JP2017074816A - 洗車機 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図ることのできる洗車機及び洗車方法を提供する。【解決手段】ロッカーブラシ6が洗車機本体1の内面に沿って配される待機位置S1と、待機位置S1から洗車機本体1の入口の方向に水平面内で回動した進出位置S2との間を進退可能に形成されるとともに、待機位置S1と進出位置S2との間で被洗浄車両CAに当接して洗浄を行い、所定の被洗浄車両CAの後面CA1を洗浄する際に、サイドブラシ5の回転軸5aが傾斜するとともにロッカーブラシ6が進出位置S2に配される。【選択図】図5

Description

本発明は、サイドブラシ及びロッカーブラシを備えた洗車機及び洗車方法に関する。
給油所等に設置される従来の洗車機は特許文献1に開示されている。洗車機は被洗浄車両に対して前後方向に移動させる洗車機本体を備えている。洗車機本体は左右の対向する2つのスタンド部と、スタンド部の上端を連結する天井部とを有して被洗浄車両を跨ぐ門型に形成される。
洗車機本体には洗浄部及び乾燥部が設けられている。洗浄部はサイドブラシ及びロッカーブラシを備えている。サイドブラシは洗車機本体の移動方向に沿った鉛直面内で上下方向に延びる回転軸を傾斜可能に設けられ、被洗浄車両の側面及び後面を洗浄する。ロッカーブラシはサイドブラシの近傍であってサイドブラシよりも洗車機本体の入口側に配されて被洗浄車両の側面下部を洗浄する。
乾燥部はサイド送風ノズル及びトップ送風ノズルを有している。サイド送風ノズルはスタンド部の後端部にそれぞれに設けられ、被洗浄車両の側面に向けて送風する。トップ送風ノズルは天井部の前端部に設けられ、被洗浄車両の上面に向けて送風する。
上記構成の洗車機にであって、ユーザが洗車条件を設定すると、洗車機本体が被洗浄車両に対して前後方向に移動し、洗浄部による被洗浄車両の洗浄が開始される。サイドブラシにより被洗浄車両の側面及び後面が洗浄され、ロッカーブラシにより被洗浄車両の側面下部が洗浄される。洗浄部による洗浄に続き、乾燥部により空気を被洗浄車両に送風して被洗浄車両を乾燥させる。
被洗浄車両の後面を洗浄する際にサイドブラシの回転軸は被洗浄車両に応じて鉛直面内で所定の傾斜角度で傾斜する。これにより、被洗浄車両の後面に沿ってサイドブラシが当接し、洗車機の洗浄力を向上することができる。
特開2015−147495号公報
洗車機の洗車機本体は狭い設置スペースに設置するため小型化の要求が高い。このため、サイドブラシとロッカーブラシとの前後方向の距離を狭くすると、被洗浄車両の後面を洗浄する際に傾斜したサイドブラシの下部がロッカーブラシに干渉する。従って、サイドブラシとロッカーブラシとを接近させることができず、洗車機本体の小型化を図ることができない問題があった。
本発明は、小型化を図ることのできる洗車機及び洗車方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、被洗浄車両に対して前後方向に相対移動する洗車機本体と、前記洗車機本体に上端を支持されて前記洗車機本体の移動方向に沿った鉛直面内で上下方向に延びる回転軸を傾斜可能に設けられるとともに被洗浄車両の側面及び後面を洗浄するサイドブラシと、前記サイドブラシよりも前記洗車機本体の入口側に配されて被洗浄車両の側面下部を洗浄するロッカーブラシとを備えた洗車機であって、前記ロッカーブラシが前記洗車機本体の内面に沿って配される待機位置と、前記待機位置から前記洗車機本体の入口の方向に水平面内で回動した進出位置との間を進退可能に形成されるとともに、前記待機位置と前記進出位置との間で被洗浄車両に当接して洗浄を行い、所定の被洗浄車両の後面を洗浄する際に、前記サイドブラシの前記回転軸が傾斜するとともに前記ロッカーブラシが前記進出位置に配されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機であって、被洗浄車両の後面を洗浄する際に前記サイドブラシの前記回転軸を所定の傾斜角度に保持する保持機構を備えたことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機であって、被洗浄車両に当接する前記ロッカーブラシが被洗浄車両の後端部に到達すると前記待機位置に配され、被洗浄車両を通過した後に前記進出位置に配されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機であって、被洗浄車両に水平面内で揺動可能に取り付けられて先端に前記ロッカーブラシが軸支されるアーム部材と、前記アーム部材を進退させるエアシリンダとを備え、前記待機位置の前記ロッカーブラシが前記エアシリンダによって前記進出位置の方向に回動し、前記エアシリンダの付勢によって被洗浄車両に当接する。
また、本発明は上記構成の洗車機にであって、前記洗車機本体が被洗浄車両の後方に向かって移動する往路及び前方に向かって移動する復路で前記サイドブラシにより被洗浄車両の側面を洗浄し、前記往路で前記ロッカーブラシが被洗浄車両に当接して洗浄を行い、前記復路で前記ロッカーブラシが前記待機位置に配されることを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の洗車方法は、被洗浄車両に対して前後方向に相対移動する洗車機本体と、前記洗車機本体に上端を支持されて前記洗車機本体の移動方向に沿った鉛直面内で上下方向に延びる回転軸を傾斜可能に設けられるとともに被洗浄車両の側面及び後面を洗浄するサイドブラシと、前記サイドブラシよりも前記洗車機本体の入口側に配されて被洗浄車両の側面下部を洗浄するロッカーブラシとを備えた洗車方法であって、前記ロッカーブラシが前記洗車機本体の内面に沿って配される待機位置と、前記待機位置から前記洗車機本体の入口の方向に水平面内で回動した進出位置との間を進退可能に形成されるとともに、前記待機位置と前記進出位置との間で被洗浄車両に当接して洗浄を行い、所定の被洗浄車両の後面を洗浄する際に、前記サイドブラシの前記回転軸が傾斜するとともに前記ロッカーブラシが前記進出位置に配されることを特徴とする。
本発明によると、サイドブラシの回転軸が傾斜して被洗浄車両の後面を洗浄する際に、ロッカーブラシが進出位置に配される。これにより、傾斜したサイドブラシとロッカーブラシとの干渉を防止してサイドブラシとロッカーブラシとを前後方向に近づけて配置することができる。従って、洗車機の小型化を図ることができる。
本発明の実施形態の洗車機を示す側面図 本発明の実施形態の洗車機を示す正面図 本発明の実施形態の洗車機のロッカーブラシの取り付け構造を示す上面図 本発明の実施形態の洗車機により被洗浄車両の側面を洗浄する状態を示す上面図 本発明の実施形態の洗車機により被洗浄車両の後面を洗浄する状態を示す側面図 本発明の実施形態の洗車機により被洗浄車両の後面を洗浄する状態を示す上面図 本発明の実施形態の洗車機により他の被洗浄車両の後面を洗浄する状態を示す側面図
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1、図2は本発明の一実施形態の洗車機WAを示す側面図及び正面図である。洗車機WAはリモートパネル7A及び洗車機本体1を備えている。
リモートパネル7Aは被洗浄車両CAの進入経路S上に配される。被洗浄車両CAはリモートパネル7Aの面前で停車し、ユーザは被洗浄車両CA内からリモートパネル7Aの操作によって洗車条件の設定を行う。
リモートパネル7Aに設けたボタンにより、シャンプー、ワックス掛け、撥水コート等に使用する液剤を用いた洗車条件を設定することができる。また、フロントガード有り、フェンダーポール有り、サイドミラー有り、リヤワイパ有り、ルーフキャリア有り等の装備品の設定もすることができる。
洗車機本体1は左右の対向する2つのスタンド部90と、スタンド部90の上端を連結する天井部91とを有した門型に形成される。地面G上には左右一対のレール2が敷設され、スタンド部90の底面に設けた車輪3がレール2上に配される。これにより、洗車機本体1はレール2上に立設し、走行モータ(不図示)の駆動によりレール2上を走行して被洗浄車両CAに対して前後に移動する。
スタンド部90には洗剤やワックス等の各種液剤を貯液した複数の貯液タンク(不図示)を収納するタンク収納部30が配される。タンク収納部30の上方には市水及び各貯液タンクからの液剤を分配する分配配管部31が設けられる。分配配管部31には噴射ノズルからなる第1、第2浄水ノズル11、13、第1、第2洗剤ノズル12、15、撥水コートノズル14、ワックスノズル16がそれぞれ電磁弁(不図示)を介して導出される。
第1、第2浄水ノズル11、13は洗車機本体1の手前側及び奥側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対して市水を噴射する。第1、第2洗剤ノズル12、15は洗車機本体1の手前側及び奥側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対してシャンプーなどの液体を噴射する。撥水コートノズル14及びワックスノズル16は洗車機本体1の出口面に配される。撥水コートノズル14は被洗浄車両CAに対して撥水コート剤の液体を噴射する。ワックスノズル16は被洗浄車両CAに対して液体のワックスを噴射する。
洗車機本体1の一方のスタンド部90の入口面には操作パネル7が配される。操作パネル7はリモートパネル7Aと同様の操作ボタン(不図示)を備え、洗車条件を設定する。
洗車機本体1には気流を発生して被洗浄車両CAを乾燥させるブロア20が設けられる。ブロア20にはサイド送風ノズル22及びトップ送風ノズル23が接続される。サイド送風ノズル22はスタンド部90の後端部にそれぞれ設けられ、被洗浄車両CAの側面に向けて送風する。トップ送風ノズル23は側面視においてサイド送風ノズル22と後述するサイドブラシ5との間の天井部91に設けられ、被洗浄車両CAの上面に向けて送風する。
洗車機本体1の両側のスタンド部90の前部(入口側)には形状センサ9が設けられている。形状センサ9は光電センサや超音波センサ等から成り、洗車機本体1に進入する被洗浄車両CAの外面形状を検知する。形状センサ9によって被洗浄車両CAの後面CA1(図5参照)が傾斜するか否かが判断される。
洗車機本体1には被洗浄車両CA上に摺動してブラッシングするトップブラシ4、サイドブラシ5及びロッカーブラシ6から成る複数の回転ブラシが設けられる。トップブラシ4は天井部91に設けられ、被洗浄車両CAの上面に沿って移動して被洗浄車両CAの上面を洗浄する。
サイドブラシ5は前後移動する洗車機本体1の前後方向の中央部に配され、上下方向に延びる回転軸5aを有している。サイドブラシ5は天井部91に保持機構25を介して上端を支持され、左右方向に移動可能になっている。これにより、サイドブラシ5は被洗浄車両CAの側面及び後面を洗浄する。
保持機構25は被洗浄車両CAに応じて、サイドブラシ5の回転軸5aを洗車機本体1の移動方向に沿った鉛直面内で所定の傾斜角度θ1(図5参照)に保持する。これにより、サイドブラシ5が被洗浄車両CAの後面に沿って配される。
ロッカーブラシ6は洗車機本体1の両側のスタンド部90にそれぞれ設けられ、被洗浄車両CAの側面下部を洗浄する。
図3はロッカーブラシ6の取り付け構造を示す上面図である。洗車機本体1の両側のスタンド部90にはそれぞれ水平方向に延びるアーム部材36が設けられている。アーム部材36は軸部36aによりスタンド部90に水平面内で回動可能に軸支される。アーム部材36の先端にはロッカーブラシ6の上下に延びる軸部6aの上端が軸支される。
アーム部材36にはエアシリンダ37が連結される。エアシリンダ37の前端はアーム部材36に遊着され、後端はスタンド部90に遊着される。これにより、エアシリンダ37の進退によってアーム部材36が軸部36aを中心に所定の回動角θ2(例えば、90゜)で回動することができる。その結果、ロッカーブラシ6はスタンド部90の内面に沿って配される待機位置S1と、待機位置S1から洗車機本体1の入口の方向に水平面内で回動した進出位置S2との間を進退可能に形成されている。
また、進出位置S2のロッカーブラシ6はエアシリンダ37の空気圧またはエアシリンダ37内部のバネによって付勢される。被洗浄車両CAの洗浄時にロッカーブラシ6は進出位置S2の方向に回動し、エアシリンダ37の付勢により待機位置S1と進出位置S2との間で被洗浄車両CAに当接する。また、エアシリンダ37の近傍にはロッカーブラシ6が進出位置S2に配されたことを検知する検知センサ39が設けられている。
上記構成の洗車機WAにおいて、ユーザが運転して被洗浄車両CAをリモートパネル7Aの面前で停車させ、被洗浄車両CAの洗車条件の設定を被洗浄車両CA内から行う。洗車条件を設定した後、ユーザは所定の洗浄開始位置まで被洗浄車両CAを移動させると、回転ブラシによる洗浄が開始される。
図4は洗車機本体1により被洗浄車両CAの側面を洗浄する状態を示す上面図である。図4に示すように、洗車機本体1が矢印D1に示すように被洗浄車両CAの後方へ移動する往路で各回転ブラシにより洗剤や液剤による洗浄が行われる。
サイドブラシ5は被洗浄車両CAの側面を洗浄する際に、回転軸5aが保持機構25による保持が解除され、自重により鉛直方向に配される。ロッカーブラシ6は被洗浄車両CAの側面下部を洗浄する際に回転を停止した待機位置S1から進出位置S2の方向に回動する。そして、待機位置S1と進出位置S2との間で被洗浄車両CAに当接して回転する。
往路でロッカーブラシ6は被洗浄車両CAの後端部に到達すると、待機位置S1に配されて回転が停止される。これにより、被洗浄車両CAの後端部に設けられるリアバンパー等がロッカーブラシ6との引っ掛かりにより破損されることを防止することができる。
図5、図6は洗車機本体1により被洗浄車両CAの後面を洗浄する状態を示す側面図及び上面図である。被洗浄車両CAがワゴン車等の後面が傾斜した所定形状の場合に、ロッカーブラシ6は被洗浄車両CAを通過すると回転を停止した状態で進出位置S2に配される。ロッカーブラシ6が進出位置S2に配されたことを検知センサ39により検知すると、サイドブラシ5が被洗浄車両CAの後方に向けて所定の傾斜角度θ1(例えば15゜)で傾斜する。そして、サイドブラシ5が左右方向に移動することにより被洗浄車両CAの後面を洗浄する。
この時、ロッカーブラシ6は待機位置S1から洗車機本体1の入口の方向に回動した進出位置S2に配されるため、サイドブラシ5から遠ざかる。このため、非洗浄時のサイドブラシ5とロッカーブラシ6との距離を狭くしても、後面洗浄時にサイドブラシ5を傾斜させることができる。尚、サイドブラシ5のブラシ先端と回転停止したロッカーブラシ6のブラシ先端とが互いに干渉しても洗浄に支障はない。
被洗浄車両CAの後面の洗浄が終了すると、サイドブラシ5の回転軸5aが再度略鉛直方向に配され、ロッカーブラシ6が待機位置S1に配される。そして、洗車機本体1が被洗浄車両CAの前方に移動する復路で、サイドブラシ5及びトップブラシ4による洗浄が行われる。
この時、サイドブラシ5は被洗浄車両CAとの摺動摩擦によって後方に傾斜する場合がある。ロッカーブラシ6が回転して洗浄を行うと、傾斜したサイドブラシ5のブラシ先端とロッカーブラシ6のブラシ先端とが大きく干渉した際にブラシを破損する危険がある。このため、ロッカーブラシ6は回転を停止して待機位置S1に配され、サイドブラシ5とロッカーブラシ6とが干渉してもブラシの破損を防止することができる。
各回転ブラシによる洗浄が被洗浄車両CAの前面まで終了すると、洗車機本体1が被洗浄車両CAの後方に移動する往路で、各送風ノズルによる乾燥が行われる。各送風ノズルによる乾燥が終了すると、洗車機本体1は停止して洗車が終了する。そして、被洗浄車両CAは洗車機本体1の出口側から洗車機本体1を通り抜ける。
図7は他の被洗浄車両CAの後面CA1の洗浄状態を示す側面図である。図7に示すように後面CA1が略鉛直なセダンタイプ等の被洗浄車両CAであることが形状センサ9により検知されると、後面CA1の洗浄時にサイドブラシ5の回転軸5aが保持機構25による保持を解除して自重により鉛直方向に配される。この時、ロッカーブラシ6は待機位置S1に配され、進出位置S2まで回動する時間を省くことができる。
本実施形態によると、サイドブラシ5の回転軸5aが傾斜して被洗浄車両CAの後面CA1を洗浄する際に、ロッカーブラシ6が進出位置S2に配される。これにより、傾斜したサイドブラシ5とロッカーブラシ6との干渉を防止してサイドブラシ5とロッカーブラシ6とを前後方向に近づけて配置することができる。従って、洗車機WAの小型化を図ることができる。また、小型化できる洗車方法を提供することができる。
また、被洗浄車両CAの後面CA1を洗浄する際にサイドブラシ5の回転軸5aを所定の傾斜角度θ1に保持する保持機構25を備えた。これにより、サイドブラシ5の傾斜した姿勢を後面CA1に沿って容易に保持することができ、後面CA1の洗浄力を向上できる。
また、被洗浄車両CAに当接するロッカーブラシ6が被洗浄車両CAの後端部に到達すると待機位置S1に配され、被洗浄車両CAを通過した後に進出位置S2に配される。これにより、被洗浄車両CAのリアバンパー等の破損を防止できる。
被洗浄車両CAに水平面内で揺動可能に取り付けられて先端にロッカーブラシ6が軸支されるアーム部材36と、アーム部材36を進退させるエアシリンダ37とを備え、待機位置S1のロッカーブラシ6がエアシリンダ37によって進出位置S2の方向に回動し、エアシリンダ37の付勢によって被洗浄車両CAに当接する。これにより、サイドブラシ5から遠ざかる方向に回動するロッカーブラシ6を容易に実現できる。
洗車機本体1が被洗浄車両CAの後方に向かって移動する往路及び前方に向かって移動する復路でサイドブラシ5により被洗浄車両CAの側面を洗浄し、往路でロッカーブラシ6が被洗浄車両CAに当接して洗浄を行い、復路でロッカーブラシ6が待機位置S1に配される。これにより、復路の洗浄時にサイドブラシ5とロッカーブラシ6とが干渉した際に、ブラシの破損を防止することができる。
本実施形態において、保持機構25により傾斜角度θ1に対して回動軸5aを所定角度で揺動可能に構成してもよい。また、保持機構25が省略され、被洗浄車両CAの後面CA1とサイドブラシ5との当接によってサイドブラシ5の回転軸5aが後面CA1に沿うように傾斜する洗車機であってもよい。
本発明によると、サイドブラシ及びロッカーブラシを備えた洗車機及び洗車方法に利用することができる。
1 洗車機本体
2 レール
3 車輪
4 トップブラシ
5 サイドブラシ
5a 回転軸
6 ロッカーブラシ
6a 軸部
7 操作パネル
8 トップブラシ
9 形状センサ
20 ブロア
22 サイド送風ノズル
23 トップ送風ノズル
25 保持機構
36 アーム部材
36a 軸部
37 エアシリンダ
38 連結部材
39 検知センサ
90 スタンド部
91 天井部
CA 被洗浄車両
CA1 後面
待機位置 S1
進出位置 S2
WA 洗車機

Claims (6)

  1. 被洗浄車両に対して前後方向に相対移動する洗車機本体と、前記洗車機本体に上端を支持されて前記洗車機本体の移動方向に沿った鉛直面内で上下方向に延びる回転軸を傾斜可能に設けられるとともに被洗浄車両の側面及び後面を洗浄するサイドブラシと、前記サイドブラシよりも前記洗車機本体の入口側に配されて被洗浄車両の側面下部を洗浄するロッカーブラシとを備えた洗車機であって、
    前記ロッカーブラシが前記洗車機本体の内面に沿って配される待機位置と、前記待機位置から前記洗車機本体の入口の方向に水平面内で回動した進出位置との間を進退可能に形成されるとともに、前記待機位置と前記進出位置との間で被洗浄車両に当接して洗浄を行い、
    所定の被洗浄車両の後面を洗浄する際に、前記サイドブラシの前記回転軸が傾斜するとともに前記ロッカーブラシが前記進出位置に配されることを特徴とする洗車機。
  2. 被洗浄車両の後面を洗浄する際に前記サイドブラシの前記回転軸を所定の傾斜角度に保持する保持機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 被洗浄車両に当接する前記ロッカーブラシが被洗浄車両の後端部に到達すると前記待機位置に配され、被洗浄車両を通過した後に前記進出位置に配されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗車機。
  4. 被洗浄車両に水平面内で揺動可能に取り付けられて先端に前記ロッカーブラシが軸支されるアーム部材と、前記アーム部材を進退させるエアシリンダとを備え、前記待機位置の前記ロッカーブラシが前記エアシリンダによって前記進出位置の方向に回動し、前記エアシリンダの付勢によって被洗浄車両に当接することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の洗車機。
  5. 前記洗車機本体が被洗浄車両の後方に向かって移動する往路及び前方に向かって移動する復路で前記サイドブラシにより被洗浄車両の側面を洗浄し、前記往路で前記ロッカーブラシが被洗浄車両に当接して洗浄を行い、前記復路で前記ロッカーブラシが前記待機位置に配されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の洗車機。
  6. 被洗浄車両に対して前後方向に相対移動する洗車機本体と、前記洗車機本体に上端を支持されて前記洗車機本体の移動方向に沿った鉛直面内で上下方向に延びる回転軸を傾斜可能に設けられるとともに被洗浄車両の側面及び後面を洗浄するサイドブラシと、前記サイドブラシよりも前記洗車機本体の入口側に配されて被洗浄車両の側面下部を洗浄するロッカーブラシとを備えた洗車方法であって、
    前記ロッカーブラシが前記洗車機本体の内面に沿って配される待機位置と、前記待機位置から前記洗車機本体の入口の方向に水平面内で回動した進出位置との間を進退可能に形成されるとともに、前記待機位置と前記進出位置との間で被洗浄車両に当接して洗浄を行い、
    所定の被洗浄車両の後面を洗浄する際に、前記サイドブラシの前記回転軸が傾斜するとともに前記ロッカーブラシが前記進出位置に配されることを特徴とする洗車方法。
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