JP4139162B2 - 気泡シート類の包装方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチック気泡シートやプラスチック発泡シートなど、軽量なシート類を比較的少量、巻物にしたり、折り畳み品にしたりしたものを包装する方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラスチック気泡シート、すなわちプラスチックフィルムを真空成形して多数の突起を設けたキャップフィルムとし、キャップの底面に平坦なバックフィルムを貼り合わせて多数の密閉された空気室を形成したものが、緩衝包装や断熱材、さらには養生材として各方面で使用されている。プラスチックの発泡押し出し成形により製造した、プラスチック発泡シートも、同様な用途に使用されている。(以下の記述においては、「気泡シート」の語でプラスチック気泡シートおよびプラスチック発泡シートを代表させる。)
【0003】
気泡シートを、打ち抜きや製袋などの加工を伴うことなく大量に使用する場合は、「巻物」と呼ばれるコイルの形で輸送し、またそこから繰り出して適宜の大きさに切って使用する。小規模な引っ越しや養生などの用途に向ける場合は、消費量が少ないので、大きな巻物は不要であるから、必要な限度の量を包装した商品が欲しい。そこで、適宜の量を小さい巻物にしたり、折り畳み品にしたりにするが(以下、これを便宜的に「小巻」の語であらわす)、いずれにしても、それを包装したものが要求される。
【0004】
そのような気泡シートの小巻を包装するには、一般に、プラスチックフィルムの有底筒状の容器、多くの場合はポリエチレンなどのインフレーションにより製造した筒を、所定の長さでヒートシール・裁断して用意した容器が使用される。包装は、通常、小巻をこの袋に入れ、口部を絞って、粘着テープで巻いて封をすることによって行なわれている。
【0005】
ところが、粘着テープを巻いて封をした包装は、粘着テープの端が見出しにくかったり、見つかっても剥がしにくかったりして、開封に苦労する。粘着テープをハサミで切ることは、包装袋の破損につながりがちであり、一部を使って残りを保存しておくというような場合に不都合になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、気泡シートの小巻をプラスチックフィルムの有底筒状の容器を用いて包装するに当たって、包装が容易であるばかりでなく、開封が容易な包装品を与える包装方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の包装方法は、気泡シート類の小巻を包装する方法であって、図1に見るような包装体を得る。すなわち、図2に示すとおり、プラスチックフィルムで製造した有底筒状の包装袋(1)に被包装物(2)を入れ、図2および図3に示すように、袋の口部(3)をV字型のダイス(4)の底に押し込んで絞るとともに、底の方から粘着テープ(5)を適用して、図4に示すように、粘着テープが、絞られた袋の口部をほぼ一周するが、粘着テープの粘着剤を塗布した面どうしは相互に粘着することなく、両端はV字状に開いた状態となるようにし、開いた部分へ弱離型紙(6)を適用して、図5に示すように粘着テープと弱離型紙とを適宜の長さで切断して、図1に示したようにまとめることからなり、弱離型紙(6)と粘着テープ(5)とを相互に引き剥がすことにより、容易に開封することができる包装を与える気泡シート類の包装方法である。
【0008】
ここで、「弱」離型紙の語は、各種シールの台として使用されているような、粘着剤がほとんど効かず、全く容易に剥離するような離型紙ではなく、袋の口部を封じている程度の粘着を可能にするが、離型性のないテープと粘着された場合にくらべれば、容易に剥離することができる程度の粘着を生じる離型紙を意味する。
【0009】
【発明の実施形態】
上記の方法を実施する装置は、上記したV字状のダイスと、その底へ内容物を詰めた袋の口を押し込み、また取り出すための手段、V字状ダイスの底の方から、ダイスによって絞られた口部に部分に向かって粘着テープを適用するための、粘着テープ繰り出し−口部把握および粘着テープ適用手段、粘着テープのV字型に開いた部分に弱離型紙を貼り合わせるための、弱離型紙繰り出し−押圧手段、および貼り合わされた粘着テープと弱離型紙とを切断する手段たとえばスイングカッターから本質的に構成される。
【0010】
【発明の効果】
本発明の方法により気泡シートの小巻を包装すれば、包装作業そのものが容易にでき、不用意に開くことのない封ができる。一方、この封は、弱離型紙を粘着テープから引き剥がすことにより、粘着テープの両端があらわれるから、それを引っ張ることにより、容易に開封することができる。従来の単純な粘着テープ巻回−切断による封とちがって、粘着テープの端が見つからなかったり、見つかってもほどくことが困難であったりする問題はない。この包装方法を実施する装置は、上述した要素からなる、比較的簡単な構造のものであって、さしたるコストをかけず製造でき、使用はほとんどワンタッチ式に行なうことができる。装置の自動化も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の包装方法により気泡シートの小巻を包装した包装体を、一部を省略して示す斜視図。
【図2】 本発明の包装方法の工程を説明する図であって、包装袋に被包装物を入れ、袋の口部を絞ったところを示す口部付近の側面図。
【図3】 図2のI−I方向断面図。
【図4】 図2に続いて、袋の口部に粘着テープを適用したところを示す、図2のII−II位置における断面図。
【図5】 図4に続いて、粘着テープの開いた部分に弱離型紙を適用して、粘着テープと弱離型紙とを切断したところを示す、図4と同じ位置における断面図。
【符号の説明】
1 包装袋
2 被包装物
3 口部
4 V字型のダイス
5 粘着テープ
6 弱離型紙
Claims (1)
- 気泡シート類の小径の巻物を包装する方法であって、プラスチックフィルムで製造した有底筒状の包装袋に被包装物を入れ、袋の口部をV字型のダイスの底に押し込んで絞るとともに、底の方から粘着テープを適用して、粘着テープが、絞られた袋の口部をほぼ一周するが、粘着テープの粘着剤を塗布した面どうしは相互に粘着することなく、両端はV字状に開いた状態となるようにし、開いた部分へ弱離型紙を適用して、粘着テープと弱離型紙とを適宜の長さで切断することからなり、弱離型紙を剥がすことによって容易に開封することができる気泡シート類の包装方法。
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JP5541900B2 (ja) * | 2009-10-30 | 2014-07-09 | 川上産業株式会社 | 気泡シート巻物、長尺シート巻物、気泡シート巻物の製造装置、及び気泡シート巻物の製造方法 |
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- 2002-08-07 JP JP2002230144A patent/JP4139162B2/ja not_active Expired - Fee Related
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