JP2021109676A - 棒状食品用包装体 - Google Patents

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Takayuki Miyazaki
孝行 宮崎
優一 大金
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優一 大金
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【課題】 棒状食品とシート状食品を隔離状態で被包して包装するとともに、包装の開封時に棒状食品にシート状食品を容易に巻き付けることを可能とする。【解決手段】 棒状食品用包装体を、フィルムの左右を一方の折り返し片13の先端が他方の折り返し片12に重なるように折り返し、一対の折り返し片の短手方向両端を被折り返し側となるフィルム基部11の短手方向両端に剥離可能な強度をもって接着することにより、一対の折り返し片とフィルム基部間にシート状食品Nを収容可能とした袋状のシート状食品収容部と、シート状食品収容部の一方の折り返し片上に折り返し片と直交するように設けられ、直交方向の両端が包装される棒状食品Rの全長より外側方向に突出することにより、棒状食品の両端部を被覆可能とした棒状食品被覆部20と、包装体を棒状食品に巻き付けた際に包装体の巻き終わり端を包装体の表面に固定するための剥離可能な固定手段により構成する。【選択図】 図1

Description

本願発明は棒状食品を包装するための包装体に関し、より詳細には手巻き寿司を構成する棒状の米飯などの棒状食品と海苔などのシート状食品を隔離状態で被包して包装するとともに、包装の開封時に棒状食品にシート状食品を容易に巻き付けることを可能とする作用を生じる棒状食品用包装体に関する。
海苔などのシート状食品を外側に巻き付けて食する手巻き寿司などの棒状食品においては、予めシート状食品を棒状食品に巻き付けて包装すると湿気によりシート状食品からパリパリ感が損なわれてしまうおそれがある。
そのため、棒状食品とシート状食品を隔離状態で被包して包装し、包装の開封時に棒状食品にシート状食品を容易に巻き付けることを可能とする作用を生じる包装体が従来から提案されている。
図8は前記の包装体の一例を示す模式図であり、この包装体は長手方向に2分割するためのカットテープ104からなる分断手段を設けた表側フィルム100に対し、裏側フィルムを巾方向に2分割して一対の裏側フィルム片101、102とし、表側フィルムの分断手段に対応する箇所付近において、互いの端部を重ね合わせた状態で上記一対の裏側フィルム片により表側フィルムを覆うとともに、内部にシート状食品Nを収容するためのポケット部を構成するように表側フィルムと裏側フィルム片の一部を接合したシート状食品収容部103と、前記のシート状食品収容部の一方の裏側フィルム片101上に裏側フィルム片と直交するように設けられ、直交方向の両端が包装される棒状食品の全長より外側方向に突出することにより、棒状食品の両端部を被覆可能とした棒状食品被覆部105を有する棒状食品用包装体が公知であった(例えば特許文献1)。
前記の棒状食品用包装体においては、棒状食品を棒状食品用包装体の巻き始め側に載置し、棒状食品被覆部105の両端を棒状食品の両端部を被覆するように折り畳む。そして、棒状食品被覆部105およびシート状食品収容部103を棒状食品の周側に巻き付けて行き、棒状食品に巻き付けた棒状食品被覆部の巻き終わり端を棒状食品被覆部の表面に固定して包装入り棒状食品を製造する。
前記の包装入り棒状食品の開封にあたっては、まずカットテープ104を引き下げることにより、シート状食品収容部103の表側フィルム100を切断して二分する。この場合、シート状食品収容部103の裏側フィルム側は一対の裏側フィルム片101、102により二分されているので、二分された表側フィルム100の一方と裏側フィルム片102を摘んで引き抜くことによりシート状食品Nが露出する。
そして、棒状食品を露出したシート状食品N側に転がしてシート状食品Nに載置し、シート状食品を棒状食品に巻き付けることにより、手巻き寿司などのシート状食品付き棒状食品が得られる。
特開2016- 216072公報
前記の従来技術の棒状食品用包装体は表側フィルム、一対の裏側フィルム片、棒状食品被覆部、それにカットテープの4つの部材を必要とし、加えて表側フィルム、一対の裏側フィルム片、棒状食品被覆部がOPP製であるのに対し、カットテープはその性質上PET製としなくてはならないので、生産効率が悪かった。
一方、需要者にとっては、開封にあたりカットテープ、引き抜いた裏側フィルム片、二分された表側フィルムの一方、棒状食品被覆部と裏側フィルム片および表側フィルムの一方からなる残された包装体の3つのゴミが出る煩わしさがあった。
また、開封にあたり、シート状食品の表裏が露出するので、棒状食品への巻き付けにあたり、シート状食品の裏面を支える手段がなく、巻き付けにくかった。
本願発明は前記の問題を解消した棒状食品用包装体を提供することを目的として創作されたものである。
すなわち、本願発明の棒状食品用包装体は、矩形のフィルムの長手方向の左右を一方の折り返し片の先端が他方の折り返し片に重なるように折り返すとともに、上記の一対の折り返し片の短手方向両端を被折り返し側となるフィルム基部の短手方向両端に剥離可能な強度をもって接着することにより、一対の折り返し片とフィルム基部間にシート状食品を収容可能とした袋状のシート状食品収容部と、
前記のシート状食品収容部の一方の折り返し片上に折り返し片と直交するように設けられ、直交方向の両端が包装される棒状食品の全長より外側方向に突出することにより、棒状食品の両端部を被覆可能とした棒状食品被覆部と、
前記の棒状食品被覆部およびシート状食品収容部からなる包装体を棒状食品に巻き付けた際に包装体の巻き終わり端を包装体の表面に固定するための剥離可能な固定手段を有することを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記の棒状食品用包装体において、シート状食品収容部を構成するフィルムをイージーピールフィルムとし、折り返し片とフィルム基部の接着をヒートシールにより行うことを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、前記の棒状食品用包装体において、折り返し片とフィルム基部の接着をヒートシール剤により行うことを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、前記の棒状食品用包装体において、折り返し片とフィルム基部の接着をシール部が長手方向に一直線に延びる無数のシールラインにより行うことを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、前記の棒状食品用包装体において、包装体の巻き終わり端を包装体の表面に固定するために、巻き終わり端に剥離可能なタックラベルを延設したことを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、前記の棒状食品用包装体において、タックラベルの端部に糊殺し箇所を設けたことを特徴とする。
本願発明によれば、シート状食品収容部を折り返しにより構成するので、包装体を構成する部材が上記のシート状食品収容部と棒状食品被覆部の2つで済み、フィルムの掛け変えなどの手間が減り生産効率があがる。
また、PET製のカットテープが不要となるので、同一素材化が図られ廃棄効率があがる。
一方、需要者にとっては、開封にあたり各部材が分断しないので、出るゴミは一つで済み、煩わしくない。
また、開封にあたり、シート状食品の裏面にシート状食品収容部のフィルム基部が位置するので棒状食品への巻き付けにあたり、これがシート状食品の裏面を支える手段となり、巻き付けが容易となる。
本願発明の棒状食品用包装体の棒状食品被覆部を仮想線で示した分解斜視図。 本願発明の棒状食品用包装体の開封の過程を示す斜視図。 同上、開封の過程を示す斜視図。 同上、棒状食品被覆部を仮想線で示した平面図。 同上、棒状食品被覆部を実線で示した平面図。 同上、断面を示す概念図。 同上、被包状態の斜視図。 同上、開封の過程を示す斜視図。 従来技術の棒状食品用包装体の断面を示す概念図。
以下、本願発明の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。ここでは棒状食品として棒状の米飯、シート状食品として海苔を用いた手巻き寿司用の包装体を例にとって実施例を構成する。図1は包装体の分解斜視図、図6は断面を示す概念図である。
この手巻き寿司用の包装体は、棒状の米飯(棒状食品)Rと海苔(シート状食品)Nを隔離状態で被包して包装するとともに、包装の開封時に棒状食品にシート状食品を容易に巻き付けることを可能とする作用を生じることを目的としている。
図中符号10は海苔Nを収容するためのシート状食品収容部である。このシート状食品収容部は矩形のフィルムを折り返して構成されるものであり、フィルムの長手方向の左右を一方の折り返し片13の先端が他方の折り返し片12に重なるように折り返す。そして、上記の一対の折り返し片13、12の短手方向両端を被折り返し側となるフィルム基部11の短手方向両端に接着することにより、一対の折り返し片とフィルム基部間に袋部を構成し海苔Nを収容可能とする。
前記の接着は、後記するように包装体の開封により需要者において折り返し片をフィルム基部より引き剥がすので剥離可能な強度であることを要し、ここではフィルムをイージーピール性を持たせたOPP製とし、折り返し片とフィルム基部の接着をヒートシールによって行っている。なお、イージーピール性をもたないフィルムの場合は接着はヒートシール剤により行う。
図4において図中符号12S、12Sは折り返し片12の短手方向両端とフィルム基部11の短手方向両端の接着箇所を、13S、13Sは折り返し片13の短手方向両端とフィルム基部11の短手方向両端の接着箇所を示すもので、ここでは剥離をより容易にするために、接着をシール部が長手方向に一直線に延びる無数のシールラインにより行っている。
なお、図4において図中符号11S、11Sは、シート状食品収容部10に収容した海苔Nが長手方向に遊動しないようにフィルム基部11と折り返し片12、13との折り返し部付近を部分的に接着して袋部を狭めるための接着箇所である。
棒状の米飯Rは前記のシート状食品収容部10の巻き取り始端側に載置されるが、棒状の米飯の端部を覆う必要があるので、前記のシート状食品収容部10の一方の折り返し片12上に折り返し片と直交するように設けられ、直交方向の両端が包装される棒状の米飯の全長より外側方向に突出することにより、棒状の米飯の両端部を被覆可能としたOPP製フィルムからなる棒状食品被覆部20が用意される(図4、図5参照)。図5において図中符号20Sは前記の棒状食品被覆部20とシート状食品収容部10との接着箇所である。
前記の棒状食品用包装体においては、棒状の米飯Rを棒状食品用包装体10の巻き始め側に載置し、棒状食品被覆部20の両端を棒状の米飯の両端部を被覆するように折り畳む。そして、棒状食品被覆部20およびシート状食品収容部10からなる包装体を棒状の米飯の周側に巻き付けて行き、棒状の米飯に巻き付けた包装体の巻き終わり端を剥離可能なタックラベル30を介して包装体の表面に固定して包装入り手巻き寿司を製造する(図7参照)。なお、上記タックラベル30の端部には剥離時の摘み代になるように糊殺し箇所31を設ける。
一方、前記の包装入り手巻き寿司の開封にあたっては、まずタックラベル30を剥離方向に引くことにより、包装体の巻き終わり端の固定を解除し(図8参照)、そのまま包装体を巻き取り状態から平らな状態に戻す(図2参照)。次いで、シート状食品収容部10の折り返し片13の端部を持ってフィルム基部13から剥離する方向に引き上げて、海苔Nを露出させる。そして、棒状の米飯Rを露出した海苔N側に転がして海苔に載置し、海苔を棒状の米飯に巻き付けることにより、手巻き寿司を得る(図3参照)。
R 棒状の米飯(棒状食品)
N 海苔(シート状食品)
10 シート状食品収容部
11 フィルム基部
11S 接着部
12 折り返し部
12S 接着部
13 折り返し部
13S 接着部
20 棒状食品被覆部
30 タックラベル
31 糊殺し箇所

Claims (7)

  1. 矩形のフィルムの長手方向の左右を一方の折り返し片の先端が他方の折り返し片に重なるように折り返すとともに、上記の一対の折り返し片の短手方向両端を被折り返し側となるフィルム基部の短手方向両端に剥離可能な強度をもって接着することにより、一対の折り返し片とフィルム基部間にシート状食品を収容可能とした袋状のシート状食品収容部と、
    前記のシート状食品収容部の一方の折り返し片上に折り返し片と直交するように設けられ、直交方向の両端が包装される棒状食品の全長より外側方向に突出することにより、棒状食品の両端部を被覆可能とした棒状食品被覆部と、
    前記の棒状食品被覆部およびシート状食品収容部からなる包装体を棒状食品に巻き付けた際に包装体の巻き終わり端を包装体の表面に固定するための剥離可能な固定手段を有することを特徴とする棒状食品用包装体。
  2. シート状食品収容部を構成するフィルムをイージーピールフィルムとし、折り返し片とフィルム基部の接着をヒートシールにより行う請求項1記載の棒状食品用包装体。
  3. 折り返し片とフィルム基部の接着をヒートシール剤により行う請求項1記載の棒状食品用包装体。
  4. 折り返し片とフィルム基部の接着をシール部が長手方向に一直線に延びる無数のシールラインにより行う請求項2または3記載の棒状食品用包装体。
  5. 包装体の巻き終わり端を包装体の表面に固定するために、巻き終わり端に剥離可能なタックラベルを延設した請求項1から4のいずれかに記載の棒状食品用包装体。
  6. タックラベルの端部に糊殺し箇所を設けた請求項5記載の棒状食品用包装体。
  7. 棒状食品は棒状の米飯、シート状食品は海苔である請求項1から6のいずれかに記載の棒状食品用包装体。
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