JP2009152194A - 導電性機械的ストッパを有するmemsスイッチ - Google Patents

導電性機械的ストッパを有するmemsスイッチ Download PDF

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Abstract

【解決手段】基板32と、前記基板に結合された可動アクチュエータ33と、基板接点35と、基板電極36と、前記可動アクチュエータに電気的に結合され、かつ前記可動アクチュエータが前記基板接点と接触することを可能にしつつ、前記可動アクチュエータが前記基板電極と接触することを防止するように構成された導電性ストッパ39とを備えている。
【効果】導電性ストッパは可動アクチュエータが基板電極と接触することを防止する。
【選択図】図3

Description

本発明は一般に、導電性機械的ストッパを有する微細電子機械システム(MEMS)スイッチに関する。
微細電子機械システム(MEMS)は、一般にサイズの範囲がマイクロメートルからミリメートルの小型密封パッケージ内の電子機械デバイスである。マイクロスイッチの形態のMEMSデバイスは、可動アクチュエータの下、又はその他の近傍に基板上に配置されたゲート又は基板電極の作用で固定電気接点の方向に移動される、ビームとも呼ばれる可動アクチュエータを有している。可動アクチュエータは、静電吸引力、磁気吸引力及び反撥、又はビームの自由端と固定接点との間の空隙を閉じる熱誘発による示差膨張などの加えられる力で曲折する可撓性ビームであってよい。
図1は、従来技術による開状態、すなわち非導通状態のMEMSスイッチの断面図を示している。MEMSスイッチ10は、図示のように、基板12と、基板12の上に配置された絶縁層14と、ソース電極18に機械的に結合され、又は固定された可動アクチュエータ23とを含んでいる。可動アクチュエータ23は、可動アクチュエータ23が撓むと上に配置された基板接点15と接触するが、基板12から電気的に絶縁される可動接点17を含んでいる。基板電極16は、作動電圧が基板電極16に印加されると可動アクチュエータ23が撓んで可動接点と固定(例えば基板)接点とを接触させて電流の流れを可能にするように、可動アクチュエータ23の下に配置される。このような導通状態で導電性可動アクチュエータ23が基板電極16と接触し、スイッチが電気的短絡することを避けるため、通常は図2に示すように基板電極の上の誘電体層20が被覆される。この誘電体層は基板電極16の上に配置されることが多いが、その代わりに可動アクチュエータ23の下に被覆されてもよい。
しかし、このような誘電体絶縁層は時間の経過とともに電荷をトラップし、動作不良(例えば電極の固着を生ずる)、作動及びスタンドオフ電圧を変化させ、スイッチの応動時間を変化させ、その動作寿命を短縮するなど、アクチュエータ2の動作に悪影響を及ぼすことがある。それは、不慮の作動によって不都合な導通モード及び/スイッチの損傷を引き起こすことがある電力導電通の用途では、特に問題になることがある。
一実施形態では、MEMSスイッチは基板と、基板に結合された可動アクチュエータと、基板接点と、基板電極と、可動アクチュエータに電気的に結合され、かつ可動アクチュエータが基板接点と接触することを可能にしつつ、可動アクチュエータが基板電極と接触することを防止するように構成された導電性ストッパとを含んでいる。
別の実施形態ではMEMSスイッチは、基板と、基板に結合された可動アクチュエータと、基板接点と、基板電極と、基板上に配置され、導電性ストッパと可動アクチュエータとが同じ電位を保つように可動アクチュエータに電気的に結合された導電性ストッパとを含んでいる。
さらなる実施形態では、MEMSスイッチは、基板と、基板に結合され、導電性ストッパを備える可動アクチュエータと、基板接点と、基板電極と、スイッチが作動されると導電性ストッパが導電性トレースと電気的に接触し、可動アクチュエータが基板接点と電気的に接触するように、可動アクチュエータに電気的に結合され、少なくとも部分的に可動アクチュエータの下で基板上に配置された導電性トレースとを含んでいる。
さらに別の実施形態では、共通の基板上に形成されたMEMSスイッチアレイが提供される。スイッチアレイは、基板に結合された第1の可動アクチュエータと、基板に結合された第2の可動アクチュエータと、少なくとも部分的に第1及び第2の可動アクチュエータの下で基板上に位置する基板電極と、第1及び第2の可動アクチュエータが基板電極の状態に基づいて基板接点と電気的に接触するように、少なくとも部分的に第1及び第2の可動アクチュエータの下で基板上に位置する基板接点とを備えている。スイッチアレイはさらに、可動アクチュエータに電気的に結合され、かつ可動アクチュエータが基板接点と接触することを可能にしつつ、可動アクチュエータが基板電極と接触することを防止するように構成された少なくとも1つの導電性ストッパを備えている。
本発明の上記の、及びその他の特徴、態様、及び利点は、図面全体を通して同様の文字が同様の部品を表す添付図面を参照して以下の説明を読めばよりよく理解されよう。
本発明の実施形態によって、従来は基板電極を可動アクチュエータから分離する従来の誘電性絶縁層が省かれているMEMSスイッチ及びスイッチアレイが記載される。本発明の様々な実施形態により、可動アクチュエータに電気的に結合され、可動アクチュエータが基板接点と接触することを可能にしつつ、可動アクチュエータが基板電極と接触することを防止するように構成された導電性ストッパが備えられる。導電性ストッパは可動アクチュエータが基板電極と接触することを防止するため、従来のMEMSスイッチに使用される誘電性絶縁体を省き、それによって不都合な電荷累積源を無くし、本明細書に記載のMEMSスイッチのスタンドオフ電圧を高めることが可能になる。さらに、可動アクチュエータと導電性ストッパとを電気的に結合することによって、これらを同じ電位に保ち、それによって、従来のMEMSスイッチがこうむり易い可動アクチュエータと導電性ストッパとの間のアーク放電の機会を最小限にすることができる。
以下の詳細な説明では、本発明の様々な実施形態を完全に理解するために多くの特定の細部が記載される。しかし、本発明の実施形態はこれらの特定の細部がなくても実施でき、本発明が記載の実施形態に限定されるものではなく、本発明を様々な代替実施形態で実施できることを当業者は理解しよう。
さらに、様々な動作を、本発明の理解に有用な方法で実行される複数の個別ステップとして記載できる。しかし、記載の順序は、これらの動作が提示される順序で実行される必要があることや、順序によって異なることを示唆するものと解釈されるべきではない。さらに、「一実施形態」の語句を繰り返し用いても、同じ実施形態である場合もあるが、必ずしも同じ実施形態を意味するものではない。最後に、本出願で用いられる「備える」、「含む」「有する」などの用語、並びにそれらの変化形は、別途指摘されない限り同義語であることを意図するものである。
MEMSは一般に、微細加工技術によって共通基板上に機械素子、電気機械素子、センサ、アクチュエータ、及びエレクトロニクスなどの機能的に別個の複数の素子を集積することができるミクロンスケールの構造のことを言う。しかし、MEMSデバイスで現在利用可能な多くの技術及び構造は、僅か数年後には、サイズが例えば100ナノメートル以下の構造のようなナノテクノロジーを使用したデバイスを介して利用できるようになる。したがって、本文献を通して記載される実施形態の例はMEMSベースのスイッチングデバイスを意味するものの、実施形態は広義に解釈されるべきものであり、別途限定されない限り、マイクロサイズのデバイスのみに限定されるべきではないことを言明する。
図3は、本発明の一実施形態による導電性機械的ストッパを含むMEMSスイッチ30の断面図を示す。図示した実施形態では、MEMSスイッチ30は、導電性、準導電性、又は絶縁性であってよい基板32を含んでいる。基板32が導電性である実施形態では、(以下にさらに記載するように)基板電極と基板接点の間、及びそれらの中での不都合な短絡を防止するために分離層又は電気絶縁層34を被覆してもよい。導電性基板の非限定的な実施例には、シリコン及びゲルマニウムから形成された導電性基板が含まれ、一方、電気絶縁層の非限定的な実施例には窒化シリコン、酸化シリコン、及び酸化アルムニウムが含まれる。
MEMSスイッチ30はさらに、アンカ38によって基板32に機械的に結合又は固定された(ビームと呼ばれることが多い)可動アクチュエータ33を含んでいる。一実施形態では、可動アクチュエータ33は導電性であり、電流がアンカ38のベースにある「ソース」接点(図示せず)から可動アクチュエータ33を通り、(ドレン接点と呼ばれることがある)基板接点35を通って流れることができる。一実施形態では、可動アクチュエータ33は金又は金合金から形成されるが、可動アクチュエータ33はさらに、MEMSスイッチの設計に応じて、抵抗性又は非導電性材料、及び1つ又は複数の応力補償層を含んでいてもよい。同様に、基板接点35は多様な導電性材料又は化合物又はその合金から形成されてもよい。一実施形態では、基板接点35は例えば金又は金合金から製造されてもよい。基板32はいずれかの所望の電位でバイアスされてもよい。一実施形態では、基板と可動アクチュエータ33との間の引力(それに限定されるものではないが、例えば静電及び磁気吸引力)を低減するため、基板は可動アクチュエータ33と同じ電位でバイアスされてもよい。これは基板接点電極を介して、又はアンカ38を基板32に電気的に接続することによって達成可能である。
図示した実施形態では、MEMSスイッチ30はさらに、基板電極36を含んでいる。基板電極36も1つ又は複数の導電性材料、化合物又はその合金を含んでいてもよい。基板接点35の場合のように、基板電極36は同様に金又は金合金からなっていてもよい。さらに、基板電極36と基板接点35とを同じフォトリソグラフィ処理マスクから形成してもよい。一実施形態では、基板電極36の導電性材料は、可動アクチュエータと基板電極とが直接接触することを防止するために従来使用されている誘電体層を加えずに露出状態に留められる。その上、一実施形態によれば、可動アクチュエータ33の底面はさらに、基板電極36の露出した導電性表面の反対側の露出した導電性表面を含んでいてもよい。
図示した実施形態では、可動アクチュエータ33は、固定端(例えばアンカ38)と、基板電極36と可動アクチュエータ33との間に電圧差を印加すると基板32の方向に撓む可動端37とを有する片持ちビームである。しかし、本明細書の教示は、図示したMEMSスイッチ以外の別の形態のMEMSスイッチにも同様に適用できる。例えば、可動アクチュエータ33を、ブリッジ又はダイアフラム型スイッチと類似した2つ以上の端部又は側部に固定することができよう。同様に、可動アクチュエータ33は図示のようにほぼ基板面外(例えば基板と垂直)で作動してもよく、又はほぼ基板面内(例えば基板と平行)で作動してもよい。
本発明の一実施例によれば、作動すると可動アクチュエータが基板接点との接触を可能にする一方、可動アクチュエータが1つ又は複数の基板電極と接触することを防止するために1つ又は複数の導電性ストッパが設けられる。図3及び図4に示すように、スイッチの作動で可動アクチュエータ33が可動端37で撓んで基板接点35と接触することを可能にする一方、可動アクチュエータ33が基板電極36と接触することを防止するように、導電性ストッパ39を基板32上に設けてもよい。導電性ストッパ39は1つ又は複数の導電性材料又は化合物、又はその合金を含んでいてもよい。さらに、導電性ストッパ39は可動アクチュエータ33と同じ材料から形成されてもよく、又は異なる材料から形成されてもよい。導電性ストッパ39と可動アクチュエータ33とが異なる材料から製造される実施形態では、導電性ストッパ39と可動アクチュエータ33との間のアーク放電の機会を低減するため、導電性ストッパ39が可動アクチュエータ33よりも高い抵抗率を有するように導電性ストッパ39を設計してもよい。
各導電性ストッパ39は、(例えば図3、4、及び5に示すように)基板上に、又は(例えば図6に示すように)可動アクチュエータの一部として製造可能であり、又は(図7及び8に示すように)基板上に形成された第1の部分と、可動アクチュエータ33の一部として形成された少なくとも1つの他の部分とを有する2つの部分に分割してもよい。導電性ストッパ39が基板上に形成される実施形態では、基板接点35又は基板電極36を形成するために使用されるものと同じリソグラフィ処理マスクを使用して導電性ストッパを形成することができる。
一実施形態では、基板電極36が基板接点35と導電性ストッパ39との間に位置するように導電性ストッパ39を配置してもよい。基板電極が基板接点と近いほど可動アクチュエータを基板接点に方向に引っ張る力が強くなる。1つ又は複数の基板電極36が基板接点35と導電性ストッパ39との間に位置するように導電性ストッパ39を配置することによって、可動アクチュエータ33と基板接点35とのより良好な接触をもたらすために可動端37での作動力を高めることが可能である。任意選択で、本明細書に記載のどの実施形態でも、可動アクチュエータ33の可動端37上に追加の導電性接点を設けてもよい。
一実施形態によれば、導電性ストッパ39の形状因子を多様な要因に応じて変更してもよい。例えば、単一のMEMSスイッチ用の導電性ストッパは柱又はポストと類似していてもよく、一方、スイッチアレイ用の導電性ストッパはビームに類似していてもよい。一実施形態では、導電性ストッパは、その長さ又は幅以上の高さ(例えば可動アクチュエータ33の方向に延びる寸法)を有していてもよい。一実施形態では、可動電極33が導電性ストッパに接触する前に基板接点35に接触するように導電性ストッパ39を構成してもよい。代替実施形態では、可動電極33が導電性ストッパに接触するとほぼ同時に基板接点35に接触するように導電性ストッパ39を構成してもよい。さらに別の実施形態では、可動電極33が基板接点35に接触する前にまず導電性ストッパ39に接触するように導電性ストッパ39を構成してもよい。このような実施形態では、導電性ストッパ39は基板接点35の高さ以上の高さを有していてもよい。導電性ストッパ39を基板接点35よりも高く(例えば可動アクチュエータ33に近い高さ)製造することによって、可動接点33の実効共振周波数を高めることができ、その結果、基板接点35と可動アクチュエータ33との分離がより迅速になる。さらに、導電性ストッパ39を基板接点35よりも高くすることによって、可動アクチュエータ33は最初の導電性ストッパ39に接触し、ビームを作動するためにより高い吸引電圧が必要になる。
一実施形態では、導電性ストッパ39は、導電性ストッパ39と可動アクチュエータ33とが同じ電位を保持するために可動アクチュエータ33に電気的に結合される。例えば電力導通用途では、そうでなければ可動アクチュエータ33と機械的ストッパ39が異なる電位になることがあるので、これは望ましい特徴である。一方、その結果生ずる電位差は機械的ストッパ39と可動アクチュエータ33との間に吸引力を生ずることがある。それによって、可動アクチュエータ33は不都合な時に作動し、又は撓むことがあり、ひいてはスイッチのスタンドオフ電圧が低下する。一実施形態では、機械的ストッパ39などの1つ又は複数の機械的ストッパを導電性トレース31によって可動接点33に電気的に結合してもよい。一実施形態では、導電性トレース31を、少なくとも部分的に可動アクチュエータ33の下にある電気絶縁層34の表面上に、又はそれ以外の上方に通してもよい。導電性トレース31は、銅、金、アルミニウム、プラチナ又は金属合金などの1つ又は複数の導電性材料から形成されてもよい。
図5は、本発明の一実施形態による1つ以上の導電性機械的ストッパを含むMEMSスイッチの断面図を示す。図示のように、MEMSスイッチ50は少なくとも1つの付加的な導電性ストッパ59を含んでいる。導電性ストッパ59は導電性ストッパ39とほぼ同じ材料であり設計でよい。あるいは、導電性ストッパ59と導電性ストッパ39とは、所望の用途に応じて異なる形状因数(高さを含む)を有していてもよい。一実施形態では、導電性ストッパ59と導電性ストッパ39とは、前述の導電性トレース31とほぼ同じ設計でよい導電性トレース51によって可動アクチュエータ33と電気的に結合されてもよい。加えて、MEMSスイッチ50はさらに、図5に示した基板電極56などの1つ又は複数の付加的な基板電極を含んでいてもよい。このような付加的な基板電極は各々、前述の基板電極36とほぼ同じ形状及び機能のものでよい。
図6は、本発明の一実施形態による導電性ストッパを有する可動アクチュエータを含むMEMSスイッチの断面図を示す。前述のMEMSスイッチの実施形態の場合と同様に、MEMSスイッチ60は基板32と、電気絶縁層34と、基板接点35と、基板電極36とを含んでいる。しかし、基板部分の一部として形成されている導電性ストッパを含むのではなく、MEMSスイッチ60は可動アクチュエータ63に結合され、又はその他の態様で一体化された可動導電性ストッパ69を含んでいる。加えて、スイッチが作動すると導電性ストッパ69が導電性トレース61に接触するように、導電性ストッパ69のほぼ下の位置から(例えばアンカ38を介して)可動アクチュエータ63まで通される導電性トレース61が設けられている。一実施形態では、導電性ストッパ69を導電性トレース61から隔てる距離は、可動アクチュエータ63を基板接点35から隔てる距離とほぼ同一である。
図7は、本発明の一実施形態による分割された導電性ストッパを有するMEMSスイッチの断面図を示す。図示した実施形態では、MEMSスイッチ70は可動接点63と結合又は一体化された第1の可動部79aと、基板に結合され、スイッチ70が作動すると第1の可動部79aと接触するように配置された、固定された第2の部分79bとを含む、分割又は区分された導電性ストッパを有することが示されている。一実施形態では、固定された第2の部分79bはさらに、導電性トレース71によって可動アクチュエータに電気的に結合されてもよい。前述の導電性トレース(31、51、61)の場合と同様に、導電性トレース71を電気絶縁層34の上又は下に通してもよい。
図8は、本発明の一実施形態による分割された導電性ストッパと導電性接点バンプとを有するMEMSスイッチの断面図を示す。MEMSスイッチ70の場合と同様に、MEMSスイッチ80はさらに、可動アクチュエータ83上の第1の可動部79aと、可動部の下に位置する第2の固定部79bとを有する分割された導電性ストッパを含んでいてもよい。加えて、MEMSスイッチ80はさらに、可動アクチュエータ83が作動すると基板接点85に接触する可動アクチュエータ83上の導電性接点バンプ89などの突出部を含んでいてもよい。導電性接点バンプ89を加えることによって、図示のような基板接点の高さよりも高い(基板電極86などの)基板電極を有することが可能になる。
図9は、各々が少なくとも1つの導電性ストッパ99を有する2つのMEMSスイッチ98を含むMEMSスイッチアレイ90の一実施形態を示す。説明目的のため、MEMSスイッチアレイ90には2つのMEMSスイッチだけが示されている。しかし、図示されていないが、MEMSスイッチアレイ90は直列、並列又は直列−並列配置で結合されたより多数のMEMSスイッチを含んでいてもよい。MEMSスイッチアレイ90内の各MEMSスイッチは、基板102上に配置された「ソース」接点100に固定された2つの可動アクチュエータ93を含んでいる。可動アクチュエータ93はこれも基板102上に位置する基板電極96及び基板接点95を越えて延在し、又は突出している。前述のように、基板102はさらに、基板102と1つ又は複数の基板電極96、基板接点95及びソース電極100又はアンカ98との間に配置された電気絶縁層(図示せず)を含んでいてもよい。
一実施形態によれば、各MEMSスイッチはさらに導電性ストッパ99を含んでいる。前述のように、導電性ストッパ99は基板102上、可動アクチュエータ93上、又は一部を基板102上に、一部を可動アクチュエータ93上に製造してもよい。導電性ストッパ99が少なくとも部分的に基板102上に製造される実施形態では、導電性ストッパ99を導電性トレース91及びソース接点100及び/又はアンカ98を介して可動アクチュエータ93に電気的に結合してもよい。導電性ストッパ99が少なくとも部分的に可動アクチュエータ上に製造される実施形態では、スイッチの作動時にだけ導電性ストッパ99を導電性トレース91に電気的に導通させてもよい。加えて、各MEMSスイッチはさらに、可動アクチュエータ93の下側に含まれる1つ又は複数の導電性接点バンプ109を含んでいてもよい。
本明細書では本発明のある特定の特徴だけを図示し、説明してきたが、当業者には多くの修正及び変更が可能である。したがって、添付のクレームは本発明の真の趣旨に含まれるこのような修正及び変更の全てを網羅することを意図するものである。
従来技術によるMEMSスイッチの開状態又は非導通状態の断面図である。 従来技術によるMEMSスイッチ10の作動状態の断面図である。 本発明の一実施形態による、導電性機械的ストッパを含む開状態のMEMSスイッチ30の断面図である。 本発明の一実施形態による、導電性機械的ストッパを含む作動状態のMEMSスイッチ30の断面図である。 本発明の一実施形態による、1つ以上の導電性機械的ストッパを含むMEMSスイッチの断面図である。 本発明の一実施形態による、導電性ストッパを有する可動アクチュエータを含むMEMSスイッチの断面図である。 本発明の一実施形態による、分割された導電性ストッパを有するMEMSスイッチの断面図である。 本発明の一実施形態による、分割された導電性ストッパと導電性接点バンプとを有するMEMSスイッチの断面図である。 少なくとも1つの導電性ストッパを有する少なくとも2つのMEMSスイッチを含むMEMSスイッチアレイの一実施形態を示す図である。
符号の説明
10 従来技術のMEMSスイッチ
12 基板
14 絶縁層
15 基板接点
16 基板電極
17 可動接点
18 ソース電極
20 誘電体層
23 可動アクチュエータ
30 導電性機械的ストッパを有するMEMSスイッチ
31 導電性トレース
32 基板
33 可動アクチュエータ
34 電気絶縁層
35 基板接点
36 基板電極
37 可動端
38 アンカ/ソース
39 導電性ストッパ
50 複数の導電性機械的ストッパを含む開状態のMEMSスイッチ
51 導電性トレース
56 基板電極
59 導電性ストッパ
60 導電性ストッパを有する可動アクチュエータを有するMEMSスイッチ
61 導電性トレース
63 可動アクチュエータ
69 可動導電性ストッパ
70 分割された導電性ストッパを有するMEMSスイッチ
71 導電性トレース
79a 導電性ストッパの可動部
79b 導電性ストッパの固定部
80 分割された導電性ストッパと導電性接点バンプとを有するMEMSスイッチ
83 可動アクチュエータ
85 基板接点
86 基板電極
89 接点バンプ
90 MEMSスイッチアレイ
91 導電性トレース
93 可動アクチュエータ
95 基板接点
96 基板電極
98 アンカ
99 導電性ストッパ
100 接点
102 基板
109 接点バンプ

Claims (10)

  1. MEMSスイッチ(30、50、60、70、80)であって、
    基板(32)と、
    前記基板(32)に結合された可動アクチュエータ(33、63、83)と、
    基板接点(35、85)と、
    基板電極(36、56、86)と、
    前記可動アクチュエータ(33、63、83)に電気的に結合され、かつ前記可動アクチュエータ(33、63、83)が前記基板接点(35、85)と接触することを可能にしつつ、前記可動アクチュエータ(33、63、83)が前記基板電極(36、56、86)と接触することを防止するように構成された導電性ストッパ(39、59、69、79)とを備えるMEMSスイッチ。
  2. 前記可動アクチュエータ(33、63、83)及び前記基板電極(36、56、86)が前記基板(32)から電気的に絶縁される請求項1記載のMEMSスイッチ。
  3. 前記可動アクチュエータ(33、63、83)が導電性ビームを備える請求項1記載のMEMSスイッチ。
  4. 前記導電性ストッパ(39、59)が前記導電性ビームよりも高い抵抗率を有する請求項3記載のMEMSスイッチ。
  5. 前記導電性ストッパ(39)が前記基板(32)上に位置し、前記基板電極(36)が前記導電性ストッパ(39)と前記基板接点(35)との間に位置する請求項1記載のMEMSスイッチ。
  6. 前記導電性ストッパ(39、59)が、前記可動アクチュエータ(33)が前記基板接点(35)に接触する前に前記導電性ストッパ(39、59)に接触するように構成される請求項5記載のMEMSスイッチ。
  7. 前記可動アクチュエータ(33、63、83)に電気的に結合され、少なくとも部分的に前記可動アクチュエータ(33、63、83)の下で前記基板(32)上に位置する導電性トレース(31、61、71)をさらに備える請求項1記載のMEMSスイッチ。
  8. 前記基板(32)と前記基板電極(36、56、86)との間の絶縁層(34)をさらに備え、前記導電性トレース(31、61、71)が前記基板(32)と前記絶縁層(34)との間に位置する請求項7記載のMEMSスイッチ。
  9. 前記導電性ストッパ(69)は、前記可動アクチュエータ(63)が作動されると前記導電性ストッパ(69)が前記導電性トレース(61)に接触するように前記可動アクチュエータ(63)と一体化される請求項7記載のMEMSスイッチ。
  10. 共用基板(102)上に形成されたMEMSスイッチアレイ(90)であって、
    前記基板(102)に結合された第1の可動アクチュエータ(93)と、
    前記基板(102)に結合された第2の可動アクチュエータ(93)と、
    少なくとも部分的に前記第1及び第2の可動アクチュエータ(93)の下で前記基板(102)上に位置する基板電極(96)と、
    前記第1及び第2の可動アクチュエータ(93)が前記基板電極(96)の状態に基づいて前記基板接点(95)と電気的に接触するように、少なくとも部分的に前記第1及び第2の可動アクチュエータ(93)の下で前記基板(102)上に位置する基板接点(95)と、
    前記可動アクチュエータ(93)に電気的に結合され、かつ前記可動アクチュエータ(93)が前記基板接点(95)と接触することを可能にしつつ、前記可動アクチュエータ(93)が前記基板電極(96)と接触することを防止するように構成された少なくとも1つの導電性ストッパ(99)とを備えるMEMSスイッチ。
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