JP2016177988A - 磁気リードスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 可動電極部を支持する梁部の剛性を高めることができ、しかも小型に構成できる磁気リードスイッチを提供する。
【解決手段】 基板2上に第1のアンカー層4aを介して支持部5aが形成され、支持部5aから延びる梁部7aと梁部7aの先部の可動電極部7bが形成されている。また、第2のアンカー部4bを介して固定電極部6bが形成されている。支持部5aと梁部7aおよび可動電極部7bは、シリコン層11とその上に形成されたメッキ下地層12と、メッキ下地層12の上にメッキ形成された磁性材料層13とを有している。磁界が作用すると、可動電極部7bが磁化されて、固定電極部6bに接触して電極部6b,7b間に電流が流れる。梁部7aがシリコン層11を有しているため、可動電極部7bがしっかりと支えられるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定電極部と可動電極部とが対向し、外部磁界で磁化された可動電極部が固定電極部に接触する磁気リードスイッチに関する。
特許文献1と2には、磁気リードスイッチとして機能する機構デバイスが記載されている。
特許文献1に記載された機構デバイスは、基板の上に下部電極と上部電極が固定されている。下部電極には下部電極磁性材料が設けられ、上部電極から延び出る梁の先部に梁部磁性材料が設けられて、梁部磁性材料が下部電極磁性材料の上方に隙間を介して対向している。外部磁界が与えられると、梁部磁性材料と下部電極磁性材料とが磁化されて互いに吸引されて接触し、下部電極と上部電極との間に電流が流れる。前記機構デバイスでは、上部電極と梁が金で形成されている。
特許文献2に記載された機構デバイスは、基板の上に第1の銅箔と第2の銅箔が設けられ、第1の銅箔から片持ち梁部が延び出て、片持ち梁部の先部に上部電極が設けられている。前記片持ち梁部は金で形成され、前記上部電極は、磁性体であるニッケル層とその表面の金で構成されている。下部電極は、前記第2の銅箔が金で覆われて形成されており、上部電極と下部電極が上下に対向している。
この機構デバイスは、基板の下方に配置された磁石から磁場が発生すると、この磁場に上部電極が引き付けられ、上部電極が下部電極に接触して、両電極間に電流が流れる。
特開2004−335216号公報 特開2008−276971号公報
特許文献1と特許文献2に記載された機構デバイスは、いずれも上部電極に磁性材料が設けられているが、この磁性材料を支持する梁部が金で形成されている。しかし、金は軟質な材料であり剛性がきわめて低く、磁性材料を有する比較的質量の大きい上部電極を金で動作自在に支持するのは困難である。特に、特許文献1と特許文献2では、いずれも上部電極が上下に動くものであり、上下に動く上部電極を金の梁部で安定して支えることは難しい。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、可動電極部を支持する梁部の剛性を高めることができ、しかも小型に構成できる磁気リードスイッチを提供することを目的としている。
本発明は、支持部と、前記支持部から延びる梁部と、前記梁部の先部に設けられた可動電極部と、前記可動電極部に対向する固定電極部とを有する磁気リードスイッチにおいて、
前記固定電極部が磁性材料層を有しており、
前記梁部がシリコン層を有し、
前記可動電極部が、前記梁部から連続する前記シリコン層と、少なくとも一部が前記シリコン層に重ねられた磁性材料層とを有することを特徴とするものである。
本発明の磁気リードスイッチは、可動電極部を支える弾性変形可能な梁部がシリコン層を有しているため、質量が比較的大きい可動電極部を、シリコン層で支えることができ、可動電極部を長期間にわたって安定した姿勢で動作させることができる。
本発明は、前記梁部が、前記シリコン層に重ねられた磁性材料層を有しており、前記磁性材料層は、前記梁部から前記可動電極部まで連続しているものが好ましい。
上記構成では、シリコン層と磁性材料層とを積層することで梁部の剛性を高めることができるようになる。
本発明の磁気リードスイッチでは、前記シリコン層は、前記支持部と前記梁部と前記可動電極部に連続して設けられているものとして構成できる。
この場合に、前記支持部が、前記シリコン層に重ねられた磁性材料層を有していることが好ましい。
支持部に磁性材料層を設けると、この磁性材料層が、可動電極部と固定電極部に磁界を誘導する磁界誘導層として機能できるようになる。
本発明は、前記固定電極部がシリコン層とその上に重ねられた前記磁性材料層とを有しているものとして構成できる。
本発明の磁気リードスイッチは、シリコン基板上に、酸化シリコンのアンカー層が設けられ、前記アンカー層の上に前記支持部を構成する前記シリコン層と前記固定電極部を構成する前記シリコン層が固定されているものが好ましい。
上記構成では、SOI(Silicon on Insulator)を基本として薄型で小型に構成することが可能である。
本発明の磁気リードスイッチは、前記固定電極部では、前記磁性材料層がその下に位置する前記シリコン層よりも前記可動電極部側へ膨らみを有し、前記可動電極部では、前記磁性材料層がその下に位置する前記シリコン層よりも前記固定電極部側へ膨らみを有しているものが好ましい。
上記構成では、可動電極部が動作したときに可動電極部の磁性材料層と固定電極部の磁性材料層とが接触しやすくなり、可動電極部と固定電極部との間の通電を確実に行うことができるようになる。
本発明では、前記固定電極部は、前記シリコン層の前記可動電極部に対向する部分に段差部が形成されて、前記固定電極部を形成する前記シリコン層の表面から前記段差部までメッキ下地層が形成され、
前記可動電極部は、前記シリコン層の前記固定電極部に対向する部分に段差部が形成されて、前記可動電極部を形成する前記シリコン層の表面から前記段差部までメッキ下地層が形成されており、
前記固定電極部を形成する前記磁性材料層と、前記可動電極部を形成する前記磁性材料層は、前記メッキ下地層の上に形成されたメッキ層であることが好ましい。
あるいは、前記固定電極部は、前記シリコン層の前記可動電極部に対向する部分に傾斜部が形成されて、前記固定電極部を形成する前記シリコン層の表面から前記傾斜部までメッキ下地層が形成され、
前記可動電極部は、前記シリコン層の前記固定電極部に対向する部分に傾斜部が形成されて、前記可動電極部を形成する前記シリコン層の表面から前記傾斜部までメッキ下地層が形成されており、
前記固定電極部を形成する前記磁性材料層と、前記可動電極部を形成する前記磁性材料層は、前記メッキ下地層の上に形成されたメッキ層であることが好ましい。
上記のように、シリコン層に形成された段差部または傾斜部の表面にメッキ下地層を形成すると、磁性材料層をメッキで形成する際に、段差部または傾斜部の上に膨らみ部を安定して成長させることができ、しかも膨らみ部がシリコン層上に強固に固定されるようになる。
さらに、本発明の磁気リードスイッチは、前記可動電極部を形成する前記磁性材料層が、少なくとも前記固定電極部と対向する表面に接触金属層が形成され、前記固定電極部を形成する前記磁性材料層は、少なくとも前記可動電極部と対向する表面に接触金属層が形成されているものが好ましい。
本発明の磁気リードスイッチは、前記固定電極部と離れて形成されて前記可動電極部に対向する磁気吸引部が設けられて、前記磁気吸引部が磁性材料を有しており、前記固定電極部と前記磁気吸引部との距離の最小値よりも、前記可動電極部と前記固定電極部との距離の最小値の方が小さいものとして構成できる。
本発明の磁気リードスイッチは、磁性材料層を有する可動電極部がシリコン層を有する梁部で支持されているため、可動電極部をしっかりと支持することができ、長い期間動作を継続しても、可動電極部の振れ動作を安定して継続でき、リードスイッチの信頼性を高めることができる。
また、本発明は、SOI構成で製造できるため、小型で薄型に構成することが可能である。
本発明の第1の実施の形態の磁気リードスイッチの外観を示す斜視図、 図1に示す磁気リードスイッチの製造方法を工程別に示す説明図、 図2に示す工程に続く製造工程を示す説明図、 (A)は完成した第1の実施の形態の磁気リードスイッチの断面図、(B)はその平面図、 図1に示す磁気リードスイッチをV−V線で切断した断面図、 本発明の第1の実施の形態の磁気リードスイッチの変形例の製造方法を工程別に示す説明図、 本発明の第2の実施の形態の磁気リードスイッチの平面図、 本発明の第3の実施の形態の磁気リードスイッチの平面図、 本発明の第4の実施の形態の磁気リードスイッチの平面図、
図1と図4に基づいて本発明の第1の実施の形態の磁気リードスイッチ1の構造とその動作を説明する。図4(A)は、図4(B)をA−A線で切断した断面図である。
磁気リードスイッチ1は基板2を有している。基板2はシリコン(Si)基板である。図1と図4(A)に示すように、基板2の下面は熱酸化処理されて熱酸化膜である酸化シリコン(SiO2)層3が形成されている。基板2の上面も熱酸化処理されて酸化シリコン層4が形成されている。下側の酸化シリコン層3は加工されることはないが、上側の酸化シリコン層4は加工されてその一部が除去される。図4(B)に破線で示されているように、上側の酸化シリコン層4によって、第1のアンカー層4aと第2のアンカー層4bが形成され、さらに基板2の周囲を囲む枠層4cが形成されている。アンカー層4a,4bと枠層4c以外の領域で酸化シリコン層4が除去されている。
図1と図4(B)に示すように、第1のアンカー層4aの上には、第1の固定層5が形成されており、第2のアンカー層4bの上に第2の固定層6が固定されている。第1の固定層5からは、Y1方向へ延び出る可動層7が一体に設けられている。基板2と可動層7との間には、アンカー層(酸化シリコン層4)が設けられておらず、可動層7と基板2との間に隙間が形成されて、可動層7が基板2上で動くことができるようになっている。
第1の固定層5には、第1の支持部5aと磁気吸引部5bとが一体に形成されている。第2の固定層6には、第2の支持部6aと固定電極部6bとが一体に形成されている。可動層7は、第1の支持部5aから延び出る梁部7aと、梁部7aの先部に一体に形成された可動電極部7bを有している。梁部7aは、基板2の表面に沿うX方向へ弾性的に撓み変形可能である。
図1と図4(A)に示すように、第1の固定層5と第2の固定層6および可動層7は、いずれも基板2側からシリコン(Si)層11と、メッキ下地層12と、メッキ層である磁性材料層13とが積層されて構成されている。磁性材料層13はNiFe合金(ニッケル−鉄合金)であり、メッキ下地層12はNiFeのスパッタ膜である。磁性材料層13とメッキ下地層12は、CoFe合金(コバルトー鉄合金)、CoNiFe(コバルト−ニッケル−鉄合金)など、種々の磁性材料から選択して形成することが可能である。
少なくとも固定電極部6bと可動電極部7bは、シリコン層11が各電極部6b,7bの形状に切り出された後に、その上に前記磁性材料層13が電界メッキ工程で形成される。図5に示す形状のシリコン層11上に磁性材料層13がメッキ成長していく過程で、固定電極部6bに形成された磁性材料層13は、可動電極部7bに対向する側部に膨らみ部13aが形成される。可動電極部7bに形成された磁性材料層13も、固定電極部6bに対向する側部に膨らみ部13bが形成される。そのため、外部磁界が与えられたときの磁気吸引力Fによって、可動電極部7bが固定電極部6bに向けて動いたときに、膨らみ部13aと膨らみ部13bとが当接し、磁性材料層13どうしが確実に接触できるようになり、固定電極部6bと可動電極部7bとの間に電流通路が形成されやすくなる。
NiFeなどの磁性材料は大気に露出していると表面に自然酸化膜が形成されやすく、固定電極部6bと可動電極部7bの安定した電気的接触が得られないおそれがある。そこで、図5に示すように、固定電極部6bを形成している磁性材料層13の表面のうちの少なくとも可動電極部7bに対向する部分に接触金属層14が形成されている。可動電極部7bにおいても磁性材料層13の表面のうちの少なくとも固定電極部6bに対向する部分に接触金属層14が形成されている。
接触金属層14は、イリジウム(Ir)やルテニウム(Ru)またはパラジウム(Pd)などの白金族の金属層で形成されている。酸化しづらく、機械的強度の高い白金族を固定電極部6bと可動電極部7bの表面に形成することで、電極部間の接触と導通を安定させることができる。接触金属層14は磁性材料層13の成形時に連続してメッキ工程で形成される。あるいは、接触金属層14がスパッタ工程などで形成されてもよい。
なお、白金族をメッキ工程で形成する場合には、その応力を緩和するバッファー層として磁性材料層13と接触金属層14との間に金(Au)の下地層を形成することが好ましい。
次に、前記磁気リードスイッチ1の動作を説明する。
この磁気リードスイッチ1は、Y1方向の外部磁場に敏感に反応しやすくなっている。
図1に示すように、Y1方向に向く外部磁界Bは、第1の支持部5aの磁性材料層13に引き寄せられ、磁束Φはその磁性材料層13の内部を通過して、磁気吸引部5bから可動電極部7bを経て固定電極部6bまで導かれる。
磁気吸引部5bを形成する磁性材料層13は、固定電極部6bと可動電極部7bとの対向範囲W1よりもY2側においてY方向に細長く延びており、さらに、磁気吸引部5bと可動電極部7bとの対向範囲W2よりもY2方向へ長く延びている。第1の固定層5と第2の固定層6をY方向に細長く形成することで、磁性材料層13は、磁気異方性によりY方向が磁気容易軸となる。
そのため、磁気吸引部5bを形成する磁性材料層13とさらに第1の支持部5aを形成する磁性材料層13が磁気誘導層となり、第1の支持部5aに引き寄せられた磁束Φが、磁気吸引部5b内を経て、固定電極部6bと可動電極部7bとの対向範囲W1まで効果的に導かれる。磁気誘導層としての機能はY1方向に向く外部磁界とY2方向に向く外部磁界の双方に対して発揮できる。
この磁束Φが可動電極部7bと固定電極部6bにおいて互いに対向する磁性材料層層13を通過することにより、可動電極部7bの磁性材料層13と固定電極部6bの磁性材料層13は、その対向部が逆の磁気磁極となり、可動電極部7bに固定電極部6bに向かう磁気吸引力Fが作用する。また、可動電極部7bと磁気吸引部5bとの対向部においても、それぞれの磁性材料層13が逆の磁気極性となるため吸引力を発揮し、可動電極部7bを固定電極部6bに向かわせる磁気吸引力Fが増強される。この磁気吸引力Fは、対向する磁性材料層13を通過する前記磁束Φの密度が高いほど強くなる。
このように増強された磁気吸引力Fにより、梁部7aが弾性的に撓み、可動電極部7bが固定電極部6bに接触する。第1の固定層5と第2の固定層6には、図示しない配線層から通電されており、可動電極部7bと固定電極部6bとが接触すると、第1の固定層5と第2の固定層6との間に電流が流れ、スイッチがONとなる。
なお、図1と図4(B)に示すように、磁気吸引部5bと固定電極部6bとの対向間隔の最小値よりも、磁気吸引部5bと可動電極部7bとの対向間隔の最小値の方が小さいことが好ましい。同様に、磁気吸引部5bと固定電極部6bとの対向間隔の最小値よりも、固定電極部6bと可動電極部7bとの対向間隔の最小値の方が小さいことが好ましい。これにより、磁気吸引部5b内を通過する磁束Φが固定電極部6bよりも可動電極部7bに導かれやすくなり、磁束Φが磁気吸引力Fに寄与しやすくなる。これはY2方向に向く磁束Φが、固定電極部6bから可動電極部7bに向かうときも同じである。
図5に示すように、固定電極部6bでは、磁性材料層13が膨らみ部13aを有し、可動電極部7bでも、磁性材料層13が膨らみ部13bを有しているため、可動電極部7bが磁気吸引力Fによって動いたときに、磁性材料層13どうしが確実に接触できるようになり、両電極部7b,6b間の通電を確実に形成することができる。
この磁気リードスイッチ1は、磁気吸引部5bならびに第1の支持部5aを形成する磁性材料層13が磁気誘導層として機能しているため、Y1方向に向く外部磁界Bが、第1の支持部5aに捕捉されさらに磁気吸引部5bに導かれて、可動電極部7bを構成する磁性材料層13と固定電極部6bを構成する磁性材料層13に効果的に与えられる。よって、可動電極部7bと固定電極部6bに与えられる磁束Φの密度を高くでき、外部磁界Bが比較的小さくても動作できるようになり、動作感度を高くできる。また、可動電極部7bが固定電極部6bと磁気吸引部5bの双方に対向しているため、固定電極部6bと磁気吸引部5bの双方で可動電極部7bを動作させるための磁気吸引力Fが発揮されるため、動作速度が速くなり動作応答性が良好になる。
図1と図4(B)に示すように、この磁気リードスイッチ1では、固定電極部6bが、可動電極部7bとの対向範囲W1よりもY1側に細長く延びており、固定電極部6bを形成する磁性材料層13と第2の支持部6aを形成する磁性材料層13が磁気誘導層として機能している。よって、Y2方向に向く磁界も、第2の支持部6aに引き寄せられ、Y方向に細長く形成された固定電極部6bの磁性材料層13を通過して、可動電極部7bに効果的に導かれるようになる。よって、Y2方向に向く磁界に対しても、高い感度で動作できるようになる。
図7ないし図9には、本発明の他の実施の形態の磁気リードスイッチが平面図で示されている。図7ないし図9の実施の形態において、前記第1の実施の形態の磁気リードスイッチ1と同じ機能を発揮する要素には同じ符号を付して、詳しい説明を省略する。
図7に示す本発明の第2の実施の形態の磁気リードスイッチ1Aは、第1の支持部5aから梁部7aが延びて、梁部7aの先部に可動電極部7bが設けられている。第1の支持部5aと梁部7aおよび可動電極部7bは、連続するシリコン層11とその上に形成されたメッキ下地層12とその上にメッキ工程で形成された磁性材料層13とで構成されている。第1の支持部5aは、基板2上において酸化シリコン層4で形成されたアンカー層を介して固定されているが、梁部7aと可動電極部7bは、基板2の上で拘束されておらず、自由に動くことができる。
磁気吸引部5bは第1の支持部5aと分離して形成されており、基板2の表面に形成されたアンカー層上に固定されている。第1の支持部5aと磁気吸引部5bと固定電極部6bはY方向に並んでいる。また、磁気吸引部5bと固定電極部6bはY方向へ細長く形成されている。磁気吸引部5bと固定電極部6bはシリコン層11とメッキ下地層12と磁性材料層13が重ねられて構成されている。そして、可動電極部7bが固定電極部6bと磁気吸引部5bの双方に対向している。
第2の実施の形態の磁気リードスイッチ1Aは、磁気吸引部5bと第1の支持部5aが、固定電極部6bと可動電極部7bとの対向範囲W1よりもY2側に位置する磁気誘導層となっているため、Y1方向に向く外部磁界Bに対して良好な感度を持つようになる。
Y1方向へ向く外部磁界Bは、第1の支持部5aを構成する磁性材料層13に引き寄せられ、磁気吸引部5bを構成する磁性材料層13で導かれて、可動電極部7bから固定電極部6bに与えられる。磁気吸引部5bと第1の支持部5aが磁気誘導層として機能しているため、可動電極部7bに導かれる磁束Φの密度を高くでき、外部磁界Bが比較的弱くても感度良く動作できるようになる。また、可動電極部7bが磁気吸引部5bと固定電極部6bの双方に対向しているため、磁気吸引力Fが大きく、動作速度を速くでき、動作応答性に優れたものとなる。
また、固定電極部6bは、前記対向範囲W1よりもY1側に細長く延びているため、固定電極部6bを形成する磁性材料層13が磁気誘導層として機能できるようになる。よって、Y2方向に向かう外部磁界Bも、対向範囲W1の領域に効果的に導かれ、Y2方向に向かう外部磁界Bに対してもある程度高い感度を得ることができる。
図8に示す本発明の第3の実施の形態の磁気リードスイッチ1Bは、図7に示す磁気リードスイッチ1Aから磁気吸引部5bを除去したものに相当している。
この磁気リードスイッチ1Bは、可動電極部7bと固定電極部6bの対向範囲W1よりも磁界の上流側であるY2側に磁性材料層13を有する第1の支持部5aが設けられ、この磁性材料層13が磁気誘導層として機能している。そのため、Y1方向へ向かう磁束が第1の支持部5aで引き寄せられて、磁界Bが、可動電極部7bと固定電極部6bとの対向部に効果的に導かれる。
この磁気リードスイッチ1Bは、磁気吸引部5bが存在していないため、可動電極部7bの磁性材料層13と固定電極部6bと磁性材料層13との対向部の磁極のみによって、可動電極部7bに磁気吸引力Fが作用する。動作応答性は第1の実施の形態および第2の実施の形態よりもやや劣るので、比較的大きな外部磁界を検知するのに適している。
図9に示す第4の実施の形態の磁気リードスイッチ1Cは、図8に示す磁気リードスイッチ1Bに設けられているのと同じ第1の支持部5aが、可動電極部7bとY方向に並ぶ位置に設けられている。この磁気リードスイッチ1Cにおいても、第1の支持部5aに設けられた磁性材料層13が磁気誘導層として機能し外部磁界Bが引き寄せられて、可動電極部7bと固定電極部6bとの対向範囲W1に磁束を効果的に与えることが可能になる。
図8に示す磁気リードスイッチ1Bと図9に示す磁気リードスイッチ1Cは、いずれも固定電極部6bを形成する磁性材料層13が対向範囲W1よりもY1方向に細長く延びているため、この磁性材料層13が磁気誘導層として機能し、Y2方向へ向かう外部磁界Bにも反応できるようになる。
前記各実施の形態の磁気リードスイッチ1,1A,1B,1Cは、SOI構造を使用したものであるため、薄型で小型で形成することができる。第1の固定層5と第2の固定層6および可動層7を含む領域の面積は、1.5mm×0.5mm以下であり、可動電極部7bの平面形状は300μm×100μm以下である。また、外部磁界Bが作用していないときの可動電極部7bと固定電極部6bの対向ギャップは、20μm以下である。ただし、これら寸法は一例であり、本発明はこれら寸法のものに限定されるものではない。
なお、前記実施の形態では、可動電極部7bにおいて、シリコン層11と磁性材料層13とがほぼ同じ面積を有しているが、シリコン層11よりも磁性材料層13の面積が大きく、磁性材料層13の一部のみがシリコン層11に重ねられていてもよい。
また、梁部7aが磁性材料層13を有せず、シリコン層11とメッキ下地層12との2層、あるいはシリコン層11の1層で形成されていてもよい。
梁部7aに導かれた磁束は磁気吸引部5bと可動電極部7bとの間を通過できないため、梁部7aが磁性材料層13を有していると、梁部7aにも磁束の一部が導かれて磁気吸引力Fが低下しやすい。そこで、梁部7aが磁性材料層13を有さないようにすることで、磁気吸引力Fの低下を抑制することができる。
次に、本発明の第1の実施の形態の磁気リードスイッチ1の製造方法を説明する。
図2と図3は、磁気リードスイッチ1の製造方法を工程別に示している。図2(A)(C)(E)(G)と図3(A)(C)(D)(E)は、図4(A)に相当する断面図であり、図2(B)(D)(F)(H)と図3(B)は、図4(B)に相当する平面図である。
図2(A)(B)に基板2が示されている。基板2はシリコン(Si)基板であり、熱酸化処理が行われて、下面に酸化シリコン層(SiO2層)3が形成され、上面に酸化シリコン層4が形成されている。なお、熱酸化処理を行わずに、CVD法などによって、基板2の上面にのみ酸化シリコン層(SiO2層)を形成してもよい。
図2(C)(D)の工程では、基板2の上面の酸化シリコン層4をエッチングし、酸化シリコン層4で第1のアンカー層4aと第2のアンカー層4bおよび枠層4cを形成し、それ以外の領域の酸化シリコン層4を除去する。
図2(E)(F)の工程では、第1のアンカー層4aと第2のアンカー層4bおよび枠層4cにシリコン層11を重ねて固定する。この工程では、図示するシリコン層11よりも厚いシリコンウエハーを重ねる。そして、250℃程度に加熱して基板2とシリコンウエハーとを加圧し、いわゆるヒュージョン(Fusion)接合によって、第1のアンカー層4aと第2のアンカー層4bおよび枠層4cとシリコンウエハーとを接合する。そして、シリコンウエハーの上面を研磨してある程度薄くしたシリコン層11を形成する。
図2(E)(F)で形成された積層体は、一般のSOI基板に相当しており、きわめて薄型に構成することができる。
図2(G)(H)では、シリコン層11の表面にNiFe合金などのメッキ下地層12をスパッタ工程などによって形成する。
図3(A)(B)では、メッキ下地層12の上にレジスト樹脂を塗工し、硬化後に露光現像して、メッキ下地層12の一部を覆うレジスト層21を形成する。図3(B)に示すように、レジスト層21は、図4(B)に示す第1の固定層5と第2の固定層6および可動層7の形状と同じパターンで形成される。
図3(C)では、イオンミリングによって、レジスト層21で覆われていない領域のメッキ下地層12を除去する。その結果、メッキ下地層12は、シリコン層11の表面において、第1の固定層5と第2の固定層6および可動層7に対応する領域にのみ残される。
図3(D)では、ディープRIEエッチング処理により、レジスト層21とメッキ下地層12で覆われていない部分のシリコン層11を除去する。なお、ここでは、レジスト層21を除去した後に、メッキ下地層12をマスクとして使用し、ディープRIEエッチングによって、メッキ下地層12に覆われていない領域のレジスト層21を除去してもよい。
図3(E)に示すように、レジスト層21を除去すると、第1のアンカー層4aの上に、第1の固定層5と可動層7の形状をしたシリコン層11とメッキ下地層12が残り、第2のアンカー層4bの上に、第2の固定層6の形状をしたシリコン層11とメッキ下地層12が残る。
その後に、メッキ下地層12を電極として使用し、電気メッキ工程によって磁性材料層13を形成する。磁性材料層13は、例えばNiFe合金層である。さらに、連続メッキによって、磁性材料層13の表面に、金の層とイリジウム層やルテニウム層を連続して積層し、図5に示す接触金属層14を形成する。
以上の工程により、図4(A)(B)に示すように、第1のアンカー層4aの上に固定された第1の固定層5と、これに連続する可動層7、および第2のアンカー層4b上に固定された第2の固定層6が、シリコン層11とメッキ下地層12および磁性材料層13の3層構造で形成される。
前記工程では、図3(E)に示すように、シリコン層11とメッキ下地層12の積層体を、第1の固定層5と第2の固定層6ならびに可動層7の形状とした後に、メッキ下地層12の上に磁性材料層13と接触金属層14をメッキ工程で形成しているため、図5に示すように、可動電極部7bでは、磁性材料層13にシリコン層11よりも固定電極部6b側へ突出する膨らみ部13bが形成され、固定電極部6bでは、磁性材料層13にシリコン層11よりも可動電極部7b側へ突出する膨らみ部13aが形成される。なお、電気メッキ工程においては、梁部に磁性材料層を形成しないことが好ましい。
図6は、磁気リードスイッチ1の製造方法の第2の実施の形態を示している。図6には、図1に示す磁気リードスイッチ1をV−V線で切断した部分での製造工程が工程別に示されている。
図6(A)は、図2(G)(H)の工程に相当している。第2の実施の形態では、図2(E)(F)の工程の後に、シリコン層11の表面に、段差部25を形成する。この段差部25は、可動電極部7bとなる部分と固定電極部6bとなる部分の境界部において、Y方向に延びるように形成される。段差部25のX方向の両側部は、上方に向かって互いに離れる方向に傾斜する傾斜部25a,25aとなっている。
図6(B)は、図3(A)(B)の工程に相当している。ここでは、第1の固定層5と可動層7および第2の固定層6となる部分にレジスト層21が形成されるが、このときレジスト層21を、前記傾斜部25a,25aと段差部25の底部の一部を覆うように形成する。
図6(C)は、図3(D)の工程に相当しており、レジスト層21で覆われていない領域でメッキ下地層12がミリング処理で除去され、さらにディープRIEエッチング処理により、レジスト層21とメッキ下地層12で覆われていないシリコン層11が除去される。
その後、レジスト層21を除去し、図6(D)に示すように、メッキ下地層12の上に磁性材料層13と接触金属層14が電気メッキ処理により形成される。
図6(D)に示す実施の形態では、固定電極部6bの可動電極部7bと対向する側部において、シリコン層11に段差部25と傾斜部25aが残り、段差部25と傾斜部25aの表面にメッキ下地層12が形成されている。そのため、磁性材料層13の膨らみ部13aがシリコン層11の上に強固に固着されて形成される。同様に、可動電極部7bの固定電極部6bと対向する側部でも、シリコン層11に段差部25と傾斜部25aが残り、段差部25と傾斜部25aの表面にメッキ下地層12が形成されている。そのため、磁性材料層13の膨らみ部13bがシリコン層11の上にしっかりと固定されて形成される。
図6に示す製造方法では、固定電極部6bと可動電極部7bの磁性材料層13に膨らみ部13a,13bを安定した形状でしかも高い強度で形成することが可能になる。
また、磁気リードスイッチ1の製造方法のさらに他の実施の形態として、次に工程を採用することが可能である。
図2(G)(H)において、シリコン層11の表面にメッキ下地層12を形成した後に、第1の固定層5と第2の固定層6および可動層7となるべき領域を除く部分にレジスト層21を形成し、第1の固定層5と第2の固定層6および可動層7となるべき領域において、メッキ下地層12の上に磁性材料層13をメッキ工程で形成する。その後、レジスト層21を除去し、磁性材料層13をマスクとして使用して、第1の固定層5と第2の固定層6および可動層7となるべき領域を除く部分のメッキ下地層12とシリコン層11を除去する。
この製造方法によっても、第1のアンカー層4aと第2のアンカー層4bの上に、シリコン層11とメッキ下地層12と磁性材料層13とが積層された3層構造の第1の固定層5と第2の固定層6および可動層7が形成される。
その後に、固定電極部6bのうちの少なくとも可動電極部7bに対向する側部において、磁性材料層13の表面に接触金属層14を形成する。また、可動電極部7bのうちの少なくとも固定電極部6bに対向する側部において、磁性材料層13の表面に接触金属層14を形成する。
1,1A,1B,1C 磁気リードスイッチ
2 基板
4 酸化シリコン層
4a 第1のアンカー層
4b 第2のアンカー層
5 第1の固定層
5a 第1の支持部
5b 磁気吸引部
6 第2の固定層
6a 第2の支持部
6b 固定電極部
7 可動層
7a 梁部
7b 可動電極部
11 シリコン層
12 メッキ下地層
13 磁性材料層
13a,13b 膨らみ部
14 接触金属層
21 レジスト層
25 段差部
25a 傾斜部

Claims (11)

  1. 支持部と、前記支持部から延びる梁部と、前記梁部の先部に設けられた可動電極部と、前記可動電極部に対向する固定電極部とを有する磁気リードスイッチにおいて、
    前記固定電極部が磁性材料層を有しており、
    前記梁部がシリコン層を有し、
    前記可動電極部が、前記梁部から連続する前記シリコン層と、少なくとも一部が前記シリコン層に重ねられた磁性材料層とを有することを特徴とする磁気リードスイッチ。
  2. 前記梁部が、前記シリコン層に重ねられた磁性材料層を有しており、前記磁性材料層は、前記梁部から前記可動電極部まで連続している請求項1記載の磁気リードスイッチ。
  3. 前記シリコン層は、前記支持部と前記梁部と前記可動電極部に連続して設けられている請求項1または2記載の磁気リードスイッチ。
  4. 前記支持部が、前記シリコン層に重ねられた磁性材料層を有している請求項3記載の磁気リードスイッチ。
  5. 前記固定電極部がシリコン層とその上に重ねられた前記磁性材料層とを有している請求項3または4記載の磁気リードスイッチ。
  6. シリコン基板上に、酸化シリコンのアンカー層が設けられ、前記アンカー層の上に前記支持部を構成する前記シリコン層と前記固定電極部を構成する前記シリコン層が固定されている請求項5記載の磁気リードスイッチ。
  7. 前記固定電極部では、前記磁性材料層がその下に位置する前記シリコン層よりも前記可動電極部側へ膨らみを有し、前記可動電極部では、前記磁性材料層がその下に位置する前記シリコン層よりも前記固定電極部側へ膨らみを有している請求項5または6記載の磁気リードスイッチ。
  8. 前記固定電極部は、前記シリコン層の前記可動電極部に対向する部分に段差部が形成されて、前記固定電極部を形成する前記シリコン層の表面から前記段差部までメッキ下地層が形成され、
    前記可動電極部は、前記シリコン層の前記固定電極部に対向する部分に段差部が形成されて、前記可動電極部を形成する前記シリコン層の表面から前記段差部までメッキ下地層が形成されており、
    前記固定電極部を形成する前記磁性材料層と、前記可動電極部を形成する前記磁性材料層は、前記メッキ下地層の上に形成されたメッキ層である請求項7記載の磁気リードスイッチ。
  9. 前記固定電極部は、前記シリコン層の前記可動電極部に対向する部分に傾斜部が形成されて、前記固定電極部を形成する前記シリコン層の表面から前記傾斜部までメッキ下地層が形成され、
    前記可動電極部は、前記シリコン層の前記固定電極部に対向する部分に傾斜部が形成されて、前記可動電極部を形成する前記シリコン層の表面から前記傾斜部までメッキ下地層が形成されており、
    前記固定電極部を形成する前記磁性材料層と、前記可動電極部を形成する前記磁性材料層は、前記メッキ下地層の上に形成されたメッキ層である請求項7記載の磁気リードスイッチ。
  10. 前記可動電極部を形成する前記磁性材料層は、少なくとも前記固定電極部と対向する表面に接触金属層が形成され、前記固定電極部を形成する前記磁性材料層は、少なくとも前記可動電極部と対向する表面に接触金属層が形成されている請求項1ないし9のいずれかに記載の磁気リードスイッチ。
  11. 前記固定電極部と離れて形成されて前記可動電極部に対向する磁気吸引部が設けられて、前記磁気吸引部が磁性材料を有しており、
    前記固定電極部と前記磁気吸引部との距離の最小値よりも、前記可動電極部と前記固定電極部との距離の最小値の方が小さい請求項1ないし10のいずれかに記載の磁気リードスイッチ。
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