JP7412825B1 - ラベル付き包装シート及びラベル付き包装シートセット - Google Patents
ラベル付き包装シート及びラベル付き包装シートセット Download PDFInfo
- Publication number
- JP7412825B1 JP7412825B1 JP2023117390A JP2023117390A JP7412825B1 JP 7412825 B1 JP7412825 B1 JP 7412825B1 JP 2023117390 A JP2023117390 A JP 2023117390A JP 2023117390 A JP2023117390 A JP 2023117390A JP 7412825 B1 JP7412825 B1 JP 7412825B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- adhesive part
- label
- sheet
- packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 title claims abstract description 92
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 188
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 185
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 25
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 235000010149 Brassica rapa subsp chinensis Nutrition 0.000 description 6
- 235000000536 Brassica rapa subsp pekinensis Nutrition 0.000 description 6
- 241000499436 Brassica rapa subsp. pekinensis Species 0.000 description 6
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 1
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 1
- 235000014102 seafood Nutrition 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 1
Images
Abstract
Description
このような小売り業界で使用される包装シートは、単価の安い商品を包装する場合が多いために低コストであることが要請される他、箱単位で搬入された商品を従業員が1個ずつ又は数個ずつ包装するため、作業性が良いことも要請されている。
また、シート本体を折り畳んだ状態で作業場所に搬入する必要があるため、シート本体に必ず折り目が付いてしまう。この折り目が、見栄えを悪くしたり、場合によっては包装作業の障害になったりする。
このラベル付き包装シートにおいて、ラベルの一方の側の面は、長さ方向の順に第一粘着部と、中間非粘着部と、第二粘着部となっており、少なくとも第二粘着部は、人の手で剥離して再粘着可能な粘着部となっている。
また、このラベル付き包装シートにおいて、ラベルは、前記一方の側の面が谷となり中間非粘着部において折り線が形成されて二つに折り曲げられていて、第一粘着部はシート本体の周辺部のある部位の表面に粘着しており、中間非粘着部の谷を形成している部分はシート本体の縁を跨いでおり、第二粘着部は第一粘着部が粘着する前記周辺部のある部位の表面とは反対側の面においてシート本体に粘着している。
また、このラベル付き包装シートにおいて、ラベルの第一粘着部と第二粘着部とは互いに粘着しておらず、ラベルの一方の側の面において、第二粘着部と第二粘着部側の長さ方向端縁との間が非粘着部となっている。
また、上記課題を解決するため、開示された発明に係るラベル付き包装シートは、中間非粘着部の折り線が形成されている部分が、シート本体の縁と接触しているか又は5mm以下の離間距離となっているという構成を持ち得る。
また、上記課題を解決するため、開示された発明に係るラベル付き包装シートは、ラベルの第一粘着部が、人の手で剥離可能な粘着部となっており、ラベルの一方の側の面において、第一粘着部と第一粘着部側の長さ方向端縁との間が非粘着部となっているという構成を持ち得る。
また、上記課題を解決するため、開示された発明に係るラベル付き包装シートは、前記ある部位が存在する前記周辺部を除いた部分において袋状となっているという構成を持ち得る。
また、上記課題を解決するため、この明細書において、ラベル付き包装シートセットの発明が開示される。開示された発明に係るラベル付き包装シートセットは、上記いずれかのラベル付き包装シートを複数積み重ねてなるラベル付き包装シートセットである。このラベル付き包装シートセットにおいて、各ラベル付き包装シートは、折り畳まれた状態となっており、第一粘着部が粘着している前記ある部位が存在する前記周辺部が最も上側に位置する状態で折り畳まれている。
また、シート本体を折り曲げずに提供することも可能なので、折り目のない状態での包装が可能であり、見栄えの悪化が避けられる。
また、ラベルの第一粘着部と第二粘着部とは互いに粘着していないので、この点でもラベルの剥離が容易に行える構成となっている。
さらに、ラベルの一方の側の面において第二粘着部と第二粘着部側の長さ方向端縁との間が非粘着部となっているので、その非粘着部を摘まんで第二粘着部をシート本体から剥がすことが容易であり、この点でも作業性が良好となっている。
また、中間非粘着部の折り線が形成されている部分が、シート本体の縁と接触しているか又は5mm以下の離間距離となっている構成によれば、ラベルがシート本体の縁から大きく突出していないので、多数のラベル付き包装シートを梱包する際に折れ曲がったり何かに引っ掛かったりしにくく、ラベルが破れてしまうことがない。
また、第一粘着部が人の手で剥離可能な粘着部となっており、ラベルの一方の側の面において、第一粘着部と第一粘着部側の長さ方向端縁との間が非粘着部となっている構成によれば、使用後に廃棄する際にラベルをシート本体から分離する作業が容易となるので好適である。
また、ラベルが貼り付けられた周辺部を除いた部分において袋状となっている構成によれば、袋状の包装シートにおいて前記各効果を得ることができる。
また、開示された発明に係るラベル付き包装シートセットによれば、各ラベル付き包装シートが、第一粘着部が粘着している周辺部が最も上側に位置する状態で折り畳まれているので、その最も上側に位置する周辺部を摘まんで引っ張ることでシート本体は広げられ、物品を包んだ後にその摘まんでいる周辺部においてラベルの端部の非粘着部を摘まみ直してラベルを剥がすことができる。このため、各ラベル付き包装シートをコンパクトな状態で提供しつつもそれを使用した包装作業がより容易となる。
第一の実施形態の包装シートは、一枚もののシートであり、物品をくるんで包装するシートとなっている。この包装シートは、シート本体1と、一方の側の面が局所的に粘着部となっているラベル2とから成っている。
図1に示すように、この例ではシート本体1は長方形となっている。シート本体1は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等のプラスチック材料で形成されており、厚さ20μm~200μm程度の薄いシートである。シート本体1は、透明である場合が多く、包装する物品に応じて商品名等の印刷が適宜されている。
ラベル2は、一方の側の面が粘着面となっており、局所的に粘着部が設けられている。図2は、ラベル2の粘着部について示した概略図であり、図2(1)は斜視概略図、図2(2)は断面概略図である。図1ではラベル2は折り曲げられているが、説明のため、図2では広げた状態となっている。
また、この実施形態では、ラベル2の一方の側の面(図2では上側の面)において、長さ方向の両端は非粘着部となっている。即ち、第一粘着部21と第一粘着部21側の長さ方向端縁との間は第一非粘着端部24となっている。また、第二粘着部23と第二粘着部23側の長さ方向端縁との間は第二非粘着端部25となっている。各非粘着端部24,25の長さ(図2(2)にL1で示す)は、0.5~2mm程度の小さい長さである。
中間非粘着部22については、粘着材を塗布しない構成とするか、粘着材の粘着力を解消させる材料の上塗り(いわゆる糊殺し)をすることで形成される。非粘着端部24,25についても同様であり、粘着材を設けない部位とするか、糊殺しにより形成される。
第一粘着部21を貼り付けた後、図3(2)に矢印で示すように、ラベル2を二つに折り曲げる。折り曲げは、第一粘着部21等が形成された一方の面が谷になり且つ中間非粘着部22において折り線(図3(2)中で破線221で示す)が形成されるようにした折り曲げである。
白菜は、ホール(一個全体)では一家族には大きすぎるので、スーパーマーケット等の小売店では、1/4や1/8にカットして販売している。カットしたままで売り場に並べると、衛生上の観点や見栄えの点で好ましくないので、包装シートでくるんで並べられる。
そして、図5(2)に示すように、カットされた白菜(以下、カット白菜)gの周囲をシート本体1でくるむ。この際、シート本体1のうち、ラベル2の第一粘着部21が貼られた側の面が上側になるようにしてくるむ。
その上で、図5(2)に矢印で示すように、ラベル2の下側に位置する第二非粘着端部25を摘まんで引っ張り、第二粘着部23を剥がす。そして、シート本体1のラベル2が設けられた周辺部11とは反対側の辺に沿った周辺部に第二粘着部23を再粘着させる。この際、シート本体1の両側の周辺部は多少重なった状態となる。これにより、図5(3)に示すように、カット白菜gの包装が完了する。
また、シート本体1を折り曲げずに提供することも可能なので、折り目のない状態での包装が可能であり、見栄えの悪化が避けられる。
また、ラベル2の一方の側の面において第二粘着部23と第二粘着部23側の長さ方向端縁との間が第二非粘着端部25となっているので、第二非粘着端部25を摘まんで第二粘着部23をシート本体1から剥がすことが容易であり、この点でも作業性が良好となっている。
図6において、ラベル2における中間非粘着部22の折り線の部分と、シート本体1の縁との距離をdで示す。dが長くなると、ラベル2がシート本体1の縁から大きく突出した状態となる。突出が大きくなると、多数のラベル付き包装シートを梱包する際に折れ曲がったり何かに引っ掛かったりし易く、場合によってラベル2が破れてしまうこともある。距離dは0である(折り線の部分が縁に接触している)ことが理想であるが、離れていたとしても、距離dは5mm以下であることが好ましく、3mm以下、2mm以下、又は1mm以下であることがより好ましい。
第二の実施形態のラベル付き包装シートにおいて、シート本体1のある周辺部11にラベル2が設けられている。そして、図7に示すように、第二の実施形態では、シート本体1は、ラベル2が設けられた周辺部11を除いた部分において袋状となっている。以下、シート本体1のラベル2が設けられた周辺部11を蓋部と呼び、それ以外を袋部と呼ぶ。蓋部11と袋部12の境には、折り目が形成されている。
この実施形態においても、物品を袋部12に収容する際にラベル2の第二粘着部23を剥がす必要がないので、収容する際に意図しない部位にラベル2が粘着してしまうことはなく、包装作業が容易に行える。
ラベル2は、例えば図8(1)に示すように、長方形の横に小さな方形が突出しているような形状であっても良く、図8(2)に示すように楕円形の横に小さな方形が突出しているような形状であっても良く、図8(3)に示すように円形の横に小さな方形が突出しているような形状であっても良い。
11 周辺部(蓋部)
12 袋部
2 ラベル
21 第一粘着部
22 中間非粘着部
23 第二粘着部
24 第一非粘着端部
25 第二非粘着端部
Claims (5)
- シート本体と、一方の側の面が局所的に粘着部となっているラベルとから成り、物品を包んだ状態でシート本体の周辺部のある部位とシート本体の他の部位とがラベルで止められるラベル付き包装シートであり、
ラベルの一方の側の面は、長さ方向の順に第一粘着部と、中間非粘着部と、第二粘着部となっており、
少なくとも第二粘着部は、人の手で剥離して再粘着可能な粘着部となっており、
ラベルは、前記一方の側の面が谷となり中間非粘着部において折り線が形成されて二つに折り曲げられていて、第一粘着部はシート本体の周辺部のある部位の表面に粘着しており、中間非粘着部の谷を形成している部分はシート本体の縁を跨いでおり、第二粘着部は第一粘着部が粘着する前記周辺部のある部位の表面とは反対側の面においてシート本体に粘着しており、
ラベルの第一粘着部と第二粘着部とは互いに粘着しておらず、
ラベルの一方の側の面において、第二粘着部と第二粘着部側の長さ方向端縁との間が非粘着部となっていることを特徴とするラベル付き包装シート。 - 前記中間非粘着部の折り線が形成されている部分は、前記シート本体の縁と接触しているか又は5mm以下の離間距離となっていることを特徴とする請求項1記載のラベル付き包装シート。
- 前記ラベルの前記第一粘着部は、人の手で剥離可能な粘着部となっており、前記ラベルの一方の側の面において、前記第一粘着部と前記第一粘着部側の長さ方向端縁との間が非粘着部となっていることを特徴とする請求項1記載のラベル付き包装シート。
- 前記ある部位が存在する前記周辺部を除いた部分において袋状となっていることを特徴とする請求項1記載のラベル付き包装シート。
- 請求項1乃至4いずれかに記載のラベル付き包装シートを複数積み重ねてなるラベル付き包装シートセットであって、各ラベル付き包装シートは、折り畳まれた状態となっており、前記第一粘着部が粘着している前記ある部位が存在する前記周辺部が最も上側に位置する状態で折り畳まれていることを特徴とするラベル付き包装シートセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023117390A JP7412825B1 (ja) | 2023-07-19 | 2023-07-19 | ラベル付き包装シート及びラベル付き包装シートセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023117390A JP7412825B1 (ja) | 2023-07-19 | 2023-07-19 | ラベル付き包装シート及びラベル付き包装シートセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7412825B1 true JP7412825B1 (ja) | 2024-01-15 |
Family
ID=89534213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023117390A Active JP7412825B1 (ja) | 2023-07-19 | 2023-07-19 | ラベル付き包装シート及びラベル付き包装シートセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7412825B1 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3105448U (ja) | 2004-05-25 | 2004-10-28 | 甲南ゴム株式会社 | チャック付き袋体 |
-
2023
- 2023-07-19 JP JP2023117390A patent/JP7412825B1/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3105448U (ja) | 2004-05-25 | 2004-10-28 | 甲南ゴム株式会社 | チャック付き袋体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3853775B2 (ja) | 米飯加工食品の包装体 | |
JP7412825B1 (ja) | ラベル付き包装シート及びラベル付き包装シートセット | |
JP3908185B2 (ja) | 米飯加工食品の包装体 | |
JP3195674U (ja) | 包装体 | |
JP5131484B2 (ja) | おにぎり包装体 | |
KR100454037B1 (ko) | 주먹밥용 포장재 | |
JP2007161321A (ja) | 棒状食品用包装材及びその製造方法 | |
JP7256520B2 (ja) | 糊付き包装部材及び重ね束体 | |
US7165678B2 (en) | Gift packaging | |
US3082870A (en) | Combined package and dispenser of plastic wrapping film | |
JP2935971B2 (ja) | 握り飯の包装袋 | |
EP0263813A1 (en) | Means including an adhesive zone for decoratively closing packaged goods, especially those for retail sale | |
JPH0740471A (ja) | 袋の製造方法および袋帯 | |
JP7471196B2 (ja) | 食品用包装袋及び食品用包装袋の製造方法 | |
JP2009220872A (ja) | 包装材、包装体、包装材用原反及び包装材用原反の製造方法 | |
JP5085262B2 (ja) | おにぎり用包装材 | |
JPH0719276Y2 (ja) | 円錐形手巻きずし用包装材 | |
JP3347139B1 (ja) | 食品の包装袋 | |
JP3029019U (ja) | 包装袋及び包装体 | |
JP3014696U (ja) | 包装体 | |
JP2022091403A (ja) | 食品用包装袋 | |
JP2006298450A (ja) | 包装袋 | |
US2732998A (en) | Rumsey | |
JP3372927B2 (ja) | 米飯用包装材、及び米飯包装体 | |
JPH04112055U (ja) | 加熱収縮連続包装材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230727 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20230727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231024 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7412825 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |