JP5240224B2 - 洗車機および洗車方法 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば給油所に設置され洗車に使用される洗車機に関し、特に、サイドブラシを移動しながら被洗浄車両の側面と前面および後面を洗車する洗車機および洗車方法に関する。
従来、給油所などに設置されている洗車機は、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両に貯液タンクに貯留された液剤や洗浄水を噴射して洗車を行う構成とされている。また、液剤や洗浄水を噴射しながらブラッシングして洗浄することや、洗浄後に風を吹き付けて乾燥することが行われている。
洗浄工程においては、先ず、洗浄水を用いて汚れを落とし、次いでシャンプーなどの液剤を用いて洗浄し、さらに洗浄水を用いて水洗いする。この洗浄工程の後で、各送風ノズルから送風して乾燥する乾燥工程が行われる。また、必要に応じてワックスや撥水コートなどの液剤塗布工程を適宜組み合わせて洗車を行う。このように、洗車の際に用いる液剤としては、各種のシャンプーやワックスやコート類が用いられており、それぞれ専用の貯液タンクに貯留され、タンク内に挿入されたチューブを介して、洗車工程の処理に応じて噴射され消費される。また、複数の洗車モードから所望のモードを選択し、使用する液剤の種類を選択して所定の洗車モードに設定する操作パネルやリモートパネルを備えている。操作パネルは洗車機本体に配設しているが、リモートパネルは洗車機本体から離れた位置に設置して、このリモートパネルと操作パネルとを電気的に接続して、リモートパネルに設定された洗車モードにより、洗車機を駆動可能にしている。
操作パネルやリモートパネルを備える洗車機の一例について図6および図7を用いて説明する。この洗車機WAは、複数のブラシを備える洗浄部材と、ブロワと複数の送風ノズルを備える乾燥部材とを一体に装着し、被洗浄車両CAを跨ぐように門型とされる洗車機本体1を備えた構成であり、被洗浄車両CAと洗車機本体1を前後方向に相対移動させながら、複数の貯液タンクに貯留された液剤をそれぞれ水により希釈して前記被洗浄車両へ噴射して、前記被洗浄車両の洗車を行う。
例えば、洗車機本体1が、車輪3を介してレール2上に沿って走行移動する構成とし、被洗浄車両CAを、該被洗浄車両CAを跨ぐ門型とされる洗車機の左右一対のレール間の所定の位置に停車して、洗車機本体1に設置する操作パネル7もしくは洗車機本体1から離れた位置に設置するリモートパネル7Aに、所望の洗車モードを設定し、スタートボタンを操作して、洗車操作を開始する。
門型の洗車機本体1は、被洗浄車両CAを洗浄するブラシとして、例えば、被洗浄車両CAの上面を洗浄するトップブラシ4と、被洗浄車両CAの両側面と前後面を洗浄する左右一対のサイドブラシ5と、被洗浄車両CAの両側面下部を洗浄する左右一対のロッカーブラシ6を備えている。
また、ブラッシングの際に使用する洗浄水や各種液剤を噴射する各種ノズルや各種液剤を貯液する貯液タンクを備えている。各種液剤を貯液する複数の貯液タンクは、洗車機本体1に設けられるタンク収納部60に収納されており、電磁式の開閉弁と副給水ホースを備える分配配管部61を介して各ノズルに分配している。液剤を噴射するノズルとしては、例えば、第一浄水ノズル11、第一洗剤ノズル12、第二浄水ノズル13、撥水コートノズル14、第二洗剤ノズル15、ワックスノズル16などが配設されている。
さらに、乾燥のために、ブロワ20と該ブロワ20からの送風を吹き付ける昇降自在なトップ送風ノズル21と左右一対のサイド送風ノズル22を備えている。また、洗車機本体1に配設する操作パネル7、もしくは、洗車機本体1から離れた位置に設置するリモートパネル7Aを介して、洗車機WAの駆動条件を設定し、設定された条件に基づいて洗車機WAを駆動する構成としている。8は、被洗浄車両CAの有無および車高を検知するセンサであって、例えば、光電センサや超音波を利用したソニックセンサが好適に用いられる。
操作パネル7やリモートパネル7Aには、水洗いモードや、洗剤を用いた洗浄モードや、ワックスを塗布するワックスモードや、撥水剤をコートする撥水モードなどの各種洗車モードを選択する選択ボタンや、ブラシの回転数を制御するブラシ回転スイッチや、スタート・ストップボタンなどが設けられている。
また、洗車機本体1を、洗浄部材を備えた洗浄機本体と乾燥部材を備えた乾燥機本体との別体として、それぞれが、被洗浄車両CAを跨ぐように門型とされ、被洗浄車両CAと洗浄機本体と乾燥機本体とを前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両CAの洗車を行う構成の洗車機も知られている。この構成であっても、各種ブラシと各種ノズルを備え、操作パネル7もしくはリモートパネル7Aを備えていることは同じである。
上記した従来の洗車機WAにおいて、被洗浄車両CAの側面や前面、後面を洗浄するサイドブラシ5は、車幅の異なる複数タイプの被洗浄車両CAの側面にブラシを当接させてブラッシングしたり、前面や後面に回り込んでブラッシングしたりするために、車両の正面側から見た左右方向に移動自在とされている。
また、車体表面から突出して装着されているドアミラーやフェンダーポールやリヤミラーなどの装備品を傷付けることなく洗車するために、種々の工夫がなされている。例えば、車形検出センサを設けてこの車形検出センサが突出した装備品を検出すると、その位置でのブラシの回転数を低速にしているものがある。また、車形検出センサにより検出された装備品部分を退避するように移動させてブラシを直接当接させないようにしているものもある。また、洗車モードを設定する際に、装備品の種類とその配設部位を設定可能として、予め設定された部位を退避するように各回転ブラシを操作駆動する洗車モードを備えているものもある。
また、洗車の際に、回転ブラシを用いずに、洗浄液を高圧噴射するだけで洗車を行う洗車装置も既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−321066号公報
洗浄水や洗剤などの洗浄液を高圧噴射することで、車体表面の汚れを落として洗浄することはできるが、より高級な仕上がりを得るためにはブラッシングして洗車することが好ましい。しかし、ドアミラーやフェンダーポールやリヤミラーなどの車体表面から突出した装備品に、回転するブラシが当接すると、強く当りすぎて傷めてしまう虞が生じるので、できれば当接させたくない。
また、これらの車体から突出した装備品のみを高圧噴射される洗浄液を用いて洗浄することが想定されるが、このための噴射ノズルはそれぞれの突出物に接近させることが求められる。しかし、この噴射ノズルをスライド移動するスライド駆動装置を新たに設置することは、設備のコストアップに繋がり好ましくない。また、噴射ノズルを設けるための新たなスペースを必要とすることも、洗車機のコンパクト化にとって好ましくない。
そのために、ドアミラーやフェンダーポールやリヤミラーなどの車体から突出した装備品を、ブラシを用いずに安全に洗車可能とする洗車方法が好ましく、新たな設置スペースや新たなスライド駆動装置を設けることなく、洗浄液を高圧噴射する噴射ノズルを設置できる洗車機であることが好ましい。
本発明は、上記問題点に鑑み、車体の側面をブラッシングするサイドブラシを備えると共に、ドアミラーやフェンダーポールやリヤミラーなどの車体表面から突出した装備品は、新たな設置スペースや新たなスライド駆動装置を設けることなく設置可能な噴射ノズルを用いて洗車可能な洗車機および洗車方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、被洗浄車両の側面を洗浄するために、上下方向のブラシ軸を回転して洗浄する左サイドブラシと右サイドブラシとの左右一対のサイドブラシを有し、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら洗車を行う洗車機であって、前記左右一対のサイドブラシは、洗車機本体の上部の幅方向に配設される走行レールにそれぞれ往復移動自在に装着される第一および第二走行ホルダーを介して前記ブラシ軸が回転自在に吊り下げ状態に支持されていると共に、前記走行レールの前記第一および第二走行ホルダーの間に、これらの走行ホルダーとは独立して往復移動自在な第三走行ホルダーを設け、該第三走行ホルダーに、洗浄液を高圧噴射する噴射ノズルを装着したことを特徴としている。
この構成によると、左右一対のサイドブラシを支持している走行レールに装着される第三走行ホルダーを往復移動して所望の位置に噴射ノズルを移動させることができる構成となるので、この噴射ノズルを用いて被洗浄車両の所望の部位に洗浄液を高圧噴射して洗車可能な構成となる。また、第一、第二、第三それぞれの走行ホルダーをそれぞれ往復移動自在としているので、サイドブラシを用いて洗車することも、噴射ノズルを用いて洗車することも、両方同時に用いて洗車することも可能となって、洗車スタイルの多様化を図ることができる。また、この噴射ノズルを、既設の走行レールに装着するので、新たな設置スペースや新たなスライド駆動装置を設ける必要がない。このように、本発明によれば、新たな設置スペースや新たなスライド駆動装置を設けることなく設置可能な噴射ノズルを用いて洗車可能な洗車機を得ることができる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記右サイドブラシが前記走行レールに沿って移動自在な第一走行ホルダーに支持され、前記左サイドブラシが第二走行ホルダーに支持されており、これらの走行ホルダーと前記第三走行ホルダーとのそれぞれの走行ホルダーが、走行モータと該走行モータにより駆動される走行車輪と、前記走行ホルダーを前記走行レールに沿って摺動自在に支持する案内ローラと、をそれぞれ備えていることを特徴としている。この構成によると、洗車機に対する被洗浄車両の左右方向の位置がずれた位置であっても、左右の第一、第二走行ホルダー、及び噴射ノズルを備える第三走行ホルダーの駆動をそれぞれ独立して行うことで、左右のサイドブラシや噴射ノズルを適当な位置に配置することができ、安定した洗浄が可能となる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記噴射ノズルが、幅方向に三個のノズルが所定間隔で配設された三連噴射ノズルであることを特徴としている。この構成によると、第三走行ホルダーを所定位置に移動してこの噴射ノズルから高圧噴射するだけでも、所定の広範囲を洗浄可能となり、ドアミラーやフェンダーポールやリヤミラーなどの車体表面から突出した装備品のサイズに係らずに確実に洗車可能となる。
また本発明は、被洗浄車両の側面を洗浄するために、上下方向のブラシ軸を回転して洗浄する左サイドブラシと右サイドブラシとの左右一対のサイドブラシを有し、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら洗車を行う洗車方法であって、前記左右一対のサイドブラシは、洗車機本体の上部の幅方向に配設される走行レールにそれぞれ往復移動自在に装着される第一および第二走行ホルダーを介して回転自在に吊り下げ状態に支持されており、さらに、前記走行レールの前記第一および第二走行ホルダーの間に、これらの走行ホルダーとは独立して往復移動自在な第三走行ホルダーを設け、該第三走行ホルダーに、洗浄液を高圧噴射する噴射ノズルを装着して、サイドブラシを用いて洗車することと、噴射ノズルを用いて洗車することを選択自在としたことを特徴としている。
この構成によると、サイドブラシを用いて洗車することも、噴射ノズルを用いて洗車することも、両方同時に用いて洗車することも可能となって、洗車スタイルの多様化を図ることができる。また、この噴射ノズルを、既設の走行レールに装着するので、新たな設置スペースや新たなスライド駆動装置を設ける必要がない。このように、本発明によれば、新たな設置スペースや新たなスライド駆動装置を設けることなく設置可能な噴射ノズルを用いて洗車可能な洗車方法を得ることができる。
本発明によれば、左右一対のサイドブラシを移動自在に支持する走行レールに、洗浄液を高圧噴射する噴射ノズルを移動自在に設けるので、ドアミラーやフェンダーポールやリヤミラーなどの車体表面から突出した装備品は、新たな設置スペースや新たなスライド駆動装置を設けることなく設置可能な噴射ノズルを用いて洗車可能となる洗車機および洗車方法を得ることができる。また、サイドブラシを用いて洗車することと、噴射ノズルを用いて洗車することを選択自在とする洗車方法としたので、洗車スタイルの多様化を図ることが可能な洗車方法を得ることができる。
本発明に係る噴射ノズルを備える洗車機の概略正面図である。 噴射ノズルを用いた洗浄の様子を示す概略正面図である。 噴射ノズルを用いた洗浄の様子を示す概略正面図である。 噴射ノズルを用いた洗浄の様子を示す概略側面図である。 噴射ノズルを用いた洗浄の様子を示す概略側面図である。 洗車機の概略正面図である。 洗車機の全体構成を示す概略説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。また、同一構成部材については同一の符号を用い、詳細な説明は適宜省略する。
本実施形態の洗車機WAは、洗車機本体と被洗浄車両とを前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両の洗車を行う洗車機であって、先に説明した図7に示す洗車機WBと同様な構成とされている。そのために、車輪3を介してレール2上に沿って走行移動する門型の洗車機本体1に、被洗浄車両CAの上面を洗浄するトップブラシ4と、被洗浄車両CAの両側面と前後面を洗浄する左右一対のサイドブラシ5と、被洗浄車両CAの両側面下部の足回りを洗浄する左右一対のロッカーブラシ6を備え、乾燥のために、ブロワ20と該ブロワ20からの送風を吹き付ける昇降自在なトップ送風ノズル21と左右一対のサイド送風ノズル22を備えた構成は同じである。
左右一対のサイドブラシ5は、洗車機本体1の上部の幅方向に配設される走行レール30に、被洗浄車両の正面側から見た左右方向に移動自在に吊り下げ状態に支持され、且つ、それぞれのブラシ軸がそれぞれ走行ホルダーに回転自在に支持されて構成されている。例えば、図1に示すように、向かって右側の右サイドブラシ5Aが第一走行ホルダー50Aに回転可能に支持され、向かって左側の左サイドブラシ5Bが第二走行ホルダー50Bに回転可能に支持されている。
また、本実施形態では、走行レール30の第一走行ホルダー50Aと第二走行ホルダー50Bの間に第三走行ホルダー50Cを設け、該第三走行ホルダー50Cに、洗浄液を高圧噴射する噴射ノズル10を装着した構成としている点が異なる。
右サイドブラシ5Aと左サイドブラシ5Bは、それぞれが揺動支持部51を介して揺動自在に吊り下げられ、それぞれの走行ホルダー(第一走行ホルダー50A、第二走行ホルダー50B)を介して走行レール30に沿って往復移動自在な構成とされている。また、別に設ける回転駆動用モータによってブラシ軸が回転可能とされる。そのために、ブラシを被洗浄車両の傾斜した側面部に対応して傾斜させて当接させた状態で回転させることができる。つまり、サイドブラシを被洗浄車両の側面部に合致させてブラッシングすることが可能な構成である。
また、第一走行ホルダー50Aと第二走行ホルダー50Bとをそれぞれ独立して走行可能としているので、洗車機本体1に対する被洗浄車両の左右方向の位置がずれた位置であっても、左右のサイドブラシ5A、5Bを適当な位置に配置して所望の洗浄効果を発揮して、安定した洗車が可能となる。
また、噴射ノズル10を備える第三走行ホルダー50Cも走行レール30に沿って移動自在な構成とされているので、回転ブラシを当接させたくない部位では、該当するサイドブラシを退避させて、その部位を洗浄する適当な位置に噴射ノズル10を移動して洗浄液を高圧噴射して洗車を行うことが可能となる。
揺動支持部51を介して揺動自在に吊り下げられているサイドブラシ5を用いて被洗浄車両CAの側面を洗浄する際には、例えば、それぞれのサイドブラシ5を被洗浄車両CAの側面に当接させ、さらに少し進めて揺動支持部51を介して所定角度傾斜させた後、所定距離戻してその傾斜を小さくした位置でそれぞれのサイドブラシ5を回転操作して、車体側面への押し付け強さを緩和してそれぞれの側面の洗車を同時に行う。また、この際にこの洗浄する傾斜した姿勢を維持するために、ウエイトの付勢力を利用して押し付け強さを得る場合もある。
しかし、車体表面から突出して設けられているドアミラーやフェンダーポールやリヤミラーなどの装備品は、回転するブラシが当接すると、強く当りすぎて傷めてしまう虞が生じるので、回転するサイドブラシを用いずに洗浄することが好ましい。また、洗浄液を高圧噴射して洗浄する際には、洗浄液を正確に洗浄する部位に吹き付けることが肝要であるので、洗浄液を噴射する噴射ノズルを被洗浄部位に接近させることが好ましい。そのために、図2を用いて、噴射ノズルによりフェンダーポール81部を洗浄する本実施形態に係る洗車方法について説明する。
図2は、例えば、向かって右側のフェンダーポール81を洗浄しているところを示しており、向かって右側の右サイドブラシ5Aを退避させて、フェンダーポール81の真上に噴射ノズル10を備える第三走行ホルダー50Cを移動している。この状態で、噴射ノズル10から洗浄液を高圧噴射してフェンダーポール81部の洗浄を行う。
噴射ノズル10は、一個のノズルとし、幅方向に第三走行ホルダー50Cを往復移動させながら高圧噴射させるものでもよいが、幅方向に三個のノズル10a、10b、10cが所定間隔で配設された三連噴射ノズルとするのが好ましい。ノズル10aは噴射領域A1、ノズル10bは噴射領域A2、ノズル10cは噴射領域A3と、それぞれ所定角度に噴射しているので、第三走行ホルダー50Cを所定位置に停止してこの3連噴射ノズル型の噴射ノズル10から高圧噴射するだけで、所定の広範囲を洗浄可能となり、フェンダーポール81およびその周辺を確実に洗車可能となる。
このように、左右一対のサイドブラシ5(右サイドブラシ5A、左サイドブラシ5B)を移動自在に支持する走行レール30に第三走行ホルダー50Cを装着し、この第三走行ホルダー50Cに噴射ノズル10を配設することで、被洗浄車両CAの任意の部位に噴射ノズル10を移動させて、洗浄液を高圧噴射して洗車することができる。
また、第三走行ホルダー50Cを、左右一対のサイドブラシの間、つまり、第一走行ホルダー50Aと第二走行ホルダー50Bとの間に配設することで、噴射ノズル10は、被洗浄車両CAの幅方向の全域に亘って移動可能となる。また、洗車機本体1が被洗浄車両CAの長さ方向に相対移動可能であるので、噴射ノズル10は、被洗浄車両CAの長さ方向の全域に亘って移動可能となる。つまり、第三走行ホルダー50Cを、第一走行ホルダー50Aと第二走行ホルダー50Bとの間に往復移動自在に配設することで、噴射ノズル10は、被洗浄車両CAの車体表面の全面に亘って移動自在な構成となる。
そのために、この噴射ノズル10を用いて、被洗浄車両CAの側面に設けられているドアミラー80部や前面(フロント部)に設けられているフェンダーポール81部や後面(リヤ部)に設けられているリヤミラー82部も洗浄可能となる。次に、図3を用いてリヤミラー82部を洗浄する方法について説明する。
例えば、被洗浄車両CAの洗車モードを設定する際に、装備品としてリヤミラーありが設定されると、当該装備品を損傷しないような洗車モードが設定される。つまり、リヤミラー82部では、ブラシ洗浄を行わず、サイドブラシ5を退避させて、噴射ノズル10により洗浄液の高圧噴射による洗浄を行う。
図に示すように、リヤミラー82が向かって左側に設置されている場合には、向かって左側の左サイドブラシ5Bを退避させて、リヤミラー82の真上に噴射ノズル10を備える第三走行ホルダー50Cを移動して停止させる。この接近した状態で、噴射ノズル10から洗浄液を高圧噴射してリヤミラー82部の洗浄を行う。
また、前述した通り、3連噴射ノズル型の噴射ノズル10から高圧噴射するだけで、所定の広範囲を洗浄可能となるので、リヤミラー82およびその周辺を確実に洗車可能となる。
このとき、向かって右側の右サイドブラシ5Aを用いて、被洗浄車両CAの後面をブラシ洗浄することも可能である。
走行レール30はその端部軸を軸受け体41に支持され、図示しない駆動装置を介して車両の前後方向に揺動自在な構成とされている。また、前後傾斜検出センサ42を備えており、該センサを介して前後方向の傾斜を検知する構成としている。
向かって右側の右サイドブラシ5Aは第一走行ホルダー50Aを介して図中の矢印D1方向に摺動移動し、向かって左側の左サイドブラシ5Bは第二走行ホルダー50Bを介して図中の矢印D2方向に摺動移動して、左右一対のサイドブラシ5を被洗浄車両の両側部に対して開閉操作する構成としている。
それぞれの走行ホルダー50A、50B、50Cは、それぞれ図1に示すように、ホルダー本体31に、走行モータ32と該走行モータ32により駆動される走行車輪33と、走行ホルダーを走行レール30に沿って摺動自在に支持する案内ローラ34とを備えている。また、サイドブラシ5のブラシ軸を回転駆動する駆動部材と、ブラシ軸を揺動自在に支持する揺動支持部51と、ブラシ軸の揺動角度を検知する揺動角度検知センサとを備えている。
揺動支持部51は、ブラシ軸を回転自在且つ揺動自在に支持する構成であれば、どのような構成でもよい。例えば、ブラシ軸を回転自在に支持する支持部を一体に揺動自在な構成とすることも、ブラシ軸を、回転軸と固定軸との二重構成とし、固定軸を揺動自在に支持し、この固定軸内部に回転可能に回転軸を装着する構成とすることもできる。
また、サイドブラシ5を上下二段式として、それぞれを別個に回転駆動する構成とすることができる。さらに、図示していないが、第一走行ホルダー50A、第二走行ホルダー50Bの開閉方向のそれぞれの限度を規定する開限センサや閉限センサを設けることもできる。
上記構成のサイドブラシ5(5A、5B)を用いることで、それぞれの走行ホルダー50A、50Bを走行レール30に沿って摺動移動して、左右一対のサイドブラシ5を左右に開閉移動可能となる。また、それぞれのサイドブラシ5を車両の側面に当接させ所定角度揺動した姿勢で停止させることも、この停止後に所定の戻し距離、車両から離間させることも可能となる。また、サイドブラシ5とは別に噴射ノズル10を所定位置まで移動して洗浄液を高圧噴射して洗車することも可能である。
このように、本実施形態によれば、サイドブラシ5(5A、5B)を用いて洗車することも、噴射ノズル10を用いて洗車することも、両方同時に用いて洗車することも可能となり、洗車スタイルの多様化を図ることができる。また、ドアミラー80やフェンダーポール81やリヤミラー82などの車体表面から突出している装備品は、洗車モードを設定する際に、それぞれ、ドアミラーあり、フェンダーポールあり、リヤミラーありをボタン設定して、洗車機にこれらの車体表面から突出した装備品に回転ブラシを当接させずに噴射ノズルから洗浄液を高圧噴射して洗車を実行するように予め設定することができる。
また、車両の外形を検知する車形検知センサを介して、車体表面から突出している装備品を検知して、これらの装備品を損傷しないように、これらの装備品に回転ブラシを当接させずに洗浄液を高圧噴射して洗車を実行する構成としてもよい。さらに、ボタン設定と車形検知センサとを組み合わせて、予め設定した洗車モードを車形検知センサを介して確認しながら洗車を行う構成とすることも可能である。
例えば、図4に示すように、車形検知センサとしてエリアセンサ9を設け、該エリアセンサ9がフェンダーポール81を検知すると、サイドブラシ5が被洗浄車両CAのフロント部を洗浄する際に、噴射ノズル10を用いてフェンダーポール81部に洗浄液を高圧噴射して洗浄を行う。
また、エリアセンサ9がリヤミラー82を検知すると、図5に示すように、サイドブラシ5が被洗浄車両CAのリヤ部を洗浄する際に、噴射ノズル10を用いてリヤミラー82部に洗浄液を高圧噴射して洗浄を行う。
このようにサイドブラシ5の走行レールに噴射ノズル10を設置する構成では、エリアセンサ9が所定の装備品を検知した後で、離間距離L離れた位置まで洗車機本体1が移動して所定の洗浄操作を行うので、噴射ノズル10の動作開始までに時間的な余裕があることになって好ましいといえる。
また、被洗浄車両のフロント部に装着されたフロント装備品(例えば、フェンダーポール、フェンダーミラー、アンダーミラーなど)やリヤ部に装着されたリヤ装備品(例えば、リヤミラー、リヤタイヤなど)を洗浄する際には、洗車機本体を停止した状態でサイドブラシを左右に開閉移動しながら洗浄操作を行うので、このサイドブラシの走行レール部に洗浄液を高圧噴射する噴射ノズルを設置することで、この噴射ノズルによる噴射部位への洗浄時間が増えて洗浄効果がアップする効果を発揮する。
上記したように、本実施形態に係る洗車方法は、上下方向のブラシ軸を回転して洗浄する左サイドブラシと右サイドブラシとの左右一対のサイドブラシを有し、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら洗車を行う洗車機の洗浄方法であって、洗車機本体の上部の幅方向に配設される走行レールにそれぞれ往復移動自在に装着される第一および第二走行ホルダーを介して、前記左右一対のサイドブラシを回転自在に、また、吊り下げ状態に支持し、さらに、走行レールの第一走行ホルダーと第二走行ホルダーの間に、これらの走行ホルダーとは独立して往復移動自在な第三走行ホルダーを設け、該第三走行ホルダーに、洗浄液を高圧噴射する噴射ノズルを装着して、サイドブラシを用いて洗車することと、噴射ノズルを用いて洗車することを選択自在とした洗車方法である。
そのために、例えば、洗車モードとして、フェンダーポールありを選択して設定すると、フェンダーポールに到達するまでは、サイドブラシを車体表面に当接させてブラシを回転させながら移動して洗車を行う。それから、サイドブラシがフェンダーポール近辺に到達すると、サイドブラシを移動して車体表面から退避させ、噴射ノズルをフェンダーポール部の真上に移動して洗浄液を所定範囲に亘って高圧噴射する洗車を行う。
また、車形検知センサを介して、車体表面から突出した装備品を検知したときには、この突出物は、回転ブラシを用いずに、噴射ノズルを用いて洗車する洗車モードを選択して設定することで、車形検知センサで検知した形状に従って、回転ブラシもしくは噴射ノズルのいずれかを用いて洗車を行う洗車方法とすることができる。
上記のような洗車方法とすることで、回転してブラッシングするサイドブラシを当接させたくない部位は洗浄液を高圧噴射して洗浄することが可能な洗車方法となる。また、回転ブラシを用いた洗車と洗浄液を高圧噴射する洗車とを組み合わせた洗車も実行可能な構成となるので、洗車スタイルの多様化を図ることができて好適である。
上記したように本発明に係る洗車機によれば、左右一対のサイドブラシを支持している走行レールに噴射ノズルを移動自在に装着しているので、新たな設置スペースや新たなスライド駆動装置を設けることなく、所望の位置に噴射ノズルを移動して、被洗浄車両の所望の部位を洗浄可能な構成となる。
また、本発明に係る洗車方法によれば、車体表面から突出した装備品は、新たな設置スペースや新たなスライド駆動装置を設けることなく設置可能な噴射ノズルを用いて洗車可能となる。また、サイドブラシを用いて洗車することも、噴射ノズルを用いて洗車することも、両方同時に用いて洗車することも可能となるので、洗車スタイルの多様化を図ることができる。
そのために、本発明に係る洗車機および洗車方法は、車体表面から突出した装備品を備えた被洗浄車両を安全に洗車可能となって、各種洗車モードや各種オプションを備え、各種車両に対応した洗車機を設置する洗車場の洗車機および洗車機を用いた洗車方法として好適に適用される。
1 洗車機本体
2 レール
3 車輪
5 サイドブラシ
10 噴射ノズル
30 走行レール
50A 第一走行ホルダー
50B 第二走行ホルダー
50C 第三走行ホルダー
51 揺動支持部
CA 被洗浄車両
WA 洗車機(本発明の)
WB 洗車機(従来の)

Claims (4)

  1. 被洗浄車両の側面を洗浄するために、上下方向のブラシ軸を回転して洗浄する左サイドブラシと右サイドブラシとの左右一対のサイドブラシを有し、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら洗車を行う洗車機であって、
    前記左右一対のサイドブラシは、洗車機本体の上部の幅方向に配設される走行レールにそれぞれ往復移動自在に装着される第一および第二走行ホルダーを介して前記ブラシ軸が回転自在に吊り下げ状態に支持されていると共に、
    前記走行レールの前記第一および第二走行ホルダーの間に、これらの走行ホルダーとは独立して往復移動自在な第三走行ホルダーを設け、該第三走行ホルダーに、洗浄液を高圧噴射する噴射ノズルを装着したことを特徴とする洗車機。
  2. 前記右サイドブラシが前記走行レールに沿って移動自在な第一走行ホルダーに支持され、前記左サイドブラシが第二走行ホルダーに支持されており、これらの走行ホルダーと前記第三走行ホルダーとのそれぞれの走行ホルダーが、走行モータと該走行モータにより駆動される走行車輪と、前記走行ホルダーを前記走行レールに沿って摺動自在に支持する案内ローラと、をそれぞれ備えていることを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 前記噴射ノズルが、幅方向に三個のノズルが所定間隔で配設された三連噴射ノズルであることを特徴とする請求項1または2に記載の洗車機。
  4. 被洗浄車両の側面を洗浄するために、上下方向のブラシ軸を回転して洗浄する左サイドブラシと右サイドブラシとの左右一対のサイドブラシを有し、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら洗車を行う洗車方法であって、
    前記左右一対のサイドブラシは、洗車機本体の上部の幅方向に配設される走行レールにそれぞれ往復移動自在に装着される第一および第二走行ホルダーを介して回転自在に吊り下げ状態に支持されており、
    さらに、前記走行レールの前記第一および第二走行ホルダーの間に、これらの走行ホルダーとは独立して往復移動自在な第三走行ホルダーを設け、該第三走行ホルダーに、洗浄液を高圧噴射する噴射ノズルを装着して、サイドブラシを用いて洗車することと、噴射ノズルを用いて洗車することを選択自在としたことを特徴とする洗車方法。
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