の位置に対応する第2の端部の位置を読み出し、この読み出された位置へ、第2の端部が来るようにレンズを移動させるので、レンズの移動量が大きくても装置の小型化を実現し、且つ、レンズの位置検出を容易に行うことができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。以下の説明では、レンズ駆動装置として、一般に普及しているカメラ付きの携帯電話機100を用いる。携帯電話機100は、蓋部と本体部の各一端部をヒンジ部で連結した構成を有し、折り畳み可能である。ただし、これは一例に過ぎず、カメラモジュールを備えたモバイル端末など他の装置を用いた実施形態を採用することもできることは言うまでもない。
まず、携帯電話機100が備えるレンズモジュール1の構造を、図1(a)、(b)を用いて説明する。レンズモジュール1は、非駆動レンズ10、ズームレンズユニット20、フォーカスレンズユニット30、撮像部40等を備える。携帯電話機100は、レンズモジュール1を制御して、いわゆるオートフォーカス(AF)などの調整ができる。以下詳述する。
非駆動レンズ10は、レンズモジュール1の外部に接し固定されたフロントレンズである。
ズームレンズユニット20は、撮影画像の拡大・縮小に用いるズームレンズ群(以下、単に「ズームレンズ」と呼ぶ)201を備える。ズームレンズ201は、レンズ枠202によりレンズホルダ203に収容される。ズームレンズ201を収容したレンズホルダ203は、駆動軸204を軸として、レンズユニット駆動部材205によって光学軸方向に駆動される。ズームレンズ201が移動すると、撮像部40が撮影する被写体の画像サイズ(被写体を撮影する画角)が変化する。即ち、ズーム倍率が変化する。この駆動は圧電素子206を用いて行われる。本実施形態では、圧電素子としてピエゾ素子を用いる。圧電素子206は印加電圧に応じて伸縮する性質をもつことが知られている。駆動軸204は圧電素子206の一面に固着され、レンズホルダ203と押さえ板216との間に挟まれて固定される。錘207は駆動軸204を支えている。SUS(Super Use Stainless steel)板215は、金属製板状部材から構成され、錘207をレンズモジュール1に固定する。押さえ板216は、レンズホルダ203と共に駆動軸204を挟んで固定する。押さえバネ217は、押さえ板216を引っ張り、レンズホルダ203と駆動軸204との間に適切な摩擦を与える。ズームレンズユニット20は、レンズ保持用軸部材213と保持枠部材214によりレンズモジュール1に固定される。
図2は、ズームレンズユニット20が駆動する様子を模式的に示した図である。圧電素子206による伸縮により、ズームレンズユニット20は、本図に示す矢印Y1、Y2のように、第1の駆動方向の最大駆動位置20Aと、第1の駆動方向と逆向きの第2の駆動方向の最大駆動位置20Bとの間で駆動可能である。ズームレンズ201は複数のレンズを備えることができ、これらのレンズは保持ピン209で連結板208に互いに連結される。連結板208は、支軸ピン210を軸として回動可能に設置され、連結板208の端部には後述する位置測定に用いられる磁性部材として磁石211が設置されている。このようにして、ズームレンズユニット20の移動は、連結板208の支軸ピン210を軸とした磁石211の移動に変わる。
圧電素子206は、図3(a)と(b)に示すように、FPCB(Flexible Print Circuit Board、図示せず)からの制御信号によって伸縮する。圧電素子206の伸縮に伴って、駆動軸204の位置も移動する。
ここで、圧電素子206が低速に伸縮して、駆動軸204が低速に移動すると、駆動軸204とレンズホルダ203との間の摩擦力によって、レンズホルダ203も移動する。しかし、圧電素子206の伸縮の速度が高速の場合は、慣性のために摩擦部分が滑り、レンズホルダ203はほとんど移動せずにほぼ同じ位置にとどまる。
従って、図3(a)から図3(b)の状態に高速で変化し、図3(b)から図3(a)の状態に低速で変化する動作を繰り返すことにより、ズームレンズ201を図2の矢印Y1方向に移動させることができる。同様に、図3(b)から図3(a)の状態に高速で変化し、図3(a)から図3(b)の状態に低速で変化する動作を繰り返すことにより、ズームレンズ201を図2の矢印Y2方向に移動させることができる。
また、ズームレンズユニット20は、ズームレンズ201の位置を測定するための位置測定機構を備える。この位置測定機構は、レンズホルダ203に固着された磁石211とズームレンズユニット20の外枠に配置されたホール素子212とから構成される。レンズホルダ203の位置に応じて、磁石211とホール素子212との間の距離や位置関係が変化し、これらの変化に伴ってホール素子212が検出する磁界強度が変化する。そのため、位置測定機構は、ホール素子212が検出する磁界強度に基づいてレンズホルダ203の位置、すなわち、ズームレンズ201の位置を求めることができる。
次に、フォーカスレンズユニット30は、撮影画像の焦点合わせに用いるフォーカスレンズ群(以下、単に「フォーカスレンズ」と呼ぶ)304を備える。フォーカスレンズ304は、ズームレンズ201と同様に、圧電素子308の伸縮によって駆動軸302を軸として光学軸方向に駆動される。フォーカスレンズ304が移動すると、撮像部40が撮影する画像の焦点が変わる。この駆動は、ズームレンズ201と同様に、異なる圧電素子308を用いて行われる。駆動軸302は圧電素子308の一面に固着され、レンズホルダ303と押さえ板301との間に挟まれて固定される。錘305は駆動軸302を支えている。SUS板309は、金属製板状部材から構成され、錘305をレンズモジュール1に固定する。押さえ板301は、レンズホルダ303と共に駆動軸302を挟んで固定する。
また、フォーカスレンズユニット30は、フォーカスレンズ304の位置を測定するための位置測定機構を備える。この位置測定機構は、レンズホルダ303に固着された磁石307とフォーカスレンズユニット30の外枠に配置されたホール素子306とから構成される。レンズホルダ303の位置に応じて、磁石307とホール素子306との間の距離や位置関係が変化し、これらの変化に伴ってホール素子306が検出する磁界強度が変化する。そのため、位置測定機構は、ホール素子306が検出する磁界強度に基づいてレンズホルダ303の位置、すなわちフォーカスレンズ304の位置を求めることができる。
一般に、合焦動作では、ズームレンズユニット20はフォーカスレンズユニット30よりも大きく移動する。したがって、本実施形態のフォーカスレンズユニット30に実装した構成をそのままズームレンズユニット20に採用すると、磁石211の磁気を検出する感度(レンジや精度)を倍近く持たなければならない。
しかしながら、本実施形態のように、ズームレンズユニット20に連結板208、保持ピン209、支軸ピン210を用い、磁石211を連結板208の端部に設置することにより、磁石211の移動量を実質的に減少させることができる。この結果、ズームレンズユニット20の移動量が大きくても、検出範囲の狭いホール素子を用いてズームレンズ201の位置を検出することができる。例えば、本実施形態では、フォーカスレンズユニット30に用いるホール素子306は、ズームレンズユニット20に用いるホール素子212と同程度の精度のものでよい。
なお、本実施形態では、保持ピン209と支軸ピン210の間の距離と、支軸ピン210と磁石211の間の距離との比は、5:1である。ただし、これは一例に過ぎず、これらの距離を任意に変えた他の変形例を採用することもできる。また、フォーカスレンズユニット30も、ズームレンズユニット20と同様の構成にすることもできる。
撮像部40は、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等、規則的に配列された光電素子の集合体から構成され、入射光をドットマトリクスデータ(ディジタル画像データ)に変換する。これにより、撮像部40は被写体の撮影ができる。撮像部40によって撮影された画像データは所定の記憶領域に記憶される。
次に、この携帯電話機100の回路構成について説明する。
図4(a)に示すように、携帯電話機100の内部回路は、制御部108、様々な指示や情報を入力するためのキー入力部124、前述の撮像部40、前述のホール素子(H/S)212及び306、画像メモリ121、ホール素子出力検出部123、ズームレンズ駆動回路125、フォーカスレンズ駆動回路126等を備える。また、図4(b)は、ズームレンズ駆動回路125の詳細な構成を示す図である。
制御部108は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを含むマイクロプロセッサ等から構成され、ROMに記憶されている動作プログラムに基づいて、この携帯電話機100内の各部を制御する。特に、本実施形態においては、制御部108は、キー入力部124からの指示に従って、後述するレンズ駆動処理を行ってズームレンズ201とフォーカスレンズ304の位置を調整して被写体の撮影を行う。例えば、制御部108は、携帯電話機100が備える操作キー(図示せず)のユーザによる操作に応答して、ズームレンズ駆動回路125とフォーカスレンズ駆動回路126を制御して、圧電素子206及び308を駆動させて、ズームレンズ201とフォーカスレンズ304の位置を調整する。また、制御部108は、キー入力部124からの指示に従って、撮像部40により撮影された画像データを取り込んで画像メモリ121に格納する、等の処理を行う。RAMには、焦点距離と、ズームレンズ201とフォーカスレンズ304のレンズ移動量との対応テーブル1081が記憶されるが詳細は後述する。
キー入力部124は、ユーザによる操作キーの操作に応答して、カメラ起動の指示信号、シャッター指示信号(画像取り込み指示信号)、ズームイン(倍率増加)又はズームアウト(倍率減少)の指示信号などを制御部108に供給する。キー入力部124は、操作キーだけでなく、操作ボタンやポインティングデバイス等の他の入力装置に接続され、これらの入力装置に入力された制御信号を取得してもよい。
画像メモリ121は、フラッシュメモリなどから構成され、撮像部40により撮影された画像データ等を格納する。例えば、画像メモリ121は、着脱可能なフラッシュメモリカード等の外部メモリである。
ホール素子出力検出部123は、ホール素子212、306がそれぞれ磁石211、307から受ける磁界強度の強弱に応じて出力する電圧を検出し、この検出結果をA/D(Analog/Digital)コンバータによって電圧値(ホール素子電圧)に変換して制御部108に供給する。
ズームレンズ駆動回路125は、制御部108からの指示に従ってズームレンズ201を移動するための駆動信号を生成して圧電素子206に供給する。同様に、フォーカスレンズ駆動回路126は、制御部108からの指示に従ってフォーカスレンズ304を移動するための駆動信号を生成して圧電素子308に供給する。
より詳細には、ズームレンズ駆動回路125は、電源部101、駆動波形発生部102、第1のインバータ回路104、第2のインバータ回路105、電流制限抵抗、電源安定化用コンデンサ、等から構成される。
各インバータ回路104、105はPチャネルのMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field effect transistor)104a、105aと、NチャネルのMOSFET104b、105bとから構成された相補型(CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor))のインバータ回路である。また、各MOSFET104a、104b、105a、105bのソースとドレイン間には、ショットキーバリアダイオードが接続され、ソースとドレイン間の電圧の逆転が防止される。
電源部101は、電子回路に電源電圧Vccを供給する。駆動波形発生部102は、制御部108からの指示に応答し、圧電素子206を制御するための一対の駆動信号を発生させ、一方の駆動信号を配線103aを通して第1のインバータ回路104に供給し、もう一方の駆動信号を、配線103bを通して第2のインバータ回路105に供給する。MOSFET104a、104bのゲート電圧に供給された信号の電圧がハイレベルの場合は、NチャネルのMOSFET104bのみがオンになり、圧電素子206の図面左側(第1のインバータ回路104側)の電極の電圧はローレベルになる。逆に、MOSFET104a、104bのゲート電圧に供給された信号の電圧がローレベルの場合は、PチャネルのMOSFET104aのみがオンになり、圧電素子206の図面左側(第1のインバータ回路104側)の電圧はほぼ電源電圧Vccになる。同様に、MOSFET105a、105bのゲート電圧に供給された信号の電圧がハイレベルの場合は、NチャネルのMOSFET105bのみがオンになり、圧電素子206の図面右側(第2のインバータ回路105側)の電極の電圧はローレベルになる。逆に、MOSFET105a、105bのゲート電圧に供給された信号の電圧がローレベルの場合は、PチャネルのMOSFET105aのみがオンになり、圧電素子206の右側の電圧はほぼ電源電圧Vccになる。
一例を示すと、駆動波形発生部102は、制御部108からズームアウト(倍率減少)の指示を受けると、図5(a)、(b)(横軸:時間、縦軸:電圧)に示すような、2つの独立した電圧波形WA、WBを発生し、図5(a)の電圧波形WAを、配線103aを介して第1のインバータ回路104に、図5(b)の電圧波形WBを、配線103bを介して第2のインバータ回路105に供給する。両電圧波形WA、WBにより、圧電素子206の両端の電極には、図5(c)のような電圧が印加される。なお、図5(c)では、図4(b)に示す圧電素子206の右側(第2のインバータ回路105側)電極の電圧が左側(第1のインバータ回路104側)の電極の電圧より高い状態を正とする。電圧波形WAがローレベルで、電圧波形WBがハイレベルである場合に、圧電素子206の印加電圧は−Vpとなる。また、電圧波形WAがハイレベルで、電圧波形WBがローレベルである場合に、圧電素子206の印加電圧はVpとなる。
圧電素子206に、図5(c)のような電圧が印加されると、圧電素子206は、図5(d)に示すように、低速に縮み、高速で伸びる動作を繰り返し、レンズホルダ203及びズームレンズ201は後方(図2の矢印Y2方向)に移動し、ズームレンズ201を撮像部40に近づける。
また、駆動波形発生部102は、制御部108からズームイン(倍率増加)の指示を受けると、図5(a)に示す電圧波形WAを、配線103bを介して第1のインバータ105に供給し、図5(b)に示す電圧波形WBを、配線103aを介して第2のインバータ104に供給する。このため、圧電素子206には、図5(c)に示す電圧波形の極性を反転した電圧が印加され、圧電素子206は、図5(d)に示す変位を反転した変位を示す。即ち、低速に伸び、高速で縮む動作を繰り返す。従って、レンズホルダ203及びズームレンズ201は前方(図2の矢印Y1方向)に移動し、ズームレンズ204を撮像部40から遠ざける。
なお、フォーカスレンズ駆動回路126の構成は、ズームレンズ駆動回路125と同様の構成であるので説明を省略する。
次に、ホール素子212、306が、それぞれレンズホルダ203、303に取り付けた磁石211、307から受ける磁界強度の強弱を検出し、ズームレンズ201とフォーカスレンズ304の位置を示す信号を制御部108に供給する回路の構成についての詳細を説明する。図6は、ホール素子出力検出部123の回路を示す図である。ホール素子出力検出部123は、ホール素子212が磁石211から受ける磁界の強弱に応じて出力する電圧を検出し、この検出結果をA/Dコンバータ107aによって電圧値に変換し制御部108に伝える。
ホール素子212の端子1および端子3に入力端子電流を流し、ホール素子212の磁力受感部面に、磁石211が発生する磁界を垂直に作用させると、ホール素子212の端子2および端子4の間に電位差が発生する。入力端子電流は、電源電圧Vccと、ダイオードD1と、オペアンプA1と、抵抗R1乃至R3とから作られる。ホール素子212の端子2および端子4の間の電位差は、電源電圧Vccと、オペアンプA2と、抵抗R4乃至R9とを通じて、A/D(Analogue/Digital)コンバータ107aによって電圧値に変換され、制御部108に入力される。
なお、レンズホルダ203に取り付ける磁石211は、例えば、磁力の強いネオジム磁石(Nd磁石)が好ましい。
オペアンプA2は、ホール素子212で発生した微小な電位差を増幅し、A/Dコンバータ107aに供給する。A/Dコンバータ107aは供給された電圧差(アナログ値)をディジタル値に変換し、制御部108に供給する。制御部108は、A/Dコンバータ107aから供給されたディジタル値から、磁石211からホール素子212に印加された磁力の大きさを特定し、ズームレンズ201の位置情報を取得する。
また、同様にして、ホール素子出力検出部123は、ホール素子306が磁石307から受ける磁界強度の強弱に応じて出力する電圧を検出し、この検出結果をA/Dコンバータ107bによって電圧値に変換し制御部108に伝える。
次に、制御部108のRAMに記憶される対応テーブル1081について説明する。上述のように、対応テーブル1081は、焦点距離と、ズームレンズ201とフォーカスレンズ304のレンズ移動量との関係を定義する。図7は、対応テーブル1081の構成例である。
移動量は、ズームレンズ201又はフォーカスレンズ304を移動する大きさである。単位は任意であるが本図ではミリメートルとしている。送り量は、ズームレンズ201又はフォーカスレンズ304を移動するために、圧電素子206又は308に送出する電圧パルス数である。例えば、図5(a)に示すようなパルス波のパルス数である。ホール素子の出力電圧は、ホール素子212又は306が検出する電圧値である。これらの値は、予め測定して記憶された値である。制御部108は、対応テーブル1081を用いて、指定された焦点距離から対応する送り量及び移動量を得ることができる。これにより、制御部108は、ズームレンズ201又はフォーカスレンズ304を、任意の指定位置まで移動することができる。
図8は、縦軸にホール素子の出力電圧を、横軸に焦点距離をそれぞれとって、図7に示す対応テーブル1081の各点をプロットした図である。本図に示されるように、ズームレンズ201の送り量はフォーカスレンズ304の送り量より全体的に小さく抑えられている。すなわち、ズームレンズユニット20の移動量が大きくても、フォーカスレンズユニット30に用いるホール素子306と同程度の測定精度をもつホール素子を用いて、ズームレンズ201の位置を検出できることが分かる。言い換えれば、制御部108は、圧電素子206への電圧パルスの送り量を少なくして、より大きく焦点距離を変えることができる。そのため、レンズの位置検出を正確に行いながらもレンズモジュール1の小型化が容易になる。
なお、ここに記載した対応テーブル1081は一例に過ぎず、任意に変更することができる。例えば、対応テーブル1081における測定点の数(レコード数)は多ければ多いほど正確な位置を取得することができるが、測定点の数は任意である。また、非連続に配置される各点を近似的に結ぶ近似関数を、例えば最小自乗法等の統計的手法を用いて求め、求めた近似関数をRAMに記憶し、この近似関数からホール素子212又は306の出力電圧に対応する送り量を取得するようにしてもよい。非連続に配置される各点間をスプライン補間等の手法を用いて補間し、各点間の補間関数を用いて送り量を求めてもよい。あるいは、例えば予め決められたN段階(Nは1以上の整数)に制限して焦点距離やズーム段階を変更できる場合には、対応テーブル1081は各段階に対応してN個のレコード数のデータを記憶していればよい。
次に、携帯電話機100の各部が行うレンズ移動処理について図9のフローチャートを用いて説明する。
まず、制御部108は、ズームレンズ201とフォーカスレンズ304の移動目標となる焦点距離を取得する(ステップS901)。例えば、キー入力部124がユーザから所望の焦点距離の入力を受け付けて、入力された値を制御部108に通知することによって、制御部108は焦点距離を取得する。
制御部108は、ズームレンズ201とフォーカスレンズ304の現在位置をそれぞれ取得する(ステップS902)。
制御部108は、ステップS902で取得した現在位置と対応テーブル1081とに基づいて、ステップS901で取得した焦点距離に対応する、ホール素子212、306の出力電圧を取得する(ステップS903)。ここで取得したホール素子の出力電圧は、ズームレンズ201とフォーカスレンズ304を移動させて焦点距離を合わせるための目標値となる。
例えば、ステップS901で取得した焦点距離に対応する移動量から現在位置を差し引いた差分を、各レンズの移動量とすることができる。あるいは、レンズ移動処理の開始後であってステップS901の処理の前に、一旦各レンズを所定の初期位置に復帰させてから、ステップS901で取得した焦点距離に対応する移動量及び送り量を目標値とすることもできる。
制御部108は、ズームレンズ駆動回路125とフォーカスレンズ駆動回路126とを制御して、各々の圧電素子206、308に電圧パルスを出力させ、ズームレンズ201とフォーカスレンズ304を移動させる(ステップS904)。
制御部108は、ホール素子212、306の出力電圧が、ステップS903で取得した目標値か否かを判別する(ステップS905)。すなわち、制御部108は、ズームレンズ201とフォーカスレンズ304が、ステップS901で取得した焦点距離になる目標位置にあるか否かを判別する。
目標値でないと判別された場合(ステップS905;NO)、ステップS904に戻り、各々の圧電素子206、308に電圧を出力させる処理を繰り返す。すなわち、制御部108はズームレンズ201とフォーカスレンズ304の移動を継続する。一方、目標値であると判別された場合(ステップS905;YES)、制御部108は圧電素子206、308への電圧の印加をやめてレンズ移動処理を終了する。すなわちこの場合、制御部108は、ズームレンズ201とフォーカスレンズ304は目標位置にあり、ステップS901で取得した焦点距離になっていると判断する。この後、制御部108は、撮像部40を制御して、設定された焦点距離で被写体を撮影することができる。
このように、本実施形態によれば、携帯電話機100は、任意の焦点距離に合わせるための圧電素子206と308に印加すべき電圧パルスの送り量を取得し、この送り量だけ電圧を加えることにより、ズームレンズ201とフォーカスレンズ304を移動させて焦点距離を調節できる。そして、レンズの移動量をカムを用いて実質的に小さく変換することによって、レンズの移動量が大きくてもレンズの位置検出を容易に行えるレンズ駆動装置を提供することができる。そして、これらの装置の小型化を実現することが容易になる。
本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。また、上述した実施形態の各構成要素を自由に組み合わせることも可能である。
例えば、駆動波形発生部102が発生する信号は、本実施形態のような矩形の波形でなくてもよく、のこぎり型の波形の信号でもよい。また、圧電素子206、308の駆動回路をCMOSインバータ回路で構成したが、例えば、バイポーラトランジスタを用いたHブリッジ回路等で構成してもよい。
上述した実施形態では、レンズモジュール1はズームレンズユニット20とフォーカスレンズユニット30を備えこれらを駆動させるが、レンズ、レンズユニットの数は任意に変更できる。レンズモジュール1はさらに他のレンズユニットを備え、本発明によるレンズ駆動方法を用いて駆動させることもできる。
上述した実施形態では、カメラ付きの携帯電話機のような移動体通信端末を想定していた。しかしながら、本発明はこれに限定されず、電子カメラ、PDA(Personal Digital Assistance)、モバイル端末、或いは他の形態のカメラ付きの装置でもよい。
さらに、本発明はより高性能なカメラユニットなどにも適用可能であり、例えば、ズームとピントとを独立して調整可能なカメラユニットにも適用可能である。
本発明は、オートフォーカス制御を行う場合にも適用することができる。具体的には、オートフォーカス制御を行う旨の指示がなされると、まず制御部108は、ズームレンズ201とフォーカスレンズ304を所定の初期位置に復帰させる。次に、制御部108は、圧電素子206、308に所定量の電圧を段階的に印加して、所定距離ずつ移動させる。制御部108は、移動した各ポイントで撮像部40により画像を取り込み、画像データの各画素の輝度値から分散値を求める。そして、制御部108は、各ポイントで取得した分散値のうち、最も高い分散値をもつ位置における各レンズの移動量を求め、求めた位置に各レンズを移動させる。これにより、制御部108は、最も焦点の合った位置に各レンズを移動することができる。
上記実施形態では、プログラムがROMに予め記憶されているものとして説明した。しかし、携帯電話機100を、装置の全部又は一部として動作させ、あるいは、上述の処理を実行させるためのプログラムを、メモリカード、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。
さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、レンズの移動量が大きくても装置の小型化を実現し、且つ、レンズの位置検出を容易に行うために好適なレンズ駆動装置を提供することができる。
(a)はレンズモジュールの構成を示す図であり、ズームレンズユニット付近の正面図である。(b)はレンズモジュールの構成を示す側面図である。 ズームレンズモジュールが駆動する様子を模式的に示した図である。 駆動軸が移動する概況を示した図である。(a)は、圧電素子が伸びた状態の図である。(b)は、圧電素子が縮んだ状態の図である。 (a)は本実施形態に係る携帯電話機の構成を示す図である。(b)はズームレンズ駆動回路の構成を示す図である。 (a)、(b)は、本実施形態に係る携帯電話機における駆動波形発生部が発生する信号の電圧波形や発生のタイミングを例示するタイミングチャートである。(a)は、配線Aに供給され、(b)は、配線Bに供給される。(c)は、圧電素子にかかる電圧の時間変化を例示した図である。(d)は、圧電素子の位置の時間変位を例示した図である。 ホール素子出力検出部の回路を示す図である。 対応テーブルの構成を示す図である。 対応テーブルに記憶される各点を、縦軸にホール素子の出力電圧、横軸に焦点距離をそれぞれとってプロットした図である。 レンズ移動処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1・・・レンズモジュール、10・・・非駆動レンズ、20・・・ズームレンズユニット、30・・・フォーカスレンズユニット、40・・・撮像部、100・・・携帯電話機、101・・・電源部、102・・・駆動波形発生部、104・・・第1のインバータ回路、105・・・第2のインバータ回路、107・・・A/Dコンバータ、108・・・制御部、121・・・画像メモリ、123・・・ホール素子出力検出部、124・・・キー入力部、125・・・ズームレンズ駆動回路、126・・・フォーカスレンズ駆動回路、201・・・ズームレンズ、202・・・レンズ枠、203・・・レンズホルダ、204・・・駆動軸、205・・・レンズユニット駆動部材、206・・・圧電素子、207・・・錘、208・・・連結板、209・・・保持ピン、210・・・支軸ピン、211・・・磁石、212・・・ホール素子、213・・・レンズ保持用軸部材、214・・・保持枠部材、215・・・SUS板、216・・・押さえ板、217・・・押さえバネ、301・・・押さえ板、302・・・駆動軸、303・・・レンズホルダ、304・・・フォーカスレンズ、305・・・錘、306・・・ホール素子、307・・・磁石、308・・・圧電素子、309・・・SUS板、1081・・・対応テーブル

Claims (4)

  1. レンズと、
    記レンズを保持するレンズ枠に設けられた第1の端部と前記第1の端部の移動量に対し移動量が小さくなる位置にある第2の端部と、を有する連結板を回動させる回動手段と、
    前記回動手段による回動に応じて変化する前記第2の端部の位置と、前記レンズの移動位置とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記レンズを移動させるよう指示する指示手段と、
    前記指示手段によって指示された前記レンズを移動させる位置に対応する前記第2の端部の位置を前記記憶手段より読み出し、当該読み出された位置に前記第2の端部が位置するように前記レンズを移動させるレンズ移動手段と、
    を備えことを特徴とするレンズ移動装置。
  2. 当該第2の端部には磁性部材が設けられるとともに、当該磁性部材が発生する磁界強度を取得し、当該取得した磁界強度を電圧値に変換する変換手段を更に備え、
    前記記憶手段は、当該所定の位置に対応する当該第2の端部の位置として、前記変換手段によって変換される電圧値を記憶する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のレンズ移動装置。
  3. 前記回動手段は、カム状に形成された部材である
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のレンズ移動装置。
  4. 前記レンズ移動手段は、圧電素子を用いて前記レンズを移動し、
    前記記憶手段は、当該所定の位置に対応する当該第2の端部の位置として、前記レンズの移動位置において前記圧電素子が検出すべきパルス波のパルス数を記憶する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のレンズ移動装置。
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