JP2017073227A - 磁気リードスイッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】可動電極と固定電極との接触および離脱を良好にする。
【解決手段】第1表面を有する基板と、前記基板の前記第1表面に固定された基部、一端が前記基部に接続された梁部、および、前記梁部の他端に接続され、前記基板に対し可動な可動部、を有する第1構造体と、前記基板の前記第1表面に固定され、前記第1構造体の前記可動部に対向するよう配置された第2構造体と、前記第1構造体の少なくとも前記可動部に形成された第1磁性層と、前記第2構造体に形成された第2磁性層と、を有し、前記第1構造体が、前記第1表面と平行な第1面、および、少なくとも前記可動部において前記第2構造体と対向する第2面、を有し、前記第2構造体が、前記第1表面と平行な第3面、および、前記第1構造体の少なくとも前記可動部と対向する第4面、を有し、前記第1磁性層と前記第2磁性層とが接した状態で、前記第2面と前記第4面とが平行な位置関係になる磁気リードスイッチを提供する。
【選択図】図1
【解決手段】第1表面を有する基板と、前記基板の前記第1表面に固定された基部、一端が前記基部に接続された梁部、および、前記梁部の他端に接続され、前記基板に対し可動な可動部、を有する第1構造体と、前記基板の前記第1表面に固定され、前記第1構造体の前記可動部に対向するよう配置された第2構造体と、前記第1構造体の少なくとも前記可動部に形成された第1磁性層と、前記第2構造体に形成された第2磁性層と、を有し、前記第1構造体が、前記第1表面と平行な第1面、および、少なくとも前記可動部において前記第2構造体と対向する第2面、を有し、前記第2構造体が、前記第1表面と平行な第3面、および、前記第1構造体の少なくとも前記可動部と対向する第4面、を有し、前記第1磁性層と前記第2磁性層とが接した状態で、前記第2面と前記第4面とが平行な位置関係になる磁気リードスイッチを提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、磁気リードスイッチに関する。
たとえば特許文献1は、磁気リードスイッチとして機能する機構デバイスを開示する。当該機構デバイスは、基板の上に下部電極と上部電極が固定され、下部電極には下部電極磁性材料が設けられ、上部電極から延び出る梁の先部に梁部磁性材料が設けられて、梁部磁性材料が下部電極磁性材料の上方に隙間を介して対向している。外部磁界が与えられると、梁部磁性材料と下部電極磁性材料とが磁化されて互いに吸引されて接触し、下部電極と上部電極との間に電流が流れる。なお、当該機構デバイスにおいて、上部電極と梁は、金で形成されている。
たとえば特許文献2は、磁気リードスイッチとして機能する他の機構デバイスを開示する。当該他の機構デバイスは、基板の上に第1の銅箔と第2の銅箔が設けられ、第1の銅箔から片持ち梁部が延び出て、片持ち梁部の先部に上部電極が設けられている。前記片持ち梁部は金で形成され、前記上部電極は、磁性体であるニッケル層とその表面の金で構成されている。下部電極は、前記第2の銅箔が金で覆われて形成されており、上部電極と下部電極が上下に対向している。
上記した特許文献1、2に記載の機構デバイスは、基板の下方に配置された磁石から磁場が発生すると、この磁場に上部電極が引き付けられ、上部電極が下部電極に接触して、両電極間に電流が流れるよう機能する。
特許文献1、2に記載の機構デバイスは、いずれも上部電極に磁性材料が設けられているが、この磁性材料を支持する梁部が金で形成されている。しかし、金は軟質な材料であり剛性がきわめて低く、磁性材料を有する比較的質量の大きい上部電極を金で動作自在に支持するのは困難である。特に、特許文献1と特許文献2では、いずれも上部電極が上下に動くものであり、上下に動く上部電極を金の梁部で安定して支えることは難しい。
そこで、本発明者らは、可動電極部を支持する梁部の高剛性化等を目的として、支持部と、前記支持部から延びる梁部と、前記梁部の先部に設けられた可動電極部と、前記可動電極部に対向する固定電極部とを有し、前記固定電極部が磁性材料層を有しており、前記梁部がシリコン層を有し、前記可動電極部が、前記梁部から連続する前記シリコン層と、少なくとも一部が前記シリコン層に重ねられた磁性材料層とを有する磁気リードスイッチを提案した。当該磁気リードスイッチは、可動電極部を支える弾性変形可能な梁部がシリコン層を有しているため、質量が比較的大きい可動電極部を、シリコン層で支えることができ、可動電極部を長期間にわたって安定した姿勢で動作させることができる。
なお、当該磁気リードスイッチは、前記梁部が、前記シリコン層に重ねられた磁性材料層を有しており、前記磁性材料層は、前記梁部から前記可動電極部まで連続しているものが好ましく、前記シリコン層は、前記支持部と前記梁部と前記可動電極部に連続して設けられているものとして構成できる。この場合、前記支持部が、前記シリコン層に重ねられた磁性材料層を有していることが好ましい。また、前記固定電極部が、シリコン層とその上に重ねられた前記磁性材料層とを有しているものとして構成できる。
また、当該磁気リードスイッチは、シリコン基板上に、酸化シリコンのアンカー層が設けられ、前記アンカー層の上に前記支持部を構成する前記シリコン層と前記固定電極部を構成する前記シリコン層が固定されているものが好ましい。このようにシリコン基板とアンカー層をSOI(Silicon on Insulator)構成とすることで、磁気リードスイッチを薄型で小型に構成することができる。
また、当該磁気リードスイッチは、前記固定電極部では、前記磁性材料層がその下に位置する前記シリコン層よりも前記可動電極部側へ膨らみを有し、前記可動電極部では、前記磁性材料層がその下に位置する前記シリコン層よりも前記固定電極部側へ膨らみを有しているものが好ましい。当該構成により、可動電極部が動作したときに可動電極部の磁性材料層と固定電極部の磁性材料層とが接触しやすくなり、可動電極部と固定電極部との間の通電を確実に行うことができるようになる。
上記の通り提案の磁気リードスイッチは、磁性材料層を有する可動電極部がシリコン層を有する梁部で支持されているため、可動電極部をしっかりと支持することができ、長い期間動作を継続しても、可動電極部の振れ動作を安定して継続でき、リードスイッチの信頼性を高めることができる等、多大な利点を有する。しかし、本発明者らの継続した実験検討により、以下のような課題を認識するに至った。
すなわち、シリコン層に支持される磁性層(磁性材料層)は、外部磁界を検出する機能があり、検出感度を大きくする観点から、磁性層の厚みは大きい方が好ましい。しかし、磁性層を厚くすると、シリコン層の側面に回り込んだ磁性層が、シリコン層の底部に達してしまい、シリコン層の可動性を阻害してしまう。このため、シリコン層の上面に形成する磁性層の厚みは、シリコン層の厚みで制限され、シリコン層の厚み以上の磁性層を形成することが困難であった。
また、シリコン層上面の磁性層はメッキ法を用いて形成されるが、当該メッキ法を用いた磁性層の形成過程において、磁性層の異常成長がしばしば観測された。当該異常成長は、磁性層を厚く形成しようとする場合、隣接する電極における磁性層等、本来離間して形成されなければならない磁性層間が繋がって形成される等の不具合を発生し、製品不良の原因になる可能性がある。
また、提案の磁気リードスイッチにおいては、アンカー層にシリコン基板を熱酸化した酸化シリコンを用い、当該酸化シリコンからなるアンカー層を除去することで可動部分を構成する。熱酸化により得られる酸化シリコンの厚さは1μm程度であり、メッキ工程でのリンス液などの液体の回り込みを確保する必要がある。その対応の一例としてアンカー層の厚みを増やすことが挙げられるが、アンカー層となる酸化シリコンを厚く形成するとアンカー層の膜質や膜厚均一性が低下し、剥離する可能性も生じ、好ましくない。
さらに、提案の磁気リードスイッチでは、可動電極部と固定電極部の平面形状によっては、電極の端部等で接触することとなり、良好な接触状態を確保することができない恐れがある。その一方、可動電極部と固定電極部の接触面積を大きくする観点から面接触となる形状を選択すると、両電極の剥離が難しくなる場合があり、好ましくない。よって、両電極の接触抵抗は十分小さく、かつ、両電極を離したい場合は容易に離れることができるような電極形状が望まれる。
本発明の目的は、シリコン層の厚みに関わらず、シリコン層の上面に形成する磁性層の厚みを大きくすることが可能な技術を提供することにある。また、本発明の目的は、磁性層をメッキ法で形成する際の異常成長に起因する不良を低減することにある。本発明の目的は、アンカー層となる酸化シリコン層の厚みが小さい場合であっても、可動電極となる部分の形成を適正に行うことができる技術を提供することにある。また、本発明の目的は、可動電極と固定電極との接触および離脱を良好にする技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、第1表面を有する基板と、前記基板の前記第1表面に固定された基部、一端が前記基部に接続された梁部、および、前記梁部の他端に接続され、前記基板に対し可動な可動部、を有する第1構造体と、前記基板の前記第1表面に固定され、前記第1構造体の前記可動部に対向するよう配置された第2構造体と、前記第1構造体の少なくとも前記可動部に形成された第1磁性層と、前記第2構造体に形成された第2磁性層と、を有し、前記第1構造体が、前記第1表面と平行な第1面、および、少なくとも前記可動部において前記第2構造体と対向する第2面、を有し、前記第2構造体が、前記第1表面と平行な第3面、および、前記第1構造体の少なくとも前記可動部と対向する第4面、を有し、前記第1磁性層と前記第2磁性層とが接した状態で、前記第2面と前記第4面とが平行な位置関係になる磁気リードスイッチを提供する。
前記第2面に形成された前記第1磁性層に第1突起部を有してもよい。前記第1構造体の前記第2面に突起が形成され、当該突起により前記第1磁性層の前記第1突起部が形成される第1の構成、または、前記第1面の外周領域を除く内側領域に第1下地層が形成され、前記第1下地層に、前記第2面方向の突パターンが形成され、前記突パターンにより前記第1磁性層の前記第1突起部が形成される第2の構成、の何れかの構成を有してもよい。前記第4面に形成された前記第2磁性層に第2突起部を有してもよい。前記第2構造体の前記第4面に突起が形成され、当該突起により前記第2磁性層の前記第2突起部が形成される第3の構成、または、前記第3面の外周領域を除く内側領域に第2下地層が形成され、前記第2下地層に、前記第4面方向の突パターンが形成され、前記突パターンにより前記第2磁性層の前記第2突起部が形成される第4の構成、の何れかの構成を有してもよい。
前記基板の前記第1表面に固定され、前記第2構造体に対し直線状に配置され、且つ、前記第1構造体の前記可動部に対向するよう配置された第3構造体と、前記第3構造体に形成された第3磁性層と、をさらに有し、前記第3構造体が、前記第1表面と平行な第5面、および、前記第1構造体の少なくとも前記可動部と対向する第6面、を有し、前記第1磁性層、前記第2磁性層および前記第3磁性層が接した状態で、前記第2面、前記第4面および前記第6面が平行な位置関係になってもよい。前記第6面に形成された前記第3磁性層に第3突起部を有してもよい。前記第3構造体の前記第6面に突起が形成され、当該突起により前記第3磁性層の前記第3突起部が形成される第5の構成、または、前記第5面の外周領域を除く内側領域に第3下地層が形成され、前記第3下地層に、前記第6面方向の突パターンが形成され、前記突パターンにより前記第3磁性層の前記第3突起部が形成される第6の構成、の何れかの構成を有してもよい。
前記基板の前記第1表面に固定され、前記第1構造体、前記第2構造体その他の構造体を囲む第4構造体をさらに有し、前記第4構造体が、前記第1構造体の少なくとも前記可動部と対向する第7面、を有し、前記第4構造体の前記第7面に突起が形成されてもよい。前記第1構造体が、少なくとも前記可動部において前記第4構造体と対向する第8面を有し、前記第1磁性層が、前記第8面にも形成され、前記第8面に形成された前記第1磁性層に第4突起部を有してもよい。前記第1構造体の前記第8面に突起が形成され、当該突起により前記第1磁性層の前記第4突起部が形成される第7の構成、または、前記第1面の前記内側領域に形成された前記第1下地層に、前記第8面方向の突パターンが形成され、前記突パターンにより前記第1磁性層の前記第4突起部が形成される第8の構成、の何れかの構成を有してもよい。
前記第1下地層が、前記第1面の外周領域を除く内側領域に形成され、前記第1磁性層が、前記第1面および前記第2面に形成され、前記第2下地層が、前記第3面の外周領域を除く内側領域に形成され、前記第2磁性層が、前記第3面および前記第4面に形成され、前記第3下地層が、前記第5面の外周領域を除く内側領域に形成され、前記第3磁性層が、前記第5面および前記第6面に形成されてもよい。前記第1構造体と前記第1下地層との間に形成された第1絶縁層と、前記第2構造体と前記第2下地層との間に形成された第2絶縁層と、前記第3構造体と前記第3下地層との間に形成された第3絶縁層と、をさらに有し、前記第1絶縁層が、前記第1面と重複して、または前記第1面の外周を超えて形成され、前記第2絶縁層が、前記第3面と重複して、または前記第3面の外周を超えて形成され、前記第3絶縁層が、前記第5面と重複して、または前記第5面の外周を超えて形成されてもよい。
前記第1構造体と前記第3構造体とが一体に形成されてもよい。前記第1下地層および前記第1磁性層が、前記第1構造体の全体に形成されてもよい。前記基板を平面視した場合に前記梁部および前記可動部が位置する前記基板の領域に、溝を有してもよい。前記溝の側壁および底面に絶縁層を有してもよい。
図1は、磁気リードスイッチ100の概要を示した斜視図である。図2は、磁気リードスイッチ100の上面図であり、図3は、磁気リードスイッチ100の断面図である。図4は、磁気リードスイッチ100における各面を説明するための平面図である。図3の断面図は、図2におけるA部、B部およびC部の断面を繋げた概念的な図であり、現実の断面を示すものではない。
磁気リードスイッチ100は、第1表面102aを有する基板102を有する。基板102は、たとえばシリコンからなる。第1表面102aには、第1構造体110、第2構造体120、第3構造体130および第4構造体140が形成され、溝150を有する。第1表面102aには、電極部構造体170が形成され、電極部構造体170には電極パッド180が形成されている。第4構造体140の上部には、キャップ190が配置され、キャップ190および接着剤等のシール材192によって第1構造体110、第2構造体120および第3構造体130やその上に形成される素子部材が封止され、保護される。
第1構造体110は、基部110−1、梁部110−2および可動部110−3を有する。基部110−1は、基板102の第1表面102aに固定され、梁部110−2は、一端が基部110−1に接続される。可動部110−3は、梁部110−2の他端に接続され、基板102に対し可動である。第1構造体110は、たとえばシリコンからなる。
第1構造体110は、第1表面102aと平行な第1面110a、および、少なくとも可動部110−3において第2構造体120と対向する第2面110b、を有する。また、第1構造体110は、少なくとも可動部110−3において第4構造体140と対向する第8面110cを有する。
第1構造体110には、第1絶縁層112および第1下地層114が形成され、第1構造体110の基部110−1および可動部110−3には、第1磁性層116が形成されている。なお、第1磁性層116は第1構造体110の梁部110−2にも形成されていてもよい。つまり、第1下地層114および第1磁性層116が、第1構造体110の全体に形成されてもよい。
第2構造体120は、基板102の第1表面102aに固定され、第1構造体110の可動部110−3に対向するよう配置されている。第2構造体120は、たとえばシリコンからなる。第2構造体120は、第1表面102aと平行な第3面120a、および、第1構造体110の少なくとも可動部110−3と対向する第4面120bを有する。第2構造体120には、第2絶縁層122、第2下地層124および第2磁性層126が形成されている。
第3構造体130は、基板102の第1表面102aに固定され、第2構造体120に対し直線状に配置され、且つ、第1構造体110の可動部110−3に対向するよう配置される。第3構造体130は、たとえばシリコンからなる。第3構造体130は、第1表面102aと平行な第5面130a、および、第1構造体110の少なくとも可動部110−3と対向する第6面130b、を有する。第3構造体130には、第3絶縁層132、図示しない第3下地層および第3磁性層136が形成されている。なお、第1構造体110と第3構造体130とは一体に形成されている。しかし、第1構造体110と第3構造体130とを別箇に構成してもよい。
第4構造体140は、基板102の第1表面102aに固定され、第1構造体110、第2構造体120、第3構造体130その他の構造体を囲む。第4構造体140は、たとえばシリコンからなる。第4構造体140は、第1構造体110の少なくとも可動部110−3と対向する第7面140bを有する。
磁気リードスイッチ100に外部磁界が加わると、矢印160で示すような磁路が形成され、当該磁路を通過する磁束によって可動部110−3の第1磁性層116が第2磁性層126および第3磁性層136の方向に引き寄せられ、スイッチがON状態になる。
図5は、磁気リードスイッチ100における一部部材を示した平面図である。図5において、第1構造体110の可動部110−3、第2構造体120、第3構造体130を示しているが、各構造体には前記の通り絶縁層、下地層および磁性層が形成されており、絶縁層、下地層および磁性層について特に図示しないが、これら部材は各構造体の形状に即して形成されているものとする。
図5に示すように、第1磁性層116と第2磁性層126とが接した状態で、第2面110bと第4面120bとが平行な位置関係になる。このような位置関係となることで、第1磁性層116と第2磁性層126とがL1に沿って面接触または線接触に近い形態で接触することとなり、両磁性層を良好に接触することができる。スイッチ動作を安定化することができる。
図6から図8は、磁気リードスイッチ100の他の例における一部部材を示した平面図である。同図において、絶縁層、下地層および磁性層が各構造体の形状に即して形成されていることは図5の場合と同様である。図6に示す例では、第1磁性層116、第2磁性層126および第3磁性層が接した状態で、第2面110b、第4面120bおよび第6面130bが平行な位置関係になっている。図7の例では、第2構造体120および第3構造体130の一部で平行な位置関係になっている。図8の例では、第1構造体110の第2面110bを斜めにして第2面110b、第4面120bおよび第6面130bが平行な位置関係になるように構成している。これらの場合も、図5の例と同様な効果を得ることができる。
図5から図8に示した例では、接触面積が大きくなる利点があるものの、接触した後に磁性層が剥離されなくなる可能性がある、このような場合の剥離を容易にする観点から、図9から図14に示すような構成が採用できる。
図9から図14は、磁気リードスイッチ100のさらに他の例における一部部材を示した平面図である。同図において、第1構造体110の可動部110−3、第2構造体120、第3構造体130、第4構造体140を示しているが、前記の通り、第1構造体110、第2構造体120および第3構造体130には絶縁層、下地層および磁性層が形成されており、第4構造体140には絶縁層が形成されている。絶縁層、下地層および磁性層について特に図示しないが、これら部材は各構造体の形状に即して形成され、ているものとする。
図9に示すように、第2面110bに形成された第1磁性層116に第1突起部118を有する。また、図10に示すように、第4面120bに形成された第2磁性層126に第2突起部128を有し、第6面130bに形成された第3磁性層に第3突起部138を有する。これら突起部を有することで、一旦接触した磁性層を良好に分離(剥離)することができる。
なお、図11に示すように、第8面110cに形成された第1磁性層116に第4突起部119を有することができる。また、図12に示すように、第4構造体140の第7面140bに突起148が形成されてもよい。第1構造体110の第8面110cに第4突起部119を、第4構造体140の第7面140bに突起148を有することで、第1構造体110が第4構造体140に付着することを防止できる。なお、図13に示すように、第8面110cおよび第7面140bの両方に突起を設けても良い。
また、上記した突起部は、構造体自体に突起が形成されてもよく、下地層に突起が形成され、結果として磁性層に突起が形成されても良い。すなわち、第1構造体110の第2面110bに突起が形成され、当該突起により第1磁性層116の第1突起部118が形成される第1の構成、または、第1面110aの内側領域Iに形成された第1下地層114に、第2面110b方向の突パターンが形成され、突パターンにより第1磁性層116の第1突起部118が形成される第2の構成、の何れかの構成により第1突起部118が形成されてもよい。あるいは、第2構造体120の第4面120bに突起が形成され、当該突起により第2磁性層126の第2突起部128が形成される第3の構成、または、第3面120aの内側領域Iに形成された第2下地層124に、第4面120b方向の突パターンが形成され、突パターンにより第2磁性層126の第2突起部128が形成される第4の構成、の何れかの構成により第2突起部128が形成されてもよい。あるいは、第3構造体130の第6面130bに突起が形成され、当該突起により第3磁性層の第3突起部138が形成される第5の構成、または、第5面130aの内側領域Iに形成された第3下地層に、第6面130b方向の突パターンが形成され、突パターンにより第3磁性層の第3突起部138が形成される第6の構成、の何れかの構成により第3突起部138が形成されてもよい。あるいは、第1構造体110の第8面110cに突起が形成され、当該突起により第1磁性層116の第4突起部119が形成される第7の構成、または、第1面110aの内側領域Iに形成された第1下地層114に、第8面110c方向の突パターンが形成され、突パターンにより第1磁性層116の第4突起部119が形成される第8の構成、の何れかの構成により第4突起部119が形成されてもよい。
図15は、磁気リードスイッチ100の一部を拡大して示す断面図である。図15に示すように、第1下地層114は、第1面110aの外周領域Oを除く内側領域Iに形成され、第1磁性層116は、第1面110aおよび第2面110bに形成されている。第1磁性層116は、第8面110cにも形成されている。また、第2下地層124が、第3面120aの外周領域Oを除く内側領域Iに形成され、第2磁性層126が、第3面120aおよび第4面120bに形成されている。
第1磁性層116の形成には、第1下地層114に通電するメッキ法を用いことができ、メッキ法を用いる場合、メッキ範囲を規定するためのレジストパターンを第1下地層114上に形成しない場合には、メッキ層は、第1下地層114の表面および側面から等方的に、すなわち、第1面110aの垂直方向、第2面110b方向、第8面110c方向に成長する。そのため、仮に第1下地層114が外周領域Oまで存在し、可動部110−3の厚さと同等以上の厚さのメッキ層を形成する場合、形成されるメッキ層は、第2面110b、第8面110cを覆い、且つ、第1構造体110の底部やその下の基板に達し、可動部が固定化されてしまうおそれがある。
しかし、本実施形態の磁気リードスイッチ100では、第1下地層114が第1面110aの内側領域Iに形成され、外周領域Oに形成されない。このため、メッキ法により第1磁性層116を形成する際の横方向の膨らみ、つまり、第2面110bにおける第1磁性層116の成長を遅らせることができる。この結果、第1磁性層116を厚く形成しても、第1磁性層116が第1構造体110の底部に達することがなく、第1磁性層116を厚く形成することができる。第2下地層124についても同様のことが言える。
なお、第3構造体130における第3下地層についても同様のことが言える。すなわち、第3下地が、第5面130aの外周領域Oを除く内側領域Iに形成され、第3磁性層136が、第5面130aおよび第6面130bに形成されてもよい。
なお、図16に示すように、第1絶縁層112が、第1面110aと重複して、または第1面110aの外周を超えて形成され、第2絶縁層122が、第3面120aと重複して、または第3面120aの外周を超えて形成されていてもよい。この場合、メッキ法における異常成長を抑制して、磁気リードスイッチ100の信頼性を高めることができる。
すなわち、後に説明するように、第1下地層114や第2下地層124の形成には、金属層のドライエッチング法が用いられ、第1構造体110や第2構造体120等の形成には、シリコンの深堀エッチング法が用いられる。第1下地層114や第2下地層124を内側領域Iに形成する場合、第1下地層114や第2下地層124を形成するエッチングの際に、外側領域Oにエッチングの残渣物または再付着物が生成される場合がある。このような残渣物または再付着物は、第1磁性層116や第2磁性層126のメッキの際にメッキ異常成長を発生させる原因となるが、シリコン深堀エッチングに用いるレジストマスクを、第1絶縁層112や第2絶縁層122のパターンより小さく形成することで、シリコン深堀エッチングの際に前記したような残渣物または再付着物をエッチングされるシリコンと共に除去することができる。この結果、メッキ法における異常成長を抑制して、磁気リードスイッチ100の信頼性を高めることができる。なお、このような場合、外側領域Oにおける第1絶縁層112や第2絶縁層122は、シリコン深堀エッチングにおけるマスクとして機能することとなり、その結果、第1絶縁層112が、第1面110aと重複して、または第1面110aの外周を超えて形成され、第2絶縁層122が、第3面120aと重複して、または第3面120aの外周を超えて形成されることとなる。
なお、第3絶縁層132についても同様に、第5面130aと重複して、または第5面130aの外周を超えて形成されていてもよい。
図2に示すように、溝150は、基板102を平面視した場合に梁部110−2および可動部110−3が位置する基板102の領域に形成される。溝150を有することで、可動部を有する第1構造体110の形成を確実にすることができる。なお、溝150の側壁および底面に絶縁層152を形成してもよい。溝150により、メッキ工程でのリンス液の回り込みが良くなり、リンス不足の時の可動部固着を防止することができる。
図17から図24は、磁気リードスイッチ100の製造方法を工程順に示した断面図である。まず、図17に示すように、シリコンからなる基板102に、たとえばドライエッチング法により、溝150を形成する。次に図18に示すように、溝150の底面および側壁を含めた基板102に、たとえばシリコン酸化物からなる絶縁層152を形成し、シリコン層200を形成する。絶縁層152の形成には、たとえば熱酸化法を用いることができる。シリコン層200の形成には、たとえばシリコン基板の貼り合せおよびエッチバック法を用いることができる。
図19に示すように、シリコン層200の上面に、たとえばシリコン酸化物からなる絶縁層202およびメッキの下地層となる金属層204を形成する。絶縁層202および金属層204の形成には、たとえばスパッタ法を用いることができる。さらに、電極パッド180を、たとえばメッキ法により形成する。
図20に示すように、金属層204をパターニングして、第1下地層114、第2下地層124、第3下地層、第4構造体の下地層144、および電極パッドの下地層174を形成する。なお、第4構造の下地層144は無くても良い。さらに、図21に示すように、絶縁層202をパターニングして、第1絶縁層112、第2絶縁層122、第3絶縁層132、第4構造体の絶縁層142、および電極パッドの絶縁層172を形成する。このとき、先に形成した第1下地層114、第2下地層124等が内側領域Iに形成されるようにアライメントしてパターニングする。
図22に示すように、磁性層を形成しない第4構造体140の領域や第1構造体110の梁部110−2を絶縁層176で覆い、図23に示すように、シリコン層200をエッチングする。このエッチングにより、梁部110−2および可動部110−3が基板102から離れ、可動できるようになる。
図24に示すように、メッキ法を用いて下地層の露出されている部分に磁性層(第1磁性層116、第2磁性層126)を形成する。本実施の形態においては、下地層が内部領域に形成されているため、磁性層を厚く形成しても構造体の下部に達することはなく、厚い磁性層を形成することができる。なお、当該メッキ工程において、溝150が予め形成されているため、メッキ液やリンス液が滞りなく循環し、メッキ工程の信頼性を高めることができる。
100…磁気リードスイッチ、102…基板、102a…第1表面、110…第1構造体、110−1…基部、110−2…梁部、110−3…可動部、110a…第1面、110b…第2面、110c…第8面、112…第1絶縁層、114…第1下地層、116…第1磁性層、118…第1突起部、119…第4突起部、120…第2構造体、120a…第3面、120b…第4面、122…第2絶縁層、124…第2下地層、126…第2磁性層、128…第2突起部、130…第3構造体、130a…第5面、130b…第6面、132…第3絶縁層、136…第3磁性層、138…第3突起部、140…第4構造体、140b…第7面、142…絶縁層、144…下地層、148…突起、150…溝、152…絶縁層、170…電極部構造体、172…絶縁層、174…下地層、176…絶縁層、180…電極パッド、190…キャップ、192…シール材、200…シリコン層、202…絶縁層、204…金属層、I…内側領域、O…外周領域。
Claims (17)
- 第1表面を有する基板と、
前記基板の前記第1表面に固定された基部、一端が前記基部に接続された梁部、および、前記梁部の他端に接続され、前記基板に対し可動な可動部、を有する第1構造体と、
前記基板の前記第1表面に固定され、前記第1構造体の前記可動部に対向するよう配置された第2構造体と、
前記第1構造体の少なくとも前記可動部に形成された第1磁性層と、
前記第2構造体に形成された第2磁性層と、を有し、
前記第1構造体が、前記第1表面と平行な第1面、および、少なくとも前記可動部において前記第2構造体と対向する第2面、を有し、
前記第2構造体が、前記第1表面と平行な第3面、および、前記第1構造体の少なくとも前記可動部と対向する第4面、を有し、
前記第1磁性層と前記第2磁性層とが接した状態で、前記第2面と前記第4面とが平行な位置関係になる
磁気リードスイッチ。 - 前記第2面に形成された前記第1磁性層に第1突起部を有する
請求項1に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記第1構造体の前記第2面に突起が形成され、当該突起により前記第1磁性層の前記第1突起部が形成される第1の構成、または、
前記第1面の外周領域を除く内側領域に第1下地層が形成され、前記第1下地層に、前記第2面方向の突パターンが形成され、前記突パターンにより前記第1磁性層の前記第1突起部が形成される第2の構成、の何れかの構成を有する
請求項2に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記第4面に形成された前記第2磁性層に第2突起部を有する
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記第2構造体の前記第4面に突起が形成され、当該突起により前記第2磁性層の前記第2突起部が形成される第3の構成、または、
前記第3面の外周領域を除く内側領域に第2下地層が形成され、前記第2下地層に、前記第4面方向の突パターンが形成され、前記突パターンにより前記第2磁性層の前記第2突起部が形成される第4の構成、の何れかの構成を有する
請求項4に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記基板の前記第1表面に固定され、前記第2構造体に対し直線状に配置され、且つ、前記第1構造体の前記可動部に対向するよう配置された第3構造体と、
前記第3構造体に形成された第3磁性層と、をさらに有し、
前記第3構造体が、前記第1表面と平行な第5面、および、前記第1構造体の少なくとも前記可動部と対向する第6面、を有し、
前記第1磁性層、前記第2磁性層および前記第3磁性層が接した状態で、前記第2面、前記第4面および前記第6面が平行な位置関係になる
請求項1から請求項5の何れか一項に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記第6面に形成された前記第3磁性層に第3突起部を有する
請求項6に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記第3構造体の前記第6面に突起が形成され、当該突起により前記第3磁性層の前記第3突起部が形成される第5の構成、または、
前記第5面の外周領域を除く内側領域に第3下地層が形成され、前記第3下地層に、前記第6面方向の突パターンが形成され、前記突パターンにより前記第3磁性層の前記第3突起部が形成される第6の構成、の何れかの構成を有する
請求項7に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記基板の前記第1表面に固定され、前記第1構造体、前記第2構造体その他の構造体を囲む第4構造体をさらに有し、
前記第4構造体が、前記第1構造体の少なくとも前記可動部と対向する第7面、を有し、
前記第4構造体の前記第7面に突起が形成されている
請求項1から請求項8の何れか一項に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記第1構造体が、少なくとも前記可動部において前記第4構造体と対向する第8面を有し、
前記第1磁性層が、前記第8面にも形成され、
前記第8面に形成された前記第1磁性層に第4突起部を有する
請求項9に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記第1構造体の前記第8面に突起が形成され、当該突起により前記第1磁性層の前記第4突起部が形成される第7の構成、または、
前記第1面の前記内側領域に形成された前記第1下地層に、前記第8面方向の突パターンが形成され、前記突パターンにより前記第1磁性層の前記第4突起部が形成される第8の構成、の何れかの構成を有する
請求項10に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記第1下地層が、前記第1面の外周領域を除く内側領域に形成され、前記第1磁性層が、前記第1面および前記第2面に形成され、
前記第2下地層が、前記第3面の外周領域を除く内側領域に形成され、前記第2磁性層が、前記第3面および前記第4面に形成され、
前記第3下地層が、前記第5面の外周領域を除く内側領域に形成され、前記第3磁性層が、前記第5面および前記第6面に形成されている
請求項6から請求項11の何れか一項に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記第1構造体と前記第1下地層との間に形成された第1絶縁層と、
前記第2構造体と前記第2下地層との間に形成された第2絶縁層と、
前記第3構造体と前記第3下地層との間に形成された第3絶縁層と、をさらに有し、
前記第1絶縁層が、前記第1面と重複して、または前記第1面の外周を超えて形成され、
前記第2絶縁層が、前記第3面と重複して、または前記第3面の外周を超えて形成され、
前記第3絶縁層が、前記第5面と重複して、または前記第5面の外周を超えて形成されている
請求項6から請求項12の何れか一項に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記第1構造体と前記第3構造体とが一体に形成されている
請求項1から請求項13の何れか一項に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記第1下地層および前記第1磁性層が、前記第1構造体の全体に形成されている
請求項1から請求項14の何れか一項に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記基板を平面視した場合に前記梁部および前記可動部が位置する前記基板の領域に、溝を有する
請求項1から請求項15の何れか一項に記載の磁気リードスイッチ。 - 前記溝の側壁および底面に絶縁層を有する
請求項16に記載の磁気リードスイッチ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018183520A (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-22 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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2015
- 2015-10-05 JP JP2015197911A patent/JP2017073227A/ja not_active Withdrawn
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