JP2019149603A - 撮像装置の制御方法 - Google Patents

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史明 前嶋
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【課題】タッチセンサーを操作することによりフォーカスイン/アウト制御を自動実行することを可能にした撮像装置の制御方法を提供する。【解決手段】固体撮像素子と、液晶表示部と、前記液晶表示部の前面に配され、座標および押下圧力が検出可能なタッチセンサーと、前記固体撮像素子の出力から静止画像および動画像の生成並びに合焦度合いの評価をし、前記タッチセンサーからの出力に応じて撮像装置の制御を実行し、前記タッチセンサーの座標検出結果に応じて測距点を決定し、かつ、前記タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じてフォーカスレンズの駆動速度を決定することが可能な演算処理回路と、を有する撮像装置であって、動画撮影中にフォーカス処理を実行する際には、前記タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じて決定した前記フォーカスレンズの駆動速度に基づいて、前記フォーカスレンズを駆動する。【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置の制御方法に関し、特に、タッチセンサーの出力に基づいて制御を行う撮像装置において、タッチセンサーへの押圧の検出結果に応じて、フォーカスイン速度もしくはフォーカスアウト速度を制御する技術に関するものである。
映画の分野では、着目する被写体へゆっくりとフォーカスを合わせていくフォーカスインや、逆にゆっくりとフォーカスを外していくフォーカスアウトという表現手法がある。従来、このような表現手法を行う際には、撮影者がレンズのフォーカスレンズ操作部を手動で動かしているが、慣れていないとフォーカスレンズ操作部を安定した速度で動かすことができず、意図した表現ができず、撮影した映像が意図した表現にならないといった課題がある。
これに対し、フォーカスインを自動で実行する特許文献1では、被写体距離情報に応じてフォーカスレンズの移動方向と移動速度を決定する制御手段が開示されている。
特開2011−82790号公報
しかしながら、特許文献1では、被写体距離情報に応じて事前に決められた速度でフォーカスレンズの駆動をするため、フォーカスインが自動で実行されるものの、撮影者の任意の速度でフォーカスレンズを制御させることができない。
ここで、近年、デジタルカメラにはタッチパネルが搭載されるようになり、動画撮影時には、タッチパネルから測距点選択などの操作を行うことが可能である。
上述したフォーカスイン/アウト制御も、タッチパネルから操作できるようになれば、撮影者にとってはより単純な操作で、フォーカスイン/アウト制御を実行することが可能となる。
本発明の目的は、タッチセンサーを操作することによりフォーカスイン/アウト制御を自動実行することを可能にした撮像装置の制御方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る撮像装置の制御方法は、固体撮像素子と、液晶表示部と、前記液晶表示部の前面に配され、座標および押下圧力が検出可能なタッチセンサーと、前記固体撮像素子の出力から静止画像および動画像の生成並びに合焦度合いの評価をし、前記タッチセンサーからの出力に応じて撮像装置の制御を実行し、前記タッチセンサーの座標検出結果に応じて測距点を決定し、かつ、前記タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じてフォーカスレンズの駆動速度を決定することが可能な演算処理回路と、を有する撮像装置であって、動画撮影中にフォーカス処理を実行する際には、前記タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じて決定した前記フォーカスレンズの駆動速度に基づいて、前記フォーカスレンズを駆動することを特徴とする。
また、本発明に係る別の撮像装置の制御方法は、固体撮像素子と、液晶表示部と、前記液晶表示部の前面に配され、座標および押下圧力が検出可能なタッチセンサーと、前記固体撮像素子の出力から静止画像および動画像の生成並びに合焦度合いの評価をし、前記タッチセンサーからの出力に応じて撮像装置の制御を実行し、前記タッチセンサーの座標検出結果に応じて測距点を決定し、かつ、前記タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じてフォーカシング速度を決定することが可能な演算処理回路と、を有する撮像装置であって、動画撮影中にフォーカス処理を実行する際には、前記タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じて決定した前記フォーカシング速度に基づいて、フォーカスレンズを駆動することを特徴とする。
本発明によれば、タッチセンサーを操作することによりフォーカスイン/アウト制御を自動実行することを可能にした撮像装置の制御方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態にかかわる、撮像装置の断面図 本発明の第1の実施形態にかかわる、撮像装置のブロック図 本発明の第1の実施形態にかかわる、フォーカスイン制御のイメージ図 本発明の第1の実施形態にかかわる、フォーカスイン制御のフローチャート 本発明の第2の実施形態にかかわる、フォーカスイン制御のイメージ図 本発明の第2の実施形態にかかわる、フォーカスイン制御のフローチャート
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
以下、図1乃至図4を参照して、本発明の第1の実施形態による、座標検出用タッチセンサー出力および押圧検出用タッチセンサー出力に基づく、フォーカスイン/アウト制御手段について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかわる、撮像装置の断面図を示す。図1に示すように、101は撮像装置、102はマウント機構であり、交換レンズ181は、このマウント機構102を介して撮像装置101本体に電気的及び機械的に接続される。
交換レンズ181は、画角を調整するためのズームレンズと、フォーカスを調整するフォーカスレンズと、ズームレンズおよびフォーカスレンズをそれぞれ光軸方向に移動させるための操作部材を有する。
131は、固体撮像素子である。固体撮像素子131の前面には、カバーガラスや光学ローパスフィルター、周辺には防塵・防滴のための密閉用部材を配している。固体撮像素子131で捉えられた物体像は、電子回路基板141に実装される演算処理回路203(図2にて後述)によって静止画像データおよび動画像データに変換され、液晶表示部142に表示される。
ファインダー光学系は、物体像の予定結像面に配置されているフォーカシングスクリーン111、ペンタプリズム112、撮影者が光学ファインダー像を観察するためのレンズ113によって構成される。
ミラー光学系は、ハーフミラー121とサブミラー122によって構成される。ハーフミラー121は、結像光学系からの光路L1を分割して光学ファインダーに供給するための可動型のミラーである。ハーフミラー121の背後には可動型のサブミラー122が設けられており、ハーフミラー121を透過した光束の内、光路L1の光軸に近い光束が、サブミラー122によって焦点検出部123に入射する。
シャッター124は、先幕と後幕によって構成される。先幕と後幕はそれぞれ複数枚の薄膜遮光素材によって構成され、これらを開閉動作させることにより、固体撮像素子131への露光量を制御する。
125は測光部であり、光電変換素子によって構成される。マウント側からの入射光の一部がハーフミラー121によって分離されて測光部125に入射しており、測光部125の出力から固体撮像素子131表面の光量を間接的に知覚することができる。
141は電子回路基板を示す。電子回路基板の回路構成については、図2のブロック図で示す。
142は液晶表示部を示す。液晶表示部142には、TFT液晶表示素子などが用いられ、演算処理回路203(図2にて後述)から出力される画像データを表示する。
143はタッチセンサーを示す。本実施形態で用いるタッチセンサーは、タッチセンサー面上のタッチ座標を検出するだけでなく、タッチ操作時の押圧を検出できることを特徴とする。例えば、静電容量方式や抵抗膜方式などの平面上の座標を検出するタッチセンサーと、押圧を検出する感圧式のタッチセンサーを重ね合わせて一体化したモジュールを用いてもよい。また、静電容量方式のタッチセンサーを用いて、平面上の座標を検出しつつ、タッチした指の接触面積の変化から間接的に押圧を推測してもよい。
本実施形態では、座標検出用のタッチセンサーと押圧検出用のタッチセンサーを一体化したモジュールを用いる例で、以後の説明をする。
図2は、本発明の第1の実施形態にかかわる、撮像装置101のブロック図である。図2において、141は電子回路基板で、図2に例示する各回路が実装される。202は、撮像装置101の動作を主として制御する制御回路であり、後述する撮像装置内の各電気回路の制御を行う。203は、演算処理回路であり、固体撮像素子131に蓄積された電荷から、静止画や動画などの画像・映像データを生成し、生成した画像・映像データを液晶表示部142に表示するための信号処理を行う。
また、演算処理回路203は、タッチセンサー143からの座標検出結果および押圧検出結果に基づいて、撮像装置101の各種制御を実行する。例えば、座標検出結果に基づいて動画撮影中にオートフォーカス測距点を選択し、押圧検出結果に基づいてレンズのフォーカスレンズの駆動速度を決定する。
また、液晶表示部143にアイコンを表示し、撮影者がアイコンを選択した際には、タッチセンサー143からの座標検出結果に基づいて、後述するスイッチ回路212と同様の機能を実行する。
204は、記憶回路であり、演算処理回路203によって生成される画像データを一時的に保存したり、各電気回路を制御するパラメーターを記憶したりといった処理を行う。211は、シャッター・ミラー駆動回路であり、固体撮像素子131を適正に露光させる為に、シャッター124の開閉制御や、ハーフミラー121およびサブミラー122のアップ/ダウンの制御を行う。
212は、スイッチ回路であり、撮像装置101を撮影準備状態とするスイッチ、撮影動作を開始するスイッチ、撮影条件を選択する為のスイッチ等がある。213は、操作検出回路で、撮像装置101内に設けられた多数の操作部材(不図示)からの信号を制御回路202に伝達する。221は、電池222の電圧を、撮像装置101を構成する各回路ユニットが必要とする電圧に変換して供給する電源回路である。
図3は、本発明の第1の実施形態にかかわる、タッチセンサーの押圧検出結果に応じたフォーカスイン制御のイメージ図である。図3(a)と図3(b)はそれぞれ、押圧が強い場合と押圧が弱い場合の典型的なフォーカスイン制御の例である。301〜303は、撮影者がタッチ操作をした際のタッチセンサーモジュールの断面図で、301は座標検出用のタッチセンサーの一部、302は押圧検出用のタッチセンサーの一部、303は液晶表示部142の一部を示す。
図3(a)および図3(b)に示すグラフは、横軸が経過時間、縦軸がデフォーカス量で、本実施形態において、座標検出用のタッチセンサーによって選択された測距点のデフォーカス量が、時間の経過とともにどのように変化するかを示している。
図3(a)の押圧が強い場合の例で、タッチ操作による測距点選択からフォーカスレンズを駆動させてフォーカス処理が完了するまでの制御の流れを説明する。304の時点は、固体撮像素子131によって撮影された映像信号を演算処理回路203が現像し、液晶表示部142に表示している状態であって、撮影者が映像の特定の領域を測距点として選択するのを待っている状態である。305の時点で撮影者が任意の測距点を選択すると、座標検出用タッチセンサーの出力によって、演算処理回路203は撮影者がタッチ操作をしたことを検出する。
演算処理回路203は、タッチ操作を検出すると即座に、306の図のように、座標検出用タッチセンサーの出力に基づき、液晶表示部142に表示させている映像に、タッチ選択された領域を示す測距枠307を重畳表示させる。
一方で、演算処理回路203は、所定時間、座標検出用のタッチセンサーおよび押圧検出用タッチセンサーの出力を監視し、センサー出力結果に応じたフォーカシング速度を決定する。308では、演算処理回路203が決定したフォーカシング速度を、制御回路202に送信し、制御回路202は決定されたフォーカシング速度で、レンズ181のフォーカスレンズを駆動させ、フォーカス処理を開始する。以後、制御回路202は、305で決定したフォーカシング速度でレンズ181のフォーカスレンズを駆動させ続ける。
309で、演算処理回路203が映像信号の合焦度合を評価し、フォーカス処理が完了したと判断して制御回路202にその旨を通知すると、制御回路202は、フォーカスレンズを停止し、フォーカスイン制御は完了する。以上が、典型的なタッチセンサー143の出力に基づくフォーカスイン制御の例である。
続いて、図3(b)に示す、押圧が弱い場合のフォーカスイン制御について説明する。図3(b)でも、座標検出用のタッチセンサーおよび押圧検出用タッチセンサーの検出結果に応じてフォーカシング速度を決定し、フォーカスイン制御を開始するという流れは、図3aの押圧が強い場合と同様である。ただし、押し圧が弱い場合には、310に示すようにフォーカシング速度を比較的高速にするという点に特徴がある。
図3(c)は、タッチセンサーに加えられる押圧の強さと、押圧の強さに応じて決定されるフォーカスイン制御時のフォーカシング速度の関係を示す図であり、横軸が押圧の強さ、縦軸がフォーカシング速度を示す。311は、図3(b)に例示したタッチ押圧が弱い場合においてタッチセンサー143に加えられる押圧の強さであり、312が、このときの押圧の強さに応じて決定されるフォーカシング速度となる。312は、撮像装置101が実行可能なフォーカシング速度の範囲でも、比較的高速な領域となる。
ただし押圧によらず、撮影者がタッチ操作後に即タッチオフした場合には、313が示す、撮像装置101が実行可能な最も高い速度でフォーカシング処理を実行する。314は、図3aに例示したタッチ押圧が強い場合においてタッチセンサー143に加えられる押圧の強さであり、315が、このときの押圧の強さに応じて決定されるフォーカシング速度となる。本実施形態では、316で示すように、フォーカシング速度に下限を設け、タッチ押圧が所定値以上の場合には、その速度下限値でフォーカスイン制御を実行する。
図4は、本発明に係る第1の実施形態の、押圧検出用センサーの検出結果に応じたフォーカスイン速度制御のフローチャートである。以降、図4のフローチャートに沿って、本実施形態の処理を説明していく。S401にて、所定の条件が揃うと、S402〜S411に示すステップに従って、本実施形態における各制御を開始する。
ここで、所定の条件とは、撮像装置101の電源が投入され、動画撮影モードが選択され、スルー画像が表示部142に表示されて、タッチセンサー143の操作による測距点選択が可能な状態になるといった条件などである。
S402では、演算処理回路203は、撮影者がタッチセンサー143を操作して、任意の測距点を選択するのを待つ。タッチセンサー143がタッチを検出し、演算処理回路203にタッチ検出結果を通知すると、演算処理回路203は、液晶表示部142の表示内容を即時更新する一方で、S403の通り、フォーカス処理に関しては所定時間待機し、タッチ操作状況を監視する。
S404にて、タッチセンサー143がタッチオフ(撮影者の指がタッチセンサー143から離れる)を検出した場合には、S405で、演算処理回路203は、図3cの313に示したような、撮像装置101が実行可能な最も高い速度をフォーカシング速度として選択する。
S404にて、タッチセンサー143が、タッチオン状態が継続されていることを検出し、その結果が演算処理回路203に通知された場合には、S406にて、演算処理回路203は、押圧検出用タッチセンサーの出力を取得する。
S407では、タッチセンサー143に加えられる押圧の強さと押圧の強さに応じて決定されるフォーカシング速度の関係(図3cに例示)に基づいて、S406で取得した押圧検出用タッチセンサーの出力値から、フォーカシング速度を決定する。S408・S409では、フォーカス処理が完了するまで、S405もしくはS407で決定したフォーカシング速度でフォーカスレンズを駆動し続ける。
フォーカス処理が完了した後は、S410で動画撮影が継続されている限り次のタッチ操作を待ち、撮影者が測距点を改めて選択した場合には、S402〜S409の処理を繰り返し実行する。S410で動画撮影が終了すると、S411で、タッチセンサー出力に基づくフォーカスイン制御も終了する。
以上、S401〜S411が、本実施形態の、タッチセンサー出力に基づく、フォーカスイン制御のフローチャートである。
本実施形態では、非合焦状態から合焦状態にするフォーカスイン制御を例に説明をしたが、合焦状態から非合焦状態にするフォーカスアウト制御においても、同様にタッチセンサーへの押圧に応じて決定されるフォーカシング速度を決定してもよい。
上述の通り、タッチセンサー出力に基づいてフォーカスイン/アウト制御時のフォーカシング速度を決定することにより、タッチ操作という単独の操作のみで、フォーカスイン/アウト撮影時に、撮影者の任意の速度でフォーカスレンズを駆動することができる。
本実施形態では、タッチセンサー出力に基づいてフォーカスイン/アウト制御時のフォーカシング速度を決定することにより、タッチ操作という単独の操作のみで、フォーカスイン/アウト撮影時のフォーカスレンズの駆動が可能な撮像装置を提供することができる。
(第2の実施形態)
以下、図5および図6を参照して、本発明の第2の実施形態による、座標検出用タッチセンサー出力および押圧検出用タッチセンサー出力に基づく、フォーカスイン/アウト制御手段について説明する。本実施形態では、第1の実施形態の構成に加え、フォーカシング処理実行中にも、押圧検出用タッチセンサー出力に変化があった場合には、押圧検出用タッチセンサー出力に応じて逐次フォーカシング速度を変更することを特徴とする。
加えて、本実施形態では、押圧の強さに対するフォーカシング速度の決定方法を、第1の実施形態の図3(c)に示したようなほぼ線形の関係ではなく、図6に示すような、押圧がある範囲にある場合にはフォーカシング速度を一定とし段階的に変化をさせることを特徴とする。
本実施形態における撮像装置の基本構成は、第1の実施形態の図1および2と同じである。図5は、本実施形態の、押圧検出用タッチセンサーの押圧検出結果に応じたフォーカスイン制御のフローチャートである。以降、図5のフローチャートに沿って、本実施形態の処理を説明していくが、必要に応じて図6を参照する。また、図5のフォローチャートにある、図4でも使用している図番号は、第1の実施形態の制御と同様であることを意味する。S401〜S403の制御は、第1の実施形態と同様である。
S404にて、タッチセンサー143がタッチオフを検出し、その結果が演算処理回路203に通知された場合には、S405で、演算処理回路203は、撮像装置101が実行可能な最も高い速度のフォーカシング速度を選択し、制御回路202にフォーカシング速度情報を通知する。以降、S409でフォーカス処理が完了するまで、制御回路202は、S405で決定したフォーカシング速度で、フォーカスレンズを駆動し続ける。
S404にて、タッチセンサー143がタッチオン状態が継続されていることを検出し、その結果が演算処理回路203に通知された場合には、S501にて、演算処理回路203は、押圧検出用タッチセンサーの出力を取得する。S502では、タッチセンサー143に加えられる押圧の強さと押圧の強さに応じて決定されるフォーカシング速度の関係に基づいて、S501で取得した押圧検出用タッチセンサーの出力値から、フォーカシング速度を決定する。
ここで、フォーカシング速度を決定するにあたっては、押圧の強さに対するフォーカシング速度の決定方法を、実施形態1の図3cに示したようなほぼ線形の関係に基づいてもよい。その他には、図6に示すような、押圧がある範囲にある場合にはフォーカシング速度を一定とし段階的に変化させる関係を用いてもよい。
図6は、図3c同様、タッチセンサーに加えられる押圧の強さと、押圧の強さに応じて決定されるフォーカスイン制御時のフォーカシング速度の関係を示す図であり、横軸が押圧の強さ、縦軸がフォーカシング速度を示す。601は、タッチセンサー143に比較的弱いタッチ押圧が加えられた場合の押圧の強さであり、602が、このときの押圧の強さに応じて決定されるフォーカシング速度となる。
ここで、601に対してある範囲の押圧が加えられている場合は、フォーカシング速度は変わらずに602に決定される。これにより、タッチしている指の微細動によって、撮影者が意図せずタッチ押圧が変化してしまったとしても、安定したフォーカスイン制御が実行される。
S503では、S502で決定したフォーカシング速度でフォーカスレンズを駆動し続け、S504で合焦に至ったかを判定する。S504およびS505で、合焦に至らないまま、フォーカシング速度決定から所定時間が経過した場合には、演算処理回路203は、S501に戻って、押圧検出用タッチセンサーの出力を改めて取得する。以降、S504で合焦に至ったと判定されてフォーカス処理が完了するまで、S501〜S505の処理を繰り返し実行することで、逐次フォーカシング速度を変更しながらフォーカスイン制御を実行する。
S409もしくはS504で、合焦に至ったと判定されてフォーカス処理が完了した後は、第1の実施形態と同様に、S410で動画撮影が継続されている限り次のタッチ操作を待つ。S410で動画撮影が終了すると、S411で、タッチセンサー出力に基づくフォーカスイン制御も終了する。
以上、図5および図6が、本発明にかかる第2の実施形態の、タッチセンサー出力に基づくフォーカスイン制御である。
本実施形態では、フォーカシング速度を逐次変更するにあたり、フォーカスレンズ駆動開始後に所定時間間隔でタッチ押圧を再取得する例を挙げたが、常時タッチ押圧を監視し、タッチ押圧が所定値以上変化した場合にフォーカシング速度を変更するとしてもよい。
上述の通り、第1の実施形態に加え、S501からS505に示すように、押圧検出用タッチセンサー出力に応じて逐次フォーカシング速度を変更することで、撮影者はフォーカシング処理中もフォーカシング速度を任意に変更することが可能となる。また、押圧の強さに対するフォーカシング速度を、図6に示すような方法で決定することで、撮影者が意図せずタッチ押圧が変化してしまったとしても、安定したフォーカスイン制御が実行される。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 撮像装置本体
131 撮像素子
142 液晶表示部
143 タッチセンサー
203 演算処理回路
S401〜S411 タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じてフォーカスレンズ駆動速度を決定する制御フロー
S501〜S505 タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じてフォーカスレンズ駆動速度を逐次変更する制御フロー

Claims (5)

  1. 固体撮像素子と、
    液晶表示部と、
    前記液晶表示部の前面に配され、座標および押下圧力が検出可能なタッチセンサーと、
    前記固体撮像素子の出力から静止画像および動画像の生成並びに合焦度合いの評価をし、前記タッチセンサーからの出力に応じて撮像装置の制御を実行し、前記タッチセンサーの座標検出結果に応じて測距点を決定し、かつ、前記タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じてフォーカスレンズの駆動速度を決定することが可能な演算処理回路と、
    を有する撮像装置であって、
    動画撮影中にフォーカス処理を実行する際には、前記タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じて決定した前記フォーカスレンズの駆動速度に基づいて、前記フォーカスレンズを駆動することを特徴とする、撮像装置の制御方法。
  2. 前記タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じてフォーカス処理中の前記フォーカスレンズの駆動速度を決定する制御は、
    タッチオン検出後、フォーカスレンズ駆動前の所定時間内にタッチオフが検出された場合には、押下圧力検出結果によらず、実行可能な最も高い速のフォーカシング速度を選択することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置の制御方法。
  3. 前記タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じてフォーカス処理中の前記フォーカスレンズの駆動速度を決定する制御は、
    フォーカシング処理実行中にも、前記タッチセンサーの押下圧力検出結果に変化があった場合には、押下圧力に応じて逐次フォーカシング速度を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置の制御方法。
  4. 前記タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じてフォーカス処理中の前記フォーカスレンズの駆動速度を決定する制御は、押圧がある範囲にある場合にはフォーカシング速度を一定とし段階的に変化をさせることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置の制御方法。
  5. 固体撮像素子と、
    液晶表示部と、
    前記液晶表示部の前面に配され、座標および押下圧力が検出可能なタッチセンサーと、
    前記固体撮像素子の出力から静止画像および動画像の生成並びに合焦度合いの評価をし、前記タッチセンサーからの出力に応じて撮像装置の制御を実行し、前記タッチセンサーの座標検出結果に応じて測距点を決定し、かつ、前記タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じてフォーカシング速度を決定することが可能な演算処理回路と、
    を有する撮像装置であって、
    動画撮影中にフォーカス処理を実行する際には、前記タッチセンサーの押下圧力検出結果に応じて決定した前記フォーカシング速度に基づいて、フォーカスレンズを駆動することを特徴とする、撮像装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11962888B2 (en) 2021-09-17 2024-04-16 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Imaging apparatus with focus operation display information

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