JP2023008130A - 包装袋用袋口補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】包装袋の開口部に貼り付ける部分を広く形成することで、包装袋の開口部が複雑な形状を有し、一直線状にない場合、筒形状の開口であっても、隙間なく容易に貼り付けることができ、包装袋Bの密封性を低下させることなく内容物を保持する。【解決手段】ジッパー2が形成された可撓性を有する筒状のバッグ本体3と、バッグ本体3に連続して形成された、包装袋Bの封が開けられた開口部BMを挟むように貼り付けられる第1連結シート部4a及び第2連結シート部4bと、第1連結シート部4a及び第2連結シート部4bの各縁部分に取り付けられた粘着材5と、を有する包装袋用袋口補助具1であり、食品、医薬品などを収容するための包装袋Bの封が開けられた開口部BMに、後から取り付けて、包装袋Bの開封後においても開閉自在なジッパー2によって密封保存できるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、食品、菓子、ペットフードなどを入れたプラスチックフィルム製の包装袋を開封後に内容物の全てを消費しないときに、この包装袋をジッパーによって開閉自在に密封できるジッパー付き包装袋に変える包装袋用袋口補助具に関する。
従来から、食品、医薬品、雑貨などの物品を収容する容器は、プラスチックフィルム製の包装袋が一般的である。これは内容物を充填した後に筒状の袋の両端を直線状に圧着封止したものである、内容物を取り出すときは、一方の圧着封止部をハサミで切り、又は切込みがあるときはそこから切り離して開封していた。例えば、ポテトチップス、煎餅などのスナック菓子類は、一旦開封するとそのまま内容物の菓子を全部食する場合が多い。中身を残す場合が少ない。
一度に内容物を消費することがないもの、又はペットフードのように、内容物を数回に分けて取り出す形式の包装袋にはジッパー付きの包装袋が知られている。このジッパー付き包装袋は開封後においてもジッパーによって開閉できるので、内容物を全部取り出す必要がなく便利なものである。
食が細い人は、ポテトチップス、煎餅などの沢山入っている包装袋内のものを1回で食べきれない場合がある。従来は、その開封した包装袋の開口部を閉じ、そのまま折り曲げて、そこが開かないように輪ゴムで止めていた。この輪ゴムでは、完全に密封することができず、中の食品が湿気ったり、逆に乾燥したりすることがあった。少量しか残っていないときは包装袋の開口部を複雑に折り曲げて密封性を高める方法も提案されている。
このような開封後にジッパーによって開閉できるジッパー付き包装袋に関する技術が提案されている。例えば特許文献1の実用新案登録第3027265号公報「袋口開閉具」のように、互いに嵌合可能な凹凸状の長形溝孔嵌合部を持つテープ状本体の内側両面が、両面テープ等の剥離紙付きの貼着面をもつ袋口開閉具が提案されている。
包装袋は、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなど性質の異なるプラスチックフィルムを貼り合わせたものが多い。このように複合フィルムにすることで、それぞれのプラスチックの機能を同時に発揮させることができるので、単独のプラスチックフィルムより機能が格段に向上するためである。
実用新案登録第3027265号公報
特許文献1の「袋口開閉具」は、包装袋の開口部を直線的に切断して、開口部を直線状に形成しないと、その開口部に両面テープを隙間なく貼り付けることができなかった。ハサミを使わずに封を切ると開口部が複雑な形になりやすく、この両面テープの幅に収まらず、隙間が空いた状態になり完全に密封できないという問題を有していた。特に、異なるプラスチックフィルムを貼り合わせた複合フィルムの包装袋は、これを開封する際に直線的に裂けづらくなり、図10に示すよう、包装袋Bの開口部BMが複雑な形状になりやすかった。例えば開口部BMが湾曲形状(a)、三角形状(b)又は複雑な形状(c)に開封されることがある。
また、特許文献1の「袋口開閉具」は、1本の両面テープからなるものであり、内容物が入っている凹凸、丸みのある包装袋の開口部に貼り付ける作業が煩雑になりやすいという問題を有していた。この両面テープの長手方向に、開口部をその長手方向に沿って略平行に貼り付けることが困難なときがある。また、貼り付ける際に包装袋の開口部の角が不用意に両面テープに当たり、そのまま貼り付くとそれを取り外す際に中身がこぼれ出る等の不具合が生じやすい。
更に、特許文献1の「袋口開閉具」は、筒状の開口には取り付けるこができなかった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的は、包装袋の開口部に貼り付ける部分を広く形成することで、包装袋の開口部が複雑な形状を有し、一直線状にない場合、筒形状の開口であっても、隙間なく容易に貼り付けることができ、包装袋の密封性を低下させることなく内容物を保持することができる包装袋用袋口補助具を提供することにある。
本発明は、食品、医薬品などを収容するための包装袋(B)の封が開けられた開口部(BM)に、後から取り付けて、包装袋(B)の開封後においても開閉自在なジッパー(2)によって密封保存できる包装袋用袋口補助具(1)であって、
ジッパー(2)が形成された可撓性を有する筒状のバッグ本体(3)と、
前記バッグ本体(3)に連続して形成された、包装袋(B)の封が開けられた開口部(BM)を挟むように貼り付けられる第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)と、
前記第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)の各縁部分に取り付けられた粘着材(5)と、を有し、
開封された包装袋(B)の開口部(BM)の一面に、前記第1連結シート部(4a)の粘着材(5)を貼り付け、同じ開口部(BM)の他面に前記第2連結シート部(4b)の粘着材(5)を貼り付け、
更に、該開口部(BM)に貼り付けられていない2枚の粘着材(5)の残り部分は、各粘着材(5)、第1連結シート部(4a)、第2連結シート部(4b)に貼り付けて密封性を高めることができる構成にした、ことを特徴とする。
前記第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)の粘着材(5)は、一面に剥離紙(7)が貼り付けられた両面粘着テープである。
前記第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)の粘着材(5)は、1本の両面粘着テープに2枚の剥離紙(7)が貼り付けることができる。
前記第1連結シート部及び第2連結シート部の粘着材は、強く押すとマイクロカプセルが割れて中から粘着剤が出て粘着することができるマイクロカプセル型粘着材(5)である。
前記第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)は、前記バッグ本体(3)のジッパー(2)側が底辺になる台形状に形成することができる。
前記第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)は、前記バッグ本体(3)のジッパー(2)側が直線部分になる半円形状に形成することができる。
前記第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)に、複数本の粘着材(5)を隣接して貼り付け、
粘着材(5)を1列づつ順番に使用することができる構成にすることができる。
本発明の構成では、封が開けられた包装袋(B)の開口部(BM)に、包装袋用袋口補助具(1)の第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)を、包装袋(B)の開口部(BM)の長手方向に挟むように2回に分けて貼り付けることができる。貼り付ける際に貼り直すことがなく、包装袋用袋口補助具1を包装袋(B)に容易に取り付けることができる。取り付けた後は、包装袋用袋口補助具1のジッパー(2)を開け、食品などの内容物を取り出す。その後ジッパー(2)を閉めれば密封することができる。従来のジッパー付の包装袋と同様に使用することができる。
包装袋用袋口補助具1は、バッグ本体(3)のジッパー(2)から第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)に取り付けられた粘着材(5)との間に所定の間隔(L1)が設けられているので、包装袋(B)の開口部(BM)が乱雑に開けられた場合も、包装袋(B)の開口部(BM)に漏れが無いように取り付けることができる。
第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)の粘着材(5)は、1本の両面粘着テープに2枚の剥離紙(7)が貼り付けられたものは、それぞれの中央部分から一部を剥がし、包装袋(B)の開口部(BM)の中央位置に貼り付ける。その後剥離紙(7)を徐々に剥がしながら包装袋(B)の開口部(BM)の両端側に貼り付ける。この剥離紙(7)を徐々に剥がしながら貼り付けることができるので、粘着材(5)が不用意な位置に張り付かず、やり直す必要がなくなる。
第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)は、包装袋(B)の開口部(BM)の横幅が、包装袋用袋口補助具1のバッグ本体(3)の横幅より極端に狭いときは、第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)の一部分のみを用い、逆に広いときは、この第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)の広い範囲を使用することで、包装袋(B)の大きさに関係なく汎用性が高い。
第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)に、複数本の粘着材(5)を設けたものでは、1度使用して粘着材(5)の粘着力が低下したときは、新たな粘着材(5)を使用することで、常に新しい粘着材(5)を用いることができる。同じ包装袋用袋口補助具(1)を数回使用することができる。
実施例1の包装袋用袋口補助具を示す斜視図である。 実施例1の包装袋用袋口補助具を構成するバッグ本体と連結シート部を内側から外側を視認した状態の断面図である。 実施例1の包装袋用袋口補助具を、包装袋の開口部に取り付ける方法を示す説明斜視図であり、(a)は一面の第1連結シート部の粘着材の剥離紙を剥がす状態、(b)は包装袋の開口部の一面を貼り付けた状態、(c)は他面の第2連結シート部の粘着材の剥離紙を剥がす状態、(d)は両面の連結シート部の粘着材を包装袋の開口部に貼り付けて包装袋用袋口補助具の取り付けが完了した状態である。 包装袋用袋口補助具を包装袋に取り付けた状態を示す斜視図である。 包装袋用袋口補助具を円筒容器に取り付けた状態を示す斜視図である。 変形例1の粘着材の剥離紙を分割した包装袋用袋口補助具を構成する第1連結シート部の粘着材の剥離紙を剥がす状態を示す斜視図である。 変形例3の台形状の第1連結シート部と第2連結シート部を有する包装袋用袋口補助具を示す正面図であり、(a)は包装袋用袋口補助具、(b)は小さな包装袋に取り付けた状態、(c)は大きな包装袋に取り付けた状態である。 は変形例4の半円形状の第1連結シート部と第2連結シート部を有する包装袋用袋口補助具を示す正面図であり、(a)は包装袋用袋口補助具、(b)は小さな包装袋に取り付けた状態、(c)は大きな包装袋に取り付けた状態である。 実施例2の粘着材を数列配置した包装袋用袋口補助具を構成するバッグ本体と連結シート部を内側から外側を視認した状態の断面図である。 包装袋の開口部が複雑な形状に開封された状態を示す正面図であり、(a)は湾曲形状、(b)は三角形状、(c)は複雑な形状に開封されたものである。
本発明は、食品、医薬品などを収容するための包装袋の封が開けられた開口部に後から取り付け、この包装袋の開封後においても開閉自在なジッパーによって密封保存できる包装袋用袋口補助具である。
<包装袋用袋口補助具の構成>
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は実施例1の包装袋用袋口補助具を示す斜視図である。図2は実施例1の包装袋用袋口補助具を構成するバッグ本体と連結シート部を内側から外側を視認した状態の断面図である。
本発明の実施例1の包装袋用袋口補助具1は、可撓性を有する筒体の内部に開閉自在になるジッパー2が形成されたバッグ本体3と、このバッグ本体3の端縁に連続して2枚の第1連結シート部4aと第2連結シート部4bとが設けられたものである。この2枚の第1連結シート部4aと第2連結シート部4bの内面に粘着材5がそれぞれに取り付けられている。第1連結シート部4aと第2連結シート部4bは、包装袋Bの封が開けられた開口部BMを挟むように貼り付けられる。ここで第1連結シート部4aと第2連結シート部4bと称したのは、略同じ形態のものを区別するために用いたものである。等級、順番を表すものではない。
包装袋用袋口補助具1は、略四角形状のポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のプラスチック製フィルムの一方にジッパー雄型2aを、他方にジッパー雌型2bをそれぞれに形成したものである。ジッパー雄型2aとジッパー雌型2bの両端は接合されて筒体を形成している。なおこのジッパー雄型2aとジッパー雌型2bは種々の構成のものがある。
実施例1の包装袋用袋口補助具1は、例えば四角形状のプラスチック製フィルムの一部にジッパー雄型2aを、同じようにジッパー雌型2bをそれぞれに形成する。このジッパー雄型2a又はジッパー雌型2bを有する各プラスチック製フィルムの両端を接合して筒形状のバッグ本体3とする。プラスチック製フィルムの両端が接合されていない部分が第1連結シート部4aと第2連結シート部4bとして機能する部分となる。
本発明の包装袋用袋口補助具1の素材は、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)の単層のフィルムに限定されない。包装袋Bと同じようにナイロンポリ(NY+PE)やOPCP(OPPとCPPを接着剤で貼り合わせた材質)で透明性、光沢性の高い袋など複雑な素材をラミネートしたフィルムを用いることができる。OPPは2軸延伸ポリプロピレンである。CPPは無延伸ポリプロピレンである。OPCPは、酸化防止性や防湿性を目的とする際に使用する。包装袋Bの内容物が食品や電子部品などの場合に適している。
バッグ本体3に連続する第1連結シート部4a・第2連結シート部4bは、バッグ本体3のように筒形ではなく両端は接合されていない。この2枚の連結シート部は、包装袋Bの封が開けられた開口部BMを挟むように貼り付けられる。この第1連結シート部4a・第2連結シート部4bは、プラスチック製フィルムであるために円筒容器にも巻き付けることができる。
第1連結シート部4a、第2連結シート部4bの各縁部分に粘着材5が貼り付けられている。この粘着材5は、一面に剥離紙7が貼り付けられた両面粘着テープである。例えば、第1連結シート部4a、第2連結シート部4bの各縁部分に約1cm幅の両面粘着テープを貼り付ける。この粘着材5は、帯状にした基材の両面に粘着剤が塗られており、その粘着面6の1面は第1連結シート部4a、第2連結シート部4bに貼り付けられ、他面に剥離紙7が貼り付けられている。両面粘着テープは、帯状にした紙又はセロハンの基材の両面に粘着剤が塗られたもの、又は芯となる基材がなく、粘着剤のみで片面に剥離紙を貼り付けた構成のものである。
実施例1の包装袋用袋口補助具1は、2枚の第1連結シート部4aと第2連結シート部4bを包装袋Bの開口部BMを挟むように貼り付けることで、食品などの内容部が入った丸みを有する包装袋Bの開口部BMに容易に貼り付けることができる。この第1連結シート部4aと第2連結シート部4bの粘着材5の粘着面6を貼り付ける際に、一方の連結シート部の両面粘着テープの剥離紙7を剥がし、包装袋Bの開口部BMに貼り付ける。このときに反対面の粘着材5の剥離紙7は貼り付いているので、この粘着材5が包装袋Bの開口部BMに不用意に貼り付くことがない。
実施例1の包装袋用袋口補助具1では、図2に示すように、その粘着材5(粘着面6と剥離紙7)の形状は、第1連結シート部4a、第2連結シート部4bの外形状に合わせて略コ字形状を有する。なお、粘着材5の形状はこの略コ字形状に限定されず、後述するように略台形状や略弓形状と種々の形状になる。
<包装袋用袋口補助具の取付方法>
図3は実施例1の包装袋用袋口補助具を、包装袋の開口部に取り付ける方法を示す説明斜視図であり、(a)は一面の第1連結シート部の粘着材の剥離紙を剥がす状態、(b)は包装袋の開口部の一面を貼り付けた状態、(c)は他面の第2連結シート部の粘着材の剥離紙を剥がす状態、(d)は両面の連結シート部の粘着材を包装袋の開口部に貼り付けて包装袋用袋口補助具の取り付けが完了した状態である。
図3(a)に示すように、包装袋用袋口補助具1の第1連結シート部4aの粘着材5の剥離紙7を剥がす。図示するように、包装袋用袋口補助具1をテーブルなどの平坦面において、2枚の第1と第2連結シート部4bを開くように置き、その下側の第1連結シート部4aの粘着材5の剥離紙7を剥がす。このとき上側の第2連結シート部4bの粘着材5の剥離紙7は付けたままにする。
図3(b)に示すように、剥離紙7が剥がされた第1連結シート部4aの粘着材5に、開封された包装袋Bの開口部BMの一面(図示上では下面)を貼り付ける。このときに、包装袋Bの開口部BMが複雑に開封されているときは、剥離紙7は全てを剥がさずに、徐々に剥がしていくことが好ましい。粘着材5の粘着面6を、包装袋Bを好ましい位置にずらしながら、その開口部BMの適正な位置に貼り付ける。このように包装袋Bの位置決めができたら残りの剥離紙7を剥がし、包装袋Bの開口部BMの下面の全部に貼り付ける。このようにすると、包装袋Bと粘着面6即ち第1連結シート部4aとに隙間が生じることなく貼り付けることができる。
次に、図3(c)に示すように、まだ剥がしていない上側の第2連結シート部4bの粘着材5の剥離紙7を剥がす。これに開封された包装袋Bの開口部BMの他面を貼り付ける。これで包装袋Bの開口部BMの両面が貼り付けられたことになる。このときも剥離紙7は全てを剥がさず、徐々に剥がしていくことが好ましい。
最後に図3(d)に示すように、開口部BMに貼り付けられていない2枚の粘着材5の残り部分は、各粘着面6同士を張り付けて密封性を高める。図3に示すように包装袋用袋口補助具の取り付けが完了する。
<包装袋用袋口補助具の取付状態>
図4は包装袋用袋口補助具を包装袋に取り付けた状態を示す斜視図である。図5は包装袋用袋口補助具を円筒容器に取り付けた状態を示す斜視図である。
図3で示した取付方法により包装袋用袋口補助具1を包装袋Bに取り付けると、図4に示すように、通常の包装袋を、ジッパー付きの包装袋として利用することができるようになる。この包装袋は開封後においてもジッパーによって開閉できるので、内容物を全部取り出す必要がなくなる。
また、本発明の包装袋用袋口補助具1は、第1連結シート部4aと第2連結シート部4bを有する構成であるために、図5に示すように開口部BMが円形状の円筒容器Bにも取り付けることが可能になる。この第1連結シート部4aと第2連結シート部4bを開口部BMの周囲に巻き付けるようにして取り付ける。図示していないが、開口部は円形状に限定されず、四角形状、三角形状その他の種々の形状の開口部に巻き付けるように取り付けることができる。
<変形例1の粘着材の剥離紙を分割した構成>
図6は変形例1の粘着材の剥離紙を分割した包装袋用袋口補助具を構成する第1連結シート部の粘着材の剥離紙を剥がす状態を示す斜視図である。
変形例1の包装袋用袋口補助具1は、1本の両面粘着テープに2枚の剥離紙7を貼り付けたものである。即ち、剥離紙7を分割した構成である。図示するように、第1連結シート部4aと第2連結シート部4bの縁部分に、1本の両面粘着テープを貼り付け、これに2枚の剥離紙7を貼り付けたものである。1本の両面粘着テープの中間位置から剥離紙7を剥がすことができるようになっている。
変形例1の包装袋用袋口補助具1のように剥離紙7を分割した構成のものは、第1連結シート部4a又は第2連結シート部4bの中央部分から剥離紙7を徐々に剥がし、包装袋Bの開口部BMの中央位置に貼り付けることができる。粘着面6を少量のみ露出させることで、包装袋Bの開口部BMの適正な位置に貼れないときに、粘着力が弱い状態にすることで、容易に貼り直しができる。その後剥離紙7を徐々に剥がしながら包装袋Bの開口部BMの両端側に貼り付ける。
<変形例2のマイクロカプセル型粘着材>
変形例2の包装袋用袋口補助具は、図示していないが、上述した粘着材5が両面粘着テープに代えてマイクロカプセル型粘着剤を第1連結シート部4aと第2連結シート部4bに貼り付けたものである。変形例2のように、第1連結シート部4aと第2連結シート部4bの粘着材5は、強く押すとマイクロカプセルが割れて中から粘着剤が出て粘着することができるマイクロカプセル型の粘着材を用いることも可能である。これによれば、剥離紙を剥がす必要がなく、包装袋Bの開口部BMに包装袋用袋口補助具1の第1連結シート部4aと第2連結シート部4bを配置し、このマイクロカプセル型粘着材5を押圧することで容易にその取り付けが完了する。本発明の粘着材では、この両面粘着テープ、マイクロカプセル型粘着剤に限定されないことは勿論である。
<変形例3の台形状の連結シート部の構成>
図7は変形例3の台形状の第1連結シート部と第2連結シート部を有する包装袋用袋口補助具を示す正面図であり、(a)は包装袋用袋口補助具、(b)は小さな包装袋に取り付けた状態、(c)は大きな包装袋に取り付けた状態である。
変形例3の包装袋用袋口補助具1は、第1連結シート部4aと第2連結シート部4bは、上述したように略長方形状に限定されない。図7のバッグ本体3のジッパー2側が底辺になる台形状に形成されたものである。
台形状に形成された第1連結シート部4aと第2連結シート部4bでは、包装袋Bの開口部BMの横幅が、包装袋用袋口補助具1のバッグ本体3の横幅より極端に狭いときは、この台形の短い辺部分の第1連結シート部4aと第2連結シート部4bを用い、逆に広いときは、この粘着材5を全部使用する。包装袋Bの大小に関係なく汎用性が高い。
<変形例4の半円形状の連結シート部の構成>
図8は変形例4の半円形状の第1連結シート部4aと第2連結シート部を有する包装袋用袋口補助具を示す正面図であり、(a)は包装袋用袋口補助具、(b)は小さな包装袋に取り付けた状態、(c)は大きな包装袋に取り付けた状態である。
変形例4の包装袋用袋口補助具1は、第1連結シート部と第2連結シート部4bは、バッグ本体3のジッパー2側が直線部分になる半円形状に形成されたものである。
半円形状に形成された第1連結シート部4aと第2連結シート部4bでは、包装袋Bの開口部BMの横幅が、包装袋用袋口補助具1のバッグ本体3の横幅より極端に狭いときは、この湾曲部分の第1連結シート部4aと第2連結シート部4bを用い、逆に広いときは、この粘着材5を全部使用する。包装袋Bの大きさに関係なく汎用性が高い。
<実施例2の粘着材を数列配置した構成>
図9は実施例2の粘着材を数列配置した包装袋用袋口補助具を構成するバッグ本体と連結シート部を内側から外側を視認した状態の断面図である。
実施例2の包装袋用袋口補助具21は、第1連結シート部4aと第2連結シート部4bに、複数本の粘着材5(粘着面6と剥離紙7)を貼り付け、その外周にある粘着材5(粘着面6と剥離紙7)から順番に使用できる構成にしたものである。第1連結シート部4aと第2連結シート部4bに、複数本の粘着材5を設けたものでは、1度使用して粘着力が低下したときは、次の列に並んでいる新たな粘着材5を使用することで、常に新しい粘着材5を用いることができる。この包装袋用袋口補助具1を数回使用することができる。なお、1度使用した粘着材5であっても粘着力が低下していなければ何回でも使用することができる。
実施例2の包装袋用袋口補助具21は、バッグ本体3と第1連結シート部4aと第2連結シート部4bとの連結(接続)部分に、複数本の粘着材5(粘着面6と剥離紙7)が配列されているので、使用前の粘着材5はそれぞれ密着していないので、隙間を形成することになる。そこで、これらの複数本使用前の粘着材5とバッグ本体3との間に封止壁10を設けた。
図9に示す実施例2の包装袋用袋口補助具21の第1連結シート部4a又は第2連結シート部4bの粘着材5(粘着面6と剥離紙7)は3本貼り付けた状態を示しているが、この3本に限定されない。2本又は4本にすることも可能である。また、その形状も第1連結シート部4a又は第2連結シート部4bの形状に合わせて、略コ字形状に限定されず、上述した台形状、半円形状にすることができる。
なお、本発明は、包装袋Bの開口部BMに貼り付ける部分を広く形成することで、包装袋Bの開口部BMが複雑な形状を有し、一直線状にない場合、筒形状の開口であっても、隙間なく容易に貼り付けることでき、包装袋Bの密封性を低下させることなく内容物を保持することができる構成であれば、上述した発明の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の包装袋用袋口補助具は、食品、菓子、ペットフード、医薬品、ケーブル類、ボルト・ナットなどを収容する包装袋、筒状のケースに利用することができる。
1 包装袋用袋口補助具
2 ジッパー
3 バッグ本体
4a 第1連結シート部
4b 第2連結シート部
5 粘着材
7 剥離紙
B 包装袋
BM 包装袋の開口部


Claims (7)

  1. 食品、医薬品などを収容するための包装袋(B)の封が開けられた開口部(BM)に、後から取り付けて、包装袋(B)の開封後においても開閉自在なジッパー(2)によって密封保存できる包装袋用袋口補助具(1)であって、
    ジッパー(2)が形成された可撓性を有する筒状のバッグ本体(3)と、
    前記バッグ本体(3)に連続して形成された、包装袋(B)の封が開けられた開口部(BM)を挟むように貼り付けられる第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)と、
    前記第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)の各縁部分に取り付けられた粘着材(5)と、を有し、
    開封された包装袋(B)の開口部(BM)の一面に、前記第1連結シート部(4a)の粘着材(5)を貼り付け、同じ開口部(BM)の他面に前記第2連結シート部(4b)の粘着材(5)を貼り付け、
    更に、該開口部(BM)に貼り付けられていない2枚の粘着材(5)の残り部分は、各粘着材(5)、第1連結シート部(4a)、第2連結シート部(4b)に貼り付けて密封性を高めることができる構成にした、ことを特徴とする包装袋用袋口補助具。
  2. 前記第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)の粘着材(5)は、一面に剥離紙(7)が貼り付けられた両面粘着テープである、ことを特徴とする請求項1に記載の包装袋用袋口補助具。
  3. 前記第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)の粘着材(5)は、1本の両面粘着テープに2枚の剥離紙(7)が貼り付けられた、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の包装袋用袋口補助具。
  4. 前記第1連結シート部及び第2連結シート部の粘着材は、強く押すとマイクロカプセルが割れて中から粘着剤が出て粘着することができるマイクロカプセル型粘着材である、ことを特徴とする請求項1に記載の包装袋用袋口補助具。
  5. 前記第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)は、前記バッグ本体(3)のジッパー(2)側が底辺になる台形状に形成された、ことを特徴とする請求項1、2、3又は4の何れかに記載の包装袋用袋口補助具。
  6. 前記第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)は、前記バッグ本体(3)のジッパー(2)側が直線部分になる半円形状に形成された、ことを特徴とする請求項1、2、3又は4の何れかに記載の包装袋用袋口補助具。
  7. 前記第1連結シート部(4a)及び第2連結シート部(4b)に、複数本の粘着材(5)を隣接して貼り付け、
    粘着材(5)を1列づつ順番に使用することができる構成にした、ことを特徴とする請求項1、2、3,5又は6の何れか1項に記載の包装袋用袋口補助具。
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