JP7256520B2 - 糊付き包装部材及び重ね束体 - Google Patents

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本発明は、糊付き包装部材及び重ね束体に係り、さらに詳しくは、被包装物を詰め込み或いは包み込んで包装する糊付き包装部材及びこれら複数枚を重ね束ねた重ね束体に関する。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店頭には、オクラやトマト、玉ねぎなどの野菜、みかんなどの果物、パンなどの菓子が包装袋や網状袋などに袋詰めされて陳列・販売されている。
これらの包装袋や網状袋は、被包装物の種類や数量などに応じて多種多様なものが使用されおり、これらは袋口付近がクリップ、ビニタイ(登録商標)やエスタイ(商品名)などの封緘具で封止されている。例えば、オクラは、古くから緑色の樹脂ネットに入れ、袋口は口紙などで封止されて、流通・販売されている。また、クリップなどの封緘具を用いずに、袋口を糊で封緘する包装袋、例えば糊付き袋も知られて、広く使用されている。
この糊付き袋を、図10を参照して説明する。なお、図10は、従来技術の糊付き袋を示し、図10Aは正面図、図10Bは断面図である。
この糊付き袋1は、所定大きさの袋口2a及び底部2bを有し、内部に所定大きさの空間2cが形成された袋部2と、袋口の一方から延び糊を付けたリップ部2dを有し、プラスチックフィルム材からなり、リップ部2dに糊4が塗布され、その糊面を剥離フィルム3で覆った構成となっている。
この糊付き袋1によれば、内部の空間2cに被包装物を詰めた後に、剥離フィルム3を剥離して糊面を露出させ、リップ部2dを折曲して袋部2に接着し、袋口2aを封緘できるので、クリップ等の封緘具が不要になり、封緘作業が簡単になる。
また、同様の糊付き袋は、特許文献でも紹介されている。例えば、下記特許文献1(特開2000-142711号公報)には、フラップ付き袋及びその製造方法が記載されている。この袋は袋口を封緘するためのフラップを備え、郵便用の封筒とし又は各種の書類、小物入れなどに用いる収納袋である。また、下記特許文献2(特開2012-116539号公報)及び下記特許文献3(特開2017-202861号公報)は、いずれも接着剤層を設けた封筒であって、前者は被封緘面とフラップの少なくとも一方に、折返し部に沿って複数個の接着剤層を配列し、これらの接着剤層の間に指差込の間隙を設けたものであり、後者は剥離性接着剤の塗布パターンを工夫し開封を容易にしたものである。
特開2000-142711号公報 特開2012-116539号公報 特開2017-202861号公報
一般に使用されている包装袋や網状袋は、袋口の封緘に封緘具が必要となるが、上記特許文献1~3の封筒及び糊付き袋によれば、封緘具は不要になるので、封緘具のためのコストが掛からず、また封緘作業も容易になるなどの利点がある。
しかし、これらの糊付き袋は、袋口を簡単に封緘することができるが、一方で以下の課題がある。例えば、袋口が見つけ難く被包装物の詰めに手間が掛かること、また袋詰めした後の剥離フィルムの剥離が難いこと、剥離したフィルムが静電気を帯びて手に纏わり付いて作業性が落ちてしまうこと、さらに剥離したフィルムが飛散し袋内に潜り込んでしまう恐れがあること、さらにまた一袋ずつバラバラに使用するので扱いが面倒なこと、さらにまた、これらの過程が流れ作業にならないので、全体の作業効率が悪く省人化ができないことなどである。
ところで、現在、オクラの産地では、生産者の高齢化や人手不足によりオクラ栽培と袋詰めの両立が困難な状況にある。すなわち、オクラの包装は樹脂ネットを用い、これに紙ラベルを貼っている。この包装は価格が安いが一方で手間が掛かり(例えば、1時間に100袋程度)、また、美粧性も低い。一方でまた、人手不足により、袋詰めのスタッフが足りず、生産者が袋詰めをしなければならず、そのために、生産者は収穫に手が回らなくなり、その結果、パートスタッフの袋詰め1枚あたりにかかる人件費が年々高騰している。これは、袋1枚の価格より、1枚あたりの人件費の方が高い(例えば、資材の単価2~4円/袋、人件費8円弱)ことなどに起因している。なお、美粧性の高いフィルム袋もあるが手間は殆ど変わらない。
また、手間を若干少なくした糊付きの袋もあるが、同様に作業効率が悪く、人件費が嵩み、トータルコストは下がらない。また、これまで自動包装の試みを過去何度か試行してみたが、満足いくものが作製できなかった。
そこで、本発明者らは、一般の包装袋や網状袋、上記特許文献に記載の袋及び糊付き袋は多くの課題を抱えており、その一方でまた、このような袋を使用しているオクラの生産現場は深刻な課題を抱えていることから、この現場が抱える課題を解決すべく、簡単に製作及び容易に包装できることは何かを考え、試行錯誤を繰り返し検討してきた。
この過程で、オクラの包装にこれまでの糊付き袋を使用すると、袋口が見つけ難く、剥離フィルムが剥がし難く、剥離したフィルムが静電気を帯びて手に纏わり付いて作業性が落ちてしまうこと、また、このフィルムを振り落とそうと手を振ることが大きな精神的消耗に繋がっていること、さらに、剥離したフィルムが袋内へ潜入してしまうこと、さらにまた飛散してゴミとして散らかってしまうこと、さらにまた袋がバラバラで一袋ずつの扱いになり作業効率が悪いことなど見出された。そのため、オクラの袋詰め作業は、袋口の開口、袋詰め、剥離、糊面の露出及び袋口の封緘などが流れ作業になっていない。
本発明者らは、剥離部材(以下、剥離体ともいう)を工夫し、これに糊付き袋を引張り牽引剥離自在に貼着することにより、上記の作業を略連続した流れ作業とすることができるとともに、略ワンタッチ操作で可能になることを見出した。すなわち、本発明者らは、剥離部材を工夫することにより、飛躍的に作業性を改善でき、現行品よりトータルコストを安くでき、美粧性も高くでき、手詰め袋でありながら作業性を大幅にアップでき、自立させて保管乃至陳列できこと、さらにこれらによりオクラ包装だけでなく他のものの包装をも対象にすることができることなどを想到し、本発明を完成させるに至ったものである。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術が抱える課題、まず作業性の改善、すなわち、包装体に被包装物を包装した後、該包装体を剥離部材(剥離体)から引張り牽引によって略瞬時に離脱させ、糊面の露出及び該糊面の糊による接着封に至る一連の作業を流れ作業で行えるように、改善した糊付き包装部材を提供することにある。
本発明の他の目的は、さらに他の課題、静電気、剥離部材の潜入・飛散及び美粧性などを改善乃至解消した糊付き包装部材を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、簡単且つ安価に製作できる糊付き包装部材を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、上記目的を備えた糊付き包装部材複数枚を重ね束ねて持ち運び、保管管理及び包装作業の効率化ができる重ね束体を提供することにある。
本発明の第1の態様の糊付き包装部材は、被包装物を包装する包装体と、前記包装体に接着される剥離体とを有し、前記包装体は、袋体からなり、前記袋体は所定大きさの底辺部と、前記底辺部から所定長さ延設された対向する一対の表裏面部及び側辺部と、前記表裏面部及び側辺部の上方を開放した開口及び内部に所定大きさの空間を設け、前記開口近傍の前記空間内にあって前記表裏面部のいずれかの一方の内面に所定面積の第1の糊エリアが区画され、前記剥離体は、所定大きさのシート材を用い、該シート材を途中で二つに折返し折曲させて、いずれか一方に長い長尺折返し片及びより短い短尺折返し片を形成し、該短尺折返し片の外側面に前記第1の糊エリアと対峙する第2の糊エリアが区画され、前記剥離体の前記長尺折返し片に専用器具に固定される固定部及び複数枚の包装部材を束ね重ね結束する結束部が形成され、前記剥離体は、前記袋体の前記開口から、前記長尺折返し片を慮出させて前記空間内に差し込み、前記第1、第2の糊エリアのすくなくともいずか一方に糊剤が塗布されて、前記包装体が前記剥離体に牽引剥離自在に接着されていることを特徴とする。
本発明の第の態様の糊付き包装部材は、第の態様の糊付き包装部材において、前記袋体は、長尺の裏面部の上方が表面部より若干長く延設されて、該延設部分に第1の糊エリアが区画され、前記袋体と前記剥離とは、前記第1、第2の糊エリアのすくなくともいずれか一方に糊剤が塗布されて、前記包装体が前記剥離体に牽引剥離自在に接着されていることを特徴とする。
本発明の第の態様の糊付き包装部材は、被包装物を包装する包装体と、前記包装体に接着される剥離体とを有し、前記包装体は、所定面積の包装シートからなり、前記包装シートの一端縁には所定面積の第1の糊エリアが設けられ、前記剥離体は、所定大きさのシート材を用い、該シート材を途中で二つに折返し折曲させて、いずれか一方に長い長尺折返し片及びより短い短尺折返し片を形成し、該短尺折返し片の外側面に前記第1の糊エリアと対峙する第2の糊エリアが区画され、前記剥離体は、前記長尺折返し片に専用器具に固定される固定部及び複数枚の包装部材を束ね重ね結束する結束部が形成され、前記包装シートと前記剥離体とは、前記第1、第2の糊エリアのすくなくともいずか一方に糊剤が塗布されて、前記包装体が前記剥離体に牽引剥離自在に接着されていることを特徴とする。
本発明の第の態様の糊付き包装部材は、第1~のいずれかの態様の糊付き包装部材において、前記剥離体は、剥離フィルム、剥離紙乃至テープ材、前記包装体はフィルム材乃至紙材、布材で形成されていることを特徴とする。
本発明の第の態様の重ね束体は、第1~のいずれかの態様の糊付き包装部材を所定複数枚重ね束ね、該束ね部を専用器具に取外し自在に装着できることを特徴とする。
第1の態様の発明によれば、従来技術の袋が抱える課題を解決できる。すなわち作業性、静電気の問題、剥離部材の潜入・飛散及び美粧性などを改善乃至解消できる。
また、特に作業性の改善、すなわち、包装体に被包装物を包装した後、該包装体を剥離体から引張り牽引によって略瞬時に離脱させ、糊面の露出及び該糊面の糊による接着封に至る一連の作業を流れ作業で行うことができる。勿論、作業性の改善に加え、静電気の問題、剥離部材の潜入・飛散及び美粧性なども改善乃至解消できる。
の態様の発明によれば、従来技術が抱える課題、すなわち作業性の改善に加え、静電気の問題、剥離部材の潜入・飛散及び美粧性なども改善乃至解消できる。
の態様の発明によれば、従来技術の袋が抱える課題を解決できる。すなわち作業性、静電気の問題、剥離部材の潜入・飛散及び美粧性などを改善乃至解消できる。
また、簡易包装として有用なものとなる。
の態様の発明によれば、多種多様な糊付き包装部材を作製でき、多用途の包装に使用可能となる。
の態様の発明によれば、持ち運び、保管管理及び包装作業の効率よくおこなうことができる。
図1は本発明の実施形態1に係る糊付き包装部材を示し、図1Aは正面図、図1Bは図1AのIB-IB線の断面図、図1Cは図1AのA部分の拡大図である。 図2は剥離体を示し、図2Aは平面図、図2Bは二つ折りした正面図、図2Cは図2BのIIC-IICの断面図である。 図3は図1の糊付き包装部材の製造方法を示し、図3Aは製造方法を説明する概略図、図3Bは図3AのB部分の拡大図、図3Cは図3BのIIIC-IIIC線の断面図である。 図4は図1の糊付き包装部材の使用形態を説明する断面図である 図5は本発明の実施形態2に係る糊付き包装部材を示し、図5Aは正面図、図5Bは図5AのVB-VB線の断面図、図5C及び図5Dは使用形態を説明する正面図である。 図6は本発明の実施形態3に係る糊付き包装部材を示し、図6Aは正面図、図6Bは図6AのVIB-VIB線の断面図、図6C及び図6Dは使用形態を説明する正面図である。 図7は本発明の実施形態4に係る糊付き包装部材を示し、図7Aは正面図、図7Bは図7AのVIIB-VIIB線の断面図である。 図8は図7の糊付き包装部材の使用形態を説明する概略図である。 図9は本発明の実施形態5に係る重ね束体を示し、図9Aは正面図、図9Bは図9Aの右側面図である。 図10は従来技術の糊付き袋を示し、図10Aは正面図、図10Bは図10AのXB-XB線の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る糊付き包装部材(以下、包装部材と略称する)及び重ね束体を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための包装部材及び重ね束体を例示するものであって、本発明をこれに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
[実施形態1]
図1を参照して、本発明の実施形態1に係る包装部材を説明する。なお、図1は本発明の実施形態1に係る包装部材を示し、図1Aは正面図、図1Bは図1AのIB-IB線の断面図、図1Cは図1BのA部分の拡大図である。
本発明の実施形態1に係る包装部材10Aは、被包装物を包装する包装体11Aと、この包装体11Aに接着される剥離体(剥離部材ともいう)12Aとを有し、包装体11Aは所定形状及び大きさの袋体で構成されている。なお、以下の説明では包装体と袋体とは同じものであることから、袋体は包装体と同じ符号「11A」を付して説明する。
被包装物を包装する包装体、すなわち袋体11Aは、図1A、図1Bに示したように、所定の長さの底辺部11bと、この底辺部11bの長辺の一方側から上方(図1Aからみた)へ短く延設された短尺の表面部11a及び他方側からより長く延設された長尺の裏面部11cと、底辺部11bの両端から上方へ所定長さ延びた左右の両側辺部11d、11eと、これらの表裏面部及び両側辺部11d、11eの上方を開放させて形成した開口11fと、内部に被包装物が詰め込まれる所定大きさの空間11sと、を有している。なお、開口11fは被包装物を詰め込む袋口となっている。
また、この袋体11Aはプラスチックフィルム材で形成されている。このフィルム材は既知の任意のフィルムでよいが、それらにあってもPPフィルムが好ましい。
この袋体11Aは、また、左右の両側辺部11d、11eにあって、開口11fに対応する箇所にそれぞれ半円形状の切り込み11が設けられている。
さらに、この袋体11Aは、長尺の裏面部11cの上方が表面部11aより若干長く延設されて、この延設部分(以下、リップ部ともいう)11cの内側面(表面部11aと対向する面)に第1の糊エリア11(図1C参照)が区画されている。この第1の糊エリア11は、裏面部11cの横幅と略同じ幅で且つ所定の縦幅を有している。
剥離体12Aは、図2に示したように、一辺の長さaを袋体11Aの裏面部11cの横幅と同じ長さ、及び他辺の長さbを所定の長さ並びに両辺をd、eにした矩形状のシートを用い、このシートを途中で二つ折りして、一方の長さを短くしたいわゆる短尺の折返し片(以下、短尺折返し片という)と、長くした長尺の折返し片(以下、長尺折返し片)で形成し、剥離フィルムで構成されている。
一方の短尺折返し片12cは外側面に第2の糊エリア12が区画され、この糊エリア12は第1の糊エリア11と略同じ大きさになっており、他方の長辺折り返し片12aは、専用器具に固定される固定部及び束ね部となっている。
固定部は、両サイドの貫通孔12形成され、これらの貫通孔12は、包装部材10Aの固定乃至吊下げに使用される孔であり、例えば専用器具の釘などに引っ掛けて、包装部材を吊下げる孔となっている。また、束ね部は、端縁を利用し、そこを糊付けして複数枚の包装部材を重ね束ねる。なお、固定部で束ねてもよい。
この剥離体12Aは、折返し部12bで二つ折りされているので、長尺折返し片12aを専用器具に固定して置いて、短尺折返し片12cに接着された袋体11Aを(下方へ引っ張り)牽引すると、袋体11Aは短尺折返し片12cから剥がれて略瞬時に離脱される。
この離脱を付言すると、二つ折りしない所定長さの剥離フィルムを用い、この剥離フィルムの端縁に袋体を接着した構造では、袋体を引張り牽引により離脱させようとしても、剥離フィルム端縁と袋体とが全面で糊接着されているので、該接着面が剥がれず、すなわち剥ぎ取ることができず袋体を離脱させることができない。
このような接着は、通常、まず、剥離フィルムの一隅端部分を持ち上げて一部の接着を剥がし、次いで、この一部剥がし部分から他の接着面の剥がしへ移行させて全体を剥がすようにするので、全体を一度で引張り牽引による剥がしで行うことはない。なお、図10の従来技術の糊付き袋では剥離フィルムの牽引・剥離は不可能である。
この剥離フィルムは、フィルム(例えばPETフィルムなど)を基材とし、その表面に剥離剤(例、シリコーン系乃至非シリコーン系)がコーティングされたものである。なお、このような剥離フィルムは既に公知であり、これを使用する。また、剥離体は剥離フィルムに限定するものでなく、既に公知の他のもの、例えば剥離紙乃至テープ材を使用してもよい。
以上の袋体11A及び剥離体12Aを用い、これらを第1、第2の糊エリアの少なくともいずれか一方(通常は第1の糊エリア11)に粘着糊剤が塗布・接着されて、包装部材、すなわち包装袋が作製される。なお、第2の糊エリア12に糊剤を塗布する場合は、該糊剤は袋体が粘着テープから離脱されたときに、第1の糊エリア11に残るようなものを使用する。
塗布する糊剤は、剥離体12Aと接着され、またこの剥離体12Aが剥離された後にリップ部11cが折曲されて表面部11aに接着され、さらにこの表面部から剥離された後も再接着される特性を持ったものを使用する。このような糊剤は既に公知、例えば、アドヘア加工したゴム系の糊として知られているので、これらを使用する。
次に、図3を参照して、包装部材10Aの製造方法を説明する。なお、図3は図1の包装部材の製造方法を示し、図3Aは包装部材の製造方法を説明する概略図、図3Bは図3AのB部分の拡大図、図3Cは図3BのIIIC-IIIC線の断面図である。
包装部材10Aは、所定長さの剥離フィルム12Fが筒状芯体に巻回されたフィルム巻回体14と、複数枚の袋体11Aを形成する所定長さのフィルムとを隣接配設した装置によって作製される。所定長さのフィルムは二つ折りされ符号11bは底辺部を示している。
まず、フィルム巻回体14から剥離フィルムを所定長さ引き出す。この引き出した剥離フィルム12Fcは引き出し長手方向で二つ折りされ、長尺折返し片12Fa及び短尺折返し片12Fcとなっている。
一方、複数枚の袋体11Aを形成する所定長さのフィルムは、袋体11Aを構成する長尺の裏面部11cのリップ部11c(図1C参照)が表面部11aより若干長く延設されている。
これらの剥離フィルム12F及び袋体11Aを形成する所定長さのフィルムを用い、引き出した剥離フィルム12Fcを袋体11の長尺の裏面部11cのリップ部11cに配設し、リップ部11cの第1の糊エリア11と剥離フィルム12Fcの第2の糊エリア12間のいずれか一方に糊剤13を介在して接着し剥離フィルム12F及び1個の包装部材との結合体を作製する。
通常、糊剤13は第1の糊エリア11に塗布する。なお、第2の糊エリア12に糊剤を塗布する場合は、袋体が剥離体から離脱されたときに、該糊剤が第1の糊エリア11に残るようにする。このような剥離フィルム12Fは特殊なものとなる。
この結合体は、両サイドのY-Y線及びびY-Y線で熱溶断して個々の包装部材10Aを作製する。この製法による包装部材は、所定の横幅及び縦幅の長尺フィルムを二つ折りして表裏面部を有し、これを熱溶断して形成されるものである。いわゆる半折溶断袋となり、簡単且つ安価に作製できる。
図4を参照して、包装部材10Aの使用形態を説明する。なお、図4は図1の包装部材の使用形態を説明する断面図である。
包装部材10Aを複数枚重ね束ねた重ね束体16を作製し(図9参照)、これを専用器具に取り付け、この重ね束体16を上から吊下げ乃至作業台に載置して置く。なお、図4は1枚の包装部材を吊下げた状態を示している。
この状態(図4A)で、まず、袋体11Aの開口11fを開いて中へ被包装物(図示省略)を詰め込む。この開口(袋口)11fは両サイドに切り欠き部11があるので、見つけ易く且つ開口し易くなっており、被包装物の詰め込みが簡単・容易になる。
次に、袋体11Aを下方向へ(牽引)引きずり下ろす(図4B)。すると、袋体11Aのリップ部11cが剥離体12Aの短尺折返し片12cから引き剥がされて、袋体のリップ部に塗布された糊剤13が露出される(図4C)。
このとき、剥離体12Aは長尺折返し片12aと短尺折返し片12bとが折返し片12bでU字乃至V字状に二つ折りされ、長尺の折返し片12aが固定されているので、袋体11Aの下方への引っ張り牽引で短尺折返し片12bから簡単・容易に引き離される。この引き離し剥離の際、剥離体を手で触れることがないので、静電気の問題は発生しない。
その後、リップ部11cを開口11f側へ折り倒して、袋体11Aの表面部11aに接着して、開口11fを封緘(図4D)して、1枚目の包装部材10Aの袋詰め作業を終了する。なお、袋体11Aが引き離された後の剥離体12Aはその専用器具に残っており、飛散すること及び袋体内へ入り込むことはない。
次に、2枚目の包装部材10Aに被包装物を詰め込むが、この袋詰作業は1枚目と同じ手順で行い、3枚目以降の袋詰作業もこれを繰り返して行う連続作業となっている。
この包装部材10Aは、上記の構成にしたが、以下のように変更してもよい。
まず、袋体11Aはプラスチックフィルム材のものに限定するものでなく、他のシート状材、例えば紙、布などでもよい。
また、この袋体の表面部11a及び裏面部11cのいずれか一方乃至両面に複数個の微細孔(図示省略)を穿設するのが好ましい。この微細孔により通気性乃至透湿性が付与され、野菜などを包装した場合鮮度保持ができる。さらに、表面部11a及び裏面部11cのいずれか一方若しくは両方に、所望の印刷をすることにより、デザイン性の幅が広がり美粧性を高めることができる。さらに、底辺部11bは直線状でなく所定の幅及び長さの底面にして、この底面を空間内へ折り込んで一乃至二の折込み部を形成するのが好ましい。これにより、被包装物を詰め込んだときに底辺部の面積が拡大され立設、いわゆる自立性を持たせることが可能になる。
この包装部材10Aによれば、従来技術の課題、すなわち、包装作業の作業性、剥離体の剥離の際の静電気、剥離された剥離体の飛散・包装体内への潜入などが改善乃至解消される。
まず作業性にあっては、包装体に被包装物を包装した後、該包装体を剥離部材から引張り牽引によって略瞬時に離脱させ、糊面の露出及び該糊面の糊による接着封に至る一連の作業を流れ作業で行うことができる。
また、他の課題、静電気については、包装作業時に手で触れることがないので、問題にならない。また、剥離部材の潜入・飛散及び美粧性なども改善乃至解消できる。
さらに、被包装物を詰め込んだときに底辺部の面積が拡大され立設、いわゆる自立させることができ、いわゆる手詰め用糊付きスタンド袋ともなり、デザイン性乃至ファッション性が優れたものになる。すなわち、見栄えよく陳列でき、また効率よく保管ができる。さらにまた、袋体と剥離体とが熱溶断により結合されているので、製作が容易で安価になる。これにより、多品種、少量生産品(物)などの包装に好適なものになる。さらにまた、複数枚重ね束ねた重ね束体を簡単に作製できる。
[実施形態2]
図5を参照して本発明の実施形態2に係る包装部材を説明する。なお、図5は本発明の実施形態2に係る包装部材を示し、図5Aは正面図、図5Bは図5AのVB-VB線の断面図、図5C、図5Dは使用形態を説明する正面図である。
実施形態2に係る包装部材10Bは、実施形態1の包装部材10Aの袋体の一部の構成及び該袋体への剥離体の取付け位置が異なっているだけで、他の構成は同じになっている。
そこで、以下の説明では、実施形態1の包装部材と共通する構成部分については同じ符号を付して、それらの説明を援用し重複説明を省略して、異なる構成について詳述する。
この実施形態2に係る包装部材10Bは、図5A、図5Bに示したように、被包装物が包装される袋体11Bと、この袋体に剥離自在に接着される剥離体12Bを有している。
袋体11Bは、所定の大きさの底辺部11b'と、この底辺部から所定長さ延設された対向する一対の表裏面部11a'、11c'及び両側辺部と、表裏面部及び両側辺部の上方を開放させた開口11fと、内部に所定大きさの空間11sとを有している。
この袋体11Bは、また、底辺部11b'はその略中央部が空間11s内へ折込まれ、さらに、開口近傍の空間内に表裏面部11a'、11c'のいずれかの一方(実施形態2では表面部11a')の内側面に第1の糊エリア11が区画され、さらにまた、その下方にあって表裏面部11a、11c'の一部を貫通させた所定大きさの手持ち穴15が形成されている。
剥離体12Bは、長尺折返し片12a及び短尺折返し片12cを有し、短尺折返し片12cは外側面に第2の糊エリア12が区画されている。なお、長辺折り返し片12aは、専用器具に固定することも出来る固定部及び束ね部(図示省略)を有している。
この剥離体12Bは、袋体11Bの開口11fから空間11s内へ、長尺折返し片12aの先端が所定長さ飛び出させた状態で差し込まれ、一方、短尺折返し片12cは第1、第2の糊エリアのいずか一方に糊剤が塗布(通常、第2の糊エリア12、図1C参照)されて、両者は引張り牽引剥離自在に接着される。なお、短尺折返し片1cが表面部11a'の裏面に接着されると、開口11fはその一部が塞がれ袋体の裏面部11c'との間の隙間が被包装物を詰める袋口11fとなる。
図5を参照して、包装部材10Bの使用形態を説明する。なお、図5C、図5Dは包装部材の使用形態を説明する正面図である。
この包装部材10Bは、実施形態1と同様に、複数枚を重ね束ねた重ね束体を作製し、これを専用器具に取り付け、この重ね束体を上から吊下げ乃至作業台に載置して置く。なお、図5Aは1枚の包装部材を吊下げた状態を示している。また、重ね束体を作成せず、単体として使用することも出来る。
この状態(図5C)で、まず、袋体11Bの袋口11fを開いて中へ被包装物Kを詰め込む。
次に、剥離体12Bを上方向へ引張り牽引する。すると、袋体11Bは剥離体12Bの短尺折返し片12cから引き離されて、第1の糊エリアに付着した糊剤13が露出され、裏面部11c'に仮接着の状態になる(図5C)。しかし、この状態では未だ確り接着されていないので袋体11Bの両サイドから所定の力Fで引っ張る。この引張りにより、開口11fが封緘される(図5D)。
この包装部材10Bによれば、実施形態1の包装部材10Aと略同じ作用効果を奏する。加えて、包装部材10Aのようにリップ部を延設することなく、また、その折り倒しも不要になり、袋体11Bの引き落としと略同時に開口11fが塞がれるので封緘が簡単になる。さらに、手詰め用糊付きスタンド袋になり、さらにまた、手持ち部分の上に糊が付いているので、より多くの被包装物を封入できる。
[実施形態3]
図6を参照して本発明の実施形態3に係る包装部材を説明する。なお、図6は本発明の実施形態3に係る包装部材を示し、図6Aは正面図、図6Bは図6AのVIB-VIB線の断面図、図6C、図6Dは使用形態を説明する正面図である。
実施形態3に係る包装部材10Cは、実施形態2の包装部材10Bの袋体の一部の構成及び該袋体への剥離体の取付け位置が異なっているだけで、他の構成は同じになっている。
そこで、以下の説明は、実施形態2の包装部材10Bと共通する構成部分については同じ符号を付して、それらの説明を援用して重複説明を省いて、異なる構成について詳述する。
この実施形態3に係る包装部材10Cは、被包装物を詰める袋体11Cと、この袋体に剥離自在に接着される剥離体12Cを有している。
袋体11Cは、所定の長さの底辺部11b''、この底辺部から所定長さ延設された対向する一対の表裏面部11a''、11c''及び側辺部と、表裏面部及び側辺部の上方を開放させた開口11f及び内部に所定大きさの空間11sを設け、開口近傍の空間内に表裏面部11a''、11c''のいずれかの一方(実施形態3では表面部11a)の内側面に第1の糊エリアが区画されている。なお、符号11fは袋口を示している。
剥離体12Cは、長尺折返し片12a及び短尺折返し片12cを有し、短尺折返し片12cは外側面に第2の糊エリアが区画されている。また、長辺折り返し片12aは、手持ち穴15から摘まみ取り出し片となっている。
剥離体12Cは、袋体11Bの開口11fから空間11s内へ、長尺折返し片12aの先端が手持ち穴15に覗かせた状態で差し込まれ、一方、短尺折返し片12cは第1、第2の糊エリアのいずれか一方に糊剤が塗布(通常、第2の糊エリア)されて、両者は着脱自在に接着される。
この包装部材10Cは、袋体11Cの開口11fを開いて袋口11fから空間内へ被包装物Kを詰め込む。
次に、手持ち穴15から長尺折返し片12aを摘まみ剥離体12Cを所定の力Fで引っ張り取り出す。すると、袋体11Cは剥離体12Cの短尺折返し片12cから引き離されて、第1の糊エリアに付着した糊剤13が露出され、表面部11a''に仮接着の状態になる(図6C)。しかし、この状態では未だ確り接着されていないので袋体11Cの両サイドから所定の力Fで引っ張る。この引張りにより、開口11fが封緘される(図6D)。
この包装部材10Cによれば、剥離体12Cの摘まみ取り出しにより、包装封緘できる。
[実施形態4]
図7、図8を参照して本発明の実施形態4に係る包装部材を説明する。なお、図7は本発明の実施形態4に係る糊付き包装部材を示し、図7Aは正面図、図7Bは図7AのVIIB-VIIB線の断面図、図8は図7の糊付き包装部材の使用形態を説明する概略図である。
この実施形態4に係る包装部材10Dは、実施形態1の包装部材10Aの包装体が包装シートで構成さている点が異なっているだけで、他の構成は同じになっている。
そこで、以下の説明では、実施形態1の包装部材と共通する構成部分については同じ符号を付して、それらの説明を援用し重複説明を省略して、異なる構成について詳述する。
本発明の実施形態4に係る包装部材10Dは、被包装物を包装する包装体11Dと、この包装体に接着される剥離体12Dとを有し、包装体11Dは所定形状及び大きさの包装シートで構成されている。
包装体11D、すなわち包装シートは、表裏面a'、b'及び一辺c'、対向辺d'並びに両側辺e'、f'有し、一辺c'の長さが剥離体12Dの横幅と同じ所定大きさの矩形状のシート材からなり、一辺c'の端縁に第1の糊エリア11が区画されている。
包装体11D(包装シート)と剥離体12Dとは、第1、第2の糊エリアの少なくともいずか一方(通常は第1の糊エリア11)に粘着糊剤が塗布・接着されて、包装部材10Dが作製される。
この包装部材10Dは、複数枚を専用器具に固定し、1枚目の表面a'に被包装物Kを載置(図8A)し、一辺c'をめくり被包装物Kを包み込むと同時に引張り牽引して剥離体から離脱させて糊剤13を露出させる(図8B)。次いで、この包みを継続して、シート縁(一辺c'縁)を露出した糊剤に接着させて、被包装物Kを包み包装する(図8C)。
この包装部材10Dは、簡単な構成で、被包装物Kを包み包装できる。
[実施形態5]
図9を参照して本発明の実施形態5に係る重ね束体を説明する。なお、図9は本発明の実施形態5に係る重ね束体を示し、図9Aは正面図、図9Bは図9Aの右側面図である。
実施形態5に係る重ね束体16は、実施形態1の包装部材10Aを複数枚重ね、この重ね束体16の各剥離体11Aを例えば接着剤や熱で固めて束ねたものである。(なお、図9Aでは、1枚目の包装体を10Aとし、以降i枚目を10Aとし、n枚目を10Aとしている。)
すなわち、この重ね束体16は、各剥離体11Aは頂部Sに糊剤を塗布して一体、或いは各貫通孔12を利用して熱溶着等により一体に結合されている。
この重ね束体16は、結合した剥離体部分を専用器具(図示省略)に固定して、包装作業を行う。これにより包装作業を効率よく行うことができる。
この重ね束体16は、実施形態1の包装部材10に限らず、他の実施形態2,4も重ね束ねることもできる。
10A、10B、10C、10D 糊付き包装部材
11A、11B、11C 包装体(袋体)
11D 包装体(包装シート)
11a 表面部
11b 底辺部
11c 裏面部
11c リップ部
11f 開口
11 第1の糊エリア
12A、12B、12C、12D 剥離体
12a 長尺折返し片
12b 折返し部
12c 短尺折返し片
12 第2の糊エリア
13 糊剤
15 手持ち穴
16 重ね束体

Claims (5)

  1. 被包装物を包装する包装体と、前記包装体に接着される剥離体とを有し、
    前記包装体は、袋体からなり、前記袋体は所定大きさの底辺部と、前記底辺部から所定長さ延設された対向する一対の表裏面部及び側辺部と、前記表裏面部及び側辺部の上方を開放した開口及び内部に所定大きさの空間を設け、前記開口近傍の前記空間内にあって前記表裏面部のいずれかの一方の内面に所定面積の第1の糊エリアが区画され、
    前記剥離体は、所定大きさのシート材を用い、該シート材を途中で二つに折返し折曲させて、いずれか一方に長い長尺折返し片及びより短い短尺折返し片を形成し、該短尺折返し片の外側面に前記第1の糊エリアと対峙する第2の糊エリアが区画され、
    前記剥離体の前記長尺折返し片に専用器具に固定される固定部及び複数枚の包装部材を束ね重ね結束する結束部が形成され、
    前記剥離体は、前記袋体の前記開口から、前記長尺折返し片を慮出させて前記空間内に差し込み、前記第1、第2の糊エリアのすくなくともいずか一方に糊剤が塗布されて、前記包装体が前記剥離体に牽引剥離自在に接着されていることを特徴とする糊付き包装部材。
  2. 前記袋体は、長尺の裏面部の上方が表面部より若干長く延設されて、該延設部分に第1の糊エリアが区画され、
    前記袋体と前記剥離とは、前記第1、第2の糊エリアのすくなくともいずれか一方に糊剤が塗布されて、前記包装体が前記剥離体に牽引剥離自在に接着されていることを特徴とする請求項に記載の糊付き包装部材。
  3. 被包装物を包装する包装体と、前記包装体に接着される剥離体とを有し、
    前記包装体は、所定面積の包装シートからなり、前記包装シートの一端縁には所定面積の第1の糊エリアが設けられ、
    前記剥離体は、所定大きさのシート材を用い、該シート材を途中で二つに折返し折曲させて、いずれか一方に長い長尺折返し片及びより短い短尺折返し片を形成し、該短尺折返し片の外側面に前記第1の糊エリアと対峙する第2の糊エリアが区画され、
    前記剥離体は、前記長尺折返し片に専用器具に固定される固定部及び複数枚の包装部材を束ね重ね結束する結束部が形成され、
    前記包装シートと前記剥離体とは、前記第1、第2の糊エリアのすくなくともいずか一方に糊剤が塗布されて、前記包装体が前記剥離体に牽引剥離自在に接着されていることを特徴とする糊付き包装部材。
  4. 前記剥離体は、剥離フィルム、剥離紙乃至テープ材、前記包装体はフィルム材乃至紙材、布材で形成されていることを特徴とする請求項1~のいずれかに記載の糊付き包装部材。
  5. 請求項1~のいずれかに記載の糊付き包装部材を所定複数枚重ね束ね、
    該束ね部を専用器具に取外し自在に装着できることを特徴とする重ね束体。
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