JP2017074959A - 携帯用包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部の吸収性物品の吸収コアの変形を抑制可能な携帯用包装体を提供する。【解決手段】携帯用包装体は、個包装体2と、個包装体を内包する携帯用包装袋3と、を備える。個包装体は、吸収コア24を有する吸収体を含む吸収性物品と、吸収性物品を包む包装シートと、を備える。吸収コアは折れ曲がっていない。携帯用包装袋は、底面部11と、底面部の周縁から立設された筒状の側面部12と、側面部における底面部とは反対側の上端部19から所定距離だけ低位置に設けられたファスナー14と、を備える。底面部は、携帯用包装袋が自立姿勢を維持可能な底面積を有する。個包装体は、携帯用包装袋の高さ方向に対して個包装体の厚み方向が交差するように携帯用包装袋内に配置される。個包装体内にある吸収コアのファスナー側の端部24T1は、個包装体のファスナー側の第1の端部2T1から離間している。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の個包装体を内包する携帯用包装体に関する。
複数の紙おむつを携帯用に包装した携帯用紙おむつ包装体が知られている。例えば、特許文献1には、非通気性シート製の包装袋内に少枚数の紙おむつを収容してなる携帯用紙おむつ包装体であって、包装袋は正立位置で自立姿勢を維持する底面積を持つ袋であるとともに、該包装袋の開口部に再封止できるジッパーを設けたことを特徴とする携帯用紙おむつ包装体が開示されている。
特開2005−8164号公報
上記特許文献1の包装体では、ジッパーを閉じると、包装袋のジッパー近傍の部分では厚みを確保し難くなり、外力により潰され易くなる。その結果、包装袋内の紙おむつのジッパー近傍にある部分は潰れてしまうおそれがある。ここで、生理用ナプキンや軽失禁パッドのような吸収性物品では、吸収性物品の吸収体のうち特に吸収力を確保したい吸収コアを潰さないことが重要である。吸収コアが潰されると、吸収コアの吸収力が低下してしまい、所望の吸収力を確保できないおそれや、吸収性物品から液が漏れるおそれがあるからである。また、吸収コアを折り曲げると、折り曲げられた部分には折り目がついて厚みが低下して潰された状態になるので、吸収コアを折り曲げないことも大切である。したがって、上記特許文献1の包装体を生理用ナプキンや軽失禁パッドのような吸収性物品の包装体として用いる場合、吸収コアを折り曲げないような姿勢で吸収性物品を包装袋内に配置する必要がある。すなわち、吸収コアを包装体の底面部に対して立てた状態又は寝かせた状態で吸収性物品を包装袋内に配置する必要があり、包装体の底面部の面積を大きくし過ぎないようにする観点及び取り出し易さの観点から立てた状態が好適に選択される。この場合、吸収性物品は包装体の底面部に対して立った状態で包装体内に配置される。しかしそうなると、包装袋内では吸収性物品の上側の端部がジッパー近傍にあるため、その上側の端部が潰れてしまい、それにより吸収性物品の吸収コアを潰してしまうおそれがある。
上記特許文献1の紙おむつのように、吸収コアと考えられる部分を包装袋内のジッパー近傍の部分から遠ざけて、包装袋の底部近傍の部分に位置するようにすることも考え得る。しかし、上記特許文献1では吸収コアと考えられる部分を折り曲げているため、そのような方法は生理用ナプキンや軽失禁パッドのような吸収性物品には適用できない。また、包装体を大きくして内部空間に余裕を持たせれば、包装袋のジッパー近傍の部分が潰れることや、吸収コアに折れ目が付くことを防止できるが、鞄などに入れて持ち運ぶような携帯用という用途にはそぐわない。
本発明の目的は、内包された吸収性物品の吸収コアが潰れることを抑制することが可能な携帯用の包装体を提供することにある。
本発明によれば、複数の個包装体と、前記複数の個包装体を内包する携帯用包装袋と、を備える携帯用包装体であって、前記個包装体は、吸収コアを有する吸収体を含む吸収性物品と、前記吸収性物品を包む包装シートと、を備え、前記吸収コアは折れ曲がっておらず、前記携帯用包装袋は、底面部と、前記底面部の周縁から立設された筒状の側面部と、前記側面部における前記底面部とは反対側の上端部から所定距離だけ低い位置に設けられた開閉可能なファスナーと、を備え、前記底面部は、前記携帯用包装袋が正立位置で自立姿勢を維持可能とする底面積を有し、前記個包装体は、前記携帯用包装袋の高さ方向に対して前記個包装体の厚み方向が交差するように前記携帯用包装袋内に配置され、前記個包装体は、前記携帯用包装袋内に配置された状態で、前記ファスナーに向かい合う第1の端部と、前記第1の端部の反対側にあり前記底面部に向かい合う第2の端部とを有し、前記個包装体内にある前記吸収コアの前記ファスナー側の端部は、前記個包装体の前記ファスナー側の前記第1の端部から前記底面部側へ離間している、携帯用包装体が提供される。
このような携帯用包装体では、携帯用包装袋にて、ファスナーを閉じると、携帯用包装袋のファスナー近傍の部分の厚みを確保し難くなり、外力で潰され易くなる。そのため、本発明では、個包装体の第1の端部がファスナーに向かい合うように携帯用包装袋内に個包装体を配置すると共に、個包装体内にある吸収コアのファスナー側の端部をその第1の端部から離間させる。それにより、吸収コアのファスナー側の端部をファスナー近傍から離間でき、携帯用包装袋のファスナー近傍の部分が潰されても吸収コアが潰されることを抑制できる。それに加えて、吸収コアのファスナー側の端部をファスナー近傍から離間させるので、ファスナーの開口部に指を入れ、個包装体の第1の端部を指先でつまんで取り出すとき、吸収コアまでつまんでしまうおそれがなくなる。それにより、個包装体をつまみ易くできると共に、吸収コアをつまんで潰してしまうことを抑制できる。以上により、吸収コアの厚み・吸収力を確保でき、吸収性物品が変形したときに装着者が感じ得る違和感を低減できると共に、吸収性物品からの液漏れを防止できる。また、吸収性物品をトイレの中で使用するとき、例えばトイレットペーパーのカバーのような狭い領域上に携帯用包装体を自立させることができる。それにより、衛生的でない環境下でも携帯用包装体を手で持ち続ける必要がなく、吸収性物品の交換を容易に行うことが可能になる。また、携帯用包装体を販売等する場合、携帯用包装体を棚に1個ずつ自立させた姿勢で陳列できる。それにより、他の同種商品を陳列するときの陳列姿勢に比して、見栄えが良くなり、目に付き易くできる。
上記の携帯用包装体において、前記携帯用包装袋の前記側面部は、矩形形状を有する第1の側面部及び第2の側面部と、前記第1の側面部の対向する二辺と前記第2の側面部の対向する二辺とが接合され、前記底面部から前記上端部まで延びる第1の側縁部及び第2の側縁部と、を備え、前記個包装体は、前記携帯用包装袋内に配置された状態で、前記第1の側縁部及び前記第2の側縁部に向かい合う第3の端部及び第4の端部を有し、前記吸収コアの前記第1の側縁部側の端部及び前記第2の側縁部側の端部は、前記個包装体の前記第3の端部及び前記第4の端部から離間していてもよい。
このような携帯用包装体では、携帯用包装袋にて、第1・第2の側縁部の近傍の部分の厚みを確保し難く、外力により潰され易くなる。そのため、本発明では、個包装体の第3・第4の端部が第1・第2の側縁部に向かい合うように携帯用包装袋内に個包装体を配置すると共に、吸収コアの第1・第2の側縁部側の端部を第3・第4の端部から離間させる。それにより、吸収コアの第1・第2の側縁部側の端部を第1・第2の側縁部近傍から離間でき、携帯用包装袋の側縁部近傍の部分が潰されても吸収コアが潰されることを抑制できる。それにより、吸収コアの厚み・吸収力を確保でき、吸収性物品が変形したときに装着者が感じ得る違和感を低減できると共に、吸収性物品からの液漏れを防止できる。
上記の携帯用包装体において、前記吸収コアの前記底面部側の端部は、前記個包装体の前記底面部側の前記第2の端部から前記ファスナー側へ離間していてもよい。
このような携帯用包装体では、携帯用包装袋のファスナー近傍の部分が圧迫されて個包装体が底面部側に押し出されても、個包装体の底面部側の第2の端部が変形することにより個包装体にくわえる力を吸収・緩和するので、吸収コアの底面部側の部分が底面部に押し付けられて変形することを抑制できる。それにより、吸収コアの厚み・吸収力を確保することができる。
上記の携帯用包装体において、前記吸収性物品及び前記包装シートは積層された状態かつ折り畳まれた状態で前記携帯用包装袋に内包されており、前記吸収性物品及び前記包装シートは、展開された状態で、前記吸収性物品の長手方向における前記吸収コアの両端部の外側に、前記吸収性物品の幅方向に沿う第1の折り目を有し、前記吸収性物品及び前記包装シートが前記第1の折り目で折り畳まれた状態で、前記個包装体の前記第1の端部及び前記第2の端部は前記第1の折り目に対応する部分で形成されてもよい。
このような携帯用包装体では、吸収性物品及び包装シートは吸収コアの両外側に設けられた第1の折り目で折り畳まれるので、吸収コアのファスナー側の端部を個包装体のファスナー側の第1の端部から離間させることができ、吸収コアの底面部側の端部を個包装体の底面部側の第2の端部から離間させることができる。それにより、個包装体の第1の端部を指先でつまんで取り出すとき、吸収コアまでつまんでしまうおそれがなくなり、吸収コアの厚み・吸収力を確保することができる。また、第1の折り目が吸収性物品の幅方向に伸びているので、携帯用包装体の横方向(幅方向)から外力が加わっても吸収コアが潰れないようにすることができる。
上記の携帯用包装体において、前記吸収性物品及び前記包装シートは積層された状態かつ折り畳まれた状態で前記携帯用包装袋に内包されており、前記吸収性物品及び前記包装シートは、展開された状態で、前記吸収性物品の幅方向における前記吸収コアの両端部の外側に、前記吸収性物品の長手方向に沿う第2の折り目を有し、前記吸収性物品及び前記包装シートが前記第2の折り目で折り畳まれた状態で、前記個包装体の前記第3の端部及び前記第4の端部は前記第2の折り目に対応する部分で形成されてもよい。
このような携帯用包装体では、吸収性物品及び包装シートは吸収コアの両外側に設けられた第2の折り目で折り畳まれるので、吸収コアの第1・第2の側面部側の端部を個包装体の第1・第2の側面部側の第3・第4の端部から離間させることができる。それにより、吸収コアを外力で潰れ難くすることができ、吸収コアの厚み・吸収力を確保することができる。また、第2の折り目が吸収性物品の長手方向に伸びているので、携帯用包装体の縦方向(高さ方向)から外力が加わっても吸収コアが潰れないようにすることができる。
上記の携帯用包装体において、前記携帯用包装袋の前記側面部は、前記包装シートと前記吸収コアとが重なる前記包装シート内の領域に直接接触しない部分を有してもよい。
このような携帯用包装体では、携帯用包装袋の側面部に、包装シートと吸収コアとが重なる包装シート内の領域に、直接接触しない部分を設けることで、使用者が鞄などの中に入れて携帯用包装体を持ち運ぶとき、携帯用包装体が外力で変形しても、個包装体が変形する前にまず携帯用包装袋が変形することになる。すなわち、携帯用包装袋が緩衝材の役割を果たすので、個包装体が潰れ難くなり、皺が付き難くなる。それにより、吸収性物品の吸収力を確保でき、違和感の低減や液の漏れ防止できる。
上記の携帯用包装体において、前記携帯用包装袋は、ガスバリア性を有するシートで形成されてもよい。
このような携帯用包装体では、携帯用包装袋がガスバリア性を有するので、携帯用包装袋内部の気体が外部へ漏れ出なくなる。それにより、使用後の吸収性物品を包装シートに包み携帯用包装袋に収納して持ち運ぶときに悪臭の漏れを防ぐことができる。また、携帯用包装体が外力を受けても携帯用包装袋内部の気体が外部へ漏れ出ないので、携帯用包装袋の変形やそれに伴う携帯用包装袋内部の気体の移動や圧縮などで外力のエネルギーを分散させ、携帯用包装袋全体で吸収することができ、それにより、個包装体に加わる外力を緩和して、変形を抑制することができ、吸収性物品の吸収力を確保でき、違和感の低減や液の漏れ防止できる。
上記の携帯用包装体において、前記個包装体は香料を有してもよい。
このような携帯用包装体では、使用後の吸収性物品を包装シートに収納して持ち運ぶときに、使用後の吸収性物品からの悪臭の拡散を香料により防ぐことができ、それにより周囲を気にする必要がなくなる。また、携帯用包装袋がガスバリア性を有するので、携帯用包装袋内で香料が揮発すると、携帯用包装袋内の圧力が香料の蒸気圧分だけ梱包のときの圧力よりも高くなる。そのため、携帯用包装体が外力を受けても、携帯用包装袋の変形やそれに伴う携帯用包装袋内部の気体の移動や圧縮などで外力のエネルギーをより分散させ、携帯用包装袋全体でより吸収することができ、それにより、個包装体に加わる外力をより緩和して、より変形を抑制することができる。更に、携帯用包装袋がガスバリア性を有するので、販売等で陳列しているとき、吸収性物品の香料を外に逃がさないようにすることができる。
上記の携帯用包装体において、前記携帯用包装袋内の圧力は標準気圧よりも高くてもよい。
このような携帯用包装体では、携帯用包装袋内の圧力が標準気圧(101325Pa)よりも高いため、携帯用包装体が外力を受けても、携帯用包装袋の変形やそれに伴う携帯用包装袋内部の気体の移動や圧縮などで外力のエネルギーをより分散させ、携帯用包装袋全体でより吸収することができ、それにより、個包装体に加わる外力をより緩和して、より変形を抑制することができる。
上記の携帯用包装体において、前記携帯用包装袋内は、ガスバリア層と融着層とを備え、前記融着層の厚みは前記ガスバリア層の厚みよりも厚くてもよい。
このような携帯用包装体では、融着層が厚いので携帯用包装袋内での剥離を起こり難くできる。また、ガスバリア層が薄いので剛性が高くなく、携帯用包装袋内の個包装体の枚数が減ったときに携帯用包装袋を折りたたみ易くなり、より持ち運び易くなる。
上記の携帯用包装体において、前記携帯用包装袋内は、前記ガスバリア層と前記融着層との間に印刷層を含んでもよい。
このような携帯用包装体では、印刷層が表面に露出していないため、鞄などで携帯用包装体を持ち運んだときにも鞄内の他のものに印刷移りしない。また、融着層同士が熱融着しても印刷層のデザインが崩れることがない。
上記の携帯用包装体において、前記個包装体は、前記包装シートに貼り付けられたリードテープを有し、前記リードテープのつかみ部は、前記ファスナーとは反対側に向いていてもよい。
このような携帯用包装体では、携帯用包装袋から個包装体を取り出すときにリードテープ等が側面部やファスナーの内側に引っ掛かってめくれることが無いため、携帯用包装袋から個包装体を取り出し易くできる。
上記の携帯用包装体において、前記吸収コアは、前記吸収体の他の部分と比較して、厚みが大きい又は坪量が多くてもよい。
このような携帯用包装体では、厚みが大きい又は坪量が多く吸収性能が高い吸収コアが潰されることを抑制できるので、吸収性物品の性能を維持することができる。
本発明によれば、内包された吸収性物品の吸収コアが潰れることを抑制可能な携帯用の包装体を提供できる。
図1は本発明の実施の形態に係る携帯用包装体の構成例を模式的に示す斜視図である。 図2は本発明の実施の形態に係る携帯用包装体の構成例を模式的に示す正面図である。 図3は本発明の実施の形態に係る携帯用包装体の構成例を模式的に示す断面図である。 図4は携帯用包装体の携帯用包装袋のシートの構成例の部分断面を模式的に示す図である。 図5は携帯用包装体の個包装体の構成例を模式的に示す展開図である。 図6は携帯用包装体の個包装体の構成例を模式的に示す斜視図である。 図7は携帯用包装体の個包装体の構成例を模式的に示す断面図である。 図8は携帯用包装袋のファスナーを開放した様子を示す模式図である。 図9は携帯用包装袋から個包装体を取り出す様子を示す模式図である。
図1〜図3は、本発明の実施の形態に係る携帯用包装体1の構成例を模式的に示す斜視図、正面図及び断面図である。携帯用包装体1は、吸収性物品を含む個包装体を複数枚収納した、持ち運び容易な携帯用の包装体である。携帯用包装体1は、複数の個包装体2と、複数の個包装体2を内包する携帯用包装袋3とを備えている。
携帯用包装袋3は、複数の個包装体2を収納可能な袋状に形成されており、互いに垂直に交わる高さ方向L0、幅方向W0及び厚み方向D0を有する。携帯用包装袋3は、持ち運び容易な大きさを有しており、例えば個包装体2が4枚の場合には高さ方向L0の長さを160mm程度、幅方向W0の長さを110mm程度とすることができる。
携帯用包装袋3は、底面部11と、底面部11の周縁から立設された筒状の側面部12と、側面部12における底面部11とは反対側の上端部19から所定距離だけ低い位置に設けられたファスナー14と、を備えている。
底面部11は、概ね楕円の形状を有し、本実施の形態では長軸の両端に対応する部分がとがった形状を有する。底面部11は、携帯用包装袋3が正立位置で自立姿勢を維持可能とする底面積を有しており、それにより携帯用包装袋3はいわゆるスタンディングパウチと称される自立可能な形態に形成されている。携帯用包装体1が自立姿勢をとれると、例えばトイレットペーパーのカバーのような狭い領域上に携帯用包装体1を自立させることができ、衛生的でない環境下でも携帯用包装体を手で持ち続ける必要がなくなる。また、販売店で棚に陳列されたとき、他の同種商品と比較して陳列姿勢を見栄えを良くでき、差別化ができる。
側面部12は、概ね矩形形状を有する第1の側面部12a及び第2の側面部12bを備え、第1の側面部12aの幅方向W0に対向する二辺と第2の側面部12bの幅方向W0に対向する二辺とが互いに接合されて形成される。このとき、第1の側面部12aの二辺と第2の側面部12bの二辺とが接合された部分として、高さ方向L0の下端部から上端部19まで延びる第1の側縁部12p1及び第2の側縁部12p2が形成される。
携帯用包装袋3は、底面部11用のシートの周縁部分と第1の側面部12a及び第2の側面部12b用の各シートの下端部とを熱融着させると共に、第1の側面部12a用のシートの二辺と第2の側面部12b用のシートの二辺とを熱融着させることにより、全体として袋状に成形される。
ファスナー14は、携帯用包装袋3の開閉、すなわち開放及び封止が可能であり、側面部12の上端部19から所定距離だけ低い位置に設けられている。所定距離は、例えば個包装体2が4枚の場合には20〜40mm程度とすることができる。ファスナー14は、第1の側面部12a及び第2の側面部12bの各内面に一組のファスナー部材を取付けて構成される。そのファスナー部材は第1の側面部12a及び第2の側面部12bの幅方向W0の全体に亘って相互に線状の凹部材と凸部材とを嵌め合わせるものであり、繰り返して開放・封止可能になっている。
携帯用包装袋3の側面部12のファスナー14の上方には、ファスナー14が開くことで形成される開口部が開放されないように融着部16が設けられている。融着部16は、第1の側面部12aと第2の側面部12bとが幅方向W0の全体に亘って線状に熱融着されて形成される。それにより、融着部16は、意図せずにファスナー14が開口した場合でも、携帯用包装袋3内が封止された状態を維持できる。
ただし、携帯用包装体1を開封するとき、ファスナー14よりも上方の融着部16を含む部分を容易に切除可能にするために、例えば第2の側縁部12p2のファスナー14と融着部16との間に切り込み部17が設けられる。個包装体2の使用時には、切り込み部17を通る幅方向W0の仮想線CLに沿って切り込み部17から切り込みを入れて携帯用包装袋3の上部を切除し、ファスナー14の開放により個包装体2が取り出し可能な状態にする。さらに、ファスナー14より上部に第1の側面部12a及び第2の側面部12bがある程度残るように切り込み部17の切り込み位置を調整しておくことで、ファスナー14より上方の第1の側面部12a及び第2の側面部12bの端をつまみ易くできる。
携帯用包装袋3の側面部12の融着部16より上方には取手穴15が設けられている。取手穴15は、第1の側面部12a及び第2の側面部12bの各シートの上部を打抜いて形成される。取手穴15は、ファスナー14より上方に形成されるので、携帯用包装袋3内の密閉機能には何ら影響しない。
取手穴15は、携帯用包装体1を取り扱うときには、その取手穴15に手指を差し込んで携帯用包装体1を持ち運ぶことができる。それにより、不衛生な外出先やトイレ内で吸収性物品を使用する場合でも、携帯用包装体1をつかみやすいため、床等に落とすことを抑制できる。また、携帯用包装体1を販売等する場合、取手穴15を陳列用フックに引っ掛けるようにして携帯用包装体1を陳列することができる。それにより、限られたスペースの店頭でも省スペースで陳列でき、かつ顧客の目に付き易くできる。
携帯用包装袋3の側面部12におけるファスナー14よりやや下方の位置には、部分的に内部を透視できる透明部18が設けられる。透明部18は、携帯用包装袋3内部の個包装体2の端部(折端)が見える箇所に設けられる。透明部18以外の部分は、内部が透視できない不透明な部分とする。
このように、透明部18を形成することで、ファスナー14を開けなくても携帯用包装袋3に格納された吸収性物品の残りの枚数、品質、色、形状、構造、状態などを容易に確認できる。それにより、ファスナー14を開けなくてもよいため衛生的であり、手持ちを切らしてしまうことを防ぐことができる。また、使用後の吸収性物品を携帯用包装袋3に収納して持ち運ぶとき携帯用包装袋3の中身を見え難くでき、汚れ部分が広範囲に見えてしまうことを防止できる。それにより、人目を気にする心配がなく、不快な気分になることもなくなる。
携帯用包装袋3は、例えばポリエチレン樹脂シートのような防ろ性を有するシートを含んで形成される。携帯用包装袋3のシートは、気体や液体の透過が困難な性質、すなわちガスバリア性を有することが好ましい。ここでガスバリア性とは、酸素、窒素、二酸化炭素、水蒸気のような気体が透過し難い性質を示し、ここでは気体の代表例として酸素を用いて酸素透過係数で表すと、1000[cc・20μm/(m・day・atm)]以下のものをいい、好ましくは100[cc・20μm/(m・day・atm)]以下のものをいう。
図4は携帯用包装袋3のシート40の構成例の部分断面を模式的に示す図である。携帯用包装袋3を構成するシート40は、ガスバリア層41と融着層42とを含んでいる。ここで、ガスバリア層41の材料としては、例えばエチルビニルアルコール樹脂、アルミニウム被着フィルム及びアルミ箔、延伸ポリエチレンテレフタレート、グリコール変性ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリアミド、芳香族ポリアミド、揮発性不透過性ラッカーでコーティングされたポリマーフィルム、及び、これらの組み合わせから成るグループから選択される材料が挙げられる。融着層42の材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、及び、これらの組み合わせから成るグループから選択される材料が挙げられる。
携帯用包装袋3において、ガスバリア層41は携帯用包装袋3の外側面を構成し、融着層42は携帯用包装袋3の内側面を構成する。携帯用包装袋3は、ガスバリア層41と融着層42とが積層されたガスバリア性を有するシート40で形成されるため、携帯用包装袋3内部の物質が外部環境へ暴露されること、例えば臭気や液体が外部へ漏れることを防止できる。また、シート40に熱融着性があるためシート40同士を熱融着で接合するなど容易に加工することができる。
携帯用包装袋3(シート40)の厚さとしては、例えば20〜100μm程度が挙げられ、好ましくは30〜60μmが挙げられる。また、ガスバリア層41の厚さは融着層42の厚さより薄いほうが好ましい。携帯用包装袋3のガスバリア性が維持され、かつ、携帯用包装袋3が硬くなり過ぎず使用感が良いからである。また、融着層42が厚いので携帯用包装袋3内での剥離を起こり難くできる。ガスバリア層41の厚さとしては、例えば2〜25μm程度が挙げられ、好ましくは5〜20μmが挙げられる。融着層42の厚さとしては、例えば15〜75μm程度が挙げられ、好ましくは20〜50μmが挙げられる。本実施形態ではガスバリア層41の厚みは例えば12μmとされ、融着層の厚みは40μmとされる。
携帯用包装袋3がガスバリア性を有するので、携帯用包装袋3内部の気体が外部へ漏れ出なくなる。それにより、使用後の吸収性物品を包装シートに包み携帯用包装袋3に収納して持ち運ぶときに臭いの漏れを防ぐことができる。また、携帯用包装体1が外力を受けても携帯用包装袋3内部の気体が外部へ漏れ出ないので、携帯用包装袋3の変形やそれに伴う携帯用包装袋3内部の気体の移動や圧縮などで外力のエネルギーを分散させ、携帯用包装袋全体で吸収することができ、それにより個包装体の変形を抑制することができる。
携帯用包装袋3は、更に、ガスバリア層41と融着層42との間に配設された印刷層43を含んでいる。印刷層43は、印刷が施された別のシートを用いてもよいし、ガスバリア層41の融着層42側の面や融着層42のガスバリア層41側の面に印刷を施して形成してもよい。印刷層43がガスバリア層41と融着層42との間に形成されていることで、印刷面が携帯用包装袋3の表面に露出しないようにでき、携帯用包装体1を持ち運ぶときに、鞄などの中で擦れて他の物に色移りしてしまうことや、印刷が崩れて見栄えが悪くなることを防止できる。また、融着層42(接着部)同士を融着しようとしたときに印刷層43がそれを邪魔することがなく、意図せずに融着層42同士が融着しても印刷層43のデザインが崩れることがない。なお、携帯用包装袋3が単層シートの場合、印刷層は単相シートの内側に施されることで、持ち運び時に鞄に擦れて色移りしてしまう心配がないようにできる。
個包装体2は、吸収コア24を有する吸収体を含む吸収性物品と、吸収性物品を包む包装シートとを備えている。個包装体2は、吸収性物品と包装シートとが積層され折り畳まれた形状、すなわち略平坦な薄板のような形状を有しており、個包装体2は、その薄い側面で底面部11に立つように携帯用包装袋3内に配置される。したがって、個包装体2は、高さ方向L0に対して個包装体2の厚み方向が交差するように携帯用包装袋3内に配置される。このとき、携帯用包装袋3内の個包装体2の高さ方向、幅方向及び厚み方向は、ほぼ携帯用包装袋3の高さ方向L0、幅方向W0及び厚み方向D0と重なるので、以下では携帯用包装袋3内の個包装体2についても高さ方向、幅方向及び厚み方向として、高さ方向L0、幅方向W0及び厚み方向D0を用いる。
個包装体2は、携帯用包装袋3内に配置された状態において、ファスナー14に向かい合う第1の端部2T1と、第1の端部2T1の反対側にあり底面部11に向かい合う第2の端部2T2とを有する。このとき、個包装体2内にある吸収コア24のファスナー14側の端部24T1は、個包装体2の第1の端部2T1から底面部11側へ離間している。一方、吸収コア24の底面部11側の端部24T2は、個包装体2の第2の端部2T2からファスナー14側へ離間している。したがって、個包装体2には、吸収コア24の端部24T1、24T2の外側に吸収コア24のない外縁部2a、2bが存在する。
本実施の形態では、吸収コア24のファスナー14側の端部24T1が、個包装体2の第1の端部2T1から離間している。それにより、携帯用包装袋3のファスナー14近傍の部分が潰され、個包装体2の第1の端部2T1近傍の外縁部2aが潰されても、吸収コア24が潰されることを抑制できる。また、本実施の形態では、吸収コア24の底面部11側の端部24T2が、個包装体2の第2の端部2T2から離間している。それにより、携帯用包装袋3のファスナー14近傍の部分が外力により圧迫されて個包装体2が底面部11側に押し出されても、第2の端部2T2付近の外縁部2bが変形することにより外力を吸収・緩和するので、吸収コア24の底面部11側の部分が底面部11に押し付けられて変形することを抑制できる。
また、個包装体2は、携帯用包装袋3内に配置された状態において、第1の側縁部12p1に向かい合う第3の端部2T3と、第3の端部2T3の反対側にあり第2の側縁部12p2に向かい合う第4の端部2T4とを有する。このとき、個包装体2内にある吸収コア24の第1の側縁部12p1側の端部24T3は、個包装体2の第3の端部2T3から離間している。一方、吸収コア24の第2の側縁部12p2側の端部24T4は、個包装体2の第4の端部2T4から離間している。したがって、個包装体2には、吸収コア24の端部24T3、24T4の外側に吸収コア24のない外縁部2c、2dが存在する。
本実施の形態では、吸収コア24の第1、第2の側縁部12p1、12p2側の端部24T3、24T4が個包装体2の第3、第4の端部2T3、2T4から離間している。それにより、携帯用包装袋3の第1、第2の側縁部12p1、12p2近傍の部分が潰され、個包装体2の第3、第4の端部2T3、2T4近傍の外縁部2c、2dが潰されても、吸収コア24が潰されることを抑制できる。
個包装体2は香料を有している。香料は個包装体2の包装シートに付与されていてもよいし、個包装体2の内の吸収性物品に付与されていてもよい。香料としては、従来公知の液状の香料を特に制限なく用いることができる。例えば、アニソールやベンズアルデヒドのような沸点が約250℃以下の高揮発性のもの、又は、アミルシンナムアルデヒド、ジヒドロジャスモン酸メチルのような沸点が約250〜約300℃の中揮発性のもの、あるいは、いわゆるグリーンハーバル様香気を有するものなど、吸収性物品に使用するものとして適切なものを用いることができる。
香料を有する個包装体2を用いることで、使用後の吸収性物品を包装シートに収納して持ち運ぶときに、使用後の吸収性物品から拡散する臭いを香料により打ち消すことができる。また、携帯用包装袋3内で揮発した香料の蒸気圧分だけ携帯用包装袋3内の圧力が梱包のときの圧力よりも高くなる。そのため、携帯用包装体1が外力を受けても、外力のエネルギーをより分散させ、携帯用包装袋3全体でより吸収することができ、それにより、個包装体に加わる外力をより緩和して、より変形を抑制することができる。更に、携帯用包装袋がガスバリア性を有するので、販売等で陳列しているとき、吸収性物品の香料を外に逃がさないようにすることができる。
携帯用包装袋3内の圧力は標準気圧よりも高いことが好ましい。携帯用包装袋3内の圧力が標準気圧(101325Pa)よりも高いため、携帯用包装体1が外力を受けても、外力のエネルギーをより分散させ、携帯用包装袋3全体でより吸収することができ、それにより、個包装体2に加わる外力をより緩和して、より変形を抑制することができる。携帯用包装袋3内の圧力は、圧力計に接続されたプローブをファスナー14から差し込んで測定する方法が挙げられる。
図5〜図7は携帯用包装体の個包装体の構成例を模式的に示す斜視図、展開図及び断面図である。図5は個包装体2が展開された状態を示している。個包装体2は、吸収性物品20と、吸収性物品20を内包する包装シート30と、を備えている。吸収性物品20及び包装シート30は、従来知られた材料を用いることができる。また、吸収性物品20は、生理用ナプキンや軽失禁パッドなど、包装シート30によって個別に包装される各種吸収性物品であれば任意のものが選択されるが、本実施の形態では吸収性物品20が生理用ナプキンである場合について説明する。また、包装シート30としては、例えば不織布シートやポリエチレンシートを用いることができる。
吸収性物品20は長手方向L1及び幅方向W1を有する。ここで、吸収性物品20は包装シート30に積層された状態にあるため、包装シート30の長手方向及び幅方向についても、長手方向L1及び幅方向W1とする。
包装シート30は矩形形状のシートであり、平面視で吸収性物品20よりも一回り大きい大きさを有する。包装シート30の長手方向L1の一方の端部30aであって幅方向W1の中央部にはリードテープ25が貼り付けられている。リードテープ25は半分が包装シート30の端部30aに粘着剤で貼り付けられ、残り半分は粘着剤が付着され、個包装体2を折り畳むときに包装シート30の端部30b近傍に貼り付けられる。その残り半分の先端には粘着剤が付着していないつかみ部25aが形成され、指先でつまみ易いようになっている。
吸収性物品20は、包装シート30上に積層された液不透過性のバックシート22と、バックシート22上に積層され液透過性のトップシート21と、バックシート22とトップシート21との間に介設された吸液性を有する吸収体23とを備えている。トップシート21は、長手方向L1の中央部の両側に幅方向W1に延びるフラップ部21WL、21WRを有している。
吸収体23は、コアラップ層23aと、長手方向L1及び幅方向W1における吸収体23の概ね中央部に、コアラップ層23aよりも吸液性の高い吸収コア24を含んでいる。吸収コア24としては、コアラップ層23aとは別部材として形成され、コアラップ層23aの内部又は表面に配設された部材が挙げられる。あるいは、吸収コア24としては、コアラップ層23a内の部分的に厚みが厚くなっている領域、又は、部分的に坪量が多くなっている領域が挙げられる。
吸収性物品20及び包装シート30は、展開された状態において、長手方向L1において、吸収コア24の端部24T1、24T2の外側に、幅方向W1に沿って設けられた一対の第1の折り目P1T、P1Bを有している。このとき、吸収コア24の端部24T1と第1の折り目P1Tとは距離ΔLa(>0)で離間し、同様に吸収コア24の端部24T2と第1の折り目P1Bとは距離ΔLaで離間している。ただし、端部24T1と第1の折り目P1Tとの距離と、端部24T2と第1の折り目P1Bとの距離とは、等しくなくてもよい。
一方、吸収性物品20及び包装シート30は、展開された状態において、幅方向W1において、吸収コア24の端部24T3、24T4の外側に、長手方向L1に沿って設けられた一対の第2の折り目P2L、P2Rを更に有している。このとき、吸収コア24の端部24T3と第2の折り目P2Lとは距離ΔLb(>b)で離間し、同様に吸収コア24の端部24T4と第2の折り目P2Rとは距離ΔLbで離間している。ただし、端部24T3と第2の折り目P2Lとの距離と、端部24T4と第2の折り目P2Rとの距離とは、等しくなくてもよい。
言い換えると、吸収コア24は第1の折り目P1T、P1B及び第2の折り目P2L、P2Rで画定される領域の内側に、領域の外縁(各折り目)から離れた位置に形成されている。
吸収性物品20及び包装シート30は積層された状態で、まず第2の折り目P2Lで折り畳まれ、続いて第2の折り目P2Rで更に折り畳まれる。次に第1の折り目P1Bで折り畳まれ、その後第1の折り目P1Tで折り畳まれる。そして、包装シート30の長手方向L1の一方の端部30aに貼り付けられていたリードテープ25の半分を、包装シート30の長手方向L1の他方の端部30b近傍に貼り付けて、折り畳まれた個包装体2が完成する。このとき、第1の折り目P1T、P1B及び第2の折り目P2L、P2Bは、吸収コア24の外側にあるので、吸収コア24は略平面状態のまま折れ曲がっておらず、途中で急角度に屈曲した箇所がない。言い換えると、吸収コア24は、その厚み方向から見て、吸収コア24のどの部分も吸収コア24の他の部分と重なっていない。
図6及び図7は個包装体2が折り畳まれた状態を示している。
個包装体2において、第1の端部2T1及び第2の端部2T2は、吸収性物品20及び包装シート30が第1の折り目P1T及び第1の折り目P1Bで折り畳まれることにより形成され、第3の端部2T3及び第4の端部2T4は、吸収性物品20及び包装シート30が第2の折り目P2L及び第2の折り目P2Rで折り畳まれることにより形成される。したがって、第1の端部2T1及び第2の端部2T2は個包装体2の第1の折り目P1T及び第1の折り目P1Bに対応する部分ということができ、第3の端部2T3及び第4の端部2T4は個包装体2の第2の折り目P2L及び第2の折り目P2Rに対応する部分ということができる。
個包装体2内にある吸収コア24の第1の端部2T1側の端部24T1は、個包装体2の第1の端部2T1から距離ΔLa+α(α=トップシート21の厚み+バックシート22の厚み+コアラップ層23aの厚み、以下同じ)だけ離間している。同様に個包装体2内にある吸収コア24の第2の端部2T2側の端部24T2は、個包装体2の第2の端部2T2から距離ΔLa+αだけ離間している。個包装体2の距離ΔLaの部分、すなわち外縁部2aは、吸収コア24が存在していない。そのため、吸収性物品20内では相対的に薄く、指先で容易につまむことが可能な形状になっている。また、個包装体2の距離ΔLaの部分、すなわち外縁部2bは、吸収コア24が存在せず、吸収性物品20内では相対的に薄いが、第1の端部2T1から第2の端部2T2へ向かって外力が加わった場合にその外力を押し戻す弾性力を有している。ここで、コアラップ層23aは第1の折り目P1Bで折り返されて、第1の折り目P1Bを超えて更に延在している。そのため、コアラップ層23a外力を押し戻す弾性力を補強している。
一方、個包装体2内にある吸収コア24の第3の端部2T3側の端部24T3は、個包装体2の第3の端部2T3から距離ΔLb+αだけ離間している。同様に個包装体2内にある吸収コア24の第4の端部2T4側の端部24T4は、個包装体2の第2の端部2T4から距離ΔLb+αだけ離間している。個包装体2の距離ΔLbの部分、すなわち外縁部2c、2dは、吸収コア24が存在せず、吸収性物品20内では相対的に薄いが、第3の端部2T3及び第4の端部2T4のいずれか一方から他方へ向かって外力が加わった場合にその外力を押し戻す弾性力は有している。
したがって、個包装体2が折り畳まれた状態で携帯用包装袋3内に収納されるとき、図2、図3に示すように、個包装体2は、第1の折り目P1Tに対応する第1の端部2T1がファスナー14に向かい合い、第1の折り目P1Bに対応する第2の端部2T2が底面部11に向かい合うように配置され、かつ、第2の折り目P2Lに対応する第3の端部2T3が第1の側縁部12p1に向かい合い、第2の折り目P2Rに対応する第4の端部2T4が第2の側縁部12p2に向かい合うように携帯用包装袋3内に配置される。
このように、本実施形態では、携帯用包装袋3内に収容される吸収コア24を有する吸収性物品20は、折り畳まれ、重ねられた状態で単一の包装シート30で一体包装され、個包装体2とされている。したがって、携帯用包装体1では、折り畳まれた状態の折端、すなわち第1〜第4の端部2T1〜2T4近傍には吸収コア24が存在しないようになっており、したがってファスナー14近傍には吸収コア24が存在しないように構成されている。
なお、複数の個包装体2を単一の包装材で一体包装していてもよい。その場合、複数の個包装体2を携帯用包装袋3内に収容するときの作業を容易に行うことができる。その場合、透明部18を介して外部から個包装体2を視認可能となるように、その包装材としては例えば透明なフィルムを使用することが好ましい。
また、図1〜図3に示すように、本実施の形態では、個包装体2の第1の折り目P1T、P1Bが幅方向W0に伸びているので、個包装体2の第1の折り目P1T、P1Bの部分は個包装体2の他の部分と比較して変形し難い、すなわち剛性が高い。そのため、携帯用包装体1に幅方向W0から外力が加わっても、個包装体2が潰れにくく、したがって吸収コア24が潰れにくい。同様に、個包装体2の第2の折り目P2L、P2Rが高さ方向L0に伸びているので、個包装体2の第2の折り目P2L、P2Rの部分は個包装体2の他の部分と比較して変形し難い、すなわち剛性が高い。そのため、携帯用包装体1に高さ方向L0から外力が加わっても、個包装体2が潰れにくく、したがって吸収コア24が潰れにくい。
また、図3に示すように、個包装体2が携帯用包装袋3内に収納された状態では、携帯用包装袋3の側面部12と個包装体2との間には部分的に隙間5が生じ、側面部12と個包装体2とが直接接触しない部分ができる。言い換えると、個包装体2における包装シート30と吸収コア24とが重なる包装シート30内の領域に側面部12と直接接触しない部分が存在する。
このように包装シート30と吸収コア24とが重なる包装シート30内の領域に側面部12と直接接触しない部分を設けることで、使用者が鞄などの中に入れて携帯用包装体を持ち運ぶとき、携帯用包装体が外力で変形しても、携帯用包装袋が緩衝材の役割を果たすので、個包装体が潰れ難くできる。
また、図1と図6とで示されるように、個包装体2が折り畳まれた状態で携帯用包装袋3内に収納されるとき、個包装体2の包装シート30の端部30b近傍に貼り付けられたリードテープ25のつかみ部25aは、ファスナー14側とは反対側の底面部11側に向いている。このようにすると、携帯用包装袋3から個包装体2を取り出すときにリードテープ25や包装シート30の端部30bが側面部12やファスナー14の内側に引っ掛かってめくれることが無いため、携帯用包装袋3から個包装体2を取り出し易くできる。
図8は、携帯用包装袋3のファスナー14を開放した様子を示す模式図である。携帯用包装体1の携帯用包装袋3では、ファスナー14を開放し、携帯用包装袋3を開口しても、開口部の幅Qは必ずしも大きくできない。このような状態で携帯用包装袋3から個包装体2を取り出そうとするときには、開口部に指Fを入れ、個包装体2の手前側の第1の端部2T1付近を指先でつまんで取り出すことになる。
図9は、携帯用包装袋3から個包装体2を取り出す様子を示す模式図である。個包装体2の第1の端部2T1付近、すなわち個包装体2の外縁部2aを指先でつまんで携帯用包装袋3から個包装体2を取り出すとき、外縁部2aは吸収コア24を含んでいない。そのため、個包装体2の取り出しのときに吸収コア24までつまんでしまうおそれがなく、吸収コアをつまんで潰してしまうことを抑制できる。また、外縁部2aは相対的に薄いため、第1の端部2T1付近で個包装体2をつまみ易く、取り出しの作業を容易にすることができる。
以上説明されたように、本実施の形態の携帯用包装体1では、吸収性物品20の吸収体23における吸収コア24の配置や、吸収性物品20の折り畳み方や、個包装体2における吸収コア24の配置や、携帯用包装袋3における個包装体2の配置などについて種々の特徴を適切に組み込むことにより、内部に収納された吸収性物品の吸収コアが変形することを抑制可能な携帯用の包装体を提供することが可能となっている。
本実施形態の携帯用包装体1は、個包装体2が携帯用包装袋3内に収容され、ファスナー14と融着部16により携帯用包装袋3の開口部が封止された状態で出荷される。そして、携帯用包装体1は、例えば、販売店の陳列棚に1個ずつ自立姿勢で陳列されたり、陳列用フックに取手穴15が引っ掛けられて陳列されたりする。
また、本実施形態の携帯用包装体1は、例えば、携帯用として使用者に購入され、使用者が出掛けるときに1日分として携帯され、外出先で使用される。使用開始時には、切り込み部17から携帯用包装袋3の上端部19近傍の部分を切り離して使用される。
使用していた吸収性物品20を新しい吸収性物品20と取り替えるときには、例えば、携帯用包装袋3のファスナー14を開放して第1の側面部12a及び第2の側面部12bを広げて、携帯用包装袋3の開口部から内部の個包装体2すべてを取り出し、そのうちの1枚の個包装体2の吸収性物品20を装着し替えるとともに、使用済みの汚れた吸収性物品20を空になった携帯用包装袋3の内に収容して、携帯用包装袋3の開口部をファスナー14で密封する。
このように、汚れた吸収性物品20を携帯用包装袋3の内に封入すると、汚物からの臭気(悪臭)が外部に漏れることがないので、衛生的であり、且つ家に持ち帰るまで周囲に気遣いしなくて済む。なお、携帯用包装袋3のから取り出した残りの個包装体2の吸収性物品20(新品)は、きれいなままであるので、そのまま適宜別の場所(例えばポーチ内)に収容・保管しておくことができる。
ただし、個包装体2を1枚だけ取り出し装着し替えて、使用済みの汚れた吸収性物品20をトイレなどの所定の場所に廃棄してもよい。
2 個包装体
2T1 第1の端部
3 携帯用包装袋
11 底面部
12 側面部
14 ファスナー
19 上端部
24 吸収コア
24T1 端部

Claims (13)

  1. 複数の個包装体と、前記複数の個包装体を内包する携帯用包装袋と、を備える携帯用包装体であって、
    前記個包装体は、
    吸収コアを有する吸収体を含む吸収性物品と、
    前記吸収性物品を包む包装シートと、を備え、
    前記吸収コアは折れ曲がっておらず、
    前記携帯用包装袋は、
    底面部と、
    前記底面部の周縁から立設された筒状の側面部と、
    前記側面部における前記底面部とは反対側の上端部から所定距離だけ低い位置に設けられた開閉可能なファスナーと、を備え、
    前記底面部は、前記携帯用包装袋が正立位置で自立姿勢を維持可能とする底面積を有し、
    前記個包装体は、前記携帯用包装袋の高さ方向に対して前記個包装体の厚み方向が交差するように前記携帯用包装袋内に配置され、
    前記個包装体は、前記携帯用包装袋内に配置された状態で、前記ファスナーに向かい合う第1の端部と、前記第1の端部の反対側にあり前記底面部に向かい合う第2の端部とを有し、
    前記個包装体内にある前記吸収コアの前記ファスナー側の端部は、前記個包装体の前記ファスナー側の前記第1の端部から前記底面部側へ離間している、携帯用包装体。
  2. 前記携帯用包装袋の前記側面部は、
    矩形形状を有する第1の側面部及び第2の側面部と、
    前記第1の側面部の対向する二辺と前記第2の側面部の対向する二辺とが接合され、前記底面部から前記上端部まで延びる第1の側縁部及び第2の側縁部と、を備え、
    前記個包装体は、前記携帯用包装袋内に配置された状態で、前記第1の側縁部及び前記第2の側縁部に向かい合う第3の端部及び第4の端部を有し、
    前記吸収コアの前記第1の側縁部側の端部及び前記第2の側縁部側の端部は、前記個包装体の前記第3の端部及び前記第4の端部から離間している、請求項1に記載の携帯用包装体。
  3. 前記吸収コアの前記底面部側の端部は、前記個包装体の前記底面部側の前記第2の端部から前記ファスナー側へ離間している、請求項1又は2に記載の携帯用包装体。
  4. 前記吸収性物品及び前記包装シートは積層された状態かつ折り畳まれた状態で前記携帯用包装袋に内包されており、
    前記吸収性物品及び前記包装シートは、展開された状態で、前記吸収性物品の長手方向における前記吸収コアの両端部の外側に、前記吸収性物品の幅方向に沿う第1の折り目を有し、
    前記吸収性物品及び前記包装シートが前記第1の折り目で折り畳まれた状態で、前記個包装体の前記第1の端部及び前記第2の端部は前記第1の折り目に対応する部分で形成される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の携帯用包装体。
  5. 前記吸収性物品及び前記包装シートは積層された状態かつ折り畳まれた状態で前記携帯用包装袋に内包されており、
    前記吸収性物品及び前記包装シートは、展開された状態で、前記吸収性物品の幅方向における前記吸収コアの両端部の外側に、前記吸収性物品の長手方向に沿う第2の折り目を有し、
    前記吸収性物品及び前記包装シートが前記第2の折り目で折り畳まれた状態で、前記個包装体の前記第3の端部及び前記第4の端部は前記第2の折り目に対応する部分で形成される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の携帯用包装体。
  6. 前記携帯用包装袋の前記側面部は、前記包装シートと前記吸収コアとが重なる前記包装シート内の領域に直接接触しない部分を有する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の携帯用包装体。
  7. 前記携帯用包装袋は、ガスバリア性を有するシートで形成されている、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の携帯用包装体。
  8. 前記個包装体は香料を有する、
    請求項7に記載の携帯用包装体。
  9. 前記携帯用包装袋内の圧力は標準気圧よりも高い、
    請求項7又は8に記載の携帯用包装体。
  10. 前記携帯用包装袋内は、ガスバリア層と融着層とを備え、
    前記融着層の厚みは前記ガスバリア層の厚みよりも厚い、
    請求項7乃至9のいずれか一項に記載の携帯用包装体。
  11. 前記携帯用包装袋内は、前記ガスバリア層と前記融着層との間に印刷層を含む、
    請求項10に記載の携帯用包装体。
  12. 前記個包装体は、前記包装シートに貼り付けられたリードテープを有し、
    前記リードテープのつかみ部は、前記ファスナーとは反対側に向いている、
    請求項1乃至11のいずれか一項に記載の携帯用包装体。
  13. 前記吸収コアは、前記吸収体の他の部分と比較して、厚みが大きい又は坪量が多い、
    請求項1乃至12のいずれか一項に記載の携帯用包装体。
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